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利用者:Camelia/作業ページ/水戸黄門 (里見浩太郎)

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里見浩太朗が演じる水戸黄門(5代目)
水戸黄門
ジャンル 時代劇
企画 中尾幸男
脚本 宮川一郎
岡本さとる
櫻井康裕
藤井邦夫
鈴木則文
横山一真 ほか
監督 金鐘守
矢田清巳
高倉祐二
井上泰治
出演者 里見浩太郎
岸本祐二(第31部)
山田純大(第31部)
原田龍二(第32部〜第41部)
合田雅吏(第32部〜第41部)
東幹久(第42部)
的場浩司(第42部)
由美かおる(第31部〜第41部)
ほか
製作
製作総指揮 松下正治
プロデューサー 樋口祐三
藤田知久
進藤盛延
笠谷智之 ほか
制作 TBSテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
水戸黄門 第31部
放送期間2002年10月14日 - 2003年3月24日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送枠パナソニック ドラマシアター
放送分54分
回数全22
水戸黄門 第31部
水戸黄門 第32部
放送期間2003年7月28日 - 12月8日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全17
水戸黄門 第32部
水戸黄門 1000回記念3時間スペシャル
放送期間2003年12月15日
回数全1
1000回記念3時間スペシャル
水戸黄門 第33部
放送期間2004年4月12日 - 2004年9月20日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全22
水戸黄門 第33部
水戸黄門 第34部
放送期間2005年1月10日 - 2005年6月6日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全20
水戸黄門 第34部
水戸黄門 第35部
放送期間2005年10月10日 - 2006年3月6日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全20
水戸黄門 第35部
ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル
放送期間2006年3月13日
回数全1
水戸黄門 第36部
放送期間2006年7月24日 - 2006年12月18日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全20
水戸黄門 第36部
水戸黄門 第37部
放送期間2007年4月9日 - 2007年9月17日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全23
水戸黄門 第37部
水戸黄門 第38部
放送期間2008年1月7日 - 2008年6月30日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全24
水戸黄門 第38部
水戸黄門 第39部
放送期間2008年10月13日 - 2009年3月23日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全22
水戸黄門 第39部
水戸黄門 第40部
放送期間2009年7月27日 - 2009年12月21日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全20
水戸黄門 第40部
水戸黄門 第41部
放送期間2010年4月12日 - 2010年6月28日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全12
水戸黄門 第41部
水戸黄門 第42部
放送期間2010年10月11日 - 2011年3月21日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全21
水戸黄門 第42部
水戸黄門 第43部
放送期間2011年7月4日 - 2011年12月12日
放送時間月曜 20時00分 - 20時54分
放送分54分
回数全21
水戸黄門 第43部
最終回スペシャル
放送期間2011年12月19日
放送時間月曜 19時00分 - 20時54分
放送分114分
回数全1
最終回スペシャル
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本項では、TBSパナソニック ドラマシアター(旧ナショナル劇場)において放送されている時代劇水戸黄門』(みとこうもん)のうち、2002年から2011年に放送された第31部から第43部までの里見浩太朗が主演しているシリーズについて記述する。

  1. 出演者
    1. 老公一行
    2. 準レギュラー
  2. スタッフ
  3. 行程
    1. 第31部 - 第32部 - 1000回記念3時間スペシャル - 第33部 - 第34部 - 第35部 - ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル
      第36部 - 第37部 - 第38部 - 第39部 - 第40部 - 第41部 - 第42部 - 第43部 - 最終回スペシャル
  4. 備考
  5. 脚注

出演者[編集]

老公一行(レギュラー)[編集]

準レギュラー[編集]

