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2015年11月10日 (火) 23:13時点における版
一般国道 | |
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国道8号 | |
地図 | |
総延長 | 602.6 km |
実延長 | 570.9 km |
現道 | 542.8 km |
制定年 | 1952年指定 |
起点 | 新潟県新潟市中央区 本町交差点(北緯37度55分17.70秒 東経139度2分48.62秒) |
主な 経由都市 |
新潟県長岡市、柏崎市、上越市 富山県富山市 石川県金沢市 福井県福井市、敦賀市 滋賀県米原市、栗東市、大津市 |
終点 | 京都府京都市下京区 烏丸五条交差点(北緯34度59分46.32秒 東経135度45分35秒) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道7号 国道49号 国道17号 国道116号 国道18号 国道41号 国道27号 国道161号 国道21号 国道1号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道8号(こくどう8ごう)は、新潟県新潟市から京都府京都市へ至る一般国道である。
概要
新潟市から日本海沿いに北陸地方を縦断して滋賀・京都に至る幹線国道であり、かつての北陸道を継承するものである。新潟県 - 滋賀県にかけて北陸自動車道と、滋賀県 - 京都府にかけて名神高速道路と並走する。
現在、新潟市内の新潟バイパス区間の交通量は、日本ではトップクラスとなっている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点 : 新潟市(本町交差点 = 国道7号・国道113号起点、国道17号・国道116号終点)
- 終点 : 京都市(烏丸五条交差点 = 国道9号・国道24号・国道367号起点)
- 重要な経過地 : 白根市[注釈 2]、三条市、見附市、長岡市、柏崎市、上越市、糸魚川市、黒部市、魚津市、滑川市、富山市、新湊市(作道)[注釈 3]、高岡市(四屋)、富山県西礪波郡福岡町[注釈 4]、小矢部市(安楽寺)、石川県河北郡津幡町、金沢市、同県石川郡野々市町[注釈 5]、松任市[注釈 6]、小松市、加賀市、福井市(淵上町)、鯖江市、武生市[注釈 7]、福井県南条郡河野村[注釈 8]、敦賀市、滋賀県伊香郡西浅井町[注釈 9]、同郡木之本町[注釈 9]、長浜市、同県坂田郡近江町[注釈 10]、彦根市、近江八幡市、同県蒲生郡竜王町、同県栗太郡栗東町[注釈 11]、草津市、大津市(瀬田)
- 路線延長 : 602.6 km(実延長570.9 km、現道542.8 km)[2][注釈 12]
- 新潟市区間 : 32.9 km(実延長28.5 km、現道28.5 km)
- 新潟県区間 : 171.4 km(実延長171.4 km、現道166.8 km)
- 富山県区間 : 102.4 km(実延長102.4 km、現道93.9 km)
- 石川県区間 : 78.7 km(実延長78.7 km、現道78.1 km)
- 福井県区間 : 100.9 km(実延長100.9 km、現道92.2 km)
- 滋賀県区間 : 108.3 km(実延長88.9 km、現道83.2 km)
- 京都市区間 : 7.9 km(実延長・現道なし)
- 指定区間 : 新潟市中央区本町通七番町1054番2 - 京都市下京区烏丸通五條下ル大阪町371番2(全線)[3]
道路概況
新潟県
新潟市から柏崎市にかけては、本路線の他に国道116号、国道402号、北陸自動車道などがあるが、本路線は長岡市を経由し、内陸側を通る路線である。新潟市・三条市・長岡市の各都市を結んでおり、また長岡市では東京方面から接続する国道17号と接続していることもあり、交通量は多い。
