皷川町
皷川町 | |
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町丁 | |
北緯31度36分42秒 東経130度33分50秒 / 北緯31.611694度 東経130.563778度座標: 北緯31度36分42秒 東経130度33分50秒 / 北緯31.611694度 東経130.563778度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 上町地区 |
人口情報(2020年(令和2年)10月1日現在) | |
人口 | 841 人 |
世帯数 | 435 世帯 |
郵便番号 | 892-0807 |
市外局番 | 099 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
町字ID[1] | 0111000 |
運輸局住所コード[2] | 46500-0053 |
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皷川町(つづみがわちょう[3])は、鹿児島県鹿児島市の町[4]。郵便番号は892-0807[5]。旧鹿児島府下上町皷川町。人口は841人、世帯数は435世帯(2020年10月1日現在)[6]。皷川町の全域で住居表示を実施している[7]。
地理
[編集]鹿児島市の中央部、稲荷川の下流域に位置している。町域の北方に東坂元、南方から西方にかけて池之上町、西方及び東方に坂元町、東方に稲荷町が接している。
町域は台地に挟まれた谷間に位置しており、南北に長くなっている。中央部を南北に皷川が流れており、町域の南東端で稲荷川に合流する。
河川
[編集]- 稲荷川
- 皷川
町名の由来
[編集]皷川町という町名は隼人の楽人が催馬楽(せばる)を奏した音声が響いてくる音に由来しているという説がある[8]。また、「轟小路」とも呼称されることがある[8]。
歴史
[編集]江戸時代には吉野街道に沿って士屋敷が立ち並んでいた[9]。皷川という地名は明治時代初期より見え、鹿児島府下上町のうちであった[4]。
1888年(明治21年)に公布された市制(明治21年法律第1号)に基づき、1889年(明治22年)2月2日に官報に掲載された「 市制施行地」(内務省告示第1号)によって鹿児島が市制施行地に指定された[10]。3月5日には鹿児島県令第26号によって鹿児島郡のうち50町村が市制による鹿児島市の区域と定められ[11]、4月1日に市制が施行されたのに伴い、鹿児島郡50町村(山下町、平之馬場町、新照院通町、長田町、冷水通町、上竜尾町、下竜尾町、池之上町、鼓川町、稲荷馬場町、清水馬場町、春日小路町、車町、恵美須町、小川町、和泉屋町、浜町、向江町、栄町、柳町、易居町、中町、金生町、東千石馬場町、西千石馬場町、汐見町、泉町、築町、生産町、六日町、新町、松原通町、船津町、呉服町、大黒町、堀江町、住吉町、新屋敷通町、加治屋町、山之口馬場町、樋之口通町、薬師馬場町、鷹師馬場町、西田町、上之園通町、高麗町、下荒田町、荒田村、西田村、塩屋村)の区域より鹿児島市が成立した[11]。それまでの皷川町は鹿児島市の町「皷川町」となった[4]。1968年(昭和43年)7月には皷川町の全域で住居表示が実施された[12][13]。
1992年(平成4年)8月10日に坂元町国料地区にて住居表示が実施されたのに伴い、坂元町の一部が皷川町に編入された[14][15][16]。
町域の変遷
[編集]変更後 | 変更年 | 変更前 |
---|---|---|
皷川町(一部) | 1992年(平成4年) | 坂元町(一部) |
人口
[編集]以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 1,264
|
2000年(平成12年)[18] | 1,268
|
2005年(平成17年)[19] | 1,129
|
2010年(平成22年)[20] | 1,022
|
2015年(平成27年)[21] | 973
|
2020年(令和2年)[6] | 841
|
施設
[編集]公共
[編集]- 市営皷川住宅
寺社
[編集]- 發照寺
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[22]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
皷川町 | 全域 | 鹿児島市立清水小学校 | 鹿児島市立清水中学校 |
脚注
[編集]- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年10月25日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 436.
- ^ “鹿児島県鹿児島市皷川町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 688.
- ^ 芳即正 & 五味克夫 1998, p. 148-149.
- ^ 市制施行地(明治22年内務省告示第1号、明治22年2月2日、 原文)
- ^ a b 鹿児島市史編さん委員会 1970, p. 3.
- ^ 鹿児島市史編さん委員会 1970, p. 743.
- ^ “かごしま市民の広場(昭和43年7月号)”. 鹿児島市. 2021年1月30日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 828.
- ^ “かごしま市民のひろば(平成4年8月号)” (1992年8月). 2021年1月2日閲覧。
- ^ 平成4年鹿児島県告示第1474号(町の区域の設定及び変更、平成4年8月7日付鹿児島県公報第524号所収)
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史Ⅱ』 2巻、鹿児島市、1970年3月25日 。, Wikidata Q111372706
- 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日 。, Wikidata Q111372912
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。, Wikidata Q111291392
- 芳即正、五味克夫『日本歴史地名大系47巻 鹿児島県の地名』平凡社、1998年。ISBN 978-4582910544。
関連項目
[編集]東坂元四丁目 | 東坂元四丁目・東坂元三丁目 | 東坂元三丁目 | ||
東坂元四丁目・坂元町・池之上町 | 東坂元四丁目・稲荷町 | |||
皷川町 | ||||
池之上町 | 池之上町 | 稲荷町 |