  • 山野辺兵庫 - 丹波哲郎(第31部〈第1話・第11話・第22話〉、第32部〈第1話・第17話〉、第33部〈第1話・第22話〉
  • 山野辺多江 - 藤田むつみ(第31部〈第11話・第22話〉、第33部〈第1話〉
  • 鳴神の夜叉王丸 - 山口馬木也(第31部〈第22話)、第32部〈第1話・第4話・第8話〉、第33部〈第1話・第6話・第22話〉
  • 荻原重秀 - 石田登星(第31部〈第1話・第11話・第22話〉)
  • 徳川綱吉 - 堤大二郎(第31部〈第1話・第22話〉、第32部〈第1話・第17話〉、第33部〈第1話・第22話〉)、風間トオル(第42部〈第1話・第22話〉
  • 柳沢吉保 - 橋爪淳(第31部〈第1話・第10話・第12話・第22話〉、第32部〈第1話・第17話〉、第33部〈第22話〉)、石橋蓮司(第39部〈第1話・第10話・第22話〉
  • 市兵衛 - 大河内浩(第33部〈第1話・第6話・第15話〉
  • 西海屋甚左衛門 - 中山仁(第33部〈第1話・第15話〉
  • 坂口美加 - 瀬戸早妃(第34部〈第1話・第20話〉
  • 佐々木静枝 - 池内淳子(第34部〈第1話・第20話〉
  • 闇の布袋 - 遠藤太津朗(第35部〈第1話 - 第9話〉
  • 北斗の桔梗 - 原史奈(第35部〈第1話 - 第9話〉
  • 飛竜 - 四方堂亘(第35部〈第5話 - 第9話〉
  • 明芳院 - 淡島千景(第36部〈第1話・第7話・第20話に回想〉
  • 前田利久 - 渡辺大(第36部〈第7話・第20話〉
  • 菊姫 - 藤井麻衣子(第36部〈第7話・第20話〉
  • 徳川綱條 - 国広富之(第37部〈第23話〉
  • 伊之助 - 山本圭(第38部〈第2話・第3話・第5話・第8話・第9話・第17話〉
  • 土屋道庵 - 田村亮(第38部〈第1話・第2話・第9話・第24話〉
  • 桂昌院 - 岩崎加根子(第39部〈第1話・第10話・第22話〉
  • 隆光 - 麿赤兒(第39部〈第1話・第10話・第22話〉
  • 橋場大二郎 - 徳重聡(第39部〈第1話・第22話〉
  • 橋場善明 - 篠塚勝(第39部〈第1話・第10話〉
  • 永井左衛門 - 有川博(第39部〈第1話・第10話〉
  • 寺田屋茂兵衛 - 石井愃一(第39部〈第1話・第10話〉
  • うっかり八兵衛 - 高橋元太郎(第40部〈第1話・第20話〉
  • 松尾芭蕉 - 堺正章(第40部〈第1話・第5話・第13話・第17話〉
  • 河合曽良 - 田宮五郎(第40部〈第1話・第5話・第13話・第17話〉
  • 虚空無幻斎 - 大沢樹生(第41部〈第1話 - 第8話・第10話 - 第12話〉
  • 東条隼斗 - 市瀬秀和(第41部〈第1話 - 第8話・第10話 - 第12話〉
  • 翁屋与右衛門 - 前川清(第42部〈第1話・第22話〉
  • 土屋相模守 - 小野寺昭(第42部〈第1話・第5話・第11話・第16話・第22話〉
  • 大久保加賀守 - 近藤正臣(第42部〈第1話・第5話・第11話・第16話・第22話〉

スタッフ[編集]

