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「2002年の読売ジャイアンツ」の版間の差分

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*22 [[田畑一也]]
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2020年8月14日 (金) 21:57時点における版

2002年の読売ジャイアンツ
成績
日本一
4勝0敗(対西武[1]
セントラル・リーグ優勝
86勝52敗2分 勝率.623[2]
本拠地
都市 東京都文京区
東京ドーム
球団組織
オーナー 渡辺恒雄
経営母体 読売新聞グループ本社
監督 原辰徳
« 2001
2003 »

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2002年の読売ジャイアンツでは、2002年シーズンの読売ジャイアンツの動向をまとめる。

この年の読売ジャイアンツは、原辰徳監督の1年目のシーズンである。このシーズン終了後、松井秀喜がFAにより、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した。

概要

シーズン序盤は開幕7連勝で飛び出した阪神を巨人が追いかける展開になったが、前年リーグ最下位だったチーム防御率が飛躍的に改善し、リーグ1位になった巨人が6月以降は首位に躍り出て、2位以下を突き放して独走して、セ・リーグ優勝を果たした。

日本シリーズでは西武を4勝0敗のストレート勝ちで下し、日本一に輝いた[3]

このシーズンオフ、松井秀喜がFAによる海外移籍を表明し、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した[4]

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 二岡智宏
2 仁志敏久
3 高橋由伸
4 松井秀喜
5 清原和博
6 江藤智
7 阿部慎之助
8 元木大介
9 上原浩治
2002年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 阪神 - 阪神 - 巨人 - 巨人 - 巨人 - 巨人 -
2位 巨人 2.0 巨人 0.5 ヤクルト 2.0 阪神 10.5 ヤクルト 6.5 ヤクルト 11.0
3位 広島 3.5 ヤクルト 4.0 阪神 4.5 ヤクルト 11.0 中日 13.5 中日 15.5
4位 ヤクルト 4.5 中日 5.0 中日 5.5 広島 11.5 阪神 16.0 阪神 19.0
5位 中日 7.5 広島 6.5 広島 中日 13.5 広島 18.0 広島 21.0
6位 横浜 9.5 横浜 17.0 横浜 15.5 横浜 22.5 横浜 30.0 横浜 35.5


2002年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 読売ジャイアンツ 86 52 2 .623 優勝
2位 ヤクルトスワローズ 74 62 4 .544 11.0
3位 中日ドラゴンズ 69 66 5 .511 15.5
4位 阪神タイガース 66 70 4 .485 19.0
5位 広島東洋カープ 64 72 4 .471 21.0
6位 横浜ベイスターズ 49 86 5 .363 35.5

日本シリーズ

2002年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月26日(土) 第1戦 西武ライオンズ 1 - 4 読売ジャイアンツ 東京ドーム
10月27日(日) 第2戦 西武ライオンズ 4 - 9 読売ジャイアンツ
10月28日(月) 移動日
10月29日(火) 第3戦 読売ジャイアンツ 10 - 2 西武ライオンズ 西武ドーム
10月30日(水) 第4戦 読売ジャイアンツ 6 - 2 西武ライオンズ
優勝:読売ジャイアンツ(2年ぶり20回目)

[1]

オールスターゲーム2002

  • 選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
コーチ 原辰徳
中継投手 岡島秀樹 3
抑え投手 河原純一
投手 上原浩治 4(1)
一塁手 清原和博 17(1)
外野手 松井秀喜 9
高橋由伸 5
清水隆行 2
  • 太字はファン投票による選出。選出回数のカッコ内は上記回数中事故のため不出場のもの。

個人成績

投手成績

選手















































W
H
I
P
 
/上原浩治 26 26 8 3 4 17 5 0 -- .773 808 204.0 173 18 23 3 6 182 2 0 65 59 2.60 0.96
桑田真澄 23 23 3 1 0 12 6 0 -- .667 640 158.1 138 13 38 2 3 108 3 0 51 39 2.22 1.11
高橋尚成 24 23 2 0 1 10 4 0 -- .714 669 163.1 143 16 39 1 6 145 4 1 58 56 3.09 1.11
工藤公康 24 24 1 1 0 9 8 0 -- .529 681 170.1 157 21 26 3 2 151 5 0 61 55 2.91 1.07
河原純一 49 0 0 0 0 5 3 28 -- .625 196 50.0 44 8 6 2 0 61 1 0 16 15 2.70 1.00

