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「おどるポンポコリン」の版間の差分

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2021年4月13日 (火) 10:53時点における版

「おどるポンポコリン」
B.B.クィーンズシングル
初出アルバム『WE ARE B.B.クィーンズ
B面 ゆめいっぱい(B.B.クィーンズ・バージョン)
リリース
規格 8センチCD(BVDR-1)
カセットテープ(BVSR-1)
7インチアナログレコード(HRTD-3060)
(プロモーション盤のみ)
録音 1990年
日本の旗 日本
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル BMGビクター / Rhizome
作詞・作曲 さくらももこ(作詞 #1)
亜蘭知子(作詞 #2)
織田哲郎(作曲)
プロデュース 中島正雄
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(通算5週、オリコン
  • 1990年7月・9月度月間1位(オリコン)
  • 1990年度年間1位(オリコン)
  • 1991年度年間34位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング60位
  • B.B.クィーンズ シングル 年表
    -おどるポンポコリン
    (1990年)
    ギンギラパラダイス
    (1990年)
    テンプレートを表示

    おどるポンポコリン」は、B.B.クィーンズの1枚目のシングル1990年4月4日BMGビクター(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された。

    概要

    テレビアニメちびまる子ちゃん』第1期作の初代エンディングテーマ曲(1990年1月 - 1991年3月)であり、劇場版及び2000年11月-2009年12月、2011年1月-4月、2013年1月-2014年4月はオープニングテーマ曲として使用。なおオープニングテーマ起用時のエンディング映像では、B.B.クィーンズ自体が活動を停止したことや発売権の移行など諸々の理由で「主題歌」のクレジットでレーベル名が表記されていない(2013年現在は「編曲」のクレジットもない[2])。なお、オリジナル版のオープニング使用期間は10年以上に及ぶが、エンディング使用期間は比較的短い。

    オリジナルバージョンのシングルは8センチCD(BVDR-1)とカセットテープ(BVSR-1)の2形態で発売。さらに非売品プロモーション盤として7インチアナログレコード(HRTD-3060)が存在する。

    メインボーカルの坪倉唯子の声を早回しして、少女のような声にしている[3]ソウルブルースの要素を取り入れたのが特徴[3]

    1990年の第21回日本歌謡大賞放送音楽特別賞、第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1990年度のオリコン主催「日本レコードセールス大賞」のシングル部門大賞はB.B.クィーンズ、作詞賞はさくらももこ、作曲賞・編曲賞は織田哲郎と『おどるポンポコリン』がらみが独占した。

    また1990年の第72回全国高等学校野球選手権大会では参加した49校中38校が応援歌として使用し[3]、後に1991年の第63回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれるなど、高校野球の応援歌の定番のひとつとなる。

    プロレスでは、アイスリボン所属のりほが登場曲として使用している。

    2011年5月1日に、期間限定で再結成したB.B.クィーンズの第一弾シングルとして、新録音された「おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜』が発売(後述)。2019年にももいろクローバーZによるカバー版が発売された際には、楽曲の振り付け映像がYouTubeで公開された。

    チャート成績

    当初、宣伝費をかけていなかったこともあり長戸大幸はこの曲の売れ行きを「良くて5万枚か10万枚くらい」と考えていた[4]

    オリコンシングルチャートでは、1990年6月18日付にてベスト10圏内に初登場、以降週間1位を7度獲得し、同年9月24日付にて100万枚を突破した。1990年のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録。「全国歌謡ベストテン」では1990年8月4日から13週連続1位を記録した(ただし年間チャートではこの年の7月までの集計であった関係か、13位に終わった)。累計売上は164.4万枚(オリコン調べ)または190万枚(公称)[5]

    社会現象

    『ちびまる子ちゃん』の人気とともに、子供のみならず大人にまで大流行した[3]ナンセンスな歌詞が当時の世相に受け入れられたという分析もある[6]

    セーラー万年筆が10代を対象に調査した1990年流行語で「おどるポンポコリン」が1位に選ばれた[7]

    この1990年頃はCDプレーヤーの普及に伴い、長く続いた日本におけるシングル売上低迷期からようやく脱出した時期であったことと、1989年末からの牛若丸三郎太の「勇気のしるし」、オヨネーズの「麦畑」、鷲尾いさ子と鉄骨娘の「鉄骨娘」などといったコミックソング(ナンセンスソング)のブームがあった。「おどるポンポコリン」の特大ヒットは、そのような流れにタイミングよく乗った結果であるといわれている[8]

