桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻
ジャンル | ボードゲーム |
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対応機種 | Wii |
開発元 | ハドソン |
発売元 | ハドソン |
プロデューサー |
川田忠之 佐藤裕 三井啓介(総合プロデューサー) |
ディレクター | さくまあきら(ゲーム監督) |
音楽 |
関口和之 池毅 |
美術 | 土居孝幸 |
シリーズ | 桃太郎電鉄シリーズ |
人数 | 1-4人(対戦) |
メディア | Wii用12cm光ディスク |
発売日 | 2009年11月26日[注釈 1] |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 | 22万4,550本[2] |
『桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻』(ももたろうでんてつにせんじゅう せんごく・いしんのヒーローだいしゅうごうのまき)はハドソンから発売のWii用ボードゲーム。桃太郎電鉄シリーズの第19作目である。
概要
据置型ゲーム機の桃太郎電鉄シリーズとしては『16』以来約3年ぶりの新作。Wii版としては『16』の移植版以来2年ぶりとなる。また、シリーズで初めてタイトルに西暦表記を採用した[3][注釈 2]作品。当初は前作『20周年』のグレードアップ移植版として開発が始まったが[4]、追加要素が多くなったため、新作として発売することになった[3]経緯がある[注釈 3]。
「はじめてでも夢中になれる!」をキャッチフレーズにCMイメージキャラクターは5年ぶりに一新され、ケンドーコバヤシと山本梓が起用された[注釈 4]。また、後の2011年1月20日に、みんなのおすすめセレクションとして本作の廉価版が発売された。
2012年に株式会社ハドソンはKDEに吸収合併されたため、本作はハドソンから発売された最後の据置機向けシリーズタイトルとなった。また本作は土居孝幸がすべてのキャラクターのデザインを手掛けた最後の家庭用据置機シリーズタイトルとなっている[5](携帯機を含めた家庭用タイトルとしては『桃太郎電鉄WORLD』が最後)。
ゲームモード
- ひとりで桃鉄
- 1人でCOMキャラ2人と対戦する1人用のモード。以下の3つのゲームで対戦が可能。
- いつもの桃鉄
- 1-100年の中から設定した年数をプレイして総資産を競うモード。
- 桃鉄10年トライアル!
- 10年プレイして総資産の全国ランキングに挑戦するモード。ゲームの成績はニンテンドーWi-Fiコネクションで送信し、ランキングに登録することができる。
- 桃鉄3年決戦!
- 3年プレイして総資産を競うモード。初めから1億円と「急行周遊カード」「ぶっとびカード」を1枚ずつ持ってゲームが開始し、「いつもの桃鉄」とはゲームバランスが一部異なっている。
- みんなで桃鉄
- 2-4人用のモード。以下の3つのモードで対戦が可能。なお、人間1人でCOMキャラ3人と対戦したい場合は、このモードでゲームを開始し、ゲーム中の「その他」コマンドでプレイヤーの設定を変更する必要がある。
- いつもの桃鉄、桃鉄3年決戦!
- 上記と同内容のルールで2-4人で対戦する。
- Wi-Fiで対戦!
- ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して、遠くにいるプレイヤーやフレンドとオンラインで対戦するモード。見知らぬプレイヤーとは「桃鉄3年決戦!」のみで、フレンド同士だと「いつもの桃鉄」「桃鉄3年決戦!」で対戦が可能。
前作からの変更点
- タイトルのロゴデザインが江戸文字勘亭流から丸ゴシック体になり、メッセージのフォントも丸ゴシック体に変更。
- Wii版のシリーズ作品としては初の、クラシックコントローラが使用可能となった。また、クラシックコントローラPROやゲームキューブコントローラも使用できるが、ヌンチャクは使用できない。
- 『20周年』で採用されたWi-Fi対戦を、据置型ゲーム機のシリーズでは初めて採用した。
- オンライン対戦中に会話が可能な「Wiiスピーク」がシリーズ初採用[注釈 5]。
- 目的地となる候補の駅に「ぶっとび駅」と「宝くじ駅」が追加された。
- 歴史ヒーローは、戦国・維新時代に活躍した人物が8人増加。前作の「水戸拷問」が削除され、計27人になった。また、「源義経」の出現対象駅が平泉から京都に変更された。
- 本作のゲストボンビーは、「エアプレンボンビー」と「バクレツボンビー」。
- 「桃鉄3年決戦!」では、初めから「急行周遊カード」1枚に加えて「ぶっとびカード」1枚を持った状態でスタートする。
- 持ち金の上限である99兆9999億9990万円を超えた分の収入は、「予定納税として国に納める」という設定が追加された[注釈 6]。
- COM(コンピュータ)キャラに「天邪鬼」(あまのじゃく)と「黄鬼」(きき)が追加され、最初から選択できるCOMキャラの人数が過去最高の12人になった[注釈 7]。
- COMキャラがカードを売買する時のメッセージが前作よりさらに省略され、リスト表は表示されず「○○は××カードを手に入れた(売った)!」というウインドウのみ表示[注釈 8]。
- 路線の標示が『16』同様に地形図においてJR路線を表す白黒の線ではなく、線路に再変更された。
- 鉄道購入システムが復活し、マップに「鉄道省駅」が設置されている。ただし、本作では相手プレイヤーが所有する鉄道を乗っ取るには、「10倍乗っ取り」システムを使うしかない。なお、『DS』で物件の「増資」システムが廃止されているため、鉄道の「増資」も不可能になっている。
- マップの広さ・物件数が前作の約1.5倍になった。本作で登場する「物件駅」は248駅(36駅増)、物件総数は1722件(534件増)[注釈 9]。
- 物件大幅増加に伴い、物件や鉄道の価格が全体的に上がっており、特に「桃太郎ランド」は10兆円に値上げされている[注釈 10]。
- 駅によっては、1駅あたりの物件数が大幅に増加している。
- 独占によりマップ上の駅名の看板がプレイヤーの色になるシステムが復活した。ただし、物件の「増資」が『DS』から廃止されているため、1つの「物件駅」を独占するだけで、その駅と看板の色が両方同時に変化する。
- 「鉄道省駅」も独占することで看板の色が同様に変化し、所有しているすべての路線の収益率が5%ずつアップする。
- 「みらい超特急」が復活。ルートは『16(GOLD)』(Xbox 360版)と同じ小樽 - 博多間。
- 大阪にも大阪環状線を形成するルートが新たに追加された。これにより、「物件駅」に鶴橋・天王寺および大阪環状線から分かれる形で新設されたなんばが加わった一方、従来は環状線の一部と関西本線で繋がっていた大阪と奈良が分断された[注釈 11]。
- 新たな空港駅として愛知空港が登場する[注釈 12]。
- 「桃鉄10年トライアル!」で中断セーブが出来るようになった[注釈 13]。
- 「スリの銀次の当たり年」以外でも、「プラス駅」でスリの銀次が出現するようになった[注釈 14]。ただし当たり年でも、「物件駅」「急行駅」「3カード駅」「銀河駅」などにはスリの銀次は登場しない。
- 『V』同様に、設定で決算画面を省略できるようになった。
- 上位のボンビーが出現すると地上の風景が変化する演出は、そのボンビーがついているプレイヤーが「銀河鉄道」マップにいると発生しなくなった[注釈 15]。
- 「ボンビラス駅」の効果が変更された。止まると従来通り所持金が減るスロットに加えて、さらに「副賞」として損害系カードを必ず1枚引かされるスロットが出現する[注釈 16]。
- ヘリコプターや「エアプレンボンビー」の悪行で到着した駅も「全駅踏破」の対象としてカウントされる。