  • 製作総指揮 - 松下正治(第31部〜)
  • 製作 - 加地隆雄(第31部〜第35部、50周年スペシャル)、逸見勉(第31部〜)、中尾幸男(第36部〜)
  • 企画 - 中尾幸男(第31部〜第35部、50周年スペシャル)、田中勝久(第36部〜)
  • 脚本
    • 宮川一郎(第31部〈1, 3, 5, 9, 11, 19, 21, 22〉、第32部〈1, 8, 11〉、1000回スペシャル、第33部〈3, 5, 12, 18〉、第34部〈16〉、第37部〈23〉、第38部〈1, 2, 13, 24〉、第39部〈1, 10, 14〉
    • 岡本さとる(第31部〈2, 4, 7, 8, 15, 19, 20, 22〉、第32部〈2, 4, 8, 9, 12, 15, 16〉、1000回スペシャル、第33部〈1, 6, 7, 9, 11, 15, 18, 19, 22〉、第34部〈3, 4, 6, 7, 8, 10 - 12, 14, 16, 18, 19〉、第35部〈1, 4, 7, 9, 15, 19〉、50周年スペシャル、第36部〈1, 3, 6, 8, 10, 11, 13, 15, 19〉、第37部〈1, 3, 5, 10, 14, 20〉、第38部〈5, 10, 18, 19, 21〉、第39部〈7, 13, 20〉
    • 吉本昌弘(第31部〈6, 16〉、第34部〈7〉、第35部〈11, 16〉、第36部〈11, 17〉
    • 大西信行(第31部〈12, 13, 18〉、第32部〈3, 6, 13〉
    • 藤井邦夫(第31部〈10, 14, 17〉、第32部〈5, 7, 10〉、第33部〈2, 8, 14, 21〉
    • 櫻井康裕(第32部〈14, 17〉、第33部〈4, 10, 13, 17〉、第34部〈1, 2, 9, 15, 17, 18, 20〉、第35部〈2, 8, 12, 18, 20〉、第36部〈2, 4, 7, 14, 18, 20〉、第37部〈7, 11, 17, 18〉、第38部〈1, 2, 6, 8, 20〉、第39部〈3, 9, 18, 22〉
    • 鈴木則文(第32部〈15〉
    • 横山一真(第33部〈16, 20〉、第34部〈5, 13〉、第35部〈3, 6, 10, 14, 17〉、第36部〈5, 9, 16〉、第37部〈2, 6, 12, 21〉、第38部〈7, 15, 16, 23〉、第39部〈2, 8, 15, 21〉
    • 岩田元喜(第35部〈13〉、第37部〈8, 22〉、第38部〈12〉
    • 山田孝行(第36部〈12〉、第37部〈9, 13, 15〉、第38部〈3, 9, 11, 14, 22〉、第39部〈4, 6, 17〉
    • よしだあつこ(第37部〈19〉
    • 小木曽豊斗(第38部〈4, 17〉、第39部〈5, 11, 19〉
    • 峯尾基三(第39部〈12))、沢橋凜(第39部〈16〉
  • 音楽 - 木下忠司(第31部〜)
  • 題字 - 朝比奈宗源(第31部〜)
  • ナレーター - 鈴木史朗(第31部〜)
  • 編集 - 河合和子(第31部〜第33部)、藤原公司(第34部〜)
  • 小道具 - 高津商会(第31部〜)
  • 美粧結髪 - 東和美粧(第31部〜)
  • かつら - 山崎かつら(第31部〜)
  • 技術協力 - IMAGICAウェスト(第31部〜)
  • プロデューサー - 樋口祐三(第31部〜)、藤田知久(第31部〜第37部)、進藤盛延(第32部〜)、笠谷智之(第38部〜)
  • 監督:
    • 金鐘守(第31部〈5, 6, 11, 13, 17, 18, 22〉、第32部〈4, 6, 8, 14, 15〉、第33部〈1, 3, 6, 8, 13, 14, 19, 20〉、第34部〈2, 3, 12, 13, 19〉、第35部〈1, 9, 10, 17, 18, 20〉、第36部〈1, 2, 7, 10, 17, 20〉、第37部〈9, 10, 19〉、第38部〈9, 12, 20, 21, 24〉、第39部〈1, 16, 17〉
    • 矢田清巳(第31部〈1, 2, 8, 9, 19, 20〉、第32部〈1, 2, 4, 7, 9, 12, 13, 16, 17〉、第33部〈2, 4, 9, 10, 15, 16〉、第34部〈1, 4, 7, 8, 16, 18〉、第35部〈2, 3, 11, 12〉、第36部〈5, 6, 18, 19〉、第37部〈1, 5, 7, 8, 13, 18〉、第38部〈3 - 5, 7〉、第39部〈6, 7, 20, 21〉
    • 髙倉祐二(第31部〈15, 16〉
    • 井上泰治(第31部〈3, 4, 7, 10, 12, 14, 21〉、第32部〈3, 5, 10, 11〉、1000回スペシャル、第33部〈5, 7, 11, 12, 17, 18, 22〉、第34部〈9, 10, 17, 20〉、第35部〈7, 8, 13, 14〉、50周年スペシャル、第36部〈3, 4, 11, 12, 15, 16〉、第37部〈4, 6, 16, 17, 23〉、第38部〈13, 14〉、第39部〈4, 5, 10, 13, 18, 19〉
    • 上杉尚祺(第33部〈21〉、第34部〈5, 6, 14, 15〉、第35部〈4, 15, 16〉、第36部〈8, 9, 13, 14〉、第37部〈2, 3, 14, 21〉、第38部〈6, 15, 17, 19〉、第39部〈11, 12〉
    • 苫米地祥宏(第34部〈11)、第35部〈19〉、第37部〈11, 12〉、第38部〈1, 2〉
    • 森本浩史(第35部〈5, 6)、第37部〈15〉、第39部〈22〉
    • 和田圭一(第37部〈20, 22〉、第38部〈8, 16, 18〉、第39部〈8, 9〉
    • 斎藤光正(第38部〈22, 23〉、第39部<small〈2, 3, 14, 15〉)

