「東能代駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2014年4月) |
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|よみがな = ひがしのしろ |
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2020年2月14日 (金) 23:38時点における版
東能代駅* | |
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駅舎(2014年4月) | |
ひがしのしろ Higashi-Noshiro | |
所在地 | 秋田県能代市鰄渕字下悪戸[1] |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本)[1] 日本貨物鉄道(JR貨物)[1]** |
電報略号 | ヒノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
500人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)11月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 355.4 km(福島起点) |
◄***北金岡 (6.0 km) (4.9 km) 鶴形► | |
所属路線 | ■五能線 |
キロ程 | 0.0 km(東能代起点) |
(3.9km) 能代► | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有[1] |
東能代駅(ひがしのしろえき)は、秋田県能代市鰄渕(かいらげふち)字下悪戸(しもあくど)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である[1]。
概要
米代川南岸に位置し、能代市の中心部からは離れている。奥羽本線と五能線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。所属線は奥羽本線[2]であり、五能線は当駅が起点となる。JR貨物は奥羽本線のみ第二種鉄道事業免許を有しており、当駅は同社の貨物駅でもあるが、現在はトラック便も含めて定期便の発着はない。
歴史
- 1901年(明治34年)11月1日:国鉄の能代駅(のしろえき)として山本郡扇淵村に開業[1]。
- 1908年(明治41年)7月1日:能代町貨物取扱所まで路線が延伸。
- 1909年(明治42年)11月1日:機織駅(はたおりえき)に改称。同時に能代町駅が能代駅に改称。
- 1943年(昭和18年)6月15日:東能代駅に改称。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月14日:コンテナ貨物の取扱を開始。
- 1998年(平成10年)3月14日:貨物列車の発着が廃止され、自動車代行駅となる。
- 2006年(平成18年)4月1日:東能代オフレールステーション開設。
- 2011年(平成23年)3月30日:自動改札機稼働開始。
- 2013年(平成25年)3月16日:トラック便の発着が無くなり、東能代オフレールステーション営業終了。JR貨物の駅は定期便設定なしの貨物駅となる[注釈 1]。
- 2015年(平成27年)10月1日:鯉川駅および鹿渡駅の管理が土崎駅から当駅に変更となる。
- 2018年(平成30年)12月1日:大館駅業務委託化に伴い、前山駅 - 陣場駅間の管理が当駅に変更となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
構内南側に鉄筋駅舎を備える。直営駅であり、自動改札機(Suica非対応)・みどりの窓口・自動券売機・キオスクが設置されている。管理駅で、秋田支社県北地区の地区管理駅となっている。また奥羽本線の鯉川駅 - 陣場駅間の各駅を管理している。
構内には東能代運輸区があり車庫や転車台が設置されている。また、夜間滞泊も行われている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■奥羽本線 | 上り | 秋田・大曲方面[3] | |
2 | 下り | 弘前・青森方面[3] | ||
3 | ■五能線 | - | 深浦・鰺ケ沢方面[3] | 「リゾートしらかみ」は2番線 |
- 1番線のホーム上にバスケットボールのゴールポストがある。
駅弁
主な駅弁は下記の通り[4]。
- 鶏めし弁当
東能代オフレールステーション
東能代オフレールステーション(略称、東能代ORS)は、かつて旅客駅の北側にあった、JR貨物東能代駅に属するコンテナ集配基地である。12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便が秋田貨物駅との間で1日2往復運行されていた。
元々東能代駅は貨物列車が発着していたが、1998年(平成10年)にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となった。その後2006年(平成18年)の名称整理の際にオフレールステーションとなった。しかし、2013年のダイヤ改正でそのトラック便も廃止され、東能代オフレールステーションの営業は終了した。同時に、JR貨物東能代駅は、貨物列車・トラック便ともに定期便の設定がない車扱臨時取扱駅となった。
