寺尾聰
てらお あきら 寺尾 聰 | |||||||||||||||
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生年月日 | 1947年5月18日(77歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本・神奈川県横浜市保土ケ谷区 | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
身長 | 176 cm | ||||||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優・ミュージシャン | ||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・演劇・AOR | ||||||||||||||
配偶者 |
范文雀(1973年 - 1974年) 星野真弓 | ||||||||||||||
著名な家族 | 宇野重吉(父) | ||||||||||||||
事務所 | 寺尾事務所 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『同胞』 『男はつらいよ』 『乱』 『夢』 『まあだだよ』 『失楽園』 『雨あがる』 『阿弥陀堂だより』 『半落ち』 『博士の愛した数式』 『亡国のイージス』 『さまよう刃』 『ラーゲリより愛を込めて』 テレビドラマ 『おくさまは18歳』 『大都会』 『大都会 PARTIII』 『西部警察』 『太陽にほえろ!PART2』 『合い言葉は勇気』 『こころ』 『優しい時間』 『軍師官兵衛』 『ようこそ、わが家へ』 『仰げば尊し』 『陸王』 『特捜9』 『ラストマン-全盲の捜査官-』 教養番組 『世界遺産』(ナレーション) | |||||||||||||||
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寺尾 聰(てらお あきら、1947年〈昭和22年〉5月18日[1] - )は、日本の俳優・ミュージシャン。所属事務所はホリプロダクション→石原プロモーション→寺尾事務所(自らの個人事務所)。父は俳優の宇野重吉。既婚。3児の父。
神奈川県横浜市保土ケ谷区出身。目黒区立第十中学校、和光学園、法政大学第二高等学校、文化学院卒業。
来歴
[編集]劇団民藝の創設者である宇野の長男として生まれたが、この境遇に反発し音楽に傾倒。1965年に奥島吉雄、林廉吉らが結成したカレッジ・フォーク・グループ「ザ・サベージ」に加入し、ベースを担当した。1966年に「いつまでもいつまでも」でレコードデビュー、この曲と2枚目の「この手のひらに愛を」が大ヒットするが、すぐにグループを脱退した。 1968年、三保敬太郎を中心としてザ・ホワイト・キックスというグループ・サウンズに参加、シングルを1枚出して解散。同年には、石原裕次郎製作・主演の映画『黒部の太陽』で俳優デビューを果たす。石原軍団入りするきっかけは、当初宇野の主宰する劇団民藝に一研修生として入団を希望したが、宇野本人から「たとえ研修生扱いでもマスコミは親の七光りとして見るだろう」という理由で、宇野と懇意だった石原を紹介されたという[2]。
これを機に裕次郎の門下となり、石原軍団の若手有望株として、主にテレビドラマに出演、青春ものドラマなどで二枚目半的な役柄を演じることが多かった。また、『大都会』では新聞記者、『大都会 PARTIII』(日本テレビ)、『西部警察』(テレビ朝日)など、石原プロモーション制作のアクションドラマでは刑事役で活躍した。このころはサングラスをかけ、ニヒルな表情がトレードマークだった。
ソロとしての歌手活動では、ヨコハマタイヤのCM曲だった「SHADOW CITY」のほか「ルビーの指環」「出航 SASURAI」が大ヒットし、「ルビーの指環」は第23回日本レコード大賞をはじめとする多くの賞を受賞した。これを含め、同時期に発表したソロアルバム『Reflections』は、当時のアルバムセールスを更新する(164万枚。井上陽水の『氷の世界』の売り上げ記録を8年ぶりに更新し、以後1990年に松任谷由実『天国のドア』に破られるまでトップであった)空前の大ヒットとなり、本格的に音楽活動を再開することとなった。
しかし、音楽活動についてのスタンスの相違で、石原プロ首脳(小林正彦専務)と寺尾との関係が悪化し、最終的には「勘当」という表現で退所となる[3]。なお、退所後も石原個人との感情的な溝はなく、寺尾・石原プロの双方とも共演NGとはなっていない。
退所後、1980年代後半から黒澤明が監督した『乱』『夢』『まあだだよ』に続けて出演。2001年、黒澤の遺稿を映画化した『雨あがる』に主演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。2005年にも『半落ち』での演技で同賞の2度目の受賞を果たした。日本レコード大賞ならびに日本アカデミー賞最優秀主演男優賞の両方の獲得経験者は寺尾のみである(2022年現在)。
