牧野京夫
牧野 たかお まきの たかお | |
---|---|
| |
生年月日 | 1959年1月1日(65歳) |
出生地 |
日本 静岡県榛原郡金谷町 (現:島田市) |
出身校 | 早稲田大学法学部 |
前職 | テレビ静岡記者 |
所属政党 | 自由民主党(茂木派) |
称号 | 法学士 |
公式サイト | 自由民主党 静岡県選出の参議院議員 牧野たかお WEBサイト |
選挙区 | 静岡県選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2007年7月29日 - 現職 |
静岡県議会議員 | |
選挙区 | 榛原郡選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1999年 - 2007年 |
その他の職歴 | |
自由民主党幹事長代理 総裁:岸田文雄 (2022年8月31日[1] - 現職) |
牧野 京夫[注 1](まきの たかお、1959年1月1日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)、自由民主党幹事長代理、同参議院幹事長代理、同選挙対策委員長代理[3]。
内閣府副大臣・国土交通副大臣・復興副大臣(第4次安倍第1次改造内閣)、国土交通副大臣(第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣)、外務大臣政務官(第2次安倍内閣)、静岡県議会議員(2期)、参議院災害対策特別委員長、同国土交通委員長、自由民主党参議院国会対策委員長代行、同参議院国会対策委員長代理、同総務会長代理、同静岡県支部連合会会長、同参議院副幹事長、同政務調査会水産部会長などを歴任[4][5][6]。
概要
[編集]静岡県榛原郡金谷町に生まれる(現在の居所は島田市志戸呂[7])。静岡県立島田高等学校、早稲田大学法学部卒業[8]。大学卒業後、テレビ静岡に入社し、報道記者を務める。
1995年、静岡県議会議員選挙に出馬し、初当選。3期務めた後、2007年7月の第21回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で出馬し、初当選。当選後、津島派(当時)に入会した。
2010年7月から同年10月まで、参議院国土交通委員長を務めた。2013年7月の第23回参議院議員通常選挙に自民党公認で出馬し、再選。同年9月末に行われた第2次安倍内閣の副大臣・大臣政務官人事により外務大臣政務官に任命され[9]、2014年9月の内閣改造後の人事により退任した[10]。2019年4月の塚田一郎国土交通副大臣の辞任に伴い、後任に指名された。2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に自民党公認で出馬し、再選。
2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧茂木派からは会長の茂木敏充と加藤勝信の2人が立候補した。牧野は旧岸田派の上川陽子の推薦人に名を連ねた[11]。石破茂、高市早苗、小泉進次郎の3人が競り合う構図が固まった終盤[12]、麻生太郎は9月25日に茂木と「反石破」での連携を確認し、茂木派議員の一部も取り込んだ[13][注 2]。9月27日総裁選執行。高市が得票数1位で決選投票へ進むも、岸田文雄首相の後押しを受けた石破に敗れた[16][13]。牧野は1回目は上川に投票した[17]。決選投票では 、茂木の意向に従わず、石破に投じた[17]。
政策・主張
[編集]憲法
[編集]- 9条改憲について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべき」と回答[20]。「憲法9条を改正して、自衛権を明記し、国防軍の保持を規定すべきだ」との問題提起に対し、2013年の朝日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[18]。
外交・安全保障
[編集]- 「集団的自衛権を行使できるよう、憲法解釈を見直すべきだ」との問題提起に対し、2013年の毎日新聞社のアンケートで「見直すべき」と回答[20]。
- 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2013年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[18]。2019年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[19]。
- 普天間基地の移設問題について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「名護市辺野古に移設すべき」と回答[20]。
その他
[編集]- 「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2013年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[18]。2019年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[19]。
- 永住外国人への地方参政権付与について、2013年のアンケートで「反対」と回答[18]。
- 消費税率を10%より高くすることについて、2019年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[19]。
所属団体・議員連盟
[編集]支援団体
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[21]
