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「台北駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 09:41時点における版

台北駅
駅全景
臺北
タイペイ
Taipei
地図
所在地 中華民国の旗台北市中正区黎明里北平西路3号
北緯25度2分52秒 東経121度31分2秒 / 北緯25.04778度 東経121.51722度 / 25.04778; 121.51722
所属事業者 台湾高速鉄路股份有限公司
台湾高速鉄道
台湾鉄路管理局
台北大衆捷運股份有限公司
台北捷運
乗車人員
-統計年度-
#利用状況参照
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
#利用状況参照
-人/日
備考 本表は駅舎管理者の台鉄での表記、高鉄は「台北」、捷運公司は「台北車站」と表記する。
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台北駅
各種表記
繁体字 臺北車站
高鐵臺北站
簡体字 台北车站
高铁台北站
拼音 Táiběi Chēzhàn
Gāotiě Táiběizhàn
注音符号 ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
ㄍㄠ ㄊㄧㄝˇ ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ ㄓㄢˋ
発音: タイペイ チャーヂャン
台湾語白話字 Tâi-pak Chhia-thâu
Tâi-pak Chhia-chām
Ko-thih Tâi-pak-chām
日本語漢音読み たいほくえき
日本語慣用読み たいぺいえき
英文 Taipei Station
Taipei Main Station
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台北駅(たいぺいえき)は、台湾台北市中正区にある、台湾高速鉄路(高鉄、THSR)・台湾鉄路管理局(台鉄、TRA)及び台北捷運(MRT)のである。

概要

台湾鉄路管理局の特等駅であり、台湾鉄路管理局の本部が設置されている。縦貫線西部幹線東部幹線)が乗り入れる。かつては縦貫線の他に淡水線が乗り入れていた。

2007年台湾高速鉄道が乗り入れ、2016年6月まで始発駅となっていた。

台北捷運では、台北車站と表される。2017年には桃園国際空港とを結ぶ機場捷運もこの駅に設置された。なお、若い世代を中心に「北車」と略されることもある。

台北捷運では駅番号を導入しており、淡水信義線R10板南線BL12に振り分けられている。

台北駅の北方、台北転運站は国道客運(高速バス)の路線の提供。当ターミナルを発車するバスは直接市民大道(高速道路)に出ることができ、台北駅付近の平面道路を通る必要がない。

歴史

地下化工事概略

清朝統治時代

日本統治時代

中華民国時代

  • 2011年11月11日 - 1階、地下1階にブリーズ・センターによる土産物、テイクアウト専門店オープン。
  • 2012年6月 - 駅舎内の全面改装工事が完了。旅客導線改善、お手洗い改装、台鉄の切符売り場の移転等が行われる。
  • 2015年12月4日 - 台鉄の駅が大阪駅と姉妹駅となる[7]
  • 2016年
初代駅舎(その後の大稲埕駅 2代目駅舎(1914年)
右手は長谷川謹介
3代目駅舎(1948年)

駅構造

高鉄・台鉄

高鉄・台鉄 台北駅
駅舎(2017年1月4日)
臺北
タイペイ
Taipei
所在地 中華民国の旗台北市中正区黎明里北平西路3号
所属事業者 台湾鉄路管理局
台湾高速鉄路股份有限公司
駅構造 地下駅
ホーム 2面5線(台鉄)
2面4線(高鉄)
開業年月日 1891年10月20日(台鉄)
2007年3月2日(高鉄)
乗入路線 2 路線
所属路線 縦貫線
キロ程 28.3 km(基隆起点)
松山 (6.4 km)
(2.8 km) 万華
所属路線 台湾高速鉄道
キロ程 9.202 km(南港起点)
南港 (9.202 km)
(7.216 km) 板橋
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駅舎は地上6階、地下2階である。地上6階から地上3階までは台鉄本部オフィスで、台鉄総局、総合運転指令所、台湾高鉄職員待合室、YMCAなど民間企業と団体、台鉄演芸庁が入っている。地上2階は商業層で、微風台北車站フードコート(エレベーターは東2門)がある。地上1階には台鉄/高鉄切符売り場、自動券売機、観光案内所、台鉄案内所、台鉄当直駅長室、台鉄弁当本舖 1号店、鉄道警察分駐所、高鉄サービスセンター、高鉄警察分駐所、高鉄憲兵服務处がある。地下1階は改札階であり、台鉄は国営、高鉄は民営のため、改札口も別々となっている。

台湾高速鉄道は島式ホーム2面4線の地下駅。台湾鉄路管理局は島式ホーム2面5線の地下駅。両方とも地下2階にある。高鉄ホームには南港延伸時に高鉄初の可動式ホーム柵が設置された[9]