起点から新潟市中央区紫竹山にかけては国道7号と重複している。この国道7号と重複している区間では本町通、万代、新潟駅前など各繁華街を経由する。また、途中信濃川を萬代橋で通過している。萬代橋の現橋梁は1929年開通と歴史が古く、新潟市の代表的存在となっており、また2004年には重要文化財に指定されている。その先、栗ノ木橋交差点から紫竹山ICにかけての栗ノ木バイパスの区間は6車線となる。栗ノ木バイパスはかつての栗ノ木川を埋め立てて建設され、開通した区間であり、各交差点名にその名残りが見られる。この栗ノ木バイパスの区間は市街地を経由している上、新潟バイパス、亀田バイパス、新潟市道紫竹山鳥屋野線、新潟県道51号新潟黒埼インター笹口線、明石通などの各幹線道路と接続していることから、日中にかけて流れの悪い区間となっている。
新潟市中央区紫竹山の紫竹山ICから、同西区山田の黒埼IC間は新潟バイパスとなる。この新潟バイパスの区間は他道路とはすべて立体交差で接続しており、一部を除いて6車線であるほか、最高速度も70km/hに指定されている。この区間は国道8号の中でも特に交通量が多い区間であり、24時間交通量が新潟市中央区神道寺(かんどうじ)(弁天IC - 桜木IC間)で131,348台と全国2位[4]、その他の区間でも概ね10万台を超えているなど日本屈指の交通量を誇っている。
黒埼IC以南は4車線となり、新潟市西区西部の黒埼地区を通り、大野大橋で中ノ口川を渡る。この黒埼地区の区間は当初2車線であったが、新潟市街と近接している上、沿線の宅地化が進み渋滞が慢性化していたことから、「黒埼拡幅」として黒埼IC - 下塩俵交差点間が2006年までに4車線化された。このうち、1977年に黒埼IC - 大野交差点(現:大野町交差点)が4車線化された。大野大橋は黒埼地区 - 三条市代官島間の一次改築事業の一環として1963年に開通したが、当初は2車線であり渋滞が恒常化していたことや、老朽化が進んでいたこともあり、2006年に現橋梁が完成し、大野町交差点 - 下塩俵交差点間が4車線に拡幅された。
大野大橋以北の区間は紫竹山ICと黒埼ICを除き全線が4車線以上であったが、以南の区間では2車線となり、新潟市南区を縦断する。南区内の白根地区では2車線であり、沿線はロードサイド型店舗や住宅地、工場団地等が集積していることから、渋滞や速度低下が慢性的に発生している。このため、白根市街地を迂回する白根バイパスが建設中で、一部区間は2014年度に開通予定である。
三条市北部では、中ノ口川と信濃川が非常に近接しており、国道8号はこれらの川を挟んだルートとなっている。同市下須頃 - 大字猪子場新田間は再び市街地となり、4車線となる。この区間は当初2車線であったが、三条大橋を除く区間は1988年から1996年にかけて順次4車線化された。三条大橋のみ長らく2車線であったが、2003年に現橋梁が完成し、4車線化された。
栄拡幅事業が進む三条市南部の栄地区の区間は再び2車線となるが、同市千把野新田から長岡市西部にかけて4車線となる。このうち、長岡市内の長岡東バイパスと長岡バイパスの区間は一部立体交差となる。この長岡東バイパスの川崎ICでは、国道8号の新潟方面と国道17号の東京方面が本線となっており、国道8号はここから西に折れる経路となる。
富山県境に近い糸魚川市(旧:青海町)の親不知では山と海岸との僅かな間を縫うように道路が敷かれており、急カーブが続く難所となっている。この区間のうち、青海 - 歌区間の4.2kmと外波 - 市振区間の5.4kmは連続雨量が120mmを超えると通行止めとなる。えちごトキめき鉄道市振駅を超えて境川を渡ると富山県に入る。
-
新潟市中央区 新潟バイパス女池インター
-
新潟市南区 白根市街
-
長岡市 関越道長岡インター手前