退所後も音楽活動を続け、1987年頃よりレコードのリリースが停止したが、2005年7月7日、CLUB CITTA(神奈川県川崎市)でのライヴを期に、18年ぶりとなる歌手活動を再開した[4]。現在でも、ステージでジャズベースをプレイしており、「ザ・サベージ」時代と変わらぬ腕前を披露している。アルバム『Re-Cool Reflections』も発売され、メロウな歌声を聴かせている。2007年1月に、NHK総合テレビで放送された『SONGS』に出演、アルバム『Reflections』収録曲や「ルビーの指環」を新アレンジで披露した[5]。
2007年12月31日の『第58回NHK紅白歌合戦』に出場した。紅白出場は、1981年から実に26年ぶりで、通算2回目[6]。
2008年4月、紫綬褒章を受章。父の宇野重吉も紫綬褒章を受章しており、父子2代での受章となった。2018年11月、秋の叙勲で旭日小綬章を受章[7]。
2023年12月31日、『第74回NHK紅白歌合戦』内のテレビ放送70年を記念した特別企画「テレビが届けた名曲たち」にて「ルビーの指環」を歌唱[8]。3度目の出場となった。
人物
[編集]父は俳優の宇野重吉。妻は『西部警察』で共演した元モデルの星野真弓。1979年秋の資生堂CM『微笑の法則』などに出演したが、結婚を機に引退した[3]。前妻は范文雀。『2丁目3番地』で共演し、1973年に結婚するも、翌年離婚した[2]。
賞詞
[編集]- 第23回日本レコード大賞 - 大賞・金賞・作曲賞
- 第12回 日本歌謡大賞 - 大賞
- 第8回 FNS歌謡祭 - グランプリ
- 第14回 全日本有線放送大賞 - 上半期グランプリ、年間有線音楽賞
- 第7回 あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭 - グランプリ
- 第7回 日本テレビ音楽祭 - グランプリ
- 第19回 ゴールデン・アロー賞 - 音楽賞
- 第21回日本アカデミー賞 - 優秀助演男優賞 『失楽園』
- ファジル国際映画祭 - 優秀男優賞
- 第13回 日刊スポーツ映画大賞 - 主演男優賞
- 第24回日本アカデミー賞 - 最優秀主演男優賞 『雨あがる』
- 第26回日本アカデミー賞 - 優秀主演男優賞 『阿弥陀堂だより』
- 第47回 ブルーリボン賞 - 主演男優賞
- 第28回日本アカデミー賞 - 最優秀主演男優賞 『半落ち』
- 第30回日本アカデミー賞 - 優秀主演男優賞 『博士の愛した数式』
- 紫綬褒章 (2008年)
- 第19回 日本映画批評家大賞 - 主演男優賞 『さまよう刃』
- 旭日小綬章(2018年)[9]
歌手活動
[編集]寺尾 聰 | |
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出生名 | 寺尾 聰 |
生誕 | 1947年5月18日(77歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
学歴 | 文化学院卒業 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1964年 - |
レーベル | |
事務所 | 寺尾音楽事務所 |
公式サイト | Akira Terao Official Web Site |
シングル
[編集]発売日 | 面 | 曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格 | 規格品番 | |
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テイチク/ユニオンレコード | ||||||||
1st | 1970年7月1日 | A | ママに内緒の子守唄 | 寺尾聰 | 村尾敞英 | EP | US-671-J | |
B | 二人の風船 | |||||||
東芝EMI/EXPRESS | ||||||||
2nd | 1974年10月20日 | A | ほんとに久しぶりだね | ケン村田 | ミッキー吉野 | EP | ETP-20063 | |
B | 何処かへ | 寺尾聰 | ||||||
3rd | 1980年8月5日 | A | SHADOW CITY | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17018 | |
B | 予期せぬ出来事 | |||||||
4th | 1980年10月21日 | A | 出航 SASURAI | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17075 | |
B | ダイヤルM | |||||||
5th | 1981年2月5日 | A | ルビーの指環 | 松本隆 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17114 | |