- 借金が極端に多くなると、公的資金注入という形で借金が帳消しになり、さらに年数に応じて100億円 - 1000億円がもらえるイベントが発生することがある。
イベントの変更点
- 「里見八犬伝」イベントで「八徳の玉」を揃えると、次に館山が目的地になるまで発生しなくなった。また、1人2回以上達成しても到着金のさらなる増額はないが、副賞として「3つの願いカード」がもらえる。
- 『G』以来、「ドジラース」が復活。今作では「モモトラマン」が登場しないので被害を防げない。また、大きな変更点として、これまでの作品では「駅の破壊」は「物件の所有権の消失」に過ぎなかったが、今回のドジラースが破壊するのは「駅そのもの」であり、破壊された駅は約1年間通行不能となる[注釈 17]。ターゲットは必ず現在の目的地で[注釈 18]、破壊されると目的地が到着不可能となり(銀河鉄道のゴール時点も一時的に封鎖される)、貧乏神も一時的にいなくなる。
- 人間のプレイヤーにときおり、4択の「日本一クイズ」が出題される[注釈 19]。正解すれば年数に応じた賞金がもらえ、不正解でも罰金はない[注釈 20]。
- 紅葉前線のイベントがあり、その都市を所有しているプレイヤーには臨時収入が発生する。
- スギ花粉のイベントが発生することがあり、3月から5月までプレイヤー全員のサイコロの出目が「1~3」しか出ない確率が高くなる。
- 64年目以降、突発的に大地震が起こることがある。地震が起こると、一帯の物件を所有しているプレイヤーは多額の被害を受ける。災害としての大規模な地震は『III』の「大地震カード」以来だが、それとは異なり物件の所有権は消滅しない。
- 特定の都市を独占すると、集中豪雨により物件が被害を受けるイベントが発生することがある。
- 電車伝助でサイコロ移動後、まれにカードをもらえることがある。
- 『16』で登場した種子島宇宙センターと月面マップは登場しない。
- 佐世保の通信販売会社を所有していると通販の誘いが来て、「桃太郎ランド」を除く物件を10回払い・1割引で購入することができ、粗品としてカードを1枚もらえる。「クレジットカード」と同様に最後の年にはこのイベントは発生しない。
- すべてのプロ野球チームの物件を1人で所有すると、ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) のパロディ「ワールド・ピーチ・クラシック 」(WPC)のイベントが発生し、日本代表チーム「桃太郎ジャパン」が世界に挑む。優勝すると多額の賞金が入るが、負けると損害が出てしまう。
カードの変更点
- 登場するカードの総数は過去最高の152種類[注釈 21]。
- カードが再び「急行系」「便利系」の2つに分類されるようになり、『16』同様に急行系5枚+便利系8枚=合計13枚まで持てるようになった。
- 新登場のマスとして「カードバンク駅」「3カード駅」がある。
- 「いつもの桃鉄」32年目と64年目に、全国の「カード売り場駅」の品揃えが変わる。32年目では大網駅・佐久間駅・指宿駅で「新幹線周遊カード」が販売し始め、64年目では全国の売り場のラインナップが一新する。
- 「リニアカード」が『16』同様の「サイコロ8個をふって出た目の合計進む」効果になった。
- 「徳政令カード」の「カード売り場駅」での販売価格が無料(0円)になった。
- 旧作の「ポイントカード」がコマンドの「お楽しみ」枠に「ポイント」として固定されたため、「カード売り場駅」でカードを買うと必ずポイントを貯められるようになった[注釈 22]。ポイント還元率は15%で、末尾に「0」のつく年は25%になる。ただし、ポイントが使用できるのはカードを買った翌月以降。
- 使ってもターンが終了しないカードは、そのカードの説明文の末尾に「◎」が付くようになった。
- 「バキュームカード」など、これまでの作品では使うとターンが終了したが、本作より使ってもターンが終了しなくなったカードがある。
- 「ダビングカード」「徳政令カード」「イエローカード」などを使うと、「ご愛願キャンペーン」によりターンが終了しない場合がある。
- 「デビル派遣カード」の効果が一部変更された。相手のカード袋が空いていない時でも使用でき、相手が持っている他のカードをデビル系カードに変身させることも可能になった。
- 「すずめの涙カード」を使うと手持ちの「時限爆弾カード」を消せるようになった。
- 「銀河鉄道カード」を使うと、「銀河鉄道」マップのスタート地点に到着した瞬間から持ち金を増やせる[注釈 23]。
- 本作のラリーカードは「駅舎ラリーカード」であり、このカードを入手するとコマンドの「お楽しみ」枠に入る。
新カード
- ラストデビルカード
- キングデビルを超える究極最悪のデビルカード。入手するとしばらくの間、毎月キングデビルを上回る多額のお金を奪われる。耐性能力も高く、「おはらいカード」や製薬会社の「デビキラー」で消すことができず、人間プレイヤーの「絶好調」・COMキャラの「黄鬼」の特殊効果・「ナマハーゲン」を除く名産怪獣・「ボンビー・モンキー」で消すこともできない。
- 「シュレッダーカード」や「となりの芝生カード」など各種カードの使用、ボンビーや「ナマハーゲン」および歴史ヒーロー・COMキャラの「妖鬼妃」の「絶好調」、他のプレイヤーの「豪速球カード」や「便利系消滅カード」等各種カード破壊系カードの使用時の攻撃や「時限爆弾カード」の爆発・COMキャラの「無邪鬼」の「絶好調」のうんち系カード変換イベントで消せるほか、「カード交換カード」や「シャッフルカード」で他のプレイヤーに譲渡することが可能。また、「カードバンク駅」にこのカードを預けている間は所持金を奪われなくなる。
- プロテクトカード
- 自分の独占している物件駅にシェルターを建設し、10年間保護するカード。プロテクトした物件は持ち金がマイナスになっても手放さずに済み、貧乏神の物件売却や相手の各乗っ取り攻撃[注釈 24]も防げる。同時にプロテクトできるのは5都市までで、ハリケーンボンビーの攻撃対象の優先順位は下げられるが、キングボンビーの「サイコロ5対10対決」には効果がない。また、期限切れになる前にカードを再使用すれば、効果が10年間延長される。
- 格好の標的カード
- 標的にされたプレイヤーに対する攻撃系カード(「冬眠カード」、「ふういんカードなど」)の成功率が、数か月間100%になるカード[注釈 25]。
- 超・乗っ取りカード
- 他のプレイヤーが独占している物件駅を1駅丸ごと乗っ取り、自分のものにするカード。ただし、「プロテクトカード」で保護された都市や「桃太郎ランド」がある岡山、「鉄道省駅」では使えない。
- 銀河の夢カード
- 「銀河鉄道」のスタート地点に移動してサイコロを1個振り、1か6が出れば銀河鉄道に残れるカード。
- 2~5が出た場合、1回だけ銀河駅のイベントが発生し、その後目的地以外のどこかの物件駅に強制送還される。
- 社長専用ヘリカード
- 目的地以外の好きな物件駅を指定して、ヘリで移動できるカード。到着後はその駅の物件購入も可能。
- カードバンクカード
- 手持ちのカードをその場で「カードバンク駅」に預けることができるカード。
- 3つの願いカード
- 八徳の玉を全て集めると入手できるカード。つかうたびに、用意された5枚の強力なカードの中から好きなものを1枚ずつ入手できる。計3回使用すると無くなる[注釈 26]。使用してもターンを消費しないが、「ダビングカード」や「ダビング駅」で複製することは不可能。
- 負け惜しみカード
- 1つ前の目的地だった駅にヘリで移動するカード。
- シンデレラカード
- 物件駅で使うと「桃太郎ランド」を除く物件を1件無料で手に入れることができるカード。しかし、入手したその年の12月までに使用しないとこのカードは「徳政令カード」に変化する。12月にこのカードを入手した場合は、翌年の12月が期限になる。
- 999カード
- 「64カード」の上級種で、合計999マス移動しないと消えないカード。ヘリコプターやワープで移動したマス数はカウントされない。
