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本港新町

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日本 > 鹿児島県 > 鹿児島市 > 本港新町
本港新町
町丁
地図北緯31度35分46秒 東経130度33分53秒 / 北緯31.596056度 東経130.564694度 / 31.596056; 130.564694座標: 北緯31度35分46秒 東経130度33分53秒 / 北緯31.596056度 東経130.564694度 / 31.596056; 130.564694
日本の旗 日本
都道府県 鹿児島県の旗 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 上町地区
人口情報2020年(令和2年)10月1日現在)
 人口 0 人
 世帯数 0 世帯
面積
  0.267 km²
人口密度 0 人/km²
設置日 1991年3月29日
郵便番号 892-0814 ウィキデータを編集
市外局番 099
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード[2] 46500-1485
ウィキポータル 日本の町・字
鹿児島県の旗 ウィキポータル 鹿児島県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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本港新町(ほんこうしんまち[3])は、鹿児島県鹿児島市[4]郵便番号は892-0814[5]。人口は0人、世帯数は0世帯(2020年4月1日現在)[6]。面積は0.267平方キロメートル[7]

本港新町の区域にある鹿児島港本港区(北ふ頭・南ふ頭)には桜島フェリーや離島航路の埠頭と旅客ターミナルがあり、鹿児島市の海の玄関口となっている[7][8]。また、ウォーターフロントとして整備されており、いおワールドかごしま水族館やウォーターフロントパークなどがある[7][8]

地理

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鹿児島市の中部にある臨港地域にあり、町域全体が埋立地からなっている。町域の西方には泉町小川町易居町名山町、西方から南方にかけてに住吉町がそれぞれ接しており、東側には鹿児島湾が面している。

町域には桜島フェリーや種子・屋久高速船航路、奄美・沖縄航路、フェリー十島フェリー三島などの旅客船の発着港が集約されており、鹿児島市の海の玄関口となっている[7][8]。また、いおワールドかごしま水族館があり、隣接してNHK鹿児島放送局が所在している。

歴史

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鹿児島港本港区の埋立て

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1982年(昭和57年)の港湾計画改定により本港区に離島航路集約と商業・文化施設の建設を行うこととなり、1986年昭和61年)に埋め立て工事に着手し[9]1998年平成10年)までにかけて鹿児島港の本港区として埋め立てられた区域である[4]1993年(平成5年)に北ふ頭、10年には南ふ頭が竣工し[8]、同年には桜島フェリーターミナルも供用を開始した[10]

本港新町の設置以降

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1991年平成3年)3月29日に公有水面埋立地の区域より鹿児島市の町「本港新町」として設置された[4][7]

1991年平成3年)11月13日[11]1998年平成10年)12月8日[12]2001年平成13年)3月23日にそれぞれ公有水面埋立地の区域を本港新町に編入した[13]

1997年(平成9年)5月にはいおワールドかごしま水族館が開館した[14]2005年(平成17年)4月25日には複合商業施設であるドルフィンポートが開業(2020年3月31日閉鎖[15])し[16]2006年(平成18年)10月にはそれまで天保山町に局舎を置いていた日本放送協会(NHK)の鹿児島放送局は本港新町に局舎を新築して移転した[16]

町域の変遷

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実施後 実施年 実施前
本港新町(新設) 1991年平成3年) 公有水面埋立地
本港新町(編入) 1998年平成10年)
本港新町(編入) 2001年平成13年)

施設

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NHK鹿児島放送局

公共

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その他

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文化財

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国指定

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  • 鹿児島旧港施設(重要文化財(建造物))[19]
    江戸時代に建造された新波止、明治5年頃に建造された一丁台場、1904年(明治37年)に鹿児島県によって建設された遮断防波堤から構成される[20][21]2007年(平成19年)12月4日に国の重要文化財に指定された[22]

国登録

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交通

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航路

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小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[26]

町丁 番・番地 小学校 中学校
本港新町 全域 鹿児島市立名山小学校 鹿児島市立長田中学校

脚注

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  1. ^ 日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  3. ^ 鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年7月30日閲覧。
  4. ^ a b c 南日本新聞 2015, p. 1202.
  5. ^ 鹿児島県鹿児島市本港新町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年3月3日閲覧。
  6. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  7. ^ a b c d e 吉永亮治、上柿元大輔、藤﨑優祐、大庭治範 2013.
  8. ^ a b c d 南日本新聞 2015, p. 54.
  9. ^ 南日本新聞 2015, p. 835.
  10. ^ 南日本新聞 2015, p. 836.
  11. ^ 平成3年鹿児島県告示第2017号(町の区域の変更、平成3年11月13日付鹿児島県公報第417号所収)
  12. ^ 平成10年鹿児島県告示第1703号(町の区域の変更、平成10年12月8日付鹿児島県公報第1428号所収)
  13. ^ 平成13年鹿児島県告示第461号(町の区域の変更、平成13年3月23日付鹿児島県公報第1662号の4所収、 原文
  14. ^ 南日本新聞 2015, p. 7.
  15. ^ “さようなら「ドルフィンポート」 15年の営業終える 鹿児島市 /鹿児島”. 毎日新聞. (2020年4月1日). https://mainichi.jp/articles/20200401/ddl/k46/020/437000c 2020年5月11日閲覧。 
  16. ^ a b c 南日本新聞 2015, p. 837.
  17. ^ 〇かごしま水族館条例”. 鹿児島市 (1996年12月24日). 2021年3月3日閲覧。
  18. ^ 交番・駐在所等の所在地・電話番号”. 鹿児島県警察. 2021年3月3日閲覧。
  19. ^ 南日本新聞 2015, p. 1067.
  20. ^ 鹿児島旧港施設 3所 新波止、一丁台場、遮断防波堤”. 鹿児島市. 2021年3月3日閲覧。
  21. ^ 鹿児島旧港施設”. 文化遺産オンライン. 2021年3月3日閲覧。
  22. ^ 鹿児島市 2020, p. 2.
  23. ^ 南日本新聞 2015, p. 1069.
  24. ^ 鹿児島旧港北防波堤灯台”. 文化遺産オンライン. 2021年3月3日閲覧。
  25. ^ 鹿児島市 2020, p. 6.
  26. ^ 小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。

参考文献

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関連項目

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