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東北自動車道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
碇ヶ関トンネルから転送)
東北縦貫自動車道 > 東北自動車道
高速自動車国道
(有料)
東北自動車道
E4 東北自動車道
地図
地図
路線延長 679.5 km(国内最長)
開通年 1972年昭和47年)- 1987年(昭和62年)
起点 埼玉県川口市川口JCT
主な
経由都市
さいたま市館林市宇都宮市郡山市仙台市盛岡市鹿角市弘前市
終点 青森県青森市青森IC
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

東北自動車道(とうほくじどうしゃどう、英語: TOHOKU EXPWY[1])は、埼玉県川口市川口ジャンクション (JCT) から青森県青森市青森インターチェンジ (IC) へ至る日本最長の高速道路高速自動車国道)。略称東北道(とうほくどう)[2]である。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E4」が割り振られている[注釈 1]

概要

[編集]

埼玉県川口市を起点とし、群馬県栃木県福島県宮城県岩手県秋田県経由し青森県青森市へ至る、延長679.5キロメートル (km) の路線である。東日本の大動脈の1つであるとともに日本最長の高速自動車国道であり、全線が東日本高速道路(NEXCO東日本)の管轄路線である。

全体的には関東平野から東北地方にかけて、内陸部をほぼ南北に貫く路線である。栃木県から岩手県にかけては大部分の区間で国道4号東北新幹線東北本線とほぼ並走するルートを辿るが、埼玉県から栃木県にかけての区間は、起点の川口市からしばらく東北本線・東北新幹線と国道4号の中間部を北上した後、久喜市付近から東武伊勢崎線東武佐野線東武日光線に沿うようなルートで羽生市館林市栃木市を経由し、その後鹿沼市付近から東武日光線から離れ矢板市に向かうコースを取る[注釈 2]。滝沢IC・安代JCT以北は十和田湖の南側、秋田県北部、および青森県津軽地方を経由するため、二戸周辺や青森県三八上北地方を経由する国道4号・東北新幹線とは離れている[注釈 3]

宮城県白石市国見SA - 白石IC間に北緯38度線があり、標識で表示されている。同様に岩手県平泉町北緯39度線[注釈 4]、岩手県八幡平市松尾八幡平IC - 安代IC間に北緯40度線[注釈 5]の標識が設置されている。前述の通り、山脈の山麓部を通過していくため、路線を通しての標高はそれほど高くない[注釈 6]


国土開発幹線自動車道としての予定路線名および、高速自動車国道法に基づく路線名(正式名)は東京都練馬区・青森間を結ぶ「東北縦貫自動車道弘前線」である[4]東北自動車道は、この高速自動車国道「東北縦貫自動車道弘前線」のうち、起点・東京都練馬区から川口市までの区間[注釈 7]を除いた、川口JCT以北より青森ICまでの区間の道路名(通称名)となっている[注釈 8]

