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|よみがな = たかのす |
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2020年2月14日 (金) 23:37時点における版
鷹ノ巣駅 鷹巣駅 | |
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たかのす Takanosu | |
所在地 | 秋田県北秋田市松葉町 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 秋田内陸縦貫鉄道(駅詳細) |
鷹ノ巣駅(たかのすえき)は、秋田県北秋田市松葉町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である[1]。
本記事では、隣接している秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の鷹巣駅(たかのすえき)についても、併せて記述する。
概要
秋田内陸線が国鉄阿仁合線だった時代には鷹ノ巣駅という1つの駅だったが、第三セクター転換時に秋田内陸縦貫鉄道の駅舎が敷地内西側に別に建てられ、鷹巣駅と称した。JRと秋田内陸縦貫鉄道の改札は別になっているが、ホームは繋がっており、実質的には同一駅である。
JRと秋田内陸縦貫鉄道はレールがつながっており、当駅を経由する両線間の直通運転は2009年度には25本あり、青森ねぶた祭や桜の開花期に合わせて運行されており[2]、2015年でも弘前 - 鷹巣 - 角館間で臨時快速列車(森吉山麓紅葉号など)が運行されている[3]。ただし、手動で分岐器を動かしてレールの切り替え、列車の入換作業をする必要があり、その作業に30分ほどかかっている[2]。信号機や連動装置などを整備して分岐を自動化するには1億6000万円の費用が必要と試算されており、導入の是非が議論されている[2]。
歴史
- 1900年(明治33年)10月7日:官設鉄道である奥羽北線(現在の奥羽本線)の一般駅として鷹ノ巣駅が北秋田郡鷹巣町に開業[1]。
- 1934年(昭和9年)12月10日:国鉄阿仁合線が開業する。
- 1973年(昭和48年)8月15日:鷹ノ巣駅にみどりの窓口オープン。
- 1986年(昭和61年)11月1日:阿仁合線が秋田内陸縦貫鉄道に転換する。同鉄道の駅は鷹巣駅と呼称する。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、奥羽本線の駅はJR東日本の駅になる。
- 2006年(平成18年) 3月18日:JR駅のみどりの窓口を廃止して「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働を開始する[要出典]。
- 2012年(平成24年)2月8日:「もしもし券売機Kaeruくん」の営業を終了し、指定席券売機利用開始[4]。
- 2015年(平成27年)10月1日:JR駅が業務委託化。鷹ノ巣駅長・助役を廃止し、大館駅長管理下となる。同時に夜間早朝の駅員配置がなくなる[要出典]。
- 2018年(平成30年)12月1日:大館駅の業務委託化に伴い、東能代駅に管理駅が変更となる。
- 2019年(平成31年)4月26日:秋田内陸線旅行センターにおけるJR券・航空券の取扱を終了。
駅構造
両社の駅は駅名が異なりかつ駅舎も個別に設けられているが、構内は共用しており改札内の乗り継ぎが可能となっている。
-
中央は奥羽本線、右は秋田内陸線のレール(大館方向を望む)
-
JR鷹ノ巣駅の新幹線
特急指定席券売機
JR東日本
JR 鷹ノ巣駅 | |
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鷹ノ巣駅 駅舎 | |
たかのす Takanosu | |
◄前山 (5.4 km) (3.2 km) 糠沢► | |
所在地 | 秋田県北秋田市松葉町3-1[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 384.9 km(福島起点) |
電報略号 | タス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
581人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)10月7日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。 東能代駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービスが受託)。直営駅時代は管理駅でもあり、前山駅・糠沢駅の2駅を管理していた。委託化に合わせて早朝夜間駅員不在となった。したがって、当該時間帯のワンマン列車の乗降扱いは無人駅に準じる。
駅舎には指定席券売機、自動券売機、待合室がある。2006年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが、2012年に営業終了し撤去された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■奥羽本線 | 上り | 東能代・秋田方面[5] |
2・3 | 下り | 弘前・青森方面[5] |
3番線は当駅始発の下り列車が使用する。なお、上下共用の待避線であり、両方向の発着と折り返しに対応している。
