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1981年の阪神タイガース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1981年の阪神タイガース
成績
セントラルリーグ3位
67勝58敗5分 勝率.536[1]
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場 阪神甲子園球場
球団組織
オーナー 田中隆造
経営母体 阪神電気鉄道
監督 中西太
選手会長 小林繁
« 1980
1982 »

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1981年の阪神タイガースでは、1981年の阪神タイガースの動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、中西太監督の2年目のシーズン(途中就任の前年を含む)である。

概要

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前年の5位から巻き返しを図るものの、この年は巨人が5月から独走して阪神をはじめ他球団が追いかける展開。チームは6月以降成績が上向くものの2位から4位を行ったり来たりで、なかなか波に乗れなかった。8月26日の対ヤクルト戦で途中降板の江本孟紀が「ベンチがアホやから野球ができへん」と発言し、中西太監督の投手起用を痛烈に批判。江本はこの責任を取り、シーズン途中に引退した[2]。投手陣ではエースの小林繁山本和行、ルーキーの中田良弘などがローテを守り、リリーフでは池内豊とこの年ロッテから移籍した福間納が中継ぎの柱として活躍したが抑え不在に泣かされた。打撃陣では前年ケガから復帰の藤田平や4番の掛布雅之が打線の中心となり、特にベテランの藤田は巨人の篠塚和典とのマッチレースを制して首位打者を獲得した。この他にも北村照文吉竹春樹などといった若手が台頭し、5年ぶりのAクラスとなる3位で終了。シーズン終盤の10月11日、中西監督が成績不振の責任を取り辞任を表明した[3]。後任は広岡達朗招聘が不調に終わり、生え抜きの安藤統男が監督に抜擢された[4]

チーム成績

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レギュラーシーズン

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開幕オーダー
1 デード
2 加藤博一
3 真弓明信
4 掛布雅之
5 岡田彰布
6 佐野仙好
7 オルト
8 若菜嘉晴
9 小林繁
1981年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 中日 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 --
2位 巨人 1.5 中日 6.0 ヤクルト 7.5 阪神 9.0 ヤクルト 9.0 広島 6.0
3位 広島 6.0 広島 6.5 阪神 8.5 ヤクルト 12.0 阪神 11.5 阪神 8.0
4位 ヤクルト 8.0 ヤクルト 9.0 広島 9.0 中日 12.5 広島 12.5 ヤクルト 13.5
5位 阪神 8.0 阪神 10.0 中日 10.0 広島 12.5 中日 13.5 中日 16.0
6位 大洋 9.5 大洋 13.5 大洋 大洋 17.0 大洋 22.5 大洋 31.5


1981年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 読売ジャイアンツ 73 48 9 .603 優勝
2位 広島東洋カープ 67 54 9 .554 6.0
3位 阪神タイガース 67 58 5 .536 8.0
4位 ヤクルトスワローズ 56 58 16 .491 13.5
5位 中日ドラゴンズ 58 65 7 .472 16.0
6位 横浜大洋ホエールズ 42 80 8 .344 31.5

オールスターゲーム1981

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  • ファン投票
若菜嘉晴
岡田彰布
真弓明信
  • 監督推薦
小林繁
掛布雅之
藤田平

入団・退団

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シーズン開幕前

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本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

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選手名 背番号 前所属 備考
投手
中田良弘 28 日産自動車 ドラフト1位
佐藤文男 51 近鉄バファローズ 金銭トレード
山田和英 58 大阪商業大学 ドラフト4位
石橋功行 63 島根・大田高 ドラフト3位
森忠仁 61 千葉商業高 ドラフト外
捕手
笠間雄二 13 阪急ブレーブス 交換トレード
橘高淳 41 瀬田工業高 ドラフト外
内野手
渡真利克則 30 興南高 ドラフト2位
引間克行 32 電電関東 ドラフト外
山脇光治 64 浪商高 ドラフト外
外野手
ラム 38 新外国人
デート 40 パドレス 新外国人
オルト 44 ブルージェイズ 新外国人

