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第129師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第129師団
創設 1945年(昭和20年)4月12日
廃止 1945年昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
所在地 広東省
編成地 広東省
通称号/略称 振武
補充担任 長野師管区
最終上級単位 第23軍
最終位置 広東省 広州
バイアス湾沿岸部)
戦歴 太平洋戦争
(大陸打通作戦)
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第129師団(だいひゃくにじゅうきゅうしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

沿革

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太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)4月、独立混成第19旅団(湘桂作戦粤漢作戦に参加した後華南に駐屯中)を二分割して基幹とし、第129師団と第130師団が編成された。

第129師団は編成後、第23軍の指揮下に入り、広州近郊に展開し連合国軍の中国南部上陸に備えていたが、連合軍の中国南部上陸は無く広州近郊の淡水で終戦を迎える。

師団概要

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師団長

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  • 鵜沢尚信 中将:1945年(昭和20年)4月15日 - 終戦

参謀長

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  • 石原恕之允 大佐:1945年(昭和20年)4月15日 - 終戦[1]

最終所属部隊

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  • 歩兵第91旅団:谷肇少将
    • 独立歩兵第98大隊:三野春季少佐
    • 独立歩兵第278大隊:鶴見和典少佐
    • 独立歩兵第279大隊:高井芳衛少佐
    • 独立歩兵第280大隊:大神茂大尉
  • 歩兵第92旅団:平野儀一少将
    • 独立歩兵第100大隊:山内又兵衛中佐
    • 独立歩兵第588大隊:中西義英少佐
    • 独立歩兵第589大隊:島村清次大尉
    • 独立歩兵第590大隊:佐藤仁一郎大尉
  • 第129師団砲兵隊:土橋武男中佐
  • 第129師団工兵隊:城戸口準大尉
  • 第129師団輜重隊:小西一夫大尉
  • 第129師団通信隊:葛秀夫大尉
  • 第129師団兵器勤務隊:中川忠雄大尉
  • 第129師団野戦病院:清河宗吉軍医少佐
  • 第129師団病馬廠:中田竹三郎獣医大尉
  • 第129師団防疫給水部:岩崎与五郎軍医少佐

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』476頁。

参考文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

関連項目

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