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* [[パルコ]] 夏のグランバザール(2016年)
* [[パルコ]] 夏のグランバザール(2016年)
** ゴジラが巨大化したパルコアラと対決するもの。『[[シン・ゴジラ]]』の公開時期に合わせ夏のグランバザールが同作とコラボしたものだがゴジラ自体は映画のシーンのものとの合成になっている。
** ゴジラが巨大化したパルコアラと対決するもの。『[[シン・ゴジラ]]』の公開時期に合わせ夏のグランバザールが同作とコラボしたものだがゴジラ自体は映画のシーンのものとの合成になっている。
* サントリー・[[BOSSコーヒー|ボス]]『顔の映らない主役』篇 (2019年 WebCM)
* サントリー・[[ボス (コーヒー)|ボス]]『顔の映らない主役』篇 (2019年 WebCM)
** 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開記念として中島春雄をメインとしたCMを放送<ref>[https://natalie.mu/eiga/news/333296 東宝監修!初代ゴジラ再現したBOSSジャン誕生、スーツアクター中島春雄の動画も] 映画ナタリー 2019年5月29日</ref>。東宝スタジオでのゴジラ特撮撮影は15年ぶりであり、造型師酒井ゆうじ監修による初代ゴジラスーツも再現された。
** 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開記念として中島春雄をメインとしたCMを放送<ref>[https://natalie.mu/eiga/news/333296 東宝監修!初代ゴジラ再現したBOSSジャン誕生、スーツアクター中島春雄の動画も] 映画ナタリー 2019年5月29日</ref>。東宝スタジオでのゴジラ特撮撮影は15年ぶりであり、造型師酒井ゆうじ監修による初代ゴジラスーツも再現された。
** 監督 - [[本郷伸明]]、特殊操演 - 上松盛明、美術 - 稲村正人、美術デザイナー:[[三池敏夫]]、東宝取締役・音楽事業担当・チーフゴジラオフィサー - 大田圭二、中島春雄役 - 齊藤謙也。
** 監督 - [[本郷伸明]]、特殊操演 - 上松盛明、美術 - 稲村正人、美術デザイナー:[[三池敏夫]]、東宝取締役・音楽事業担当・チーフゴジラオフィサー - 大田圭二、中島春雄役 - 齊藤謙也。

2021年6月14日 (月) 13:58時点における版

『ゴジラ』(1954年)のポスター

ゴジラは、日本東宝1954年昭和29年)に公開した特撮怪獣映画ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。

本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照のこと。

概要

1954年に第1作が公開されて以降、半世紀以上に亘って製作されている怪獣映画。演技者がぬいぐるみ着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後、日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった[注釈 1]。怪獣や怪獣同士の格闘のみならず、逃げ回る住民や攻防する軍隊等の周辺の人間描写も毎回描かれ好評を得ている。日本のみならず海外でも上映されて人気を呼び、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに日本のキャラクターとしては唯一の例として登録されている。

ゴジラ映画の変遷

第1期・昭和ゴジラシリーズ

シリーズの特徴・経緯

キング・コング』(1933年)
『原子怪獣現わる』(1953年)
『ゴジラ』(1954年)

1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている[1]。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている[2]。観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』では怪獣同士の対決が初めて描かれた。この後しばらく東宝はゴジラ以外の怪獣・特撮映画を作っておりゴジラシリーズの新作の企画は無かった。7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』は、当初の企画はアメリカでキングコング(1933)のウィリス・オブライエンがキングコング映画の新作として「キングコング対フランケンシュタイン」として企画していたものである。だが、この企画はアメリカでは資金調達が出来ず、オブライエンも企画から外されたものが回り回って東宝に売り込まれた。それまで東宝にはゴジラ映画の新作の予定はなかったが、東宝側は「キングコングと怪獣を闘わせるなら相手はゴジラしかないだろう」として、これを契約。『キングコング対ゴジラ』となった。これが国内で初めての怪獣対決映画となる。『キングコング対ゴジラ』は、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1255万人を動員。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。

第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方としての戦いを見せて以降、ゴジラは恐怖の対象として役目が希薄になる。次第に娯楽作品へのシフトが進み、当初のテーマであるSFとしての特色もシリアス路線からエンターテインメント性重視のものに変わっていく。第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に正義のヒーローとして描かれるようになった。

当時の「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビの普及などもあり、新作の度に観客動員数が前作を下回っていった。この時期はテレビアニメ最盛期であることもあって『東宝チャンピオンまつり』というタイトルのテレビ作品と混載5〜6作品混合プログラムの中の一作という扱いになり、上映時間も短縮され制作費も縮小された。そのため特撮シーンの多くに過去作品の流用フィルムが多用されるようになる。そして1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』では観客動員数97万人と、歴代ワースト1位を記録した。これを受けて東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。

第2期・平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)

シリーズの経緯(vsシリーズ)

1983年になるとゴジラシリーズ再開のため、関西や関東、九州地区等で過去の映画作品を縦断上映する『ゴジラ復活フェスティバル』が催された[3]1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作されたシリーズ第16作『ゴジラ』では、第1作を踏まえ、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。この作品においてゴジラは1954年に一度だけ日本を襲った怪獣とされ、第1作の直接の続編という形をとっており、第2作以後の作品すべてをリセットした。また第1作当時と異なり、ゴジラの設定サイズの50メートルより高い高層ビルが多くなっており、それらに合わせゴジラのサイズを80メートルに設定。後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降はサイズは100メートルとなった。5年後の1989年、第16作の直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開されるが動員数は振るわず、1年の充電期間に入る。その後、「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラvsデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された。

第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーもマニア層向けであった。しかし実際の観客は親子連れが多数を占めていたため、徐々にファミリー向け娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やSF要素が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が評価を得なかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる[4]。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、スタジオジブリ作品などと並び、毎年の邦画興行ランクの1・2位を争うドル箱シリーズとして定着していった。

