「モスラ対ゴジラ」の版間の差分
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| 作品名 = モスラ対ゴジラ |
| 作品名 = モスラ対ゴジラ |
2021年9月6日 (月) 03:33時点における版
モスラ対ゴジラ | |
---|---|
監督 | |
脚本 | 関沢新一 |
製作 | 田中友幸 |
出演者 | |
音楽 | 伊福部昭 |
撮影 | |
編集 | |
製作会社 | 東宝 |
配給 | 東宝 |
公開 | |
上映時間 | 89分[3] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 15億5000万円[4] |
前作 |
モスラ (モスラ) キングコング対ゴジラ (ゴジラ) |
次作 | 三大怪獣 地球最大の決戦 |
『モスラ対ゴジラ』(モスラたいゴジラ)は、1964年(昭和39年)4月29日に公開された日本映画。ゴジラシリーズの第4作であり、『モスラ』の続編でもある[5][注釈 1]。製作・配給は東宝。カラー、東宝スコープ[3]。上映時間は89分[3][5]。併映は『蟻地獄作戦』[6][3]。
初回興行時の観客動員数は351万人[7]。登場怪獣はゴジラ、モスラ(幼虫・成虫)。主要襲撃地点は名古屋。
概要
タイトルのとおり、モスラとゴジラの闘いを初めて描いた作品。本作品でのゴジラはモスラに対する悪役であり[8][9]、昭和シリーズで唯一、怪獣同士の闘いにおける黒星を喫している。また、ゴジラとしては初めて操演怪獣との対決となった[10]。
本作の公開された1964年には『宇宙大怪獣ドゴラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』と怪獣映画が3本公開されており、後の第一次怪獣ブームの土台を築いたとされる[9][5]。
一見単純な娯楽作品の体裁をとりつつも、「観光開発ブーム」「背後の興行師による暗躍」「新聞の第三権力化」など、さり気なく当時の世相への批判が盛り込まれている。主人公が新聞記者という設定は、当時の社会派推理小説ブームを反映しているものである[5][注釈 2]。
1972年頃には『モスラ』と『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を編集した8ミリ映画と、ソノシートとセットの絵本「モスラ アタック東京!」が発売されており、本作の国内盤DVDの特典に収録されている。
脚本の準備稿では、悪役である虎畑次郎は登場せず、虎畑役の佐原健二は準主役として動物学者の原健也という役でキャスティングされていた[11]。完成作品では、原の立ち位置は三浦博士に置き換えられており、この変更の結果、東宝特撮作品では珍しく佐原が悪役を演じることとなった[11]。佐原は、それまで出演した東宝特撮作品では青年科学者のような役が多かったため、悪役に挑戦したと述べている[12]。
ストーリー
巨大台風8号が日本を通過した翌日、毎朝新聞[注釈 3]の記者である酒井と助手の純子は、高潮の被害を受けた倉田浜干拓地[注釈 4]で虹色に光る肉片のような物体を見つける。一方、静之浦[注釈 5]の海岸には巨大な卵が漂着する。ハッピー興行社の熊山は漁民から卵を買い取り、静之浦の海岸に孵化施設を兼ねたレジャーランド「静之浦ハッピーセンター」の建設を始める。
三浦博士と酒井らは巨大な卵を調査するが、彼らの目の前に小美人が現れる。小美人によると、巨大な卵はインファント島に唯一残っていたモスラの卵で、卵を失った島の人々は悲しんでいるという。酒井たちは卵を返還するよう抗議活動を始めるが、熊山はそれに応じないどころか、小美人まで売るように言い放つ。実は大興行師・虎畑二郎が熊山の後ろ盾となっており、抗議活動は頓挫する。落胆した小美人は、インファント島へ帰ってしまう。
そんな折、酒井と純子は三浦に呼び出され、放射能洗浄を受ける。倉田浜で見つけた物体から、放射能が検出されたのだ。酒井たちは調査のために倉田浜干拓地へ赴くが、その眼前でゴジラが出現し、四日市市のコンビナート地帯と名古屋市を蹂躙する。酒井たちはインファント島へ飛び、原住民たちにモスラの力を借りたいと懇願するが、「悪魔の火」と呼ぶ核実験によって島を荒らされ、モスラの卵の返還をも拒まれた原住民たちと小美人は、激しい人間不信を抱いていた。しかし、酒井たちの必死の訴えを聞き入れたモスラは、寿命が近づく身を押して日本へ飛び立つ。