- 買い物禁止カード
- 使うと他のプレイヤー全員が1年間物件やカードが買えなくなるカード。成功率は低め。
- ヘリ禁止カード
- 使うと他のプレイヤー全員がしばらくの間ヘリコプターに乗れなくなるカード。「ヘリ禁止カード」の対象となるのは「ぶっとびカード」や「社長専用ヘリカード」等のヘリで移動するカードや、「ぶっとび駅」。ただし、ワープは可能[注釈 27]。
- キューピッドカード
- 自分以外のプレイヤー2人を強引に同じマスに集められるカード。
- お役御免カード
- 自分に加勢している歴史ヒーローの中から1人、都市の独占を崩さずに解任することができるカード。
- リニア周遊カード
- 使うとリニアカードと同じ効果が発生し、何回か使うと無くなる急行系最強のカード。歴史ヒーローの伊達政宗の効果でのみ新規に入手できる。
- うんち禁止カード
- 他のプレイヤー全員のうんち系カードを数か月使用できなくするカード。貧乏神がうんちを落とす悪行には無効。
- カードセット
- 同じカードが複数枚のセットになったもので、周遊系カードのように複数回使うことができる[注釈 28]。末尾に書かれた数字が使用できる残りの回数であり、例えば「刀狩りセット3」なら、3回使える刀狩りカードという意味である。ただし設定上は「カードの束」なので、周遊カードとは異なり「期間延長カード」は使用できず、ダビング時は残り回数がそのままコピーされるほか、「周遊禁止カード」の対象にはならない。
再登場
- スリの銀次カード
- 指定した他のプレイヤー1人にスリの銀次が出現する確率を、1年程度上昇させるカード(上昇する確率は30・50・70ポイントのうちランダムに決定される)。『III』-『HAPPY』での同名のカードとは効果が異なっている。
COMキャラクター
名前の ( ) 内はゲーム内での名義。桃鉄10年トライアル!は風神とあしゅらのみ。
- あまのじゃく(アマノ)
- 階級は無段で、基本的に初心者向き。本人が汽車の代わりにマップを歩くため[注釈 29]、目的地到着時の演出が特殊なものになっている。いい加減な性格で、目的地を長期間無視するなどゲームの基本に則らない行動も起こす。
- 「金は天下の回り者」といい、他のプレイヤーから毎月ランダムに1人選んでごく小額を集金するが、他のプレイヤーに重なられると所持金・カード・物件のどれかをランダムで奪われる弱点もある。ときおり、自分以外のプレイヤーの名前を勝手に変えてしまうことがある[注釈 30]。
- 絶好調になると、最初の月に地上にいる他のプレイヤー全員を海上のマスに飛ばす[注釈 31]。相手のターンの時に、全ての「プラス駅・マイナス駅・カード駅・ナイスカード駅・スーパーカード駅・3カード駅・急行駅」を「0駅・?駅・ぶっとび駅・ブラック駅」のいずれかに変えてしまう[注釈 32][注釈 33]。さらに、年数に応じてサイコロが2~3個に増える。
- 発祥地は長岡。
- まめ鬼(まめオニ)
- 階級は初段、初心者向き。サイコロをふっても1-3しか出ない。また、カードは入手してもほとんど使わず、物件購入もいい加減。
- 絶好調になるとサイコロの出目が1-6になり、他のプレイヤーに手持ちのカードを配ることがある。
- 発祥地は小田原。
- 赤鬼(あかオニ)
- 階級は二段、初心者向き。弱いが「ふういんカード」を使うことがある。
- 絶好調自体は存在するが、特に何も変わらない。
- 発祥地は館山。
- むじゃ鬼(むじゃき)
- 階級は三段、初心者向き。うんちが大好き。
- 絶好調になると、「うんち」コマンド[注釈 34]が追加されるほか、自身に「うんち突入カード」の効果を付与し、うんちがあるマスを通行できるようにする。また、他のプレイヤー全員の便利系カードを1枚うんち系カードに変化させてしまうことがある。これらの攻撃を行ってもターンが終了しない。なお、彼が絶好調の間は「うんち禁止カード」は使用できない。
- 発祥地は小倉。
- 黄鬼(キキ)
- 階級は四段、初心者~中級者向き。頭はあまりよくないが、カードを使っても消えないうえ、「ラストデビルカード」「時限爆弾カード」を除く損害系カードは入手直後に消去する。
- 絶好調になるとサイコロの数が増え、自分が持っているカードを他のプレイヤーに配ることがある。下位のプレイヤーほどもらえる確率が高い。
- 発祥地は登米。
- 馬鬼(うまオニ)
- 階級は五段、中級者向き。「プラス駅」と農林物件が大好き。カードはすぐ売る。目的地へは向かうものの、購入可能な農林物件がある駅に停まることが多い。
- 絶好調になると、所有する農林物件の収益率が10%上昇し、「カード駅」で急行系カードを引きやすくなる。
- 発祥地は宮崎。
- 餓鬼(ガキ)
- 階級は六段、中級者向き。食品物件が大好き。頭はそれほどよくないため決して強いとはいえないが、攻撃系カードを多用するので初心者では勝つのは難しい。目的地へは向かうものの、食品物件が購入可能な駅、または「カード駅」に停まることが多い。
- ときおり、他のプレイヤーが持っている食品物件を食べて所有権を白紙にしてしまうこともある。
- 絶好調になると、年数に応じてサイコロが2~4個になり、攻撃系カードの命中率が3倍になり、彼が所有する食品物件の評判が上昇する。
- このキャラクターに限り、絶好調以外の特殊状態も存在する。
- パーフェクト
- 絶好調時に「パーフェクト」状態になることがある。サイコロは同様に2~4個になり、食品物件の評判がさらに上がり、攻撃系カードは必中になるほか、「パーフェクト」状態の間は本人以外のプレイヤーは食品物件を一切買えなくなる。
- スランプ
- 発動時のモーションは絶好調の時と同じ。サイコロが1~3しか出なくなり、攻撃系カードの命中率が極端に低くなる。「スランプ」中は黒い星が汽車につく。
- 発祥地は大阪。
- 妖鬼妃(ようきひ)
- 階級は七段、中級者向き。
- 絶好調になると、毎ターン開始時に他のプレイヤー1人に「妖しい踊り(毎ターンカードを1枚落とさせる)」[注釈 35]・「妖しい目つき(眠らせる)」[注釈 36]・「妖しい炎(桃太郎ランド以外の物件1つの所有権を消す)」のどれかの攻撃を行う。なお、他のCOMキャラのようにサイコロの数は増えない。
- 発祥地は秋田。
- 風神(ふうじん)
- 階級は八段、中級者~上級者向き。ぶっとび系カードが大好き。「カード駅」によく止まり、物件は買えるだけ買う。普通の強さではあるが、攻撃系カードは積極的に使用し、カードも比較的上手に使うので、それなりの実力が無いと勝つのは難しい。
- 絶好調になると、年数に応じてサイコロが2~4個に増えるほか、「ぶっとび」コマンド[注釈 37]や「シャッフルコマンド」[注釈 38]が追加されるうえ、「ぶっとび」コマンドを使うと極端に目的地に入りやすくなる。また、本人以外が持っているぶっとび系カードを全て消去することもある。
- 発祥地は八戸。
- あしゅら
- 階級は九段、上級者向き。貧乏神が大嫌いであるため、目的地よりも貧乏神を他のプレイヤーになすりつけることを優先する。総合力が高く、相当強くないと勝つのは難しいといえる。
- 卑怯なことを好まないため、攻撃系カードは使用しない。また、一匹狼の性格から歴史ヒーローの加勢や「忍者のっとりクン」の支援は基本的に断るので、付け入る隙も多い。また、絶好調時の「えんま」の絶好調誘発の呼びかけにも応じない。
- 攻撃系カードを使わないこと以外は基本行動・物件購入・ワープ駅使用については「風神」と同じ。
- 絶好調になると、まず「武器よさらばカード」を入手する。さらに「三面六臂(さんめんろっぴ)」の能力によりサイコロが2つに増え、1ターンに3回行動するようになる。また、近くに貧乏神をつけたほかのプレイヤーがいると、吹き飛ばして遠くに追い払うこともある。
- 発祥地は奈良。
- えんま(エンマ)
- 階級は名人、上級者向き。標準的な性格だが総合力が高いため、「あしゅら」同様、相当の実力がないと勝つのは難しい。