B | CINEMA HOTEL | |||||||
6th | 1982年12月1日 | A | Long distance Call 長距離電話 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17435 | |
B | 夏の終りに… Passing Summer | |||||||
7th | 1983年10月21日 | A | 飛行少年 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17557 | |
B | 雨の風景 | |||||||
8th | 1983年12月1日 | A | 回転扉 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | ETP-17560 | |
B | まさか・Tokyo | |||||||
9th | 1985年6月21日 | A | 恋のトランス・コスモス | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 寺尾聰 | ETP-17732 | |
B | 九月 | 倉田信雄 | ||||||
10th | 1986年12月20日 | A | インター・チェンジ | 有川正沙子 | 高水健司 | ETP-17913 | ||
B | 季節風 | |||||||
11th | 1987年4月22日 | A | 砂漠 | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 倉田信雄 | ETP-17952 | |
B | Midnight Hunter | 高水健司 | ||||||
avex io | ||||||||
12th | 2006年12月6日 | 1 | Re-Cool HABANA EXPRESS | 有川正沙子 | 寺尾聰 | 井上鑑 | CD | IOCA-20203 |
2 | Re-Cool HABANA EXPRESS (Instrumental) | - |
コラボレーションシングル
[編集]名義 | 発売日 | 品番 | 面 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | |
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寺尾聰VS田辺靖雄 | 1977年8月5日 | ETP-10269 | A | 16の夏 | 寺尾聰 & 田辺靖雄 | ミッキー吉野 鈴木康博(コーラスアレンジ) |
コーラスはオフコースが担当。 | |
B | 坂道を登ると | 鈴木茂 |
アルバム
[編集]オリジナルアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
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テイチク/ユニオンレコード | ||||
1st | 1970年 | 二人の風船/恋人と一緒に聴いて下さい | LP | UPS-5235-J |
東芝EMI/EXPRESS | ||||
2nd | 1981年4月5日 | Reflections | LP | ETP-90058 |
CT | ZT28-755 | |||
2007年5月16日 | Reflections+4 | CD | TOCT-26252 | |
3rd | 1983年12月1日 | Atmosphere (Reflections2) | LP | ETP-90260 |
CT | ZH28-1375 | |||
4th | 1987年2月4日 | Standard | LP | ETP-90447 |
CT | ZH28-1777 | |||
CD[注 1] | CA32-1366 |
ライヴアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
東芝EMI/EXPRESS | ||||
1st | 1984年3月1日 | SPECIAL LIVE IN TOKYO | LP | ETP-90272 |
CT | ZT28-1400 | |||
avex io | ||||
2nd | 2012年6月13日 | Flying Bassman COVER LIVE RECORDING AT ROPPONGI | CD | IOCA-20344 |
セルフカヴァーアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
avex io | ||||
1st | 2006年12月20日 | Re-Cool Reflections | SA-CDハイブリッド | IOCA-20195 |
企画盤
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
東芝EMI / EXPRESS | ||||