ゴジラは、金銭トラブルから熊山を射殺してしまった虎畑が滞在するホテルを破壊し、虎畑もその際に逃げ遅れて落命する。ゴジラがモスラの卵がある静之浦に迫ったところへモスラが飛来し、寿命と引き換えの武器である毒鱗粉をも用いた戦いを繰り広げるが、ゴジラへの決定的なダメージとはならず、モスラは最後の力で卵をかばうように着地し、寿命により力尽きてしまう。
モスラに勝利したゴジラに対し、自衛隊は3000万ボルトに達する放電作戦で挑む。ゴジラは凄まじい電圧にもがき苦しむが、装置は限界を超えた放電を強行したために故障してしまったうえ、ゴジラの反撃によって特車隊も壊滅させられる。無敵となったゴジラが小学校の教師と生徒たちが残された岩島に迫り、小美人が祈りの歌を歌う中、モスラの卵が孵化し始める。
孵化した双子の幼虫モスラは岩島に向かい、ゴジラに糸を吹き付けて動きを封じ、撃退する。まもなく、無事に教師と生徒たちを救出した酒井たちは、インファント島へ帰っていく幼虫たちと小美人を見送りながら、人間不信のない社会を作ることを決意するのだった。
海外公開版との相違
1964年5月、ヘンリー・G・サパースタインが本作のアメリカ合衆国における配給権を取得し[16]、アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズが配給を担当した[16]。
当初の海外版ではタイトルでモスラが秘匿され、『GODZILLA VS. THE THING』 となっていた[2]。セリフはすべて英語に吹き替えられており、田崎潤と藤木悠の「卵も逃げたのか?」「いえ、卵には足がありませんから」というやり取りは、図らずも「エッグ(卵)」と「レッグ(脚)」をかけた洒落になっている。
名古屋に現れたゴジラが名古屋城を破壊して海へ向かうカットの後、国連派遣の新鋭艦隊[注釈 6]が出動し、浜辺を歩くゴジラにミサイル攻撃を行なうシーンがある[1][2][10]。海外版の完成フィルムでは、このミサイルが国連大使のセリフで「高性能誘導弾フロンティアミサイル」と説明されている。また、ミサイル艦隊の後尾で風にはためくアメリカの星条旗がアップになるカットがある[1]。ロケーションは静岡県浜松の中田島砂丘で、擬似夜景処理を施してオープン撮影で行われた[17][10]。国内版予告には、この浜辺を歩くゴジラの映像がある。当初、このシーンは海外向けの追加シーンとされていたが[1]、実際には決定台本にも存在しており、ロリシカ国の新兵器「誘導弾フロンティア」と紹介されている[18]。
1990年代半ばにはこの海外版と日本版をセットにしたLDが発売され、2008年1月には5枚組DVD-BOX「ゴジラDVDコレクション I」の特典ディスクとしてDVD化された[19]。
登場人物
酒井 市郎 ()[20]- 毎朝新聞社会部記者[20]。
- モスラの卵を独占しようとするハッピー興行社のやり方に対し、報道の力で世論に訴えかける[20]。
中西 純子 ()[21]- 毎朝新聞の新人カメラマン[21]。写真には芸術性を求めるタイプ[21]。
三浦博士 ()[22][注釈 7]- 動物学を専攻する京南大学教授[22]。モスラの卵やゴジラの皮膚片などを調査する[22]。
- 準備稿では、登場が予定されていた原健也の師という設定であった[11]。
中村 二郎 ()[21]- 毎朝新聞社会部記者[21]。半熟ゆで卵が好物[21]。
- 怠惰な勤務態度でデスクによく怒られているが、モスラの卵が漂着した際にはヘリで駆けつけたり、ゴジラが岩島に上陸した際には酒井らとともに住民を救出するなどの行動力を見せる[21]。
虎畑 次郎 ()[9][23][注釈 8]- 興行界を影で操るといわれる人物[23]。父親は政財界の大物である虎畑万造[23]。
- 熊山の黒幕としてモスラの卵を中心に静之浦ハッピーセンターを建設し、一大レジャー事業を目論むが、ゴジラの出現により頓挫する[23]。大金を盗もうとした熊山を撃ち殺すが、自身もゴジラが破壊したホテルの下敷きとなり死亡する[23]。
丸田デスク ()[24]- 毎朝新聞社会部デスクで、酒井らの上司[24]。
熊山 ()[25]- ハッピー興行社の社長[25]。漂着したモスラの卵を網元から買い取り、見世物として大儲けを企む[25]。