その後、ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定をキッカケとしシリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』で、いったんシリーズの終了が決定[注釈 2]。『〜デストロイア』劇中ではゴジラの「死」を描き、ゴジラの物語は一区切りとなった。

シリーズの特徴(vsシリーズ)

「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』の全7作まで一貫した世界観となっており、『ゴジラvsビオランテ』で初登場した超能力少女・三枝未希(演:小高恵美)がシリーズの要として続けて登場している。ゴジラは一貫して人類の脅威として描かれ、対決相手は人類側の兵器ないし味方(メカキングギドラ、モスラ、メカゴジラ、モゲラ)あるいは三つ巴の戦いとなっている。後半、『ゴジラvsメカゴジラ』からは自衛隊に代わる新たな対ゴジラ組織・Gフォースと新怪獣のベビーゴジラ(後のリトルゴジラ)が登場した。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。クライマックスとなる戦場には公開当時に話題となった名所が選ばれることが多い(新宿都庁、みなとみらい、幕張メッセ等)。

この当時は、主に新作公開の時期に合わせて『金曜ロードショー』(vsモスラ)、『水曜ロードショー』(vsビオランテ)、『ゴールデン洋画劇場』(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。

この当時に防衛庁の広報課で対外広報を担当していた潮匡人によれば、1992年ごろにゴジラ映画に対する協力体制が本格化したという[5]

各作品の別名として『ゴジラ』を『ゴジラ1』とするナンバリングタイトルが存在し、(例:『ゴジラvsメカゴジラ』=『ゴジラ5』、『ゴジラvsスペースゴジラ』=『ゴジラ6』、『ゴジラvsデストロイア』=『ゴジラ7』)劇場版本編終了後の特報などで見られる。

このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去し、ゴジラシリーズとしては『ゴジラvsデストロイア』が最後の参加となった。

休止期間

このゴジラ休止の時期に、平成モスラ3部作が公開された。

海外製作作品(トライスター版)

1998年にトライスター・ピクチャーズ提供による『GODZILLA』が公開された。興行面では世界的に成功を収めたものの、軽快な作風のモンスタームービーに仕上げられた作品は従来のゴジラ像の乖離から酷評が相次いだうえ、第19回ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞、最低助演女優賞を受賞。関連グッズ売上の低調もありシリーズ化には至らなかった。

第3期・ミレニアムシリーズ

シリーズの経緯(ミレニアムシリーズ)

1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でゴジラ映画が再開された。この作品で2度目の世界観のリセットが行われる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。

本シリーズの一部は第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし200万人から400万人と比較的高い観客動員数を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人ほどと大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラキングギドラメカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となった。2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映されることになり、その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分ほど、上映時間が短縮化されている。

2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。制作サイドの目指す本当に新しい「ゴジラ映画」を制作することが当時の技術では困難として[6]、ゴジラ50周年の節目である2004年にシリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げて締めくくろうということになり[7]、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となり、東宝が製作するゴジラシリーズは10年以上途絶えることとなる[注釈 3]。ゴジラシリーズに数多く出演した水野久美佐原健二らは『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントを寄せた。

シリーズの特徴(ミレニアムシリーズ)

ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない。

ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。怪獣のサイズがVSシリーズの100メートル級から昭和シリーズに近い50から60メートル級に縮小された(『ゴジラ FINAL WARS』のみ100メートル級に戻された)。ミニチュアのスケールも1/50から1/25に大型化したことでその作り込みがより精密になった。本シリーズは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の3作品で、優れた戦闘能力とリーダーシップを持つ女性自衛官が主役または準主役でゴジラと直接戦う設定を取り入れている。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』以降のシリーズでは、『ゴジラの逆襲』以降の東宝特撮映画では通例となっていた特技監督の肩書きが「特殊技術」となった。

第4期・2010年代 -

シリーズの経緯(2010年代 - )

2014年12月8日、東宝製作によるシリーズ新作が約12年ぶりに全国公開されることが明らかになった[8][9]2015年4月1日、脚本と総監督を庵野秀明、監督と特技監督を樋口真嗣が務めることが発表され[10]、同年秋から撮影が開始された後、2016年7月29日に『シン・ゴジラ』のタイトルで公開された。

2016年8月19日、初のアニメーション映画作品となる『GODZILLA』の製作が発表された。監督を静野孔文瀬下寛之、ストーリー原案・脚本を虚淵玄が務める[11]。2017年1月19日には新たなコンセプトアートと声優陣が[12]、同年3月26日には3部作になることがそれぞれ発表された後、同年11月17日には第1部『怪獣惑星』が、2018年5月18日には第2部『決戦機動増殖都市』がそれぞれ公開され[13]、同年11月9日には第3部『星を喰う者』が公開された。

2020年10月7日、劇場3部作とは世界観を一新した完全新作アニメーション『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』が翌2021年4月よりテレビ放送およびNetflixにて先行配信されることが発表された[14]

シリーズの特徴(2010年代 - )

2010年代ゴジラの特徴としては、「第1作と世界観がつながっていない」という設定が挙げられる。過去のシリーズでは、それ以降の時間軸は異なりつつも、1954年(第1作)に人類の前に初めて姿を現したという設定だけは共通していた。しかし、『シン・ゴジラ』ではゴジラが初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、第1作との世界観のつながりが存在しない。このことを裏付けるかのように劇中では「怪獣」という概念や文言自体がなく、当初はゴジラを「巨大不明生物」と呼称している。また、アニメーション3部作でもゴジラは2030年に初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、やはり第1作との世界観のつながりが存在しない。

海外製作作品(レジェンダリー版)

2014年には、ワーナー・ブラザースの提供、レジェンダリー・ピクチャーズの製作による『GODZILLA ゴジラ』が公開された。ゴジラのデザインはトライスター版と異なって原典を踏襲したものとなったほか、内容には自身もゴジラファンである監督のギャレス・エドワーズによる「SF要素を排し、徹底して現実的な路線で制作している」との方針が示されている。

