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第79師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第79師団
創設 1945年(昭和20年)2月6日
廃止 1945年昭和20年)
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
所在地 羅南-図們
編成地 朝鮮 羅南
通称号/略称 奏(そう)
補充担任 羅南師管区
最終上級単位 第3軍
最終位置 満州 図們
戦歴 太平洋戦争
(ソ連対日参戦)
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第79師団(だいななじゅうきゅうしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

沿革

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ソ連に対する防衛強化のため、1945年(昭和20年)2月、留守第19師団を基幹に、留守第20師団の一部を含めて編成された。

同年7月、関東軍隷下第3軍に編入され、朝鮮と満州国境に近い図們付近に移動し防禦を固めている最中、ソ連軍の侵攻となった。所属の歩兵第291連隊第3大隊は大きな損害を受けたが、多数の部隊は本格的な戦闘を交える以前に停戦となった。

師団概要

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歴代師団長

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参謀長

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  • 品部孝晴 大佐:1945年(昭和20年)2月20日 - 終戦[2]

最終司令部構成

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  • 参謀長:品部孝晴大佐
    • 参謀:平田五郎中佐
    • 参謀:浅野祐吾少佐
  • 兵器部長:瀬尾善一大佐
  • 経理部長:在田利夫主計中佐
  • 軍医部長:長谷川逸郎軍医大佐

最終所属部隊

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  • 歩兵第289連隊(羅南):松山圭助大佐
  • 歩兵第290連隊会寧):今堀元貞大佐
  • 歩兵第291連隊(羅南):杉山香也大佐
  • 騎兵第79連隊(羅南):稲波弘次少佐
  • 山砲兵第79連隊(羅南):成川一郎中佐
  • 工兵第79連隊(会寧):本村太郎少佐
  • 輜重兵第79連隊(鏡城):遠藤卓次少佐
  • 第79師団通信隊:
  • 第79師団制毒隊:
  • 第79師団兵器勤務隊:
  • 第79師団病馬廠:

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』296-297頁。
  2. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』412頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。

関連項目

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