退団

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選手名 背番号 退団区分 去就
投手
長谷川勉 28 引退
中山孝一 44 引退
竹田和史 51 引退 中日スコアラー
前田友行 61 引退 打撃投手
鈴木誠 68
捕手
片岡新之介 13 交換トレード 阪急ブレーブス
西口裕治 63 引退 ブルペン捕手
内野手
中村典夫 58 引退 阪神フロント
外野手
島野育夫 17 引退 二軍打撃コーチ
豊平真一 38 引退
ラインバック 40

シーズン開幕後

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本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入団について記述する。

入団

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選手名 背番号 前所属 備考
投手
福間納 12 ロッテオリオンズ 交換トレード
ゴンザレス 40 新外国人

退団

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選手名 背番号 退団区分 去就
内野手
深沢恵雄 12 交換トレード ロッテオリオンズ
江本孟紀 29 引退 野球解説者
デード 40

選手・スタッフ

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試合結果

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凡例
勝利試合 敗北試合 引き分け 中止
1981年 レギュラーシーズン
 
4月(7勝12敗0分 .368) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
1 4月4日 ヤクルト 4-8 - 小林(0-1) - 真弓(1) 神宮 0-1
2 4月5日 ヤクルト 4-5 - 江本(0-1) - 神宮 0-2
3 4月7日 広島 8-3 伊藤(1-0) - - 岡田(1)掛布(1)
佐野(1)真弓(2)
広島市民 1-2
4 4月8日 広島 1-5 - 工藤(0-1) - 広島市民 1-3
5 4月10日 巨人 5-3 山本(1-0) - - オルト(1)真弓(3・4) 甲子園 2-3
6 4月11日 巨人 0-1 - 中田(0-1) - 甲子園 2-4
7 4月12日 巨人 7-4 池内(1-0) - 江本(0-1-1) オルト(2) 甲子園 3-4
8 4月14日 中日 2-4 - 工藤(0-2) - 掛布(2) 甲子園 3-5
9 4月15日 中日 1-3 - 山本(1-1) - 甲子園 3-6
10 4月17日 大洋 3-4 - 池内(1-1) - 岡田(2) 甲子園 3-7
11 4月18日 大洋 1-6 - 中田(0-2) - 岡田(3) 甲子園 3-8
12 4月21日 中日 3-5 - 山本(1-2) - 岡田(4) ナゴヤ 3-9
13 4月22日 中日 2-5 - 小林(0-2) - 掛布(3) ナゴヤ 3-10
14 4月23日 中日 3-12 - 中田(0-2) - 掛布(4) ナゴヤ 3-11
15 4月24日 ヤクルト 6-9 - 伊藤(1-1) - 掛布(5)オルト(3・4) 甲子園 3-12
16 4月26日 ヤクルト 3-2 山本(2-2) - 小林(0-2-1) 甲子園 4-12
17 4月28日 大洋 4-2 小林(1-2-1) - - 横浜 5-12
18 4月29日 大洋 7-4 大町(1-0) - - 真弓(5) 横浜 6-12
19 4月30日 大洋 11-2 伊藤(2-1) - - 横浜 7-12
 
5月(11勝11敗0分 .500) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
20 5月2日 巨人 0-1 - 山本(2-3) - 後楽園 7-13
21 5月3日 巨人 1-2 - 小林(1-3) - 後楽園 7-14
22 5月4日 巨人 8-4 中田(1-2) - 大町(1-0-1) 後楽園 8-14
23 5月5日 広島 3-5 - 伊藤(2-2) - 真弓(6)掛布(6) 甲子園 8-15
24 5月8日 ヤクルト 4-1 小林(2-3) - - デード(1) 神宮 9-15
25 5月9日 ヤクルト 1-5 - 山本(2-4) - 神宮 9-16
26 5月10日 ヤクルト 1-3 - 江本(0-2-1) - 神宮 9-17
27 5月12日 中日 5-3 工藤(1-1) - 大町(1-0-2) 甲子園 10-17
28 5月13日 中日 3-4 - 小林(2-4) - 甲子園 10-18
29 5月14日 中日 2-1 山本(3-4) - - オルト(5) 甲子園 11-18
30 5月15日 巨人 7-3 工藤(2-1) - 大町(1-0-3) 岡田(5) 甲子園 12-18
31 5月16日 巨人 1-4 - 中田(1-3) - 甲子園 12-19
32 5月19日 中日 3-0 小林(3-4) - - オルト(6) ナゴヤ 13-19
33 5月20日 中日 5-2 山本(4-4) - - 佐野(2) ナゴヤ 14-19
34 5月21日 中日 3-4 - 大町(1-1-3) - ナゴヤ 14-20
35 5月22日 広島 3-6 - 伊藤(2-3) - 甲子園 14-21
36 5月23日 広島 2-1 工藤(3-1) - 大町(1-1-4) 甲子園 15-21
37 5月26日 ヤクルト 4-7 - 小林(3-5) - 岡田(6) 甲子園 15-22
38 5月27日 ヤクルト 4-1 山本(5-4) - - 佐野(3)山本(1) 甲子園 16-22
39 5月29日 大洋 4-5 - 小林(3-6) - 掛布(7) 横浜 16-23
40 5月30日 大洋 4-2 大町(2-1) - - 横浜 17-23
41 5月31日 大洋 11-7 伊藤(3-3) - 山本(5-4-1) 岡田(7) 横浜 18-23
 