1st | 1985年1月19日 | Reflections / Atmosphere REFLECTIONS2 | CD | CT22-5037/8 |
ベストアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
東芝EMI / EXPRESS | ||||
1st | 1985年1月19日 | BEST OF AKIRA TERAO | CD | CA35-1101 |
2nd | 1987年9月25日 | 寺尾聰 ニュー・ベストナウ | CD | CT32-9001 |
3rd | 1998年5月13日 | TWIN BEST | CD | TOCT-10280/1 |
4th | 2000年6月21日 | 2000 BEST 寺尾聰 | CD | TOCT-24359 |
4th | 2003年3月19日 | 寺尾聰 ゴールデン☆ベスト | CD | TOCT-10905 |
5th | 2005年6月29日 | CD & DVD THE BEST 寺尾聰 | CD | TOCT-25681 |
テイチクエンタテインメント | ||||
6th | 2006年5月24日 | 寺尾聰アンソロジー1966-1987 | CD | TECH-25119 |
タイアップ
[編集]曲名 | タイアップ | 収録作品 |
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ほんとに久しぶりだね | NHK『おおさか・三月・三年』主題歌[注 2][11] | シングル「ほんとに久しぶりだね」 |
SHADOW CITY | ヨコハマタイヤ『ASPEC』CMソング | シングル「SHADOW CITY」 |
出航 | ヨコハマタイヤ『GRANDPRIX』CMソング | シングル「出航 SASURAI」 |
平松剛法律事務所「あしたを、明るい日にしよう。」編CMソング[12][13] | ||
ルビーの指環 | ヨコハマタイヤ『ASPEC』CMソング | シングル「ルビーの指環」 |
キリン『ラガー』CMソング[14] | ||
Re-Cool HABANA EXPRESS | ミュゥモ CMソング[15] | シングル「Re-Cool HABANA EXPRESS」 |
歌手としてのテレビ出演
[編集]- ザ・ベストテン(TBS)- 「ルビーの指環」12週連続1位(1981年・年間第1位)
- ※1985年には久米宏が降板に伴う代理司会を担当。
- ザ・トップテン(日本テレビ)
- 夜のヒットスタジオ(フジテレビ)
- 第23回輝く!日本レコード大賞(TBS、1981年12月31日)
- 第32回NHK紅白歌合戦(NHK、1981年12月31日)
- パナソニックスペシャル HAPPY Xmas SHOW(日本テレビ、2006年12月24日)
- SONGS(NHK、2007年1月2日)
- 第58回NHK紅白歌合戦(NHK、2007年12月31日)
- The Covers’ Fes.2020 (NHK、2020年12月27日)
- 第74回NHK紅白歌合戦(NHK、2023年12月31日)
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 愛ある限り(1969年、フジテレビ) - 順太郎 ※父親 宇野重吉と共演
- 銀河テレビ小説(NHK)
- 大風呂敷(1970年)
- 港の詩(1971年)
- おおさか・三月・三年(1974年)
- ある日鳥のように(1976年) - 一郎
- 友情(1977年)
- おくさまは18歳(1970年 - 1971年、TBS) - 教師 貝沼先生
- 男は度胸(1970年 - 1971年、NHK総合)
- 2丁目3番地(1971年、日本テレビ)
- 美人はいかが?(1971年 - 1972年、TBS)
- 3丁目4番地(1972年、日本テレビ)
- 天下のおやじ(1974年、日本テレビ)
- 大河ドラマ(NHK)
- 鬼平犯科帳(1969年 - 1972年、NET) - 粂八
- バラ色の人生(1974年、TBS) - 一作
- およね平吉時穴道行(1977年、NHK)
- 大都会 闘いの日々(1976年、日本テレビ) - 東洋新聞城西署記者クラブ・日高記者
- いろはの"い"(1976年 - 1977年、日本テレビ) - タイムス社会部・小泉明夫記者(ハイドン)
- 太陽にほえろ! 第253話「生きがい」(1977年、日本テレビ) - 西本刑事
- 大都会 PARTIII(1978年 - 1979年、日本テレビ) - 城西署捜査課・牧野次郎刑事(ジロー)
- 西部警察(1979年 - 1982年、テレビ朝日) - 西部署捜査課・松田猛(マツダタケシ)刑事(リキ)
- 火曜サスペンス劇場 / 女子高校生への鎮魂曲(1983年、日本テレビ)
- 法医学教室の午後(1985年、日本テレビ) - 医者
- 法医学教室の長い一日(1986年、日本テレビ)