台鉄と高鉄のホームは中間の仕切りがなく、互いに見渡すことができる。地下改札口は北側が台鉄、南側が高鉄用となっている。台鉄・高鉄共に改札口が中央寄りが乗車専用、東端・西端側が降車専用になっている。1階には鉄道グッズショップ「台鉄夢工場」がある(以前は高雄駅と同様の「台鉄本舗」だったが、やや縮小され店名も変更)。また、地下1階の南側・北側の通路にはコインロッカーが設置されており、北側の一部区画等は大型のスーツケースにも対応している。ロッカー番号入力して閉め、取り出し時にはレシート記載の暗証番号を入力するタイプと、一般的なコイン(50元硬貨専用)を入れ鍵を抜くタイプの2種類がある。

のりば

台北駅(台鉄部分)軌道図
(左が上り基隆方面、右が下り高雄方面)
1 1A・1B 台湾高速鉄路(下り) 板橋桃園台中左営方面
2 2A・2B 台湾高速鉄路(上り) 南港方面
(ホーム無し) 通過線 (台鉄)  
3 3A・3B 台湾鉄路管理局西部幹線(下り) 台中高雄屏東枋寮方面
台湾鉄路管理局東部幹線(直通上り) 樹林方面
4 4A・4B 台湾鉄路管理局西部幹線(上り) 松山汐止七堵基隆方面
台湾鉄路管理局東部幹線(直通下り) 宜蘭花蓮台東高雄方面

台北捷運

台北捷運 台北車站駅[注 1]
M5出口
台北車站
タイペイチャーヂャン
Taipei Main Station
所在地 中華民国の旗台北市中正区忠孝西路一段49号
所属事業者 台北大衆捷運股份有限公司
台北捷運
駅構造 地下駅
ホーム 各1面2線
開業年月日 1997年12月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 淡水信義線
駅番号 R10
キロ程 ? km(淡水起点)
R11 中山 (0.63 km)
(0.63 km) 台大医院 R9
所属路線 板南線
駅番号 BL12
キロ程 ? km(南港展覧館起点)
BL13 善導寺 (0.671 km)
(1.431 km) 西門 BL11
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淡水信義線は島式ホーム1面2線の地下駅で地下4階に位置する。板南線は島式ホーム1面2線の地下駅で、地下3階に位置する。両ホーム共に可動式ホーム柵が設置されている。

改札外コンコース(台北捷運広場)には、台北捷運の関連グッズを販売する「台北捷運商品館」がある。

のりば

1 淡水信義線(上り) 北投淡水方面
2 淡水信義線(下り) 大安象山方面
3 板南線(上り) 市政府南港展覧館方面
4 板南線(下り) 亜東医院頂埔方面

利用状況

各年度の乗車人員は以下の通りである。2014年度に年間の乗降人員の合計が1億9千万人を突破し欧州最大かつ日本以外の駅では最大の利用客数を持つパリ北駅を上回った。(統計がはっきり判っていないチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅を除く) 2016年11月の資料によると、台北捷運の1日平均乗降人員は約314,109人[12]であり、台北捷運中1位。

2018年度の台湾鉄路管理局の1日平均乗降人員は120,760人であり[13]、長年台湾鉄路管理局中1位を占めている。

駅周辺

国道客運台北総駅営業当時の周辺図
A:旧国道客運台北総駅、現機場捷運台北車站
B:旧台北西站A棟、現台北行旅広場
C:台北転運駅
D:旧台北西站B棟
E:台鉄台北駅
国光客運台北車站(東三門、2017年3月移転開業)
聯営公車の一部路線が発着する交六公車站(2017年4月29日)

M区(誠品站前店)出口

  • 出口M1/Y2:台鉄/高鉄(北1門)
  • 国光客運台北車站(M1とM2の間)
  • 出口M2:市民大道、逸仙公園
  • 出口M3:コスモスホテル(台北天成大飯店)
  • 出口M4:台鉄/高鉄(南1門)
  • 出口M5:駅前広場
  • 出口M6:シーザーパークホテル(台北凱撒大飯店)、南陽街、国立台湾博物館(本駅と台大医院駅の間)
  • 出口M7:中山北路行政院
  • 出口M8:公園路、台北市中華基督教青年館(YMCA Taipei)、監察院立法院
ファイル:夢遊Daydreams.JPG
台北駅M1出口そばの鳥人間

R区(中山地下街)出口

捷運台北駅の北側から、雙連駅の南側まで、捷運淡水信義線の地下1階にある。

Y区(台北地下街)出口

台鉄/高鉄台北駅の北側、市民大道1段の地下にある。

Z区(站前地下街)出口

台鉄/高鉄台北駅の南側、忠孝西路一段の地下にある。

バス路線

隣の駅

台湾高速鉄路
台湾高速鉄道
南港駅 - 台北駅 - 板橋駅
台湾鉄路管理局
縦貫線
松山駅 - 新生駅 - 華山駅 - 台北駅 - (西門緊急停車駅) - 万華駅
淡水線(廃止
北門駅 - 台北後駅 - (長安駅) - 双連駅
台北捷運
淡水信義線
中山駅 (R11) - 台北車站駅 (R10) - 台大医院駅 (R9)
板南線
善導寺駅 (BL13) - 台北車站駅 (BL12) - 西門駅 (BL11)

