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「マーベル・エンターテインメント」の版間の差分

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* サバン・エンターテイメントは[[2001年]]に[[ウォルト・ディズニー・カンパニー]]によって買収<ref name=":0">{{Cite web|title=Bloomberg - Are you a robot?|url=https://www.bloomberg.com/tosv2.html?vid=&uuid=88850480-2976-11ea-a98c-77e06e04c3ee&url=L3Jlc2VhcmNoL3N0b2Nrcy9wcml2YXRlL3NuYXBzaG90LmFzcD9wcml2Y2FwSWQ9MTAyOTQ3OQ==|website=www.bloomberg.com|accessdate=2019-12-28}}</ref> され、子会社化された。その後、社名変更してBVSエンターテイメント<ref name=":0" /> としている(その際、マーベルは独立)。
* サバン・エンターテイメントは[[2001年]]に[[ウォルト・ディズニー・カンパニー]]によって買収<ref name=":0">{{Cite web|title=Bloomberg - Are you a robot?|url=https://www.bloomberg.com/tosv2.html?vid=&uuid=88850480-2976-11ea-a98c-77e06e04c3ee&url=L3Jlc2VhcmNoL3N0b2Nrcy9wcml2YXRlL3NuYXBzaG90LmFzcD9wcml2Y2FwSWQ9MTAyOTQ3OQ==|website=www.bloomberg.com|accessdate=2019-12-28}}</ref> され、子会社化された。その後、社名変更してBVSエンターテイメント<ref name=":0" /> としている(その際、マーベルは独立)。
* [[1998年]]6月には[[マーベル・トイ|トイ・ビズ]]はマーベルとの合併を発表した。
* [[1998年]]6月には[[マーベル・トイ|トイ・ビズ]]はマーベルとの合併を発表した。
* [[1999年]][[3月2日]]には、[[コロンビア ピクチャーズ]]とその親会社である[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント|ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント]]([[ソニー]])が、マーベルから[[スパイダーマン]]とスパイダーマン関連のみの映画権利を購入し、 そのほかのテレビとビデオの製作権は[[バイアコム]]とソニー・ピクチャーズが互いに権利を所有していた。
* [[1999年]][[3月2日]]には、[[コロンビア ピクチャーズ]]とその親会社である[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント|ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント]]([[ソニー]])が、マーベルから[[スパイダーマン]]とスパイダーマン関連のみの映画権利を購入し、 そのほかのテレビとビデオの製作権は[[バイアコム (1952-2006)|バイアコム]]とソニー・ピクチャーズが互いに権利を所有していた。
* [[2002年]]には、[[サム・ライミ]]監督、ソニー・ピクチャーズによって『[[スパイダーマン (2002年の映画)|スパイダーマン]]』が公開された。
* [[2002年]]には、[[サム・ライミ]]監督、ソニー・ピクチャーズによって『[[スパイダーマン (2002年の映画)|スパイダーマン]]』が公開された。
* [[2008年]]に映画『[[アイアンマン (映画)|アイアンマン]]』で再び人気となり、世界観共有の[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]が展開されるようになる。
* [[2008年]]に映画『[[アイアンマン (映画)|アイアンマン]]』で再び人気となり、世界観共有の[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]が展開されるようになる。

2021年11月17日 (水) 09:29時点における版

ウォルト・ディズニー・カンパニー > マーベル・エンターテインメント
マーベル・エンターテインメント
MARVEL Entertainment, LLC
現地語社名
Marvel Entertainment, LLC
以前の社名
マーベル・エンタープライズ(1998年 – 2006年)
種類
子会社
業種 エンターテインメント
事業分野 実写アニメーション
設立 1998年6月2日
創業者 マーティン・グッドマン
本社
拠点数
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州、カリフォルニア州フロリダ州
イギリスの旗 イギリス
ロンドン
事業地域
世界の旗 世界
主要人物
スタン・リー
アイザック・パルムッター会長最高経営責任者
ダン・バックリー(社長
製品 実写映画
アニメーション
コミック
ブランド アメリカン・コミックス(マーベル)
所有者 ウォルト・ディズニー・カンパニー(100%)
従業員数
200人 - 500人(2019年)
親会社 ウォルト・ディズニー・カンパニー(100%)
子会社 マーベル・コミック
マーベル・ゲームズ
マーベル・ワールドワイド
マーベル・アンリミテッド
ウェブサイト https://www.marvel.com/

マーベル・エンターテインメント: Marvel Entertainment, LLC)は、アメリカ合衆国エンターテインメント会社であり、マーベル・グループの持株会社でもある。現在はウォルト・ディズニー・カンパニー傘下である。

概要

マーベル・コミックの親会社として、マーベル・エンターテインメント・グループとトイ・ビズが合併する形で1998年に設立された。マーベル・コミックを初め、マーベル・アニメーションマーベル・スタジオマーベル・TV・スタジオマーベル・ゲームズなどを傘下に収めている。

2009年、ウォルト・ディズニー・カンパニーによって4億ドルで買収された。これによりマーベル関連企業は全てディズニー社の完全子会社となった。また以前はマーベル・エンターテインメントの子会社であったマーベル・スタジオがウォルト・ディズニー・スタジオの直接の子会社となり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を始めとした様々な作品を製作している。

歴史

スパイダーマンの権利騒動

2019年、ディズニーとマーベル・エンターテインメントは20世紀フォックスの所有していたマーベル映画の権利も取得したため、実質、権利を有していないのはソニーが権利を所有している『スパイダーマン』関連の映画のみであった。

『スパイダーマン:ホームカミング』の際にディズニー・マーベル側はソニー・ピクチャーズと比較するとあまり利益は貰えず、ディズニーとマーベル・スタジオの直属のマーベル・エンターテインメントはソニーとの業務連携について契約の無効化などの騒動(対立)に走った[19]