- 太陽にほえろ!PART2(1986年 - 1987年、日本テレビ) - 「七曲署」捜査一係・喜多収刑事(オサムさん)
- 刑事貴族 第1話(1990年、日本テレビ) - 須藤刑事
- 土曜ワイド劇場
- 牟田刑事官事件ファイル9(1988年、テレビ朝日)
- タクシードライバーの推理日誌4 幸福の代償 妻と別れたい男の殺人契約!?(1994年、テレビ朝日) - 井狩慎矢
- 文五捕物絵図 男坂界隈(1991年、日本テレビ) - 丑吉
- 金曜エンタテイメント / 収容所から来た遺書(1993年、フジテレビ) - 山本幡男
- 清水次郎長物語(1995年、CX) - 小政
- 忠臣蔵(1996年、フジテレビ) - 寺坂吉右衛門 ※ナレーションも兼任
- 御家人斬九郎 第3シリーズ 第2話「虎退治」(1997年、フジテレビ / 映像京都) - 尼子兵衛之助
- 藤沢周平の用心棒日月抄(1997年、テレビ朝日) - 細谷源太夫
- 上杉鷹山〜二百年前の行政改革〜(1998年、NHK正月時代劇) - 儒学者・細井平洲
- 夜逃げ屋本舗 (1999年3月、日本テレビ) - 第10話
- 合い言葉は勇気(2000年7月 - 9月、フジテレビ)
- 陰陽師(2001年、NHK) - 蘆屋道満
- 盤嶽の一生 第7話「じゃじゃ馬馴らし」(2002年)-僧侶
- こころ(2003年、NHK連続テレビ小説)
- 恋文 〜私たちが愛した男〜(2003年、TBS)
- 水曜プレミア / 夜回り先生(2004年10月27日、TBS) - 水谷修
- 弟(2004年、テレビ朝日)[注 3]
- 優しい時間(2005年1月 - 3月、フジテレビ) - 主演・涌井勇吉
- 刑事部屋〜六本木おかしな捜査班〜(2005年7月 - 9月、テレビ朝日) - 鵜飼遊佑
- 土曜ドラマ / 刑事の現場(2008年3月1日 - 3月29日、NHK) - 主演・伊勢崎彰一
- CHANGE(2008年5月12日 - 7月14日、フジテレビ) - 神林正一
- 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ・火と汐(2009年12月21日、TBS) - 主演・熊代繁
- 宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 第1夜 理由 (2012年5月7日、TBS) - 主演・吉田達夫
- 土曜ドラマ / 永遠の泉(2012年6月16日、NHK) - 主演・山内
- 水曜ミステリー9 / 松本清張没後20年特別企画・留守宅の事件(2013年4月24日、テレビ東京) - 主演・石子隆明
- 金曜プレステージ(フジテレビ)
- 事件屋稼業(2013年5月17日) - 主演・深町丈太郎
- 事件屋稼業2(2014年1月31日) - 主演・深町丈太郎
- ドラマW / チキンレース(2013年11月10日、WOWOW) - 主演・飛田譲
- 松本清張 球形の荒野(2014年3月9日、BS日テレ) - 野上顕一郎
- 松本清張ドラマスペシャル・死の発送(2014年5月30日、フジテレビ) - 山崎治郎
- ようこそ、わが家へ(2015年4月 - 6月、フジテレビ) - 倉田太一
- 信長燃ゆ(2016年1月2日、テレビ東京) - 近衛前久 [16]
- 仰げば尊し(2016年7月 - 9月、TBS) - 主演・樋熊迎一 [17]
- 特集ドラマ 喧騒の街、静かな海(2016年7月18日、NHK総合 / NHK大阪) - 海老沢淳
- カインとアベル(2016年11月 - 12月、フジテレビ) - 高田宗一郎 ※ 平幹二朗の代役[18]
- 琥珀 (2017年9月15日、テレビ東京) - 荒井敏男
- 陸王(2017年10月 - 12月、TBS) - 飯山晴之
- 白日の鴉シリーズ(テレビ朝日系列) - 五味陣介 役
- スペシャルドラマ 白日の鴉(2018年1月11日)
- スペシャルドラマ 白日の鴉2(2020年5月10日)
- 特捜9(2018年4月11日 - 、テレビ朝日) - 宗方朔太郎 [19]
- 白い巨塔(2019年、テレビ朝日) - 東貞蔵
- そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~(2020年1月3日、NHK) - 中江半十郎
- 人生最高の贈りもの(2021年1月4日、テレビ東京) - 笹井亮介
- 24時間テレビスペシャルドラマ 無言館(2022年8月27日、日本テレビ) - 野見山暁治 役
- ラストマン-全盲の捜査官-(2023年4月23日 - 6月25日、TBS) - 護道清二 役[20][21]
映画
[編集]- 黒部の太陽(1968年) - 森賢一
- 愛の化石(1970年) - 並木
- 喜劇 男は愛嬌 (1970年) - 曽我民夫
- 甦える大地(1971年) - 土屋
- 湯けむり110番 いるかの大将(1972年) - 秋沢五郎
- チョットだけョ全員集合!!(1973年) - 矢代五郎
- 同胞(1975年) - 主演・斉藤高志
- 男はつらいよ