-
天嶮:親不知付近
富山県
朝日町のあいの風とやま鉄道泊駅付近から富山平野に入り、以後小矢部市まで約90kmに渡ってなだらかな道が続く。
入善町から黒部市内にかけては市街地の中を通り、渋滞や速度低下が慢性的に発生していたため、海側に入善黒部バイパスの建設が進められ、2015年3月1日に全線開通した。
魚津市内に入り、江口交差点からは4車線の魚津バイパス、慶野交差点からは魚津滑川バイパスに入る。佐伯交差点から早月川橋梁を挟んで滑川市の大掛東交差点までは暫定2車線となっており、現在4車線化工事が行われている。この先、高岡市内までの約50kmは全線が4車線で完成している滑川富山バイパス、富山高岡バイパスの区間であり、立体交差も多く快走路が続く。2015年現在も、朝夕における有数の渋滞個所である富山市の新屋・豊田交差点は立体化事業が進められており、高新大橋手前の射水市坂東交差点の立体化事業は現在建設中である。この間、大部分で北陸新幹線の高架と併走している。
能越自動車道高岡IC入口交差点で4車線区間は終了し、再び2車線となる。旧福岡町区間は市街地の中を通ることもあり、やはり渋滞が発生しやすい。小矢部市に入り、芹川交差点で国道8号は西側に折れて、小矢部バイパス区間に入る。なお、南側のあいの風とやま鉄道線に沿う旧道区間は現在、小矢部市本町交差点までは富山県道42号に、本町交差点からは国道471号に指定されている。
-
魚津市本江:インター線分岐付近
石川県
富山県境のトンネルを抜けると、旧道はIRいしかわ鉄道線に沿うように森本方面へとつながっていたが、現在はのと里山海道(旧能登有料道路)にアクセスする国道159号津幡バイパスを経由して金沢市街に通じている。
金沢市街に入ると、金沢東ICから金沢西IC付近まで、北陸自動車道と併走する。
金沢西インター付近で、北陸自動車道と別れると当路線は、山側へと伸びてゆく。
野々市市、白山市と賑やかなところを抜けて、信号の数も減りだし手取川大橋(川北町)へとさしかかるとそこから、加賀市箱宮町まで連続立体交差になる。この区間は、小松市内は対面通行になっているので、事故多発地点でもある。(現在、拡幅工事が行われている。)
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福井県
石川県境の牛ノ谷峠(標高80m)を下り、あわら市内は加越台地をなだらかなカーブで南下する。一帯は金津インターチェンジがあるなど交通の便が良いことから、工場や物流拠点が点在する。南方ではバイパスの工事が行われている。
坂井市丸岡地区に入り、玄女南交差点より4車線になる(約37km先の越前市塚原交差点まで。「福井バイパス」も参照)。このあたりから交通量が多くなり、近年はロードサイド店舗が増えている。
福井市市街地に入ると混雑する。特に大和田〜新保付近、および丸山〜問屋団地付近は、休日を中心に渋滞する。大型商業施設が多いことに加え、バイパス完成が比較的古く付近道路との平面交差が多いのが原因である。ただし国道158号との交点付近の約1km区間は、連続して立体交差化されている。なお、中央分離帯は強化型防護柵への置換が積極的に行われており、要所では防眩板の追加も行われている。
福井市市街地を抜けると、交通量は多いが流れが良くなり、鯖江市、越前市の順で通過する。この一帯は1995年に開催された世界体操競技選手権鯖江大会の開催を機に4車線化された。沿道はロードサイド店舗が並び、工業団地も見ることができる。
越前市の塚原交差点で旧道と合流し、2車線区間となる。これより敦賀市田結までの約27kmは急カーブや勾配、トンネルの連続である。部分的に「8号防災」と称した道路改良がなされている。南越前町河野地区から敦賀市大比田付近までは、越前・河野しおかぜライン(かつての河野海岸有料道路で、現在は通行料無料)が並行していて、国道8号の支障時には迂回させられることもある。
