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'''{{By|2010年}}'''4月18日の楽天戦で9回裏に[[田中将大]]からプロ入り初の[[サヨナラゲーム|サヨナラ打]]を打った。5月4日の対[[オリックス・バファローズ]]戦で[[山本省吾]]から自身初の満塁本塁打を打った。5月9日に左手首を骨折のため離脱したが、6月22日の日本ハム戦で一軍に復帰、7月10日のロッテ戦では普段守らない左翼手として先発出場した。年間で打率こそ.255だったが、19本塁打、71打点、17[[盗塁]]と本塁打、打点、盗塁で自己最高の結果を残し、優勝に貢献した。 |
'''{{By|2010年}}'''4月18日の楽天戦で9回裏に[[田中将大]]からプロ入り初の[[サヨナラゲーム|サヨナラ打]]を打った。5月4日の対[[オリックス・バファローズ]]戦で[[山本省吾]]から自身初の満塁本塁打を打った。5月9日に左手首を骨折のため離脱したが、6月22日の日本ハム戦で一軍に復帰、7月10日のロッテ戦では普段守らない左翼手として先発出場した。年間で打率こそ.255だったが、19本塁打、71打点、17[[盗塁]]と本塁打、打点、盗塁で自己最高の結果を残し、優勝に貢献した。 |
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'''{{By|2011年}}'''4月17日の[[埼玉西武ライオンズ]]戦で自身初のサヨナラ本塁打を含む2本塁打を、20日と21日には2試合連続の本塁打(21日は[[ホセ・オーティズ]]との2者連続本塁打)を放った。4月はリーグ2位の4本塁打、同2位の[[OPS (野球)|OPS]]1.014を残した。その後も打撃は好調で、[[松中信彦]]、小久保、[[アレックス・カブレラ]]が相次いで離脱した9月25日以降は最終戦まで4番を任された。結果的に自身初めて全試合にフルイニング出場し(他にチーム内では[[川 |
'''{{By|2011年}}'''4月17日の[[埼玉西武ライオンズ]]戦で自身初のサヨナラ本塁打を含む2本塁打を、20日と21日には2試合連続の本塁打(21日は[[ホセ・オーティズ]]との2者連続本塁打)を放った。4月はリーグ2位の4本塁打、同2位の[[OPS (野球)|OPS]]1.014を残した。その後も打撃は好調で、[[松中信彦]]、小久保、[[アレックス・カブレラ]]が相次いで離脱した9月25日以降は最終戦まで4番を任された。結果的に自身初めて全試合にフルイニング出場し(他にチーム内では[[川﨑宗則]]・[[本多雄一]]も記録。1チーム3人の全試合フルイニング出場は2リーグ制以後、初の記録<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/10/23/kiji/K20111023001874680.html 2リーグ制移行初!本多、川崎、松田がフルイニング出場] - [[スポーツニッポン|スポニチ Sponichi Annex]](2011年10月23日)</ref>)、いずれも自己最高の打率.282、25本塁打、83打点、27盗塁、OPS.854を記録し、リーグ連覇に大きく貢献した。 |
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西武と戦った[[2011年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]ファイナルステージでは、4番にはカブレラが座り松田は5番で出場、第2戦で決勝点となるソロホームランを放ったものの、全3戦で打った安打はこのホームラン1本だけで、13打席10打数1得点1安打1本塁打1打点2四球で打率.100と、レギュラーシーズンと比べると結果は良くなかった。プロ入り後初の出場となる[[2011年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では、カブレラの不振により第1戦・第2戦では4番・三塁手としてフル出場したものの、この2試合で2安打無打点1盗塁と4番としての役目は果たせなかった。小久保と入れ替わる形で第3戦で5番に打順が下がるとすぐに1安打1打点と、以降第5戦までは5番、松中がDHスタメン出場した第6戦・第7戦では6番で出場して得点にからむ安打・[[犠打]]・盗塁及び第5戦での押し出し死球での1打点などは出たものの、7戦通しての成績は28打席25打数2得点4安打2打点3盗塁1犠打1四球1死球5三振で打率.160に終わった。 |
西武と戦った[[2011年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]ファイナルステージでは、4番にはカブレラが座り松田は5番で出場、第2戦で決勝点となるソロホームランを放ったものの、全3戦で打った安打はこのホームラン1本だけで、13打席10打数1得点1安打1本塁打1打点2四球で打率.100と、レギュラーシーズンと比べると結果は良くなかった。プロ入り後初の出場となる[[2011年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では、カブレラの不振により第1戦・第2戦では4番・三塁手としてフル出場したものの、この2試合で2安打無打点1盗塁と4番としての役目は果たせなかった。小久保と入れ替わる形で第3戦で5番に打順が下がるとすぐに1安打1打点と、以降第5戦までは5番、松中がDHスタメン出場した第6戦・第7戦では6番で出場して得点にからむ安打・[[犠打]]・盗塁及び第5戦での押し出し死球での1打点などは出たものの、7戦通しての成績は28打席25打数2得点4安打2打点3盗塁1犠打1四球1死球5三振で打率.160に終わった。 |
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* [[ACジャパン]]「川崎選手、キーパーになる」で、[[川﨑宗則]]、[[山崎勝己]]、[[大場翔太]]と共演([[2008年]]、[[九州]]限定)。 |
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* [[麒麟麦酒|キリンビール]]「淡麗極上〈生〉」([[2017年]]) |
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2020年6月16日 (火) 12:11時点における版
福岡ソフトバンクホークス #5 | |
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2017年10月29日、福岡 ヤフオク!ドームにて(日本シリーズ第2戦) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県草津市 |
生年月日 | 1983年5月17日(41歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手 |
