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{{Otheruseslist|[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[東京地下鉄]](東京メトロ)の上野駅|隣接する[[京成電鉄]]の駅|京成上野駅|その他の上野駅|上野 (曖昧さ回避)#駅}}
{{駅情報
|駅名 = 上野駅
|よみがな = うえの
|ローマ字 = Ueno
|所在地 = [[東京都]][[台東区]]
|所属事業者 = [[東日本旅客鉄道]](JR東日本・[[#JR東日本_2|駅詳細]])<br />[[東京地下鉄]](東京メトロ・[[#東京メトロ_2|駅詳細]])
|画像 = Ueno Station - Dec 2019.jpg
|pxl = 300px
|画像説明 = JR・正面玄関口(2019年12月)
|地図 = {{maplink2|frame=yes|zoom=15|frame-width=300|plain=yes|frame-align=center
|type=point|type2=point|type3=point|type4=point
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|coord={{coord2|35|42|50|N|139|46|38|E}}|marker-color=008000|title=JR 上野駅
|coord2={{coord2|35|42|42.3|N|139|46|33.5|E}}|marker-color2=ff9500|title2=東京メトロ銀座線 上野駅
|coord3={{coord2|35|42|41|N|139|46|37.8|E}}|marker-color3=b5b5ac|title3=東京メトロ日比谷線 上野駅
|coord4={{coord2|35|42|40.4|N|139|46|24.8|E}}|marker-color4=005aaa|title4=京成上野駅
|frame-latitude=35.712536|frame-longitude=139.776025
}}左は京成上野駅
|乗換 = [[京成上野駅]]([[京成電鉄|京成]][[京成本線|本線]])
}}{{座標一覧}}
{{osm box|n|236578444|}}
'''上野駅'''(うえのえき)は、[[東京都]][[台東区]][[上野]]七丁目および[[東上野]]三丁目にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[東京地下鉄]](東京メトロ)の[[鉄道駅|駅]]である。

== 概要 ==
[[1883年]]に[[日本鉄道]]の駅として開業。[[山手線]]北東部の[[ターミナル駅]]であり、多数の[[在来線]]や[[新幹線]]、[[地下鉄]]路線が乗り入れる。[[東京地下鉄道]](現在の[[東京メトロ銀座線]])上野駅 - [[浅草駅]]間は東洋初の本格的な地下鉄路線として知られる。

鉄道が電化されるまでは[[皇居]]付近への乗り入れが認められていなかったため、北は上野駅、南は[[新橋駅]]、東は両国橋駅(現[[両国駅]])、西は[[万世橋駅]](後の[[交通博物館]]前)が端点となっており、3大[[副都心]](新宿・渋谷・池袋)及び上野・浅草は、[[東京市]]が[[戦前]]に[[私鉄]]の都心([[山手線]]内と15区内の大部分)乗り入れを認めなかったことから、郊外への[[ターミナル駅]]として発達した。[[東北本線]]([[宇都宮線]])・[[高崎線]]や[[常磐線]]の起点となる駅であり、[[1991年]]までは[[東北新幹線|東北]]・[[上越新幹線]]の起点であった。[[北関東]]や[[東北地方]]・[[北陸地方]]へ伸びる路線が数多く集結することから、古くから「東京の'''北の玄関口'''」として機能してきた。1991年に東北新幹線が[[東京駅]]まで延伸、さらに[[2015年]]に[[上野東京ライン]]が開業したことでそれまで当駅止まりだった宇都宮線・高崎線・常磐線が東京駅を経由して[[東海道本線]]([[東海道線 (JR東日本)|東海道線]])に[[直通運転]]を行うようになったことで、当駅は通過駅としての側面が強まった。

[[御徒町駅]]方面にJRの高架に沿って[[アメヤ横丁]](通称アメ横)と呼ばれる商店街が位置しており、駅周辺は[[繁華街]]が広がる。山手線の繁華街の中でも今なお[[下町]]情緒を残す。駅西側には広大な面積をもつ[[上野恩賜公園]](上野公園)が所在しており、公園内には[[東京国立博物館]]などの複数の著名な[[博物館]]・[[美術館]]や、[[恩賜上野動物園|上野動物園]]や[[不忍池]]が位置している。これらを目当てに国内外から多くの観光客が訪れる。

[[京成電鉄]]の[[京成上野駅]]と隣接している。

=== 乗り入れ路線 ===
当駅は、JR東日本の[[新幹線]]と[[在来線]]各線、および東京メトロの路線が乗り入れている。

=== JR東日本 ===
このうち、JR東日本の新幹線は、線路名称上は[[東北新幹線]]のみである<ref name="teishajo">『停車場変遷大辞典(国鉄・JR編I)』(JTB発行、1998年)</ref> が(詳細は路線記事および「[[鉄道路線の名称]]」参照)、東北新幹線経由で[[山形新幹線|山形]]、[[秋田新幹線|秋田]]、[[北海道新幹線|北海道]]、[[上越新幹線|上越]]、[[北陸新幹線|北陸]]の各新幹線が乗り入れている。

JR東日本の在来線に関しても、線路名称上は[[東北本線]]のみである<ref name="teishajo"/> が、以下のように多岐にわたる各線が乗り入れている。[[3レターコード|スリーレターコード]]は「{{駅番号|#000000|white|UEN}}」。
* [[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] [[宇都宮線]]・[[高崎線]] - [[駅ナンバリング#JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道|駅番号]]「'''JU 02'''」 : 列車線を走行する東北本線の中距離電車系統。[[赤羽駅]]までは[[尾久駅]]経由の支線を走行する。全区間に渡り東北本線を走行する列車が「宇都宮線」{{Refnest|group="注釈"|あるいは「宇都宮線(東北線)」。東北本線中距離電車としての愛称}}、途中[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]から[[高崎駅]]方面へ分岐する列車が「高崎線」{{Refnest|group="注釈"|線路名称上は大宮駅-高崎駅間が高崎線と規定されているが、2019年現在の大宮駅発着全定期列車(湘南新宿ライン除く)が東北本線列車線を通じて当駅に乗り入れており、運転系統・旅客案内上は、大宮駅から当駅方面においても一部を除き「高崎線」と単独で案内される。これは、[[#概要]]にある通り、現在の高崎線となる路線が東北本線よりも先に当駅を起点駅として開業した歴史的経緯の名残である。}}と案内される。一部は「宇都宮・高崎線」と一体化して案内される。高崎線の一部列車は[[上越線]]・[[両毛線]]へ[[直通運転]]する。
* [[ファイル:JR JK line symbol.svg|15px|JK]] [[京浜東北線]] - 駅番号「'''JK 30'''」 : [[電車線・列車線|電車線]]を走行する東北本線の近距離電車系統。赤羽駅までは[[王子駅]]経由の本線ルートを走行する。南行は[[横浜駅]]から[[根岸線]]への直通運転も実施している。
* [[ファイル:JR JY line symbol.svg|15px|JY]] [[山手線]] - 駅番号「'''JY 05'''」 : 電車線を走行する[[環状線|環状路線]]。京浜東北線と並行しない区間が線路名称上の山手線にあたる。
* [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]] [[常磐線]]([[常磐快速線|快速]]){{Refnest|group="注釈"|[[ファイル:JR JL line symbol.svg|15px|JL]] [[常磐緩行線|常磐線各駅停車]]は[[綾瀬駅]]から[[東京メトロ千代田線]]に直通しているため、当駅には乗り入れない。}}({{color|blue|■}}[[中距離電車|中距離列車]]も含む) - 駅番号「'''JJ 01'''」 : 線路名称上の起点は[[日暮里駅]]だが、東北本線上の専用線路を介して当駅まで乗り入れている{{Refnest|group="注釈"|[[常磐緩行線|常磐線(各駅停車)]]は[[北千住駅]]での乗り換えを必要とする。}}。一部列車は途中[[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]より[[成田線]](支線)へ直通運転する(近年は「常磐・成田線」あるいは「常磐(快速)・成田線」と一体化されて案内されることが増えている{{Refnest|group="注釈"|ただし、高崎線のように「成田線」と単独で案内する例は見られない。}})。
* [[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] [[上野東京ライン]]:当駅・[[東京駅]]間の列車線(東北縦貫線)を経由して、宇都宮・高崎・常磐線が[[東海道本線]]列車線(系統路線名[[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]、一部は更に[[伊東線]])へ直通運転する列車の運転系統愛称{{Refnest|group="注釈"|宇都宮・高崎線は東海道線との普通・快速列車の相互直通運転、常磐線は東海道線[[品川駅]]を発着駅とする普通・快速・特急列車の片乗り入れ。宇都宮・高崎線の品川駅終着・東京駅始発、東海道線の当駅発着もあり。2015年3月13日までは、宇都宮線・高崎線・常磐線は、当駅を運転系統の起点としており、東京駅方面へは山手線と京浜東北線のみが運行されていたが、上野東京ラインの開通により、これら3系統の路線が東北本線の本来の起点である東京駅に乗り入れ、さらに直通運転を開始した。なお、平日夕方運行の宇都宮線・高崎線の通勤快速、土・休日夕方運行の宇都宮線「ラビット」・高崎線「アーバン」に関しては、従来通り当駅発着となっている。}}。
宇都宮線と高崎線が同じ線路を共有しているほかは、原則として各系統ごとに専用の線路が割り当てられているが、上野東京ラインの開業により(常磐線が乗り入れるために平面交差を行うことから)宇都宮線・高崎線と常磐線の一部列車で線路が共有されるようになった。