2019年公開の第2弾『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではゴジラに加えてラドン、モスラ、キングギドラが登場した[15] ほか、2021年公開予定の第3弾『ゴジラvsコング』では、有名モンスター同士を対決させるモンスターバースの一環としてキングコングの登場が決定している[16]

ゴジラ映画の一覧

ゴジラの逆襲(1955年)
空の大怪獣 ラドン(1956年)

国内歴代シリーズ

日本国外版

( )内は原題。

  1. 『怪獣王ゴジラ (Godzilla, King of the Monsters!)』(1956年)
  2. 『炎の怪獣ジャイガンティス (Gigantis, the Fire Monster)』(1957年)
    • 『ゴジラの逆襲』の日本国外版。『怪獣王ゴジラ』同様アメリカで再編集され公開された。
    • 当初は『ゴジラの逆襲』と主要なストーリーは同様ながら、ゴジラではなく“ジャイガンテス”と名づけられた新怪獣[注釈 4]とアンギラス(海外版では“アンジラ”)が戦う、という形でオリジナルシナリオに若干の変更を加えた作品が企画されており、変更・追加される特撮シーンをアメリカにて撮影する、という予定であった。しかし、諸事情(アメリカ人アクターが着ぐるみでの演技に慣れておらず、ゴジラの動きをうまく再現できないことに加え、予算面の問題が発生した)により新撮を断念し、日本オリジナル版を再編集のみ行ったものが上記のタイトルで公開された。
    • “ジャイガンティス”は着ぐるみまで完成しており、これは『ゴジラの逆襲』で使われたものではなく新たに製作されたものだが、新撮の断念により全く使用されず、他の作品で使用されることもないままその後処分され、数枚の写真のみが現存する幻の存在となった。
  3. 『ゴジラvsザ・シング (Godzilla vs. the Thing)』(1964年)
    • 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
  4. 『ゴジラ1985 (Godzilla 1985)』(1985年)
    • 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
  5. GODZILLA』(1998年)
  6. 『ゴジラ2000 (Godzilla 2000)』(2000年)
    • 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
  7. GODZILLA ゴジラ (Godzilla)』(2014年)
  8. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla: King of Monsters)』(2019年)[17]
    • 『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の続編。『モンスターバースシリーズ』の第3弾。マイケル・ドハティ監督。
  9. ゴジラvsコング(Godzilla vs. Kong)』(2021年)[17]

再編集版

  1. 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
    • 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
  2. 『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
    • 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
  3. 『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
    • 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。

イベント上映など

  • 『がんばれ!ゴジラ』
    • 1967年頃にイベント用に上映されたもの。
  • 怪獣プラネットゴジラ』(1994年)
  • 『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』(2017年)
  • 『ゴジラVR』(2018年)
    • 2018年9月13日より「VR ZONE OSAKA」で、2018年11月3日より「VR ZONE SHINJUKU」で稼働のVRアクティビティ。
  • 『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』(2019年)
  • 『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』(2019年)
    • 2019年5月31日から8月25日まで上映されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンの体感型シアター・ショー。『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズとコラボレーションしている[20]
  • 『ゴジラ迎撃作戦オリジナルアトラクション映像』(2020年)
    • 2020年10月10日よりニジゲンノモリのアトラクション「ゴジラ迎撃作戦」内のプレシアターで上映されている短編映像。監督・脚本は中川和博が担当した[21]
  • 『ゴジラ ゴジラ・フェスに現わる』(2020年)
    • 2020年11月3日に配信された『ゴジラ・フェス オンライン2020』で上映された短編映像。監督は中川和博が担当した[22][23]