敦賀市内は田結〜小河口は旧道とバイパスに分かれる。旧道は市街地を通り、途中アーケード街もある。バイパスは「敦賀バイパス」と称し、約8kmの大部分は立体交差化されていて、信号のある交差点は1か所のみである。与座〜坂ノ下の約2kmが4車線化されている。途中ラムサール条約に登録された中池見湿地の横を通るが、直接降りるための道路はない。坂ノ下ランプで国道27号に接続し、国道161号との重複区間が始まる。
敦賀市小河口から滋賀県境までは山間部を通る。部分的に4車線化されている。国道161号との重複区間は疋田交差点で終わり、琵琶湖西岸(湖西)方面へ向かう車とはここで別れる。
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滋賀県
滋賀県の区間は渋滞が多い。主な渋滞地は、彦根市外町、近江八幡市街、野洲市三上、栗東市辻、栗東市宅屋である。人口の著しい増加で、予想以上に交通量が増えたのが渋滞の原因である(4車線区間が長浜バイパス区間しかない)。特に、近江八幡から栗東ICにかけての区間は、片側1車線の上にバイパスが無く、日中は常に混雑している。平成22年の交通センサスにおける調査では、栗東市の区間において、混雑度が2.0を超えている。渋滞緩和のため野洲栗東バイパスの計画があるが、反対意見もあり開通のめどがたっていない。
西円寺交差点で国道21号と接続する。栗東IC付近で国道1号と合流し、ここから終点までは重複区間となる。
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京都府
全線国道1号との重複区間であり、国道8号の標識は見られない。
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道路管理者
- 国土交通省
- 北陸地方整備局
- 新潟国道事務所:新潟市中央区本町通七番町1054番2 - 三条市土場
- 長岡国道事務所:三条市大字猪子場新田 - 柏崎市米山町
- 高田河川国道事務所:上越市柿崎区竹鼻 - 糸魚川市大字市振
- 富山河川国道事務所:下新川郡朝日町境 - 河北郡津幡町字九折
- 金沢河川国道事務所:河北郡津幡町字九折 - 加賀市熊坂町
- 近畿地方整備局
- 福井河川国道事務所:あわら市牛ノ谷 - 敦賀市新道
- 滋賀国道事務所:滋賀県長浜市西浅井町大字沓掛字本茶屋1217番 - 滋賀県大津市横木一丁目757番1
- 京都国道事務所:京都市山科区四ノ宮奈良野町 - 京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町371番地2
- 北陸地方整備局
交通量
2010年度(平成22年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
新潟県
- 新潟市中央区下大川前通2ノ町2230:31,624
- 新潟市中央区東大通2丁目:36,134
- 新潟市中央区明石1丁目:29,483
- 紫竹山IC - 弁天IC:113,049
- 弁天IC - 桜木IC:131,348
- 桜木IC - 女池IC:112,556
- 女池IC - 黒埼IC:107,733
- 新潟市西区善久:35,444
- 新潟市南区根岸:20,921
- 新潟市南区田中:20,247
- 見附市坂井町字堰下:21,741
- 長岡市石動町:35,168
- 長岡市関原町1丁目字遠藤:19,834
- 長岡市大積千本町:11,828
- 柏崎市土合:19,899
- 柏崎市関町:18,900
- 柏崎市新赤坂:10,637
歴史
国道8号の歴史は、古代の北陸道までたどることができる。江戸時代以前は北国街道とも呼ばれ、京都と北陸地方とを結ぶ要路であった。
