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1979年の阪神タイガース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1979年の阪神タイガース
成績
セントラルリーグ4位
61勝60敗9分 勝率.504[1]
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場 阪神甲子園球場
球団組織
オーナー 田中隆造
経営母体 阪神電気鉄道
監督 ドン・ブレイザー
選手会長 江本孟紀
« 1978
1980 »

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1979年の阪神タイガース(1979ねんのはんしんタイガース)では、1979年の阪神タイガースの動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、ドン・ブレイザー監督の1年目のシーズンであり、いわゆる空白の一日で渦中にあった江川卓をドラフト1位指名し、江川とのトレードで小林繁が阪神に入団したシーズンである。

概要

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 前年、球団創設以来初の最下位に沈んだチームは、雪辱を果たすべく前年まで広島のヘッドコーチだったブレイザーを監督に招聘。フロントも親会社から小津正次郎を球団社長に迎え、田中隆造本社社長が新オーナーとなるなど一新。また、ブレイザー監督の片腕として打者育成に定評のあった中西太をヘッド兼打撃コーチとして招聘し、打線の立て直しを図った。投手陣では前述の小林繁が加入し、江本孟紀山本和行工藤一彦らとローテを形成。打撃陣ではクラウンから主砲・田淵幸一を放出して獲得した真弓明信若菜嘉晴竹之内雅史に加え、この年から4番の掛布雅之マイク・ラインバック、新外国人のリロイ・スタントンが打線の中心となるなど投打ともに戦力が充実し、開幕前はAクラス候補と言われた。打線は掛布が48本で本塁打王となり、両外国人や移籍組も数字を残しリーグ1位の打率や本塁打数を記録した。投手陣も移籍1年目の小林が古巣の巨人から8勝をあげるなど22勝を挙げ、江本・山本・工藤もローテを守ったものの、防御率・失点数共にリーグ5位と低迷。開幕後の4月には藤田平が太ももの肉離れでシーズンを棒に振るアクシデントもあった。チームは前半戦にヤクルトを除く5球団で首位を争い、後半戦も大きく崩れることなく死のロードも乗り切ったが、8月下旬に1ゲーム差で本拠地に首位広島を迎えて3連敗を喫する。最後は中日にも抜かれBクラスの4位となった。優勝した広島に貯金4、5位巨人に小林繁の活躍もあり貯金8を稼いだが、その貯金を2位大洋に10個吐き出すなどちぐはぐさが目立った。なお、この年からユニフォームはホーム用、ビジター用共に輝流ラインが消え、ボタン式からプルオーバー式に変更された。

チーム成績

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レギュラーシーズン

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開幕オーダー
1 真弓明信
2 藤田平
3 掛布雅之
4 竹之内雅史
5 ラインバック
6 中村勝広
7 若菜嘉晴
8 島野育夫
9 江本孟紀
1979年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 中日 -- 広島 -- 広島 -- 広島 --
2位 大洋 0.5 中日 3.0 中日 0.5 広島 2.5 阪神 4.5 阪神 10.0 大洋 6.0
3位 阪神 1.0 大洋 大洋 1.0 大洋 3.5 中日 4.5 大洋 10.5 中日 7.5
4位 中日 1.5 広島 4.5 広島 2.0 阪神 3.5 巨人 5.0 巨人 12.0 阪神 8.0
5位 広島 3.5 ヤクルト 4.5 阪神 4.0 巨人 3.5 大洋 5.5 中日 12.5 巨人 10.5
6位 ヤクルト 5.5 阪神 6.0 ヤクルト 7.5 ヤクルト 11.0 ヤクルト 13.5 ヤクルト 18.0 ヤクルト 19.0


1979年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 広島東洋カープ 67 50 13 .573 優勝
2位 横浜大洋ホエールズ 59 54 17 .522 6.0
3位 中日ドラゴンズ 59 57 14 .509 7.5
4位 阪神タイガース 61 60 9 .504 8.0
5位 読売ジャイアンツ 58 62 10 .483 10.5
6位 ヤクルトスワローズ 48 69 13 .410 19.0

