トヨタ・ガイア
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トヨタ・ガイア SXM1#G/CXM10G/ACM1#G型 | |
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前期型(1998年5月 - 2001年4月) | |
後期型(2001年4月 - 2004年9月) | |
概要 | |
別名 |
トヨタ・イプサム(初代) トヨタ・ナディア ヨーロッパ : トヨタ・ピクニック(初代) デンマーク: トヨタ・スポーツバン(初代) |
製造国 | 日本(愛知県豊田市)→(愛知県刈谷市) |
販売期間 | 1998年5月 - 2004年9月 |
ボディ | |
乗車定員 | 6/7人 |
ボディタイプ | 5ドアミニバン |
駆動方式 | FF/4WD(ガソリンエンジンのみ) |
パワートレイン | |
エンジン |
ガソリン 3S-FE型 2.0L 直4 135PS →1AZ-FSE型 2.0L 直4 152PS ディーゼル 3C-TE型 2.2L 直4 94PS |
変速機 | 4速AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,735mm |
全長 | 4,620mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,640mm |
車両重量 | 1,420kg |
その他 | |
新車登録台数の累計 | 15万1416台[1] |
系譜 | |
後継 | トヨタ・アイシス |
ガイア(GAIA)は、かつてトヨタ自動車が製造・販売していたミニバン型の自動車である。
概要
[編集]初代イプサムの姉妹車である。イプサムから全長を90mm、全高を20mm伸ばし、大ヒットしていたホンダ・オデッセイの対抗馬として急遽開発された。ベース車のイプサム同様、コロナプレミオのプラットフォームを用いる関係上5ナンバーサイズであり、取り回しの良さも健在であった。なお2代目イプサムは全長・全幅が共にガイアを上回り、位置付けが逆転することとなる。
発売当初、エンジンはガソリンエンジンは3S-FE型直4DOHC2,000ccと、3C-TE型直4SOHC 2,200ccのターボ付ディーゼルエンジンを搭載した。なお、ガソリン車は後のマイナーチェンジで1AZ-FSE型直4DOHC2,000cc に換装に換装された[注釈 1]が、ディーゼルエンジン車は販売終了まで換装されることはなかった。駆動方式はFFおよび4WD。4WDは姉妹車のイプサム同様ガソリンエンジンのみの設定で、トランスミッションは全車コラム式4速ATが搭載された。
車両形式は3S-FE型エンジン搭載車がSXM10G、1AZ-FSE型エンジン搭載車がACM10G、3C-TE型エンジン(2WDのみ)搭載車がCXM10Gで、4WD車はそれぞれSXM15G、ACM15Gとなる。
初代イプサムの上級仕様でもあり、イプサムにはない2列目キャプテンシート仕様(6人乗り)[注釈 2]が設定され、ルーフを車両後端まで延長して切り落としたデザインとしたため、3列目の居住性も改善されていた。
M1G型 (1998年-2004年)
[編集]- 1998年5月29日 - 発売を開始。
- 2000年4月 - エアロパッケージが追加され、ワイドマルチAVステーションIIが1999年モデルに変更された。
- 2001年4月13日 - マイナーチェンジ。フェイスリフト並びにディスクホイールの15インチ化とナビのDVD化を実施。ワイヤレスドアロックにハザードアンサーバックを追加。ガソリン2WD車のエンジンが筒内直噴(D-4)の1AZ-FSEに換装された。
- 2002年8月9日 - ガソリン4WD車のエンジンも1AZ-FSEに換装。エンジンの一部改良に伴いガソリン2WD車および車重1520kg以上の4WD車には「平成22年度燃費基準+5%」、車両重量1510kg以下の4WD車には「平成22年度燃費基準」、ディーゼルターボ車には「平成17年度燃費基準」をそれぞれ達成。同時にステアリングのデザインも変更された[2]。
- 2004年8月 ー 生産終了[3]。
- 2004年9月 - 販売終了。
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当初は2WDのみ換装されたが、後の一部改良で4WD車も同様に換装された。
- ^ 余談だが、2代目イプサムも2列目キャプテンシート(6人乗り)が設定されていたが後に廃止されている。
- ^ 大阪府のみ、当時の大阪トヨペットで取り扱っていた。なお、本車種が登場するまでは大阪トヨタ・大阪トヨペットの両方でイプサムを取り扱っていた。
出典
[編集]- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第37号13ページより。
- ^ “ガイアを一部改良”. トヨタ自動車株式会社 (2023年6月21日). 2023年6月21日閲覧。
- ^ “ガイア(トヨタ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月11日). 2020年1月11日閲覧。