- 1885年(明治18年):旧道路法に基づき、現在の国道8号に相当する以下の路線が指定された。当時は全ての国道は東京と各県庁や主要港を結ぶものとして制定されたので、現在の国道8号は1本の路線ではなくこま切れに指定されていた。
- 国道5号:東京より新潟港に達する路線(現在の国道17号、国道18号経由。直江津 - 新潟市が現8号)
- 国道7号:東京より神戸港に達する別路線(現在の国道17号、国道20号、国道19号、国道21号経由。米原 - 京都が現国道8号)
- 国道18号:東京より福井県に達する路線(現在の国道1号、国道22号、国道365号経由。武生 - 福井市が現国道8号)
- 国道19号:東京より石川県に達する路線(上記国道18号経由、金沢市まで)
- 国道20号:東京より富山県に達する路線(上記国道18、国道19号経由、富山市まで)
- 国道21号甲:東京より富山県に達する別路線(上記国道5号経由。直江津 - 富山市が現国道8号)
- 1919年(大正8年):路線が指定し直され、現在の国道8号に相当する路線は以下のように指定された。
- 国道11号:東京市より石川県庁所在地に達する路線(甲)(現在の国道17号、国道18号経由。直江津 - 金沢が現国道8号)
- 国道12号:東京市より石川県庁所在地に達する路線(乙)(現在の国道1号、国道22号、国道21号、国道365号経由。木之本 - 金沢が現国道8号)
- 国道14号:東京市より京都府庁所在地に達する路線(現在の国道17号、国道18号、国道142号、国道20号、国道19号、国道21号経由。米原 - 京都が現国道8号)
- 国道8号:1919年(大正8年)の時点では東京市 - 山梨県庁所在地の路線だったが、1941年(昭和16年)に延長されて京都までの路線となり、下諏訪 - 京都は国道14号と重複するようになった。
- 旧国道5号の直江津 - 新潟市は県道に降格となり、長野から新潟へは現在の国道117号のルートとなった。
- 1952年(昭和27年)12月4日:現道路法に基づき、旧国道8号、国道11号、国道12号および府県道を併せて新潟県新潟市 - 京都府京都市の一級国道8号として指定した。ここに、かつての北陸街道が再び1本の路線となった。
- 1958年(昭和33年)度:石川県内の56kmの区間が指定区間となる。
- 1959年(昭和34年)度:富山県内の51.7kmの区間が指定区間となる。
- 1961年(昭和36年)4月25日:新潟県新潟市本町通七番町 - 新潟県西蒲原郡黒埼村大字金巻(現:新潟県新潟市西区大野町・大野新町五差路)8.6kmの区間が指定区間となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日:道路法改正により一級・二級の別がなくなり、一般国道8号となった。
旧道
路線状況
バイパス道路
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旧道が国道指定を外れた路線は「細字」、旧道が引き続き国道8号に指定されている路線は「太字」で記述する。バイパス自体が国道から外れた区間は「斜字」で記述する。
- 新潟県
- ルート変更区間(新潟市中央区本町通七番町 - 新潟市中央区紫竹山):1974年4月22日ルート変更。新潟バイパスの本線化に伴うルート変更区間。このうち、明石二丁目 - 紫竹山は栗ノ木バイパスの開通に伴い旧道化。
- 栗ノ木バイパス(新潟市中央区明石二丁目 - 新潟市中央区紫竹山三丁目):1975年4月1日全線開通。
- 団九郎バイパス(新潟市中央区関新二丁目 - 新潟市中央区関南町):1972年3月30日開通。関屋地区内の交通量逼迫に合わせて信濃川左岸沿いに整備され、バイパスは京都方面、本道は新潟市本町方面への一方通行とした。新潟バイパス開通に伴い県道に指定変更され、さらに1992年に本道の拡幅が竣工して両方向通行となったのに伴い、新潟市道中央2-163号線に指定変更された。
