「川部駅」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
地図アイコン修正、位置図追加 |
|||
7行目: | 7行目: | ||
|pxl = |
|pxl = |
||
|画像説明 = 駅舎 |
|画像説明 = 駅舎 |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
||
{{location map|width=240|Japan Aomori|label=浪岡駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=浪岡駅位置図(青森県)|float=center}} |
{{location map|width=240|Japan Aomori|label=浪岡駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=浪岡駅位置図(青森県)|float=center}} |
||
|よみがな = かわべ |
|よみがな = かわべ |
2020年2月15日 (土) 00:19時点における版
川部駅 | |
---|---|
駅舎 | |
かわべ Kawabe | |
青森県南津軽郡田舎館村大字川部字上西田[1]31-2 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | カワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
285人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)12月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 453.4 km(福島起点) |
◄撫牛子 (3.6 km) (3.2 km) 北常盤► | |
所属路線 | ■五能線 |
キロ程 | 147.2 km(東能代起点) |
◄藤崎 (2.5 km) (- km) (撫牛子)*► | |
備考 |
業務委託駅[1] みどりの窓口 有[1] |
* 全列車が弘前駅まで乗り入れ。 |
川部駅 | |
---|---|
かわべ Kawabe | |
(2.9 km) 前田屋敷► | |
所属事業者 | 弘南鉄道 |
所属路線 | 黒石線 |
キロ程 | 0.0 km(川部起点) |
電報略号 | カワ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月15日 |
廃止年月日 | 1998年(平成10年)4月1日 |
川部駅(かわべえき)は、青森県南津軽郡田舎館村大字川部字上西田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である[1]。
奥羽本線と五能線が乗り入れており、奥羽本線を所属線としている[2]。五能線は当駅が路線としての終点であるが、臨時快速「リゾートしらかみ」を含む全列車が当駅でスイッチバックし、奥羽本線弘前駅方面に直通する。
歴史
- 1894年(明治27年)12月1日:官設鉄道(国鉄)弘前 - 青森間開業と同時に南津軽郡光田寺村に新設。当時は「川邊」に表記されたこともある[3][4][5]。
- 1912年(大正元年)8月15日:黒石軽便線(後の黒石線)開業[6]。
- 1918年(大正7年)9月25日:陸奥鉄道(現・五能線)川部 - 五所川原間開業。
- 1927年(昭和2年)6月1日:陸奥鉄道買収。国有鉄道五能線となる。
- 1984年(昭和59年)11月1日:黒石線が弘南鉄道に転換。黒石線部分を弘南川部駅に改称。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
- 1998年(平成10年)4月1日:弘南鉄道黒石線廃止。
- 2004年(平成16年)4月1日:業務委託化。川部駅長が廃止され、弘前駅長管理下となる(管理駅時代は北常盤駅を管理下に置いていた)。
- 2011年(平成23年)4月1日:受託子会社が弘前ステーションビルからジェイアールアトリスに変更。
- 2015年(平成27年)7月1日:受託子会社がジェイアールアトリスからJR東日本東北総合サービスに変更。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては2面4線で、4番線が弘南鉄道黒石線の発着に使用されていたが、黒石線は1998年(平成10年)4月1日に廃止された。現在、4番線だった部分には柵が張られている。
弘前駅管理の業務委託駅[1](JR東日本東北総合サービス委託)。駅舎には自動券売機(稼働時間:7時30分 - 18時30分[1])、みどりの窓口(営業時間:6時50分 - 16時50分[注釈 1])、乗車駅証明書発行機、待合室がある。なお、冬季は構内やポイントなどの除雪のための除雪要員2名が配置される[7]。
1番線西側に側線があるが、この側線はかつて「ノスタルジックビュートレイン」を牽引するディーゼル機関車の入換に使用されていた。現在は、バラストを積むホッパ車の留置に使用されている。また、かつてはこの側線に架線が張られていた。[要出典]
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■五能線 | 上り | 五所川原・鰺ケ沢方面[8] | |
下り | 弘前方面 | 行違い時は3番線から発車 | ||
2 | ■奥羽本線 | 下り | 青森方面[8] | |
3 | 上り | 弘前・東能代方面[8] |
-
ホーム
-
駅舎裏
-
JR川部駅の建物財産票
-
黒石線ホーム