- 「あしゅら」と同じく貧乏神を嫌い、対策も欠かさない。カード使用については進行系・便利系を問わず効率よく使用し、物件は予算と利益を計算して合理的な買い方をする。また、鬼族の大王様ということで、自分が借金を抱えていない状態でも「徳政令カード」を使用することがある。
- 絶好調になると、まず「ふういんカード」を入手し、さらに鬼たちからのお祝い金と称して臨時収入を得る。また、年数に応じてサイコロの数が4~6個に増加するほか、「あしゅら」を除く他のCOMキャラも絶好調にすることがある。
- 発祥地は別府。
- さくま
- 階級は鉄人、上級者向き。最強のCOMキャラで、確率に左右される場面でいい出目を引き当てやすい。貧乏神対策やカード攻撃も積極的に行い、物件購入や行動、ワープ駅使用などについては「えんま」と同じ。
- 物件駅に停まると、「桃太郎ランド」を除く他人の物件1つを3倍の価格で強制買収することがある。買収に使用された資金は相手のプレイヤーに渡る。
- 絶好調になると、まず「マイナス駅」が全て「プラス駅」になり、ラッキー運が急上昇し、年数に応じてサイコロが6~8個に増える。また、「プラス駅」の収入が通常の5倍になるほか、ほとんどのカードによる攻撃を受けつけなくなる。また、絶好調自体の期間がかなり長い。
- COMキャラが全員「さくま」の時は全員同時に絶好調になることもある。
- 発祥地は京都。
名産怪獣
以下の全20体が登場する。
新怪獣
- エチゴヤ怪獣ダイカーン
- 新潟駅に停まると一定の確率で出現。
- プレイヤーに献上金を強要する代わりに、新潟県内の駅で誰も所有していない物件をプレイヤーにくれる。
- 凍結怪獣リューヒョーン
- 網走駅に停まると一定の確率で出現。
- 手持ちの急行系カード1枚と引き換えに他のプレイヤー1人を凍らせる。凍った相手はしばらく行動不能になる。
- 凍らせる相手は選べるが、どの急行系カードを引き換えるかはランダムに決定される。
- うずしお怪獣ナルトン
- 鳴門駅に停まると一定の確率で出現。
- プレイヤーを渦潮に引きずりこんで海上のマスに飛ばす。
- サツマイモ怪獣プープー
- 鹿屋駅に停まると一定の確率で出現。
- しばらくの間プレイヤーをオナラが止まらない体質にする。この際、姿もプープーと同じになる。他のプレイヤーが近くにいると、「オナラカード」とほぼ同様の効果で吹き飛ばす。絶好調になるとこの状態は解除されるほか、銀河鉄道やボンビラス星では効果がない。
- 阿寒湖怪獣マリモーン
- 北海道の阿寒湖に一定の確率で出現。出現すると貴重なカードを5枚集め、出現後に最初に阿寒駅に止まったプレイヤーは、その5枚の中から好きなカードを3枚入手できる。必ず3枚選ぶ必要があるため、1枚目を選ぶと拒否できなくなる。
- カードの受け取りを断ると「いい度胸してますね。目的地の近くまで届けてあげましょう」と言って、目的地の近くまで届けてくれる。
- 訪れた直後に再び「マリモーン」が出現する場合があるが、その時は「足踏みカード」や「徳政令カード」といった1ターンを消費する動かないカードを使えば、マスに到着したとみなされる。
前作から登場している怪獣
- 田子怪獣ニンニクー
- にんにく畑を独占して田子駅に停まると低確率で出現し、「229カード」をくれる。
- 男鹿半島怪獣ナマハーゲン
- 2月に秋田駅から13マス以内にプレイヤーが誰か一人でもいると一定の確率で出現。急行系カードや「テレポートカード」を駆使して、重なった全てのプレイヤーになんらかの悪行をする。悪行の種類は「持ち金を半額奪う」「持っているカードを3~5枚捨てる」「『桃太郎ランド』を除く、所有している物件を3~5件奪う」の3つ[注釈 39]。その他にも「ぴったりカード」を使用して確実にプレイヤーに重なったり、「サミットカード」でプレイヤー全員を集めて襲うこともある。
- 鉄器怪獣アイアンナンブ
- 貧乏神がついた状態で盛岡駅または盛岡駅から1マス先の駅に停まると一定の確率で出現。「アイアンナンブ」と貧乏神が対決し、「アイアンナンブ」が勝てば貧乏神が数ターン気絶する(気絶している間は悪行を行わなくなる)。
- 高原怪獣ヒショッチ
- 7月に軽井沢駅に停まると一定の確率で出現し、バカンスということで7~8月の行動ができなくなる。
- 茶畑怪獣チャカテキーン
- 捨てられないカードを持っている時に静岡駅または静岡駅から3マス以内の駅に停まると一定の確率で出現。「ラストデビルカード」を除く、所持している損害系カードを全て消してくれる。
- 尾張怪獣シャチホコゴン
- 名古屋駅に停まると一定の確率で出現。出現すると、無条件でプレイヤーに大金をくれる。
- 真珠怪獣パールくん
- 目的地が鳥羽駅の時に到着すると出現。周辺のマスに「ミニパールくん」がばら撒かれ、約1年以内に拾うと臨時収入を得られる。なお、そのマスのイベントは通常通り発生する。
- めんたい星人ピリピリ
- 博多駅に止まると一定の確率で出現。明太子ごはんを何杯食べるかと聞かれ、サイコロを1個ふり5か6の目が出ると「絶好調カード」をくれる。『16』と異なり、6だけでなく5でも成功となる。
- 長崎怪獣サラウドン
- 一定の確率で出現。今回は神戸駅だけでなく仙崎駅・金沢駅・小浜駅にも現れ、サイコロを振って偶数の目を出すとカードをくれるが、奇数を出すと長崎駅まで強制的に移動させられる。
- 魔よけ怪獣シーサー
- 目的地が那覇の時に到着すると出現。登場時に「ラストデビルカード」以外の手持ちの損害系カードを消してくれるほか、地名のついたカードか「千載一遇カード」を毎月1枚くれる。貧乏神と同様にプレイヤーに取りつくので、なすりつけも可能。次の目的地に誰かが到着するか、一定期間が過ぎるとマップから退場する。
- えひめ怪獣ミカーン
- カード売り場駅の「新居浜」に停まると一定の確率で出現。プレイヤーを目的地の1マス手前に飛ばし、サイコロを振って1が出ると目的地に到着でき、2を出すと飛んだマスに残れるが、3以上の目を出すと再び新居浜に戻される。
- ハワイ怪獣アロハメハ
- 目的地がハワイの時に到着すると出現。毎月ランダムにプレイヤー全員のうち誰か1人を水柱で攻撃し、攻撃されたプレイヤーは1ターン行動できなくなる。たまに攻撃を外すこともあるほか、銀河鉄道やボンビラス星には攻撃が届かない。次の目的地に誰かが到着するか、一定期間が過ぎるとマップから退場する。
過去作品から復活した怪獣
- 北の恋人怪獣ピヨピー
- 目的地が札幌駅の時に到着すると出現。一定期間、該当プレイヤーの番だけ全ての「プラス駅・銀河駅・マイナス駅・カード駅・ナイスカード駅」を、まとめて「スーパーカード駅」に変化させる。
- 大谷石怪獣大岩五郎
- 8月に宇都宮駅から15マス以内に2人以上のプレイヤーがいると一定の確率で出現。登場している間は宇都宮駅が通行不能になり、今回はランダムでプレイヤー1人に砲撃かカードを2~3発撃つ。命中率は宇都宮からの距離で変動し、砲撃が命中すると、その場で列車の修理代を払わされ、カードが命中すると、カードを入手できる。
- なにわ怪獣タコヤキング
- 大阪駅に停まると一定の確率で出現。お互いがサイコロを8個ずつ振って出た目の合計数で勝負をし、勝つと「地方へ!カード」が手に入るが、負けた場合はたこ焼き1年分と称してお金を払わされる。
ボンビー
以下は全て、PSP版『タッグマッチ』にも登場している。
レギュラーで登場
- 貧乏神
-
- 新悪行
- 省エネと称し、しばらくの間サイコロの出目を1か2しか出ない状態にする。この悪行はサイコロをふる場面ならどんなときにも効力があり、移動時のサイコロだけでなく、イベントで振るサイコロやキングボンビーの悪行にも影響する。
- プレイヤーがいるマスにうんちを落とす。
- 4択の地図記号クイズを出題する。間違えた場合は罰金を取られる。
- 新悪行
- キングボンビー
- 今作から「3、2、1、GO!」の変身時にキングボンビーの顔がズームする演出が採用された[注釈 40]。