インターチェンジなど

[編集]
  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示す。
    施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
    未開通区間の名称はすべて仮称である。
  • スマートインターチェンジ (SIC) は背景色で示す。
  • 路線名の特記がないものは市町道
  • (間)は他の道路を介して接続している間接接続。
  • バスストップ (BS) のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
  • 略字は、JCTはジャンクション、ICはインターチェンジ、SAはサービスエリア、PAはパーキングエリア、TBは本線料金所、CBはチェーン脱着場(チェーンベース)をそれぞれ示す。
  • 「※」は国道4号を示す。
IC
番号
施設名 接続路線名 川口
から
(km)
BS 備考 所在地
首都高速川口線
1 川口JCT C3 東京外環自動車道 0.0 東京外環道のJCT番号は「70 埼玉県 川口市
2 浦和IC 国道122号 3.2 青森方面出口、東京方面入口 さいたま市 緑区
国道463号越谷浦和バイパス
国道122号
4.8 青森方面入口、東京方面出口
- 浦和TB 本線料金所
3 岩槻IC 国道16号岩槻春日部バイパス 10.5 岩槻区
3-1 蓮田SA/SIC 15.6 東京方面 蓮田市
埼玉県道162号蓮田白岡久喜線 18.1 宇都宮方面
SICは東京方面からの出口のみ
宇都宮方面入口は事業中[5]
- 白岡BS - 20.5 休止中 白岡市
3-2 久喜白岡JCT C4 首都圏中央連絡自動車道 24.1 一部は白岡市
圏央道のJCT番号は「70
久喜市
4 久喜IC 埼玉県道3号さいたま栗橋線 25.5
5 加須IC 国道125号 33.4 加須市
5-1 羽生IC 埼玉県道84号羽生栗橋線 39.4 羽生市
- 羽生PA - 40.6
6 館林IC 国道354号東毛広域幹線道路 46.0 群馬県
館林市
- 館林北SIC 検討中[6]
7 佐野藤岡IC 国道50号佐野バイパス 55.0 一部は栃木市 栃木県 佐野市
7-1 佐野SA/SIC 栃木県道352号佐野SAスマートインター線 57.9
7-2 岩舟JCT E50 北関東自動車道 61.8 栃木都賀JCTまで E50 北関東道との重複区間
北関東道のJCT番号は「7-1
栃木市
- 岩舟BS/CB - 63.6 BSは休止中
8 栃木IC 栃木県道32号栃木粕尾線 72.7
8-1 栃木都賀JCT E50 北関東自動車道 75.4
8-2 都賀西方PA/SIC 国道293号金崎バイパス 79.3
- 磯町BS/CB - 84.8 BSは休止中 鹿沼市
9 鹿沼IC 国道121号 91.5
- 大谷BS/SIC 栃木県道70号宇都宮今市線 97.5 BSは休止中
SICは2025年度供用開始予定[7][8][注釈 9]
宇都宮市
- 大谷PA - 99.3
10 宇都宮IC 国道119号宇都宮北道路
E81 日光宇都宮道路
103.0 ここから青森方面は4車線
10-1 上河内SA/SIC 栃木県道348号上河内スマートインター線 110.9 塩谷郡
塩谷町
11 矢板IC ※(氏家矢板バイパス
栃木県道30号矢板那須線
120.2 矢板市
11-1 矢板北PA/SIC 栃木県道272号県民の森矢板線 127.5
- 田野原BS/CB - 131.0 BSは休止中
12 西那須野塩原IC 国道400号 139.1 那須塩原市
12-1 黒磯板室IC / 黒磯PA 栃木県道351号黒磯板室インター線 145.4
13 那須IC 栃木県道17号那須高原線 152.5 那須郡
那須町
13-1 那須高原SA/SIC 栃木県道349号那須高原スマートインター線 160.5
14 白河IC 169.7 福島県 西白河郡
西郷村
- 西郷BS - 171.1
14-1 白河中央SIC 国道294号 176.4 白河市
- 阿武隈PA - 178.7
- 矢吹泉崎BS - 185.3 西白河郡 泉崎村
15 矢吹IC E80 あぶくま高原道路
186.3 あぶくま高原道路のIC番号は「1 矢吹町
15-1 鏡石PA/SIC 福島県道289号下松本鏡石停車場線 193.9 岩瀬郡
鏡石町
16 須賀川IC 福島県道67号中野須賀川線 198.2 須賀川市
- 安積PA - 206.0 郡山市
17 郡山南IC 福島県道47号郡山長沼線 207.7
17-1 郡山中央SIC 福島県道55号郡山矢吹線 211.8
18 郡山IC 国道49号 216.4
18-1 郡山JCT E49 磐越自動車道 220.2
19 本宮IC 223.1 本宮市
- 安達太良SA - 226.3
- 大玉BS/CB - 229.0 BSは休止中 安達郡
大玉村
- 大玉SIC 準備段階調査[9]
20 二本松IC 国道459号
福島県道355号須賀川二本松線
236.0 二本松市
20-1 福島松川PA/SIC 福島県道52号土湯温泉線 244.7 福島市
21 福島西IC 国道115号福島西バイパス 254.9
- 吾妻PA - 257.7
21-1 福島JCT E13 東北中央自動車道 261.1 - 桑折JCTまで E13 東北中央道との重複区間
22 福島飯坂IC 国道13号 264.9
22-1 桑折JCT E13 東北中央自動車道(相馬福島道路 269.4 伊達郡 桑折町
- 桑折BS - 270.0 休止中
23 国見IC 福島県道46号白石国見線 276.0 国見町
- 国見SA - 281.9
- 越河BS/CB - 285.9 BSは休止中 宮城県 白石市
- 白石中央SIC 291.8 2025年度ごろ供用開始予定[10]
- 白石西BS/CB - 295.0 BSは休止中
24 白石IC ※(白石バイパス 299.5
- 蔵王PA - 304.1 刈田郡
蔵王町
25 村田IC 宮城県道14号亘理大河原川崎線 311.8 柴田郡
村田町
26 村田JCT E48 山形自動車道 314.5 ここから仙台南ICまで E48 が重複付与されている
26-1 菅生PA/SIC 宮城県道31号仙台村田線 319.6
27 仙台南IC E48 仙台南部道路
国道286号
326.8 仙台市 太白区
28 仙台宮城IC 国道48号
仙台西道路/愛子バイパス
332.4 青葉区
- 仙台宮城BS/CB - 332.9 BSは休止中
28-1 泉PA/SIC 宮城県道35号泉塩釜線 342.6 泉区
29 泉IC 346.1
29-1 富谷JCT E6 仙台北部道路 349.4 仙台北部道路富谷ICとの直通不可
仙台北部道路のJCT番号は「40
富谷市
- 鶴巣PA - 354.4 黒川郡 大和町
30 大和IC 宮城県道3号塩釜吉岡線 357.1
30-1 大衡IC 宮城県道57号大衡落合線 360.3 出入り口となる交差点に大衡簡易PAがある 大衡村
30-2 三本木PA/SIC ※(三本木バイパス 366.8 大崎市
救急車緊急退出路 大崎市民病院に接続
31 古川IC 国道47号石巻新庄道路候補路線〉) 375.1
31-1 長者原SA/SIC (間)宮城県道266号化女沼公園線 381.0
- 高清水BS - 386.0 休止中 栗原市
32 築館IC 391.2
- 築館BS - 393.0 休止中
- 栗原IC みやぎ県北高速幹線道路 395.4 事業中[11]
- 志波姫PA - 396.8
33 若柳金成IC 宮城県道4号中田栗駒線 403.0
- 金成PA - 408.8
34 一関IC 国道342号 420.3 岩手県 一関市
- 中尊寺PA - 423.3 上り線
34-1 平泉SIC 424.7 西磐井郡
平泉町
- 中尊寺PA - 425.4 下り線
35 平泉前沢IC 431.8
- 前沢BS - 433.7 休止中 奥州市
- 前沢SA - 437.5
35-1 奥州SIC 岩手県道236号衣川水沢線 442.7
- 水沢BS - 445.9 休止中
36 水沢IC ※(金ケ崎バイパス 449.3
- 金ヶ崎BS/CB - 452.8 BSは休止中 胆沢郡
金ケ崎町
36-1 北上金ヶ崎IC/PA 岩手県道50号北上金ケ崎インター線 458.0 北上市
37 北上JCT E46 秋田自動車道 461.8 ここから花巻JCTまで E46 が重複付与されている
38 北上江釣子IC 国道107号 464.7
38-0 花巻PA/SIC (間)岩手県道103号花巻和賀線 472.6 花巻市
38-1 花巻南IC 岩手県道299号花巻南インター線 474.5
38-2 花巻JCT E46 釜石自動車道 478.6
39 花巻IC 岩手県道37号花巻平泉線 481.3
- 紫波SA - 489.2 紫波郡 紫波町
40 紫波IC 岩手県道46号紫波インター線 494.1
40-1 矢巾PA/SIC (間)岩手県道120号不動盛岡線 501.3 矢巾町
41 盛岡南IC 岩手県道36号上米内湯沢線
宮古盛岡横断道路(計画路線))
505.1 盛岡市
42 盛岡IC 国道46号盛岡秋田道路(計画路線)) 512.1
42-1 滝沢中央SIC 516.1 滝沢市
- 滝沢PA - 520.1
43 滝沢IC 522.1
44 西根IC 国道282号 532.2 八幡平市
- 岩手山SA - 537.3 下り線最後の給油所
45 松尾八幡平IC 岩手県道45号柏台松尾線 541.7
- 前森山PA - 544.2
- 八幡平SIC 552.1 事業中[12]
- 畑PA - 556.6
46 安代JCT E4A 八戸自動車道 563.3
47 安代IC 国道282号 564.6
- 田山PA - 573.2
- 湯瀬PA - 585.2 秋田県 鹿角市
48 鹿角八幡平IC 国道282号 590.7
- 花輪SA - 593.7
- 緊急進入路 - 川口方面出口
49 十和田IC 国道103号 602.6
49-1 小坂IC 秋田県道2号大館十和田湖線 610.7 鹿角郡
小坂町
- 小坂PA - 613.5
49-2 小坂JCT E7 秋田自動車道 617.1
- 坂梨トンネル - 長さ 約4,265 m
東北道最長のトンネル
青森県 平川市
50 碇ヶ関IC 国道7号 630.7
- 阿闍羅PA - 635.8 南津軽郡
大鰐町
- 大鰐BS - 640.0
51 大鰐弘前IC 国道7号 643.7
- 津軽SA - 646.5 平川市
52 黒石IC 国道102号(弘前黒石I.C連絡道路) 653.6 黒石市
- 牡丹平BS - 654.9
- 高舘PA - 660.8
- 羽黒平BS - 665.5 青森市
53 浪岡IC/JCT 青森県道285号浪岡藤崎線
国道7号(浪岡バイパス
E64 津軽自動車道
667.6 浪岡JCTは計画中[13]
54 青森JCT E4A 青森自動車道 677.4 青森道 - 青森IC間の直通不可[14]
青森IC 国道7号(青森環状道路 679.5