[1]

オールスターゲーム1979

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ファン投票 監督推薦
小林繁

若菜嘉晴

掛布雅之

ラインバック

山本和行
江本孟紀

入団・退団

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シーズン開幕前

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本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

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選手名 背番号 前所属 備考
投手
江川卓 3 作新学院職員 ドラフト1位
小林繁 19 巨人 トレード
青木重市 48 山形相互銀行 ドラフト4位
枝川正典 50 長門高 ドラフト2位
竹田和史 51 クラウン 交換トレード
大串尚弘 52 大阪学院高 ドラフト外
吉竹春樹 53 九州産業高 ドラフト外
鈴木誠 68 三協精機 ドラフト外
捕手
渡辺長助 36 九州産交 ドラフト3位
若菜嘉晴 39 クラウン 交換トレード
東利夫 66 桜井商高 ドラフト外
外山雅則 67 大阪学院高 ドラフト外
内野手
竹之内雅史 2 クラウン 交換トレード
真弓明信 7 クラウン 交換トレード
外野手
田中昌宏 34 三協精機 ドラフト外
スタントン 44 マリナーズ 新外国人

退団

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選手名 背番号 退団区分 去就
投手
新井良夫 43 引退 打撃投手
中原勇 48 引退
高木隆司 50 引退
古沢憲司 51 交換トレード 西武
中谷賢平 53 引退
捕手
田淵幸一 22 交換トレード 西武
内野手
ブリーデン 44
外野手
切通猛 26 引退
池辺巖 34 トレード 近鉄
町田公雄 39 引退
池田純一 引退

シーズン開幕後

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本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

退団

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選手名 背番号 退団区分 去就
投手
江川卓 3 巨人

選手・スタッフ

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試合結果

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凡例
勝利試合 敗北試合 引き分け 中止
1979年 レギュラーシーズン
 
4月(8勝6敗1分 .571) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
1 4月7日 広島 5-4 江本(1-0) - 池内(0-0-1) 掛布(1) 広島市民 1-0
4月8日 広島 中止 広島市民
2 4月10日 巨人 4-3 小林(1-0) - 池内(0-0-2) 若菜(1)ラインバック(1)
中村(1)
甲子園 2-0
3 4月11日 巨人 6-9 - 竹田(0-1) - 掛布(2)竹之内(1) 甲子園 2-1
4 4月12日 巨人 0-6 - 江本(1-1) - 甲子園 2-2
5 4月14日 中日 1-2 - 小林(1-1) - 甲子園 2-3
6 4月15日a 中日 12-0 長谷川(1-0) - 江本(1-1-1) 甲子園 3-3
7 4月15日b 中日 0-4 - 山本(0-1) - 掛布(3) 甲子園 3-4
8 4月17日 ヤクルト 4-4 - - - 真弓(1) 神宮 3-4-1
9 4月18日 ヤクルト 3-0 小林(2-1) - - 神宮 4-4-1
4月19日 ヤクルト 中止 神宮
10 4月21日 大洋 4-5 - 益山(0-1) - 掛布(4) 甲子園 4-5-1
11 4月22日a 大洋 6-2 山本(1-1) - 池内(0-0-3) スタントン(1)竹之内(2) 甲子園 5-5-1
12 4月22日b 大洋 0-2 - 小林(2-2) - 甲子園 5-6-1
4月24日 中日 中止 ナゴヤ
13 4月25日 中日 8-2 益山(1-1) - 池内(0-0-4) スタントン(2)竹之内(3) ナゴヤ 6-6-1
4月26日 中日 中止 ナゴヤ
14 4月28日 広島 15-2 小林(3-2) - - 甲子園 7-6-1
15 4月29日 広島 4-3 池内(1-0-4) - - 若菜(2) 甲子園 8-6-1
4月30日 広島 中止 甲子園
 