- 新悪行
- 便利系カード欄を「…に行け!カード」で埋めつくす。
- 1種類のカードをキングボンビーが大量に買ってくる。サイコロ5個を振って出た目の合計と同じ枚数だけそのカードを購入し、カード欄に入るだけ手に入るが、代金は全てプレイヤーが支払う。
- 「カード売り場駅」でためたポイントを0にする。
- サイコロ10個振りの悪行が、まれにサイコロ30個振りになることがある。
- 新悪行
- ミニボンビー
-
- 毎月少額のおこづかいをプレイヤーから奪う。
- まれに急行系カード[注釈 41]を拾ってくることがある。
- ボンビー・モンキー
-
- 最初の月に借金がある場合、借金を帳消しにし、「ラストデビルカード」以外の手持ちの損害系カードを全て消してくれる。
- 毎月3枚のカードのうち好きなカードを1枚くれる。
- ハリケーンボンビー
- 毎ターン終了時に竜巻を起こし、とりついているプレイヤーが所有する物件を一度に数件吹き飛ばす。画面内にいる他のプレイヤーも巻き添えで物件を吹き飛ばされ、吹き飛ばされた物件は誰も所有していない状態になる。ただし、「プロテクトカード」でプロテクトしている物件や「桃太郎ランド」は攻撃の優先順位が低い。
ゲストボンビー
- エアプレンボンビー
- とりついたプレイヤーを目的地を除くどこかの物件駅に飛ばし、動いたマス数に応じたお金を「航空運賃」として奪う。ただし、宇宙ではプロペラが動かないため、「銀河鉄道」にいるときは悪行を行わない。
- バクレツボンビー
- 「いつもの桃鉄」では16年目以降に登場する。とりつかれてから通算9マス以上移動すると停止した場所で爆発を起こし、とりつかれているプレイヤーは持っていたカードを全て失い、本人を含めた5マス以内にいる全プレイヤーは多額の列車の修理代を払わされる。1度爆発するか、しばらく経つと貧乏神にもどる。
- 「ヘリコプターで移動するカード」(「ぶっとびカード」や「ぶっとび周遊カード」など)や「ぶっとび駅」を使った場合は移動したマス数としてカウントされるが、「ワープして飛ぶカード」(テレポートカードやサミットカードなど)や「ワープ駅」は使用しても移動した数にはカウントされない。なお、他のプレイヤーになすりつけると、それまでの移動数はリセットされる。
- 歴史ヒーローの高杉晋作(目的地に接近)・坂本竜馬(超高速船)・武田信玄(目的地から遠ざかる)による移動でもカウントされるが、源義経(八艘飛び)・大久保利通(廃藩置県)での移動はカウントされない。
- また、急行系カードやぶっとび系のカードなどの、9マス以上進んでしまう可能性があるカードを使おうとした場合は、他の社長になすりつけられる確証があるかどうかの確認メッセージを秘書が告知してくれる。
歴史ヒーロー
( ) は独占すると現れる駅。
北海道・東北地方
- クラーク博士(札幌)
- 「少年よ、大志を抱け」の格言にちなんで、プレイヤーの所持金を使ってなくなる寸前まで高額なものの順に物件を勝手に購入してくる。ただし、購入特典がある原宿の「探偵会社」、浜松の「新幹線車両工場」、岡山の「桃太郎ランド」は対象外。
- 伊達政宗(仙台)
- 手持ちの急行系カードを上位のカードにランクアップしてくれる。「リニア周遊カード」を新規に入手する方法は、このヒーローの効果のみ。
関東地方
- 那須与一(那須)
- 貧乏神のくじ引きの悪行のように、サイコロを振った目に応じて物件を無料で手に入れることができるが、ハズレもある。また、「桃太郎ランド」は候補にならない。
- 水戸黄門(水戸)
- 急行系カードまたは「スペシャルカード」をくれる。
- 時代劇でおなじみの悪代官懲罰にちなんで、「桃太郎ランド」を除く他のプレイヤーの物件を乗っ取る。また「桃太郎ランド」がある岡山駅を除く、他人が独占している物件駅を丸ごと乗っ取ることもある。
- 日本で初めてラーメンを食べたことにちなみ、ラーメン屋の物件をくれる。
- ネズミ小僧 (浅草)
- 江戸をにぎわした義賊。他のプレイヤー1人からお金やカードを盗んでくれる。
中部地方
- 武田信玄(甲府)
- 「風林火山」にちなんで、ランダムで下記のどれかを実行する。
- 「風」
- 他のプレイヤー1人をサイコロの数だけ遠くする。
- 「林」
- 他のプレイヤー1人へ「牛歩カード」、他のプレイヤー全員に「ふういんカード」「冬眠カード」のいずれかの攻撃をしかける。
- 「火」
- 他のプレイヤーの持ち金に被害を出す。
- 「山」
- 他のプレイヤー1人をしばらく行動不能にする。対象のプレイヤーがいるマスに巨大な岩を落として動けなくするため、そのマスはしばらくの間通行不能となる。
- 上杉謙信(上越)
- 「桃太郎ランド」を除く他のプレイヤー1人の物件を何件か奪ってくる。
- ただし、「敵に塩を送る」にちなんで、他のプレイヤー1人へ持ち金の一部を渡してしまうことがある。
- 織田信長(岐阜)
- 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の名文句にちなんで、他のプレイヤー1人のカードを数枚叩き割る。
- まれに他のプレイヤーについている貧乏神をキングボンビーに変身させることがある。
- 味方になったプレイヤーの所有している「時限爆弾カード」を破壊してくれることがある。
- 豊臣秀吉(名古屋)
- 「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」の名文句にちなんで、「増資」と称してプレイヤーが所有している物件の収益率を上げる。
- 刀狩り、太閤検地にちなんで、「刀狩りカード」または「太閤検地カード」をくれる。
- サルに似ていたエピソードにちなんで、他のプレイヤーにとりついているボンビーを変身させてボンビー・モンキーを連れてくることもある。
- 徳川家康(岡崎)
- 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」という名文句にちなんで、3~6か月かけて1つの物件駅の収益率を2倍にする。
- 明智光秀(土岐)
- 堺の商人から集めた軍資金と称して、資金を調達してくれる。
- 「桃太郎ランド」を除く未購入物件を1割引~半額で購入する。
- 6月の初めに京都駅にいると、自分の総資産の3分の1に当たるお金を奪って被害を与え、仲間から離脱する[注釈 42]。
- このイベントの後、土岐を買い占め直しても「明智光秀」は二度と現れなくなる。
近畿地方
- 源義経(京都)
- 目的地からある程度離れている場合、「八艘飛び」にちなんで8か所の物件駅の中から1か所を選択して、列車ごと空中移動できる[注釈 43]。ただし、目的地に近い場所が入っているとは限らないため、断ることも可能。到着先の駅の物件は買えないが、ターンは終了しない。
- 武蔵坊弁慶(御坊)
- 独占後しばらくしてから登場することがある。
- 千本の太刀を奪おうと悲願したことにちなんで、他のプレイヤーや「カード売り場駅」からカードを1枚奪ってくる。京都五条大橋から奪ってくることもある。
- 源義経も加勢していると、「弁慶の立ち往生」にちなんでカードによる攻撃を阻止してくれることがある。
- 紀伊国屋文左衛門(和歌山)
- 加勢時に袖の下(お金)を持ってきてくれる。
- カードを捨てると、その捨てたカードを1/5の値段で買い取ってくれる。代金は初回はその場で、2回目以降は毎年1月に合計分が支払われる。
中国・四国地方
- 平賀源内(さぬき)
- エレキテルを発明したことにちなんで、以下の発明品でさまざまな効果をもたらす。
- アシドメール
- 他のプレイヤー1人を3回分動けなくする[注釈 44]。
- チカクナール
- 目的地の近くに移動する。
- ブッケンカーウ
- 「桃太郎ランド」を除く物件を1件半額で購入できる。
- ブッケンゼンブー
- まだ誰も買っていない1つの物件駅の物件を、全て半額で買うことができる。ただし、「桃太郎ランド」がある岡山駅は除く。