- 神道政治連盟[23]
著書
[編集]- 牧野たかお 『住民投票はなぜ否決されたのか ― 議員から見た住民投票制度』 ぎょうせい、2002年. ISBN 4324067651
その他
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “福田前総務会長、筆頭副幹事長に 自民が役員人事決定 国防部会長に国場氏”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2022年8月31日) 2023年11月19日閲覧。
- ^ 参議院. “参議院議員プロフィール”. 2010年7月31日閲覧。
- ^ “牧野 たかお”. 自民党ホームページ. 2023年12月5日閲覧。
- ^ “国会議員情報 牧野 京夫(まきの たかお)”. 時事ドットコム (時事通信社) 2023年12月5日閲覧。
- ^ “自由民主党参議院議員 牧野たかお プロフィール”. 牧野たかお WEBサイト. 2023年12月5日閲覧。
- ^ “牧野 たかお プロフィール”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房内閣広報室. 2023年12月5日閲覧。
- ^ “自由民主党静岡県支部連合会 政治資金収支報告書(平成30年分定期公表)” (PDF). 静岡県選挙管理委員会 (2019年11月21日). 2019年12月2日閲覧。
- ^ プロフィール 自由民主党 静岡県選出の参議院議員 牧野たかお WEBサイト
- ^ 『官報』 平成25年(2013年)10月15日付 本紙第6150号 p. 8
- ^ 『官報』 平成26年(2014年)9月9日付 本紙6371号 p. 7
- ^ “上川陽子氏の推薦人一覧 自民党総裁選2024”. 日本経済新聞 (2024年9月12日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “石破、高市、小泉の3氏が競る 決選投票確実な情勢”. 共同通信 (2024年9月25日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b 中田征志、太田晶久「『反高市』票流れる 石破新総裁 決選 岸田・菅氏が支持」 『読売新聞』2024年9月28日付朝刊、3面。
- ^ 『週刊文春』2024年10月17日号、32頁、「『高市支持』で求心力が低下 麻生太郎が政治生命の危機」。
- ^ “<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ 川口峻、竹内望 (2024年9月27日). “1回目投票2位からの逆転劇 石破氏の総裁選勝利を生んだ「秋波」”. 毎日新聞. 2024年10月11日閲覧。
- ^ a b “静岡の自民議員 総裁選誰に投票?”. 中日新聞 (2024年9月28日). 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g “静岡県選挙区”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2013参院選. 朝日新聞社. 2022年5月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “牧野京夫”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2019参議院選挙. 朝日新聞社. 2022年5月24日閲覧。
- ^ a b c d e “静岡 牧野京夫”. 2013 参院選. 毎日新聞社. 2022年5月24日閲覧。
- ^ a b “2019年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年5月27日) 2019年6月30日閲覧。
- ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』花伝社、2016年
- ^ “応援しています!”. 神道政治連盟. 2019年7月1日閲覧。
- ^ “期待します 候補を語る<4> 仕事に対する情熱尊敬”. 中日新聞. (2007年7月25日) 2014年1月9日閲覧。
- ^ みわちゃんねる 突撃永田町!!第76回目のゲストは自民党 牧野 たかお 参議院議員
外部リンク
[編集]- 自由民主党 静岡県選出の参議院議員 牧野たかお WEBサイト
- 牧野たかお事務所 (@makinotakao) - X(旧Twitter)
議会 | ||
---|---|---|
先代 松下新平 |
参議院災害対策特別委員長 2012年 - 2013年 |
次代 横山信一 |
先代 椎名一保 |
参議院国土交通委員長 2010年 |
次代 小泉昭男 |
公職 | ||
先代 左藤章 田中良生 中根一幸 佐藤ゆかり 浮島智子 磯﨑仁彦 塚田一郎 秋元司 原田憲治 |
内閣府副大臣 左藤章 田中良生 中根一幸 佐藤ゆかり 浮島とも子 磯﨑仁彦 秋元司 原田憲治と共同 2019年 |
次代 大塚拓 平将明 宮下一郎 寺田稔 亀岡偉民 松本洋平 御法川信英 石原宏高 山本朋広 |
先代 橘慶一郎 浜田昌良 塚田一郎 |
復興副大臣 橘慶一郎 浜田昌良と共同 2019年 |
次代 菅家一郎 横山信一 |
先代 田中良生 末松信介 →大塚高司 塚田一郎 |
国土交通副大臣 秋元司と共同 大塚高司と共同 2017年 - 2018年 2019年 |
次代 大塚高司 塚田一郎 →青木一彦 御法川信英 |
先代 阿部俊子 城内実 若林健太 |
外務大臣政務官 石原宏高 木原誠二と共同 2013年 - 2014年 |
次代 薗浦健太郎 中根一幸 宇都隆史 |