    「おどるポンポコリン」以後も、晴山さおりの「一円玉の旅がらす」が大ヒットし、浪曲師国本武春が歌う「ロックンロール福助」、敏いとうとハッピー&ブルーが歌った北海道東北限定のCMソング「ゆれて動物」が話題になるなど[9]、コミックソングのブームはしばらく続いた。

    また当時ゲームセンターUFOキャッチャーでもサビの部分などがインストゥルメンタルとして使用されている。

    本曲がヒットした1990年から1991年にかけて、後楽園ゆうえんち(現在の東京ドームシティアトラクションズ)におけるなりた洋司会の『スーパー戦隊』のショーで、本曲のサビ部分が流れたこともあった。

    楽曲制作

    さくら曰く、「一部の歌詞は織田さんにアドバイスされた」とのことである。例えば当時『りぼん』に掲載された改変前と思しき譜面にはサビの「おどるポンポコリン」の部分は直前のパートと同じく「パッパパラパ」となっていたが、「曲名が歌詞に入っていた方がいい」との意見により急遽入れられたことが当時のドキュメント番組にて語られた。またこの時、間奏にあるオペラ調の声は織田本人の声であったことも明かされた。「何十回も重ねた。苦労したというよりは楽しかったんですけどね。」と当時語っている。

    当ユニットのA面シングルの専属作曲者の織田は、「アレンジには時間をかけたが、曲自体は1分も経たずにつるりとできてしまった」と言う[10]。また、作曲を引き受けたとき「当時小学生(まる子とほぼ同じ年代)だった娘に対して喜ぶことをあまりしてやれなかったので、こういう曲を作ったらどうか、と考えた」とも述べている[10]。しかし、大流行したにもかかわらず、肝心の娘の反応は思ったほどではなかったという[10]

    アニメ原作のエッセイ漫画『ちびまる子ちゃん』では、少女時代のさくらももこ(まる子)が家族と団欒中、植木等が歌う「スーダラ節」がテレビから流れ、「『ああいう歌を作りたい』……15年後その夢をすてずに作った曲」が「おどるポンポコリン」であったと描かれている[11]。同じくさくらが作詞した『ちびまる子ちゃん』第2期作の初代エンディングテーマ曲「針切じいさんのロケン・ロール」では植木による歌唱が実現し、さくら本人もまる子役の声優TARAKO、歌手のイルカと共にコーラスで参加した。

    当初は栗林誠一郎がリードボーカルの予定だったが、収録の日に栗林が海外に行っていたため、坪倉がリードボーカルを担当することになったという経緯がある。

    その他

    『2番の歌詞に「キヨスク」が出ているが、『ちびまる子ちゃん』の舞台である静岡県静岡市清水区(旧清水市)を含むJR東海管内では単なる「キヨスク」はごくわずかで、大半の店舗が「ベルマート」や「ベルマートキヨスク」などを称している。なお、商標の呼称を規制しているNHKの『第41回NHK紅白歌合戦』でも、「キヨスク」は差し替えなく歌われた。

    『家庭教師がやってきた』(1990年1月14日放送)、『まるちゃん通信簿をもらう』(1990年3月18日放送)でまる子がこの曲を口ずさんでいる。また『まるちゃん学芸会に出る』(1990年5月27日放送)では、関口がこの曲を歌いながら踊っている。

    収録曲

    全作曲:織田哲郎

    1. おどるポンポコリン [3:11]
      作詞:さくらももこ、編曲:織田哲郎
    2. ゆめいっぱい(B.B.クィーンズ・バージョン) [3:34]
      作詞:亜蘭知子、編曲:中島正雄
      先に関ゆみ子が「ちびまる子ちゃん」の初代オープニングとして発表していたが、CDリリース自体はB.B.クィーンズが早かった。

    収録アルバム

    B.B.クィーンズ

    曲名 アルバム 発売日 備考
    おどるポンポコリン WE ARE B.B.クィーンズ 1990年7月4日 1stオリジナルアルバム
    complete of B.B.QUEENS at the BEING studio 2002年11月25日 1stベストアルバム
    BEST OF BEST 1000 B.B.クィーンズ 2007年12月12日 2ndベストアルバム
    ゆめいっぱい(B.B.クィーンズ・バージョン) WE ARE B.B.クィーンズ 1990年7月4日 1stオリジナルアルバム
    BEST OF BEST 1000 B.B.クィーンズ 2007年12月12日 2ndベストアルバム

