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東谷山 (鹿児島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 鹿児島県 > 鹿児島市 > 東谷山
東谷山
町丁
地図北緯31度31分50秒 東経130度31分21秒 / 北緯31.530528度 東経130.522528度 / 31.530528; 130.522528座標: 北緯31度31分50秒 東経130度31分21秒 / 北緯31.530528度 東経130.522528度 / 31.530528; 130.522528
日本の旗 日本
都道府県 鹿児島県の旗 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 谷山地域
地区 谷山北部地区
人口情報2020年(令和2年)4月1日現在)
 人口 13,444 人
 世帯数 6,808 世帯
郵便番号 891-0113 ウィキデータを編集
市外局番 099
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード[2] 46500-1271
ウィキポータル 日本の町・字
鹿児島県の旗 ウィキポータル 鹿児島県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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東谷山(ひがしたにやま[3])は、鹿児島県鹿児島市町丁[4]郵便番号は891-0113[5]。人口は13,444人、世帯数は6,808世帯(2020年4月1日現在)[6]。東谷山一丁目から東谷山七丁目まであり、東谷山一丁目から東谷山七丁目までの全域で住居表示を実施している[7]

地理

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鹿児島市の南部、永田川の下流域に位置している。町域の北方には宇宿、南方には谷山中央、東方には小松原、西方には小原町魚見町中山自由ケ丘希望ケ丘町清和上福元町がそれぞれ接している。

町域の中央部を鹿児島県道20号鹿児島加世田線が南北に通っており、中山バイパス(鹿児島市道小松原山田線)が東西に通っている。また、東部には指宿枕崎線が南北に通っているが、町域内には駅は所在していない。

また、小松原との境界上を通る国道225号に沿って鹿児島市電谷山線が通り、谷山電停上塩屋電停笹貫電停が所在している。

河川

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歴史

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土地区画整理事業の実施

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1965年(昭和40年)には笹貫地区土地区画整理事業に着手し、1968年(昭和43年)にかけて総事業費26億6200万円、総面積281,000平方メートルにおいて実施された[8]1970年(昭和45年)には桜川地区土地区画整理事業が計画決定され、1985年(昭和60年)にかけて総事業費41億2200万円余、1075戸の建物を移転し実施された[9]1976年(昭和51年)4月には、笹貫地区から西塩屋地区までを結ぶバイパス道路(現在の鹿児島県道20号鹿児島加世田線)が開通した[10]

町丁の設置以降

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1979年(昭和54年)2月26日に笹貫・谷山塩屋地区の区域において住居表示が実施されることとなった[11][12]。それに伴い町域の再編が実施され谷山塩屋町上福元町の各一部より分割され「東谷山一丁目」が設置された[4][12]1982年(昭和57年)2月15日には桜川地区において住居表示が実施された[11]。上福元町の一部より「東谷山二丁目」、「東谷山三丁目」が設置され、同時に東谷山一丁目の一部に編入された[13][4]

1988年昭和63年)2月15日には桜川地区において住居表示が実施されることとなり[14]、それに伴い町域の再編が行われ上福元町の一部より「東谷山四丁目」及び「東谷山五丁目」が設置された[15][16]1992年(平成4年)3月には鹿児島南警察署前から皇徳寺台に至る都市計画道路であり、町域を東西に横断する「小松原山田線」が開通した[17]1997年平成9年)2月17日には桜川第二地区において住居表示が実施されることとなり[14]、上福元町及び中山町の各一部より「東谷山六丁目」、中山町の一部より「東谷山七丁目」が設置され、上福元町の一部が東谷山四丁目に編入された[18][19]

町域の変遷

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実施後 実施年 実施前
東谷山一丁目(新設) 1979年昭和54年) 谷山塩屋町(一部)
上福元町(一部)
東谷山二丁目(新設) 1982年昭和57年) 上福元町(一部)
東谷山三丁目(新設)
東谷山一丁目(編入)
東谷山四丁目(新設) 1988年昭和63年) 上福元町(一部)
東谷山五丁目(新設)
東谷山六丁目(新設) 1997年平成9年) 上福元町(一部)
東谷山四丁目(編入)
東谷山七丁目(新設) 上福元町(一部)
中山町(一部)