プロ入り | 2005年 希望入団枠 |
初出場 | 2006年3月25日 |
年俸 |
4億5,000万円+出来高(2020年) ※2020年から2年契約[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
WBC | 2013年、2017年 |
プレミア12 | 2015年、 2019年 |
この表について
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獲得メダル | ||
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日本 | ||
ワールド・ベースボール・クラシック | ||
銅 | 2013 | 野球 |
銅 | 2017 | 野球 |
WBSCプレミア12 | ||
金 | 2019 | 野球 |
銅 | 2015 | 野球 |
松田 宣浩(まつだ のぶひろ、1983年5月17日 - )は、滋賀県草津市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。妻はKBC元アナウンサーの柴田恵理。
経歴
プロ入り前
1983年5月17日に滋賀県草津市矢橋町で生まれた[2]。双子の兄とともに草津市立老上小学校2年生の時に矢橋レモンズで軟式野球を始めた[2]。中学校では栗東ボーイズに入り、硬式野球に転向した[2]。
兄とともに中京高等学校(現・中京学院大学附属中京高等学校)に進学、主に3番・遊撃手で出場し、高校通算61本塁打を記録した[2]。2年時に第82回全国高等学校野球選手権大会に出場も、対沖縄県立那覇高等学校戦で延長の末、自らの悪送球で決勝点を与え、1対2で初戦敗退した(投手だった兄はこの試合では監督の方針で温存され出場せず)。なお高校在学中に松田兄弟を視察した内田俊雄亜細亜大学硬式野球部監督によれば、「バッティングにしろ、守備にしろ、しなやかさが足らずに硬いところがあった」宣浩より、兄の方が評判は良かったという[3]。高校卒業後、宣浩は亜細亜大学へ進学、兄はトヨタ自動車野球部に所属し、初めて兄とは別のチームに所属することとなる。
亜細亜大学入学後は、先述の甲子園での悪送球を見ていた内田監督の「そもそも細かなフットワークで美しい守備をするというよりは体力に任せたプレーが目立っていたので、守備で神経をすり減らすことなく負担が少ないサードを守った方が良いだろう」という判断で遊撃手から三塁手にコンバートされ[4]、1年春(2002年)から4番を任され東都大学リーグ戦に出場し、同シーズンで3本塁打と力を見せた[2]。同年は第1回世界大学野球選手権日本代表メンバーに選出されて5番を務め、3位に貢献した[2][5]。2003年も2年連続で第35回日米大学野球選手権大会日本代表メンバーに選出された。リーグ戦でも秋季だけでシーズン6本塁打を記録、井口忠仁(青学大)が持つリーグ通算24本塁打の記録更新も期待されていた。しかし、3年時に部員の不祥事が発覚し、亜細亜大学は半年間の対外試合禁止の処分を受けた。その結果リーグ戦、入替戦は不戦敗扱いとなりリーグ2部へ降格となったため、松田が在籍中の1部復帰は不可能となり記録更新はならなかった[6]。その後、亜細亜大学は主将に就任した松田を中心に2005年秋のリーグ2部で優勝し、1部へ復帰した。1部リーグでは通算76試合出場、275打数62安打、打率.225、15本塁打、41打点でベストナインを1回獲得した。2部リーグでは通算10試合出場、37打数9安打、打率.243、4本塁打、10打点を残した。
ソフトバンク時代
2005年11月18日に行われた大学生・社会人ドラフト会議にて希望入団枠制度により選択され、12月2日に仮契約を行い福岡ソフトバンクホークスに入団した[7]。12月5日に入団会見を行い、背番号は「5」に決まった[8]。ソフトバンクはチームの若返りを図る方針へ転換し、同年27本塁打を記録した正三塁手のトニー・バティスタとの契約を1年残して打ち切り[9]、松田を江川智晃らと競わせるとし、二塁手へのコンバート案も挙げていた[8]。
2006年は開幕一軍入りを果たすと、3月25日のパシフィック・リーグ開幕戦でスタメン出場[10]。新人野手が一軍の開幕戦にスタメンで出場したのは、小久保裕紀以来チーム12年ぶりだった。しかし6月15日に二軍落ちすると、そのままシーズンを終えた[10]。
2007年は前年まで読売ジャイアンツに在籍していた小久保裕紀がチームに復帰したため、シーズン前半は出場機会がなかった。しかし二軍で打率.331、チームトップの9本塁打の好成績を残し、多くの故障者を抱えるチーム事情から6月に一軍に昇格し、そのまま一軍に定着。8月には月間打率3割を記録し、200に満たない打数で7本塁打と長打力の片鱗を見せた。
2008年は三塁手のレギュラーに定着。長期の離脱もなくシーズン通して活躍し、打率や本塁打など前年に比べ確実な成長を見せた。6月1日にマーク・クルーンがプロ野球記録となる球速162km/hを記録した時の打者でもある(結果は空振り三振)。9月29日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、初回に岩隈久志から本塁打。これは同シーズンに岩隈がパ・リーグの選手から打たれた唯一の本塁打となった。同年10月、九州朝日放送の柴田恵理アナウンサーと結婚。
2009年は秋山幸二新監督体制の目玉の一つとして3番打者に指名されていたが、開幕戦で一塁へ帰塁した際に右手甲を骨折し離脱。6月5日のセ・パ交流戦、広島東洋カープ戦で一軍に復帰し、勢いに乗るチームと共に活躍を見せたが、7月18日の千葉ロッテマリーンズ戦で唐川侑己から死球を受けて右手首を骨折。46試合の出場に終わった。
2010年4月18日の楽天戦で9回裏に田中将大からプロ入り初のサヨナラ打を打った。5月4日の対オリックス・バファローズ戦で山本省吾から自身初の満塁本塁打を打った。5月9日に左手首を骨折のため離脱したが、6月22日の日本ハム戦で一軍に復帰、7月10日のロッテ戦では普段守らない左翼手として先発出場した。年間で打率こそ.255だったが、19本塁打、71打点、17盗塁と本塁打、打点、盗塁で自己最高の結果を残し、優勝に貢献した。
2011年4月17日の埼玉西武ライオンズ戦で自身初のサヨナラ本塁打を含む2本塁打を、20日と21日には2試合連続の本塁打(21日はホセ・オーティズとの2者連続本塁打)を放った。4月はリーグ2位の4本塁打、同2位のOPS1.014を残した。その後も打撃は好調で、松中信彦、小久保、アレックス・カブレラが相次いで離脱した9月25日以降は最終戦まで4番を任された。結果的に自身初めて全試合にフルイニング出場し(他にチーム内では川﨑宗則・本多雄一も記録。1チーム3人の全試合フルイニング出場は2リーグ制以後、初の記録[11])、いずれも自己最高の打率.282、25本塁打、83打点、27盗塁、OPS.854を記録し、リーグ連覇に大きく貢献した。
