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第13飛行師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第13飛行師団
創設 1945年(昭和20年)2月26日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 航空作戦
所在地 南京
通称号/略称 隼魁
最終上級単位 支那派遣軍
担当地域 中国
最終位置 南京
戦歴 太平洋戦争
(ソ連対日参戦)
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第13飛行師団(だいじゅうさんひこうしだん)は、日本陸軍航空師団の一つ。

沿革

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1945年(昭和20年)2月、南中国における作戦担当のため南京で編成され、漢口に司令部を置いた。当初は広東方面の対上陸航空戦備、同作戦を担うこととなった。

1945年5月、第5航空軍朝鮮進出となり、第5航空軍が担当していた中支方面三角地帯(上海、南京、杭州)の東西航空戦備も担当となり、司令部を南京に移した。

師団概要

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歴代師団長

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参謀長

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  • 堂薗勝二 中佐:1945年3月5日 - 終戦[2]

最終司令部構成

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  • 参謀長:堂薗勝二大佐
    • 参謀:村岡長江中佐
    • 参謀:前川国雄少佐
    • 参謀:小松演少佐
  • 兵器部長:井上静雄中佐
  • 経理部長:高橋素主計中佐
  • 軍医部長:八木勇軍医中佐

最終所属部隊

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戦闘部隊
  • 第1飛行団司令部:原田潔大佐
    • 飛行第25戦隊(一式戦):金沢知彦少佐
    • 飛行第48戦隊(一式戦):鏑木健夫少佐
    • 飛行第85戦隊(四式戦):斎藤藤吾少佐
  • 第2飛行団司令部:松本理教大佐
  • 第8飛行団司令部:弘中孫六大佐
    • 飛行第16戦隊(軽爆):佐藤大六少佐
    • 飛行第44戦隊(偵察):沢山義治少佐
    • 飛行第82戦隊(司偵):奥村房夫少佐
    • 飛行第90戦隊(軽爆):鈴木武男少佐
  • 独立飛行第54中隊(直協):岡本良夫少佐
飛行場部隊
  • 第5航空地区司令部:巨勢寛弼中佐
  • 第16航空地区司令部:松本征夫大佐
  • 第26航空地区司令部:清水勗大佐
  • 第50航空地区司令部:光岡均中佐
  • 第56航空地区司令部:飯島宇八大佐
    • 第4飛行場大隊:福島勲少佐
    • 第57飛行場大隊:滝本一正少佐
    • 第58飛行場大隊:大西俊太大尉
    • 第59飛行場大隊:飯島仲秋少佐
    • 第60飛行場大隊:三宅升信少佐
    • 第91飛行場大隊:
    • 第96飛行場大隊:長通豊少佐
    • 第104飛行場大隊:横山達少佐
    • 第105飛行場大隊:城戸君蔵少佐
    • 第106飛行場大隊:国岡完少佐
    • 第129飛行場大隊:住友武寿少佐
    • 第135飛行場大隊:中島藤吉少佐
    • 第168飛行場大隊:
    • 第184飛行場大隊:鈴木秀雄少佐
    • 第186飛行場大隊:長岡英夫少佐
    • 第217飛行場大隊:大高吉治大尉
    • 第218飛行場大隊:
    • 第219飛行場大隊:
    • 第220飛行場大隊:中村進少佐
通信関連部隊
  • 第5航空通信団司令部(南京):桜井徳三郎大佐
    • 第4航空通信連隊(南京):岩間行雄中佐
    • 第14航空通信連隊(北京):讃岐武二中佐
    • 第15航空通信連隊(漢口):宮村信幸大佐
    • 第23航空通信連隊(広東):須藤三作中佐
    • 第24航空通信連隊:栗栖信之中佐
    • 第5航空固定通信隊:鷹羽泰治郎少佐
    • 第5航空測量隊:我部俊雄少佐

脚注

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  1. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』403頁。
  2. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』482頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。
  • 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年。
  • 防衛研修所戦史室『陸軍航空の軍備と運用(3)大東亜戦争終戦まで』 朝雲新聞社戦史叢書〉、1976年。

関連項目

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