5月(7勝14敗2分 .333) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
16 5月1日 巨人 7-8 - 池内(1-1-4) - 後楽園 8-7-1
17 5月2日 巨人 3-12 - 安仁屋(0-1) - 桑野(1) 後楽園 8-8-1
18 5月3日 巨人 4-3 小林(4-2) - 池内(1-1-5) 掛布(5) 後楽園 9-8-1
19 5月4日 ヤクルト 4-5 - 山本(1-2) - 真弓(2)掛布(6) 甲子園 9-9-1
20 5月5日 ヤクルト 1-3 - 益山(1-2) - 甲子園 9-10-1
21 5月6日 ヤクルト 7-4 山本(2-2) - 小林(4-2-1) 甲子園 10-10-1
5月8日 大洋 中止 横浜
22 5月9日 大洋 0-21 - 小林(4-3-1) - 横浜 10-11-1
23 5月10日 大洋 3-10 - 江本(1-2-1) - 竹之内(4) 横浜 10-12-1
24 5月12日 ヤクルト 6-8 - 小林(4-4-1) - 掛布(7)竹之内(5・6) 長崎 10-13-1
25 5月13日 ヤクルト 3-3 - - - 竹之内(7) 長崎 10-13-2
26 5月15日 広島 3-0 江本(2-2-1) - - 竹之内(8) 甲子園 11-13-2
27 5月16日 広島 6-8 - 池内(1-2-5) - 掛布(8)ラインバック(2) 甲子園 11-14-2
28 5月17日 広島 2-0 小林(5-4-1) - - 甲子園 12-14-2
29 5月19日 中日 8-8 - - - 佐野(1)掛布(9・10)榊原(1) ナゴヤ 12-14-3
30 5月20日 中日 6-9 - 江本(2-3-1) - 真弓(3)竹之内(9) ナゴヤ 12-15-3
31 5月22日 巨人 8-2 小林(6-4-1) - - スタントン(3)掛布(11) 甲子園 13-15-3
32 5月23日 巨人 7-4 山本(3-2) - - 掛布(12) 甲子園 14-15-3
33 5月24日 巨人 2-3 - 池内(1-3-5) - 甲子園 14-16-3
34 5月26日 ヤクルト 1-5 - 益山(1-3) - 真弓(4) 甲子園 14-17-3
36 5月27日a ヤクルト 4-9 - 江本(2-4-1) - 中村(2)ラインバック(3)
竹之内(10)
甲子園 14-18-3
35 5月27日b ヤクルト 4-8 - 安仁屋(0-2) - 甲子園 14-19-3
37 5月29日 大洋 9-5 池内(2-3-5) - - ラインバック(4・5)
渡辺純(1)榊原(2)
竹之内(11)スタントン(4)
仙台 15-19-3
38 5月30日 大洋 1-5 - 益山(1-4) - 仙台 15-20-3
 
6月(10勝8敗2分 .556) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
39 6月1日 巨人 4-1 小林(7-4-1) - - 真弓(5) 後楽園 16-20-3
40 6月2日 巨人 5-4 山本(4-2) - - スタントン(5)若菜(3)
ラインバック(6)
後楽園 17-20-3
41 6月3日 巨人 8-5 長谷川(2-0) - 江本(2-4-2) 掛布(13) 後楽園 18-20-3
42 6月5日 大洋 3-3 - - - 甲子園 18-20-4
43 6月6日 大洋 4-2 小林(8-4-1) - - 真弓(6) 甲子園 19-20-4
6月7日 ヤクルト 中止 甲子園
44 6月8日 広島 2-8 - 山本(4-3) - 広島市民 19-21-4
45 6月9日 広島 8-5 江本(3-4-2) - - 中村(3)竹之内(12) 広島市民 20-21-4
46 6月10日 広島 10-10 - - - 中村(4)竹之内(13)スタントン(6) 広島市民 20-21-5
47 6月12日 中日 3-2 江本(4-4-2) - - 掛布(14) 甲子園 21-21-5
48 6月13日 中日 10-6 池内(3-3-5) - - 掛布(15)ラインバック(7)
スタントン(7)竹之内(14)
甲子園 22-21-5
49 6月14日 中日 5-8 - 山本(4-4) - ラインバック(8) 甲子園 22-22-5
50 6月16日 ヤクルト 0-1 - 長谷川(2-1) - 札幌 22-23-5
51 6月17日 ヤクルト 0-4 - 小林(8-5-1) - 札幌 22-24-5
52 6月19日 中日 7-13 - 伊藤(0-1) - 若菜(4)ラインバック(9)
掛布(16・17)
ナゴヤ 22-25-5
53 6月20日 中日 4-10 - 工藤(0-1) - 掛布(18) ナゴヤ 22-26-5
54 6月21日 中日 3-5 - 長谷川(2-2) - ラインバック(10)佐野(2) ナゴヤ 22-27-5
55 6月22日 巨人 3-0 小林(9-5-1) - - 甲子園 23-27-5
56 6月23日 巨人 5-4 伊藤(1-1) - 江本(4-4-3) 甲子園 24-27-5
57 6月24日 巨人 3-1 工藤(1-1) - 江本(4-4-4) 掛布(19) 甲子園 25-27-5
58 6月26日 中日 4-8 - 伊藤(1-2) - 掛布(20)竹之内(15) 甲子園 25-28-5
6月27日 中日 中止 甲子園
6月28日 中日 中止 甲子園
6月29日 広島 中止 広島市民
6月30日 広島 中止 広島市民
 