行程[編集]

放送日はTBSおよび同時ネット局を基準とする。出演者の芸名は出演時の芸名で記載しているため、現在と異なる場合がある。

第31部[編集]

第32部[編集]

第33部[編集]

第34部[編集]

第35部[編集]

第36部[編集]

第37部[編集]

第38部[編集]

第39部[編集]

第40部[編集]

第41部[編集]

第42部[編集]

第43部[編集]

備考[編集]

  • 第31部よりタイトルがそれまでの三葉葵のアップと縦書きのキャスト・スタッフに戻ったが、CG作成に変わった。
  • 第32部のポスターから松下電器・松下電工の表示が廃止された。
  • ゲスト出演者に関すること
    • 第31部 第18話には里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。
    • 第32部 第3話に原田龍二の弟である本宮泰風がゲスト出演している。また、モブシーンにレイザーラモンがゲスト出演している。
    • 第32部 第11話にレーシングドライバーの片山右京がゲスト出演している。

33部

  • よろず屋の千太(三波豊和)がレギュラーに加わる。うっかり八兵衛(高橋元太郎)以来の男性コメディーリリーフとなる。
  • 第5話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 放送1000回を記念して、主題歌を原田と合田が歌った。助三郎・格之進役の俳優が主題歌を担当するのは第28部以来。この収録のものは第33部のみに使用された。2人とも第34部の収録時のものより、重々しく歌っている。
  • 第21部から編集・河合勝巳の後を継いだ夫人・河合和子の最終シリーズである(担当回数390回)。
  • 第33部のポスターから「チャンネル・ロック、TBS」のキャッチフレーズが入るようになった。

34部

  • 八重が水戸に残り、光圀、助三郎、格之進、お娟、千太、鬼若、アキの7人で旅をする。このシリーズでは第7部以来29年ぶりに北海道にも足を延ばしている。
  • このシリーズから、助三郎の母・静枝(池内淳子)と助三郎のお見合い相手で仙台藩江戸屋敷組頭・坂口主水(尾崎右宗)の妹・美加(瀬戸早妃)が準レギュラーになる。瀬戸は仙台市出身である。
  • 第1話では光圀自ら印籠を披露している。
  • 第9話にTBSアナウンサーの安住紳一郎が出演している。
  • 第16話に長谷川哲夫が悪役でゲスト出演している。
  • 主題歌を収録し直し、33部に比べると2人とも軽やかに歌っている。以後、このものを使用している。