JR東日本公式サイトにて記載されている当駅の「所属路線」は、京浜東北線、常磐・成田線、常磐線、高崎線、東北本線、山手線、秋田新幹線、上越新幹線、東北新幹線、北陸新幹線、山形新幹線の11路線となっている<ref>[https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=204 JR東日本公式ホームページ・上野駅情報]</ref>。

上野駅の[[事務管理コード|事務管コード]]は、▲441003となっている<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref><ref group="注釈">一部では▲451003の事務管コードを使った補充券等も見られる。</ref>。

=== 東京メトロ ===
東京メトロは[[東京メトロ銀座線|銀座線]]と[[東京メトロ日比谷線|日比谷線]]の2路線が乗り入れている。
* [[ファイル:Logo of Tokyo Metro Ginza Line.svg|15px|G]] 銀座線 - 駅番号「'''G 16'''」
* [[ファイル:Logo of Tokyo Metro Hibiya Line.svg|15px|H]] 日比谷線 - 駅番号「'''H 18'''」<ref group="注釈">[[2020年]][[6月6日]]の[[虎ノ門ヒルズ駅]]開業に伴い、駅番号を「'''H 17'''」から「'''H 18'''」へ変更。</ref>

== 歴史 ==
{{Vertical_images_list
|幅 = 250px
|枠幅 = 250px
|1 = View of Ueno-Nakasendo railway from Ueno station.jpg
|2 = [[中山道]]に沿って上野駅(上野山下[[ステーション|ステンション]])と[[王子駅]]との間を行き来する蒸気鉄道を描いた[[開化絵]](1885年2月発行)
|3 = Ueno Station in the Taisho era.JPG
|4 = 大正時代撮影の(初代)上野駅舎
|5 = Ueno Station Dedication Ceremony.jpg
|6 = 落成式当日の(2代)上野駅舎(1932年4月3日)
|7 = Ueno Station, 1933.jpg
|8 = 上野駅構内(1933年頃、撮影:[[石川光陽]])
}}
[[File:Ueno Station.1963.jpg|thumb|right|250px|上野駅周辺の白黒空中写真(1963年6月撮影)<br />{{国土航空写真}}]]
[[日本鉄道]]は上野 - [[熊谷駅|熊谷]]間の開業に先立ち、[[1882年]]11月に[[寛永寺]]の[[子院]]跡約29,800[[坪]](約98,512[[平方メートル]] (m<sup>2</sup>))を[[東京府]]より借り受けて上野駅の用地とした。[[1883年]](明治16年)7月28日に同線の仮開業に伴い上野駅を開設し、8月から貨物、10月より[[郵便物]]の取り扱いを始めた。[[1884年]](明治17年)6月28日に仮駅舎で開業式が行われ、[[1885年]](明治18年)に[[煉瓦]]造りの237坪(約783m<sup>2</sup>)の本駅舎が竣工した。この初代駅舎は[[三村周]]が設計、[[毛利重輔]]が監督を行い、中央の[[平屋]]部分に[[出札]]広場と[[コンコース]]、両翼に[[待合室]]を設置したH型平面の構造で、当時の[[汐留駅 (国鉄)|汐留駅]]や[[横浜駅]]を踏襲した形となっている<ref>保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その1.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.220、2001年</ref>。

1885年に途中[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]から[[宇都宮駅]]に至る区間が[[利根川]]渡河区間を除いて開通すると、上野駅は東京側の[[ターミナル]]として繁盛した。当初は1つの駅構内に旅客・貨物・車両基地の機能を併設していたが、次第に鉄道輸送の需要が伸びると構内が手狭になった。駅周辺の道路が狭隘で、旅客を輸送する[[馬車鉄道]]や貨物を輸送する[[大八車]]が輻輳したために、[[客貨分離|旅客と貨物の機能を分離する]]ことが計画された。[[1890年]](明治23年)11月1日に南方に地上の[[貨物線]]を開通させ、新たに設置された[[秋葉原駅|秋葉原貨物取扱所]]へ貨物取扱を移転した。[[1896年]](明治29年)12月25日に開業した[[隅田川駅]]にも荒荷の扱いなどを分散移転して、上野駅は12月1日に旅客専用駅となった<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年</ref>。[[1900年]](明治33年)に日本鉄道が駅前広場に110坪(約364m<sup>2</sup>)で2階建ての上野待合店を建設し、飲食店、喫茶店、雑貨販売店、理髪店などが入居したが、[[1922年]]([[大正]]11年)に撤去された<ref>高橋晃久、他「停車場の変遷についての研究:その4.上野駅の成立(3)構内店舗の変遷に関する一考察」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.631、2003年</ref>。