主な打撃成績

選手











































O
P
S
 
まつい/松井秀喜 140 623 500 112 167 27 1 50 346 107 3 4 0 3 114 17 6 104 4 .334 .461 .692 1.153
高橋由伸 105 454 409 63 125 18 0 17 194 53 1 3 2 3 27 0 13 70 7 .306 .365 .474 .839
二岡智宏 112 444 398 64 112 21 1 24 207 67 3 2 16 1 27 0 2 79 7 .281 .329 .520 .850
阿部慎之助 127 511 446 62 133 26 0 18 213 73 4 1 4 3 46 12 12 81 10 .298 .377 .478 .854
清水隆行 139 646 609 92 191 26 5 14 269 58 12 6 2 3 31 6 1 69 3 .314 .346 .442 .788
仁志敏久 103 399 369 47 90 19 2 8 137 42 22 0 6 2 20 4 2 60 8 .244 .285 .371 .656

できごと

3月

5月

7月

  • 7月1日 - 読売新聞グループの再編に伴い、運営会社が株式会社よみうりから株式会社読売巨人軍に変更。合わせて球団名も東京読売巨人軍から読売巨人軍に。ビジターユニフォームの胸部分も「TOKYO」から「YOMIURI」に変更になった。

9月

  • 9月24日 - 2年ぶり30回目のリーグ優勝[6]。但し当日は阪神タイガースに粘られサヨナラ勝ちを許すなどハプニングがあった

10月

  • 10月10日 - 巨人の今季観客動員が史上最多の378万3500人
  • 10月30日 - 日本シリーズの第4戦が西武ドームで行われ、6対2で巨人が勝利し巨人が1990年の西武以来12年ぶりとなる4連勝のストレート勝ちで通算20度目の日本一。4連勝のストレート勝ちは球団初。西武の日本シリーズでの5連続敗退は阪急と並ぶワーストタイ記録[7]

11月

12月

  • 12月2日 - 長嶋茂雄が、アテネ五輪野球の日本代表監督に就任。
  • 12月19日 - FA宣言していた松井秀喜がニューヨーク・ヤンキースと契約合意

入団・退団

本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係又は芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。

入団 退団
No. 選手名 入団区分 前所属 No. 選手名 退団区分 去就
投手
25 ワズディン 新外国人 アメリカ合衆国の旗オリオールズ 11 斎藤雅樹 一軍投手コーチ
29 前田幸長 FA移籍 中日ドラゴンズ 17 槙原寛己 野球解説者
30 武田一浩 自由契約 中日ドラゴンズ 25 平松一宏 FA人的補償 中日ドラゴンズ
36 石川雅実 ドラフト4位 JR東日本 30 鄭珉哲 大韓民国の旗イーグルス
43 真田裕貴 ドラフト1位 姫路工業高 42 メイ アメリカ合衆国の旗ロイヤルズ
64 鴨志田貴司 ドラフト3位 水戸短期大学附属高 45 内薗直樹 トレード 西武ライオンズ
95 十川雄二 ドラフト5位 徳島・池田高 64 進藤実 社会人・シダックス
96 林昌範 ドラフト7位 市立船橋高 95 野村空生 アメリカ合衆国の旗ブルワーズ
捕手
9 村田真一 一軍バッテリーコーチ
内野手
45 黒田哲史 トレード 西武ライオンズ 48 マルティネス
53 大須賀允 ドラフト6位 東北福祉大学 54 佐々木明義
93 吉村将生
外野手
48 クレスポ 新外国人 アメリカ合衆国の旗フィリーズ 63 大場豊千 スコアラー

選手・スタッフ

[8]

表彰選手

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
自由獲得枠 木佐貫洋 投手 亜細亜大学 入団
自由獲得枠 久保裕也 投手 東海大学 入団
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 (選択権なし)
4巡目 長田昌浩 内野手 東海大学付属望洋高 入団
5巡目 山本光将 外野手 熊本工業高 入団
6巡目 矢野謙次 外野手 國學院大學 入団
7巡目 入野久彦 捕手 福岡大学 入団
8巡目 横川雄介 捕手 日野高 入団

出典