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|画像説明= 西出口(2014年8月12日) |
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|よみがな= しま いそべ |
|よみがな= しま いそべ |
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|ローマ字= Shima-Isobe |
|ローマ字= Shima-Isobe |
2020年2月14日 (金) 23:14時点における版
志摩磯部駅* | |
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西出口(2014年8月12日) | |
しま いそべ Shima-Isobe | |
◄M87 上之郷 (1.4 km) (1.6 km) 穴川 M89► | |
所在地 | 三重県志摩市磯部町迫間1819 |
駅番号 | M88 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | M 志摩線 |
キロ程 |
16.0km(鳥羽起点) 伊勢中川から57.5 km |
電報略号 | イソ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
472人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)7月23日 |
備考 | * 1970年に迫間駅から改称。 |
志摩磯部駅 配線図[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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志摩磯部駅(しまいそべえき)は、三重県志摩市磯部町迫間にある、近畿日本鉄道(近鉄)志摩線の駅である。駅番号はM88。
かつては、志摩スペイン村の玄関口として「志摩スペイン村」の副駅名があったが、当駅から志摩スペイン村への直行バスは、2007年(平成19年)3月1日限りで廃止となり、副駅名は外された。現在の直行バス発着駅は、鵜方駅である。
歴史
- 1929年(昭和4年)7月23日 - 志摩電気鉄道の鳥羽 - 真珠港(現在は廃止)間開通時に迫間駅(はさまえき)として開業[2]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 志摩電気鉄道ほか6社合併により、三重交通志摩線の駅となる[2][3]。
- 1964年(昭和39年)2月1日 - 三重交通の鉄道事業の分離譲渡により三重電気鉄道の駅となる[2]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[2]。
- 1969年(昭和44年)12月10日 - 改良工事のため営業休止、バス代行を実施[2]。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 標準軌化工事が完了し、営業再開[2]。このとき賢島方へ0.2キロ移設[4]され、志摩磯部駅(2代目)に改称[5]。行違駅化。
- 1993年(平成5年)6月1日 - 当駅から鵜方駅まで複線化[6]。
- 1994年(平成6年)3月15日 - 橋上駅化[7]、またこの日より、特急列車も全列車停車となる[8]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[9]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。鳥羽方単線、賢島方複線の行違い可能駅である。
鳥羽方に2両長の引上線がある(車両の留置がされていない場合は上り線の安全側線の役割も担っている)。下りホームの片側の3番線(ホーム有効長は6両分)は鳥羽方で行き止まりになっているが、賢島駅発着の特急列車などの電留線としてのみ使われており、営業列車は1・2番線(8両分)に発着する。
駅舎は、かつての志摩スペイン村への玄関口にふさわしく、スペイン・アンダルシア地方の建物がモチーフとなっている。
のりば
下りホーム(3・1番線)が島式、上りホーム(2番線)が単式。ホーム配置は東から3番線、1番線、2番線の順。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
3 | (回送列車留置のみ。営業列車が発車することはない) | ||
1 | M 志摩線 | 下り | 鵜方・賢島方面 |
2 | M 志摩線 | 上り | 鳥羽・名古屋・大阪・神戸・京都方面 |
特徴
駅設備・営業面
- 鳥羽駅管理の有人駅。PiTaPa、ICOCAは簡易改札機による対応であるが、自動改札機は導入されていない。
- 特急券・定期券ともに窓口にて即時購入が可能である[10]。
- トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
停車列車
- 観光特急「しまかぜ」を除いた全ての定期旅客列車が停車する[11]。
- 1994年(平成6年)のダイヤ変更より、阪伊・名伊甲特急の下り列車のみ一部停車から上下ともに全列車が停車するようになっている(過去には甲特急以外でも当駅通過の特急が一部にあった)。志摩スペイン村の最寄り駅変更以降も、特急を含めた全営業列車の停車は継続していたが、2013年から運行開始の特急「しまかぜ」や臨時観光列車「つどい」は通過する[12]。
当駅乗降人員
近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[13]。
- 2018年11月13日:812人
- 2015年11月10日:698人
- 2012年11月13日:822人
- 2010年11月9日:1,039人
- 2008年11月18日:1,107人