歴史

[編集]
各年ごとの開通区間
1972(11月)岩槻IC - 宇都宮IC
1973(8月)宇都宮IC - 矢板IC
(11月)白河IC - 郡山IC・白石IC - 仙台南IC
1974(12月)矢板IC - 白河IC
1975(4月)郡山IC - 白石IC
(11月)仙台南IC - 泉IC
1976(12月)泉IC - 古川IC
1977(11月)古川IC - 築館IC・一関IC - 盛岡南IC
1978(12月)築館IC - 一関IC
1979(9月)大鰐弘前IC - 青森IC
(10月)盛岡南IC - 滝沢IC
1980(3月)浦和IC - 岩槻IC
(10月)滝沢IC - 西根IC・碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC
1981
1982(10月)西根IC - 安代IC
1983(10月)安代IC - 鹿角八幡平IC
1984(9月)鹿角八幡平IC - 十和田IC
1985
1986(7月)十和田IC - 碇ヶ関IC
1987(9月)川口JCT - 浦和IC
  • 1969年昭和44年):6月に栃木県内の工区で起工式、11月6日には埼玉県の岩槻IC - 羽生IC間の工区で起工式[15]
  • 1972年(昭和47年)11月13日 : 岩槻IC - 宇都宮IC間開通。
  • 1973年(昭和48年)
    • 8月9日 : 宇都宮IC - 矢板IC間開通。
    • 11月26日 : 白河IC - 郡山IC間開通。
    • 11月27日 : 白石IC - 仙台南IC間開通。
  • 1974年(昭和49年)12月20日 : 矢板IC - 白河IC間開通。
  • 1975年(昭和50年)
  • 1976年(昭和51年)12月9日 : 泉IC - 古川IC間開通[17]
  • 1977年(昭和52年)
  • 1978年(昭和53年)12月2日 : 築館IC - 一関IC間開通。
  • 1979年(昭和54年)
  • 1980年(昭和55年)
    • 3月26日 : 浦和IC - 岩槻IC間開通。
    • 10月8日 : 滝沢IC - 西根IC間開通。
    • 10月29日 : 碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC間開通。
  • 1981年(昭和56年)8月4日 : 本宮IC開通。
  • 1982年(昭和57年)
  • 1983年(昭和58年)
    • 10月1日 : 加須IC - 佐野藤岡IC間6車線化。
    • 10月20日 : 安代IC - 鹿角八幡平IC間開通。
  • 1984年(昭和59年)
    • 6月1日 : 佐野藤岡IC - 栃木IC間6車線化。
    • 8月11日 : 栃木IC - 鹿沼IC間6車線化。
    • 9月27日 : 鹿角八幡平IC - 十和田IC間開通。
    • 11月6日 : 郡山南IC開通[19]
  • 1986年(昭和61年)
  • 1987年(昭和62年)9月9日 : 川口JCT - 浦和IC間開通により全線開通、川口JCTで首都高速川口線と接続。
  • 1988年(昭和63年)10月13日 : 村田JCT開通により山形自動車道と接続。
  • 1989年平成元年)9月7日 : 安代JCT開通により八戸自動車道と接続。
  • 1990年(平成2年)
    • 10月12日 : 小坂IC開通。
    • 10月31日 : 郡山JCT開通により磐越自動車道と接続。
  • 1992年(平成4年)
  • 1994年(平成6年)8月4日 : 北上JCT開通により秋田自動車道と接続。
  • 1996年(平成8年)10月8日 : 北上金ヶ崎IC開通。同時に相去PAが「北上金ヶ崎PA」に名称変更。
  • 1999年(平成11年)
    • 3月19日 : 鹿沼IC - 大谷PA間6車線化。
    • 11月24日 : 大谷PA - 宇都宮IC間6車線化。
  • 2000年(平成12年)7月27日 : 栃木都賀JCT開通により北関東自動車道(宇都宮上三川方面)と接続。
  • 2001年(平成13年)8月1日 : 仙台南ICで仙台南部道路と接続。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月17日 : 浦和IC(川口方面)出入口開通。
    • 11月7日 : 花巻JCT開通により釜石自動車道と接続。
    • 11月25日 : 浪岡ICで津軽自動車道と接続。
  • 2003年(平成15年)9月28日 : 青森JCT開通により青森自動車道と接続。
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    • 2月24日 : 上河内SA、那須高原SAスマートIC社会実験再開。同時に上り線にも設置。
    • 4月26日 : 泉PAスマートIC社会実験開始(2007年〈平成19年〉3月31日終了)。
    • 10月1日 : 福島松川スマートIC、長者原スマートIC供用開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 : 上河内スマートIC、那須高原スマートIC、泉PAスマートIC供用開始(24時間)。
    • 9月14日 : 鏡石PAスマートIC社会実験開始(2009年〈平成21年〉3月31日終了)。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月29日 : 黒磯板室IC開通。
    • 4月1日 : 鏡石PAスマートIC供用開始(6-22時)。
    • 6月30日 : 佐野SAスマートIC、上河内SAスマートICへの福島方面出入口追加、那須高原SAスマートICへの福島方面出入口追加の連結を許可[21]
    • 8月8日 : 白河中央スマートIC供用開始(24時間)。
    • 9月18日 : 三本木スマートIC供用開始(24時間)。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月27日 : 富谷JCT開通により仙台北部道路と接続。
    • 4月17日 : 岩舟JCT開通により北関東自動車道(佐野田沼方面)と接続。
    • 12月18日 : 大衡IC開通。上河内SAスマートIC、那須高原SAスマートICに福島方面出入口を追加しフルIC化。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日 : 東北地方太平洋沖地震の影響で路線が大きな損傷を受け、川口JCT - 碇ヶ関IC間で通行止め。
    • 4月10日 : 応急復旧工事を終え、全線開通。
    • 4月28日 : 佐野SAスマートIC供用開始(24時間)。
    • 5月29日 : 久喜白岡JCT開通により首都圏中央連絡自動車道(白岡菖蒲方面)と接続。
    • 9月5日 : 3月11日の地震被害による本復旧工事を開始(2012年〈平成24年〉12月22日まで)[22]
    • 12月1日 : 2012年3月31日まで、東日本大震災の復興支援として、白河IC - 安代ICは全日全車種、安代IC - 青森ICは土・日・祝日の普通車・軽自動車等(ETC搭載車限定)で無料措置を実施[23]
  • 2012年(平成24年)2月4日 : 蓮田SAスマートIC供用開始(24時間)。
  • 2013年(平成25年)11月30日 : 小坂JCT開通により秋田自動車道と接続。
  • 2016年(平成28年)
    • 9月11日 : 福島JCT開通により東北中央自動車道(山形方面)と接続。
  • 2017年(平成29年)12月1日 : 花巻南IC - 盛岡南IC間(約30 km)の最高速度を試験的に100 km/hから110 km/hに引き上げ[24][25]
  • 2018年(平成30年)
  • 2019年(平成31年 / 令和元年)
    • 1月13日 : 郡山中央スマートIC供用開始[28]
    • 3月1日 : 花巻南IC - 盛岡南IC間(約27 km)の最高速度を試験的に110 km/hから120 km/hに引き上げ[29][30]
    • 4月20日 : 滝沢中央スマートIC供用開始[31]
    • 7月29日 : 蓮田SA(上り線)が蓮田市黒浜から2.5 km岩槻IC寄りの同市川島に移設・拡張(スマートICは移設せず)[32]
    • 8月1日:矢吹泉崎BS運用開始。
  • 2020年(令和2年)
    • 8月2日 : 桑折JCT開通により東北中央自動車道(相馬福島道路・相馬方面)と接続[33]
    • 9月16日 : 花巻南IC - 盛岡南IC間の最高速度を正式に120 km/hに引き上げ(試行から本運用への切り替え)[34]
  • 2021年(令和3年)
  • 2022年(令和4年)
  • 2023年(令和5年)
  • 2024年(令和6年)
    • 3月13日:鏡石スマートICの利用可能時間帯が24時間に拡大[48]
    • 3月20日 : 花巻PAスマートIC供用開始[49]