- 新潟バイパス(新潟市中央区海老ヶ瀬 - 新潟市西区山田):1973年11月22日全線開通。このうち、海老ヶ瀬 - 紫竹山三丁目は1974年4月20日に国道7号に指定変更。
- 大野バイパス(新潟市西区大野町):1963年開通。
- 白根地区改良区間(新潟市西区大野町 - 三条市代官島):1964年全線開通。
- 白根バイパス(一部開通)(新潟市南区保坂 - 新潟市南区戸頭):2015年3月22日 鯵潟 - 戸頭間(延長3.9 km)開通[5]。
- 三条バイパス(三条市下須頃 - 三条市直江町二丁目):1965年12月19日開通、1968年3月25日三条市須頃地区完成。
- (三条市猪子場新田 - 見附市坂井町)
- 見附バイパス(見附市坂井町 - 長岡市灰島新田、バイパス区間は見附市坂井町 - 長岡市中之島)
- 長岡東バイパス(長岡市灰島新田 - 長岡市川崎町)
- 長岡バイパス(長岡市川崎町 - 長岡市大積町三丁目、バイパス区間は長岡市川崎町 - 長岡市宮本東方町、長岡市宮本東方町、長岡市大積町一丁目、長岡市大積町二丁目、長岡市大積町三丁目)
- 赤田トンネル(刈羽郡刈羽村赤田北方 - 刈羽郡刈羽村赤田町方):旧道は現在、車両通行止め。
- (刈羽郡刈羽村赤田町方 - 柏崎市曾地)
- 柏崎バイパス(旧)(柏崎市土合 - 柏崎市大字鯨波)
- 柏崎バイパス(一部開通)(柏崎市長崎 - 柏崎市鯨波)
- 鯨波バイパス(柏崎市大字鯨波 - 柏崎市鯨波三丁目)
- 米山大橋(柏崎市青海川)
- 笠島トンネル(柏崎市笠島)
- 芭蕉ヶ丘トンネル(柏崎市笠島 - 柏崎市上輪新田)
- 上輪大橋(柏崎市上輪新田 - 柏崎市上輪)
- 米山トンネル(柏崎市上輪 - 柏崎市米山町)
- 柿崎バイパス(上越市柿崎区竹鼻 - 上越市柿崎区上下浜)
- 大潟バイパス(上越市柿崎区上下浜 - 上越市大潟区犀潟)
- 直江津バイパス(上越市大潟区犀潟 - 上越市虫生岩戸)
- 谷浜バイパス(上越市長浜、1977年10月27日開通)
- 有間川バイパス(上越市有間川)
- 名立バイパス(上越市名立区名立小泊 - 上越市名立区名立大町)
- 筒石バイパス(糸魚川市筒石)
- 藤崎バイパス(糸魚川市藤崎)
- 能生バイパス(糸魚川市能生 - 糸魚川市太平寺、1972年6月開通)
- (糸魚川市大字間脇)
- (糸魚川市大字中浜)
- 糸魚川東バイパス(一部開通)(糸魚川市間脇 - 糸魚川市押上)
- 梶屋敷バイパス(糸魚川市梶屋敷 - 糸魚川市田伏、1963年開通)
- 大和川バイパス(糸魚川市田伏 - 糸魚川市竹ヶ花)
- 海川橋(糸魚川市竹ヶ花 - 糸魚川市押上字道北、1964年12月開通)
- 糸魚川バイパス(糸魚川市押上字道北 - 糸魚川市寺島字塩場)
- 姫川バイパス(糸魚川市寺島字塩場 - 糸魚川市須沢)
- 青海バイパス(糸魚川市須沢 - 糸魚川市青海)
- 子不知高架橋(糸魚川市青海 - 糸魚川市歌):旧道は現在通行止め
- 駒返トンネル(糸魚川市歌):旧道は現在通行止め
- 歌バイパス(糸魚川市歌 - 糸魚川市外波、1976年10月6日開通)
- 天嶮トンネル(糸魚川市市振):旧道は歩行者専用道路の糸魚川市道天嶮親不知線に指定変更されたため、車両通行止め
- 市振バイパス(糸魚川市市振、1974年12月開通)
- 富山県
- 富山県 - 石川県
- くりからバイパス(小矢部市安楽寺 - 河北郡津幡町刈安)
- 石川県
- 福井県
- 滋賀県
- 滋賀県 - 京都府
- 五条バイパス(大津市横木 - 京都市東山区東山五条
このほか、石川県の金沢東部環状道路(金沢市今町 - 金沢市鈴見台)も当初は国道8号として計画・建設されたが、開通時に国道159号に変更された。
別名・通称
- 柾谷小路(新潟市)
- 萬代橋通り(新潟市)