西武と戦ったクライマックスシリーズファイナルステージでは、4番にはカブレラが座り松田は5番で出場、第2戦で決勝点となるソロホームランを放ったものの、全3戦で打った安打はこのホームラン1本だけで、13打席10打数1得点1安打1本塁打1打点2四球で打率.100と、レギュラーシーズンと比べると結果は良くなかった。プロ入り後初の出場となる日本シリーズでは、カブレラの不振により第1戦・第2戦では4番・三塁手としてフル出場したものの、この2試合で2安打無打点1盗塁と4番としての役目は果たせなかった。小久保と入れ替わる形で第3戦で5番に打順が下がるとすぐに1安打1打点と、以降第5戦までは5番、松中がDHスタメン出場した第6戦・第7戦では6番で出場して得点にからむ安打・犠打・盗塁及び第5戦での押し出し死球での1打点などは出たものの、7戦通しての成績は28打席25打数2得点4安打2打点3盗塁1犠打1四球1死球5三振で打率.160に終わった。
2012年は、一時、盗塁数がトップを記録するなど開幕から好調であったが、5月から本塁打数と盗塁数が減少し、徐々に失速。それでも中盤まで首位打者争いで上位につけるなど、高打率を維持していた。しかし8月1日の楽天戦で美馬学から死球を受け、右第4中手骨骨折で全治3ヶ月と診断される。骨折するまで9本塁打、56打点と好調だった[12]。しかし、シーズン終盤の10月5日のオリックス戦から復帰した。シーズン通算では怪我もあって、95試合の出場、9本塁打に終わるも、打率は規定打席未到達ながら3割、盗塁数は16個を記録した。
オフの11月6日に「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」の日本代表に選出された[13]。12月4日には第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補選手34人に選出されている[14]。また2017年からは背番号を5から自身が侍ジャパン強化試合で付けており、かつ尊敬する元巨人長嶋茂雄の付けていた3に変更する。
2013年2月20日に第3回WBC日本代表選手28人に選出された[15]。同大会では主に「9番・三塁手」として活躍。打率.333、5打点を記録し、準決勝進出に貢献した。
シーズンでは、4月11日のオリックス戦ではサヨナラ本塁打を放った[16]。シーズン序盤は打率が2割3分台まで下降するなど低調だったが、交流戦に入ると徐々に調子を上げ、チームの4番に定着。内川聖一、長谷川勇也らと強力なクリーンナップを形成し、6月13日のセ・パ交流戦、対ヤクルト戦ではプロ初の1試合5安打をマークするなどチームの交流戦優勝の原動力となった[17]。夏場以降は好不調の波が激しく、柳田悠岐が頭角を現したこともあり、6番を打つこともあったが、最終的にはフルイニング出場を果たし、2年ぶりの20本塁打、打率.279、キャリアハイとなる90打点でシーズンを終えた。同年2年ぶり2度目のゴールデングラブ賞を受賞した。
2014年から選手会長に就任[18]。レギュラーシーズンでは、5月13日の対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)で、涌井秀章からNPB公式戦通算9万5000本目の本塁打を放った。また、オールスターゲームのファン投票および選手間投票では、パシフィック・リーグの三塁手部門でいずれも1位を獲得している[19]。しかし、7月2日の対ロッテ戦(福岡ヤフオク!ドーム)試合前練習中に、ノックの打球が右手人差し指を直撃。同日の試合には出場したが、翌3日に病院で診察を受け、右人さし指末節骨骨折で全治に6週間を要することが判明した。結局、3日付で出場選手登録抹消。2012年10月5日対オリックス戦からの公式戦連続フルイニング出場記録が218試合で止まった。また、7月4日には、球団を通じてオールスターゲーム出場の辞退を届け出[20](楽天の銀次が代替選手として出場)。結局、一軍復帰は8月26日の対日本ハム戦まで持ち越された[21]。復帰後は、9月10日の同カードで、大学の先輩に当たる木佐貫洋から球団通算8,000号本塁打を記録[22]。レギュラーシーズン最終戦であり、勝てばリーグ優勝という状況であった10月2日の対オリックス戦(福岡ヤフオク!ドーム)では、1対1で迎えた延長10回裏1死満塁の場面で比嘉幹貴から左中間へサヨナラ安打を放って、チームのパシフィック・リーグ優勝を決めた[23]。この安打は、スカパー!が選ぶドラマティックサヨナラ賞で、同リーグの年間大賞に選ばれている[24]。
クライマックスシリーズ突破を経て臨んだ阪神タイガースとの日本シリーズでは、第3戦まで不振に陥っていた。しかし、10月29日の第4戦では先制2点打[25]、翌30日の第5戦(いずれも福岡ヤフオク!ドーム)ではチームをシリーズ制覇に導く適時打を放っている[26]。また、日本シリーズ後に開催された日米野球の日本代表に選出された[27]。11月14日の第2戦(東京ドーム)では、MLB選抜に選ばれていた元チームメイトの和田毅(シカゴ・カブス)から、チームの大会第1号本塁打(ソロ本塁打)を放った[28]。
2015年はシーズン開幕前の2月16日に「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の日本代表に選出された[29]。3月10日の第1戦に「6番 三塁手」で先発出場した[30]。3月11日の第2戦には代打で途中起用され、ルーク・ゾマーから三振している[31]。
レギュラーシーズンでは主に6番打者として、シーズン序盤から好調を維持。6月9日のセ・パ交流戦、対阪神戦(福岡ヤフオク!ドーム)で公式戦通算1000安打を岩田稔からの2点本塁打で記録[32]。7月5日の対オリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)では公式戦では自身初の1イニング2安打[33]、同月12日の対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)では公式戦通算1000試合出場[34]、8月11日の対オリックス戦(福岡ヤフオク!ドーム)では金子千尋から公式戦通算150本塁打を達成[35]。最終的にはいずれも自己最多となる35本塁打・94打点をマークし、加えて2年ぶりにオールスターゲームにも出場した。レギュラーシーズンの延長戦ではNPB史上3人目(パシフィック・リーグタイ記録)となるシーズン3本のサヨナラ本塁打を記録している[36]。チームの同リーグ連覇・クライマックスシリーズ突破を経て臨んだ東京ヤクルトスワローズとの日本シリーズでは、10月24日の第1戦(福岡ヤフオク!ドーム)で先制本塁打を記録。シリーズでは自身の初本塁打であった[37]。本人曰く、このシーズンは「自分にとってとても自信になったシーズン」になったとのことである[38]。
