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国道21号

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道21号線から転送)

一般国道
国道21号標識
国道21号
地図
地図
総延長 114.9 km
実延長 110.4 km
現道 097.0 km
制定年 1952年昭和27年)
起点 岐阜県瑞浪市
山野内交差点(北緯35度22分0.7秒 東経137度13分24.1秒 / 北緯35.366861度 東経137.223361度 / 35.366861; 137.223361 (山野内交差点)
主な
経由都市
岐阜県土岐市可児市
美濃加茂市各務原市岐阜市
大垣市
終点 滋賀県米原市
米原警察署前交差点(北緯35度19分0.5秒 東経136度17分32.3秒 / 北緯35.316806度 東経136.292306度 / 35.316806; 136.292306 (米原警察署前交差点)
接続する
主な道路
記法
国道19号標識 国道19号
国道41号標識 国道41号
国道22号標識 国道22号
国道156号標識 国道156号
国道157号標識 国道157号
国道258号標識 国道258号
国道8号標識 国道8号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
国道21号 起点(国道19号上)
岐阜県瑞浪市 山野内交差点付近
国道21号 終点
滋賀県米原市
米原警察署前交差点付近

国道21号(こくどう21ごう)は、岐阜県瑞浪市から滋賀県米原市に至る一般国道である。

概要

岐阜県南東部(東濃)の瑞浪市の山野内交差点を起点とする。土岐市国道19号から分岐し、岐阜県内の濃尾平野を東西に横断する。岐阜県庁前を通過し、古戦場で知られる関ヶ原を抜けて滋賀県琵琶湖岸の米原市国道8号と連絡して米原警察署前に至る、延長約115 km一般国道の路線である。岐阜県内の起点付近では国道19号と、滋賀県内の終点付近では国道8号と一部区間を重用する。主な通過地は、岐阜県土岐市可児市美濃加茂市各務原市岐阜市瑞穂市大垣市不破郡関ケ原町である。起点の瑞浪市および経過地の土岐市を除く区間は、旧中山道を踏襲する道筋で、岐阜県美濃地方を横断する重要な幹線道路である。

なお、国道21号の起点は国道19号と交わる土岐市大富交差点ではなく、国道19号を3 km程中津川方面に走った所にある瑞浪市山野内交差点である。これは国道19号土岐バイパス開通前、旧国道19号と21号の交点が山野内交差点にあったことの名残である。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

江戸時代以前の中山道の一部を継承する路線である。

年表

  • 1885年明治18年)の内務省告示第6号「國道表」では、中山道が国道7号「東京より神戸港に達する別路線」(現17号、18号、142号、20号、19号、21号、8号、1号経由)に指定された。この路線に、現国道20号に相当する区間はすべて含まれている。
  • 1920年大正9年)施行の旧道路法に基づく路線認定では、旧7号がほぼそのまま国道14号「東京市より京都府庁所在地に達する路線」となった。
  • 1934年昭和9年) - 甲府までだった国道8号が延長されて「東京市より京都府庁所在地に達する路線(甲)」となり、現国道20号の区間を含む下諏訪 - 京都間は国道8号の方が上位路線となった。
  • 1952年(昭和27年)12月4日 - 新道路法に基づく路線指定で一級国道21号(岐阜県土岐郡明世村[注釈 5] - 滋賀県坂田郡米原町[注釈 2])として指定された[4]
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道21号となった。

路線状況

通称

バイパス

可児御嵩バイパス
岐阜県可児郡御嵩町中

なお、鵜沼・那加・岐大バイパスは全線が供用されており、旧区間は市道(各務原市内)・主要地方道(岐大バイパス)になっている。

重複区間

国道248号との重複
岐阜県可児市今渡
  • 国道19号(岐阜県瑞浪市・山野内交差点(起点) - 土岐市・大富交差点)
  • 国道248号(岐阜県可児市・住吉南交差点 - 加茂郡坂祝町・大針I.C交差点)
  • 国道22号国道156号(岐阜県羽島郡岐南町・岐南IC - 岐阜市・茜部本郷交差点)
  • 国道8号(滋賀県米原市西円寺・西円寺交差点 - 米原市米原・米原警察署前交差点(終点))

道路施設

橋梁

トンネル

  • 岐阜県
    • 勝山トンネル(加茂郡坂祝町)
    • 鵜沼・坂祝トンネル(加茂郡坂祝町 - 各務原市)

道の駅

地理

通過する自治体

松野湖付近で瑞浪市を再びかすめて通過するが、カントリーサインは設置されていないため、通過地として意識することはない。一方安八町も町の北端を300 mほど通過するだけであるが、こちらはサインが設置されている。

交差する道路

一般国道・高速道路
岐阜県
滋賀県
県道
岐阜県瑞浪市
岐阜県土岐市
岐阜県瑞浪市
岐阜県可児郡御嵩町
岐阜県可児市
岐阜県美濃加茂市
岐阜県加茂郡坂祝町
岐阜県各務原市
岐阜県岐阜市
岐阜県羽島郡岐南町
岐阜県岐阜市
岐阜県瑞穂市
岐阜県大垣市
岐阜県不破郡垂井町
岐阜県不破郡関ケ原町
滋賀県米原市

主な峠

  • 岐阜県
    • 次月峠(標高316 m):土岐市 - 可児郡御嵩町
    • 今須峠(標高175 m):不破郡関ケ原町

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b 2005年2月14日、坂田郡米原町ほか2町が合併して、米原市発足。
  3. ^ 2005年10月1日、米原市に編入。
  4. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  5. ^ 1954年4月1日、2町4村と明世村の一部が合併して、瑞浪市発足。

出典

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年1月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月2日閲覧。
  3. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年1月27日閲覧。
  4. ^ ウィキソースには、一級国道の路線を指定する政令(昭和27年12月4日政令第477号)の原文があります。
  5. ^ 国道21号河間交差点の位置が変わります 〜周辺道路の通行形態が変わるのでお気をつけください〜” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 岐阜国道事務所・岐阜県・大垣市 (2023年10月13日). 2023年10月29日閲覧。
  6. ^ 広報おおがき(2023年10月15日)

関連項目

外部リンク