そのほか、駅北側にある秋木工業(現 アキモクボード)を通って米代川に向かう専用線も存在した。専用線敷設当時は米代川の砂利輸送を行っていたが、後に秋木工業の木材輸送として使われるようになった。この秋木工業専用線は1993年に廃止されたが、専用線の跡地は大半が道路や駐車場に転用されているものの、踏切跡や鉄橋跡など一部の跡地は線路が撤去されずに残っている。
利用状況
旅客
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は500人である[旅客 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 829 | [旅客 2] |
2001年(平成13年) | 819 | [旅客 3] |
2002年(平成14年) | 799 | [旅客 4] |
2003年(平成15年) | 777 | [旅客 5] |
2004年(平成16年) | 749 | [旅客 6] |
2005年(平成17年) | 720 | [旅客 7] |
2006年(平成18年) | 676 | [旅客 8] |
2007年(平成19年) | 622 | [旅客 9] |
2008年(平成20年) | 603 | [旅客 10] |
2009年(平成21年) | 573 | [旅客 11] |
2010年(平成22年) | 555 | [旅客 12] |
2011年(平成23年) | 508 | [旅客 13] |
2012年(平成24年) | 524 | [旅客 14] |
2013年(平成25年) | 536 | [旅客 15] |
2014年(平成26年) | 521 | [旅客 16] |
2015年(平成27年) | 513 | [旅客 17] |
2016年(平成28年) | 511 | [旅客 18] |
2017年(平成29年) | 506 | [旅客 19] |
2018年(平成30年) | 500 | [旅客 1] |
貨物
「能代市の統計」によると、2012年度(平成24年度)までの貨物輸送の推移は以下のとおりであった。なお、2001年度(平成13年度)- 2004年度(平成16年度)の統計は公表されていない。
貨物輸送推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 発送 | 到着 | 出典 |
2000年(平成12年) | 12,764 | 7,310 | [貨物 1] |
2001年(平成13年) | 非公表 | 非公表 | |
2002年(平成14年) | |||
2003年(平成15年) | |||
2004年(平成16年) | |||
2005年(平成17年) | 8,449 | 7,088 | [貨物 1] |
2006年(平成18年) | 8,746 | 6,531 | |
2007年(平成19年) | 11,933 | 5,753 | |
2008年(平成20年) | 9,479 | 4,810 | |
2009年(平成21年) | 7,620 | 4,390 | [貨物 2] |
2010年(平成22年) | 7,383 | 4,100 | |
2011年(平成23年) | 7,620 | 4,082 | |
2012年(平成24年) | 8,164 | 3,445 |
駅周辺
特急列車停車駅ではあるが、乗換駅としての性格が強く、駅前も商店などは少ない。能代市街地(能代市役所)は五能線・能代駅が最寄り駅である。
- 秋田県道150号東能代停車場線
- 秋田県立能代高等学校
- 能代市立能代第五小学校
- あきた白神農業協同組合のしろ東支店
- JR東日本東能代運輸区
- JR東日本東能代保線技術センター
- 東能代郵便局
- 檜山城跡
- 米代川
- オブジェのある家
- ショッピングタウンアクロス能代
- セキトバイパス店
バス路線
その他
- 仙台・東京方面への往復JRきっぷを購入した乗客が無料で利用できる「こまち駐車場」がある(46台分)。
- かつて、待合室にある水槽にて、地元の名産であるハタハタが飼育されていた。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■奥羽本線
- ■五能線
- 臨時快速「リゾートしらかみ」停車駅
- □快速(上りのみ)・■普通
- 東能代駅 - 能代駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 鉄道貨物協会『貨物時刻表』において、2013年度版より車扱臨時取扱駅として記載され、2014年度版では駅名表記も「東能代ORS」から「東能代」に変更されている。
出典
利用状況
旅客
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月19日閲覧。
貨物
- ^ a b “運輸・通信・観光” (PDF). 平成21年版 能代市の統計publisher=能代市. p. 83 (2010年3月16日). 2019年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月19日閲覧。
- ^ “運輸・通信・観光” (PDF). 平成25年版 能代市の統計publisher=能代市. p. 83 (2014年5月16日). 2019年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(東能代駅):JR東日本