35部

  • 徳川幕府に100年の恨みを抱く謎の怪人・闇の布袋(遠藤太津朗)と配下のくノ一・北斗の桔梗(原史奈)が登場する。桔梗は最終話の翌週に放送された『ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル』にも登場する。
  • 第7話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 第14話で印籠シーンが登場したのは午後8時56分で歴代最遅となった。これは放送開始直前に堀江貴文ライブドア社長(当時)が逮捕されたニュースを速報で伝えていたため放送開始が10分遅れたことによる。
  • 第14話に伊吹吾郎がゲスト出演しているが、当初は横内正がゲスト出演する予定であった。
  • よろず屋の千太役の三波豊和の最終シリーズである(『ナショナル劇場50周年記念スペシャル』が最後の出演)。
  • 第31部から登場していた山野辺兵庫役の丹波哲郎が第36部の放送中に亡くなったため、この初回スペシャルが事実上最後の出演となった。

36部

  • おけらの新助(松井天斗)がレギュラーに加わる。新助は第10話から登場する。
  • 第1話では静枝(池内淳子)が旅のお供をしている。
  • 第36部のポスターから「チャンネル・ロック、TBS」の表示が廃止され、TBSの表記のみとなった。

37部

  • 第27部以来8年ぶりに風車の弥七が復活する。このシリーズからは内藤剛志が弥七役を演じる。弥七は第11話から登場する。
  • 第5話では福知山城高田城に見立ててロケーションが行われた。
  • 第6話に斉藤の姉である斉藤千晃がゲスト出演している。
  • 第13話にゲスト出演している岩崎ひろみ菊池麻衣子NHK朝の連続テレビ小説ふたりっ子」の主役コンビでもある。
  • 風の鬼若役の照英とアキ役の斉藤晶、鳴神の夜叉王丸役の山口馬木也、八重役の岩崎加根子、坂口美加役の瀬戸早妃の最終シリーズである。なお、鬼若は第10話にて生死不明の形で一度本編から離れたものの、最終話のエンディングに再登場。アキが光圀に見送られながら西山荘を旅立つところへ鬼若が迎えに来て、故郷・柘植の里へ帰るという顛末で締めくくられた。
  • 最終話のエンディングでは「あゝ人生に涙あり」の1番・3番が使用された。
  • オープニングタイトルバックが三葉葵のアップから西山荘の映像(ハイビジョン撮影)に変わった。そのためオープニングにて、毎回「協力 財団法人 水府明徳会 西山荘」の表記がなされるようになった。この表記は第40部まで続いた。

38部

  • 助三郎の旧友で赤津藩士の山内裕之進(中村繁之)の妹・志保(小沢真珠)が、騒動の収束後も旅のお供をする。また、志保の医術の師・土屋道庵(田村亮)と志保が追う山師・伊之助(山本圭)も登場した。
  • 第1話と第2話は第17部以来20年ぶりに2話完結のストーリーとなった。
  • 第7話に元プロ野球選手新庄剛志EXILEATSUSHIが出演している。この回にゲスト出演している中条きよしと親交があったためで、オープニングでは出演者として紹介されていない。
  • 第20話で由美と小沢が入浴シーンでの共演を果たしている。ちなみにこの回は通算1126回目の放送となり、偶然にも1126が「いいふろ=いい風呂」の語呂合わせとなった。
  • 第29部から登場していた将軍綱吉役の堤大二郎と柳沢吉保役の橋爪淳の最終シリーズである。
  • 『ナショナル劇場』枠での水戸黄門の最終シリーズである。

39部

  • スポンサーの松下電器産業の社名がパナソニックに変わり、番組枠名称も『ナショナル劇場』から『パナソニック ドラマシアター』に変更となった。
  • 将軍綱吉役は中村繁之、柳沢吉保役は石橋蓮司になる。また、このシリーズから綱吉の母・桂昌院(岩崎加根子)、祈祷僧・隆光(麿赤兒)が登場する。
  • 第35部以来3年ぶりに山野辺兵庫(長門裕之)が登場する。このシリーズ以降の兵庫は水戸藩国家老を退き、西山荘の管理人という設定である。また、兵庫の孫娘・早月(磯山さやか)が旅のお供をする。磯山は光圀ゆかりの地・茨城県出身である。
  • 早月の許婚・橋場大二郎(徳重聡)と大二郎の兄で長崎奉行の橋場善明(篠塚勝)が登場する。早月と大二郎は最終話で結婚している。
  • 脚本家・宮川一郎が2008年12月12日に逝去した。印籠シーンの生みの親であり、第1部第1話をはじめ、74本の作品を手掛けた。第14話が最後の脚本となった。
  • オープニングの西山荘の映像が今までのものから、秋の紅葉などの四季の風景に変更された。また、「あゝ人生に涙あり」は1番・3番になった。
  • 第1話のオープニングとエンディングでは「あゝ人生に涙あり」の1番・3番を2人が一緒に歌うという構成のものが使用された。
  • 第36部から登場していたおけらの新助(松井天斗)の最終シリーズである。
  • 第34部から登場していた佐々木静枝役の池内淳子が第42部の放送前に亡くなったため、このシリーズの第1話が事実上最後の出演となった。