未製作作品

  • ゴジラ対宇宙怪獣 地球防衛命令(1971年)[36]
    • 馬渕薫による脚本[36]。地球征服を狙う宇宙人ミコーが操るキングギドラ、ガイガン、メガロの3大宇宙怪獣に対し、ゴジラ、アンギラス、魔神ツールが立ち向かうという内容[36]。『ゴジラ対メガロ』以前にメガロが登場しているが[36]、同作品のメガロとは描写が異なる。また、魔神ツールは後のキングシーサーを彷彿とさせるものと評されている[36]
  • 大怪獣沖縄に集合! 残波岬の大決斗(1974年)[35]
    • 登場怪獣、人物の一部、沖縄を舞台にした作品というプロットは『ゴジラ対メカゴジラ』に流用された。
  • ゴジラの復活(1977年、1980年)
    • メカゴジラの逆襲』の後に企画されたシリーズ再開案。同一タイトルの脚本が何度か書かれており、いずれも後の『ゴジラ』(1984年版)の原形となっている。
    • 1977年頃に書かれたものは、テロリストに占拠された静岡の原発をゴジラが襲うという内容[37][38]。『ゴジラ』(1984年版)のショッキラスがこの段階で登場しているが、この時点ではダニの怪獣であった[37]。監督を福田純、脚本を中西隆三で製作が予定されていたが、プロデューサーの田中友幸ともども急遽製作が決定した『惑星大戦争』へスライドした[39]
    • 1980年頃に書かれたものは、ゴジラと猿神獣・水神獣・竜神獣の3形態に変身する中国の伝説の怪獣バガンが戦うという内容[37][40]。執筆は村尾昭[40]。『ゴジラ』(1984年版)で描かれた「ゴジラが核物質をエネルギーとする」という設定がこの段階で登場している[40]。バガンは後に『モスラ対バガン』の企画へ流用された[40]
    • 三度目に書かれた永原秀一による検討用脚本が改題し、『ゴジラ』(1984年版)として製作された[37]
  • 日米合作 ゴジラ[41]
  • ゴジラ伝説 アスカの要塞
    • 1984年の『ゴジラ』公開後に行われたストーリー公募で準佳作に選ばれた『ゴジラ対巨大ロボット軍団』を元にした脚本が関沢新一によって書かれている[42]。ゴジラとコンピュータ「アスカ」が操る巨大な移動要塞の戦いが展開される。
    • シナリオ化は『ゴジラvsビオランテ』の制作と併行する形で行われたが、アイデアはその後も残り、『vsビオランテ』の続編としても映像化の案があったものと推測される[43]
  • モスラVSバガン(1990年)[44]
    • モスラが主役の映画であるがストーリーは『ゴジラvsビオランテ』の続編で、少しであるがゴジラもラストで復活し登場するはずだった。企画は『ゴジラvsモスラ』の原型になっている。
    • ビオランテのキャラクターの弱さが東宝社内で指摘され、「スター怪獣ゴジラでも対決物興行が難しい」という結果が出た上にさらに新怪獣とモスラとの組み合わせではキャラクターが弱かろうとの判断が下されたためにお蔵入りになった。その代わりにアンケート人気第1位を獲得したキングギドラが登場する『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)が制作された[45][44]
  • ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス → ゴジラvsギガモス(1991年)[46]
    • 『ゴジラvsキングギドラ』の続編として川北紘一を中心に企画された作品。ゴジラと新怪獣ギガモスとの戦いと並行して、原子炉化したゴジラを止めるためミクロ化した主人公たちによるゴジラの体内での行動が描かれる。アメリカを舞台とし、全米での公開も見込まれていた。
    • ギガモスのほかに米軍の兵器としてメカニコングの登場も予定されていた。当初はキングコングの登場を検討していたが、『vsキングギドラ』に登場したメカキングギドラが好評であったことから同じメカ怪獣であるメカニコングに変更された。
    • プロットがまとめられた1か月後に東宝のプロデューサーサイドがキングギドラの次に人気のあったモスラをメインとすることを決定したため、登場怪獣をモスラとギガモスとした『ゴジラvsギガモス』へと内容を変更された。この段階でギガモスは名前だけ残してモスラと同じ卵から生まれた「悪のモスラ」という設定に変わり、最後はモスラと融合してゴジラを倒すという展開であった。『vsモスラ』のポスター画では、卵から誕生する2匹のモスラ幼虫が描かれており、『モスラ対ゴジラ』のイメージと言われることもあるが、実際には『VSギガモス』のプロットを元にしている。最終的に大森一樹による『モスラVSバガン』をベースとした内容に決定したためこのプロットは実現には至らなかったが、「悪のモスラ」の設定はバガンとあわせてバトラの原型となっている。
    • 『ミクロスーパーバトル』での海外上陸展開は、場所は異なるが後に『ゴジラvsデストロイア』において海外上陸には慎重な意見であった富山省吾を押し切って川北が実現させている。
  • ゴジラの逆襲 → ゴジラ対メカニコング → マイクロユニバース イン ゴジラ(1991年)[46]
    • モスラ登場案へと変更された『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』に対し、同プロットから「メカニコング」と「ゴジラの体内での戦い」という要素を引き継いだ作品。メカニコングの登場は、権利関係が東宝とRKOとの間で曖昧であったためこれを明確にしようという意図もあったが、RKO側から製作した場合トラブルが生じる可能性があるとの回答が出されたため、この案は中止となった。
    • 「怪獣の体内での戦い」は後に『モスラ2 海底の大決戦』にてモスラとダガーラの戦いの中で実現させている。またメカニコングに思い入れの強かった川北は『幻星神ジャスティライザー』でこれをモデルとしたメカ巨獣ブルガリオを登場させている。
  • ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX"

その他の媒体展開

  • 怪獣人形劇『ゲキゴジ』(2004年 - )
    • 劇団こがねむしによる人形劇。2004年5月よりデパートやイベント会場等で上演された[47]。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。
  • すすめ!ゴジランド(1994年、1996年)
    • 学習研究所による学習アニメ。登場怪獣はゴジラ、ゴジリン(雌のゴジラ)、モスラ、アンギラス、バラゴン、メカゴジラ、ラドン。
  • ただいま!ちびゴジラ』(2020年)
    • Webアニメ。キャラクター「ちびゴジラ」のアニメ化。
  • 『怪獣人形劇 ゴジばん』
    • Webドラマ。YouTube東宝特撮チャンネルで配信の人形劇。『かまってゴジラ』のみ実写ドラマ。第1シーズンは最後に短編コーナー『ヘドじい』が流れる。
    • 脚本・監督・造形・音楽 - 小林英幸 / 美術・人形劇製作 - アトリエこがねむし / 人形操作 - 劇団こがねむし
    • ゴジラくんの声 - 高橋由美子
    • 声(第1期) - 大谷美起、勝浦まりえ、金子はりい
    • 声(第2期) - 川野芽久美、久保田純子、小林英幸、米野賢道、川野芽久美
    • 声(第2期もしモス) - るな、大谷美紀
    • ゴジダン(歌とダンス) - 勝浦まりえ、下村梨乃、るな / 「If's=モシモスの歌」るな&クレア

テレビ番組

紹介番組

1990年代には、新作映画PRのために子供向けバラエティ番組が放送された[48]

  • 『冒険!ゴジランド』(1992年10月1日 - 12月24日[49][48]、1993年10月7日 - 12月30日[49][48]
    • テレビ東京系、毎週木曜日7時15分 - 7時30分放送[49][48]。全26回[49][48]
  • 『ゴジラ王国』(1996年10月1日 - 1997年8月15日[49][48]
    • テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日7時30分 - 7時35分放送[49][48]。全224回[49][48]
  • 『ゴジラTV』(1999年10月 - 2000年3月[48]
    • テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日6時40分 - 6時45分放送[49][48]