[[1905年]](明治38年)4月1日に[[常磐線]]の[[三河島駅|三河島]] - [[日暮里駅|日暮里]]間が開通し、それまで[[田端駅|田端]]で折り返して運転していた常磐線の列車が直接上野駅へ乗り入れた。この年に新橋 - 上野間の高架旅客線の建設とそれに伴う上野駅の改築が決議されている。[[1906年]](明治39年)に、日本鉄道の国有化に伴い上野駅も国有化され、[[1909年]](明治42年)10月に秋葉原 - 上野 - 青森間が[[東北本線]]と定められた。12月16日に[[山手線]]の[[新橋駅|烏森]] - [[品川駅|品川]] - [[新宿駅|新宿]] - [[池袋駅|池袋]] - 田端 - 上野間で電車の運転が開始され、上野駅はその一方の端となった。

上野駅の利用者は増加を続け、[[1917年]](大正6年)の駅構内は[[事務所]]9棟、[[倉庫]]10棟、その他[[売店]]などが44棟が<ref>保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その2.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.305、2002年</ref> が立ち並んでいた。[[1923年]](大正12年)9月1日の[[関東大震災]]で初代駅舎が焼失し、23日に仮駅舎で営業を再開した<ref name="駅の話">{{Cite book ja-jp |author = 交建設計・駅研グループ |year = 1996 |title = 駅のはなし 明治から平成まで |edition = 改訂初版 |publisher = 成山堂書店 |isbn = 4-425-76032-8 |pages = 142-143 }}</ref>。1923年から[[鉄道省]]東京改良事務所が上野駅周辺の改良工事を開始し、[[1925年]](大正14年)3月1日に新橋駅と結ぶ高架旅客線が開通して山手線の環状運転が始まり、東京の都市内交通である山手線と、東北・常磐・高崎など長距離幹線を接続する駅として機能した。

[[1930年]]([[昭和]]5年)3月1日に[[地鎮祭]]が行われて改築工事が始まり<ref name="駅の話"/>、[[1932年]](昭和7年)4月2日に2代目の駅舎が落成、5日から営業を開始した<ref name="駅の話"/>。この駅舎は利用者の安全を配慮して、乗車客は1階の[[車寄せ]]から列車ホームへ、降車客は地下1階の車寄せへ、それぞれの動線が設計された。外壁は[[多胡石]]と[[小松石]]の砕石が入った[[モルタル]]塗りで、臍壁は[[花崗岩]]が用いる。本屋の中央に設置した30×20.3×13.25[[メートル]] (m) の広間空間が構造上の特徴で、正面玄関の機能を有し、2階部に業務エリアの移動のための回廊が設けられていた<ref>町野東彦、他「停車場の変遷についての研究:その3.上野駅本屋1号の広間空間について」『学術講演梗概集. 計画系 2002(F-2)』、社団法人日本建築学会、P.307、2002年</ref>。秋葉原の貨物取扱設備が高架上に移転したことを受け、東西交通を遮断するなど難点が多かった地上の貨物線は、1932年7月1日に廃止されている。

過去においては代表的な帰省客の玄関口であり、1965年の例では8月10日から8月14日までの5日間に約90万人が利用した。お盆や年末年始の多客時には押しかける乗客を駅構内だけではさばききれず、駅舎に隣接して大型テントを連接したテント村を設営。待機列を整理、誘導する時代が続いた<ref>「お盆だ里帰り 恒例のテント村開く」『日本経済新聞』昭和40年8月11日.15面</ref>。