40部

  • 放送開始40周年記念シリーズ。
  • 江戸でうっかり八兵衛(高橋元太郎)が実の子同様にかわいがっているちゃっかり八兵衛(林家三平)がレギュラーに加わる。なお、うっかり八兵衛の登場は1000回記念スペシャル以来6年ぶりで、第1話と第20話に登場する。この際登場したうっかり八兵衛は以前より年齢を重ねた風貌になっていた。
  • 第3話まで立花屋政五郎(火野正平)の娘・お千代(三津谷葉子)が旅のお供をする。また、松尾芭蕉(堺正章)とその弟子・河合曽良(田宮五郎)、弥七の兄弟弟子であった臥雲坊(高知東生)が登場する。
  • 第1話では弥七が青い風車を使用している。その謎は第4話で解明された。
  • 第1話の2時間スペシャルは、17:50 - 19:50まで『総力報道!THE NEWS』の放送(現在は18:40 - )があったため、スペシャル版としては史上初となる20:00からの放送となった。
  • 第1話のエンディングでは、「あゝ人生に涙あり」の1番・3番が使用された。
  • 第2話に原田の弟である本宮泰風がゲスト出演している。
  • 第14話で由美がレギュラー出演700回と同時に入浴シーン200回を達成した。
  • 第17話にTBSアナウンサーの加藤シルビアが出演している。
  • 第39部から登場していた山野辺兵庫役の長門裕之、桂昌院役の岩崎加根子の最終シリーズである。

41部

  • 新吉(伊澤柾樹)が第11話まで旅のお供をする。また、虚空無幻斎(大沢樹生)、東条隼斗(市瀬秀和)が登場する。
  • 第37部以来3年ぶりに美加(須藤温子)が登場する。キャストの変更に伴い、設定が仙台藩士の妹から水戸の武家の娘に変更されている。助三郎と美加は第1話で結婚するが、助三郎が既婚の設定になるのは、里見が演じていた第17部以来22年ぶりとなる。
  • 第1話と第2話は第38部以来2年ぶりに2話完結のストーリーとなる。
  • オープニングの映像が今までのものから、一行が立ち寄る旅先の現在の風景や工芸品の映像に変更される。
  • 第29部以降は原則2クールで放送してきたが、このシリーズは作品構成上の都合により1クールでの放送となった。
  • 助三郎役の原田龍二、格之進役の合田雅吏、疾風のお娟役の由美かおる、将軍綱吉役中村繁之、柳沢吉保役石橋蓮司、隆光役の麿赤兒、第28部からナレーターを務めていた鈴木史朗の最終シリーズである。由美は第16部から第28部までかげろうお銀を、第29部からはお娟を演じ、24年にわたってのレギュラー出演となった[1]。鈴木は当時72歳で、降板時の年齢は芥川隆行(71歳)を上回り最年長となった。
  • このシリーズをもって、長らく使用された「特技・宍戸大全」というテロップが姿を消した。
  • このシリーズでは、アナログ放送が画面サイズ13:9のセミレターボックスでの放送となった。[2]