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は285人である。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 480 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 471 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 465 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 419 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 376 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 351 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 336 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 336 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 320 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 300 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 293 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 307 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 311 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 344 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 310 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 310 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 310 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 293 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 285 | [利用客数 19] |
駅周辺
- 青森県道110号黒石藤崎線
- 青森競輪藤崎場外車券売場
- 川部和泉郵便局
- 川部交通(タクシー)
- 黒石警察署川部駐在所
- 川部温泉
バス路線
その他
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 奥羽本線弘前方面と五能線(五所川原方面)を結ぶ列車は、当駅でスイッチバック(方向転換)を行う[1]ため5分前後停車する。
- 五能線の列車は、1960年代頃まで、交通公社の時刻表では当駅が始発・終着となる(=弘前駅まで乗り入れない)列車があった[注釈 2]が、実際の運用上は、弘前駅 - 川部駅間は黒石線の弘前駅発着列車に併結されていた。同様に黒石線の一部の列車も五能線の列車に併結されていたが、交通公社の時刻表では黒石線内の折返し運転となっていた。なお、弘前駅・撫牛子駅掲示の発車時刻表には実際の運用で掲出されていた。ダイヤ改正時に地元新聞社が新聞に折込むチラシ仕様の弘前駅監修の弘前駅列車時刻表でも、実際の運用で記載されていた[注釈 3]。
- 東北新幹線開業前は「千秋」「むつ」「しもきた」「深浦」などの一部の急行列車が、開業後は特急「はつかり」[注釈 4]「たざわ」[注釈 5]や急行「津軽」「むつ」[注釈 6]が停車していたが、現在はすべての優等列車(特急)が通過する。なお、寝台急行「東北夏祭り号」「あおもり」、特急「ふるさとゴロンと号」など臨時列車が当駅に停車することがある。
- 藤崎町東部は藤崎駅よりも当駅の方が近く、奥羽本線と五能線の両列車が利用できるなど利便性が高いため、当駅を利用する住民が多い。また、青森競輪場藤崎場外売場への最寄駅は、藤崎駅ではなく当駅である。
- 当駅の駅舎の建物財産標は「明27年10月」=1894年(明治27年)10月を表示している。武豊線亀崎駅の駅舎は日本最古の現役駅舎とされているが、1895年(明治28年)3月7日に火災で一度焼失したと鉄道局年報に記されている。そのため、当駅の駅舎は亀崎駅の現駅舎より建築時期が古い可能性がある。[不適切な合成?]
- JR東日本東北新幹線新青森開業のドラマCM「トーキョー篇」(出演:三浦春馬、吉幾三)の撮影が当駅と碇ケ関駅で行われた。
隣の駅
かつて存在した路線
- 弘南鉄道
- 黒石線
- 川部駅 - 前田屋敷駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、21頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 『汽車汽船旅行案内』第118号、明治三十七年七月一日発兌
- ^ 『復刻版 明治大正時刻表』(新人物往来社、1998年)所収の汽車汽船旅行案内のうち明治27年11月号、 明治36年1月号、 明治39年4月号、 明治40年3月号、 大正元年9月号が川邊、明治32年4月号と大正4年3月号、大正10年8月号、 大正12年7月号、大正16年1月号が川部
- ^ 川部とするもの「逓信省告示第225号」『官報』1894年11月28日、『鉄道局年報. 明治27年度』、『鐵道作業局年報. 明治30年度』、『帝国鉄道要鑑. 第1版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道院告示第4号」『官報』1912年8月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “連載/県内駅物語 159/JR奥羽線 8/北常盤 川部(かわべ) 撫牛子/通勤・通学の中継駅”. 東奥日報 (東奥日報社): p. 8(夕刊). (2007年1月24日)
- ^ a b c “時刻表 川部駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(川部駅):JR東日本