    オムニバス

    • ちびまる子ちゃん(#1)
    • アニメ主題歌大全集〜オリジナル原盤による〜(#1)
    • 青春歌年鑑'90 BEST30(#1)
    • 家宝〜歌のお子様ランチ〜(#1)
    • まるまるぜんぶちびまる子ちゃん(#1)
    • アニソン・ヒッツ〜歌えるアニメソング集〜(#1)
    • 日曜夜のテレビは哀愁(#1)
    • 決定盤!!「よいこの(TV)アニメ」ベスト(#1)
    • KODOMODE 〜Kids Songs Collection〜(#1)
    • 決定盤!!こどもヒットソング みんなで歌える ベスト(#1)
    • みんなアニメが好きだった-緑盤-(#1)
    • テレビこどものうた 女の子(#1)

    この他多くの子供向けオムニバスアルバムに収録されているが、そのほとんどがカバーバージョンである。

    B.B.クィーンズによるセルフカバー

    「おどるポンポコリン
    〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜
    B.B.クィーンズシングル
    初出アルバム『ROYAL STRAIGHT
    B面 おどるポンポコリン(原曲)
    Good-by morning〜B.B.クィーンズ Version〜
    リリース
    規格 マキシシングル
    録音 2011年
    日本の旗 日本
    ジャンル J-POP(アニメソング)
    時間
    レーベル B-Gram RECORDS
    作詞・作曲 さくらももこ(作詞 #1,2)
    織田哲郎(作曲 #1,2)
    庄野真代(作詞 #3)
    中島薫(作曲 #3)
    プロデュース 長戸大幸
    中島正雄
    チャート最高順位
    • 93位(オリコン)
    • 登場3回(オリコン)
    • 82位Billboard JAPAN HOT 100
    • 11位(Billboard Hot Animation)
    • 52位CDTV
    • 登場2回(CDTV)
    B.B.クィーンズ シングル 年表
    夢のENDはいつも目覚まし!
    1992年
    おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜
    (2011年)
    夢のENDはいつも目覚まし!
    (B.B.かまってちゃん
    2012年
    ROYAL STRAIGHT 収録曲
    おどるポンポコリン
    (1)
    ギンギラパラダイス
    (2)
    テンプレートを表示

    おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜」(おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん たんじょう トゥウェンティーフィフスバージョン〜)は、B.B.クィーンズ7枚目のシングル。2011年5月1日B-Gram RECORDSから発売された[12]

    解説

    テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ。原作連載開始25周年を記念して新たに録音された。発売日同日放送分よりこのバージョンが使用され、オープニング映像にB.B.クィーンズの再結成メンバー4人もアニメキャラクターとして登場した。またエンディング映像では通常時同様「主題歌」のクレジットでアーティスト名の下にレーベル名(本作では(B-Gram RECORDS))の表記がなされなかった(編曲者の葉山たけしは表記されている)。

    カップリングにはオリジナルの「おどるポンポコリン」と、1992年宇徳敬子&近藤房之助が発表した「Good-by morning」のカバーバージョン(宇徳、近藤ともB.B.クィーンズ再結成メンバーであるので、実質セルフカバー)を収録。

    初回版にのみ特別ふろくとして「ちびまる子ちゃん×B.B.クィーンズ 書き下ろしミニミニトランプ」が付属。トランプにはちびまる子ちゃんの各キャラクターや、B.B.クィーンズの4人(近藤、坪倉、宇徳、増﨑)がイラストされている。

    収録曲

    1. おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜 [3:10]
      作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
    2. おどるポンポコリン [3:13]
      作詞:さくらももこ、作曲・編曲:織田哲郎
      Licensed by Ariola Japan Inc.[13]
    3. Good-by morning〜B.B.クィーンズ Version〜 [5:42]
      作詞:庄野真代、作曲:中島薫 編曲:長戸大幸
    4. おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜(カラオケ

    収録アルバム

    曲名 アルバム 発売日 備考
    おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜 ROYAL STRAIGHT 2011年7月20日 セルフカバーアルバム

    ManaKanaによるカバー

    「おどるポンポコリン」
    ManaKanaシングル
    B面 ちびまる子音頭
    リリース
    規格 CDシングル
    ジャンル J-POP
    レーベル 日本コロムビア
    作詞・作曲 さくらももこ(作詞)
    織田哲郎(作曲)
    ManaKana シングル 年表
    アップトゥミー
    (1997年)
    おどるポンポコリン
    (1998年)
    じゃがバタコーンさん
    (1998年)
    テンプレートを表示