- 2005年11月8日:1,631人
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 2,131 |
1998年 | 1,550 |
1999年 | 1,577 |
2000年 | 1,466 |
2001年 | 1,266 |
2002年 | 1,157 |
2003年 | 1,071 |
2004年 | 1,016 |
2005年 | 904 |
2006年 | 863 |
2007年 | 651 |
2008年 | 573 |
2009年 | 530 |
2010年 | 508 |
2011年 | 478 |
2012年 | 492 |
2013年 | 491 |
2014年 | 452 |
2015年 | 434 |
2016年 | 456 |
2017年 | 472 |
志摩磯部駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(志摩磯部駅) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果:人/日 | 特記事項 | ||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1958年(昭和33年) | 156,427 | ←←←← | 84,189 | 240,616 | |||
1959年(昭和34年) | ←←←← | ||||||
1960年(昭和35年) | ←←←← | ||||||
1961年(昭和36年) | ←←←← | ||||||
1962年(昭和37年) | ←←←← | ||||||
1963年(昭和38年) | ←←←← | ||||||
1964年(昭和39年) | ←←←← | ||||||
1965年(昭和40年) | 210,150 | ←←←← | 74,512 | 284,662 | |||
1966年(昭和41年) | 178,830 | ←←←← | 50,820 | 229,650 | |||
1967年(昭和42年) | 184,730 | ←←←← | 51,325 | 236,055 | |||
1968年(昭和43年) | 165,090 | ←←←← | 50,292 | 215,382 | |||
1969年(昭和44年) | 163,170 | ←←←← | 46,217 | 209,387 | 改良工事のため営業休止(バス代行) | ||
1970年(昭和45年) | 183,840 | ←←←← | 83,352 | 267,192 | 標準軌化し営業再開 | ||
1971年(昭和46年) | 200,310 | ←←←← | 73,124 | 273,434 | |||
1972年(昭和47年) | 208,410 | ←←←← | 81,289 | 289,699 | |||
1973年(昭和48年) | 217,680 | ←←←← | 91,073 | 308,753 | |||
1974年(昭和49年) | 234,570 | ←←←← | 101,207 | 335,777 | |||
1975年(昭和50年) | 238,110 | ←←←← | 99,938 | 338,048 | |||
1976年(昭和51年) | 249,060 | ←←←← | 93,937 | 342,997 | |||
1977年(昭和52年) | 239,790 | ←←←← | 92,057 | 331,847 | |||
1978年(昭和53年) | 240,270 | ←←←← | 95,906 | 336,176 | |||
1979年(昭和54年) | 233,610 | ←←←← | 94,801 | 328,411 | |||
1980年(昭和55年) | 240,540 | ←←←← | 97,652 | 338,192 | |||
1981年(昭和56年) | 239,250 | ←←←← | 91,019 | 330,269 | |||
1982年(昭和57年) | 211,500 | ←←←← | 90,226 | 301,726 | 11月16日 | 1,514 | |
1983年(昭和58年) | 218,640 | ←←←← | 90,585 | 309,225 | 11月8日 | 1,520 | |
1984年(昭和59年) | 227,130 | ←←←← | 93,922 | 321,052 | 11月6日 | 1,451 | |
1985年(昭和60年) | 219,240 | ←←←← | 91,632 | 310,872 | 11月12日 | 1,419 | |
1986年(昭和61年) | 197,520 | ←←←← | 93,610 | 291,130 | 11月11日 | 1,383 | |
1987年(昭和62年) | 202,560 | ←←←← | 94,531 | 297,091 | 11月10日 | 1,398 | |
1988年(昭和63年) | 215,730 | ←←←← | 90,701 | 306,431 | 11月8日 | 1,480 | |
1989年(平成元年) | 231,420 | ←←←← | 97,765 | 329,185 | 11月14日 | 1,515 | |
1990年(平成2年) | 232,200 | ←←←← | 112,578 | 344,778 | 11月6日 | 1,769 | |
1991年(平成3年) | 212,970 | ←←←← | 110,913 | 323,883 | |||
1992年(平成4年) | 194,190 | ←←←← | 106,613 | 300,803 | 11月10日 | 1,622 | |
1993年(平成5年) | 175,200 | ←←←← | 109,149 | 284,349 | |||