7月(10勝6敗1分 .625) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
59 7月1日 広島 5-3 工藤(2-1) - 江本(4-4-5) 真弓(7)掛布(21)
竹之内(16)
広島市民 26-28-5
60 7月3日 ヤクルト 3-1 小林(10-5-1) - - 甲子園 27-28-5
61 7月4日 ヤクルト 1-6 - 池内(3-4-5) - スタントン(8) 甲子園 27-29-5
62 7月5日 ヤクルト 3-3 - - - 甲子園 27-29-6
63 7月7日 巨人 3-4 - 伊藤(1-3) - 掛布(22)スタントン(9) 後楽園 27-30-6
64 7月8日 巨人 9-8 山本(5-5) - - ラインバック(11)
中村(5)竹之内(17)
後楽園 28-30-6
7月10日 大洋 中止 甲子園
65 7月11日 大洋 1-6 - 池内(3-5-5) - 甲子園 28-31-6
66 7月12日 大洋 1-2 - 工藤(2-2) - 掛布(23) 岡山 28-32-6
67 7月13日 広島 5-4 小林(11-5-1) - 山本(5-4-1) ラインバック(12) 甲子園 29-32-6
68 7月14日 広島 2-6 - 長谷川(2-3) - 甲子園 29-33-6
69 7月15日 広島 5-4 山本(6-6-1) - 江本(4-4-6) 榊原(3) 甲子園 30-33-6
70 7月17日 大洋 13-4 工藤(3-2) - - ラインバック(13・14)掛布(24) 横浜 31-33-6
7月18日 大洋 中止 横浜
71 7月19日 大洋 3-5 - 小林(11-6-1) - スタントン(10) 横浜 31-34-6
72 7月27日 巨人 7-0 小林(12-6-1) - - スタントン(11・12)
真弓(8)佐野(3)
甲子園 32-34-6
73 7月28日 巨人 3-2 江本(5-4-6) - 池内(3-5-6) 加藤(1) 甲子園 33-34-6
74 7月29日 巨人 6-0 工藤(4-2) - 池内(3-5-7) 榊原(4) 甲子園 34-34-6
75 7月31日 ヤクルト 4-1 長谷川(3-3) - 伊藤(1-3-1) スタントン(13) 甲子園 35-34-6
 