=== 年表 ===
<!--一事故は年表から外しました-->
* [[1883年]]([[明治]]16年)[[7月28日]]:[[日本鉄道]]上野 - [[熊谷駅|熊谷]]間の始発駅として開業(国有化後、大宮以南区間は[[東北本線]]と定められる)。
* [[1885年]](明治18年)[[7月16日]]:初代本駅舎が竣工。
* [[1890年]](明治23年)[[11月1日]]:上野 - 秋葉原間が貨物線として開通。上野から貨物の取り扱いを秋葉原に移転して貨客分離。
* [[1906年]](明治39年)11月1日:[[鉄道国有法]]により国有化。
* [[1909年]](明治42年)
** [[10月12日]]:[[国鉄・JR線路名称一覧|線路名称]]制定により東北本線の所属となる。
** [[12月16日]]:山手線の電車運転開始。
* [[1912年]](明治45年)[[1月8日]]:日本初の[[発車ベル]]を導入。
* [[1925年]]([[大正]]14年)11月1日:上野 - 東京間の高架旅客線が開業。
* [[1927年]]([[昭和]]2年)[[12月30日]]:[[東京地下鉄道]](現・東京メトロ銀座線)[[浅草駅]] - 上野駅間開通。
* [[1930年]]([[昭和]]5年)[[4月1日]]:地下道に商店街が開店<ref>時事新報</ref>。
* [[1932年]](昭和7年)[[4月3日]]:新駅舎が落成<ref name="駅の話"/>。
* [[1941年]](昭和16年)[[9月1日]]:東京地下鉄道、路線を[[帝都高速度交通営団]](営団地下鉄)に譲渡。
* [[1945年]](昭和20年)[[12月25日]]:上野地下道の浮浪者2500人を一斉収容、以後くりかえし「狩り込み」を実施<ref>日教組二十年史</ref>。
* [[1949年]](昭和24年)[[6月1日]]:[[日本国有鉄道]]が発足。
* [[1961年]](昭和36年)[[3月28日]]:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)日比谷線の駅が開業<ref>{{Cite web|url=https://www.tokyometro.jp/corporate/newsletter/metroNews20200601_l78.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200709092642/https://www.tokyometro.jp/corporate/newsletter/metroNews20200601_l78.pdf|title=東京メトロニュースレター第78号 >「日比谷線の歩み」編|archivedate=2020-07-09|date=2020-06-02|page=2|accessdate=2020-07-09|publisher=東京地下鉄|format=PDF|language=日本語}}</ref>。
* [[1964年]](昭和39年)[[10月1日]]:一部の急送品(郵便・新聞等)を除いて荷物の取り扱いを[[隅田川駅]]に移管。
* [[1968年]](昭和43年)[[9月30日]]:高架第6ホーム(11・12番線)が使用を開始。地上・高架のホーム改良工事が完成する。
* [[1970年]](昭和45年)[[4月5日]]:旅行センター開業<ref>交通年鑑昭和46年度内「交通日誌」</ref>。
* [[1971年]](昭和46年)10月:大連絡橋完成(12月20日から使用開始) 。
* [[1976年]](昭和51年)[[10月12日]]:駅構内の[[電報電話局]]から、タバコの投げ捨てが原因で出火。乗客らが避難する騒ぎとなった<ref>上野駅で火事 構内電話局から出火 乗客ら避難『朝日新聞』1976年(昭和51年)10月12日夕刊、3版、9面</ref>
* [[1977年]](昭和52年):東北新幹線の駅建設が決定(当初は計画になく、地域からの建設請願運動があった)。
* [[1985年]](昭和60年)[[3月14日]]:東北新幹線の上野駅が開業。
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、国鉄の駅は[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の駅となる。
* [[1990年]]([[平成]]2年)[[10月2日]]:不忍口に自動改札機を設置し、供用開始<ref group="新聞">{{Cite news |title=年度内に田端駅など31駅 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1990-10-02 |page=1 }}</ref>。
* [[1991年]](平成3年)[[6月20日]]:東北新幹線が東京駅まで延伸。
* [[1993年]](平成5年)[[11月4日]]:営団で継続定期券発売機を導入<ref>'94営団地下鉄ハンドブック</ref>{{Refnest|group="注釈"|[[銀座駅]]、[[霞ケ関駅 (東京都)|霞ケ関駅]]、[[新橋駅]]、[[秋葉原駅]]、[[御茶ノ水駅]]、[[葛西駅]]と同時に導入。翌1994年に導入された[[後楽園駅]]も合わせて、営団では数少ない継続定期券発売機設置駅であった。}}。
* [[1995年]](平成7年):新幹線ホーム周辺の[[地下水]]上昇対策として、同ホームに37,000トンの鉄塊を設置。
* [[1997年]](平成9年)
** JR東日本の駅が「[[関東の駅百選]]」に認定される。選定理由は「いつの時代にもふるさとへの郷愁をそそる、首都圏の北の玄関口」。営団は認定対象外。
** [[10月16日]]:新幹線乗換改札口に[[自動改札機]]を導入(JR東日本管内の新幹線各駅で初導入)<ref group="報道">{{Cite press release|url=http://www.jreast.co.jp/press/1997_2/19971001/|title=上野駅1階新幹線乗換改札口が自動改札機に変わります!|publisher=[[東日本旅客鉄道]]|date=1997-10-06|accessdate=2017-06-12}}</ref>。
* [[1999年]](平成11年)
** [[3月31日]]:駅レンタカー営業所営業終了<ref>『JR時刻表』1999年4月号</ref>。
** [[9月11日]]:地平ホーム18番線が廃止<ref group="新聞">{{Cite news |title=さらば 心の「上野18番線」 |newspaper=[[日本経済新聞]] |date=1999-09-12 |location=[[東京都]] |publisher=[[日本経済新聞社]] |page=39 }}</ref>。
* [[2001年]](平成13年)[[11月18日]]:JR東日本で[[ICカード]]「[[Suica]]」の利用が可能となる<ref group="報道">{{Cite web|url=https://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010904/suica.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190727044949/https://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010904/suica.pdf|title=Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)|format=PDF|language=日本語|archivedate=2019-07-27|accessdate=2020-04-23|publisher=東日本旅客鉄道}}</ref>。
* [[2002年]](平成14年)[[2月22日]]:JR東日本の駅がリニューアル。商業施設「アトレ上野」が開業<ref group="報道" name="press/20020201">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2001_2/20020201/index.html|title=2002年2月22日(金) 上野駅があたらしく生まれ変わります|publisher=東日本旅客鉄道|date=2002-02-05|accessdate=2020-05-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200522154300/https://www.jreast.co.jp/press/2001_2/20020201/index.html|archivedate=2020-05-23}}</ref>。
* [[2003年]](平成15年)[[10月12日]]:新幹線でSuica FREX定期券およびSuica FREXパル定期券の利用が可能となる<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030905.pdf|title=10月12日(日)、「SuicaFREX 定期券」デビュー!|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道|date=2003-09-10|accessdate=2020-05-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160304120356/https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030905.pdf|archivedate=2016-03-04}}</ref>。
* [[2004年]](平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、銀座線・日比谷線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.tokyometro.jp/news/s2004/2004-06.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20060708164650/https://www.tokyometro.jp/news/s2004/2004-06.html|language=日本語|title=「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ|publisher=営団地下鉄|date=2004-01-27|accessdate=2020-03-25|archivedate=2006-07-08}}</ref>。
* [[2007年]](平成19年)[[3月18日]]:東京メトロでICカード「[[PASMO]]」の利用が可能となる<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf|format=PDF|language=日本語|title=PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー|publisher=PASMO協議会/パスモ|date=2006-12-21|accessdate=2020-05-05|archivedate=2020-05-01}}</ref>。
* [[2009年]](平成21年)[[2月20日]]:銀座線上野駅に駅チカ商業施設「エチカフィット上野」が開業<ref group="報道">{{Cite press release|url=http://www.tokyometro.jp/news/2009/2009-05.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120512213055/http://www.tokyometro.jp/news/2009/2009-05.html|language=日本語|title=上野に新たな「駅チカ」商業施設、誕生! Echikafit(エチカフィット)上野」オープン! 平成21年2月20日(金)|publisher=東京地下鉄|date=2009-01-28|accessdate=2020-05-29|archivedate=2012-05-12}}</ref>。
* [[2012年]](平成24年)[[10月30日]]:銀座線上野駅に[[発車メロディ]]を導入<ref group="報道" name=":0">{{Cite press release|url=https://www.tokyometro.jp/news/2012/pdf/metroNews20121024_ginzamelody.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190511235621/https://www.tokyometro.jp/news/2012/pdf/metroNews20121024_ginzamelody.pdf|format=PDF|language=日本語|title=〜街にゆかりのあるメロディがホームを彩ります〜 銀座線の4駅に街のイメージに合った発車合図メロディを導入します!|publisher=東京地下鉄|date=2012-10-24|accessdate=2020-03-07|archivedate=2019-05-11}}</ref>。
* [[2013年]](平成25年)[[7月28日]]:13番線に発車メロディを導入<ref group="新聞" name="news20130619">{{Cite news|url=http://mainichi.jp/select/news/20130620k0000m040018000c.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130921105943/http://mainichi.jp/select/news/20130620k0000m040018000c.html|title=JR上野駅:13番ホームの発車ベル「あゝ上野駅」に変更|newspaper=毎日新聞|date=2013-06-19|accessdate=2020-06-16|archivedate=2013-09-21}}</ref>。
* [[2015年]](平成27年)
** 3月14日
*** [[北陸新幹線]]が開業し、「[[かがやき]]」・「[[はくたか]]」が一部停車。
*** [[上野東京ライン]](東北縦貫線)が完成し、当駅終着(始発)である宇都宮線・高崎線・常磐線(快速)の一部列車が東北本線本来の起点である東京駅およびその先の[[東海道線 (JR東日本)|東海道本線]]への乗り入れを開始(再開)。
*** 5 - 8番線で行われていた出発指示合図が廃止され、乗降終了合図に統一される。
*** 16・17番線の特急乗換改札口が廃止される。
*** [[寝台特急]]「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」が当駅13日発車分と14日到着分で定期運行を終了し、上野駅を始発・終着とする定期運行の寝台特急列車が消滅する。
** [[3月29日]]:東京メトロのお忘れ物総合取扱所が[[飯田橋駅]]へ移転する。
** [[7月21日]]:5番線から10番線に発車メロディを導入。
** [[8月21日]]:寝台特急「北斗星」の下り最終列車が発車。
** [[8月23日]]:寝台特急「北斗星」が上り最終列車到着で運行を終了し、日本の「[[ブルートレイン (日本)|ブルートレイン]]」と呼ばれる寝台特急列車は全て消滅する。
** [[12月12日]]:山手線のホーム(2・3番線)で[[ホームドア]]の使用を開始。
* [[2016年]](平成28年)
** [[3月12日]]:銀座線1番線ホームでホームドアの使用を開始<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20151207_99.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200529155506/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20151207_99.pdf|format=PDF|language=日本語|title=銀座線上野駅1番ホーム(渋谷方面)にホームドア・可動ステップを設置します|publisher=東京地下鉄|date=2015-12-07|accessdate=2020-05-29|archivedate=2020-05-29}}</ref>。
** [[3月19日]]:寝台特急「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」の下り最終列車が発車。
** [[3月21日]]:寝台特急「カシオペア」が上り最終列車到着で運行を終了し、<!--{{要検証範囲|四半世紀続いた|date=2019年5月}}四半世紀=25年、そんなに短くない-->当駅発着の寝台特急列車及び夜行列車は全て終了した{{Refnest|group="注釈"|一般利用できる寝台特急列車は[[東京駅]]を起点・終点とする[[サンライズ出雲]]、[[サンライズ瀬戸]]のみとなった。}}。
** 11月1日:13番線と16・17番線の発車メロディが入れ替えられる。
* [[2017年]](平成29年)
** [[5月1日]]:クルーズトレイン「[[TRAIN SUITE 四季島]]」を運行開始し<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160502.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200425070741/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160502.pdf|format=PDF|language=日本語|title=「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。「TRAIN SUITE 四季島」〜運行開始日、運行日程、運行ルートの詳細、旅行商品の受付開始について〜|publisher=東日本旅客鉄道|date=2016-05-10|accessdate=2020-05-29|archivedate=2020-04-25}}</ref>、専用ラウンジ「プロローグ四季島」と専用ホーム「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」を供用開始する<ref group="報道" name="platform-13.5"/>。
** [[12月14日]]:駅チカ商業施設「エチカフィット上野」がリニューアルオープン<ref group="報道" name="press20171207">{{Cite press release|url=https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20171206_139.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201213081422/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20171206_139.pdf|format=PDF|language=日本語|title=銀座線上野駅リニューアルにあわせて 駅チカ商業施設「Echika fit 上野」が生まれ変わります|publisher=東京地下鉄|date=2017-12-07|accessdate=2021-01-29|archivedate=2020-12-13}}</ref>。
** [[12月20日]]:京浜東北線ホーム(1・4番線)でホームドアの使用を開始<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2016/tokyo/20160407_t01.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190510023513/https://www.jreast.co.jp/press/2016/tokyo/20160407_t01.pdf|format=PDF|language=日本語|title=赤羽駅・上野駅・大井町駅3駅の京浜東北線ホームドア工事着手について|publisher=東日本旅客鉄道東京支社|date=2016-04-07|accessdate=2020-05-29|archivedate=2019-05-10}}</ref>。
* [[2018年]](平成30年)4月1日:[[タッチでGo!新幹線]]のサービスを開始<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2017/20171202.pdf|title=「タッチでGo!新幹線」の開始について ~新幹線もタッチ&ゴー、新幹線の新しい乗車スタイル~|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道|date=2017-12-05|accessdate=2020-11-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200922054704/https://www.jreast.co.jp/press/2017/20171202.pdf|archivedate=2020-09-22}}</ref><ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2017/20180115.pdf|title=「タッチでGo!新幹線」の詳細について|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道|date=2018-01-25|accessdate=2020-11-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190510103143/https://www.jreast.co.jp/press/2017/20180115.pdf|archivedate=2019-05-10}}</ref>。
* [[2019年]](平成31・[[令和]]元年)
** [[4月20日]] - [[7月20日]]:山手線ホームの発車メロディを「[[トゥーランドット]]」に変更する<ref group="報道" name="press/20190412_t03" />。
** [[11月9日]]:山手線ホームの発車メロディを「[[ニュルンベルクのマイスタージンガー]]」に変更する。
* [[2020年]]([[令和]]2年)
** [[2月7日]]:日比谷線上野駅に発車メロディを導入<ref name="Train-melody-H"/>。
** 3月14日:[[えきねっと#新幹線eチケットサービス|新幹線eチケットサービス]]開始<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200204_ho01.pdf|title=「新幹線eチケットサービス」が始まります!|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道/北海道旅客鉄道/西日本旅客鉄道|date=2020-02-04|accessdate=2020-05-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200226110513/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200204_ho01.pdf|archivedate=2020-02-26}}</ref>。
** [[3月20日]]:JR東日本で公園口駅舎および公園改札を移設<ref group="報道" name="press/20200220_to01">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200220_to01.pdf|title=2020年春、上野駅公園口が新しく生まれ変わります|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道東京支社/JR東日本リテールネット|date=2020-02-20|accessdate=2020-02-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200220053701/https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200220_to01.pdf|archivedate=2020-02-20}}</ref>。