- 東大通(新潟市)
- 明石通(新潟市)
- 日本海夕日ライン(新潟市:新潟県内の柏崎市 - 親不知)
- 長岡道
- 柏崎街道
- 北陸道
- 歴史の道(鯖江市)
- 東環状線(福井市:福井市丸山 - 福井市大町)
- 塩津街道
- 中山道
重複区間
- 国道のみ記載。
- 以下のリンク先にも国道8号の説明がある。
- 新潟県
- 石川県
- 福井県
- 国道161号:敦賀市(岡山町1丁目交差点) - 敦賀市(疋田交差点)
- 滋賀県
道路情報ラジオ放送区間
新潟県
- 桜木(新潟市中央区桜木町(桜木IC) - 新潟市中央区紫竹山三丁目(紫竹山IC))(紫竹山方面のみ)
- 白根(新潟市南区下塩俵 - 新潟市南区大通)
福井県
- 福井(福井市板垣 - 福井市大町)
- 敦賀(敦賀市鳩原 - 敦賀市疋田)
滋賀県
- 木之本(長浜市木之本町大根 - 長浜市木之本町千田)(平日の9:00 - 17:00のみ放送)
道路施設
主なトンネル
主な橋梁
- 萬代橋(新潟市中央区)
- 新潟大橋(新潟市中央区-新潟市西区)
- 大野大橋(新潟市西区-新潟市南区)
- 三条大橋(三条市)
- 見附大橋(見附市-長岡市)
- 長岡大橋(長岡市)
- 四十八ヶ瀬大橋(入善町・黒部市)
- 黒部大橋(入善町・黒部市)
- 延槻大橋(魚津市)
- 雄峰大橋(富山市)
- 中島大橋(富山市)
- 高新大橋(高岡市・射水市)
- 手取川大橋 (川北町)
- 福井大橋 (坂井市)
- 野洲川大橋(野洲市・栗東市)
- 五条大橋(京都市東山区・下京区)
道の駅
- 新潟ふるさと村(新潟県新潟市西区)
- 風の丘米山(新潟県柏崎市)
- うみてらす名立(新潟県上越市)
- 能生(新潟県糸魚川市)
- 親不知ピアパーク(新潟県糸魚川市)
- 越後市振の関(新潟県糸魚川市)
- カモンパーク新湊(富山県射水市)
- 万葉の里 高岡(富山県高岡市)
- メルヘンおやべ(富山県小矢部市)
- こまつ木場潟(石川県小松市)
- 河野(福井県南条郡南越前町)
- 塩津海道 あぢかまの里(滋賀県長浜市)
- 竜王かがみの里(滋賀県蒲生郡竜王町)
地理
通過する自治体
主な接続路線
北陸地方整備局管内
- 新潟県
- 国道116号(※国道116号重複=国道289号・国道402号)(新潟市中央区・本町交差点起点)
- 国道113号(※国道113号重複=国道350号)(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 東港線十字路)
- 国道7号(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 紫竹山IC)
- 国道17号(新潟市中央区・本町交差点起点 -(重複)- 長岡市・川崎IC)
- 国道345号(※国道113号・国道350号と重複)(新潟市中央区・東港線十字路)
- 国道49号(※国道49号重複=国道403号・国道459号)(新潟市中央区・栗ノ木橋交差点 -(重複)- 紫竹山IC)
- 国道116号(※国道116号重複=国道289号)(新潟市西区・黒埼IC)
- 国道460号(新潟市南区・日の出町交差点)
- 国道289号(※三条市街方面に国道403号重複)(三条市・須頃三丁目南交差点)
- 国道403号(三条市・大野畑交差点)
- 北陸自動車道中之島見附IC(長岡市)
- 国道351号(長岡市・川崎IC -(重複)- 新町1丁目交差点)
- 国道352号(※国道352号重複=国道403号、長岡駅方面へは国道351号と重複)(長岡市・新町1丁目交差点)
- 国道351号(長岡市・堺西交差点)
- 北陸自動車道・関越自動車道長岡IC(長岡市)
- 国道116号(柏崎市・長崎交差点)
- 国道252号(国道252号重複=国道291号)(柏崎市・日吉町交差点)
- 国道353号(柏崎市・枇杷島交差点)
