「花巻駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎 |
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|よみがな = はなまき |
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2020年2月15日 (土) 00:10時点における版
花巻駅 | |
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駅舎 | |
はなまき Hanamaki | |
所在地 | 岩手県花巻市大通り一丁目1-43-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ハキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,287人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)11月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 500.0 km(東京起点) |
◄村崎野 (7.8 km) (5.7 km) 花巻空港► | |
所属路線 | ■釜石線 |
キロ程 | 0.0 km(花巻起点) |
(3.5km) 似内► | |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
花巻駅(はなまきえき)は、岩手県花巻市大通り一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
東北本線と釜石線が乗り入れている。このうち東北本線を所属線としており[2]、釜石線は当駅を起点としている。
歴史
- 1890年(明治23年)11月1日:日本鉄道 当時の貴族院議員・伊藤儀兵衛が、自らの所有地より今日の花巻駅周辺の土地を寄付。(現在の東北本線)の駅として開業する[1]。
- 1913年(大正2年)10月25日:岩手軽便鉄道(現在の釜石線)の駅が、東北本線の駅から少し離れたところに設置され開業する[1]。
- 1929年(昭和4年)3月1日:岩手軽便鉄道より「丸六」が構内営業許可を得る(のち、鉄道事業者の変更もあるが継続的に許可を得る)。
- 1943年(昭和18年)9月20日:釜石線の駅を東北本線の駅に統合する[3]。
- 1945年(昭和20年)8月10日:花巻空襲[4]。
- 1965年(昭和40年)10月1日:「みどりの窓口」を設置する。
- 1969年(昭和44年)9月1日:花巻電鉄軌道線が廃止される。
- 1972年(昭和47年)2月16日:花巻電鉄鉄道線が廃止され、同時に電鉄花巻駅廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[3]。
- 2002年(平成14年)
- 2007年(平成19年)4月1日:「びゅうプラザ花巻」が花巻駅長管理下となる。同時に海外旅行取扱を廃止する。
- 2009年(平成21年)3月14日:自動改札機を導入する。
- 2014年 (平成26年)
- 2017年 (平成29年)4月1日:駅業務が業務委託される。[5]
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線を持つ地上駅である。双方のホームは跨線橋により連絡している。また、構内に留置線を有する。
北上駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)。[要出典]
過去には駅長と助役が配置される直営駅であった。また、管理駅として東北本線の花巻空港駅・石鳥谷駅、釜石線の似内駅 - 晴山駅間の各駅(新花巻駅は除く)を管理していた。[要出典]
駅舎内にはみどりの窓口、指定席券売機1台および、立ち食いそば屋(NREが運営)、NEWDAYS MINI(JR東日本リテールネットが運営)などがある。
快速「はまゆり」など、東北本線盛岡方面と釜石線を直通する列車は当駅で方向転換する。
発車メロディが導入されているが、車掌扱いとしているためワンマン運転の列車の場合は鳴らない。
また、ホームの中ほどには東京駅から当駅までの営業キロが500kmである旨を紹介するコーナーが設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■釜石線 | - | 遠野・釜石方面[6] | |
■東北本線 | 下り | 盛岡方面[6] | 釜石線からの直通 | |
2 | 上り | 一ノ関方面[6] | ||
3 | 下り | 盛岡方面[6] |
駅弁
かつて販売されていた主な駅弁は下記の通り[7]。
- 五目めし
- 賢治弁当
- 白金豚弁当
- ロマン銀河鉄道SL弁当
利用状況
2018年度の1日平均乗車人員は3,287人である[利用客数 1]。
近年の推移は下記のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 3,817 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 3,711 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,619 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,540 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 3,491 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 3,513 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 3,394 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 3,398 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3,308 