== 駅構造 ==
=== JR東日本 ===
{{駅情報
|社色= #008000
|文字色=
|駅名= JR 上野駅
|画像= Ueno Station 200610c.jpg
|pxl= 300px
|画像説明= 公園口駅舎外観(2020年6月)
|よみがな= うえの
|ローマ字= Ueno<br/>{{駅番号s|black|#ffffff|UEN}}<!--スリーレターコード-->
|電報略号= ウエ←ウヱ
|所属事業者= [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)
|所在地= [[東京都]][[台東区]][[上野]]七丁目1-1
|座標= {{coord|35|42|50|N|139|46|38|E|region:JP_type:railwaystation|display=inline,title|name=JR 上野駅}}
|開業年月日= {{Nowrap|[[1883年]]([[明治]]16年)[[7月28日]]}}
|廃止年月日=
|駅構造= [[地下駅]](新幹線)<br />[[高架駅]]・[[地上駅]](在来線)
|ホーム= 2面4線(新幹線)<br />6面12線(在来線・高架)<br />3面5線(在来線・地上)
|乗車人員= 182,704
|統計年度= 2019年
|乗入路線数=
|所属路線1= {{Color|green|■}}[[東北新幹線]]<br/>({{Color|#ee7b28|■}}[[山形新幹線]]・{{Color|#ed4399|■}}[[秋田新幹線]]・[[北海道新幹線]]・[[上越新幹線]]・[[北陸新幹線]]直通を含む)
|前の駅1= [[東京駅|東京]]
|駅間A1= 3.6
|駅間B1= 26.7
|次の駅1= [[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]
|キロ程1= 3.6
|起点駅1= 東京
|所属路線2 = {{color|#f68b1e|■}}[[宇都宮線]]<br/>([[東北本線]]列車線)
|前の駅2= JU 01 東京*
|駅間A2= 3.6
|駅間B2= 4.8
|次の駅2= [[尾久駅|尾久]]** JU 03
|駅番号2= {{駅番号r|JU|02|#f68b1e|1}}
|キロ程2= 3.6
|起点駅2= 東京
|所属路線3= {{color|#00b2e5|■}}[[京浜東北線]]<br/>(東北本線電車線)
|前の駅3= JK 29 [[御徒町駅|御徒町]]
|駅間A3= 0.6
|駅間B3= 1.1
|次の駅3= [[鶯谷駅|鶯谷]] JK 31
|駅番号3= {{駅番号r|JK|30|#00b2e5|1}}
|キロ程3= 3.6
|起点駅3= 東京
|所属路線4= {{color|#9acd32|■}}[[山手線]]<br/>(東北本線電車線)
|前の駅4= JY 04 御徒町
|駅間A4= 0.6
|駅間B4= 1.1
|次の駅4= 鶯谷 JY 06
|駅番号4= {{駅番号r|JY|05|#9acd32|1}}
|キロ程4= 3.6
|起点駅4= 東京
|所属路線5= {{color|#339999|■}}{{color|#3333ff|■}}[[常磐快速線|常磐線(快速)]]
|前の駅5= (東京)*
|駅間A5= -
|駅間B5= 2.2
|次の駅5= [[日暮里駅|日暮里]] JJ 02
|駅番号5= {{駅番号r|JJ|01|#339999|1}}
|キロ程5= 日暮里から2.2
|備考= [[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]([[日本の鉄道駅#管理駅|管理駅]])<br/>[[みどりの窓口]] 有<br/>{{Nowrap|[[画像:JR area YAMA.svg|15px|山]][[画像:JR area KU.svg|15px|区]] [[東京山手線内]]・[[特定都区市内|東京都区内]]駅}}
|備考全幅= 在来線の正式な線路名称はいずれも[[東北本線]]<br/>* 一部列車が上野東京ラインとして運行の上、東京方面に乗り入れ。<br />** [[高崎線]]直通含む。
}}
{{Vertical_images_list
|幅 = 250px
|枠幅 = 250px
|1 = Dila Ueno.jpg
|2 = Dila上野(2010年2月)
|3 = Electronic signage of JR Ueno Station.JPG
|4 = [[サインシステム]]と宇都宮線・常磐線快速電車の[[発車標]]
}}
中央改札上に1951年展示の[[猪熊弦一郎]]作の[[壁画]]『自由』があり、当駅を代表する光景ともなっている(1951年12月製作<ref name="駅の話"/>、1984年6月修復、2002年12月修復)。下部に[[発光ダイオード|LED]]式[[発車標]]が設置され、新幹線開業前は、東北・奥羽・磐越西線は緑(杜の都・仙台をイメージ)、高崎・上越線は黄(越後平野の稲穂をイメージ)、高崎・信越線はピンク(信州のりんごをイメージ)、常磐線は青(太平洋の海をイメージ)、東北新幹線[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]開業時に設定された「[[新幹線リレー号]]」はクリーム色と、方面別に色分けされた木製の発車案内板が使用され、ホームにも後から幕式の発車標が設置されていた。