- その後、虎畑の入れ知恵により静之浦ハッピーセンターの建設をはじめるが、ゴジラの上陸により計画が頓挫し、一文無しとなる[25]。虎畑のホテルから大金を盗もうとしたところを、虎畑に射殺される[25]。
小林 ()[26]- 岩島分教場の女性教師[26]。ゴジラが上陸した岩島に生徒らとともに取り残されてしまい、洞窟に避難する[26]。
登場兵器・メカニック
架空
人工雷発生装置 ()[11][27][28]- ゴジラを撃滅するために自衛隊が行った「A作戦」と「B作戦」に投入された装置[11]。送電用鉄塔の頂上に取り付けられており、変電所から電気を回してもらうことで、200万ボルトから最大3000万ボルトまでの電流を発生させ、それをゴジラに向けて発射する[11]。
- 「A作戦」では特に効果は与えられずゴジラに破壊されてしまうが、「B作戦」では帯電ネットとの組み合わせによってゴジラの全身に電流を浴びせ、もがき苦しむほどのダメージを与え、あと一歩で倒せるところまで追いつめる。しかし、ゴジラに止めを刺そうと限界以上に電圧を上げたことで電線が焼き切れて電流が止まったうえ、最後は立ち直ったゴジラの放射能火炎によって溶解し、作戦は失敗する。
- 特殊帯電ネット[29]
- 「B作戦」にて、人工雷発生装置の威力を高めるために投入された巨大ネット。電気を通す材質で作られており、これをゴジラの全身に被せることで、体中へ一度に強力な電流を浴びせることができる。KV-107II-4中型輸送ヘリコプターの4機編隊で1枚ずつ輸送され、作中では3個編隊が計3枚をゴジラに向けて投下している。
- フロンティアミサイル(ミサイル巡洋艦)
- 海外版に登場。劇中の国連大使の説明によれば「高性能誘導弾」とのこと。国連の派遣した艦隊から発射され、浜辺を進むゴジラを転倒させたものの、それ以上のダメージには至らなかった。
- ミサイルを発射した軍艦(星条旗が掲げられている)は、前部甲板と後部甲板にそれぞれ2基ずつの単装式ミサイル発射機を備える一方、艦砲やヘリコプター搭載能力を有していないオリジナル艦。幹部将校を載せた旗艦の艦番号は29となっている。
実在
自衛隊
- 61式特車[30][31][28]
- GMC 2.5tトラック
- 3/4tトラック(ダッジM37/WC52型・Q4W70型)
- 1/4tトラック(三菱型・ウィリスMB型)
- トヨタ ボンネットトラック
- F-86F戦闘機[32][33]
- C-46輸送機[34][35][28]
- UF-2救難機
- KV-107II-4中型輸送ヘリコプター[36][28]
- 107mm迫撃砲M2
- 75mm無反動砲M20
- 7.62mm小銃M1
- M1騎銃
警察
民間
エピソード
ゴジラが名古屋城を破壊するシーンは、特撮カメラマンの有川貞昌によると、撮影中に中島が転倒して城を破壊してしまったが、予算とスケジュールの両面から撮り直しは不可能だったため、編集で処理したという[37]。
名古屋の中心部に現れたゴジラは、まず名古屋城の南東方向に位置するテレビ塔を倒壊させるが、名古屋城には城の北西方向から近付いている。
なお、東宝のビデオ『特撮未使用フィルム大全集』[注釈 9]には、ゴジラが名古屋城を壊そうとするも模型が頑丈すぎて模型が壊れなかった映像が収録されている。
スタッフ
東宝公式サイトのMOVIE DATABASEによる[39]。
- 製作:田中友幸[注釈 10]
- 脚本:関沢新一
- 音楽:伊福部昭
- 撮影:小泉一
- 美術:北猛夫
- 録音:矢野口文雄
- 照明:小島正七
- 編集:藤井良平
- 監督助手:梶田興治
- 製作担当者:森本朴
- スチール:土屋次郎
- 整音:下永尚
- 音響効果:西本定正
- 現像:東京現像所
- 特殊技術
- 特技監督:円谷英二
- 監督:本多猪四郎
キャスト
東宝公式サイトのMOVIE DATABASEによる[39]。
- 酒井市郎:宝田明
- 中西純子:星由里子
- 三浦博士:小泉博
- 中村二郎:藤木悠
- 虎畑次郎[9][注釈 8]:佐原健二
- 小美人:ザ・ピーナッツ(伊藤エミ、伊藤ユミ)
- 丸田デスク:田崎潤
- 熊山:田島義文
- 県会議員:田武謙三
- 老校長:佐田豊
- 静之浦の網元:谷晃
- 対策本部長:藤田進
- 神主:沢村いき雄
- 船着場の船員:山本廉
- 自衛隊員:野村浩三
- 船着場の警官:堤康久
- 自衛隊幹部:津田光男