6月(10勝7敗1分 .588) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
42 6月2日 広島 1-0 大町(3-1-4) - 中田(1-4-1) 広島市民 19-23
43 6月3日 広島 2-2 - - 広島市民 19-23-1
44 6月4日 広島 8-4 中田(2-4-1) - - 北村(1) 広島市民 20-23-1
45 6月6日 巨人 1-5 - 伊藤(3-4) - 後楽園 20-24-1
46 6月7日 巨人 2-4 - 山本(5-5-1) - 佐野(4) 後楽園 20-25-1
47 6月8日 巨人 8-5 江本(1-2-1) - 中田(2-4-2) 藤田(1)オルト(7) 後楽園 21-25-1
48 6月9日 大洋 2-1 工藤(4-1) - - 甲子園 22-25-1
49 6月10日 大洋 3-1 益山(1-0) - - オルト(8)岡田(8) 甲子園 23-25-1
50 6月11日 大洋 2-5 - 伊藤(3-5) - 甲子園 23-26-1
51 6月16日 ヤクルト 8-5 山本(6-5-1) - 小林(3-6-2) 佐野(5) 岡山 24-26-1
52 6月17日 ヤクルト 1-7 - 益山(1-1) - 藤田(2) 岡山 24-27-1
53 6月18日 ヤクルト 0-2 - 江本(1-3-1) - 岡山 24-28-1
54 6月19日 大洋 6-0 工藤(5-1) - - 藤田(3)掛布(8) 甲子園 25-28-1
55 6月23日 広島 10-9 大町(4-1-4) - - 山本(2) 甲子園 26-28-1
56 6月24日 広島 8-3 小林(4-6) - - 岡田(9・10) 甲子園 27-28-1
57 6月27日 ヤクルト 3-5 - 益山(1-2) - 札幌 27-29-1
58 6月28日 ヤクルト 2-8 - 山本(6-6-1) - 札幌 27-30-1
59 6月30日 巨人 4-1 小林(4-6) - - 藤田(4) 甲子園 28-30-1
 
7月(12勝7敗1分 .632) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
60 7月1日 巨人 3-2 工藤(6-1) - 中田(2-4-3) 甲子園 29-30-1
61 7月2日 巨人 1-3 - 江本(1-4-1) - 甲子園 29-31-1
62 7月4日 中日 2-6 - 山本(6-7-1) - 掛布(9) 甲子園 29-32-1
63 7月5日 中日 5-1 小林(5-6) - - 岡田(11) 甲子園 30-32-1
64 7月7日 大洋 2-12 - 工藤(6-2) - 横浜 30-33-1
65 7月8日 大洋 12-1 大町(5-1-4) - - 藤田(5) 横浜 31-33-1
66 7月9日 大洋 9-4 伊藤(4-5) - 中田(2-4-4) オルト(9) 横浜 32-33-1
67 7月10日 巨人 5-6 - 中田(2-5-4) - 後楽園 32-34-1
68 7月11日 巨人 5-3 工藤(7-2) - - 掛布(10) 後楽園 33-34-1
69 7月12日 巨人 1-7 - 山本(6-8-1) - 後楽園 33-35-1
70 7月14日 広島 2-2 - - - 広島市民 33-35-2
71 7月15日 広島 5-3 小林(6-6) - 中田(2-5-5) ラム(1)岡田(12) 広島市民 34-35-2
72 7月16日 広島 12-4 大町(6-1-4) - 福間(0-0-1) 藤田(6)オルト(10)
真弓(7)
広島市民 35-35-2
73 7月18日 中日 5-3 江本(2-4-1) - 中田(2-5-6) 掛布(11)オルト(11)
藤田(7)
甲子園 36-35-2
74 7月19日 中日 1-7 - 山本(6-9-1) - 山本(3) 甲子園 36-36-2
75 7月20日 中日 1-0 小林(7-6) - - オルト(12) 甲子園 37-36-2
76 7月21日 広島 5-4 中田(3-5-6) - - 掛布(12)真弓(8) 甲子園 38-36-2
77 7月22日 広島 4-1 伊藤(5-5) - 中田(3-5-7) 真弓(9)ラム(2) 甲子園 39-36-1
78 7月23日 広島 8-1 江本(3-4-1) - 中田(3-5-8) 掛布(13)岡田(13)
オルト(13)
甲子園 40-36-2
79 7月31日 巨人 0-2 - 小林(7-7) - 甲子園 40-37-2
 