1994年(平成6年) | 200,160 | ←←←← | 1,049,931 | 1,250,091 | 志摩スペイン村が開業し、 当駅がバス接続駅となる | ||
1995年(平成7年) | 197,970 | ←←←← | 743,194 | 941,164 | 12月5日 | 1,555 | |
1996年(平成8年) | 196,200 | ←←←← | 678,683 | 874,883 | |||
1997年(平成9年) | 192,420 | ←←←← | 585,504 | 777,924 | |||
1998年(平成10年) | 196,950 | ←←←← | 368,820 | 565,770 | |||
1999年(平成11年) | 206,160 | ←←←← | 371,044 | 577,204 | |||
2000年(平成12年) | 212,190 | ←←←← | 322,910 | 535,100 | |||
2001年(平成13年) | 206,850 | ←←←← | 255,319 | 462,169 | |||
2002年(平成14年) | 197,280 | ←←←← | 224,966 | 422,246 | |||
2003年(平成15年) | 187,410 | ←←←← | 204,718 | 392,128 | |||
2004年(平成16年) | 173,040 | ←←←← | 197,936 | 370,976 | |||
2005年(平成17年) | 153,360 | ←←←← | 176,475 | 329,835 | 11月8日 | 1,631 | |
2006年(平成18年) | 143,250 | ←←←← | 171,785 | 315,035 | |||
2007年(平成19年) | 134,100 | ←←←← | 104,216 | 238,316 | 志摩スペイン村へのバス接続駅が、当駅から鵜方駅に変更となる | ||
2008年(平成20年) | 126,990 | ←←←← | 82,212 | 209,202 | 11月18日 | 1,107 | |
2009年(平成21年) | 116,460 | ←←←← | 76,968 | 193,428 | |||
2010年(平成22年) | 113,070 | ←←←← | 72,336 | 185,406 | |||
2011年(平成23年) | 106,920 | ←←←← | 68,097 | 175,017 | |||
2012年(平成24年) | 105,240 | ←←←← | 74,241 | 179,481 | 11月13日 | 822 | |
2013年(平成25年) | 101,310 | ←←←← | 78,046 | 179,356 | |||
2014年(平成26年) | ←←←← | ||||||
2015年(平成27年) | ←←←← |
駅周辺
- 西口
- 木場公園
- 磯部郵便局
- 第三銀行磯部支店 - 店舗は駅舎やホテル同様、スペイン風の意匠となっている。
- 三重交通志摩営業所・磯部バスセンター
- 三重県立志摩高等学校
- 志摩市立磯部中学校
- 志摩市立磯部小学校
- 川うめ
- 東口
- 磯部川
- 伊雑ノ浦(的矢湾)
バス路線
駅西方の磯部バスセンターの方が発着便が多い。
- 磯部地域予約運行型バス(コミュニティバス、愛称:ハッスル号)
その他
- 2000年(平成12年)、中部の駅百選に認定された。
- 路線図における駅名表記は、かつては単に「磯部」であったが、志摩スペイン村開業直前の1993年(平成5年)頃から「志摩磯部」に変更された。なお、近鉄全駅が正式な駅名表記に改められたのは2004年(平成16年)のことである。
隣の駅
脚注
- ^ 川島令三、『全国鉄道事情大研究 - 名古屋都心部・三重篇』、ISBN 978-4-7942-0700-5、211p、草思社、1996
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 354-356頁
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 680頁
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、32頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 436頁
- ^ 1994年3月15日付 中日新聞 朝刊 三重版 記事「すぺいん村の玄関口へ装い一新近鉄志摩磯部駅 きょう完成セレモニー 橋上駅舎 屋根は人肌色 壁は白」
- ^ 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 707頁
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年3月14日閲覧。
- ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
- ^ a b c 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.150 - p.157・p.162 - p.184・p.308 - p.315・p.320 - p.342
- ^ 次世代新型観光特急「しまかぜ」、平成25年3月21日デビュー! (PDF) - 近畿日本鉄道株式会社、2012年9月28日付ニュースリリース
- ^ 駅別乗降人員 志摩線 - 近畿日本鉄道
- ^ “磯部地域予約運行型バス ハッスル号 時刻表 やまルート(火・金曜日) 平成31年度(4月1日〜)”. 志摩市役所政策推進部総合政策課 (2019年4月1日). 2019年4月30日閲覧。
- ^ “磯部地域予約運行型バス ハッスル号 時刻表 うみルート(月・水・木曜日) 平成30年度(9月1日〜)”. 志摩市役所政策推進部総合政策課 (2018年9月1日). 2019年4月30日閲覧。