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 3,256 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 3,281 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 3,287 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3,375 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 3,449 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 3,341 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 3,379 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 3,328 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 3,306 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 3,287 | [利用客数 1] |
駅周辺
名勝・旧跡
公共施設など
- 花巻市役所
- 花巻市文化会館
- 花巻市民体育館
- 岩手県花巻地区合同庁舎
- 盛岡地方裁判所花巻支部・盛岡家庭裁判所花巻支部・花巻簡易裁判所
- 盛岡地方検察庁花巻支部・花巻区検察庁
- 花巻市消防本部
- 花巻税務署
- 日本年金機構花巻年金事務所
- ハローワーク花巻(公共職業安定所)
- 花巻市定住交流センター なはんプラザ(えふえむ花巻)
文教施設など
- 花巻市立花巻図書館
医療機関・厚生施設
- 花巻市総合福祉センター
- 花巻市花巻保健センター
- 総合花巻病院
主な商業施設
郵便局・金融機関
- 花巻末広町郵便局
- 花巻西大通郵便局
- 花巻四日町郵便局
- 東北労働金庫花巻支店
道路
バス路線
全て、岩手県交通が運行している。
1番のりば
- 花巻温泉・天下田団地線:花巻市役所・賢治詩碑方面
2番のりば
- 高木団地線:高木団地行
- 土沢線:新花巻駅・土沢方面
- 土沢線:イトーヨーカドー行
- 大迫花巻線:新花巻駅・大迫方面
- 花巻市街地循環バス「ふくろう号(右回り)」「星めぐり号(左回り)」
3番のりば
- イーハトーブ号
- 遠野釜石号
- けんじライナー
- 湯口線:志戸平温泉・大沢温泉・新鉛温泉方面
- 湯口線:イトーヨーカドー行
- 岩手医科大学附属病院利用者用バス(平日および第1・4土曜日のみ運行[9])
4番のりば
5番のりば
- 石鳥谷線:花巻空港駅・石鳥谷方面
- 教育センター線:花巻空港駅・県立教育センター方面
6番のりば
- 栃内線:笹間・尻平川方面
- 太田線:太田方面
- 花巻北高校方面(路線バス・スクール)
7番のりば
- 成田・村崎野線:成田・村崎野・北上駅方面
※いわて花巻空港行は2013年9月30日をもって廃止された[10][11]。
西口のりば
その他
- 「荘重な城下町として、宮沢賢治、高村光太郎ゆかりの地の駅」として、東北の駅百選に選定された。
- 宮沢賢治の童話『シグナルとシグナレス』は、当駅に乗り入れる東北本線と釜石線(当時は岩手軽便鉄道)それぞれの信号機を擬人化して男女に見立てた恋物語である。
- 釜石線の各駅には、宮沢賢治に因んでエスペラントによる愛称がつけられており、当駅の愛称は「Ĉielarko(チェールアルコ:虹)」である。
- 当駅の発車メロディーは全ホームで東洋メディアリンクス製の「Water Crown」で、低音でなおかつフェードアウトする当駅のみのバージョンである[注釈 1]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■東北本線
- ■釜石線
- 臨時快速「SL銀河」発着駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 釜石線(旧線)
- 花巻駅 - 鳥谷ヶ崎駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線 10頁
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線 11頁
- ^ 花巻市役所サイト/花巻空襲を撮影した航空写真の発見について[1](PDF) 2017 年 8 月 10 日閲覧
- ^ 東日本営業協議会 - 本部第1回常任委員会開催 (PDF) - 東日本ユニオン(JR東日本労働組合),2017年10月26日閲覧
- ^ a b c d “時刻表 花巻駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月7日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、627頁。
- ^ やすらぎの像(一般戦災ホームページ) - 花巻市(2013年2月15日閲覧)
- ^ “岩手医科大学附属病院利用者連絡バスの運行を開始しました(令和元年9月24日更新)”. 花巻市 (2019年9月24日). 2019年9月24日閲覧。
- ^ 花巻駅-花巻空港 9月30日で廃止に 県交通ダイヤ改正 - 岩手日報、2013年8月24日付
- ^ 10月1日(火)『いわて花巻空港』発着路線バスに関する重要なお知らせ (PDF) - 岩手県交通、2013年8月、2013年9月19日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年10月21日閲覧。
参考文献
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、5-11頁。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(花巻駅):JR東日本