路線状況

[編集]

車線・最高速度

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区間 車線 最高速度 設計速度 備考
上下線 上り線 下り線 大型特殊
三輪牽引
大型貨物
特定中型貨物
左記を除く車両
川口JCT - 浦和TB 6 3 3 80 km/h
(法定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
浦和TB - 岩槻IC 90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
120 km/h
岩槻IC - 佐野藤岡IC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
120 km/h
(指定)
※1
佐野藤岡IC - 佐野SA/SIC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
佐野SA/SIC - 宇都宮IC 100 km/h
宇都宮IC - 蔵王PA 4 2 2
蔵王PA - 泉IC 80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
泉IC - 一関IC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
100 km/h
一関IC - 平泉前沢IC 80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
平泉前沢IC - 前沢SA 120 km/h
前沢SA - 花巻南IC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
花巻南IC - 盛岡南IC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
120 km/h
(指定)
※2
盛岡南IC - 西根IC 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
100 km/h
西根IC - 大鰐弘前IC 80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
(指定)
80 km/h
大鰐弘前IC - 青森JCT 80 km/h
(法定)
90 km/h
(法定)
100 km/h
(法定)
100 km/h
青森JCT - 青森TB 2 1 1 (上り線)70 km/h(指定)
(下り線)80 km/h(指定)
80 km/h
青森TB - 青森IC 4 2 2 50 km/h
(指定)
60 km/h ※3
  • ※1 : 約41 kmの区間
  • ※2 : おおむね475.6 - 503キロポストの区間内
  • ※3 : 上り線のランプ内は50 km/hであり、下り線の一部は60 km/h

基本的に直線の多い高速道路であるが、仙台近郊、岩手県南部、岩手県八幡平地区 - 青森県津軽南部の区間では急カーブ、トンネル、急勾配の連続する線形である。そのため、これらの区間では、臨時規制時を除き常時80 km/h規制となっている。また、下記制限速度120 km/h区間でも、大型車については、これまで通り80 km/h規制(通常時)を維持する[50][51]

かつては福島トンネル(東北道で最も東京寄りのトンネル)が80 km/h、坂梨トンネル(東北道最長のトンネル)が70 km/hにそれぞれ規制されていたが、現在は前者が100 km/h、後者が80 km/hにそれぞれ緩和された。なお、福島トンネルを除くすべてのトンネルが80 km/hに規制されている。

最高速度の引き上げ

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長らく高速道路の最高速度は100 km/h以下で運用されていたが、2016年(平成28年)に警察庁が高速道路の最高速度を試験的に引き上げることを発表[52]。それを受け、花巻南IC - 盛岡南IC間の約27 kmで最高速度の引き上げが行われた。2017年(平成29年)12月1日に試験的に最高速度を110 km/hに引き上げ[24][25]2019年(平成31年)3月1日から同区間の最高速度を試験的に120 km/hに引き上げた[29]。後に、同区間は2020年令和2年)9月16日より、正式に最高速度を120 km/hとして運用されることとなった。120 km/hの指定は全国初となる[34]

2022年(令和4年)10月12日からは、岩槻IC付近 - 佐野藤岡IC付近の約41 kmの区間で最高速度が120 km/hに引き上げられた[53]。他の区間・道路での最高速度引き上げにあたっては、最高速度を110 km/hに引き上げられた後に120 km/hへの引き上げとしたのに対し、同区間は最高速度が100 km/hから120 km/hに直接引き上げる形をとった。