- 警察幹部:大友伸
- 静之浦の漁師:大村千吉
- インファント島長老:小杉義男
- 小林先生:八代美紀
- 静之浦の漁師:岩本弘司
- 浜風ホテルのウェイトレス:丘照美
- ハッピー興行社社員:大前亘
- 静之浦の漁師:土屋詩朗、熊谷卓三、宇野晃司、中山豊
- 記者:古田俊彦、澁谷英男、宇留木耕嗣、越後憲三
- ハッピー興業社社員:権藤幸彦、佐藤功一
- 静之浦の漁師:安芸津広
- 自衛隊員:岡部正、坂本晴哉、久野征四郎
- ハッピー興業社社員:高木弘
- 警察幹部:山田圭介
- ハッピー興業社社員:広田新二郎
- 漁師:砂川繁視
- 輸送機操縦員:川村郁夫
- 輸送機操縦補佐:緒方燐作
- 自衛隊通信士:鈴木治夫
- 岩島分教場の生徒たち:劇団・あすなろ
- ゴジラ:手塚勝巳(補佐)、中島春雄[10]
※映画クレジット順
ビデオソフト
- 1980年代初頭にVHS・ベータマックスが同時発売された。短縮版フィルムを使用し、画面もスタンダードサイズにトリミングされている。その後、ノーカット・シネスコサイズの完全版も発売された。
- レーザーディスクは1985年に発売された。ノーカットフィルムだが画面はワイド風にトリミングされている。1996年の再発売版で、ようやくオリジナルのシネスコ(東宝スコープ)画面版が発売された。
- DVDは2003年4月25日発売[40]。ノーカット、シネスコ収録。
- 2008年1月25日発売のトールケース版「ゴジラDVDコレクション I」に収録されており[19]、単品版も同時発売。
- 2005年4月22日発売の「GODZILLA FINAL BOX」に収録されている。
- 2014年5月14日、60周年記念版版発売。
- 2016年6月15日、東宝DVD名作セレクション版発売。
- Blu-ray Discは2010年3月19日発売。
漫画化
久松文雄作画により『冒険王』 1964年5月号別冊付録に掲載。
小説化
上田高正『モスラ対ゴジラ』講談社〈講談社X文庫〉、1984年。ISBN 4061900080。
- このノベライズ版では、岩島にはもし破壊されれば日本列島の大半が汚染される規模の原子力発電所があり、記者会見をする官房長官が国民に対して民族移動を決意するように呼びかけるなどの差異がある。
再上映
- 1970年冬の東宝チャンピオンまつりで、経費を省くためにオリジナルネガが裁断され、尺を縮めた再編集版がリバイバル上映された[3]。その後、オリジナルネガは復元されている。同時上映は『柔の星』(新作)『アタックNo.1 涙の世界選手権』『昆虫物語 みなしごハッチ』の3本。2016年に本作のBDに特典映像として収録され、2017年の『ゴジラ全映画DVDマガジン』でDVD化された。
- 1980年には、冒頭部にハイライトシーンを加え、新たに再編集した短縮版が『ドラえもん』長編映画シリーズ第1作である『ドラえもん のび太の恐竜』との2本立てで再上映された[3]。この興行では、松本零士がゴジラを描いたイラストポスターが使われ、新たにイメージソング「ゴジラ」が制作された。双方ともDVDに収録されている。
- 1983年には、20歳前後の世代を中心に数年前より起きていたゴジラのリバイバルブームに応じ、全国主要都市で行われたゴジラシリーズをはじめ東宝特撮作品の人気作10本をセレクトした特集上映「復活フェスティバル ゴジラ1983」の1本として、オリジナル公開版がニュープリント上映された。
後年への影響
『ウルトラマンサーガ』(2012年公開)でゴメス (S) が地中から現れるシーンは、本作でゴジラが倉田浜干拓地から出現するシーンへのオマージュであり、これは元々ゴメスがゴジラの着ぐるみの改造であることを意識した演出である[41]。
『Shall we ダンス?』(1996年公開)や『それでもボクはやってない』(2007年公開)の周防正行監督は、「初めてハマったポップカルチャー」として本作を挙げている[42]。
脚注
注釈
- ^ 本作の親モスラは、『モスラ』で孵化、成虫となった個体。「モスラ (架空の怪獣)」も参照。
- ^ 同時期、他の東宝特撮作品でも新聞記者や刑事が主人公であることが多い[5]。
- ^ 架空の新聞社[13]。『ゴジラ』にも登場しているが、所在地が異なる[13]。『キングコング対ゴジラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』『ゴジラvsキングギドラ』『ゴジラvsデストロイア』では紙面が登場[13]。