グランドコンコースの中央改札内に[[朝倉文夫]]作の[[彫像|ブロンズ像]]『つばさの像』、改札外広小路口に朝倉作の『三相』がある。『つばさの像』は1958年10月10日に初の東北特急「はつかり」運転開始と駅開業75周年を記念して台東区が寄贈したもので、当初は広小路口に設置された。『三相』は、1958年10月10日に駅開業75周年記念式に列席した朝倉が駅が朝倉自身と誕生を同じくしていることを知り、深く喜懌になり、記念に台東区を通じ贈られたもので、三相は知、情および意である。券売機上壁面に、東北上越新幹線上野駅開業を記念して制作された[[平山郁夫]]原画・制作のステンドグラス『ふる里日本の華』(1985年)がある。豊かな水と緑を背景に四季折々の美しさを屏風絵ふうに配し、沿線各地の代表的な花・まつり・風物をあしらいふる里への思いを表現した、きわめて日本的なモチーフと構成に特徴がある。2002年6月駅改修に伴い現在の場所に移設された。

[[バブル景気|バブル]]期に[[磯崎新]]設計による地上300.3mの超高層駅ビルに建て替える構想があったが、1992年(平成4年)にJR東日本は「この高さでは効率的な利用ができない」として計画の見直しを発表した<ref>「非効率的 横揺れ対策に時間 かさむ事業費 日本一の“背伸び”やめました」『産経新聞』1992年10月26日付東京本社夕刊15面。</ref>{{要出典|date=2019年4月}}。

[[南満州鉄道]]の[[大連駅]]と[[函館本線]]の[[小樽駅]]、および樺太庁鉄道(後の[[樺太西線]]→[[ロシア鉄道]]シャフタ=サハリンスカヤ─アルセンチェフカ線)の[[真岡駅 (樺太)|真岡駅]](ホルムスク南駅、1992年に解体)は当駅を模したとされる{{要出典|date=2019年4月}}。

[[コンコース]]は、地上と、公園口通路、大連絡橋通路、大連絡橋連絡通路(公園口通路と大連絡橋通路を連絡する)(以上3階)、新幹線地下コンコース(地下)がある。新幹線コンコースは、地上の中央改札から入場して右側の新幹線改札を経て向かう。

[[改札]]は、中央改札(地上)、不忍改札(中2階)、公園改札、入谷改札(以上3階)の計4か所である。期間・時間が限定された臨時改札として、3階にSuica専用(簡易Suica改札機設置)の公園臨時改札(常設の公園改札はその名の通り御徒町駅寄りにある公園口通路の突き当たりにあるが、臨時改札は鶯谷駅寄りにある大連絡橋通路の突き当たりにある)があった。現在、公園臨時改札を閉鎖し、その跡地に正規の公園改札を移転させる工事を行っており、2020年7月に新改札を併用させる予定とされており<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2017/tokyo/20170710_t01.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170920142232/http://www.jreast.co.jp/press/2017/tokyo/20170710_t01.pdf|format=PDF|language=日本語|title=上野駅公園口を移設します|publisher=東日本旅客鉄道東京支社|date=2017-07-10|accessdate=2020-05-29|archivedate=2017-09-20}}</ref>、同年3月20日より公園口駅舎の移設に併せて、公園改札も移設された<ref group="報道" name="press/20200220_to01" />。改札内改札として先述の新幹線改札があり、以前はそれに加え、在来線特急乗換(16・17番線入出場)改札が地上および3階にそれぞれあったが、元々寝台特急は13番線などを利用していたほか、2014年3月15日のダイヤ改正から高崎線特急が14・15番線に、2015年3月14日の改正(上野東京ライン開業)から常磐線特急のうち東京方面に乗り入れる列車が8・9番線を発着するようになり、特急列車の発着ホームが分散されたため、2015年3月13日を持って廃止され、自由に出入りできるようになった(8・9・14・15番線ホーム上に高崎・常磐線の当日分専用[[指定席券売機]]が設置された)。

出口は、地上の中央改札正面の「広小路口」「正面玄関口」や同左手の「浅草口」、中2階の不忍改札からは地上の「不忍口」「山下口」、3階の入谷改札からは2階の「東上野口」、3階の「パンダ橋口」、地上の「入谷口」などが利用できる。同じく3階の公園改札からは3階の「公園口」に直結していて、[[上野恩賜公園]]へはここを利用するのが近い(前述の通り、公園改札の移転に伴い、公園口も移転となる予定)。正面玄関口および広小路口の出口からは、[[国道4号]](日光街道)などを跨ぐ歩道橋が利用できる。2000年10月、駅を東西に跨ぐように「上野駅東西自由通路」(長さ 220m 、幅 20m )が架けられ、自由に歩くことができようになり、2001年、愛称が「パンダ橋」に決まり、2002年に橋の西端下に、「パンダ橋」と彫られた、高さ 1.3m 、幅 2.5m の稲田石(白御影石)の石碑が建てられた。駅構内にはジャイアントパンダの像は2つあり、実物の倍の大きさはある巨大な[[ジャイアントパンダ]]像はパンダ橋口を出て右の所に、もう一つの小パンダ像は、大連絡橋コンコースにあったが、2017年12月に小パンダ像も大パンダ像のある場所に移設された。

