7月7日

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日付の一覧
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7月7日(しちがつなのか、なながつなのか)は、グレゴリオ暦で年始から188日目(閏年では189日目)にあたり、年末まであと177日ある。

できごと[編集]

アメリカ合衆国とフランスの擬似戦争開戦(1794)。宣戦布告なき戦いのためこの名がある
フランスとロシア、ティルジットの和約を結ぶ(1807)
フィリピンで独立運動組織カティプナン結成(1892)
サイパン玉砕(1944)。画像は8日、島北端を掃討する米軍
アメリカ合衆国の偵察機XF-11、初飛行で墜落(1946)
11歳のサマンサ・スミス、アメリカ合衆国史上最年少の親善大使としてソ連を訪問(1983)

誕生日[編集]

版画フェリシアン・ロップス(1833-1898)誕生。画像は『ポルノクラート』(1896)
1865年(4-5歳)のマーラー
1892年のマーラー
作曲家グスタフ・マーラー(1860-1911)誕生
マルク・シャガール
ステンドグラス
画家マルク・シャガール(1887-1985)誕生。右画像はイスラエルのシナゴーグにあるステンドグラス
陸軍軍人、栗林忠道(1890-1945)
『ハワイ・マレー沖海戦』
『ゴジラ』
特撮監督円谷英二(1901-1970)。左画像は『ハワイ・マレー沖海戦』(1942)、右は『ゴジラ』(1954)、共に円谷が特撮を担当
SF作家、ロバート・A・ハインライン(1907-1988)
建築家、芦原義信(1918-2003)。画像はオリンピック駒沢体育館・管制塔(1964)
ピエール・カルダン
カルダンの服
ファッションデザイナー、ピエール・カルダン(左画像左; 1922-)
フュージョンシンセサイザー奏者、ジョー・ザヴィヌル(1932-2007)
ドラマー、リンゴ・スター(1940-)
ネパール最後の国王、ギャネンドラ・ビール・ビクラム・シャハ(1947-)

忌日[編集]

佐々成政
戦国武将佐々成政(1536-1588)
『雪中相合傘』
『鷺と葦』
春画
浮世絵師、鈴木春信(1725?-1770)没。画像左から『雪中相合傘』、『鷺と葦』、春画(1750頃)
ニコライ・ヤロシェンコ
『どこでも元気』
画家ニコライ・ヤロシェンコ(1846-1898)没。右画像は『どこでも元気』(1888)

人物[編集]

人物以外(動物など)[編集]

記念日・年中行事[編集]