- ^ 架空の地名[14]。
- ^ 架空の地名[15]。卵の漂着を報じた毎朝新聞に、「静岡県田方郡静之浦村」と表記されている。
- ^ 資料によってはアメリカ第7艦隊と紹介しているものもあるが[1]、誤り[要出典]。
- ^ 劇中の新聞記事では、三浦俊助というフルネームが記載されている。
- ^ a b 東宝スタジオ・メールのポスターには、「虎畑万造(役)」と記載されている。作中のセリフでは「万造」は虎畑の父親の名前である[23]。
- ^ 2008年2月22日には、7枚組DVD-BOX『ゴジラDVDコレクション II』の特典ディスクとしてDVD化された[38]。
- ^ 海外版の製作者クレジットは田中友幸と藤本真澄の連名になっている。
出典
- ^ a b c d e ヒットブックスVSモスラ 1992, p. 74, 「東宝怪獣激闘外伝」
- ^ a b c ゴジラ1954-1999超全集 2000, p. 206, 「海外バージョン大研究」
- ^ a b c d e f g 東宝特撮映画大全集 2012, p. 78, 「『モスラ対ゴジラ』」
- ^ 1980年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ a b c d e 大辞典 2014, pp. 320–321, 「作品紹介 モスラ対ゴジラ」
- ^ 蟻地獄作戦 - MOVIE WALKER PRESS
- ^ 『ゴジラ 東宝チャンピオンまつりパーフェクション』アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年、162頁。ISBN 9784048669993。
- ^ ゴジラ1954-1999超全集 2000, p. 96, 「メイキング オブ モスラ対ゴジラ」
- ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, p. 79, 「『モスラ対ゴジラ』作品解説/俳優名鑑」
- ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, p. 81, 「『モスラ対ゴジラ』撮影秘話/川北監督に訊く」
- ^ a b c d e f 東宝特撮映画大全集 2012, p. 80, 「『モスラ対ゴジラ』怪獣図鑑/兵器図録/資料館」
- ^ ヒットブックスVSメカゴジラ 1993, pp. 104–105, 「出演者インタビュー 佐原健二」
- ^ a b c 大辞典 2014, p. 257, 「ま 毎朝新聞/毎朝新聞社」
- ^ 大辞典 2014, p. 95, 「く 倉田浜干拓地」
- ^ 大辞典 2014, pp. 142–143, 「し 静之浦」
- ^ a b パトリック・マシアス 著、町山智浩 訳「『ゴジラ対悪魔』を作ろうとした男」『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』太田出版、2006年、64頁。ISBN 978-4778310028。
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- ^ a b 大辞典 2014, p. 192, 「COLUMN11 オリジナルとは違う海外のゴジラ」
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- ^ a b c 大辞典 2014, p. 265, 「み 三浦」
- ^ a b c d e f 大辞典 2014, p. 209, 「と 虎畑次郎/虎畑万造」
- ^ a b 大辞典 2014, p. 263, 「ま 丸田」
- ^ a b c d e 大辞典 2014, p. 94, 「く 熊山」
- ^ a b c 大辞典 2014, p. 125, 「こ 小林」
- ^ 大辞典 2014, p. 153, 「し 人工雷発生装置」
- ^ a b c d e オール東宝メカニック大図鑑 2018, pp. 82–83, 「『モスラ対ゴジラ』」
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- ^ 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 306, 「通常兵器 [陸上]」