8月(12勝11敗1分 .522) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
76 8月1日 ヤクルト 10-3 小林(13-6-1) - 深沢(0-0-1) 佐野(4) 甲子園 36-34-6
77 8月2日 ヤクルト 5-0 江本(6-4-6) - - 掛布(25)ラインバック(15) 甲子園 37-34-6
78 8月3日 大洋 3-8 - 深沢(0-1-1) - 横浜 37-35-6
79 8月4日 大洋 8-1 長谷川(4-3) - 池内(3-5-8) スタントン(14・15) 横浜 38-35-6
80 8月5日 大洋 5-5 - - - 掛布(26) 横浜 38-35-7
8月7日 広島 中止 広島市民
81 8月8日 広島 4-0 江本(7-4-6) - - 広島市民 39-35-7
82 8月9日 広島 3-7 - 工藤(4-3) - 掛布(27)ラインバック(16) 広島市民 39-36-7
83 8月10日 中日 5-4 小林(14-6-1) - 池内(3-5-9) 掛布(28)スタントン(16)
ラインバック(17)
西京極 40-36-7
84 8月11日 中日 2-11 - 長谷川(4-4) - 西京極 40-37-7
85 8月12日 中日 7-4 江本(8-4-6) - - 真弓⑨ラインバック(18)佐野(5) 西京極 41-37-7
86 8月14日 巨人 1-3 - 工藤(4-4) - 掛布(29) 後楽園 41-38-7
87 8月15日 巨人 5-0 小林(15-6-1) - - ラインバック(19) 後楽園 42-38-7
88 8月16日 巨人 5-4 池内(4-5-9) - 益山(1-4-1) 掛布(30)若菜(5) 後楽園 43-38-7
89 8月17日 中日 3-2 江本(9-4-6) - 池内(4-5-10) 竹之内(18)掛布(31) ナゴヤ 44-38-7
90 8月18日 中日 3-12 - 益山(1-5-1) - ナゴヤ 44-39-7
91 8月19日 中日 3-2 工藤(5-4) - 池内(4-5-11) 竹之内(19)スタントン(17) ナゴヤ 45-39-7
92 8月21日 ヤクルト 4-1 小林(16-6-1) - - 掛布(32)ラインバック(20) 神宮 46-39-7
8月22日 ヤクルト 中止 神宮
93 8月23日 ヤクルト 9-6 江本(10-4-6) - - 竹之内(20)掛布(33)
ラインバック(21・22)
神宮 47-39-7
94 8月25日 大洋 0-4 - 小林(16-7-1) - 甲子園 47-40-7
95 8月26日 大洋 0-1 - 工藤(5-5) - 甲子園 47-41-7
96 8月28日 広島 0-2 - 江本(10-5-6) - 甲子園 47-42-7
97 8月29日 広島 0-9 - 長谷川(4-5) - 甲子園 47-43-7
98 8月30日 広島 1-2 - 小林(16-8-1) - 加藤(2) 岡山 47-44-7
99 8月31日 中日 4-11 - 工藤(5-6) - スタントン(18)掛布(34)
佐野(6)大島(1)
浜松 47-45-7
 
9月(7勝8敗2分 .467) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
100 9月1日 中日 5-1 山本(7-7-1) - - ナゴヤ 48-45-7
101 9月2日 中日 2-3 - 江本(10-6-6) - 竹之内(21) ナゴヤ 48-46-7
102 9月5日 巨人 13-5 小林(17-8-1) - - 真弓(10)竹之内(22)
掛布(35・36)
甲子園 49-46-7
103 9月8日 広島 5-8 - 江本(10-7-6) - ラインバック(23)
スタントン(19)掛布(37)
広島市民 49-47-7
104 9月9日 広島 2-6 - 山本(7-8-1) - スタントン(20) 広島市民 49-48-7
105 9月10日 広島 8-4 小林(18-8-1) - - 真弓(11) 広島市民 50-48-7
106 9月12日 巨人 1-3 - 江本(10-8-6) - ラインバック(24) 後楽園 50-49-7
107 9月13日 巨人 2-3 - 山本(7-9-1) - 後楽園 50-50-7
108 9月15日 ヤクルト 10-7 小林(19-8-1) - 池内(4-5-12) 佐野(7)若菜(6)
掛布(38・39)
甲子園 51-50-7
109 9月18日 広島 4-2 江本(11-8-6) - - 佐野(8)掛布(40) 甲子園 52-50-7
110 9月19日 広島 7-7 - - - ラインバック(25)若菜(7) 甲子園 52-50-8
111 9月22日 ヤクルト 6-6 - - - 掛布(41・42) 神宮 52-50-9
112 9月23日 ヤクルト 2-10 - 江本(11-9-6) - 掛布(43) 神宮 52-51-9
113 9月24日 ヤクルト 8-5 小林(20-8-1) - - 佐野(9)掛布(44) 神宮 53-51-9
114 9月25日 大洋 0-8 - 長谷川(4-6) - 横浜 53-52-9
115 9月26日 大洋 5-10 - 江本(11-10-6) - 江本(1)スタントン(21) 横浜 53-53-9
9月27日 大洋 中止 横浜
9月28日 中日 中止 甲子園
9月29日 中日 中止 甲子園
116 9月30日 中日 6-1 小林(21-8-1) - - スタントン(22)佐野(10) 甲子園 54-53-9
 