    おどるポンポコリン」はManaKanaの3枚目のシングル。ManaKana&泉谷しげる名義で1998年7月1日に日本コロムビアより発売された。商品番号:CODC-1517。

    概要

    1998年7月から1999年12月までテレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマとして使用された。佐橋俊彦が編曲を担当し、双子の三倉茉奈三倉佳奈が歌唱、泉谷しげるがオリジナルでの近藤のパートで参加している。

    カップリング曲の「ちびまる子音頭」はさくらももこが作詞を手掛け、佐橋俊彦が作・編曲を担当。1999年と2000年の夏休み期間に『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマとして使用された。

    収録曲

    1. おどるポンポコリン
      作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎、編曲:佐橋俊彦
      アニメ『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ
    2. ちびまる子音頭
      作詞:さくらももこ、作曲・編曲:佐橋俊彦
      アニメ『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマ
    3. おどるポンポコリン(オリジナル・カラオケ)
    4. ちびまる子音頭(オリジナル・カラオケ)

    E-girlsによるカバー

    「おどるポンポコリン」
    E-girlsシングル
    初出アルバム『E.G. TIME
    B面 うれしい!たのしい!大好き!
    リリース
    規格 マキシシングル
    ジャンル J-POP
    レーベル rhythm zone
    作詞・作曲 さくらももこ(作詞)
    織田哲郎(作曲)
    チャート最高順位
    E-girls シングル 年表
    E.G. Anthem -WE ARE VENUS-
    (2014年)
    おどるポンポコリン
    (2014年)
    Highschool ♡ love
    (2014年)
    テンプレートを表示

    2014年E-girlsがカバーしている。2014年8月13日に10作目のシングルとしてrhythm zoneより発売された[15]

    概要

    3ヶ月連続リリースの第2弾。表題曲「おどるポンポコリン」は2014年5月4日から2016年4月3日まで、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマに使用された[16]。オープニングにはメンバーのAmi、藤井夏恋、鷲尾伶菜、武部柚那の4人がアニメキャラとしてまる子と一緒に出演している[16]

    「CD+DVD」「CD」「CD(mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)」「ミュージックカード(全29種、mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)」の32形態で発売。CD+DVDに加え「カラフルランチトートバッグセット」「カラフルハンドタオルセット」が付属する数量限定盤2種も発売された。また、CDのみの通常盤はE-girlsとしては初のアニメジャケットとなっている。[17]

    8月25日付のシングル週間チャートでは5位を獲得。アニメ部門では初の1位を獲得した。また、月間アニメシングルチャートでも2位を獲得した。

    また、発売日と同じ日にフジテレビ系列で放送された大型音楽番組『2014 FNSうたの夏まつり』ではB.B.クィーンズとE-girlsによる本家とカバーのコラボレーションで披露された。

    参加メンバー

    収録曲

    CD

    1. おどるポンポコリン
      作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎、編曲:ArmySlick
      • アニメ『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ
      • ボーカルはDreamのAmi、Happinessの藤井夏恋、Flowerの鷲尾伶菜、武部柚那。
    2. うれしい! たのしい! 大好き!
      作詞・作曲:吉田美和、編曲:中野雄太
    3. おどるポンポコリン (Instrumental)
    4. うれしい!たのしい!大好き! (Instrumental)

    DVD

    1. おどるポンポコリン (Video Clip)
    2. おどるポンポコリン (Animation Clip)

    限定盤

    ミュージックカード・CD(mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)

    1. おどるポンポコリン

    ゴールデンボンバーによるカバー

    「おどるポンポコリン」
    ゴールデンボンバーシングル
    B面 ゆめいっぱい
    リリース
    規格 マキシシングル
    ジャンル J-POP
    レーベル Zany Zap
    作詞・作曲 さくらももこ(作詞)
    織田哲郎(作曲)
    チャート最高順位
    ゴールデンボンバー シングル 年表
    水商売をやめてくれないか
    (2016年)
    おどるポンポコリン
    (2016年)
    #CDが売れないこんな世の中じゃ
    (2017年)
    テンプレートを表示

    2016年ゴールデンボンバーがカバーしている。2016年11月9日に18作目のシングルとして、Zany Zapより発売された[20]