-
JR 出口付近
-
JR 秋田行き普通列車
-
JR 切符売り場・改札口
-
JR鷹ノ巣駅 待合室
秋田内陸縦貫鉄道
秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅* | |
---|---|
鷹巣駅 駅舎 | |
たかのす Takanosu | |
(1.3 km) 西鷹巣►► | |
所在地 | 秋田県北秋田市松葉町3-2 |
所属事業者 | 秋田内陸縦貫鉄道 |
所属路線 | ■秋田内陸線 |
キロ程 | 0.0 km(鷹巣起点) |
電報略号 | タス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日 |
備考 | 社員配置駅 |
*JRの駅とホームを共用しているため駅名標では鷹ノ巣と表記。 |
頭端式ホーム1面1線を有する地上駅。JR1番線の秋田寄りにある。
社員配置駅。駅舎には出札窓口のほか、秋田内陸線旅行センター(旅行商品のみ取り扱い)がある[6]。
-
秋田内陸線 出口付近
-
秋田内陸線 出札窓口
-
秋田内陸線 駅構内
-
左は奥羽本線1番線
右は秋田内陸線のホーム
利用状況
- JR東日本
2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は581人である。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 893 | [JR 1] |
2001年(平成13年) | 852 | [JR 2] |
2002年(平成14年) | 787 | [JR 3] |
2003年(平成15年) | 749 | [JR 4] |
2004年(平成16年) | 726 | [JR 5] |
2005年(平成17年) | 694 | [JR 6] |
2006年(平成18年) | 673 | [JR 7] |
2007年(平成19年) | 671 | [JR 8] |
2008年(平成20年) | 674 | [JR 9] |
2009年(平成21年) | 663 | [JR 10] |
2010年(平成22年) | 624 | [JR 11] |
2011年(平成23年) | 646 | [JR 12] |
2012年(平成24年) | 629 | [JR 13] |
2013年(平成25年) | 678 | [JR 14] |
2014年(平成26年) | 638 | [JR 15] |
2015年(平成27年) | 648 | [JR 16] |
2016年(平成28年) | 584 | [JR 17] |
2017年(平成29年) | 578 | [JR 18] |
2018年(平成30年) | 581 | [JR 19] |
駅周辺
南側は、駅前からアーケードのある商店街が延び、金融機関や医療機関、市役所をはじめとする公共施設が集積している。東側の国道105号沿いには、大型商業施設が進出している。北側には、列車や鉄道施設防護の防雪林があり、平坦な田園風景が広がっている。
- 北秋田市役所
- 鷹巣年金事務所
- 北秋田市立図書館
- 北秋田市文化会館
- 北秋田市交流センター
- みちのく子供風土記館
- 北秋田市民ふれあいプラザ
- 特別養護老人ホーム つむぎの彩(いろ)
- 鷹巣郵便局
- 秋田銀行鷹巣支店
- 北都銀行鷹巣支店
- 秋田県信用組合鷹巣支店
- 秋田たかのす農業協同組合本店
- 秋田県道102号大館鷹巣線
- 秋田県道24号鷹巣川井堂川線
バス路線
駅前商店街のアーケード下に「鷹巣駅前」停留所があり、秋北バスの路線バス、市街地循環バス[7]、秋北タクシーの大館能代空港へのリムジンバスが発着する。
JR鷹ノ巣駅前タクシー乗り場より大太鼓の館、伊勢堂岱遺跡のほか、大館能代空港経由で森吉山阿仁スキー場[8]、 十和田湖、八幡平・玉川温泉方面[9]へ、予約制の乗合タクシーが運行している。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■奥羽本線
- 特急「つがる」停車駅
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、20頁。
- ^ a b c 鷹巣駅、JR乗り入れ円滑化 工事費1億6000万円 - 河北新報(2010年12月11日)
- ^ 『JR時刻表』平成27年9月号 株式会社交通新聞社発行。
- ^ もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります (PDF) - JR東日本 秋田支社(2012年1月17日)
- ^ a b “時刻表 鷹ノ巣駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
- ^ http://www.akita-nairiku.com/tourism/center/
- ^ “市街地循環バス、令和元年12月1日より通年運行開始”. 北秋田市. 2019年12月6日閲覧。
- ^ “平成30年度 森吉山周遊タクシー(乗合タクシー)”. 北秋田市. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “タクシー”. 大館能代空港ターミナルビル株式会社. 2019年2月17日閲覧。
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(鷹ノ巣駅):JR東日本
- 鷹巣駅(各駅情報) - 秋田内陸縦貫鉄道