10月(7勝7敗0分 .500) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
117 10月2日 大洋 3-8 - 工藤(5-7) - ラインバック(26)若菜(8) 甲子園 54-54-9
118 10月3日 大洋 2-4 - 江本(11-11-6) - 掛布(45・46) 甲子園 54-55-9
119 10月4日 大洋 5-4 山本(8-9-1) - 谷村(0-0-1) 真弓(12) 甲子園 55-55-9
120 10月6日 広島 3-4 - 小林(21-9-1) - スタントン(23) 広島市民 55-56-9
121 10月7日 広島 5-2 工藤(6-7) - - 竹之内(23) 広島市民 56-56-9
122 10月8日 広島 4-3 池内(5-5-12) - 山本(8-6-2) 渡辺(2) 広島市民 57-56-9
123 10月10日 中日 5-8 - 長谷川(4-7) - 掛布(47)若菜(9) ナゴヤ 57-57-9
124 10月13日 ヤクルト 6-2 小林(22-9-1) - - 竹之内(24・25) 神宮 58-57-9
125 10月14日 ヤクルト 3-2 江本(12-11-6) - 池内(5-5-13) ラインバック(27)掛布(48) 神宮 59-57-9
126 10月15日 大洋 3-9 - 工藤(6-8) - 横浜 59-58-9
127 10月16日 大洋 3-7 - 山本(8-10-2) - 片岡(1)真弓(13) 横浜 59-59-9
128 10月20日 大洋 3-0 工藤(7-8) - - 甲子園 60-59-9
129 10月21日a 中日 0-7 - 江本(12-12-6) - 甲子園 60-60-9
130 10月21日b 中日 2-1 谷村(1-0-1) - - 甲子園 61-60-9

個人成績

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投手成績

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  • 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。
選手
































こは/ 小林繁 37 17 5 22 9 1 .710 273.2 227 23 75 15 200 101 88 2.89
いけ/ 池内豊 54 0 0 5 5 13 .500 130.0 110 17 37 5 81 54 53 3.67
えも/ 江本孟紀 47 5 3 12 12 6 .500 178.2 181 21 67 16 141 93 87 4.37
あに/ 安仁屋宗八 12 0 0 0 2 0 .000 18.0 20 3 8 1 7 12 10 5.00
いと/ 伊藤宏光 23 0 0 1 3 1 .250 53.1 68 4 18 2 29 35 29 4.92
うえ/ 上田二朗 15 0 0 0 0 0 .000 19.2 22 3 8 3 8 13 9 4.05
くと/ 工藤一彦 31 2 0 7 8 0 .467 119.0 109 17 35 2 83 63 54 4.08
たけ/ 竹田和史 7 0 0 0 1 0 .000 5.1 12 2 6 1 3 11 9 16.20
たに/ 谷村智啓 8 0 0 1 0 1 1.000 9.2 23 4 2 0 4 12 10 9.00
はせ/ 長谷川勉 33 1 0 4 7 0 .364 98.2 107 13 46 3 46 56 49 4.45
ふか/ 深沢恵雄 24 0 0 0 1 1 .000 29.0 28 1 14 4 24 13 12 3.72
ます/ 益山性旭 34 0 0 1 5 1 .167 78.0 75 18 38 0 51 51 41 4.73
みや/ 宮田典計 7 0 0 0 0 0 .000 11.1 16 4 4 3 13 10 7 5.73
やま/ 山本和行 49 2 0 8 7 2 .533 121.0 128 27 44 5 83 78 73 5.43
合計 27 8 61 60 26 .504 1145.1 1126 157 402 60 773 602 531 4.15