ゲーム作品

発売(稼働)順。

  • ゴジラ VS 3大怪獣(MSX)1984年発売
  • 『ゴジラ』東宝(株)事業部、(PC88)、1984年11月発売、4800円(テープ版)。
    • ゴジラ』(1954年(昭和29年)公開)を基にしたアドベンチャーゲーム。
  • 暴龍ゴジラ 大都市壊滅(FM-7)1985年発売
  • ゴジラくん(MSX)1985年発売
    • ディフォルメされたゴジラが登場するアクションパズルゲーム。のちにゲームボーイへ移植された。
  • ゴジラ(ファミリーコンピュータ)1988年12月9日発売
    • ゴジラとモスラを操作し、ゴジラ怪獣だけでなく、モゲラやゲゾラなどの東宝映画の怪獣を倒していくアクションゲーム。ストーリーは地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込むというもの。
    • ゲームは大きく分けて移動パートとアクションパートに別れており、シミュレーションゲームのようなヘクスマップを移動して敵怪獣と対決したり敵基地を破壊したりする。開発はコンパイル
    • アクションパートで対戦する敵怪獣はゲゾラ、モゲラ、バラン、ヘドラ、バラゴン、ガイガン、メカゴジラ、そして最後の敵として立ち塞がるキングギドラである。また、ラストステージでは移動パート中に轟天号も登場する。
  • Godzilla 2: War of the Monsters(Nintendo Entertainment System)1991年発売(日本未発売)
    • 日本でも「ゴジラ2」のタイトルで発売予定だったが発売中止になった。
  • バトルサッカー フィールドの覇者(スーパーファミコン)1992年12月11日発売
  • ゴジラ(アーケードゲーム) 1993年稼動
  • バトルベースボール(ファミリーコンピュータ)1993年2月19日発売
  • ゴジラ(PC-9801)1993年10月15日発売
    • 大戦略』のシステムを使って作られたシミュレーションゲーム。『ゴジラ 列島震撼』と同じく、プレイヤーは防衛軍や自衛隊を指揮して、ゴジラを始めとする怪獣を撃退する。初代ゴジラから、『ゴジラvsキングギドラ』までをカバーしている。実在兵器だけでなく、メーサー戦車などの架空兵器も登場するが、怪獣たちの攻撃力はあまりに強力なため、なんとか被害を抑えつつ勝利条件を満たすことが必要となってくる。
  • 怪獣王ゴジラ(ゲームボーイ)1993年12月17日発売
  • 超ゴジラスーパーファミコン)1993年12月22日発売
  • ゴジラ 爆闘烈伝PCエンジン)1994年2月26日発売
    • アルファシステムが開発。対戦型格闘ゲーム
    • ゴジラはスーツ別で10匹以上おり、キングギドラも「宇宙超怪獣」「超ドラゴン怪獣」「メカ」に分かれ、メカゴジラIIは首がなくなっても動ける。ゴジラのアクションも、各エピソードの元になった映画作品の演出を採用している(全身発光など)。ストーリーモードでは次に戦う怪獣のシルエットと共に、鳴き声が再生されていた。ボーナスゲームとしてゴジラ映画に関連するクイズコーナーもある。
  • ゴジラ 怪獣大決戦(スーパーファミコン)1994年12月9日発売
  • ゴジラ どきどき怪獣島!!(キッズコンピュータ・ピコ, Windows)1995年7月25日(PICO)、1999年2月17日(Win)発売
  • ゴジラ 怪獣大進撃ゲームギア)1995年12月8日発売
  • ゴジラ 列島震撼セガサターン)1995年12月22日発売
  • ゴジラ・ジェネレーションズ(ドリームキャスト)1998年11月27日発売
    • ゴジラを始めとする怪獣を操作して、日本の大都市を破壊するというゲーム。敵としてGフォースの戦車や戦闘機が登場し、また特定のステージにて街の破壊率が一定の数値に達すると、スーパーX、X2、XIIIがボスとして登場する。
    • 操作可能な怪獣はゴジラ、メカゴジラ、初代ゴジラ、ハリウッド版ゴジラ、ミニラの5体に加え、隠しキャラクターとしてジャイアント芹沢博士というキャラクターが登場する。
  • ゴジラ・トレーディングバトル(PlayStation)1998年12月3日発売
    • 東宝株式会社 映像事業部が開発した、『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演するトレーディングカードゲーム。オリジナル怪獣も6体登場する[50]
  • GODZILLA: The Series(ゲームボーイカラー)1999年11月30日発売(日本未発売)
  • ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト(ドリームキャスト)1999年12月23日発売
    • ゴジラ・ジェネレーションズの続編として作られたソフト。操作できる怪獣はゴジラのみだが、各ステージが「町の破壊」と「怪獣との戦い」の2段階になっている。敵怪獣は、ビオランテ、キングギドラ、モスラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラ、そして最終ボスがデストロイア(幼体・完全体)となっていて、そのほかに、スーパーXIIIやゲームオリジナルキャラのモゲラII、スーパーメカゴジラIIなども登場する[50]
  • Godzilla: The Series Monster Wars(ゲームボーイカラー)2000年11月30日発売(日本未発売)
  • ゴジラ怪獣大乱闘ニンテンドーゲームキューブ)2002年12月12日発売
  • モンスターストライク(mixiアプリ)
  • コラボイベント「ゴジラ×モンスターストライク」2014年7月18日配信
  • コラボイベント「ゴジラ×モンスターストライク 続・大怪獣猛進撃!」2014年11月11日配信
  • コラボイベント「ゴジラ対エヴァンゲリオン×モンスト」2016年8月2日配信
  • コラボイベント「ゴジラ大決戦!!-大怪獣総進撃編-」2020年8月5日配信[52]

パチンコ

  • CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
  • CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
  • CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
    • 川北紘一演出による完全新作映像『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
  • CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
    • ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。前作同様、映画で使われた着ぐるみを使用した川北の演出による完全新作映像。登場怪獣は、ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガン。ゴジラのスーツアクターは岩崎晋弥