オフの11月に開催された第1回WBSCプレミア12の日本代表に選出された[39][40][41]。同大会では1次ラウンド第4戦(11月14日)アメリカ合衆国戦で7回表2死満塁の打席で満塁本塁打を記録し、チームの決勝トーナメント進出に貢献した。その一方で、6月17日に海外FA権を取得したことを受けて、プレミア12開催中の11月9日にこの権利の行使を宣言。行使の選択肢を「MLB球団への移籍」か「ソフトバンクへの残留」に絞った上で、MLB球団から松田獲得のオファーが出された場合には、同大会の終了後に交渉へ応じる意向を表明した。ソフトバンクでは、球団史上初めて、「宣言後の残留」を松田への特例として容認[42]。11月11日には、NPBから海外フリーエージェント宣言選手として公示された[43]。公示後はMLBの複数球団が松田の獲得への興味を示し、特にサンディエゴ・パドレスとは具体的な交渉へと進めることができたが、三塁以外に複数の守備位置を守るという球団からの条件提示に難色を示して破談に終わった(なお、「2年契約、総額4億円」の条件提示を水面下で受けていたという)[44][45][46]。松田は王貞治ソフトバンク会長からの要請で残留を決断し、12月24日の記者会見で残留を表明。その際、「4年契約、総額16億円+出来高」の契約を結んだ[44]。
2016年はシーズン開幕前の2月15日に「侍ジャパン強化試合 日本 vs チャイニーズタイペイ」の日本代表に選出された[47]。
シーズンでは主に5番(64試合)及び6番(72試合)で出場したが、7月には1番打者を7試合務めた機会があった(チームが28イニング連続で無得点に陥るなど不調の時期であることの起爆剤の意味合いがあったとのことである)[48]。全試合にスタメン出場したが、打率.259、27本塁打、85打点と前年より数字を落とした。特に、8月10日の対オリックス戦では「あと1人」の場面で代走を出されて、これにより「全試合フルイニング出場」を惜しくも逃すこととなってしまった[38][注 1]。
クライマックスシリーズ・ファイナルシリーズでチームは日本ハムに敗退したが、球団最多タイの3本塁打を記録した[49]。
オフの10月18日に「侍ジャパン 野球オランダ代表 野球メキシコ代表 強化試合」の日本代表に選出された[50]。12月22日、契約更改に臨み、複数年契約のため現状維持の4億円でサイン。同時に、背番号を佐々木誠や松中信彦らが使用していた「3」に変更することが発表された[51]。
2017年は、「侍ジャパンの開幕戦から、日本シリーズの最後まで、全部出続けたいと思います。それができたら本当に最高の1年になりますね」[38]と位置付けてキャンプインした。侍ジャパンの小久保裕紀監督は2017年のWBCでキャプテンは置かないとしているが、チームのまとめ役に松田を指名している。試合の方では、本大会、日本代表最終打者となった。
WBC終了後の、レギュラーシーズンの開幕戦は7番で迎えた。しかし開幕から不振に苦しみ、シーズンの1号本塁打は、4月30日の対オリックス戦まで待つことになった(シーズンの105打席目だった)[52][注 2]。6月27日の対日本ハム戦では史上101人目となる200号本塁打を達成。同打席では左翼ポール際への打球でビデオ判定が行われたもののファールとなり、その直後の投球で同記録を達成[53]。6月26日、マイナビオールスターゲーム2017にファン投票で選出され、2015年から連続で3度目の出場を果たす[54]。9月8日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)おいて、2ランホームランを放ち、城島健司に並ぶ球団歴代5位の通算211本塁打を記録する[55]。このシーズンでは、6月に1番(2試合)、4番(3試合)での起用があったり、7月下旬からは、内川聖一の負傷離脱の影響もあって、16試合連続で3番に起用され続けたり[56]で、1番から7番のうち、2番を除く全打順で起用されたが、8月中旬からは6番での起用に落ち着いた。最終的には、全試合スタメン出場を達成し、打率.264、24本塁打、71打点の成績でチームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
楽天とのクライマックスシリーズでは、10月22日の第5戦に2ランホームランを放つなど活躍し、日本シリーズに進出する[57]。横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズでは、11月4日の第6戦で、先制ソロホームランを放ち[58]、2年ぶりのチームの日本一奪還に貢献した。シーズンオフの11月9日、5年連続5度目のゴールデングラブ賞を受賞する[59]。12月4日、福岡ヤフオク!ドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の3年目となる来シーズンを現状維持の4億円プラス出来高(金額は推定)でサインした[60]。
2018年は、シーズン途中に阪神タイガースから松田遼馬がトレードで加入したため、スコアボード上の表記が「松田宣」に変更されたが、本人の希望で8月3日の対オリックス戦から従来のものに戻った。6月1日、打撃不振を理由に4年ぶりにスタメン落ちする。工藤監督就任以降では初で、怪我以外での理由によるスタメン落ちは2009年以来だった[61]。シーズン後半になると徐々に調子を上げ、3年ぶりに30本塁打をクリアしたものの、打率は前半の不振も響き規定打席に到達したシーズンで初めて2割5分を下回った。11月26日、プロ13年目で自身初となるベストナインを受賞した。12月18日、福岡ヤフオク!ドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の4年目となる来シーズンを現状維持の4億円プラス出来高(金額は推定)でサインした。また翌年から背番号を3から2016年まで着けていた5に変更することも発表された。
2019年は開幕戦で通算1500本安打をホームランで達成する[62]。オフの11月に開催された第2回WBSCプレミア12の日本代表に選出された。
2020年1月23日に契約更改交渉し、2年9億円で更新した[63]。
選手としての特徴
走攻守すべてにおいてスピード感あるプレーが持ち味で[64]、強肩を生かしたスローイングと三拍子揃ったプレーが魅力[65]。球界を代表する三塁手の一人であり[66][67][68] 、三塁手として史上最多の通算8度のゴールデングラブ賞を受賞している[69][70]。
同チームの今宮健太、長谷川勇也、明石健志と並び、史上4名の出場した日本シリーズで相手リーグの全球団に勝利したことのある選手である。
打撃
フルスイングを信条としており、打撃面での数値的特徴も、この打撃スタイルの影響が少なからず反映されている[71]。
強靱なリストを生かした長打力を持ち味とし、かつてはリストの強さが諸刃の剣となり安定感に欠けていたが[72]、打撃コーチの立花義家から指導を受け、さらにリストの強さを生かした体の近くでボールを捉える打撃が2011年から2012年に導入されていた飛ばないボール(基準違反統一球)に合い[73]、多くの選手の本塁打数が減少した中、2011年には25本塁打を記録した。本人は「ボールを前でとらえて手をギュンと押し出す」というこの打撃を、金泰均の名前をもじった「前テギュン打法」と呼んでいる[74][75]。