打撃成績

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  • 色付き規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字 はリーグ最高
選手







































かけ/ 掛布雅之 122 530 468 107 153 20 3 48 323 95 10 4 0 4 58 0 61 13 .327 .401
らい/ ラインバック 130 535 472 79 146 23 1 27 252 84 0 3 0 2 58 3 86 20 .309 .388
わか/ 若菜嘉晴 112 422 386 38 117 10 1 9 156 42 8 5 1 3 32 0 37 10 .303 .356
さの/ 佐野仙好 123 447 413 42 124 18 4 10 180 52 2 3 1 1 31 1 41 9 .300 .351
たけ/ 竹之内雅史 112 447 401 55 113 18 2 25 210 66 4 2 1 1 32 12 58 8 .282 .353
まゆ/ 真弓明信 125 559 517 55 142 15 3 13 202 51 20 14 4 2 36 0 84 9 .275 .322
すた/ スタントン 121 494 457 51 103 16 3 23 194 58 0 3 0 2 33 2 136 17 .225 .280
うえま/ 植松精一 42 41 38 6 7 2 0 0 9 1 0 0 1 1 1 0 9 1 .184 .205
おお/ 大島忠一 13 16 11 1 1 0 0 1 4 1 0 0 0 0 5 0 3 1 .091 .375
かた/ 片岡新之介 38 83 78 3 18 1 2 1 26 4 0 0 1 0 4 0 10 5 .231 .268
かと/ 加藤博一 91 174 160 37 37 5 2 2 52 7 6 4 2 0 9 3 26 3 .231 .285
かわ/ 川藤幸三 61 24 23 3 7 2 0 0 9 6 1 0 0 0 1 0 5 0 .304 .333
くわ/ 桑野議 51 48 43 1 9 1 0 1 13 7 0 0 0 1 4 0 7 3 .209 .277
さか/ 榊原良行 106 353 321 32 81 11 0 4 104 14 2 7 2 1 24 5 51 8 .252 .314
しま/ 島野育夫 43 14 12 10 3 0 0 0 3 0 14 2 0 0 2 0 3 1 .250 .357
なかむらか/ 中村勝広 61 218 189 18 53 10 0 5 78 21 0 1 6 4 19 0 19 2 .280 .346
なかむらの/ 中村典夫 4 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
ふし/ 藤田平 18 43 40 1 11 0 0 0 11 3 3 0 0 1 2 0 5 0 .275 .310
わた/ 渡辺純志 33 75 67 4 14 0 0 2 20 4 0 0 1 1 5 1 16 0 .209 .274
あに/ 安仁屋宗八 12 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
いけ/ 池内豊 54 30 26 1 5 1 0 0 6 3 0 0 1 0 3 0 9 0 .192 .276
いと/ 伊藤宏光 23 13 12 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 7 0 .000 .000
うえた/ 上田二朗 15 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
えも/ 江本孟紀 47 59 51 4 7 2 0 1 12 5 0 0 6 0 2 0 25 1 .137 .170
くと/ 工藤一彦 32 42 33 2 5 1 0 0 6 3 0 0 6 2 1 0 8 0 .152 .176
こは/ 小林繁 37 108 96 3 16 0 0 0 16 4 0 0 10 0 2 0 26 1 .167 .184
はせ/ 長谷川勉 33 31 23 1 2 0 0 0 2 0 0 0 5 0 2 1 10 0 .087 .192
ふか/ 深沢恵雄 24 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 .000 .000
ます/ 益山性旭 34 16 12 1 1 1 0 0 2 2 0 0 2 0 2 0 7 0 .083 .214
やま/ 山本和行 49 37 35 3 3 0 0 0 3 1 0 0 2 0 0 0 12 0 .086 .086
合計 4865 4389 559 1178 157 21 172 1893 534 70 48 54 26 368 28 764 112 .268 .329

