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第11飛行師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第11飛行師団
創設 1944年(昭和19年)7月15日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 航空作戦
所在地 大阪
通称号/略称 天鷲
最終上級単位 第1航空軍
担当地域 中日本
最終位置 大阪
戦歴 太平洋戦争
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第11飛行師団(だいじゅういちひこうしだん)は、日本陸軍航空師団の一つ。

沿革

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1944年(昭和19年)7月、主として阪神地区の防空のため、第18飛行団を改編して編成され、司令部を大正飛行場に置いた。

防空に関して、主力は第15方面軍の、一部は第13方面軍の指揮を受け、関西と中京地区を担当した。

師団概要

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歴代師団長

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  • (心得)北島熊男 少将:1944年7月18日 - 1945年4月7日[1]
  • 北島熊男 中将:1945年4月7日 - 終戦[1]

参謀長

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  • 神崎清 大佐:1945年6月10日[2] - 終戦[3]

最終司令部構成

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  • 参謀長:神崎清大佐
    • 参謀:中本希生少佐
    • 参謀:岡本信人少佐
    • 参謀:野呂正男少佐
  • 高級副官:吉原理郎中佐
  • 兵器部長:渡辺重治中佐
  • 経理部長:佐藤武夫主計大佐 
  • 軍医部長:西脇忠男軍医中佐
  • 通信班長:竹本文雄少佐 

最終所属部隊

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戦闘部隊
  • 第23飛行団司令部(小牧):二田原憲治郎大佐
    • 飛行第5戦隊(五式戦):山下美明少佐
    • 飛行第55戦隊(三式戦):小林賢二郎少佐
    • 飛行第56戦隊(三式戦):古川治良少佐
    • 飛行第246戦隊(四式戦):石川貫之少佐
飛行場部隊
  • 第47航空地区司令部(小牧):外池弥中佐
    • 第42飛行場大隊(小牧):目沢広吉少佐    
    • 第61飛行場大隊(浜松):鹿子木正任大尉
    • 第62飛行場大隊(明野):岸添友次少佐        
    • 第143飛行場大隊(伊丹):久保喜栄少佐
    • 第163飛行場大隊(清洲):福本利市少佐
    • 第246飛行場大隊(大正):上野辰之助少佐

脚注

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  1. ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』406頁。
  2. ^ 第135号 昭和20年6月11日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120945600 
  3. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』472頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。
  • 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年。

関連項目

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