道路施設

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サービスエリア・パーキングエリア

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売店は、すべてのサービスエリア (SA)、羽生パーキングエリア (PA) から黒磯PAまでのすべてのパーキングエリア、および鏡石PAから滝沢PAまでの半数のパーキングエリアに設置されている。この中で、コンビニが、蓮田SA(上り線)・羽生PA(下り線)・黒磯PA・鏡石PA・吾妻PA・金成PA・津軽SAに設置されている。24時間営業の売店は紫波SAを除く蓮田SAから岩手山SAまでのすべてのSA、コンビニ化されている羽生PA・黒磯PA・鏡石PA・吾妻PA・菅生PA・金成PA・津軽SAにある。

レストランは、国見SAを除く、岩手山SA以南のすべてのサービスエリアと羽生PA(下り線)に設置されている。

ガソリンスタンドは、蓮田SAから岩手山SAまでのすべてのサービスエリアと安積PA・吾妻PA(下り線)・菅生PA・鶴巣PA・花輪SA(上り線)に設置されており、深夜営業をしていない吾妻PA(下り線)、花輪SA(上り線)以外はすべて24時間営業。下り線は岩手山SAが最終給油所となり、それより北は青森道八戸道を含めて終点まで給油所は設置されていない。

阿武隈PA・蔵王PA・泉PA・三本木PA・志波姫PA・中尊寺PA・花巻PAと前森山PA以北のすべてのPAはトイレ自動販売機のみとなっている。

トンネル

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トンネル名称 延長 区間 備考
福島トンネル 880m/909m(上り/下り)[54] 二本松IC - 福島松川PA
一関トンネル 722m/1002m[54] 一関IC - 平泉SIC
竜ケ森トンネル 1919m/1922m[54] 松尾八幡平IC - 安代JCT
保土坂トンネル 636m/592m[54]
曲田トンネル 314m/331m[54] 安代IC - 鹿角八幡平IC
梨木トンネル 812m/816m[54]
田山トンネル 1164m/1187m[54]
佐比内トンネル 370m/352m[54]
兄畑トンネル 290m/255m[54]
石通トンネル 689m/673m[54]
笹の渡トンネル 348m/368m[54]
五の宮トンネル 162m/124m[54]
亀田山トンネル 1192m/1252m[54] 十和田IC - 小坂IC
坂梨トンネル 4254m/4265m[54] 小坂JCT - 碇ヶ関IC 秋田・青森県境。東北道最長のトンネル。
碇ケ関トンネル 282m/306m[54]
大鰐トンネル 655m/665m[54] 碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC
トンネルの数
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区間 上り線 下り線
川口JCT - 福島松川PA 0 0
福島松川PA - 福島西IC 1 1
福島西IC - 一関IC 0 0
一関IC - 中尊寺PA 1 1
中尊寺PA - 平泉前沢IC 1 1
平泉前沢IC - 前森山PA 0 0
前森山PA - 畑PA 1 1
畑PA - 安代JCT 1 1
安代JCT - 安代IC 0 0
安代IC - 田山PA 2 2
田山PA - 湯瀬PA 4 4
湯瀬PA - 鹿角八幡平IC 2 2
鹿角八幡平IC - 十和田IC 0 0
十和田IC - 小坂IC 1 1
小坂IC - 小坂JCT 0 0
小坂JCT - 碇ヶ関IC 2 2
碇ヶ関IC - 阿闍羅PA 0 0
阿闍羅PA - 大鰐弘前IC 1 1
大鰐弘前IC - 青森IC 0 0
合計 17 17

総延長が長い割にトンネルは少ない。特に関東地方および宮城県の区間にはトンネルは1本もない。福島県も福島トンネルの1本のみしかない。安代JCT以北は東北道最長の坂梨トンネルをはじめトンネルが多く、この区間だけで東北道の全トンネル数の3分の2以上を占める。

