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第73師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第73師団
創設 1944年昭和19年)7月6日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
所在地 名古屋-豊橋
編成地 名古屋
通称号/略称 怒(いかり)
補充担任 名古屋師管名古屋師管区
最終上級単位 第13方面軍
最終位置 愛知県 豊橋
戦歴 太平洋戦争
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第73師団(だいななじゅうさんしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

沿革

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1944年7月、名古屋師管で編成され中部軍に編入。当初は知多半島から駿河湾にかけての地域の防衛を担当した。のちに防衛担当区域は、豊橋南方から浜名湖までの区域に縮小され、師団司令部を名古屋から豊橋に移転した。

1945年(昭和20年)2月、新設された第13方面軍に編入した。本土決戦に備えている中で終戦を迎え、1945年9月23日に復員した。

師団概要

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歴代師団長

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参謀長

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  • 小林捨三 大佐:1944年(昭和19年)7月8日[2] - 1945年6月1日
  • 野々山秀美 中佐:1945年(昭和20年)6月1日 - 終戦[3]

最終司令部構成

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  • 参謀長:野々山秀美中佐
    • 参謀:加藤元信少佐
    • 参謀:堀部和夫少佐

最終所属部隊

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  • 歩兵第196連隊(名古屋):長谷川信哉大佐
  • 歩兵第197連隊(静岡):手島治雄大佐
  • 歩兵第198連隊(岐阜):吉川元大佐
  • 野砲兵第73連隊:野末一丸大佐
  • 工兵第73連隊:永沢正吾中佐
  • 輜重兵第73連隊:中川義弘中佐
  • 第73師団速射砲隊:土屋嵓大尉
  • 第73師団通信隊:
  • 第73師団衛生隊:加藤光雄中佐
  • 第73師団第1野戦病院:飯島正章少佐
  • 第73師団第4野戦病院:
  • 第73師団制毒隊:
  • 第73師団兵器勤務隊:
  • 第73師団病馬廠:

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』334頁。
  2. ^ 『帝国陸軍編制総覧』1028頁。
  3. ^ 『帝国陸軍編制総覧』1129頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。

関連項目

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