脚注

註釈

  1. ^ 台北捷運公司の駅情報によると[10]、日本語案内では『「台北駅」駅』とも言うが、現地語表記はあくまで台北車站であり、中国のように国鉄駅と連絡する地下鉄駅を火車站站や車站站とは表記しない。(例[11]
  2. ^ 2016年7月8日は台風ニパルダック(平成28年台風第1号)の影響で終日運休し営業日数365日で計算。
  3. ^ 9/17(板南線は07:40、淡水線は8:00に運休)-10/26運休[6](pp128-129)

出典

  1. ^ a b c d e f g h (繁体字中国語) 臺北記驛-臺北車站125年來的歲月情(1891-2016). 台湾鉄路管理局. (2017-04-01). ISBN 9789860519334. https://www.railway.gov.tw/Upload/UserFiles/%E8%87%BA%E5%8C%97%E8%A8%98%E9%A9%9B-%E8%87%BA%E5%8C%97%E8%BB%8A%E7%AB%99125%E5%B9%B4%E4%BE%86%E7%9A%84%E6%AD%B2%E6%9C%88%E6%83%85(1891-2016).pdf 
  2. ^ 鐵道停車場一覽. 大正6年3月31日現在. 鉄道院. (1917). p. 241. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3461950  国立国会図書館
  3. ^ 官報第5450号台湾総督府報告示第88号 (1901-08-19). 臺北停車場及淡水河岸貨物積卸竝ニ臺北市内貨物配達取扱. 大蔵省印刷局. p. 459. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948749/2?viewMode=  国立国会図書館
  4. ^ 官報第5579号台湾総督府告示第16号 (1902-01-28). 臺北淡水河岸貨物扱所改稱竝旅客取扱開始. 大蔵省印刷局. p. 213. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948881/3?viewMode=  国立国会図書館
  5. ^ 官報第5579号台湾総督府告示第16号 (1902-01-28). 臺北淡水河岸貨物扱所改稱竝旅客取扱開始. 大蔵省印刷局. p. 213. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948881/3?viewMode=  国立国会図書館
  6. ^ a b c d e f (繁体字中国語)徐榮崇 (2015年12月). 續修臺北市志 卷五 交通志 捷運篇. 臺北市文獻委員會. pp. 頁121-132. ISBN 9789860469875. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000157 
  7. ^ 台湾鉄路管理局台北駅と大阪駅との姉妹駅協定締結について - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2015年12月1日付
  8. ^ 台北駅の桃園空港行きバス乗り場、きょうから移転/台湾2016-10-30,フォーカス台湾
  9. ^ 台湾鉄道ナビ 2016年7月2016-07-26,台北ナビ
  10. ^ 駅情報
  11. ^ 上海駅
  12. ^ (繁体字中国語)17 臺北捷運各站旅運量”. 台北市政府交通局 首頁 > 業務資訊 > 統計資訊 > 交通統計月報 > 當期交通統計月報. 台北市政府交通局 (2013年8月). 2013年10月14日閲覧。
  13. ^ a b 107年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2019年5月25日閲覧。
  14. ^ (繁体字中国語) 臺北市志卷六經濟志交通篇. 臺北市文獻委員會. (1988年). pp. 頁247-249. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000304486 
  15. ^ a b (繁体字中国語)王文誠 (2014年). 續修臺北市志 卷五 交通志 鐵公路與航運篇. 臺北市文獻委員會. p. 頁61. ISBN 9789860469905. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000156 
  16. ^ (繁体字中国語)臺北市交通統計資料庫查詢系統 臺北捷運各站進出人次” (2019年4月10日). 2019年5月5日閲覧。
  17. ^ (繁体字中国語)(內政部營建署)表3-54 民國 95 年度台鐵各車站全年上下車旅客統計 Archived 2016年9月24日, at the Wayback Machine.
  18. ^ (繁体字中国語)高速鐵路各站旅客人數” (2019年1月25日). 2019年1月25日閲覧。交通部統計查詢網
  19. ^ (繁体字中国語)臺鐵臺北市各站客運量-年”. 臺北市交通統計資料庫查詢系統. 2019年8月24日閲覧。
  20. ^ 99年報 各站客貨運起訖量”. 2011年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月10日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  21. ^ 100年報 各站客貨運起訖量”. 2012年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月10日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  22. ^ 101年報 各站客貨運起訖量”. 2013年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月10日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  23. ^ 102年報 各站客貨運起訖量”. 2014年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月31日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  24. ^ 103年報 各站客貨運起訖量”. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月31日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  25. ^ 104年報 各站客貨運起訖量”. 2016年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月16日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  26. ^ 105年報 各站客貨運起訖量”. 2017年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月16日閲覧。 臺灣鐵路管理局
  27. ^ 106年報各站客貨運起訖量 Volume of Passenger & Freight Traffic”. 臺灣鐵路管理局. 2019年5月5日閲覧。

関連項目

外部リンク