打席で2ストライクに追い込まれるまでは小指がグリップエンドに触れる位置でバットを握り、追い込まれてからは指2本分短く持ちなおしてミートを重視する打撃にも2011年から取り組んでいる[76]。2012年には激減した三振の数が示すように打撃ではしぶとさと確実性が増した[65]。一方で2009年には打率.185を記録するなど内角に弱い[77]。
2014年まではライナー性の打球を持ち味としていたが、2015年には福岡ドームにホームランテラスが新設されたことで「常に外野フライを打つイメージ」とテラス対策に取り組んだ。自身初のシーズン30本塁打に到達し[78]、最終的に35本塁打を放ったが、うち12本がテラスへの本塁打だった[79]。
埼玉西武ライオンズの十亀剣を得意としており、通算打率は2018年5月9日時点で打率.618、7本塁打。特に2018年は開幕から3戦連続で本塁打を放った[80][81]。
走塁・守備
50メートル走のタイムは6.1秒、遠投は110メートルを記録する高い身体能力を持つ[82][2]。特に三塁到達までは11.59秒とトップスピードが速く、2008年には両リーグトップの三塁打を記録している[72]。
守備では主に三塁手として起用されるが、一塁手で起用されたこともあり、2010年には左翼手に就いたことがある。三塁守備では2008年には17失策を記録するなど不安定さが目立っていたが、バントの処理を向上させた2010年以降には安定して得点換算とUZRで平均を上回る数値を残している[83]。
三塁線の打球を例え倒れ込んで捕球しても起き上がってから十分にアウトにできる肩の強さが最大の武器[84]。当初は守備に不安があったが「打球の予測や飛んでくる前の準備などの大事さを教わり、練習では取れない打球が試合で取れるようになった」と内野守備走塁コーチの鳥越裕介に感謝していた[85]。
前述の通り、2019年シーズン終了時点で三塁手として通算8回のゴールデングラブ賞を受賞している。これは中村紀洋の7回を上回り、三塁手史上単独最多である[86][87]。また遊撃手の今宮健太と同時に2013年から5年連続で同賞を受賞したが、同一チームの三遊間のコンビが5年連続で同時受賞したのは両リーグ初である[59]。
その他
ネクストサークルで素振りをした後、右足で片足跳びを数回行うことをルーティンとし、「あれが僕の調子のバロメーターなんですよ。上半身と下半身、そして体の左右のバランスがバッチリな時は、ケンケンがキマるんです。体のバランスが悪い時はうまく力を逃がしてやれず、ケンケンができない。下半身がグチャッと崩れてしまう感覚になるんです」という[88]。
人物
愛称は「マッチ」[注 3]、「まばたきマッチ」[注 4]。また、2015年シーズン以後は、「熱男」が、松田の愛称の一つとして呼ばれるようになった(元来は、2015年、2016年のチームスローガンとして使われた言葉であった)[38][89]。
大学時代は最上級生になるまで誰より先に日課をこなしてグラウンド整備も最後まで残り、活動停止期間も早朝練習を1日も欠かさなかった事などから、亜細亜大学の桑原務部長は「背中で周りを引っ張るタイプ。今の時代、口だけの人が多いが、松田は率先して自分から行動を起こす。」とリーダーシップを評価していた[2]。2006年2月当時の小川一夫スカウト部長は「他人に言われなくても、自分を追い込んで練習できる。」と述べた[90]。
2015年までのチームメイトであった松中信彦とは、家に招かれ会食するなど懇意な間柄で、例年オフにグアムで行う自主トレにもよく帯同している[91]。松中の引退後は、古澤勝吾(滋賀県出身としての後輩)、宮崎祐樹(亜細亜大学の後輩)と共に、シーズンオフのグアムでの自主トレに取り組んでいるとのことである[38]。
MLB球団への移籍については、2012年のシーズン終了後に、「日本人プレーヤーの待遇も(一時期とは)変わった。自分の評価を下げてまで行こうとは思わない。世界とはWBCでも戦える」と述べていた[92]。2015年に海外FA権の行使を宣言した際には、ソフトバンク球団を通じて、「『短い野球人生。悔いのない決断をするために自分の評価が聞きたい』との思いから、あえて海外FA権を行使しようと決意した。メジャーでのプレーの可能性があるのかを探ってみたい」というコメントを出している[42]。
2011年の終盤からヒーローインタビューを「1、2、3、マッチ!」という掛け声で締めることが恒例となっている[93][94][95]。
2015年と2016年は、ホームランを放つたびに、当時のスローガンであった「熱男〜!!」ポーズを披露することが恒例だった。当初は熱男ポーズを披露しなかったが、徐々に形成されていった[96]。2017年は、スローガンが「1(ワン)ダホー!」に変更されたことに伴い、「1ダホー!」ポーズに変更することとなったが、このポーズを披露したのは1回限りで、2号本塁打を放って以降は、これまで通りの「熱男~!!」ポーズに戻した。
本人曰く、「全試合フルイニング出場」に強いこだわりがあるとのことで、「僕の究極の目標であり続けている」と述べている[38][89]。理由として、「打って走れて守れる(=走攻守三拍子揃う)選手の証明であるから」とのことである[38]。そのため、2016年シーズンにおいて、「あと1球」で代走を出されてフルイニング出場を逃したことは「とても悔しかった」とのことである[38]。
2016年のシーズンオフに、背番号を「5」から「3」へと変更したが、本人曰く、下記のことを理由として述べている。
- 2015年のプレミア12における野球日本代表において、背番号「3」を着用したが、その際、もともと憧れの人物であった長嶋茂雄の背番号を実際に代表で着用できたことがとても嬉しくて、そして「かっこいい、所属チームでもいつか着用できれば」と思うようになったから[38]。
- (2016年に3連覇を逃したので)「王座奪還」への意気込みを示すため[38]。
- (2016年シーズンにおいて)わずか「1球」で「全試合フルイニング出場」を逃した悔しさから[38]。
- 個人として、キャリアハイを追い求め続ける思いを込めて[38]。
- チームも個人も成長し続けるために、チームリーダー役である自分自身にプレッシャーを掛けるため[38]。
先述のように、2016年シーズン以後、「熱男」が、自身の愛称の一つとして呼ばれるようになっているが、本人曰く、「『熱男』という愛称で呼んでもらうこと、あるいはそのように認識して頂けることがとても嬉しい。自分の中では野球選手をしていく上で本当にいい言葉をもらったと思っていて、本当に気に入っているんですよ」「熱い気持ちで野球ができなくなったら、ユニフォームを脱がないといけないな、と思っているんで。これを周りが評価してくれているから、松田宣浩って選手がいる」と述べており、「熱男」という愛称がとても気に入っているとのことである[38][89]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006 | ソフトバンク | 62 | 220 | 204 | 17 | 43 | 8 | 3 | 3 | 66 | 18 | 0 | 0 | 3 | 0 | 11 | 0 | 2 | 53 | 2 | .211 | .258 | .324 | .582 |