表彰

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達成記録・出来事

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  • 1月31日 - 阪神と巨人は、阪神が前年のドラフトで指名した江川卓と契約を交わしたうえで巨人の小林繁とトレードすると発表[3]
  • 2月8日 - プロ野球実行委員会が開かれ、江川問題に関し(1)1月31日に提示された「江川 - 小林トレード」を撤回したうえで(2)小林を阪神へ無償トレード(3)江川は阪神と契約して支配下選手とし、4月7日の開幕までトレードを認めない、と決定[4]
  • 4月7日 - セ・リーグ事務局にて阪神から巨人へ江川の譲渡の手続きを行い、巨人が譲渡証明書を提出し、支配下選手申請書を提出した[5]。その後巨人は江川の入団を発表[6]
  • 4月21日 - 掛布雅之大洋1回戦(甲子園)で7回に遠藤一彦から本塁打を放ち通算100本塁打、史上99人目
  • 5月9日 - 大洋4回戦(横浜)で0-21の大敗、20失点以上は1950年10月6日中日20回戦(大阪)22失点(9-22)を喫して以来球団史上2度目で20失点以上での完封負けは史上2度目
  • 6月3日 - 巨人11回戦(後楽園)でプロ初登板の江川卓に3本塁打を浴びせ5失点で負け投手に
  • 6月21日 - 佐野仙好が中日12回戦(ナゴヤ)で8回に藤沢公也から本塁打を放ち2リーグ制以降で球団通算3000本塁打、史上8球団目
  • 7月3日 - 小林繁がヤクルト13回戦(甲子園)で先発し9回二死目のアウトを取り通算1000投球回
  • 7月28日 - 巨人11回戦(甲子園)に勝利し、2リーグ制以降球団通算2000勝目を挙げる、史上6球団目(2000勝1738敗138分)
  • 8月10日 - 中日14回戦(西京極)で1回に三沢淳から3番掛布雅之、4番レロイ・スタントン、5番マイク・ラインバックによる3者連続本塁打、球団史上5度目
  • 8月23日 - 中井悦雄2軍投手コーチが心不全のために死去。享年36
  • 9月2日 - 竹之内雅史が中日22回戦(ナゴヤ)で7回に高橋三千丈から本塁打を放ち通算200本塁打、史上31人目
  • 9月23日 - レロイ・スタントンがヤクルト23回戦(神宮)が先発出場し4打席立ったが三振でのアウトが無かったため、8月1日のヤクルト17回戦(甲子園)から続いていた連続試合三振が34で止まる
  • 10月6日 - 竹之内雅史が広島24回戦(広島市民)で4回に池谷公二郎から二塁打を放ち通算1000安打、史上115人目

ドラフト指名選手

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順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 岡田彰布 内野手 早稲田大学 入団
2位 赤松一朗 投手 電電北陸 入団
3位 北村照文 外野手 三菱重工名古屋 入団
4位 井沢武則 投手 盈進高 入団

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 年度別成績 1979年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月26日閲覧。
  2. ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7 
  3. ^ 朝日新聞1979年2月1日1面「江川が巨人入り 阪神との契約直後 小林投手と交換」朝日新聞縮刷版1979年1月p1
  4. ^ 朝日新聞1979年2月9日1面「江川移籍は開幕日以降 小林の阪神入り了承」朝日新聞縮刷版1979年2月p279
  5. ^ 毎日新聞1979年4月7日夕刊10面「『巨人江川』が誕生 背番号30 上気して『夢みたい』」毎日新聞縮刷版1979年4月p230
  6. ^ 読売新聞1979年4月7日夕刊11面「『巨人・江川』晴れ晴れ30番」読売新聞縮刷版1979年4月p279