8月(9勝12敗2分 .429) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
80 8月1日 巨人 3-3 - - - 佐野(6) 甲子園 40-37-3
81 8月2日 巨人 7-6 中田(4-5-8) - - 掛布(14)オルト(14)
岡田(14)
甲子園 41-37-3
82 8月3日 巨人 3-4 - 江本(3-5-1) - オルト(15・16) 甲子園 41-38-3
83 8月4日 大洋 6-2 小林(8-7) - - 横浜 42-38-3
84 8月5日 大洋 2-5 - 工藤(7-3) - ラム(3) 横浜 42-39-3
85 8月6日 大洋 10-6 中田(5-5-8) - - 藤田(8)掛布(15) 横浜 43-39-3
86 8月7日 中日 3-10 - 山本(6-10-1) - ラム(4) ナゴヤ 43-40-3
87 8月9日 中日 4-3 小林(9-7) - - 若菜(1)藤田(9) ナゴヤ 44-40-3
88 8月11日 巨人 0-6 - 工藤(7-4) - 後楽園 44-41-3
89 8月12日 巨人 6-1 江本(4-5-1) - - 掛布(16) 後楽園 45-41-3
90 8月13日 巨人 3-4 - 福間(0-1-1) - 真弓(10) 後楽園 45-42-3
91 8月15日 大洋 5-4 中田(6-5-8) - - 平和台 46-42-3
92 8月16日 大洋 1-4 - 工藤(7-5) - 藤田(10) 平和台 46-43-3
93 8月18日 ヤクルト 3-4 - 江本(4-6-1) - 掛布(17) 神宮 46-44-3
94 8月19日 ヤクルト 3-4 - 工藤(7-6) - 真弓(11) 神宮 46-45-3
95 8月20日 ヤクルト 1-2 - 福間(0-2-1) - 神宮 46-46-3
96 8月22日 広島 4-1 山本(7-10-1) - - 佐野(7)藤田(11)
笠間(1)
広島市民 47-46-3
97 8月23日 広島 6-4 工藤(8-6) - - 広島市民 48-46-3
98 8月24日 広島 2-5 - 伊藤(5-6) - 広島市民 48-47-3
99 8月25日 ヤクルト 1-4 - 小林(9-8) - 甲子園 48-48-3
100 8月26日 ヤクルト 4-4 - - - 甲子園 48-48-4
101 8月27日 ヤクルト 3-0 山本(8-10-1) - - 甲子園 49-48-4
102 8月30日 巨人 1-7 - 小林(9-9) - 後楽園 49-49-4
 
