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「大嵐駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 05:27時点における版

大嵐駅
駅舎
(2019年12月)
おおぞれ
Ōzore
水窪 (6.5 km)
(3.0 km) 小和田
地図
所在地 浜松市天竜区水窪町奥領家188
北緯35度11分27.36秒 東経137度49分7.22秒 / 北緯35.1909333度 東経137.8186722度 / 35.1909333; 137.8186722
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 80.8 km(豊橋起点)
電報略号 ソレ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
20人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1936年昭和11年)12月29日
備考 駅員無配置駅[1]
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大嵐駅
おおぞれ
Ōzore
白神 (2.8 km)
(3.0 km) 小和田
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 飯田線
キロ程 80.8 km(豊橋起点)
開業年月日 1936年(昭和11年)12月29日
廃止年月日 1955年(昭和30年)11月11日
備考 佐久間駅~大嵐駅間の経路変更に伴い廃止
テンプレートを表示

大嵐駅(おおぞれえき)は、静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。駅前の佐久間ダム湖に架けられたつり橋を渡った愛知県北設楽郡豊根村富山地区(旧・富山村)の玄関口である[1]

豊橋方の大原トンネルは飯田線で最長 (5,063m) である。

歴史

駅構造

ホーム(2019年12月)

島式ホーム1面2線と側線を持つ地上駅警報機の付いた構内踏切が平岡方面にある。中部天竜駅管理の無人駅である。トンネルに挟まれており、分岐器もトンネル内にある。(大原トンネル側は佐久間ダムにより水没した旧線の付け替えのため急カーブとなっている)

旧・富山村が交付税3000万円を使い、東京駅を模した駅舎を1997年(平成9年)に建設した[1]。この駅舎は「みんなの休む処」と名付けられている[1][2]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 下り 天竜峡飯田方面[注釈 1]
2 上り 中部天竜豊橋方面[注釈 1]

利用状況

「静岡県統計年鑑」及び「浜松市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1993年 72
1994年 64
1995年 60
1996年 59
1997年 73
1998年 58
1999年 53
2000年 49
2001年 不明
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年 29
2007年 30
2008年 34
2009年 34
2010年 35
2011年 34
2012年 33
2013年 33
2014年 31
2015年 22
2016年 23
2017年 20

駅周辺

駅前風景

駅は静岡県浜松市天竜区にあるが、愛知県北設楽郡豊根村富山地区(旧富山村)への玄関駅となっている[1]。駅前にある鷹巣橋(愛知県道426号・静岡県道287号津具大嵐停車場線)を渡ると豊根村富山地区となる。

とても山深い場所に位置し駅周辺には商店はなく自動販売機もない。

道路による他地域とのアクセスが非常に不便であるため、新聞輸送や郵便配達に飯田線の列車が用いられている。 新聞は豊橋駅発の下り始発列車で運ばれ、郵便物は宛先が愛知県側であっても静岡県の日本郵便天竜郵便局によって行われており、社員は郵便物が入ったリュックを背負い、電車から降りると、駅前に停めてあるバイクに積み込んで配達に向かう。

バス路線

  • おでかけ北設(豊根村営バス) 富山線 (大嵐駅 - 支所前 - 漆島)
    • 平日のみ運行。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速
通過
普通
水窪駅 - 大嵐駅 - 小和田駅

特急伊那路」が臨時停車したことがある。

かつて存在した路線

日本国有鉄道
飯田線(旧線)
白神駅 - 大嵐駅 (- 小和田駅)

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅構内の案内表記で、駅掲示用時刻表のPDFが使われているJR東海公式サイトで参照可能(2015年1月現在)[広報 1]

出典

  1. ^ a b c d e 鈴木泰彦 (2015年11月11日). “豊根・富山地区の玄関口・JR大嵐駅 来年“傘寿” 小中生の清掃 今はなく”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 東三河総合版 21 
  2. ^ a b 西崎さいき『珍駅巡礼』イカロス出版、2010年、100頁。ISBN 978-4863202702 

広報資料・プレスリリースなど一次資料

  1. ^ JR東海公式サイトの各駅の時刻表

関連項目