主な橋梁

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橋梁名称 延長 区間 備考
川口高架橋 515m/455m(上り/下り)[54] 川口JCT - 浦和IC
岩槻高架橋 846m[54] 浦和IC - 岩槻IC
元荒川橋 111m[54] 岩槻IC - 蓮田SIC
江面高架橋 180m[54] 蓮田SIC - 久喜白岡JCT
利根高架橋 172m[54] 久喜IC - 加須IC
利根川橋 639m[54]
谷田川橋 182m[54]
渡良瀬川橋 400m[54] 館林IC - 佐野藤岡IC
高山高架橋 162m[54]
越名高架橋 179m/204m[54]
関川高架橋 267mm[54] 佐野SA - 岩舟JCT
韮川高架橋 187m[54]
永野川橋 158m[54] 岩舟JCT - 栃木IC
吹上橋 127m[54] 栃木IC - 栃木都賀JCT
思川橋 320m[54] 都賀西方PA - 鹿沼IC
黒川橋 251m[54]
姿川橋 115m[54] 鹿沼IC - 大谷PA
鬼怒川橋 603m[54] 上河内SA - 矢板IC
荒川橋 135m[54]
箒川橋 192m[54] 矢板北PA - 西那須野塩原IC
蛇尾川橋 283m[54] 西那須野塩原IC - 黒磯板室IC
那珂川橋 138m[54] 黒磯板室IC - 那須IC
余笹川橋 122m[54] 那須IC - 那須高原SA
みちのく橋 330m[54] 那須高原SA - 白河IC 栃木・福島県境
阿武隈川橋 130m[54] 白河IC - 白河中央SIC
釈迦堂川橋 106m[54] 鏡石PA - 須賀川IC
原瀬川橋 89m/111m[54] 安達太良SA - 二本松IC
水原川橋 114m/109m[54] 二本松IC - 福島松川PA
福島荒川橋 188m[54] 福島西IC - 福島JCT
福島須川橋 88m[54]
吾妻橋 248m[54]
新摺上川橋 162m[54] 福島飯坂IC - 桑折JCT
滝川橋 188m[54] 桑折JCT - 国見IC
厚樫橋 275m[54] 国見IC - 国見SA
宮城白石川橋 277m[54] 国見SA - 白石IC
宮城松川橋 174m[54] 白石IC - 村田IC
名取川橋 145m[54] 菅生PA - 仙台南IC
広瀬川第一高架橋 102m[54] 仙台宮城IC - 泉PA
広瀬川橋 105m[54]
広瀬川第二高架橋 113m[54]
七北田川橋 104m[54]
向原橋 159m[54] 泉PA - 泉IC
善川橋 104m[54] 富谷JCT - 大和IC
鳴瀬川橋 404m[54] 三本木PA - 古川IC
三本木高架橋 108m[54]
江合川橋 349m[54] 古川IC - 長者原SA
善光寺高架橋 149m/159m[54] 長者原SA - 築館IC
志波姫高架橋 139m[54] 栗原IC - 若柳金成IC
迫川橋 216m[54]
三迫川橋 144m[54]
若柳高架橋 281m[54]
夏川橋 144m/141m[54]
磐井川橋 165m[54] 若柳金成IC - 一関IC
磐井川高架橋 237m[54]
笹谷川橋 147m[54] 一関IC - 平泉SIC
戸河内川橋 113m[54] 平泉SIC - 平泉前沢IC
下衣川高架橋 127m[54]
衣川橋 155m[54]
胆沢川橋 323m[54] 水沢IC - 北上金ヶ崎IC
和賀川橋 500m[54] 北上JCT - 北上江釣子IC
豊沢川橋 124m[54] 花巻PA - 花巻南IC
方八丁高架橋 254m[54] 盛岡南IC - 盛岡IC
雫石川橋 472m[54]
岩手松川橋 194m[54] 西根IC - 松尾八幡平IC
赤川橋 101m[54]
星沢橋 116m/111m[54] 松尾八幡平IC - 安代JCT
新田橋 137m/133m[54]
軽井沢橋 141m[54]
安比川橋 124m/152m[54]
新町高架橋 470m[54] 安代JCT - 安代IC
姥子石橋 146m/159m[54] 安代IC - 鹿角八幡平IC
田山橋 317m/289m[54]
長坂橋 157m[54]
戸鎖橋 165m/169m[54]
佐比内橋 314m/327m[54]
兄畑橋 135m/163m[54]
米代川橋 217m/181m[54]
西石通橋 101m/107m[54]
居熊井橋 433m/444m[54]
笹の渡橋 250m/239m[54]
渓谷橋 135m/146m[54]
天狗橋 182m/171m[54]
八幡平橋 390m/408m[54]
寺の沢橋 114m/90m[54]
歌内川橋 171m[54]
小坂川橋 118m/114m[54] 十和田IC - 小坂IC
苗代沢橋 148m/139m[54] 小坂IC - 小坂JCT
松木沢橋 246m[54]
堀内沢橋 363m[54]
新遠部沢橋 375m[54]
津軽橋 181m/150m[54] 小坂JCT - 碇ヶ関IC
塊杉沢橋 103m/99m[54]
古懸橋 135m[54] 碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC
上平川橋 117m[54]
平川橋 130m[54]
梨子野木橋 108m[54]
浅瀬石川橋 141m[54] 黒石IC - 浪岡IC
青森本郷川橋 177m[54]
岩渡川橋 161m[54] 浪岡IC - 青森JCT

道路照明灯

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  • 川口JCT - 久喜IC
  • 蔵王PA - 仙台南IC下り線、盛岡・青森方面

連続照明区間の設定基準は1日平均5万台の交通量であり、本来なら川口JCTから栃木都賀JCTまでの全線に設置されるはずであるが、現状では川口JCT - 久喜IC間のみ設置されている。

道路管理者

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2005年(平成17年)10月の道路公団民営化後は全区間が東日本高速道路(NEXCO東日本)の営業範囲となっており、白河ICを境に南側をNEXCO東日本関東支社が、北側をNEXCO東日本東北支社がそれぞれ管轄している。

  • NEXCO東日本関東支社
    • 加須管理事務所 : 川口JCT - 佐野藤岡IC
    • 宇都宮管理事務所 : 佐野藤岡IC - 白河IC[55]
  • NEXCO東日本東北支社
    • 郡山管理事務所 : 白河IC - 本宮IC
    • 福島管理事務所 : 本宮IC - 白石IC
    • 仙台管理事務所 : 白石IC - 一関IC
    • 北上管理事務所 : 一関IC - 花巻IC
    • 盛岡管理事務所 : 花巻IC - 安代IC
    • 青森管理事務所 : 安代IC - 青森IC

ハイウェイラジオ

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  • 浦和(川口JCT - 浦和IC)
  • 蓮田(蓮田SA - 久喜白岡JCT)
  • 羽生(羽生PA - 館林IC)
  • 館林(館林IC - 佐野藤岡IC)
  • 大谷(鹿沼IC - 宇都宮IC)
  • 安積(須賀川IC - 安積PA)
  • 安達太良(安達太良SA - 二本松IC)
  • 福島(福島トンネル - 福島西IC)
  • 蔵王(白石IC - 村田IC)
  • 菅生(菅生PA - 仙台南IC)
  • 三本木(三本木PA - 古川IC)
  • 前沢(平泉前沢IC - 水沢IC)
  • 矢巾(紫波IC - 矢巾PA)

コールサイン関東支社管内(浦和 - 大谷)、東北支社管内(安積 - 矢巾)ともに「ハイウェイラジオ東北道○○」と放送される。(例: 浦和であれば「ハイウェイラジオ東北道浦和」)