- ブッケントール
- 「桃太郎ランド」を除く他のプレイヤー1人が所有している物件を1件乗っ取る。
- 坂本竜馬(高知)
- 「桃太郎ランド」を除く他のプレイヤーたちが所有している物件を数件乗っ取る。
- 『20周年』では独占物件を優先的に乗っ取りしていたが、今回では優先順位がない。
- 港または海上にいると「渡りに舟カード」と同様の動きができることもある。プレイヤーは「やめる」を選んで拒否することも可能。ただし、航路が短い新潟港~両津港間と八幡浜港~別府港間では発生しない。
- 山中鹿之助(安来)
- 独占後しばらくしてから登場することがある。
- 全国のいずれかの「カード売り場駅」を襲撃し、そこで売っているカードを1枚くれる。
- 敵方に捕えられた際に腹痛と偽って厠から糞尿にまみれながら脱出した逸話にちなんで、うんち系カードをくれることがある。
- 自分のカード袋に空きが多いと「七難八苦」を祈願したことにちなんで、自分のカード袋を損害系カードで埋めることがある。
- 毛利元就(広島)
- 3本の矢にちなんで、3枚のカードをくれる。
- 高杉晋作(萩)
- 目的地から遠く離れている場合、目的地から6マス以内の場所まで移動させてくれる[注釈 45]。ヘリコプターではなく地上移動で、貧乏神を避けたりなすりつけながら、自動選択のルートで進行する。海路・空路・みらい超特急を使う場合もあり、銀河鉄道でも適用される。到着したマスのイベントは発生しないが、ターンは終了しない。
九州地方
- 黒田官兵衛(博多)
- 「桃太郎ランド」を除く未購入物件を1~3件無料で手に入れてきてくれる。
- 水攻めにちなんで、他のプレイヤーを数か月間動けなくすることがある。
- 福沢諭吉 (中津)
- 独占後しばらくしてから登場することがある。
- 「学問のすゝめ」の言葉通りプレイヤーの持ち金を平均化する「たいらのまさカード」をくれる。勝手に「たいらのまさカード」の効果を発動することもある。
- 大友宗麟(大分)
- 日本で最初に大砲を使用したことにちなんで、他のプレイヤーが所有する物件がある1つの物件駅を大砲でまるごと破壊し、その駅の物件の所有権を白紙に戻す。ただし、相手のプレイヤーが「桃太郎ランド」購入済みの場合、岡山駅は破壊しない。
- 加藤清正(熊本)
- 有名な虎退治のエピソードにちなみ、仲間にすると「虎につばさカード」と同じく目的地到着金が倍になる。カードや他のイベントによる到着金変動との併用も可能[注釈 46]。
- 天草四郎時貞(天草)
- 「いつもの桃鉄」で50年目から出現する天草駅を30年間独占しつづけると現れる。仲間にすると、「サイコロ」コマンドでサイコロを1~5個、常に好きな数だけ振って移動できるようになる。
- 絶好調時でも、サイコロを1~5個選択できる。
- 西郷隆盛(鹿児島)
- 「敬天愛人」の思想にちなんで、全国から集まった資金をプレイヤー全員に配る。味方についているプレイヤーが特に一番多くお金をもらえる。
- まれに「みんなのカード」を配る場合もある。
- 大久保利通(鹿児島)
- 独占後しばらくしてから登場することがある。
- 廃藩置県を主張して、味方になったプレイヤー以外が目的地の近くにいる場合、遠くに飛ばしてくれる。どこまで飛ばされるかはランダム。
- ただし、ごくまれに廃刀令にちなんで、加勢プレイヤーを含むプレイヤー全員の所持するカードを全て消滅させることがある。
- 種子島時尭(種子島)
- 「鉄砲伝来」にちなんで、火縄銃を撃って他のプレイヤーのカードを1~2枚壊す。
マス
- プラス駅
- 青いマス。停まるとお金がもらえる。夏に多くもらえ、冬はもらえる額は少ない。たまにもらえる金額が2倍・4倍・8倍に増えることもある。人間プレイヤーやCOMのさくまが絶好調になると、収益がそれぞれ通常の3倍・5倍になる。
- 銀河駅
- 銀河鉄道マップに登場。停まると通常の「プラス駅」と同様お金がもらえるが「プラス駅」に比べてもらえる金額が大きい。季節による増減は「プラス駅」と同一。
- 「イエローカード」「レッドカード」「ピヨピー」の影響は受けるが、天邪鬼の絶好調の影響は受けない。イベントやカードで、一旦別の色に変わったマスが元に戻った場合、銀河駅とはならず通常のプラス駅となる。
- マイナス駅
- 赤いマス。停まるとお金をとられる。冬に多くとられ、夏はとられる額は少ない。たまにとられる額が2倍・5倍に増えることもある。「へっちゃらカード」使用中は止まってもお金を取られず、スリの銀次も出現しない。冬場(2月?)に突入した場合、まれに福の神が現れてお金を貰うことが出来る。
- カード駅
- 黄色いマス。停まるとスロットを止めて決定したカードが1枚もらえるが、損害系カードを入手する場合もある。人間プレイヤーの絶好調時は、全てのカード駅が後述する「ナイスカード駅」になる。
- カード売り場駅
- ☆マークが書かれたマス。停まるとカードを買ったり、手持ちのカードを売ることができる。ただし、「とりかえしカード」を除く損害系カードは基本的に売ることができない。また、カード売り場駅でカードを買うとポイントがたまり、たまったポイントは翌月から「カード売り場駅」の買い物で持ち金の代わりに使用できる。「いつもの桃鉄」では、32年目と64年目には販売されるカードのラインナップが変わる。また、目的地になることもある。
- 物件駅
- 駅舎が書かれたマス。停まると物件を購入できる。本作では「増資」システムがないため、独占するだけでマップ上の駅と駅名看板の両方の色が自分の汽車の色に変わる。
- 8年目以降は好きな駅1か所を「発祥地」に設定でき、停まるたびに地域住民の皆さんがカードをもってきてくれ、借金があった場合は帳消しにしてくれる。また、「里帰りカード」を使うと「発祥地」までヘリで戻ることもできる。
- 「いつもの桃鉄」の60年目以降に「100倍!」コマンドが追加され、他のプレイヤーが所有している物件を価格の100倍の値段を支払うことで確実に乗っ取り自分のものにすることができる。ただし、「桃太郎ランド」はゲームの仕様上乗っ取ることができない[注釈 47]。また、プロテクト駅ではこのコマンドは使用できない。
- 目的地駅
- 大きな駅舎が描かれたマスで、現在目的地となっている駅。基本的には物件駅の中からランダムに選ばれるが、ゲームが進行すると「カード売り場駅」「フェリー乗り場駅(港)」「ぶっとび駅」「宝くじ駅」が目的地になる場合もある[注釈 49]。
- 鉄道省駅
- 緑の駅舎が書かれたマスで、東京駅の2つ下にある。停まると鉄道路線を購入できる。購入した鉄道の線路はそのプレイヤーの色となり、いずれかのプレイヤーの列車が路線内を移動すると、路線ごとに決められた「1駅あたりの収入」が決算の時にまとめて入ってくるほか、借金を抱えても手放さずに済む資産となる。また、全鉄道を独占すると、全ての鉄道路線の収益率が5%ずつ上昇する。
- ただし、「ゴールドカード」等で割引価格で購することはできない。また「乗っ取りカード」も使用できないため、他人の鉄道を乗っ取りたい場合は下記の「10倍乗っ取り」システムを使用しなければならない。
- 「いつもの桃鉄」の61年目以降は「10倍!」コマンドが追加され、他のプレイヤーが所有している鉄道を価格の10倍の値段を支払うことで確実に乗っ取ることができる。
- ナイスカード駅
- Nマークの書かれた黄色のマス。停まると通常の「カード駅」よりも比較的いいカードがもらえるが、損害系カードを入手する場合もある。引いた後に「ナイスですね~!」というメッセージが表示される。
- 人間プレイヤーが絶好調になると全国の「カード駅」が「ナイスカード駅」に進化するほか、既存の「ナイスカード駅」は後述する「スーパーカード駅」へと昇格する。
- スーパーカード駅
- 名産怪獣のピヨピーの効果や人間プレイヤーの絶好調時、「ナイスカード駅」が昇格することによって登場するマス。Sマークの書かれた黄色のマスで、停まると「ナイスカード駅」より強力なカードがもらえるが、損害系カードを入手する場合もある。引いた後に「スーパーですね~!」というメッセージが表示される。