42部

  • 助三郎役は東幹久、格之進役は的場浩司になる。配役の変更に伴い設定が刷新され、助三郎は代々水戸藩祐筆を勤める家柄で光圀の側近、格之進は水戸藩の命を受けて光圀を警護するという設定になった。また、第40部から登場しているちゃっかり八兵衛(林家三平)は一行の旅の先達者という設定になり、名前も「八兵衛」に変更された。
  • 忍びの血を引き、信州上田で問屋場を営む藤兵衛(九十九一)の娘・楓(雛形あきこ)がレギュラーに加わる。雛形は助三郎役の東とは「どんど晴れ」(NHK)で夫婦役で共演している。
  • 将軍綱吉役は風間トオルになる。また、老中・大久保加賀守近藤正臣)、土屋相模守小野寺昭)が登場する。
  • 助三郎・格之進の設定が刷新されたことに伴い、第1話では、道中では町人を装うこと、格之進が印籠を預かること、助さん・格さんと呼び合うことなど、今まで定番であったことを改めて話し合いによって決める描写があった。また、今までは格之進が道中日誌を書いていたが、このシリーズでは助三郎が道中日誌を書いている。
  • このシリーズから槇大輔がナレーターを務める。また、クレジットも「ナレーター」から「語り」に変更された。
  • 第1話に第41部までレギュラーを務めていたお娟(由美かおる)が再登場し、翁屋与右衛門(前川清)と結婚した。お娟と与右衛門夫妻は最終話にも登場した。
  • 第1話のオープニングでは「あゝ人生に涙あり」の1番を2人が一緒に歌うという構成のものが使用された。また、第12話以降は「あゝ人生に涙あり」のアレンジが再変更され、歌も再録されている。
  • 林家三平と第13話でゲスト出演した国分佐智子はこの共演をきっかけに交際を始め、2011年1月23日に婚約を発表した[3]
  • 坂西良太が演じた役の役名が第11話では「海津軍太夫」だが、第16話では「梅津軍太夫」となっている。
  • 第20話で共演シーンはないものの、菅原大吉竹内都子が夫婦で共演を果たしている。
  • このシリーズは当初放送通算1200回となる第16話が最終話となる予定だったが[4]、諸般の事情から第22話(東日本大震災関連の報道特別番組により、1話減の第21話。通算1205回)まで放送されることになった。
  • オープニングの映像とアイキャッチが印籠を基調としたものに変更される。
  • このシリーズからアナログ放送では画面サイズ16:9のレターボックスで放送されている[5]
  • 3月14日に放送を予定していた第21話は、東日本大震災関連の報道特別番組を放送したため、休止となった。放送枠の都合により第21話は放送順延を行わず欠番とし、翌週の3月21日は予定通り最終話(第22話)を放送した。その後、この回のゲスト出演者だった田中実が2011年4月25日に自殺しており、放送される可能性はほぼなくなっている。しかし、7月に放送された「月曜ゴールデン」の「探偵 左文字進15」では、オープニングで、大きい字で「田中実」と表記するなど、だいぶ前に制作された番組とはいえ、問題なく放送されていることから、可能性としてはゼロではない。しかし、各話はあくまでも旅の中途で起きた出来事、というドラマの設定の関係から、単発で放送される可能性は低く、再放送を待つよりほかにないようである。
  • 最終話では番組初、『パナソニック ドラマシアター』初の解説放送を行った。この回以降、『水戸黄門』の放送のみ解説放送を行っている。なお、この回は東日本大震災の影響でパナソニックが提供を自粛したため、オープニングキャッチは行われず、代わりに「『水戸黄門』今夜のみどころ」を放送。CMはACジャパンのものを放送して、エンディングも『ハンチョウ〜神南署安積班〜(シーズン4)』の開始予告を拡大して放送した。
  • 特殊技術のクレジットが「宍戸大全アクションチーム」に書き換わった。その後、宍戸大全がすでに80歳を迎えているなどの年齢の関係から、シリーズ中盤を区切りとして引退した。これにより、一番弟子である森山陽介を後継とする「森山陽介アクションチーム」が新規にクレジットされるようになった。なお、森山陽介は本42部第二話にも出演しており、この時は役名とともにクレジットされた。

脚注[編集]