CM

上記ゲーム・映画のCMは除く。

  • グリコ協同乳業 プッチンプリン(1983年 - 1984年)
    • パターンが2つあり、前者はゴジラがのど自慢大会に出場し、『花笠音頭』を踊っては歌いだしで雄叫びをあげた直後に鐘が一つ鳴って失格となり落胆。参加賞としてプッチンプリンを貰うというもの。一方の後者はゴジラの子供[注釈 7]水野晴郎と共演。映画館で『ゴジラ(1984年版)』を見ていたゴジラの子供が、父が攻撃されるシーンを見て泣き出し、一緒にいた水野に「お父さんも大変だね…」と慰めてもらうというものだった。
  • アサヒビール アサヒ黒生(1984年)
    • ビールジョッキを持ったゴジラと、観覧車を眺めていたゴジラジュニアが親子で夜空の月を見つめるというもの。
  • 京都銀行(1992年頃)
    • 『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする。
  • 西友(1992年 - 1994年)
  • 天神愛眼(1994年)
    • 福岡の眼鏡販売店で、『ゴジラvsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
  • ウベハウス(1995年 - 1997年頃)
    • 一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
  • パールライス(1995年頃)
    • ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
  • セボン(2001年)
    • 演出は川北紘一。スーツは『ゴジラ2000ミレニアム』と同タイプの胴体にVSシリーズの頭部と背びれをつけたもの[53]。ファンの間では「セボンゴジ」と呼ばれる[53]
  • ベスト電器(2002年)
    • ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
  • キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年)
    • ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
  • キリンビバレッジ FIRE(2009年)
    • 松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。
  • パルコ 夏のグランバザール(2016年)
    • ゴジラが巨大化したパルコアラと対決するもの。『シン・ゴジラ』の公開時期に合わせ夏のグランバザールが同作とコラボしたものだがゴジラ自体は映画のシーンのものとの合成になっている。
  • サントリー・ボス『顔の映らない主役』篇 (2019年 WebCM)
    • 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開記念として中島春雄をメインとしたCMを放送[54]。東宝スタジオでのゴジラ特撮撮影は15年ぶりであり、造型師酒井ゆうじ監修による初代ゴジラスーツも再現された。
    • 監督 - 本郷伸明、特殊操演 - 上松盛明、美術 - 稲村正人、美術デザイナー:三池敏夫、東宝取締役・音楽事業担当・チーフゴジラオフィサー - 大田圭二、中島春雄役 - 齊藤謙也。

アトラクション、展示会

  • ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター~

このほか、ゴジラをテーマとする期間限定の展示会が下記のように多数開かれてきた。

  • 「大ゴジラ特別展」「大ゴジラ特撮王国」(2014年~2017年、全国を巡回)[56]
  • 「ゴジラ展」(2017年、名古屋市博物館[57]

日本国外

関連作品

  • 東宝怪獣・特撮作品
    • ゴジラシリーズに登場するラドンモスラバランなどの怪獣たちやメーサー兵器轟天号といった架空兵器の一部はゴジラ以外の東宝怪獣・特撮映画にその源流を持っている。元作品からフィルムを流用することもある。また『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のように過去の怪獣・特撮映画と明確に繋がった設定を持つ作品もある。
  • 超星神シリーズ
    • 2000年代前半から中期に東宝が製作した特撮ヒーローテレビドラマ。歴代ゴジラ怪獣を連想させる怪獣(新規造型であるが、イメージソースに意図的に過去の東宝怪獣を使っている)が登場する。また、一部スタッフはかつてゴジラシリーズの製作に携わっている(川北紘一鈴木健二など)。映画で使われた兵器や建物のミニチュア、特撮カットの一部も流用されている。
  • ウルトラQウルトラマン
    • 製作当時東宝傘下であった円谷プロ製作の特撮テレビドラマ。ゴジラやバラゴンの着ぐるみなどが流用されている。『ウルトラQ』第1話のゴメス、『ウルトラマン』第10話のジラースはゴジラがベース。演じたのもゴジラ同様、中島春雄である。
  • プルガサリ
    • 1985年にゴジラ制作スタッフが北朝鮮に招かれて制作した怪獣映画。
  • 行け!ゴッドマン行け! グリーンマン
    • 『おはよう!こどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画製作でサンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場した。またゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場。
  • じゃりン子チエ』(1981年)
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)
    • ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場[59]。ゴジラのメイン・テーマも使用されている[59]。このゴジラはフルCGで表現され[59]、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので[60]、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。
  • 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』(2018年)
    • テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版。東宝が製作に関わっていることから、ゴジラをモチーフにした怪獣ヒーロー・ゴジロが登場し、鳴き声には平成ゴジラシリーズのものが用いられている[61]
  • 劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X
    • 2019年12月27日公開。ゲスト出演。

ゴジラ関連製品と専門店

ゴジラを題材とした玩具、書籍、映像・音楽媒体は多数発売されてきた。ゴジラ関連製品の専門店は、丸井グループが2016年から期間限定で展開。2017年10月30日には東宝と共同で、世界初のゴジラ公式常設店を新宿マルイアネックス(東京)にオープンした[62][63]。このほか東宝は通販サイト「ゴジラ・ストア」を運営している[64]

ゴジラと戦った組織

本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』を始めとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称して東宝自衛隊と呼ぶこともある。そのため正式名称ではないが、雑誌やこれらの装備を商品化したレジンキャストキット、ペーパークラフトなどでもこの呼称の使用例がある [1]。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。

なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した[注釈 8]