- フェリー乗り場(港)
- 錨マークが書かれたマスで、ここから船に乗ることができる。基本的に到着しても何も起きないが、たまに乗船サービスとしてカードがもらえることがある。また、超高速船で指定先のフェリー乗り場まで一気に行けることもある。目的地になることもある。
- 空港駅
- 飛行機が書かれたマスで、ここから飛行機に乗ることができる。基本的に到着しても何も起きないが、たまにサービスとしてカードがもらえることがある。
- 急行駅
- Eマークの書かれた黄色のマス。停まると「リニア周遊カード」を除く急行系カードが必ず1枚手に入る(それ以外のカードは損害系カードも含めて一切出現しない)。引いた後に「う~ん、エクスプレス!」というメッセージが表示される。
- ぶっとび駅
- ひらがなの「ぶ」が書かれたマス。「ぶっとびカード」と同じ効果で、停まるとヘリコプターでどこかの「物件駅」までランダムにぶっ飛ぶことができる。拒否してその場にとどまることもできるが、天邪鬼の絶好調時に作られた「ぶっとび駅」に止まった場合は拒否はできない。
- 借金状態でぶっ飛ぶと、一定確率で帳消しにしてくれることもある。
- カードバンク駅
- Bマークの書かれたマス。持っているカードをプレイヤー1人につき16枚まで預けることができる。預けたカードは自分のターンの時に「バンク」コマンドを選ぶことで、カード欄に空きがある分だけいつでも引き出して使うことができる。損害系カードを預けて、被害を防ぐことも可能。
- 「いつもの桃鉄」で64年目から登場する。
- みらい駅
- アルファベットの「F」が書かれたマスで、小樽~博多間を2マスで結ぶリニア路線「みらい超特急」を建設するための駅。「いつもの桃鉄」の70年目の10月から登場し、1口1000億円で「みらいファンド」として建設費用をつぎ込むと、絶対に失われない資産になる。総工費は3兆円で持ち金があれば1ターンに何口でも投資できる。80年目の10月に完成し、以後は中継地点としての駅になり、投資1口につき1%の収益も出る[注釈 51]。プレイヤー全員の投資額が総工費に満たなかった場合は差額を政府が出資する。また、一人で全額出資した場合、開業時に出資したプレイヤーに臨時収入が入る。
- ボンビラス駅
- 紫色のマス[注釈 52]。ボンビラス星マップに登場し、停まるとお金を取られる。基本的にマイナス駅よりも金額が大きく、季節には影響されない。
- また、カード袋が損害系でいっぱいの場合を除き、副賞としてもれなく損害系カードも引かされてしまう。
- 前述している通り、紫色なので「赤マスカード」の処分は不可能。
- ワープ駅
- 虹色の渦が書かれたマス。停まると別のワープ駅を指定してその駅にワープできるが、持ち金が「0円」になってしまう。ワープせずにとどまることも可能で、その場合は持ち金に変化はない。また、まれに失敗して変な所に出ることがある。この場合は持ち金の変化はない。
- 3カード駅
- 「3」の数字が書かれた黄色のマス。停まると3枚のカードをもらえる(通常の「カード駅」と同様、損害系カードを入手する場合もある)。
- 宝くじ駅
- 漢字の「宝」が書かれたマス。停まるとスロットがまわり、1等~6等を引き当てるとお金がもらえる。ハズレもある。くじ引き自体は無料で、断ることも可能。目的地になることもある。
- ダビング駅
- カタカナの「ダ」が書かれたマス。停まると「ダビングカード」と同様に手持ちのカードを1枚選んで複製できる。ただし、「ゴールドカード」や「3つの願いカード」など、一部のカードは複製できない。
- ゼロ駅
- 0の数字が書かれたマス。停まると自分の持ち金が無条件に「0円」になってしまう。今作では天邪鬼の絶好調時に出現する。
- ブラック駅
- 黒いマス。停まるとデビル系などの損害系カードを高確率で入手するが、非常に低い確率で利益系カードが手に入ることもある。今作では天邪鬼の絶好調時に出現する。
- ハテナ駅
- 「?」の記号が書かれたマス。停まるといろいろなイベントが発生する。今作では天邪鬼の絶好調時に出現する。
お楽しみ
ゲーム中に条件を満たすと、ターン開始時のコマンドウィンドウに「お楽しみ」コマンドが追加される。「お楽しみ」コマンドの内容は以下の通り。
- 全都市独占
- 自分がまだ独占していない「物件駅」の数が300を切ると出現。リストが表示され、自分がまだどこを独占していないかがわかる。達成すると、記念仙人から「パトカード」をくれる。
- レーダー
- 「里見八犬伝」のイベントが発生すると出現。マップ上の「八徳の玉」の位置や、各プレイヤーが所持している玉の個数を見ることができる。
- 県庁所在地!
- 県庁所在地の「物件駅」に10駅停まると出現。まだ到着していない駅が表示され、達成すると記念仙人から「絶好調セット3」をくれる。
- 全駅踏破!
- 各地方でまだ停まっていない「物件駅」が9駅以下になると出現。北海道・東日本・西日本・九州の4つのエリアに分類されており、各地方の「物件駅」にすべて止まるたびに記念仙人から「ゴールドカード」をもらえ、4つのエリアを全て達成すると強力な3種類のカードをくれる。
- 歴史ヒーロー
- 自分に加勢してくれている歴史ヒーローの一覧を見ることができる。
- 探偵会社
- 原宿の「探偵会社」を購入すると出現。他のプレイヤーの会社情報や、所有しているカード、物件を見ることができる。
- ラリーカード
- 「駅舎ラリーカード」を入手すると出現。スタンプラリーを達成すると「お楽しみ」のリストから消える。
- ビンゴカード
- 「ビンゴカード」を入手すると出現。ビンゴを達成すると「お楽しみ」のリストから消える。
- ポイント
- 「カード売り場駅」で貯めた自分の「ポイント」の現在値を見ることができる。
- 鉄道経営
- 鉄道路線を購入すると出現。昨年の鉄道路線の収入を見ることができる。
登場駅
物件駅(248駅)
- (初)・・・全国編初登場の駅
- (再)・・・再登場の駅
- (変)・・・これまでの作品では別の種類の駅
- ★・・・50年目から登場する駅
- 北海道(36駅)
- 東北(33駅)
青森県(10駅)
岩手県(5駅)
宮城県(6駅)
秋田県(3駅)
山形県(5駅)
福島県(4駅)
- 関東(35駅)
茨城県(3駅)
栃木県(2駅)
群馬県(3駅)
埼玉県(2駅)
千葉県(6駅)
東京都(13駅)
神奈川県(6駅)
- 中部(41駅)
新潟県(7駅)
富山県(2駅)
石川県(3駅)
福井県(3駅)
山梨県(2駅)
長野県(6駅)
岐阜県(5駅)
静岡県(8駅)
愛知県(6駅)
- 近畿(28駅)
三重県(6駅)
滋賀県(4駅)
京都府(2駅)
大阪府(5駅)
兵庫県(6駅)
奈良県(1駅)
和歌山県(4駅)
- 中国 (18駅)
鳥取県(2駅)
島根県(4駅)
岡山県(2駅)
広島県(4駅)
山口県(6駅)
- 四国(12駅)
徳島県(2駅)
香川県(3駅)
愛媛県(4駅)
高知県(3駅)
- 九州(40駅)
福岡県(6駅)
佐賀県(5駅)
長崎県(2駅)
熊本県(5駅)
大分県(6駅)
宮崎県(3駅)
鹿児島県(8駅)
沖縄県(5駅)
- 海外(3駅)
全国編初登場のカード売り場
ナイスカード駅
なお、人間プレイヤーが絶好調になると全国のカード駅がナイスカード駅に昇格する[注釈 55]。
その他の駅
- ぶっとび駅
- 古座、串本、江住、江津、浜中、銭函、三角、首里、大洲
- ワープ駅
- 日南、室戸、八丈島、千歳
- ダビング駅
- 宗谷、うるま
- 宝くじ駅
- 宜野湾、五稜郭、下呂、日之影、木更津
- カードバンク駅(64年目-)
- 国縫、太地、行橋
- フェリー港