- 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け (1976年) - 観光係員、父親宇野重吉と共演
- 男はつらいよ 寅次郎と殿様 (1977年) - 巡査
- 男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年) - 一男(満男の彼女泉の父親役)
- サチコの幸 (1976年) - 広沢
- 分校日記 イーハトーブの赤い屋根(1978年) - 桜井喜八
- 迷走地図(1983年) - 土井伸行
- 危険な女たち(1985年) - 棚瀬秀雄
- 乱(1985年) - 一文字太郎孝虎
- テイク・イット・イージー(1986年) - 池谷浩一
- 星の牧場(1987年) - 主演・モミイチ
- ロックよ、静かに流れよ(1988年) - 磯山
- 夢 (1990年) - 主演・私
- 花のズッコケ児童会長(1991年) - 宅和源太郎
- まあだだよ(1993年) - 沢村
- 新宿欲望探偵(1994年) - 主演・草薙凰介
- 釣りバカ日誌7(1994年) - 宮本竜太
- 裏ゴト師(1995年) - 神崎徹
- モスラ(1996年) - 医者 [1]
- 失楽園(1997年) - 衣川和記
- CAT'S EYE キャッツ・アイ(1997年) - 黒田龍太郎
- 二宮金次郎物語 愛と情熱のかぎり(1998年) - 金次郎の父
- 雨あがる(2000年) - 主演・三沢伊兵衛
- サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2001年) - 東隆之
- 日本の黒い夏─冤罪(2001年) - 神部俊夫
- 東京マリーゴールド(2001年) - 邦夫
- 阿弥陀堂だより(2002年) - 主演・上田孝夫
- 半落ち(2003年) - 主演・梶聡一郎
- CASSHERN(2004年) - 東博士
- 亡国のイージス(2005年) - 宮津弘隆
- イントゥ・ザ・サン(2005年) - 松田
- 博士の愛した数式(2006年) - 主演・博士
- 魂萌え!(2007年) - 関口隆之
- さまよう刃(2009年) - 主演・長峰重樹
- ラーゲリより愛を込めて(2022年)- 山本顕一(壮年期)
- こんにちは、母さん(2023年)- 荻生直文
- 金子差入店(2025年公開予定) - 星田[22]
劇場アニメ
[編集]その他
[編集]ドラマ以外のテレビ出演
[編集]- いい旅・日本(TBSテレビ)リポーター
- 関口宏のサンデーモーニング新春スペシャル'95 1995年1月3日
- ギミア・ぶれいく(TBSテレビ)リポーター
- 知ってるつもり?!(日本テレビ)コメンテーター
- 生きている遠野物語(IBC岩手放送)ナビゲーター
- 連想ゲーム(NHK総合)初期の準レギュラー
NHK紅白歌合戦出場歴
[編集]年度 | 放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 歌手別視聴率 |
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1981年 | 第32回 | 初 | ルビーの指環 | 11/22 | 五輪真弓 | 不明 |
2007年 | 第58回 | 2 | ルビーの指環(2回目) | 13/27 | 平原綾香 | 38.2% |
2023年 | 第74回 | 3 | ルビーの指環(3回目) | 特別企画 | (対戦相手なし) | 33.4%(7位) |
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ナレーション
[編集]ラジオ
[編集]コマーシャル
[編集]- バファリン(ライオン歯磨) - 当時の妻・范文雀と共演(1973年)
- スバル・レガシィ(富士重工業) - ナレーション(2002年)
- クレバリーホーム - ナレーション(2003年)
- ダイワハウス - 大学教授役で出演(2005年)
- 麒麟麦酒 - CM中で「ルビーの指環」をセルフカバー(2006年)
- リポビタンfine(大正製薬) - 夏木マリ・小栗旬・原沙知絵と共演(2007年 - )
- プラチナ・ギルド・インターナショナル(2007年 - )
- 森永乳業・パルム(2008年 - )
- iPad 2(Apple) - ナレーション(2011年)
- プライムリッチ(アサヒビール) - 「ラストダンスは私に」をカバー&ナレーション(2018年)
- 平松剛法律事務所(2019年)[24]
- 新昭和グループ(2021年)
PV
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ CD盤のみ「恋のトランス・コスモス」が収録されている。
- ^ レコードジャケットには『NHK“大阪、三月、三年”挿入歌』と表記されている。