    解説

    前作「水商売をやめてくれないか」から、約7ヶ月ぶりとなるシングル。表題曲「おどるポンポコリン」は、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマとして、2016年4月10日から2019年3月31日放送分まで使用された[21]。オープニング映像にはゴールデンボンバーの4人がアニメキャラクターとして出演。表題曲「おどるポンポコリン」はアニメ同様、メンバー(喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二)の声も収録され、カップリングには、アニメ『ちびまる子ちゃん』初代オープニング主題歌「ゆめいっぱい」のカヴァーを収録。

    また、2017年12月13日にフジテレビ系列で放送された大型音楽番組『2017 FNS歌謡祭 第2夜』ではB.B.クィーンズとゴールデンボンバーによる本家とカバーのコラボレーションで披露された。

    先行配信

    11月9日のリリースに先駆け、10月19日から表題曲「おどるポンポコリン」、11月2日からはカップリング曲「ゆめいっぱい」を主要音楽サイトで配信。

    収録曲

    CD

    1. おどるポンポコリン
      作詞 : さくらももこ 作曲 : 織田哲郎
      編曲 : 鬼龍院翔tatsuo
      歌:ゴールデンボンバー
    2. ゆめいっぱい
      作詞 : 亜蘭知子 作曲 : 織田哲郎
      歌:鬼龍院翔
    3. おどるポンポコリン(オリジナル・カラオケ)
    4. ゆめいっぱい(オリジナル・カラオケ)

    ももいろクローバーZによるカバー

    「おどるポンポコリン」
    ももいろクローバーZシングル
    B面 ありがとうのうた
    私を選んで!花輪くん
    リリース
    ジャンル J-POP
    レーベル EVIL LINE RECORDS
    ももいろクローバーZ シングル 年表
    笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜
    (2018年)
    おどるポンポコリン
    (2019年)
    stay gold
    (2019年)
    テンプレートを表示

    2019年ももいろクローバーZがカバーしている。楽曲アレンジは世界各国のお祭りをイメージし、サンバや三味線のリズムが加わった[22]。楽曲の振り付け映像もYouTubeで公開。

    この年、『ちびまる子ちゃん』30周年アンバサダーにももいろクローバーZが就任し、4月7日の放送より、総勢13人のちびまる子ちゃんキャラクターと歌う「おどるポンポコリン」がオープニング主題歌として採用された。『ちびまる子ちゃん』のキャラクター達が主題歌アーティストと楽曲内でコラボレーションをするのは、これが初めて[23]。カップリングには、ちびまる子ちゃんの世界観をイメージした新曲2曲を収録し、こちらでもコラボレーションを実施。

    10月20日の放送では、メンバー4人がゲスト声優を務め、アニメ本編に登場した。またトリプルコラボとして、ももいろクローバーZのメンバー4人とまるちゃんをイメージした、全5種のコラボレーションアイスクリームがコールド・ストーン・クリーマリーから販売され、店頭ではスタッフがアイスを作りながら「おどるポンポコリン」を歌うパフォーマンスを実施[24]

    収録曲

    CD

    1. おどるポンポコリン/ももいろクローバーZ feat.まるちゃんと仲間たち
      作詞:さくらももこ、作曲:織田哲郎、編曲:NARASAKI
    2. ありがとうのうた百田夏菜子玉井詩織高城れに feat.まるちゃんと仲間たち
      作詞:うらん、作曲・編曲:菊谷知樹
    3. 私を選んで!花輪くん佐々木彩夏&みぎわさん feat.花輪くん
      作詞・作曲:前山田健一、編曲:徳田光希
    4. おどるポンポコリン(off vocal ver.)
    5. ありがとうのうた(off vocal ver.)
    6. 私を選んで!花輪くん(off vocal ver.)

    Blu-ray

    1. おどるポンポコリン (ANIMATION MUSIC VIDEO)
    2. おどるポンポコリン (LIVE from “春の一大事2019 in 黒部市”)
      • 初披露のライブ映像。ゲストのまるちゃんと共演

    その他のカバー

    1990年11月5日にWITCHというポップスデュオ(キングレコード:川上春水、もう一人は不明)が「おどるポンポコリン・ディスコバージョン」でカバーした。

    1991年11月27日発売『テレビ人気こどものうた』(東芝EMI、規格品番:TOCT-6349)でくさかべまきがカバーした。

    1994年5月21日発売『みんなでうたおう!こどものうた いっとうしょう体操』(日本コロムビアサンリオ)で大木理紗石原慎一がカバーした。

    2010年1月から1年間は、アニメ放映開始20周年記念で木村カエラによるカバーバージョン(ベストアルバム『5years』に収録)が『ちびまる子ちゃん』オープニングで使用された。オープニング映像も新しくなり、アニメ化された木村カエラも登場した。アレンジは石野卓球、コーラスにはスチャダラパーのBOSEとANI、ギターにはザ・サーフコースターズ中シゲヲ、ベースには笹沼位吉、そしてダンディ坂野といった豪華ゲストが集結した[25]