2007 | 74 | 221 | 193 | 28 | 49 | 13 | 2 | 7 | 87 | 22 | 3 | 0 | 6 | 2 | 17 | 0 | 3 | 35 | 5 | .254 | .321 | .451 | .772 | |
2008 | 142 | 595 | 551 | 68 | 154 | 33 | 10 | 17 | 258 | 63 | 12 | 6 | 8 | 1 | 28 | 1 | 7 | 115 | 11 | .279 | .322 | .468 | .790 | |
2009 | 46 | 175 | 160 | 21 | 45 | 13 | 2 | 8 | 86 | 24 | 1 | 0 | 7 | 0 | 7 | 0 | 1 | 32 | 1 | .281 | .315 | .538 | .853 | |
2010 | 113 | 458 | 424 | 61 | 108 | 20 | 3 | 19 | 191 | 71 | 17 | 3 | 8 | 6 | 14 | 2 | 6 | 90 | 7 | .255 | .284 | .450 | .735 | |
2011 | 144 | 582 | 525 | 77 | 148 | 31 | 7 | 25 | 268 | 83 | 27 | 9 | 3 | 3 | 41 | 3 | 10 | 128 | 11 | .282 | .344 | .510 | .854 | |
2012 | 95 | 390 | 360 | 41 | 108 | 28 | 7 | 9 | 177 | 56 | 16 | 10 | 0 | 2 | 27 | 5 | 1 | 63 | 7 | .300 | .349 | .492 | .840 | |
2013 | 144 | 626 | 584 | 86 | 163 | 26 | 5 | 20 | 259 | 90 | 13 | 7 | 2 | 7 | 27 | 1 | 6 | 124 | 11 | .279 | .314 | .443 | .758 | |
2014 | 101 | 423 | 392 | 54 | 118 | 20 | 3 | 18 | 198 | 56 | 12 | 6 | 1 | 4 | 24 | 0 | 2 | 80 | 13 | .301 | .341 | .505 | .846 | |
2015 | 143 | 603 | 533 | 91 | 153 | 22 | 2 | 35 | 284 | 94 | 8 | 10 | 0 | 8 | 60 | 3 | 2 | 135 | 17 | .287 | .357 | .533 | .889 | |
2016 | 143 | 609 | 548 | 79 | 142 | 23 | 5 | 27 | 256 | 85 | 6 | 6 | 0 | 5 | 48 | 2 | 8 | 141 | 14 | .259 | .325 | .467 | .792 | |
2017 | 143 | 577 | 531 | 64 | 140 | 19 | 6 | 24 | 243 | 71 | 5 | 2 | 0 | 2 | 43 | 2 | 1 | 128 | 16 | .264 | .319 | .458 | .777 | |
2018 | 143 | 580 | 517 | 72 | 128 | 21 | 3 | 32 | 251 | 82 | 3 | 3 | 0 | 3 | 56 | 4 | 4 | 113 | 12 | .248 | .324 | .485 | .810 | |
2019 | 143 | 576 | 534 | 64 | 139 | 25 | 2 | 30 | 258 | 76 | 5 | 3 | 2 | 4 | 33 | 4 | 3 | 115 | 14 | .260 | .305 | .483 | .788 | |
通算:14年 | 1636 | 6635 | 6056 | 823 | 1638 | 302 | 60 | 274 | 2882 | 891 | 128 | 65 | 40 | 47 | 436 | 27 | 56 | 1352 | 141 | .270 | .323 | .476 | .799 |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
WBCでの打撃成績
年 度 |
代 表 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 日本 | 7 | 23 | 21 | 5 | 7 | 2 | 0 | 1 | 12 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | .333 | .429 | .571 |
2017 | 7 | 25 | 24 | 8 | 8 | 1 | 0 | 1 | 12 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 | .333 | .320 | .500 |
WBSCプレミア12での打撃成績
年 度 |
代 表 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 日本 | 8 | 29 | 24 | 6 | 6 | 1 | 0 | 2 | 13 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 8 | 0 | .250 | .345 | .542 |
2019 | 7 | 25 | 24 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .125 | .160 | .125 |
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
一塁 | 三塁 | 外野 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2006 | ソフトバンク | - | 58 | 30 | 104 | 9 | 9 | .937 | - | ||||||||||
2007 | 22 | 170 | 11 | 1 | 14 | .995 | 47 | 17 | 81 | 4 | 7 | .961 | - | ||||||
2008 | - | 142 | 85 | 238 | 17 | 27 | .950 | - | |||||||||||