交通量

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24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17年(2005年)度 平成22年(2010年)度 平成27年(2015年)度 令和3(2021)年度
川口JCT - 浦和第二IC 84,255 84,278 93,057 96,648
浦和第二IC - 浦和第一IC 84,113 85,032 95,066 86,142
浦和第一IC - 岩槻IC 94,813 96,253 95,066 96,713
岩槻IC - 蓮田SA/SIC 86,307 86,264 88,519 90,911
蓮田SA/SIC - 久喜白岡JCT 85,265 86,264
久喜白岡JCT - 久喜IC 79,964 86,328
久喜IC - 加須IC 75,858 77,411 76,679 78,276
加須IC - 羽生IC 69,401 72,228 72,516 70,344
羽生IC - 館林IC 68,739 72,174 72,745 68,147
館林IC - 佐野藤岡IC 61,411 64,923 65,952 61,277
佐野藤岡IC - 佐野SA/SIC 56,382 64,395 62,396 57,335
佐野SA/SIC - 岩舟JCT 63,717 58,661
岩舟JCT - 栃木IC 67,220 76,947 66,444
栃木IC - 栃木都賀JCT 56,100 66,784 75,707 64,491
栃木都賀JCT - 鹿沼IC 44,496 47,536 50,630 42,099
鹿沼IC - 宇都宮IC 40,308 42,133 44,905 37,977
宇都宮IC - 上河内SA/SIC 36,499 38,247 42,500 36,329
上河内SA/SIC - 矢板IC 37,468 41,770 35,766
矢板IC - 矢板北PA/SIC 33,942 33,299 38,441 32,237
矢板北PA/SIC - 西那須野塩原IC
西那須野塩原IC - 黒磯板室IC 28,928 28,475 34,764 29,140
黒磯板室IC - 那須IC 26,689 32,801 27,084
那須IC - 那須高原SA/SIC 25,997 24,081 29,972 24,872
那須高原SA/SIC - 白河IC 23,747 29,734 24,613
白河IC - 白河中央SIC 25,572 23,298 29,971 24,489
白河中央SIC - 矢吹IC 24,615 31,870 26,811
矢吹IC - 鏡石PA/SIC 27,177 25,400 32,607 27,821
鏡石PA/SIC - 須賀川IC 25,734 32,921 28,138
須賀川IC - 郡山南IC 28,375 26,407 33,182 28,604
郡山南IC - 郡山中央SIC 28,855 26,719 33,677 29,367
郡山中央SIC - 郡山IC
郡山IC - 郡山JCT 36,507 35,125 43,949 37,328
郡山JCT - 本宮IC 38,269 38,439 45,967 38,468
本宮IC - 二本松IC 39,902 39,465 46,672 39,415
二本松IC - 福島松川PA/SIC 37,949 38,179 45,255 38,867
福島松川PA/SIC - 福島西IC 37,697 37,380 44,145 38,117
福島西IC - 福島JCT 32,210 31,512 37,078 33,201
福島JCT - 福島飯坂IC 31,037
福島飯坂IC - 桑折JCT 30,810 29,792 35,024 30,890
桑折JCT - 国見IC 28,673
国見IC - 白石IC 30,361 29,417 34,632 28,227
白石IC - 村田IC 30,764 30,274 35,413 29,055
村田IC - 村田JCT 34,826 34,411 39,814 33,404
村田JCT - 仙台南IC 40,168 40,871 46,214 39,702
仙台南IC - 仙台宮城IC 33,188 35,888 37,740 30,833
仙台宮城IC - 泉PA/SIC 28,879 28,879 32,492 26,857
泉PA/SIC - 泉IC 29,933 32,348 27,074
泉IC - 富谷JCT 33,398 33,383 37,279 31,107
富谷JCT - 大和IC 36,314 44,990 38,354
大和IC - 大衡IC 33,096 33,589 42,326 35,439
大衡IC - 三本木PA/SIC 33,589 41,022 34,051
三本木PA/SIC - 古川IC 32,026 38,316 31,318
古川IC - 長者原SA/SIC 26,954 26,342 32,847 26,076
長者原SASIC - 築館IC 26,701 25,554 32,112 25,474
築館IC - 若柳金成IC 23,755 22,640 28,514 21,873
若柳金成IC - 一関IC 22,055 21,133 26,705 21,185
一関IC - 平泉SIC 22,383 21,548 26,828 21,548
平泉SIC - 平泉前沢IC
平泉前沢IC - 奥州SIC 22,475 21,888 27,252 22,357
奥州SIC - 水沢IC
水沢IC - 北上金ヶ崎IC 24,914 24,393 29,162 24,033
北上金ヶ崎IC - 北上JCT 25,475 25,025 29,855 24,915
北上JCT - 北上江釣子IC 23,659 23,253 27,720 23,476
北上江釣子IC - 花巻南IC 23,646 23,177 27,750 23,325
花巻南IC - 花巻JCT 23,922 23,297 27,885 23,804
花巻JCT - 花巻IC 24,131 23,866 29,555 25,626
花巻IC - 紫波IC 24,944 24,423 30,250 26,279
紫波IC - 矢巾PA/SIC 24,345 23,540 28,860 25,718
矢巾PA/SIC - 盛岡南IC 24,206
盛岡南IC - 盛岡IC 20,826 19,191 21,912 19,507
盛岡IC - 滝沢中央SIC 18,657 17,279 20,780 19,297
滝沢中央SIC - 滝沢IC 18,077
滝沢IC - 西根IC 16,341 15,462 18,308 15,679
西根IC - 松尾八幡平IC 14,872 14,059 16,555 13,747
松尾八幡平IC - 安代JCT 13,772 13,772 15,987 13,124
安代JCT - 安代IC 08,388 08,113 09,312 07,251
安代IC - 鹿角八幡平IC 07,963 07,498 08,875 07,016
鹿角八幡平IC - 十和田IC 07,804 07,498 08,488 06,521
十和田IC - 小坂IC 06,557 06,961 07,512 05,868
小坂IC - 小坂JCT 06,428 06,130 07,603 05,986
小坂JCT - 碇ヶ関IC 08,078 06,231
碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC 07,510 07,287 08,408 06,680
大鰐弘前IC - 黒石IC 05,620 05,276 06,243 05,139
黒石IC - 浪岡IC 06,862 07,087 07,776 06,410
浪岡IC - 青森JCT 08,480 09,797 09,519 08,432
青森JCT - 青森IC 03,051 02,980 03,526 03,005

(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

2002年度(平成14年度)(2003年度JH年報)

  • 区間別日平均交通量 : 29,745台(前年度比97.9%)

川口JCT - 栃木都賀JCTまでは各区間5万台以上あるのに対して、安代JCT - 青森ICまでは各区間1万台未満である。

  • 総交通量
    • 年間 : 92,692,976台(前年度比98.8%)
    • 日平均 : 253,953台

渋滞など

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白河IC付近の渋滞
2006年(平成18年)8月12日

ゴールデンウィーク (GW) やお盆の時期においては、大規模な渋滞が発生することは他の高速道路と同様である。GWやお盆の帰省ラッシュには40 - 60 kmに及ぶ長い渋滞が発生する。