9月(12勝7敗0分 .632) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
103 9月1日 中日 4-6 - 山本(8-11-1) - 岡田(15)掛布(18)
川藤(1)
甲子園 49-50-4
104 9月2日 中日 6-3 工藤(9-6) - 大町(6-1-5) 真弓(12)岡田(16) 甲子園 50-50-4
105 9月3日 中日 5-2 益山(2-2) - - 甲子園 51-50-4
106 9月4日 ヤクルト 5-2 小林(10-9) - - 神宮 52-50-4
107 9月5日 ヤクルト 3-0 伊藤(6-6) - - 神宮 53-50-4
108 9月6日 ヤクルト 1-2 - 山本(8-12-1) - 真弓(13) 神宮 53-51-4
109 9月9日 広島 5-7 - 池内(1-2-1) - 甲子園 53-52-4
110 9月10日 広島 2-1 小林(11-9) - - 甲子園 54-52-4
111 9月13日 大洋 6-1 山本(9-12-1) - - 掛布(19)若菜(2) 横浜 55-52-4
112 9月15日 広島 2-6 - 小林(11-10) - 岡田(17) 広島市民 55-53-4
113 9月16日 広島 2-7 - 工藤(9-7) - 広島市民 55-54-4
114 9月18日 大洋 4-2 伊藤(7-6) - 大町(6-1-6) 甲子園 56-54-4
115 9月20日 大洋 8-1 小林(12-10) - 大町(6-1-7) 佐野(8) 甲子園 57-54-4
116 9月20日 大洋 5-1 山本(10-12-1) - - オルト(17)掛布(20) 甲子園 58-54-4
117 9月22日 巨人 2-4 - 伊藤(7-7) - 甲子園 58-55-4
118 9月26日 ヤクルト 6-2 小林(13-10) - - 加藤(1)岡田(18) 甲子園 59-55-4
119 9月27日 ヤクルト 8-3 山本(11-12-1) - - 甲子園 60-55-4
120 9月28日 ヤクルト 7-5 大町(7-1-7) - - 佐野(9)オルト(18)
ゴンザレス(1)
甲子園 61-55-4
121 9月29日 中日 2-8 - 益山(2-3) - 掛布(21) ナゴヤ 61-56-4
 
10月(6勝2敗1分 .750) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
122 10月2日 中日 8-2 小林(14-10) - - 佐野(10)掛布(22)
若菜(3)
ナゴヤ 62-56-4
123 10月2日 中日 3-2 池内(2-2-1) - - 佐野(11) ナゴヤ 63-56-4
124 10月3日 中日 7-4 山本(12-12-1) - - 岡田(19) ナゴヤ 64-56-4
125 10月4日 中日 8-4 伊藤(8-7) - - 岡田(20)掛布(23) ナゴヤ 65-56-4
126 10月9日 広島 1-5 - 工藤(9-8) - 甲子園 65-57-4
127 10月10日 広島 0-1 - 伊藤(8-8) - 甲子園 65-58-4
128 10月10日 広島 5-2 益山(3-3) - 大町(7-1-8) 笠間(2) 甲子園 66-58-4
129 10月12日 大洋 6-6 - - 甲子園 66-58-5
130 10月12日 大洋 8-1 小林(15-10) - - 笠間(3) 甲子園 67-58-5


個人成績

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投手成績

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  • 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高。
選手
































こは/ 小林繁 32 17 2 16 10 2 .615 230.0 202 15 53 14 156 82 77 3.01
やま/ 山本和行 31 11 1 12 12 1 .500 202.1 181 28 56 1 158 82 74 3.30
いと/ 伊藤宏光 33 4 1 8 8 0 .500 147.0 148 15 31 2 89 72 60 3.67
くと/ 工藤一彦 32 3 1 9 9 0 .500 163.2 163 22 42 3 99 75 69 3.79
いけ/ 池内豊 38 0 0 2 2 1 .500 58.0 54 3 10 2 38 24 23 3.57
えも/ 江本孟紀 24 1 0 4 6 1 .400 87.0 77 11 36 4 70 39 34 3.52
えん/ 遠藤伸久 6 0 0 0 0 0 .000 5.0 6 2 2 0 4 4 4 7.20
おお/ 大町定夫 50 0 0 7 1 8 .875 79.2 71 4 28 6 41 20 17 1.91
さと/ 佐藤文男 3 0 0 0 0 0 .000 4.0 9 1 2 0 1 8 5 11.25
なか/ 中田良弘 38 1 0 6 5 8 .545 84.2 84 10 23 0 67 40 32 3.39
ふく/ 福間納 35 0 0 0 2 1 .000 30.2 29 2 8 0 24 11 8 2.32
ふし/ 藤原仁 5 0 0 0 0 0 .000 3.0 6 1 5 0 2 3 3 9.00
ます/ 益山性旭 19 1 0 3 3 0 .500 52.0 44 4 18 1 30 20 17 2.94
合計 38 5 67 58 22 .536 1147.0 1074 118 314 33 779 480 423 3.32