- 国道352号(柏崎市・柳橋町交差点)
- 北陸自動車道米山IC(柏崎市)
- 北陸自動車道柿崎IC(上越市)
- 国道253号(上越市・三ツ屋交差点)
- 国道18号・国道350号(上越市・下源入交差点)
- 国道148号(糸魚川市・横町交差点)
- 北陸自動車道親不知IC(糸魚川市)
- 富山県
- 石川県
近畿地方整備局管内
- 福井県
- 滋賀県
- 国道303号(長浜市・塩津交差点 -(重複)- 長浜市・木之本交差点)
- 北陸自動車道木之本IC(長浜市)
- 国道365号(長浜市・木之本IC交差点 -(重複)- 長浜市)
- 国道303号木之本大橋(長浜市・千田北交差点)
- 国道21号(米原市・西円寺交差点 -(重複)- 米原警察署前交差点)
- 国道306号(彦根市・外町交差点)(※国道306号重複=国道307号)
- 国道421号(近江八幡市・友定町交差点)
- 国道477号(蒲生郡竜王町・西横関交差点)
- 名神高速道路栗東IC(栗東市)
- 国道1号(栗東市・栗東IC -(重複)- 京都市下京区・烏丸五条交差点終点)
- 国道422号(大津市・松原国道口交差点)
- 国道161号(大津市・逢坂交差点)
- 国道161号西大津バイパス(大津市・藤尾南ランプ)
- 京都府
主な峠
- 曽地峠(標高130m):新潟県柏崎市 - 新潟県刈羽郡刈羽村
- 米山峠(標高m):新潟県柏崎市
- 親不知(延長約15km):新潟県糸魚川市
- 天田峠(標高160m):富山県小矢部市 - 石川県河北郡津幡町
- 牛ノ谷峠(標高80m):石川県加賀市 - 福井県あわら市
- 新道野越(標高260m):福井県敦賀市 - 滋賀県長浜市
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ 2005年3月21日に新潟市へ編入。2007年4月1日に政令指定都市へ移行して南区の一部を構成。
- ^ 2005年11月1日に1市3町1村が合併して射水市発足。
- ^ 2005年11月1日に高岡市と合併して高岡市発足。
- ^ 2011年11月11日に市制施行して野々市市発足。
- ^ 2005年2月1日に1市2町5村が合併して白山市発足。
- ^ 2005年10月1日に1市1町が合併して越前市発足。
- ^ 2005年1月1日に2町1村が合併して南条郡南越前町発足。
- ^ a b 2010年1月1日に長浜市へ編入。
- ^ 2005年10月1日に米原市へ編入。
- ^ 2001年10月1日に市制施行して栗東市発足。
- ^ 2012年4月1日現在
出典
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2015年3月25日閲覧。
- ^ “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (PDF). 道路統計年報2014. 国土交通省道路局. pp. 1-2. 2015年3月25日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. 法令データ提供システム. 総務省行政管理局. 2015年3月25日閲覧。
- ^ 平成22年度道路交通センサスより。
- ^ “国道8号白根バイパスが3月22日(日)に部分開通します。” (PDF). 国土交通省 北陸地方整備局 新潟国道事務所 (2015年2月3日). 2015年3月6日閲覧。
- ^ 燕市小高の飛地を僅かに通過している。
関連項目
- 日本の一般国道一覧
- 中部地方の道路一覧
- 近畿地方の道路一覧
- 旧国道8号
- 8番らーめん:石川県加賀市の本国道沿いに1967年2月11日、小屋のようなラーメン屋を建てたことからこの名が付けられ、併せてハチバン公式サイト内の「8番らーめんの誕生」の項にその旨の記事がある。