[[京成電鉄]]の[[京成上野駅]]へは不忍口を経るように案内サインが設置されている。JRと京成線の連絡は、[[山手線]]・[[京浜東北線]]で北側に2駅進んだ[[日暮里駅]]が通常利用されている。上野駅と[[京成上野駅]]の両駅を連絡駅とした定期券は発売している<ref name="renrakuteiki">{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/renrakuteiki/pdf/00.pdf JRと私鉄・地下鉄各線の連絡駅一覧]}}</ref>。

地下鉄各線の連絡は、中央改札近くにある階段・エスカレータを利用するルートが主だが、入谷改札からの動線も案内されている。

在来線のトイレは中央改札口入って正面にある駅弁店・土産物店(洋菓子)の裏側(地上。頭端式ホーム14・15番線ホームおよび16・17番線ホームの延長線上)、3・4番線ホームへの階段と5・6番線ホームへの階段との間(中2階コンコース)、9・10番線ホームと11・12番線ホームとを連絡する箇所(2階)、現行の公園口改札前(3階)、エキュート上野内1階に直結するエスカレーターの向かい側(3階)の計5か所である。なお、2020年3月の公園口駅舎の移設の後となる同年6月17日に、公園口改札外(2階)が供用開始される予定である<ref group="報道" name="press/20200612_to01">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200612_to01.pdf|title=上野駅公園口駅舎の展望テラス、改札外トイレおよび新店舗開業のお知らせ|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道東京支社/JR東日本リテールネット|date=2020-06-12|accessdate=2020-06-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200612055329/https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200612_to01.pdf|archivedate=2020-06-12}}</ref>{{Refnest|group="注釈"|name="park-exit/covid-19"|当初は2020年4月21日の供用開始が予定されていた<ref group="報道" name="press/20200220_to01" />が、[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス感染症(COVID-19)]]拡大防止を理由に、延期された<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200417_to01.pdf|title=上野駅公園口駅舎の展望テラス、改札外トイレおよび新店舗の開業延期のお知らせ|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道東京支社/JR東日本リテールネット|date=2020-04-17|accessdate=2020-04-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200419155318/https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200417_to01.pdf|archivedate=2020-04-20}}</ref>。}}。

[[2009年]]3月16日に、上野中央通り地下[[駐車場]]および周辺のJR上野駅・御徒町駅、東京メトロ上野駅・[[上野広小路駅]]・[[仲御徒町駅]]、[[京成上野駅]]、都営[[上野御徒町駅]]、を結ぶ地下通路が、[[東京都]]の整備で供用開始された。この8駅と上野駅は同一駅として扱わないが、東京メトロ上野駅、[[京成上野駅]]は定期券の連絡駅<ref name="renrakuteiki"/> として扱う。

新幹線開業以降JR駅内部の改装工事が始まり、[[1990年代]]後半に改札内部に「[[Dila]]上野」が完成した。その後、JR東日本ステーションルネッサンス「みんなのえきプロジェクト」と称して中央改札・不忍改札側の駅舎内部も改装され、東西自由通路(愛称:'''パンダ橋''')や正面玄関「[[レトロ]]館」の「Breakステーションギャラリー」、中央改札の「グランドコンコース」、ショッピングセンター「七番街([[アトレ]]上野)」などが整備され、2002年3月にグランドオープンした。アトレ上野は2月22日に開店<ref group="報道" name="press/20020201" />し、「FUSION SQUARE 人が集まるeki融合空間」をコンセプトに駅周辺にない飲食・食物販・ファッション・雑貨など54店舗を「レトロ館・ガレリア」「グランドコンコース」および「七番街」の3ゾーンに配置し、20 - 39歳の女性をターゲットに新たなエキナカショッピングシーンを演出している。[[2007年]]4月から9月にかけてリニューアル工事を行い、「ゴディバ」「日本橋屋長兵衛」「アール・エフ・ワン」「[[BAGEL&BAGEL|ベーグル&ベーグル]]」「ジンズ グローバル スタンダード」「サマンサタバサ プチチョイス」のオープンと既存9ショップの改装を行った<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/44_20070606ueno.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200521134300/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/44_20070606ueno.pdf|format=PDF|language=日本語|title=アトレ上野 GRAND RENEWAL 1st Stage 6.15.fri. 新ショップ続々オープン!|publisher=東京圏駅ビル開発|date=2007-06-06|accessdate=2020-05-29|archivedate=2020-05-21}}</ref><ref group="報道" name="49_20070815ueno">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/49_20070815ueno.pdf|title=アトレ上野 GRAND RENEWAL 2nd Stage 8.10.fri. 浅草口地下に、新フロア『レトロゲート』誕生!|format=PDF|publisher=東京圏駅ビル開発|date=2007-08-07|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519161317/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/49_20070815ueno.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref><ref group="報道" name="47_20070912ueno">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/47_20070912ueno.pdf|title=アトレ上野 GRAND RENEWAL Perfect Stage 9.4.Tue. 新しいアトレ上野 ついに完成!|format=PDF|publisher=東京圏駅ビル開発|date=2007-09-11|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519161354/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/47_20070912ueno.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref>。[[東京圏駅ビル開発]](現:アトレ)は、同年8月に浅草口地下でカフェ・雑貨ショップなどを配置した新フロア「レトロゲート」を開設した<ref group="報道" name="49_20070815ueno" />。9月にフロアリニューアルを行い、グランドオープンした<ref group="報道" name="47_20070912ueno" />。2005年春に全体のリニューアル工事が完成し、全面が白で統一された外観となり、[[エレベーター]]の整備も行われた。完工時は「上野駅リニューアルキャンペーン」が開催され、JR東日本のイメージキャラクターで[[コマーシャルメッセージ|CF]]に採用された[[国分佐智子]]らが開場記念式典を催した。本改装は「駅ナカ」の先例となった。その後、2013年12月にはファッションゾーン<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/281_ueno1106.pdf|title=アトレ上野 2013年12月1日(日)RENEWAL OPEN|format=PDF|publisher=アトレ|date=2013-11-06|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519162327/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/281_ueno1106.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref>、2014年7月にはスウィーツゾーン<!--出典の表記に従う-->とレストランゾーン<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/291_ueno0618.pdf|title=アトレ上野 2014年7月 スウィーツ・レストランゾーン RENEWAL OPEN|format=PDF|publisher=アトレ|date=2014-06-18|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519162637/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/291_ueno0618.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref>、同年10月にはグランドコンコースエリア<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/303_1022ueno.pdf|title=この冬、アトレ上野にNEW&RENEWAL SHOPが続々登場!|format=PDF|publisher=アトレ|date=2014-10-22|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519162658/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/303_1022ueno.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref>、2019年11月 - 12月には上野公園側レストランゾーンがリニューアルされた<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://company.atre.co.jp/company/news/pict/561_1121ueno.pdf|title=アトレ上野 上野公園側レストランゾーン リニューアルオープン! 上野エリア初出店や新業態を含む4ショップをご紹介!|format=PDF|publisher=アトレ|date=2019-11-21|accessdate=2020-05-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200519163235/https://company.atre.co.jp/company/news/pict/561_1121ueno.pdf|archivedate=2020-05-20}}</ref>。なお、2020年3月の公園口駅舎の移設の後となる同年6月17日に、エキュート上野の新店舗(4店)および展望テラスがオープンする予定である<ref group="報道" name="press/20200612_to01" /><ref group="注釈" name="park-exit/covid-19" />。