打撃成績

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  • 色付き規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字 はリーグ最高
選手







































ふした/ 藤田平 107 403 369 41 132 24 0 11 189 70 2 2 0 2 32 0 21 6 .358 .409
かけ/ 掛布雅之 130 549 458 84 156 25 1 23 252 86 1 1 0 4 85 2 54 8 .341 .446
さの/ 佐野仙好 127 508 466 59 138 14 0 11 185 48 5 7 6 4 31 1 29 6 .296 .341
おか/ 岡田彰布 130 524 485 70 140 23 3 20 229 76 1 0 2 4 28 5 43 13 .289 .334
わか/ 若菜嘉晴 115 403 360 24 101 13 2 3 127 32 4 2 15 1 27 0 23 12 .281 .331
まゆ/ 真弓明信 111 494 444 64 121 15 3 13 181 36 26 7 7 1 39 3 48 8 .273 .335
うえ/ 植松精一 50 88 79 4 14 2 1 0 18 5 1 1 4 0 5 0 24 1 .177 .226
おおし/ 大島忠一 25 27 23 1 6 1 0 0 7 2 0 0 0 0 3 1 5 1 .261 .307
おる/ オルト 102 348 326 39 100 12 0 18 166 59 2 1 2 2 14 4 60 12 .307 .343
かさ/ 笠間雄二 36 75 63 5 14 3 0 3 26 9 0 0 2 2 7 1 12 2 .222 .310
かと/ 加藤博一 57 196 180 22 40 6 3 1 55 4 14 3 3 0 12 1 30 6 .222 .275
かわ/ 川藤幸三 52 65 59 3 18 5 0 1 26 13 0 1 1 2 2 1 9 0 .305 .339
きた/ 北村照文 100 182 167 19 40 8 1 1 53 16 8 5 5 1 7 2 28 4 .240 .278
こん/ ゴンザレス 9 23 23 3 4 0 0 1 7 3 0 0 0 0 0 0 5 0 .174 .174
さか/ 榊原良行 41 78 65 9 13 1 0 0 14 0 0 1 5 0 8 0 11 2 .200 .288
せい/ 清家政和 8 13 11 4 6 1 0 0 7 1 0 0 0 0 2 0 0 0 .545 .615
たけ/ 竹之内雅史 33 56 52 2 9 2 0 0 11 3 0 0 0 0 1 3 7 1 .173 .232
てと/ デード 37 128 114 15 25 3 1 1 33 5 3 2 3 1 7 3 24 2 .219 .282
なか/ 中村勝広 30 18 15 0 1 0 0 0 1 1 0 0 1 1 1 0 4 1 .067 .125
ひき/ 引間克幸 20 18 16 3 4 1 0 0 5 0 1 1 0 0 2 0 3 0 .250 .333
ふしく/ 藤倉一雅 15 10 8 1 1 1 0 0 2 0 0 2 2 0 0 0 1 0 .125 .125
よし/ 吉竹春樹 81 103 86 16 16 4 0 0 20 2 1 2 5 1 9 2 21 1 .186 .278
らむ/ ラム 57 195 171 21 46 8 2 4 70 15 1 4 6 1 16 1 34 1 .269 .335
いけ/ 池内豊 38 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 0 .000 .000
いと/ 伊藤宏光 35 49 44 1 2 0 0 0 2 0 0 0 5 0 0 0 26 1 .045 .045
えも/ 江本孟紀 24 26 21 0 5 2 0 0 7 0 0 0 4 0 1 0 11 0 .238 .273
おおま/ 大町定夫 51 16 15 0 1 0 0 0 1 3 0 0 1 0 0 0 9 0 .067 .067
くと/ 工藤一彦 36 54 51 3 8 0 0 0 8 2 0 0 1 0 2 0 16 2 .157 .189
こは/ 小林繁 32 91 81 3 11 0 0 0 11 3 1 0 6 0 4 0 21 1 .136 .176
なかた/ 中田良弘 39 16 15 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 8 0 .000 .063
ふく/ 福間納 35 3 3 1 1 0 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 1 0 .333 .333
ます/ 益山性旭 19 16 16 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 2 .125 .125
やま/ 山本和行 31 75 64 4 9 0 0 3 18 7 0 0 8 0 3 0 16 1 .141 .179
合計 4853 4352 523 1184 174 17 114 1734 503 71 42 95 27 349 30 608 94 .272 .330