乾麺の日。画像は流し素麺
  • 七夕日本の旗 日本
    節句の一つ。
  • 小暑日本の旗 日本 2010年・2011年・2012年・2013年)
    二十四節気の1つ。太陽の黄経が105度の時で、梅雨明けが近づき、暑さが本格的になるころ。
  • 蛙とび行事(日本の旗 日本 奈良・吉野山 金峯山寺
    蛙飛びは蓮の花を蔵王権現に供える蓮華会の行事の一環として行われる。献花の法要が一段落すると、大きな蛙が外陣に現れ受戒導師の前に出てかしこまり、法力によって人間に立ち返る法要が始まる。白河天皇の時代、不心得な男が山伏を侮辱したので鷲の窟にさらされ、その後、男は後悔したので、金峯山寺の高僧が男を蛙の姿にして救い出し、蔵王権現の宝前でその法力によって人間に立ち返らせたという伝説を実演する[15]
  • 祇園会(日本の旗 日本 千葉・成田山新勝寺
    成田山新勝寺奥之院に奉安された「大日如来」に、五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する祭礼。300年以上の歴史があり、例年7月7日から9日までの3日間開催される。祭礼期間中に限り光明堂裏手にある奥之院が開扉され、秘仏として洞窟の中にまつられている大日如来を参拝することができる[16]
  • サバ・サバ英語版タンザニアの旗 タンザニア
    1954年のこの日に、長らく同国の政権与党となっているタンザニア革命党の前身のタンガニーカ・アフリカ民族同盟 (TANU) が結成されたことを記念。「サバ」はスワヒリ語で7のことである。当初は農業国タンザニアの農民を賛える祝日であったが、現在は商業・産業振興の祝日となっており、この日を中心に旧首都のダルエスサラームで国際貿易博覧会が開かれる。
  • 独立記念日(ソロモン諸島の旗 ソロモン諸島
    1978年のこの日、ソロモン諸島がイギリスから独立した。
  • ゆかたの日(日本の旗 日本
    日本ゆかた連合会が1981年に「制定」。乞巧奠(きっこうてん)の慣習と織女祭による。
  • たけのこの日(日本の旗 日本
    全日本竹産業連合会が1986年に「制定」。日本缶詰協会等の産物関係者の話し合いの席上で「かぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか」という話になり、この日に決定された。
  • ギフトの日(日本の旗 日本
    全日本ギフト用品協会が1987年に「制定」。七夕は牽牛と織女が年に一度出会う日ということから。
  • 香りの日(日本の旗 日本
    全国化粧品小売協同組合連合会中部ブロックが1991年に「制定」。七夕にちなみ、「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進のために提唱された。
  • ポニーテールの日(日本の旗 日本
    日本ポニーテール協会が1995年に制定。7月7日が七夕・ゆかたの日であり、織姫がポニーテールであることと、健康的でさわやかで、女性らしさをアピールできる髪型のポニーテールが浴衣に似合うことなどから[17][18]
  • の日(日本の旗 日本
    建設省(現在の国土交通省)が近代河川制度100周年にあたる1996年に制定。七夕伝説の天の川のイメージがあり、7月は河川愛護月間であることから。
  • 世界遺産の日(日本の旗 日本
    2004年のこの日、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録された。2005年3月に制定された和歌山県の「世界遺産条例」で定められた。
  • 七瀬の日(日本の旗 日本
    2005年から7月7日を「七瀬の日」と題してSHIBUYA-AXで毎年ライブを開催[19]
  • の日(日本の旗 日本
    2008年、恋をがんばる全ての人それぞれが主役になれる“恋の日”として、日本記念日協会が認定。きっかけは、ユニバーサルミュージックが同年7月2日に発売したコンピレーション・アルバムCD『恋のうた』[20]
  • エンゲージメントデー(日本の旗 日本
    エンゲージメント・プロジェクトが2012年に「制定」。七夕にちなみ、「一年に一度、大切な人との結びつきを思い出し、あらためて伝え、願い、それを重ねていく日」とした。
  • ドリカムの日(日本の旗 日本
    DREAMS COME TRUE(中村正人吉田美和)の二人が所属するユニバーサルミュージック合同会社が制定。2016年日本記念日協会から記念日に登録された。一年に一度「夢が叶う」日にとの二人の願いが込められている。日付は「七夕」の日は「夢が叶う」日にとの思いから[21][22]
  • 乾麺デー(日本の旗 日本
    全国乾麺協同組合連合会が1982年に「制定」。七夕の日に素麺を天の川にみたてて食べる風習があったことから。
  • 恋そうめんの日(日本の旗 日本)
    奈良県桜井市に本社を置く株式会社三輪山本が制定。七夕の日には、そうめんを食べて無病息災を願う風習があることと、風水では麺類は「恋愛運を高める食べ物」とされていることから[23]
  • 冷やし中華の日(日本の旗 日本
    この日が二十四節気の小暑となることが多く、夏らしい暑さが始るころであることから。
  • 糸魚川・七夕は笹ずしの日(日本の旗 日本)
    一般社団法人糸魚川青年会議所が制定。糸魚川の伝統文化である「笹ずし」を地域が一体となって発信していくのが目的。日付は7月7日の七夕が「笹の節句」と言われていることから。
  • セブンの日(日本の旗 日本
    各地でマツダ・RX-7オーナーのミーティングが行われ、その模様はクルマ雑誌(とりわけチューニングカー雑誌など)にしばしば掲載される[24]
  • ハスカップの日(日本の旗 日本
    「ハスカップ」の魅力をより多くの人に知ってもらい味わってもらうことを目的に、美唄市農業協同組合とまこまい広域農業協同組合厚真町ハスカップ部会、ハスカップ協会が連名で申請。日付は「ハスカップ」は二つの花から一つの実をつけることから「愛の契り」の花言葉があり、七夕の織姫と彦星のように離れた二人が出会える日にと7月7日にした。
  • ダヤン誕生日(日本の旗 日本
    池田あきこが創作した架空の国「わちふぃーるど」のメインキャラクター猫のダヤンの誕生日。ミステリアスな目が印象的なダヤンの魅力、世界観を感じてほしいとの願いが込められている[25]