防衛隊
第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
防衛軍
第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
自衛隊
ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作が最初である。『シン・ゴジラ』においてはこれまでのような対怪獣用の超兵器はなく、現実の自衛隊に即したものが登場する。
Gフォース(G-Force)
『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった対ゴジラ用戦闘マシンを使用する。
Gグラスパー
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門の特別G対策本部に所属する実働部隊。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
特生自衛隊
『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対物」の略称。英文略記号は「JXSDFJapan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
Gガード
『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
地球防衛軍(Earth Defence Force)
ゴジラ FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かう為に、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車等の対怪獣用の強力な兵器を有する。
S.H.I.E.L.D.
アメコミ版ではアメリカ合衆国をぶらつき大西洋に消えるまで、S.H.I.E.L.D.は下位組織としてゴジラを捕獲するためのゴジラスカッドを結成した。このユニットはダムダム・デュガンによって率いられ、レッドローニンと呼ばれる巨大ロボやベヒーモスとして知られている小型ヘリキャリアを使用した。
アメリカ軍
ハリウッド版で登場。2作とも装備は公開当時のものをそのまま反映する。『シン・ゴジラ』では大使館防衛を名目にB-2ステルス戦略爆撃機を3機派遣するが全機撃墜されてしまう。その後、国連を動かして熱核兵器使用を計画した。
巨大不明生物災害対策本部/巨災対
『シン・ゴジラ』に登場。通称は巨災対。巨大不明生物(ゴジラ)の再上陸に備え設置された架空の災害対策本部
巨大不明生物統合対策本部
『シン・ゴジラ』に登場。政府機能の立川広域防災基地移管後に設置された組織。内閣総理大臣臨時代理を本部長、特命担当大臣(巨大不明生物防災担当)に任命された矢口を副本部長とし、生き残った巨災対のメンバーを中心に構成されている。
在日アメリカ軍
『シン・ゴジラ』に登場。本国の核ミサイル使用に反対して自衛隊に協力した。
地球連合
アニメゴジラ3部作に登場。人類がエクシフ・ビルサルドと共に発足させた組織。

破壊された地域、建物

『ゴジラ』(1954年)でゴジラに松坂屋和光を無断で破壊・炎上させた際にクレームが付き、和光は以後2年間ほど東宝のロケ使用を一切許可しなかった。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため、「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来たことがある[注釈 9]。なお、四国地方にはシリーズを通じて一度も上陸していない[注釈 10]

地域

日本国内の地域

日本国外の地域

建物、場所

日本国内の建物、場所

日本国外の建物、場所

「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの

人物

団体・製品

  • ピザーラ(PIZZA-LA) - 社名の由来は「ピザ」と「ゴジラ」を合わせたもの。
  • Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
  • Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
  • 日産・スカイラインGT-R(主にR32~R34型)及び日産・GT-R - レースでの活躍等から諸外国で「ゴジラ」と呼称されることがある。
  • ゴジララーメン - 盛岡市郊外の綱取ダム湖畔にある施設「やる気村」内の食堂「やる気茶屋」で販売されている激辛ラーメン。塩・味噌・醤油の3種類がある。このほか施設内にはゴジラの石像が飾られていたり「やる気のゴジラ広場」という場所があったりとゴジラにまつわる物が散見される。松井秀喜のグッズが当たる「ゴジラ祭り」なるイベントが開催された事もあった[65]
  • ゴングジラ (Gongzilla) - ジャズ・ロック・バンド。ゴングの元メンバー、関係者によって結成され、1995年のデビュー・アルバム "Suffer" のジャケットはゴングを叩くゴジラの姿が描かれている。

生物

  • ゴジラサウルス - 実在した恐竜の一種。命名はゴジラにちなむ。シリーズ中でゴジラの起源と設定されて登場したゴジラザウルスとは無関係。
  • ホグジラ - アメリカで射殺された、巨大なイノブタ。名の由来は「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせたもの。
  • ゴジラツノアリヅカムシ - 甲虫目ハネカクシ科の昆虫(日本産)。学名はBasitrodes godzilla Nomura。この類の第一人者である国立科学博物館の野村周平により2003年に記載された。

その他

パロディ作品

ゴジラ著作権訴訟

事の発端は、本多猪四郎監督の遺族がパチンコ『CRゴジラ〜破壊神降臨〜』CMでゴジラが登場していることに関し、2010年6月にニューギンに対して本多の著作権を侵害していると抗議文を送ったもので、ニューギンは著作権を東宝が管理しているとして東宝と遺族間で交渉するものの決裂し、東宝は2010年6月に遺族に対して著作権侵害の主張は無効と訴えた。それに対し、2011年10月13日に遺族がゴジラは本多の著作物であり、商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法と主張したうえ、1億2700万円の損害賠償を求めてニューギン、東宝、タカラトミー加賀電子の4社に対して東京地裁に提訴していたが、2013年6月に和解が成立した。和解内容については明らかにされていない[66]

脚注

脚注

  1. ^ 欧米の特撮は永らくウィリス・オブライエンによる『キングコング』に始まる、人形アニメストップモーション・アニメーション)が主流だった。
  2. ^ 当初、第20作『ゴジラvsメカゴジラ』が同様の理由で最終作として製作されていたが、ハリウッド版の企画が遅れていたため、シリーズ延長となった。
  3. ^ 『FINAL WARS』のクランクアップ後、長年ゴジラ映画の海上シーンの撮影に使用された東宝撮影所のプールが取り壊された。
  4. ^ ただし、デザインはほぼゴジラを踏襲しており、事実上はゴジラそのものである。
  5. ^ 石森章太郎藤子不二雄つのだじろう鈴木伸一らによるアニメ制作会社。
  6. ^ 書籍『ゴジラ大辞典』では、『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』(1972年)に続く第2弾と記述していたが[31]、満田かずほは1970年にアメリカ統治下の沖縄を訪れて金城と執筆したと証言している[32]
  7. ^ ミニラではなく、ゴジラをそのまま子供化した人間サイズの怪獣で、当CMのオリジナルキャラクター。容姿的にはミニラよりも後年のゴジラジュニアに近い。
  8. ^ かつてはトドが有害鳥獣駆除のために自衛隊により駆除されていた。トド#人間との関係を参照。
  9. ^ ゴジラvsビオランテ』でゴジラに破壊される大阪ビジネスパークTWIN21などを中心になって建設した松下グループに許可をもらいに行くと逆に大歓迎されたり、朝日新聞千葉版の『ゴジラvsメカゴジラ』の広告に「今度の決戦はご当地・幕張ベイエリア!」というキャッチコピーが付けられたこともある。
  10. ^ ゴジラvsデストロイア』では、ゴジラが愛媛県伊方町伊方発電所に迫るも自衛隊の攻撃によって上陸を阻止されるシーンがある。
  11. ^ 劇中の台詞にのみ登場。
  12. ^ 劇中の台詞にのみ登場。
  13. ^ 劇中の大戸島は、鳥羽の石鏡町である。
  14. ^ 大通公園のみ登場。
  15. ^ 架空の島「大戸島」での神楽のシーン。賀多神社を撮影したものである。
  16. ^ 福岡タワーのみ登場。
  17. ^ 11話監督である金子修介はゴジラとガメラ双方の監督を務めた経験がある。
  18. ^ DVD・BD版はレンタル含めて著作権の問題上、該当シーンはカットされている。