人口

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町丁別

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世帯数・人口[20]
世帯数 人口
東谷山一丁目 2,007 3,640
東谷山二丁目 1,268 2,139
東谷山三丁目 802 1,548
東谷山四丁目 628 1,296
東谷山五丁目 914 1,948
東谷山六丁目 800 1,986
東谷山七丁目 389 887

国勢調査

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以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。なお、1995年(平成7年)と2000年(平成12年)の間には東谷山六丁目及び東谷山七丁目の区域が追加されている。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[21]
10,976
2000年(平成12年)[22]
13,395
2005年(平成17年)[23]
13,371
2010年(平成22年)[24]
13,345
2015年(平成27年)[25]
13,318

文化財

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市指定

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  • 入来の田の神(有形民俗文化財(民俗資料))[26]

施設

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公共

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  • 東谷山福祉館[27]
  • 東谷山納骨堂[28]
    1987年(昭和62年)に市営の納骨堂として建設された[28]

教育

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小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[30]

町丁 番・番地 小学校 中学校
東谷山一丁目 全域 鹿児島市立東谷山小学校 鹿児島市立東谷山中学校
東谷山二丁目 一部
一部 鹿児島市立清和小学校
東谷山三丁目 全域
東谷山四丁目 1-17 鹿児島市立東谷山小学校
18-37 鹿児島市立清和小学校
東谷山五丁目 全域
東谷山六丁目 1、39-46
2-38 鹿児島市立東谷山小学校
東谷山七丁目 全域

交通

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上塩屋電停
笹貫電停

道路

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一般国道
主要地方道

鉄道

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鹿児島市交通局鹿児島市電谷山線

関連する人物

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脚注

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  1. ^ 日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  3. ^ 鹿児島市の町名”. 鹿児島市. 2020年11月2日閲覧。
  4. ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1983, p. 535-536.
  5. ^ 鹿児島県鹿児島市東谷山の郵便番号”. 日本郵便. 2021年2月21日閲覧。
  6. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  7. ^ 住居表示実施区域町名一覧表”. 鹿児島市 (2020年2月3日). 2020年6月28日閲覧。
  8. ^ 南日本新聞 1990, p. 774.
  9. ^ 南日本新聞 1990, p. 775.
  10. ^ 南日本新聞 1990, p. 791.
  11. ^ a b 南日本新聞 1990, p. 777.
  12. ^ a b かごしま市民のひろば(昭和54年2月号)”. 鹿児島市. 2021年2月19日閲覧。
  13. ^ かごしま市民のひろば(昭和57年2月号)”. 鹿児島市. 2021年2月21日閲覧。
  14. ^ a b 南日本新聞 2015, p. 828.
  15. ^ かごしま市民のひろば1988年 (昭和63年2月号) 第249号”. 鹿児島市(鹿児島市広報デジタルアーカイブ). 2012年4月13日閲覧。
  16. ^ 昭和63年鹿児島県告示第270号の2(町の区域の設定及び変更、昭和63年2月15日付鹿児島県公報第8648号所収)
  17. ^ 南日本新聞 2015, p. 841.
  18. ^ 平成9年鹿児島県告示第140号(町の区域の変更、平成9年1月27日付鹿児島県公報1167号の2所収)
  19. ^ かごしま市民のひろば 1997年 (平成9年2月号) 第357号”. 鹿児島市. 2012年9月28日閲覧。
  20. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  21. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  22. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  23. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  24. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  25. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  26. ^ 鹿児島市 2020, p. 4.
  27. ^ 東谷山福祉館”. 鹿児島市. 2021年2月21日閲覧。
  28. ^ a b 南日本新聞 1990, p. 719.
  29. ^ 南日本新聞 2015, p. 942.
  30. ^ 小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。
  31. ^ 兵頭昌岳, 右田雄二 & 川畑美佳 2012.
  32. ^ 太刀 銘波平行安”. e国宝. 2020年9月17日閲覧。

参考文献

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  • 南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』 4巻、鹿児島市、1990年3月15日http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/shishi/kagoshima.html , Wikidata Q111372875
  • 南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/kagoshima-05.html , Wikidata Q111372912
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 46 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9 , Wikidata Q111291392
  • 兵頭昌岳、右田雄二、川畑美佳「373ワイド 笹貫新聞」『南日本新聞』2012年5月22日、15面。
  • 鹿児島市内の指定文化財等一覧表”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年11月8日閲覧。