「国道172号」の版間の差分

一般国道
	国道172号
	地図
総延長	8.0 km
実延長	7.9 km
現道	7.9 km
制定年	1953年指定
起点	大阪港（大阪府大阪市港区）; （北緯34度39分8.88秒東経135度25分50.41秒）
終点	大阪府大阪市中央区; 本町3交差点（北緯34度41分0.931秒東経135度30分2.35秒）
接続する; 主な道路; （記法）	国道43号; 国道25号; 国道26号
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2020年1月25日 (土) 04:58時点における版

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国道172号（こくどう172ごう）は、大阪府大阪市の大阪港から中央区に至る一般国道である。

概要

大阪市港区築港の大阪港付近にある大阪市港湾局前から東へ進み、港区役所前を通過して、同市中央区本町の国道25号・国道26号交点（本町3交差点）とを結ぶ延長8.0キロメートル (km) の一般国道の路線で、主な通過地は、大阪市港区田中・市岡元町、西区川口・江之子島・西本町・靱本町である。いわゆる港国道のひとつで、港国道の中では、延長が最も長い路線である^[1]。道路通称名は、起点・大阪港 - 西区川口・川口交叉点間は「みなと通」、川口交叉点 - 終点・本町3交叉点間が「本町通」とよばれる^{[注釈 1]}。大阪市港区港晴に位置する天保山出入口で、阪神高速4号湾岸線と阪神高速16号大阪港線と接続する。国道の起点を過ぎて連続する道なりに西へ向かった先には、大阪港咲洲トンネルを通じて大阪港国際フェリーターミナルがある咲洲（大阪南港）へと通じる^[1]。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令^[2]^{[注釈 2]}に基づく起終点および経過地は次のとおり。

起点 : 大阪港（大阪市港区：大阪税関前）
終点 : 大阪市東区^{[注釈 3]}（本町3交叉点＝国道25号・国道26号・国道165号交点）
重要な経過地 : なし
総延長 : 8.0 km（重用延長を含む。）^[3]^{[注釈 4]}
重用延長 : なし^[3]^{[注釈 4]}
未供用延長 : 0.1 km^[3]^{[注釈 4]}
- 未供用延長のうち海上区間 : なし^[3]^{[注釈 4]}
実延長 : 7.9 km^[3]^{[注釈 4]}
- 現道 : 7.9 km^[3]^{[注釈 4]}
- 旧道 : なし^[3]^{[注釈 4]}
- 新道 : なし^[3]^{[注釈 4]}
指定区間 : なし^[4]

歴史

1953年（昭和28年）5月18日
二級国道172号大阪港線（大阪港 - 大阪市東区^{[注釈 3]}）として指定施行^[5]。
1965年（昭和40年）4月1日
道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道172号として指定施行^[2]。

路線状況

通称

地理

通過する自治体

大阪府
大阪市（港区 - 西区 - 中央区）

交差する道路

大阪港咲洲トンネル
大阪府道5号大阪港八尾線（大阪市港区・築港東交叉点）
阪神高速道路16号大阪港線天保山ランプ（大阪市港区）
大阪市道築港深江線（中央大通）（大阪市港区・朝潮橋交叉点）
国道43号（大阪市港区・市岡元町3交叉点）
大阪市道難波境川線（大阪市西区・境川交叉点）
大阪市道築港深江線（中央大通）（大阪市西区・川口1交叉点）
大阪府道29号大阪臨海線（新なにわ筋）（大阪市西区・靱本町3交叉点）
大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線（なにわ筋）（大阪市西区・靱本町1交叉点）
大阪市道南北線（四つ橋筋）（大阪市西区・信濃橋交叉点）
国道25号（御堂筋）（大阪市中央区・本町3交叉点）（※国道25号重複=国道26号・国道165号）

沿線

海遊館（大阪市港区海岸通）
天保山（大阪市港区築港）
港区役所（大阪市港区市岡）
大阪府立市岡高等学校（大阪市港区市岡）
京セラドーム大阪（大阪市西区千代崎）
相愛大学本町キャンパス（大阪市中央区本町）

脚注

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注釈

^ 「本町通」は、本町３交叉点以東の市道も含めた通称である。
^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令（平成16年3月19日政令第50号）に基づく表記。
^ ^a ^b 1989年2月13日に東区と南区が合区して中央区発足。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 2015年4月1日現在

出典

^ ^a ^b 松波成行 2008, p. 102.
^ ^a ^b “一般国道の路線を指定する政令（昭和40年3月29日政令第58号）”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月7日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (PDF). 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 9. 2017年4月9日閲覧。
^ “一般国道の指定区間を指定する政令（昭和33年6月2日政令第164号）”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月7日閲覧。
^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令（昭和28年5月18日政令第96号）の原文があります。

参考文献

松波成行「おもしろ国道ア・ラ・カルト」『酷道をゆく』、イカロス出版、2008年3月20日、102頁、ISBN 978-4-86320-025-8。

外部リンク

大阪市
- 市岡工営所：全線を管理

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[2] 「本町通」は、本町３交叉点以東の市道も含めた通称である。

[4] 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令（平成16年3月19日政令第50号）に基づく表記。

[chuo-5] 1989年2月13日に東区と南区が合区して中央区発足。

[encho-7] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 2015年4月1日現在

[FOOTNOTE松波成行2008102-1] 松波成行 2008, p. 102.

[s40-3] “一般国道の路線を指定する政令（昭和40年3月29日政令第58号）”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月7日閲覧。

[encho-6] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (PDF). 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 9. 2017年4月9日閲覧。

[s33-8] “一般国道の指定区間を指定する政令（昭和33年6月2日政令第164号）”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月7日閲覧。

[9] ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令（昭和28年5月18日政令第96号）の原文があります。

[1]

[注釈 1]

[2]

[注釈 2]

[注釈 3]

[3]

[注釈 4]

[4]

[5]

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 == 参考文献 ==
-* {{Cite journal |和書|author =松波成行<!--|author2 =渡辺郁麻|author3 =金町ゴールデン|author4 =大山顕|author5 =dark-RX|author6 =古澤誠一郎-->|title =おもしろ国道ア・ラ・カルト|date =2008-03-20 |publisher =[[イカロス出版]] |journal =酷道をゆく |page=102|ISBN=978-4-86320-025-8|ref ={{sfnRef|松波成行|2008}} }}
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 == 関連項目 ==