- ^ かつての所属事務所の社長、石原裕次郎の若き日を描いたドラマで、原作は石原の実兄・石原慎太郎。寺尾は宝酒造「松竹梅」のCM撮影に臨む宇野重吉の役で出演(つまり息子が父を演じている)。かつて放映されていた「松竹梅」のCF(石原が寺の住職(宇野)を訪ね、一緒に「松竹梅」を呑む)を見事に再現した。このドラマで石原を演じたのは徳重聡。なお、そのシーンの後のCMでは、当時の本物(石原と宇野)の映像がそのまま放映されるという粋な見方でもあった。寺尾は、実父・宇野重吉の役だけは他の誰にも渡したくなかったという。
出典
[編集]- ^ a b 野村宏平、冬門稔弐「5月18日 / 5月19日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、136頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ a b 青志社「石原プロ社史」P209
- ^ a b 青志社「石原プロ社史」P211
- ^ “Akira Terao Official Web Site”. at-style.com. 2024年1月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “SONGS Archives | 寺尾聰”. NHK SONGS. 2024年1月3日閲覧。
- ^ “NHK紅白歌合戦ヒストリー”. www.nhk.or.jp. 2024年1月3日閲覧。
- ^ “平成30年春の叙勲受章者について |報道発表資料|厚生労働省”. www.mhlw.go.jp. 2024年1月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “「テレビが届けた名曲たち」歌唱曲が決定!”. 第74回NHK紅白歌合戦. 2024年1月3日閲覧。
- ^ “秋の叙勲4079人 桐花大綬章に今井敬氏 五木ひろしさんらも”. 日本経済新聞 (2018年11月3日). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点”. リアルサウンド. 株式会社blueprint (2021年11月7日). 2021年12月6日閲覧。
- ^ “おおさか・三月・三年”. テレビドラマデータベース. 2021年12月6日閲覧。
- ^ “CMギャラリー”. 平松剛法律事務所. 2021年12月6日閲覧。
- ^ あしたを、明るい日にしよう - YouTube
- ^ “ルビーの指環とは”. コトバンク. VOYAGE GROUP. 2021年12月6日閲覧。
- ^ “寺尾聰 / Re-Cool HABANA EXPRESS[廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年12月6日閲覧。
- ^ “石丸幹二、初の戦国時代劇 ヒガシ“信長”のライバル・明智光秀役”. ORICON STYLE (2015年11月12日). 2015年11月12日閲覧。
- ^ “寺尾聰&多部未華子、TBS日曜劇場で初共演 実在の弱小吹奏楽部モチーフ”. クランクイン! (ハリウッドチャンネル). (2016年6月3日) 2016年6月3日閲覧。
- ^ “『カインとアベル』平幹二朗さん代役に寺尾聰”. ORICON STYLE. (2016年10月31日) 2016年10月31日閲覧。
- ^ “「特捜9」新班長・寺尾聰!井ノ原快彦、初共演に感激”. ORICON NEWS. シネマトゥデイ (2018年3月27日). 2018年4月4日閲覧。
- ^ “福山雅治の主演ドラマ「ラストマン」で吉田羊が凄腕警察官に、寺尾聰は大泉洋の父役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ “今田美桜TBS日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」で福山雅治と初共演「緊張感があります」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年3月18日) 2023年3月18日閲覧。
- ^ “丸山隆平の主演作「金子差入店」2025年に公開、真木よう子・三浦綺羅・寺尾聰が共演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年8月26日). 2024年8月26日閲覧。
- ^ “寺尾聰、杉咲花がスタジオポノック新作「屋根裏のラジャー」に仲間入り”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年10月23日). 2023年10月23日閲覧。
- ^ 平松剛法律事務所 CMギャラリー
関連項目
[編集]- 1970年の音楽#デビュー - (ソロデビュー)同じ年にデビューした歌手
外部リンク
[編集]- 寺尾 聰 公式サイト
- 寺尾聰 - KINENOTE
- 寺尾聰 - テレビドラマデータベース
- 寺尾聰 - NHK人物録