2009 | - | 45 | 27 | 66 | 5 | 6 | .949 | - | |||||||||||
2010 | 2 | 30 | 1 | 0 | 5 | 1.000 | 108 | 41 | 190 | 8 | 11 | .966 | 13 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
2011 | - | 144 | 97 | 296 | 13 | 26 | .968 | - | |||||||||||
2012 | - | 95 | 49 | 189 | 6 | 12 | .975 | - | |||||||||||
2013 | - | 144 | 76 | 269 | 11 | 20 | .969 | - | |||||||||||
2014 | - | 101 | 50 | 166 | 7 | 10 | .969 | - | |||||||||||
2015 | - | 143 | 76 | 256 | 8 | 19 | .976 | - | |||||||||||
2016 | - | 143 | 84 | 264 | 12 | 27 | .967 | - | |||||||||||
2017[97] | - | 143 | 83 | 210 | 10 | 19 | .967 | - | |||||||||||
2018 | - | 143 | 82 | 227 | 7 | 26 | .978 | - | |||||||||||
2019 | - | 143 | 101 | 207 | 12 | 16 | .963 | - | |||||||||||
通算 | 24 | 200 | 12 | 1 | 19 | .995 | 1599 | 898 | 2763 | 129 | 235 | .966 | 13 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞
表彰
- ベストナイン:1回 (三塁手部門:2018年)
- ゴールデングラブ賞:8回 (三塁手部門:2011年、2013年 - 2019年)
- スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞:2回 (2011年、2014年)
- 月間サヨナラ賞:2回 (2013年3・4月、2015年3・4月)
- ベスト・プラウド・ファーザー賞 in「プロ野球部門」 (2013年)
- 日本生命セ・パ交流戦最優秀選手賞(MVP)(2019年)[98]
- 日本シリーズ優秀選手賞:1回(2019年)
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2006年3月25日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)、7番・三塁手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に久保康友から一塁前犠打
- 初安打:2006年3月28日、対西武ライオンズ1回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)、3回裏に帆足和幸から左越二塁打
- 初打点:2006年4月5日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦(東京ドーム)、7回表に武田久から三塁ゴロの間に記録
- 初本塁打:2006年4月22日、対オリックス・バファローズ5回戦(大阪ドーム)、7回表に松村豊司から左越2ラン
- 初盗塁:2007年9月7日、対オリックス・バファローズ19回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム)、7回裏に二盗(投手:大久保勝信、捕手:前田大輔)
- 節目の記録
- 100本塁打:2013年8月1日、対オリックス・バファローズ14回戦(京セラドーム大阪)、8回表に近藤一樹から右越3ラン ※史上269人目
- 1000本安打:2015年6月9日、対阪神タイガース1回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、3回裏に岩田稔から左越2ラン ※史上280人目
- 150本塁打:2015年8月11日、対オリックス・バファローズ17回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、2回裏に金子千尋から中越ソロ ※史上161人目
- 1000三振:2017年4月4日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(koboパーク宮城)、2回裏に則本昂大から ※史上62人目
- 200本塁打:2017年6月27日、対北海道日本ハムファイターズ10回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、4回裏に高梨裕稔から中越3ラン ※史上101人目[99]
- 1500本安打:2019年3月29日、対埼玉西武ライオンズ1回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、2回裏に多和田真三郎から右中間越ソロ ※史上125人目[100]
- 250本塁打:2019年5月3日、対東北楽天ゴールデンイーグルス6回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、1回裏に釜田佳直から左中間越3ラン ※史上63人目[101]
- 300二塁打:2019年9月15日、対北海道日本ハムファイターズ22回戦(札幌ドーム)、2回表に杉浦稔大から左越二塁打 ※史上72人目
- その他記録
- サヨナラ振り逃げ:2014年5月6日、対北海道日本ハムファイターズ7回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9回裏に増井浩俊から ※史上2人目
- 日本プロ野球通算95000号本塁打:2014年5月13日、対千葉ロッテマリーンズ7回戦(QVCマリンフィールド)、2回表に涌井秀章から中越2ラン [102]
- オールスターゲーム出場:7回 (2011年 - 2013年、2015年 - 2018年) ※2014年はファン投票選出されるも出場辞退
背番号
- 5 (2006年 - 2016年、2019年 - )
- 3 (2017年 - 2018年)
- 7 (2019 WBSCプレミア12)
登場曲
現在の登場曲
- 近藤真彦 『ギンギラギンにさりげなく』(2011年、2015年 - )
- B'z『ultra soul』(2015年 - )
- 島大輔『男の勲章』(2019年 - )
- Zedd『Beautiful Now』(2019年 - )
- 嵐『GUTS!』(2014年、2019年 - )
- 関ジャニ∞『三十路少年』(2015年 - 2016年、2019年 - )