しかし、スパイダーマンの俳優であるトム・ホランドによってディズニー、マーベル・エンターテインメントとソニー・ピクチャーズとの騒動は解決[20] され、2021年に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の業務連携で製作やソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの展開権、『ヴェノム』や『モービウス』のマーベル・シネマティック・ユニバースの参加が決定[21] した。

業務提携

2021年現在、マーベルはソニー・ピクチャーズスパイダーマンの映画作品を始めとするソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)、ユニバーサル・パークス&リゾーツアイランズ・オブ・アドベンチャー内にあるマーベル・スーパー・ヒーロー・アイランドユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのアメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマンのキャラクター権)との間でディズニーとの契約[22] を結んでいる。

その他のキャラクターなどの権利はディズニー社が保持しているため、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツが展開しているディズニーパークディズニー・クルーズ・ラインディズニーストアウォルト・ディズニー・スタジオが制作しているディズニー作品にもマーベル作品(『シュガー・ラッシュ:オンライン』など)を登場させることが出来る[23]

また、世界で唯一ディズニー社直営ではない東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランド京成グループ)とは未契約のため、2020年9月に東京ディズニーランドのアトラクションである「ベイマックスのハッピーライド」がオープンするまで、マーベル関連の施設やイベントなどを同リゾート内において展開していなかった[24][25]

子会社・部門

過去

脚注

  1. ^ Cain, Áine (2019年8月20日). “廃業寸前から復活した5つのブランド”. www.businessinsider.jp. 2019年12月28日閲覧。
  2. ^ a b Bloomberg - Are you a robot?”. www.bloomberg.com. 2019年12月28日閲覧。
  3. ^ a b ディズニー 米国最大のコミックス会社マーベル買収発表”. アニメ!アニメ!. 2019年12月28日閲覧。
  4. ^ マーベル株主総会で ディズニーへ売却にゴーサイン | アニメ!アニメ!ビズ”. www.animeanime.biz. 2019年12月28日閲覧。
  5. ^ ディズニーがアメコミ大手の「マーベル」を3700億円で買収 買収合併 - 不景気.com”. www.fukeiki.com. 2019年12月28日閲覧。
  6. ^ マーク・ラファロ、『ハルク』単独映画の妨げとユニバーサルを猛批判 (2017年7月20日)”. エキサイトニュース. 2019年12月28日閲覧。
  7. ^ マーク・ラファロ、「ハルク」単独映画は実現しない!?”. cinemacafe.net. 2019年12月28日閲覧。
  8. ^ 海外レビューハイスコア 『Marvel: Ultimate Alliance 2』”. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト. 2019年12月28日閲覧。
  9. ^ Inc, Aetas. “「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ アルティメットヒーローズ」のCMが公開”. www.4gamer.net. 2019年12月28日閲覧。
  10. ^ マーベル「Disney+」ドラマシリーズ 現在判明している情報”. シネマトゥデイ. 2019年12月28日閲覧。
  11. ^ ディズニー+の新マーベルドラマが発表、さっそくファンがキャストを大予想 - フロントロウ”. front-row.jp. 2019年12月28日閲覧。
  12. ^ マーベル、ディズニーの新しい映像配信サービス「Disney+」向けに新作3本発表 | ORICON NEWS”. www.oricon.co.jp. 2019年12月28日閲覧。
  13. ^ 【D23】MCUフェーズ4に新シリーズ3作品が追加!「Disney+」で配信決定 : 映画ニュース”. 映画.com. 2019年12月28日閲覧。
  14. ^ 【公式】ディズニーデラックス|初回31日間無料”. deluxe.disney.co.jp. 2019年12月28日閲覧。
  15. ^ a b スパイダーマン、なぜ今“マーベル・シネマティック・ユニバース”と合体?”. シネマトゥデイ. 2019年12月28日閲覧。
  16. ^ ディズニーが21世紀フォックスの「買収完了」を報告、マーベル作品への影響は? - フロントロウ”. front-row.jp. 2019年12月28日閲覧。
  17. ^ a b マーベル映画『X-MEN』ディズニーで2021年以降にリブートへ ─ 『デッドプール』のみ存続、米報道”. THE RIVER (2019年3月21日). 2019年12月28日閲覧。
  18. ^ マーベルはフォックス所有のスーパーヒーローの映画を6カ月以内に企画し始める可能性があるとケヴィン・ファイギ”. jp.ign.com. 2019年12月28日閲覧。
  19. ^ ソニーとディズニー、映画スパイダーマン巡り対立”. 日本経済新聞 (2019年8月21日). 2021年9月12日閲覧。
  20. ^ 帰ってきたスパイダーマン ソニーとディズニー仲直り(写真=ロイター)”. 日本経済新聞 (2019年9月28日). 2021年9月12日閲覧。
  21. ^ Disney+で配信できないマーベル映画7本とその理由 | Business Insider Japan”. www.businessinsider.jp. 2021年9月12日閲覧。
  22. ^ Glenn, Brian. “That Darn Marvel Contract - What Rights Does Universal and Disney Own” (英語). Inside Universal. 2019年12月28日閲覧。
  23. ^ 「スパイダーマン」、ディズニー映画から姿消してもパークでは健在か”. Bloomberg.com. 2019年12月28日閲覧。
  24. ^ 東京ディズニーランド、新エリアついにお披露目 「美女と野獣」の世界忠実に再現”. 千葉日報 (2020年9月25日). 2021年10月16日閲覧。
  25. ^ TDL『ベイマックス』新アトラクション、予測不能な動きが爽快すぎた!”. シネマトゥデイ (2020年9月27日). 2021年10月16日閲覧。

外部リンク