    2001年に登場したアーケードゲーム『Dance Dance Revolution 5thMIX』や『Dance Maniax 2ndMIX APPEND J☆PARADISE』では、同ゲームの楽曲収録元であるダンスマニアの主要アーティストの一人であるキャプテン・ジャックによる英語歌詞のカバー版が使用されており、『Dancemania J☆Paradise』にも収録されている。

    日本コロムビアから発売されている童謡集の中には、山野さと子大滝秀則によるカバーバージョンが収録されているものがある(2006年6月21日発売『CDツイン テレビこどものうた〜轟轟戦隊ボウケンジャー〜』など)。

    1999年発売の子供向けCD『ワーイ! わたしとぼくのうたとカラオケだい!!』(キープ/キングレコード、NKCD-3099)には、ポンポコ合唱団によるカバー版が収録されている。

    2011年に発売されたアニメタルのアルバム『そして伝説へ…THE LEGEND of ANIMETAL』に収録。2013年には、『フックブックロー』(NHK Eテレ)でもカバーされている。

    2015年9月2日発売の杉山優奈のシングル「かまってYO!ね」に収録されている[26]

    同年12月23日公開の映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』では、大原櫻子がメインボーカル、トータス松本がコーラスを担当したカバーがオープニングテーマに採用されている[27]。映画公開と同日発売のCD『「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」ミュージックアルバム』に収録されている。

    ミュージックステーションウルトラFES2018

    さくらももこ追悼SPとして、B.B.クィーンズ×ゴールデンボンバー×E-girlsのコラボが実現した。

    脚注

    1. ^ a b c d e f BIOGRAPHY | UTOKU KEIKO OFFICIAL WEBSITE - 2017年1月31日閲覧。
    2. ^ 織田哲郎の肩書「作曲」を「作・編曲」にしたり、2012年4月から使用のエンディングテーマ曲『100万年の幸せ!!』(作曲・編曲・歌:桑田佳祐)のように「作曲」「編曲」をまたぐ形での表記もしていない。
    3. ^ a b c d 「まる子のかくし味、テーマ曲に実力派の腕(こどもワールド)」『日本経済新聞』1990年11月6日付大阪夕刊Next関西、29頁。
    4. ^ 『読売新聞』1990年11月11日付東京朝刊2部、4頁。
    5. ^ 「だんご3兄弟」ミリオンヒット、SANSPO.COM、1999年3月3日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    6. ^ 「『おどるポンポコリン』ディスコ向けも登場」『日経流通新聞』1990年11月29日付、27頁。
    7. ^ 「でーたボックス ちびまる子人気がダントツ」『日経流通新聞』1991年1月10日付、18頁。
    8. ^ 「いま『ちびまる子ちゃん』が人気絶頂 視聴率35%を記録」『朝日新聞』1990年9月11日付夕刊、15頁。
    9. ^ 読売新聞』1990年8月14日付東京夕刊、13頁。
    10. ^ a b c “もういちど流行歌 1990年7月の曲 おどるポンポコリン(B.B.クィーンズ)つるっと歌って1分でできた”. 朝日新聞 be on Saturday: p. 2. (2017年1月28日) 
    11. ^ 『ちびまる子ちゃん(8)』(集英社、1991年)「まる子みんなにばかにされる」の巻より(130-131頁)。
    12. ^ “B.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」新録ver.で発売”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2011年3月28日). https://natalie.mu/music/news/46934 2019年11月23日閲覧。 
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    20. ^ 現在放送中の、フジテレビ系全国ネット「ちびまる子ちゃん」オープニングテーマ「おどるポンポコリン」発売決定!
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    22. ^ ももいろクローバーZ、『ちびまる子ちゃん』30周年アンバサダー - オリコン
    23. ^ ももクロのニューシングルはちびまる子ちゃんキャラクターと歌う『おどるポンポコリン』 - rockin'on.com
    24. ^ ももクロ x ちびまる子 xコールドストーンのトリプルコラボが実現 - BARKS
    25. ^ カエラ「5years」で卓球、シゲヲ、ダンディとポンポコリン、2009年12月18日、ナタリー。
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    外部リンク