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茨城県道43号茨城岩間線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
茨城岩間線から転送)
主要地方道
茨城県道43号標識
茨城県道43号 茨城岩間線
主要地方道 茨城岩間線
総延長 23.237 km
実延長 23.191 km
制定年 1959年10月14日
起点 茨城県茨城町奥谷(現道)【北緯36度17分11.8秒 東経140度25分18.8秒 / 北緯36.286611度 東経140.421889度 / 36.286611; 140.421889 (県道43号起点)
茨城県茨城町小幡(新道)
終点 茨城県笠間市下郷(現道)【北緯36度18分10.5秒 東経140度18分19.1秒 / 北緯36.302917度 東経140.305306度 / 36.302917; 140.305306 (県道43号終点)
茨城県笠間市泉(新道)
接続する
主な道路
記法
国道6号
国道355号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
茨城県道43号茨城岩間線(現道・北線)
茨城町奥谷・起点付近(2014年5月)

茨城県道43号茨城岩間線(いばらきけんどう43ごう いばらき いわません)は、茨城県東茨城郡茨城町から笠間市に至る県道主要地方道)である。

概要

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茨城町と笠間市(岩間地区)を東西に結ぶ主要地方道である。本路線は路線認定当時から指定された現道(北線)と、常磐自動車道岩間ICと連絡する新道(南線)の2本のルートがあり、それぞれの道路が約1.5〜2.5 kmの距離を置いて並行する。

歴史としては北線の方が古いが、道路規格が良く高速道路インターチェンジに接している南線の方が近年は本線としての存在感を強めている。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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1959年昭和34年)10月14日、新たな県道として東茨城郡茨城町を起点とし、西茨城郡岩間町(現、笠間市)を終点とする区間を本路線として茨城県が県道路線認定した。

年表

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  • 1959年昭和34年)10月14日
    • 現在の路線が県道茨城岩間線として路線認定される[3]
    • 道路の区域は東茨城郡茨城町大字奥谷の一級国道六号線分岐から西茨城郡岩間町大字下郷の主要地方道石岡笠間線交点までに決定される[1]
  • 1975年(昭和50年)10月27日:東茨城郡茨城町大字小幡 - 西茨城郡岩間町大字下郷に新道(11.797 km)を新設する道路区域を指定[4]
  • 1978年(昭和53年)5月22日:西茨城郡岩間町大字押辺地内に現道バイパス(1.173 km)を供用開始[5]
  • 1980年(昭和55年)12月8日:西茨城郡岩間町大字安居 - 同町大字押辺の現道に道路改良バイパス路(580 m)を供用開始[6]
  • 1980年(昭和55年)12月25日:西茨城郡岩間町大字安居地内(県道石塚石岡線 - 常磐自動車道交点)の現道に、道路改良バイパス路(1.535 m、一部県道石塚石岡線と重複)を供用開始[7]
  • 1982年(昭和57年)5月27日:西茨城郡岩間町安居(俎倉交差点) - 大字押辺の現道(2.553 km)の2車線化拡幅改良工事の区域指定[8]
  • 1987年(昭和62年)8月10日:西茨城郡岩間町大字押辺 - 同町大字市野谷の狭隘な現道(3.062 km)を拡幅2車線化する道路区域決定[9]
  • 1990年平成2年)4月9日:岩間町大字泉地内(県道上吉影岩間線交点 - 国道355号交点)のバイパス延長区間の道路区域(1.0 km)が決定[10]
  • 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道茨城岩間線が茨城岩間線として主要地方道に指定される[11]
  • 1995年(平成7年)3月30日:整理番号61から現在の番号(整理番号43)に変更される[12]
  • 2000年(平成12年)4月1日:東茨城郡茨城町小幡 - 西茨城郡岩間町大字安居の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定される[13]
  • 2001年(平成13年)3月1日:西茨城郡岩間町大字押辺の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定される[14]
  • 2004年(平成16年)3月22日:茨城町大字小幡 - 岩間町大字押辺(新道)の区間が、通行する車両の高さの最高限度4.1 mの道路に指定される[15]

路線状況

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道路法の規定に基づき、東茨城郡茨城町奥谷(主要地方道大洗友部線交差) - 同(国道6号交差)間および、茨城町小幡(小幡南交差点) - 笠間市押辺(国道355号交差)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[16]

重複区間

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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沿線にある施設など

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  • 現道(北線)
    • 茨城町立青葉中学校(茨城町奥谷)
    • 川根郵便局(茨城町上飯沼)
    • 笠間市立岩間第二小学校(笠間市押辺)
  • 新道(南線)

脚注

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注釈

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  1. ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。

出典

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  1. ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  2. ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 6
  3. ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  4. ^ 道路の区域変更(昭和50年10月27日 茨城県告示第1119号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. p. 1, (1975年10月27日) 
  5. ^ 道路の区域変更・道路の供用開始(昭和53年5月22日 茨城県告示第664号・第667号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6632号: pp. pp. 6,8, (1978年5月22日) 
  6. ^ 道路区域の変更・道路の供用開始(昭和55年12月8日 茨城県告示第1662・1663号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6893号: pp. pp. 7 - 8, (1980年12月8日) 
  7. ^ a b 道路区域の変更・道路の供用開始(昭和55年12月25日 茨城県告示第1779・1780号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第352号: pp. pp. 5 - 6, (1980年12月25日) 
  8. ^ 道路の区域指定(昭和57年5月27日 茨城県告示第848号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7043号: p. p. 7, (1982年5月27日) 
  9. ^ 道路の区域変更(昭和62年8月10日 茨城県告示1170号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7576号: p. p. 3, (1987年8月10日) 
  10. ^ 道路の区域の変更(平成2年4月9日 茨城県告示第544号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第65号: pp. pp. 2 - 3, (1990年4月9日) 
  11. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  12. ^ 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8 - 12, (1995年3月30日) 
  13. ^ 車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成12年3月2日 茨城県告示第237号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1139号: pp. pp. 6 - 11, (2000年3月2日) 
  14. ^ 車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成13年3月1日 茨城県告示第198号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1241号: pp. pp. 10 - 14, (2001年3月1日) 
  15. ^ 車両制限令の規定の基づく道路の指定(平成16年3月15日 茨城県告示第371号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1551号: pp. pp. 9 - 14, (2004年3月15日) 
  16. ^ 道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. pp. 18–28, (2018年3月19日) 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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