出典

  1. ^ ゴジラの復活 5月26日 産経抄”. MSN産経ニュース (2014年5月26日). 2014年5月27日閲覧。
  2. ^ “【訃報】特撮の巨匠・レイ・ハリーハウゼン死去。ゴジラ、ルーカス、ピクサーに多大な影響”. DDN JAPAN. (2013年5月8日). http://japan.digitaldj-network.com/articles/13505.html 2013年6月8日閲覧。 
  3. ^ テレビランド1983年8月号 1983, p. 77-79.
  4. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 227, 「『ゴジラVSキングギドラ』撮影秘話」
  5. ^ ゴジラ退治に、自衛隊は「防衛出動」できるか:日経ビジネスオンライン
  6. ^ ついに50年の歴史に終止符が! 「ゴジラ FINAL WARS」製作報告会見”. 2014年1月9日閲覧。
  7. ^ さらば、ゴジラ!「ゴジラ FINAL WARS」製作報告会見”. 2014年1月9日閲覧。
  8. ^ “新作『ゴジラ』製作決定!!”. ゴジラ 東宝公式サイト. (2014年12月8日). http://godzilla.jp/news/1029/ 
  9. ^ “日本版『ゴジラ』復活!12年ぶり完全新作映画が公開決定!”. シネマトゥデイ. (2014年12月8日). http://www.cinematoday.jp/page/N0068810 
  10. ^ “ゴジラ:12年ぶり日本版新作の総監督に「エヴァ」庵野秀明 監督に「進撃の巨人」樋口真嗣”. まんたんウェブ. (2015年4月1日). http://mantan-web.jp/2015/04/01/20150331dog00m200105000c.html 2015年4月1日閲覧。 
  11. ^ 世界初製作 “ゴジラ” アニメーション映画化決定!|NEWS|映画『シン・ゴジラ』公式サイト” (2016年8月19日). 2016年8月19日閲覧。
  12. ^ “虚淵玄脚本アニメ版『ゴジラ』声優は超人気級!梶・櫻井・杉田・諏訪部・花澤・宮野”. シネマトゥデイ. (2017年1月19日). http://www.cinematoday.jp/page/N0089018 2017年1月19日閲覧。 
  13. ^ アニメ「GODZILLA」第2章は「決戦機動増殖都市」、前売特典にメカゴジラ”. コミックナタリー (2017年11月17日). 2017年11月17日閲覧。
  14. ^ 「ゴジラ」ボンズ×オレンジでTVアニメ化!キャラ原案に「青エク」の加藤和恵”. コミックナタリー (2020年10月7日). 2020年10月7日閲覧。
  15. ^ “「GODZILLA ゴジラ」続編決定 ラドン、モスラ、キングギドラ登場 コミコンで正式発表”. アニメ!アニメ! (株式会社イード). (2014年7月27日). http://animeanime.jp/article/2014/07/27/19601.html 2014年7月27日閲覧。 
  16. ^ “「ゴジラVSキングコング」ハリウッドで映画化!2020年全米公開”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2015年10月15日). http://www.cinematoday.jp/page/N0077275 2015年10月15日閲覧。 
  17. ^ a b “世紀の対決実現!ゴジラ対キングコング、2020年に全米公開”. SANSPO.COM (SANKEI DIGITAL INC.). (2015年10月16日). http://www.sanspo.com/geino/news/20151016/geo15101605030004-n1.html 2015年10月16日閲覧。 
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参考文献

原作小説

  • 香山滋『ゴジラ、東京にあらわる』(小説版の最新版タイトル)ISBN 4-265-06307-1
  • 香山滋『ゴジラとアンギラス』(『ゴジラの逆襲』の小説版『ゴジラ 大阪編』の最新版タイトル)ISBN 4-265-06316-0
  • 香山滋・福島正実『怪獣総進撃(怪獣小説全集1)』(本来の原作である企画書版の小説を収録)ISBN 4-88293-071-4

資料集類

評論系

雑誌

  • 『テレビランド 1983年8月号』徳間書店、1983年。 

関連項目

  • 伊福部昭 - 「ゴジラのテーマ」の作曲者。彼が担当したゴジラなどの特撮映画のテーマをメドレー風に組み合わせた『SF交響ファンタジー(第1 - 3番、「ゴジラVSキングギドラ」)』という管弦楽曲も作曲している。
  • 倉敷保雄 - フリーアナウンサー。DVD特典のオーディオコメンタリーのほとんどで聞き手を担当。『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開の際に制作されたプロモーション用のテレビ番組『さとう珠緒のゴジラ研究所』ではゴジラ博士を務めた。
  • デーモン小暮 - ゴジラの鳴き真似コンテストに出場して優勝した実績を持つ。また、『ゴジラvsビオランテ』には本人役で出演した。
  • クローバーフィールド - 2008年公開の米映画。製作者は来日の際、原宿キディランドでゴジラのフィギュアを見て、映画の着想を得たとのこと。エンディングで流れるBGM(全編手持ちカメラによるドキュメント風に製作されているため、基本的には劇中のBGMは無い)は東宝の怪獣映画にインスパイアされたといい、伊福部昭の曲を彷彿とさせる箇所が存在する。なお同映画の日本語パンフレット内では、ゴジラはすべて「HAKAISHA」と置き換えられて語られている。
  • 浦賀駅 - たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことにちなんで、駅の接近メロディにゴジラのテーマ曲を採用。ただし劇中においてゴジラがたたら浜に上陸するシーンは存在しない。

外部リンク