季節に関係なく、渋滞の発生しやすい地点は上りの川口JCT、上下線の岩槻IC、利根川橋、渡良瀬川橋久喜IC加須IC羽生IC館林IC佐野藤岡IC栃木IC、八幡沢橋、宇都宮IC上河内SA鬼怒川橋矢板IC矢板北PA箒川橋西那須野塩原IC黒磯板室IC那須IC那須高原SA福島トンネルなどである。渋滞が発生しやすい時間帯は下り線は朝-午前、上り線は夕-夜である。行楽シーズン、夏場は下り線の那須IC出口で路肩本線にはみ出すぐらいの渋滞になることがある。また、大型ショッピングセンターアウトレットモールの最寄のIC(盛岡IC、黒磯板室IC、佐野藤岡ICなど)ではIC出口の料金所を先頭に本線上までの渋滞が発生する場合も多い。季節に関係なく、土日と祝日には上りの栃木IC以南の渋滞が栃木都賀JCTを過ぎて北関東道西行きへ5 km程度伸びることがある。さらに、朝や夕方には東京外環道内回りや首都高速川口線上りの渋滞が川口JCTを過ぎて東北道の浦和IC付近まで伸びてくることもある。

また、郡山JCTより南の区間は磐越自動車道常磐自動車道バイパス路線として機能しており、これにより例年であれば渋滞がある程度緩和されていた。しかし、東日本大震災直後の2011年(平成23年)のGWでは福島第一原子力発電所事故の影響で原発付近を通過する常磐道を避ける車両が東北道に集中したためか、下り線の栃木IC付近を先頭に川口JCTまで70 km以上渋滞するなど東北道では例年以上に激しい渋滞が発生した一方で、常磐道ではほとんど渋滞が発生しなかった。2015年(平成27年)3月の常磐道の全通後は東北道から常磐道への交通の転換がみられており、GWやお盆をはじめとする最混雑期に例年発生していた東北道の福島トンネルなどの渋滞が減少している。

最近では、下り線で北東北の岩手山SAから終点の青森ICまでの約140 kmの区間にガソリンスタンドがないため、岩手山SAでは特に給油目的の車が殺到し渋滞となる事が多い。さらに、かつてガソリンスタンドがあった花輪SA津軽SAのガソリンスタンド閉鎖の告知が道中に掲示されてはいるが、その事に気付かず給油に訪れたドライバーが立ち往生したり、ガス欠により路上で停車したりする問題も起きている[56]。なお、十和田ICでは、ETC装着車に限り、下り線でインターを一旦出た後、指定スタンドで給油し、1時間以内に再び下り本線に戻る場合のみ、通しの通行料金で利用できる。利用条件などの詳細は、下記脚注にあるNEXCO東日本のリリースを参照[57]

地理

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通過する自治体

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接続する高速道路

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仙台市周辺の東北道は、仙台都市圏環状自動車専用道路の一部を構成する。

ギャラリー

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脚注

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注釈

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  1. ^ 岩舟JCT - 栃木都賀JCT間は「E50」、福島JCT - 桑折JCT間は「E13」、村田JCT - 仙台南IC間は「E48」、北上JCT - 花巻JCT間は「E46」がそれぞれ重複付番されている[3]
  2. ^ 同区間で国道4号は、越谷市春日部市古河市小山市など東北道の東側を経由、一方、東北本線や東北新幹線は一度西側の大宮を経由した後久喜で高速道路と交差し、東側の古河・小山・宇都宮市街を経て矢板から並走する。
  3. ^ この区間では八戸自動車道青森自動車道が国道4号・東北新幹線と並行する。東北自動車道は青森県平川市までは国道282号およびJR花輪線と、平川市から終点の青森ICまでは国道7号およびJR奥羽本線と各々並走する。
  4. ^ あわせて看板の下に北緯39度を通る平泉ワシントンの地名も併記されている。
  5. ^ あわせて看板の下に北緯40度を通る松尾北京の地名も併記されている。
  6. ^ 標高の最高地点は松尾八幡平IC - 安代IC間の竜ヶ森トンネル南側出入口付近で標高475メートル (m)。目印として「東北自動車道 最高地点475 m」の看板が設置されている。
  7. ^ この間は東京外環道の一部。
  8. ^ 高速自動車国道の東北縦貫自動車道は、弘前線と八戸線の2路線が東京都練馬区から岩手県八幡平市まで重複しており、東北自動車道の川口JCT - 安代JCT間は、東北縦貫自動車道弘前線・八戸線が重複する道路でもある。
  9. ^ 用地取得等が順調に進んだ場合。
  10. ^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)3月31日まで。
  11. ^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)3月31日まで。
  12. ^ 当初の実験期間は2005年(平成17年)8月28日まで。

出典

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  1. ^ Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月3日閲覧。
  2. ^ 東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社 2017, p. 標識編4-12.
  3. ^ 高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. 2018年1月27日閲覧。
  4. ^ 浅井建爾 2015, p. 169.
  5. ^ 高速道路会社への事業許可およびスマートインターチェンジの準備段階調査への採択等を行いました” (PDF). 国土交通省道路局 (2019年9月27日). 2019年9月27日閲覧。
  6. ^ 館林市は引き続きスマートICの候補地選定など”. 日本工業経済新聞社 (2021年8月20日). 2022年7月21日閲覧。
  7. ^ (仮称)大谷スマートインターチェンジ”. 宇都宮市 (2022年2月25日). 2022年3月6日閲覧。
  8. ^ “大谷スマートIC、2025年度開通目指す 宇都宮市”. 下野新聞. (2022年3月5日). https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/561459 2022年3月6日閲覧。 
  9. ^ スマートインターチェンジの高速道路会社への事業許可および準備段階調査着手について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省道路局、2024年9月6日https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001762013.pdf2024年9月7日閲覧 
  10. ^ 東北道・白石中央スマートIC 25年度利用開始へ”. 河北新報. 2020年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月29日閲覧。
  11. ^ (仮称)栗原インターチェンジの連結許可について” (PDF). 宮城県土木部道路課 (2018年8月10日). 2018年8月15日閲覧。
  12. ^ スマートインターチェンジの高速道路会社への事業許可および準備段階調査着手について” (PDF). 国土交通省道路局 (2022年9月30日). 2022年9月30日閲覧。
  13. ^ 津軽道整備計画図” (PDF). 国土交通省東北地方整備局 青森河川国道事務所. 2021年12月5日閲覧。
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参考文献

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  • 浅井建爾『日本の道路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2015年10月10日。ISBN 978-4-534-05318-3 
  • 東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社『設計要領 第五集 交通管理施設』株式会社高速道路総合技術研究所、2017年7月。 

関連項目

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外部リンク

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