- 香深港(最北端航路)、鷲泊港(最北端航路)、稚内港(最北端航路)、釧路港(太平洋航路)、手宮港(日本海航路)、新潟港(新潟ー佐渡航路)、両津港(新潟ー佐渡航路)、竹芝港(太平洋航路)、元町港(太平洋航路)、三池港(太平洋航路)、底土港(太平洋航路)、八重根港(太平洋航路)、岸壁港(日本海航路)、八幡浜港(別府ー八幡航路)、別府港(別府ー八幡航路)、佐世保港(太平洋航路)、宮崎港(太平洋航路)、名瀬港(太平洋航路)、宮之浦港(太平洋航路)、西之表港(太平洋航路)、那覇港(太平洋航路)
- 空港
- 成田空港、愛知空港、関西空港、那覇空港
その他
- タイトルは「2010」と称しているが、実際にソフトが販売された年は2009年である。それに倣って、2011年12月に『桃太郎電鉄2012(仮)』を発売する予定だったが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で製作中止になった[6]。
- 虫メガネでマップ上の天草付近の温泉イラストを調べると、天草下田温泉の女湯を覗くことが出来る。ただし、CERO規制のため、イラストの色気は控えめになっている。
- 「ファイト一発カード」が発動した時の叫び声は、コンマニセンチの2人が担当している。
- 天王寺の物件「ヨーグルトケーキ屋」は、ボン溝黒(カナリア)の実家で営んでいる「洋菓子ボストン」(大阪市阿倍野区)がモデル[7]。
- 2016年2月25日放送の『アメトーーク』で、桃太郎電鉄シリーズが特集された回が放送され、このソフトをメインに紹介していた。
脚注
注釈
- ^ 当初の予定は12月3日だったが予定が1週間予定が繰り上がった[1]。
- ^ さくまは『桃太郎電鉄21』、『桃太郎電鉄22』といった通し番号では、お客さんが混乱するだけで紛らわしいので『桃太郎電鉄〜2010年度版』がいいのではないか、を理由に西暦へ変更した。
- ^ 仮タイトル候補は「桃太郎電鉄20周年DX」→「桃太郎電鉄2010」→「DX桃太郎電鉄〜2010年度版」と変わっていき、現行タイトルに落ち着いた。
- ^ 2009年12月下旬頃からは山本単独バージョンのCMも放映。
- ^ 任天堂以外のゲームでWiiスピークに対応したソフトは『桃太郎電鉄2010』が初。
- ^ 条件を満たすと、桃太郎のメッセージで知らされる。
- ^ 単純にゲーム中に登場するCOMキャラの種類が最も多いのは『X』の15人だが、うち5人は特定の条件が必要な隠しキャラクターである。
- ^ ポイント使用時を除く。その他には「福引きカード」、物件処分時、「ダビング駅」などもCOMの場合ではメッセージが省略される。
- ^ 当初の発表では1718件だったが、仕様変更により4件増えた。
- ^ 前作では1兆円であったため、実に10倍に跳ね上がっている。
- ^ 『タッグマッチ』では再び大阪と奈良が繋がっている。
- ^ 本来の名称は中部国際空港であるが、同空港に付随して付けられている愛称「セントレア」が登録商標となっているため、この名称を使用していない。
- ^ この中断セーブのデータは、ゲームを再開するときに削除される。
- ^ 『III』以来。
- ^ 従来でも「ボンビラス星」に行った場合には地上の風景が通常通りにはなっていた。
- ^ カード袋が損害系カードですべて埋まっている場合を除く。なお「赤マスカード」の処分は地球上の「マイナス駅」(赤マス)に止まる必要があるが、「ボンビラス駅」は紫マスなので処分できない。「副賞」は元々井沢どんすけのアイデアで、『16』で採用する予定だった。
- ^ 通常の通行不能状態であれば、ヘリを使った「ぶっとび系」、テレポートカードなどの「ワープ系」、銀河鉄道のゴール地点ならば関係なくマスに到着できるが、ドジラースの駅破壊ではいずれの方法でも到着が不可能となる。
- ^ ターゲットになるのは必ず青森駅か岡山駅もしくは宇都宮駅のどちらかの食品物件の多い物件駅である。
- ^ 携帯アプリ版『JAPAN』の「日本一クイズ」より。
- ^ 問題に使った生産量などは2004年~2008年のデータから作成している。
- ^ 62種類増。
- ^ コマンドの〈お楽しみ〉→〈ポイント〉で現在貯まっているポイントが確認できる。
- ^ スタート地点のマスも「イエローカード」「レッドカード」「ピヨピー」の影響を受ける。
- ^ 乗っ取りカードや歴史ヒーローの上杉謙信・坂本竜馬、忍者のっとりクン、「100倍乗っ取り」システムなど。
- ^ 標的になる確率自体は低い。
- ^ ただし、一度使うと「やめる」でカードの使用をキャンセルすることができない。
- ^ 「テレポートカード」や「ぴったりカード」、「ワープ駅」等。
- ^ 登場する種類は「刀狩りセット」「乗っ取りセット」「スペシャルセット」「絶好調セット」「テレポートセット」で、「乗っ取りセット」のみ5回使える。
- ^ エンディングでは通常通り汽車。
- ^ 数ターンで元に戻るが、「その他」コマンドならその場で戻せる。
- ^ すでに航路にいるプレイヤーも飛ばされる。
- ^ 複数の駅が混じることはなく、全て1種類の駅に変化する。
- ^ あまのじゃくの作った「ぶっとび駅」に止まると強制的にぶっとばされる。
- ^ 「うんちカード」「とびちりカード」「指定うんちカード」が使い放題。
- ^ たまに通用しないこともある。
- ^ これで眠っている間は「妖しい踊り」は効かない。
- ^ 「ぶっとびカード」が使い放題。
- ^ 「シャッフルカード」が使い放題。
- ^ 悪行の内容はプレイヤーごとにランダムに決定される。
- ^ 「桃鉄研究所」のメンバー、錯乱坊主(元JBS投稿者)のアイデア。
- ^ 「リニア周遊カード」を除く。
- ^ 「本能寺の変」にちなむ。
- ^ ごくまれに失敗して見当違いの所に移動することもある。
- ^ 3か月ではなく3回分であるため、絶好調時の「あしゅら」には3回行動分=1ターン分しか効果がない。
- ^ プレイヤーは拒否することも可能。
- ^ 目的地がハワイの時、「虎につばさカード」を所持している状態で「八徳の玉」をすべて集めると、到着金は通常の80倍になる。
- ^ 仮に「桃太郎ランド」を乗っ取る場合1000兆円必要になるが、前述の通り、持ち金の上限は99兆9999億9990万円までという仕様上のため、乗っ取ることができない)。
- ^ ハリケーンボンビー・キングボンビーの攻撃でプロテクト駅の独占が崩れた場合、その時点でプロテクトの効果も強制的に消滅する。
- ^ これらの駅の場合、駅舎の屋根にマスの種類が描かれている。
- ^ 帰還先は下田に固定。
- ^ 3兆円を1社で負担すると、年間9000億円の収益となる。
- ^ 残り1マスの時の駅色案内では赤色で表示。
- ^ これまでの作品では「伊賀上野」。
- ^ これまでの作品では「豊後竹田」。
- ^ 従来のナイスカード駅はスーパーカード駅に昇格。
出典
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記(2009年9月18日)
- ^ “【週間ソフト販売ランキング TOP50】『ディビジョン』8.2万本、『サモンナイト6』2機種で5.6万本(3月7~13日)”. 電撃オンライン. 2016年3月23日閲覧。
- ^ a b さくまあきらホームページ:仕事人裏日記(2009年1月22日)
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記(2008年10月29日)
- ^ ハドソンを吸収合併したKDEから発売された『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』ではキャラクターデザインが一新されたため。
- ^ さくまあきらホームページ 仕事人裏日記 2011年4月15日
- ^ 2011年6月9日放送分の『アメトーーク』(実家がお店やってる芸人)で紹介。ボン曰く、「昔はたくさん作っていたが高齢で今は2個が限界」と語っていた。
外部リンク
- 『桃太郎電鉄2010』ハドソン公式サイト - ウェイバックマシン(2013年10月24日アーカイブ分)