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- ^ 東宝特撮メカニック大全 2003, p. 303, 「通常兵器 [航空]」
- ^ 大辞典 2014, p. 67, 「か カーチスC-46D」
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- ^ 『ゴジラ・デイズ ゴシラ映画クロニクル1954〜1998』集英社文庫、1998年、259 - 260頁。ISBN 4087488152。
- ^ “ゴジラDVDコレクションⅡ (7枚組)”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2021年2月22日閲覧。
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- ^ 「DVD & VIDEO Selection」『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、89頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ 『ウルトラマンサーガ』劇場版パンフレットより。
- ^ “終の信託 : 周防正行監督に聞く「弱みを見せまいと頑張る姿がバレリーナ時代の草刈民代と重なった」”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2012年10月28日) 2015年10月4日閲覧。
参考文献
- 『モスラ/モスラ対ゴジラ』東宝出版事業室〈東宝SF特撮映画シリーズ〉、1985年。ISBN 4924609048。
- 講談社ヒットブックス(講談社)
- 『ゴジラvsモスラ』構成・執筆・編集 岩畠寿明、小野浩一郎(エープロダクション)、講談社〈講談社ヒットブックス30〉、1992年12月18日。ISBN 4-06-177730-0。
- 『テレビマガジンビジュアル全集 ゴジラvsメカゴジラ』構成・執筆・編集 岩畠寿明、小野浩一郎(エープロダクション)、講談社〈講談社ヒットブックス43〉、1993年12月30日。ISBN 4-06-177741-6。
- ヤマダマサミ、岩崎百合子、林慶樹『大ゴジラ図鑑』ホビージャパン、1995年。ISBN 4894250594。
- ヤマダマサミ『大ゴジラ図鑑2』ホビージャパン、1995年。ISBN 4894251175。
- 『ゴジラ1954-1999超全集』構成・執筆 間宮“TAKI”尚彦、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2000年1月1日。ISBN 4-09-101470-4。
- 『東宝特撮メカニック大全1954-2003』監修 川北紘一、新紀元社、2003年4月10日。ISBN 978-4-7753-0142-5。
- 川北紘一『特撮魂 東宝特撮奮戦記』洋泉社、2010年。ISBN 9784862485151。
- 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。
- 野村宏平 編著 編『ゴジラ大辞典【新装版】』笠倉出版社、2014年8月7日(原著2004年12月5日)。ISBN 978-4-7730-8725-3。
- 『オール東宝メカニック大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK 別冊映画秘宝〉、2018年6月14日。ISBN 978-4-8003-1461-1。
- DVD『三大怪獣 地球最大の決戦』(東宝)中島春雄インタビュー
外部リンク
- モスラ対ゴジラ - 日本映画データベース
- モスラ対ゴジラ - allcinema
- モスラ対ゴジラ - KINENOTE
- モスラ対ゴジラ - 文化庁日本映画情報システム
- モスラ対ゴジラ - MOVIE WALKER PRESS
- モスラ対ゴジラ - 映画.com
- Godzilla vs. the Thing - オールムービー
- Godzilla vs. the Thing - IMDb