- DA PUMP『U.S.A.』(2019年 - )
- あいみょん『マリーゴールド』(2019年 - )
- Foorin『パプリカ』(2019年 - )
過去の登場曲
- 倖田來未『Butterfly』(2006年)
- GReeeeN『愛唄』(2007年 - 2008年)
- SMAP『弾丸ファイター』(2008年)
- Bon Jovi『Wild In The Streets』(2009年)
- 嵐『Believe』(2009年)
- Kra『artman』(2009年)
- 嵐『Troublemaker』(2010年 - 2011年)
- KARA『ジャンピン』(2011年)
- グッキー『GOOD LICKY!!!!!』(2011年)
- 少女時代 『Gee』(2011年)
- 少女時代 『MR.TAXI』(2011年)
- EXILE『Rising Sun』(2011年)
- GReeeeN 『ミセナイナミダハ、きっといつか』(2012年)
- KAT-TUN『DIAMOND』(2012年)
- 斉藤和義 『やさしくなりたい』(2012年 - 2013年)
- ゴールデンボンバー 『女々しくて』(2012年 - 2013年)
- PSY 『江南スタイル』(2013年)
- 嵐『Breathless』(2013年)
- David Guetta『Turn Me On feat. Nicki Minaj』(2013年)
- TUBE『海の家』(2013年)
- TUBE『あー夏休み』(2013年)
- B'z『LOVE PHANTOM』(2013年)
- B'z『裸足の女神』(2013年)
- ポルノグラフィティ『ミュージックアワー』(2014年)
- ポルノグラフィティ『アポロ』(2014年)
- May J.『Let It Go』(2014年)
- 関ジャニ∞ 『オモイダマ』(2014年)
- キング・クリームソーダ『ゲラゲラポーのうた』(2014年)
- Dream5+ブリー隊長 『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』(2014年)
- SEKAI NO OWARI『Dragon Night』(2015年)
- 関ジャニ∞『キング オブ 男!』(2015年)
- Don Omar『Danza Kuduro feat. Lucenzo』(2016年)
- EXILE『Ki・mi・ni・mu・chu』(2016年)
- Ryo 『HOMARE』(2016年)
- RADWIMPS 『前前前世』(2016年)
- 星野源 『恋』(2017年)
- WANIMA『やってみよう』(2018年)
- 荻野目洋子『ダンシング・ヒーロー』(2018年)
- ビーグルクルー 『熱男』(2016年、2018年)
代表歴
関連情報
著書
- 松田宣浩 メッセージBOOK マッチアップ(2013年10月、廣済堂)
出演
CM
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脚注
注釈
- ^ この試合は、「6番・三塁手」としてスタメン出場。9回二死から四球により出塁したが、直後に代走として城所龍磨を送られて途中交代となり、次打者である吉村裕基が1球目を三ゴロで試合終了となった。そのため本人は、「あと1球で逃して悔しかった」ことを、2017年1月のインタビューにて繰り返し言及している。
- ^ この日は「KANSAI CLASSIC 2017」として、オリックスが近鉄バファローズ、ソフトバンクが南海ホークスの復刻ユニフォームをそれぞれ着用して試合に臨んだ。
- ^ 2017年2月現在、自身のツイッターのアカウントに、「マッチ(match)」という言葉が含まれている。
- ^ こまめに瞬きをする癖があるため名付けられた。
出典
- ^ “36歳の松田宣浩が越年更改で2年契約「やってやる」年俸増4・5億円”. 西日本スポーツ (2020年1月23日). 2020年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 【ドラフト連載】松田にリーダーシップの資質 2005年12月5日 日刊スポーツ九州
- ^ “第29回 松田 宣浩選手(中京-福岡ソフトバンクホークス)「あいつにはすべてを託したいと思わせる魅力がある」[1/3]”. 高校野球ドットコム. WoodStock (2017年3月10日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ “第29回 松田 宣浩選手(中京-福岡ソフトバンクホークス)「あいつにはすべてを託したいと思わせる魅力がある」[2/3]”. 高校野球ドットコム. WoodStock (2017年3月10日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ 希望枠・松田は「五輪に出たい」 2005年11月19日
- ^ 「ガンガン押していく」鷹の希望枠・松田が“井口超え”宣言 2005年11月19日SANSPO.COM
- ^ 希望枠・松田が仮契約 2005年12月2日 日刊スポーツ九州
- ^ a b 希望枠・松田「どこでもやります」鷹が新入団選手発表 2005年12月6日SANSPO.COM
- ^ ソフトバンクがバティスタを解雇 2005年12月2日 日刊スポーツ九州
- ^ a b 『激闘!!逆襲の予感 HAWKS 2006』西日本新聞社、2006年、58頁頁。ISBN 4-8167-07-07-7。
- ^ 2リーグ制移行初!本多、川崎、松田がフルイニング出場 - スポニチ Sponichi Annex(2011年10月23日)
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- ^ 「ここいくしかない!」松田が今季チーム初サヨナラ打 2012年7月13日スポニチ
- ^ ソフトB松田 来季も明るく「1、2、3、マッチ!」 2013年12月31日東スポWeb
- ^ ソフトB松田、松坂のお立ち台手掛ける 2014年12月15日 日刊スポーツ
- ^ ホークス・松田の「熱男ポーズ」まとめ パシフィック・リーグTV 2016年1月8日
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関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 松田宣浩 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 5 松田 宣浩 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 松田宣浩オフィシャルブログ「1・2・3!Match!」 - Ameba Blog
- 松田宣浩 (@match_NO3) - X(旧Twitter)
- 松田宣浩 (@match___3) - Instagram