表彰

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達成記録・出来事

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  • 2月18日 - プロ野球黎明期から巨人阪急などで監督を務め、1961年の途中から1968年まで監督を務め、1962年1964年にリーグ優勝を果たした藤本定義脳内出血のため死去、享年76
  • 4月28日 - 小林繁大洋3回戦(横浜)で先発し勝利したことにより通算100勝、史上79人目
  • 5月29日 - 小林繁が大洋6回戦(横浜)、9回1死目のアウトをとり通算1500投球回、史上93人目
  • 6月23日 - 山本和行が広島9回戦(甲子園)で4回に川口和久から満塁本塁打を放ち投手としては史上14人目(15度目)で6回に山本浩二に満塁本塁打を打たれる、同一試合で満塁本塁打の打ち合いは史上7度目
  • 7月26日 - 掛布雅之オ-ルスター第2戦(横浜)で9回に江夏豊日本ハム)、延長10回に柳田豊(近鉄)からサヨナラ本塁打の2本塁打を放ちMVPに選出される。阪神選手のMVPは1980年第1戦西宮)の岡田彰布以来2年連続
  • 8月4日 - 小林繁が大洋16回戦(横浜)での4回に屋敷要から三振を奪い通算1000奪三振、史上62人目
  • 8月7日 - 掛布雅之が中日17回戦(ナゴヤ)の第一打席から第三打席まで3打席連続で安打を放ち、8月5日の大洋17回戦(横浜)の第二打席から10打数連続安打のプロ野球タイ記録。第四打席でショートゴロに倒れ記録は10でストップ[5]
  • 8月27日 - 球団は大阪市内の球団事務所で記者会見し、江本孟紀を任意引退選手にしたと発表。さる前日のヤクルト19回戦(甲子園)に先発して降板後に報道陣に対し「ベンチがアホだから野球ができない」と首脳陣を批判するコメントを出し、27日、球団代表の岡崎義人が江本を呼びこの件について事情聴取したが、江本はこの席で退団を申し入れたのを球団に認められたため[6]
  • 9月9日 - 江本孟紀が午後、大阪市北区の阪神球団事務所を訪れ、任意引退の手続きを行う[7]
  • 10月23日 - 大阪市北区のホテル阪神にて午後2時から記者会見し、二軍監督の安藤統男の新監督就任を発表[8]

ドラフト指名選手

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順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 源五郎丸洋 投手 日田林工高 入団
2位 平田勝男 内野手 明治大学 入団
3位 月山栄珠 捕手 印旛高 入団
4位 福家雅明 投手 三菱自動車川崎 入団
5位 藤本雄司 投手 安芸工業高 入団
6位 服部浩一 内野手 大阪商業大学 入団

脚注

[編集]

注釈

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出典

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  1. ^ 年度別成績 1981年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年11月20日閲覧。
  2. ^ 【虎番疾風録(5)】「渡りに船」だった退団劇 江本「ベンチがアホやから、野球がでけへん」発言産経WEST 2018年8月8日
  3. ^ 【虎番疾風録(12)】新米記者に飛び込んできた中西監督「辞任劇」産経WEST 2018年8月22日
  4. ^ 安藤新監督就任を報じる81年10月1日付けスポニチ本紙1面 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
  5. ^ 毎日新聞1981年8月8日15面「掛布の季節 やった10打数連続安打 日本タイ」毎日新聞縮刷版1981年8月p211
  6. ^ 読売新聞1981年8月28日17面「阪神・江本、突然の退団 首脳陣批判が問題に」読売新聞縮刷版1981年8月p1007
  7. ^ 読売新聞1981年9月10日17面「江本、引退表明」読売新聞縮刷版1981年9月p375
  8. ^ 読売新聞1981年10月24日17面「阪神『安藤監督』発表」読売新聞縮刷版1981年10月p997