第11飛行師団 (日本軍)
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第11飛行師団 | |
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創設 | 1944年(昭和19年)7月15日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 航空作戦 |
所在地 | 大阪 |
通称号/略称 | 天鷲 |
最終上級単位 | 第1航空軍 |
担当地域 | 中日本 |
最終位置 | 大阪 |
戦歴 | 太平洋戦争 |
第11飛行師団(だいじゅういちひこうしだん)は、日本陸軍の航空師団の一つ。
沿革
[編集]1944年(昭和19年)7月、主として阪神地区の防空のため、第18飛行団を改編して編成され、司令部を大正飛行場に置いた。
防空に関して、主力は第15方面軍の、一部は第13方面軍の指揮を受け、関西と中京地区を担当した。
師団概要
[編集]歴代師団長
[編集]参謀長
[編集]最終司令部構成
[編集]- 参謀長:神崎清大佐
- 参謀:中本希生少佐
- 参謀:岡本信人少佐
- 参謀:野呂正男少佐
- 高級副官:吉原理郎中佐
- 兵器部長:渡辺重治中佐
- 経理部長:佐藤武夫主計大佐
- 軍医部長:西脇忠男軍医中佐
- 通信班長:竹本文雄少佐
最終所属部隊
[編集]- 戦闘部隊
- 第23飛行団司令部(小牧):二田原憲治郎大佐
- 飛行第5戦隊(五式戦):山下美明少佐
- 飛行第55戦隊(三式戦):小林賢二郎少佐
- 飛行第56戦隊(三式戦):古川治良少佐
- 飛行第246戦隊(四式戦):石川貫之少佐
- 飛行場部隊
- 第47航空地区司令部(小牧):外池弥中佐
- 第42飛行場大隊(小牧):目沢広吉少佐
- 第61飛行場大隊(浜松):鹿子木正任大尉
- 第62飛行場大隊(明野):岸添友次少佐
- 第143飛行場大隊(伊丹):久保喜栄少佐
- 第163飛行場大隊(清洲):福本利市少佐
- 第246飛行場大隊(大正):上野辰之助少佐
脚注
[編集]- ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』406頁。
- ^ 「第135号 昭和20年6月11日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120945600
- ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』472頁。
参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。
- 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年。