出典[編集]

  1. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、57頁。ISBN 9784816922749 
  2. ^ 沿革”. 公益財団法人ACジャパン. 2023年4月4日閲覧。
  3. ^ 「岐阜・柳ヶ瀬で大火 110軒焼く」『朝日新聞』昭和48年(1973年)7月8日朝刊、13版、23面
  4. ^ 40年の歴史|シェラトン都ホテルズ”. 都ホテルズ & リゾーツ. 2023年4月4日閲覧。
  5. ^ ひまわり8号、運用開始 実力は世界最高”. 日本経済新聞 (2015年7月7日). 2023年4月4日閲覧。
  6. ^ 核兵器禁止条約を採択 賛成122カ国 オランダが反対、シンガポールが棄権(1/2ページ)”. 産経デジタル (2017年7月8日). 2023年4月4日閲覧。
  7. ^ ハイチ大統領暗殺、自宅に武装集団押し入る”. REUTERS (2021年7月7日). 2023年4月4日閲覧。
  8. ^ 「逆転のPL」で初V導いた名将・鶴岡泰さんが急死 夏のセンバツ開幕翌日に…”. サンケイスポーツ (2020年8月12日). 2023年4月4日閲覧。
  9. ^ 稲坂亜里沙”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA CORPORATION. 2023年4月4日閲覧。
  10. ^ C・リード氏30歳突然死 アイスダンス元五輪代表 - フィギュア”. 日刊スポーツ (2020年3月17日). 2023年4月4日閲覧。
  11. ^ 須田勝也”. 株式会社コトリボイス. 2023年4月4日閲覧。
  12. ^ Edward I|king of England”. Britannica. 2023年4月4日閲覧。
  13. ^ 坪田譲治文学”. 坪田譲治を訪ねて. 岡山市. 2023年4月4日閲覧。
  14. ^ 永六輔さん死去 83歳”. ORICON NEWS (2016年7月11日). 2023年4月4日閲覧。
  15. ^ 金峯山寺 蓮華会・蛙飛び”. 吉野町. 2023年4月4日閲覧。
  16. ^ 成田山祇園会とは”. 成田市観光協会. 2023年7月2日閲覧。
  17. ^ 知ってる?7月7日が「ポニーテールの日」になった理由”. @DIMEアットダイム. 小学館 (2020年7月1日). 2023年4月4日閲覧。
  18. ^ 加瀬 清志 著、日本記念日協会 編『すぐに役立つ366日記念日事典[第3版]』創元社、2016年8月23日。ISBN 978-4422021133 
  19. ^ なななななんと!相川七瀬が7月7日夜7時7分7秒から無観客リモートライブ”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2020年7月2日). 2023年4月4日閲覧。
  20. ^ 7月7日の七夕、“恋の日”に認定”. ORICON NEWS (2008年7月1日). 2023年4月4日閲覧。
  21. ^ 7月7日が、「ドリカムの日」に認定されました!”. DCTentertainment (2016年7月5日). 2023年4月4日閲覧。
  22. ^ 7月7日が「ドリカムの日」に認定”. 音楽ナタリー. ナターシャ. 2023年4月4日閲覧。
  23. ^ ~7月7日は『恋そうめんの日』~ ヤマキ、「そうめん」に関する新サイトコンテンツをオープン 「恋に効く?メニュー」から「そうめん漫才選手権」まで内容盛りだくさん”. PR TIMES (2011年6月27日). 2023年4月4日閲覧。
  24. ^ 7月7日セブンの日は富士スピードウェイへ!!ドリフト、グリップ、定常円、ミーティング、ドレコン同時開催のロータリー魂!!開催の告知とエントリー受付について(※イベントは終了済み)”. StreetChic. 2023年4月4日閲覧。
  25. ^ ダヤンの誕生日とわちふぃーるどの日”. 池田あきこのアトリエ日記. 2023年4月4日閲覧。

関連項目[編集]