東北新幹線の開業に伴い並行在来線の特急列車が大方廃止されて地上ホームの19・20番線が廃止となり、[[1999年]]9月に18番線も廃止され、跡地の東京方と東上野口・入谷口に、[[2006年]]7月19日から[[スポーツクラブ|フィットネスクラブ]]の[[ジェイアール東日本スポーツ]]が入居している。中央付近も途中まで取り壊されて従業員専用通路となっている。日暮里方は、ホームがほぼ原型を留めたままで従業員専用通路として使用されている(19番線側に建てられた事務所を行き来するのに使用)のが、他のホームから確認できる。

東北新幹線開業以前は、[[北関東]]、[[東北地方|東北]]・[[信越地方|信越]]・[[北陸地方|北陸]]方面へ向かう[[東北本線]]、[[日光線]]、[[磐越西線]]、[[奥羽本線]]、[[高崎線]]、[[両毛線]]、[[上越線]]、[[信越本線]]、[[吾妻線]]、[[羽越本線]]、[[常磐線]]の各[[特別急行列車|特急]]・[[急行列車|急行]]など長距離[[優等列車]]が数多く発着していたが、新幹線開業のため並行在来線の優等列車は次第に廃止となり、地上ホームは削減されて跡地が新幹線ホームへ向かうコンコースとなり、現在は[[中距離電車]]が増発されて、発着列車の大半が[[宇都宮線]]、[[高崎線]]、[[常磐線]]の北関東方面へ向かう近郊・中距離電車となっている。

当初、高架ホームは[[常磐線]]各列車主体に使用され、高架ホームを発着する東北・上信越方面各列車はごく一部であった。地平ホームは、[[常磐線]]列車の発車が無く東北・上信越方面各列車の専用であった。特急・急行列車が増発されて中距離通勤客が増加すると、地平ホームは特急中心に、高架ホームは各線普通列車中心にそれぞれ運用され、上野東京ライン開業直前の時期は[[宇都宮線]]と[[高崎線]]の普通列車は5 - 8番線の高架ホームと13 - 15番線の地平ホームのいずれかに、[[常磐線]]の普通列車は9・10番線、[[常磐快速線|快速電車]]は11・12番線に発着したが、9番線に到着する[[宇都宮線]]・[[高崎線]]列車、8番線や地平ホームに到着する常磐線普通列車もわずかに存在した。以前は8番線発の常磐線列車や9番線発の高崎線列車もあった。

[[直営駅]]で、[[鶯谷駅]]と[[御徒町駅]]を管理下に置く。

==== 新幹線ホームの地下水上昇と対策 ====
[[戦後]]は周辺地域で[[地下水]]利用が多く、[[地盤沈下]]が発生して周辺の地下水利用が制限されている。地下30mに位置する新幹線ホーム周辺の地下水は、建設前の1970年代初期は地下38mで新幹線ホームより8m下であった。地下水が余剰となり、1995年に地下14mまで水位が上昇し、浮き上がりによる駅構造の変形を防ぐため、新幹線ホームの床下に合計3万7000トンの[[錘]]を設置した。2004年に地下12mまで水位が上昇し、全長17mの[[アンカーボルト]]を、東京駅の横須賀線・総武快速線ホームの約5倍<ref group="新聞">朝日新聞 2004年5月19日版</ref> となる約650本陥入した。地下水を[[不忍池]]へ流す導水管も敷設され、不忍池の水質と水量保持、JRの下水道料金負担軽減<ref>{{Cite web |url = http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140822/dms1408220830008-n1.htm |title = スペインで実例、地下水が誘発する地震 東京で近年水位上昇 |date = 2014-08-22 |publisher = zakzak |accessdate = 2016-05-22}}</ref> など波及効果も得た。

==== のりば ====
同一駅に3種類のホームがある。
; 高架ホーム
: '''1 - 12番線'''([[山手線]]・[[京浜東北線]]・[[宇都宮線]]・[[高崎線]]・[[常磐線]]・[[上野東京ライン]])
:: 緩斜面に建設された一部[[高架駅|高架]]の[[島式ホーム]]4面8線(1 - 8番線)、[[切欠きホーム]]と[[頭端式ホーム|櫛形ホーム]]が一体化した2面4線(9 - 12番線、平面で行き来可能)、合わせて6面12線で構成されている。
:: 1 - 9番線は御徒町・東京方面と鶯谷・尾久・日暮里方面が直結しており、一部列車を除いて直通する各線の列車が発着する。櫛形の10 - 12番線は日暮里方面(常磐線)のみ発着できる。10 - 12番線は他のホームよりも日暮里方に位置して中央改札正面の階段の先が終端部に当たり、常磐線ホームの中で9番線のみ車両の停車位置が大きく異なっている。
:: [[宇都宮線]]と[[高崎線]]、[[常磐線]]の列車が当駅に到着する際、「'''高いホーム'''」または「'''高架ホーム'''」と呼称される。
:: [[常磐線]]の案内は、中距離列車が青{{Color|#3333ff|■}}、[[常磐快速線|快速電車]]が緑{{Color|#339999|■}}で表記されている。

<gallery>
JR Ueno Station Central Gates.jpg|中央改札
JR Ueno Station Shinobazu Gates.jpg|不忍改札
Ueno Station 200610b.jpg|公園口改札<!-- (2020年6月10日撮影) -->
JR Ueno Station Iriya Gates.jpg|入谷改札
JR Ueno Station Platform 1・2.jpg|1・2番線ホーム
JR Ueno Station Platform 3・4.jpg|3・4番線ホーム
JR Ueno Station Platform 5・6.jpg|5・6番線ホーム
JR Ueno Station Platform 7・8.jpg|7・8番線ホーム
JR Ueno Station Platform 9・10.jpg|9・10番線ホーム
JR Ueno Station Platform 11・12.jpg|11・12番線ホーム
</gallery>

; 地平ホーム
: '''13 - 17番線'''([[宇都宮線]]・[[高崎線]]・[[常磐線]])
::[[地上駅|地平]]にある4面5線(うち1面は豪華列車専用ホーム)の櫛形ホームで、ヨーロッパのターミナル駅の風情を漂わせている。尾久・日暮里方面へ発着する。到着の際は「'''低いホーム'''」または「'''地平ホーム'''」と呼称される(「地下ホーム」と誤解される場合もある)。
:: 13 - 15番線は主に宇都宮線・高崎線普通列車が発着する(主に14・15番線を使用しており、13番線の使用機会は少ない)。一番端の単独ホームである13番線は、かつて「[[北斗星]]」などの寝台特急の発着ホームとなっていたが、同列車が全廃された2016年3月26日改正以降は定期の特急発着がなく、2021年3月13日改正以降は定期普通列車の発車も無くなった(到着は朝ラッシュ時に数本ある)。この他、常磐線の普通列車も到着扱いの列車が数本あるが、到着後は[[回送]]となるため、発車はない。
:: 16・17番線は主に特急「ときわ」が発着するホームであるが、一部「ひたち」や「スワローあかぎ」の発着もあり、2018年3月17日改正からは宇都宮線・高崎線の普通・快速列車の一部が16番線を使用している。かつては特急専用ホームであり、ホーム入口に有人の中間改札口が設けられ、乗車券・特急券・入場券の検札を行っていたが、2015年3月13日に撤去された。
::: このような経緯から、当ホーム上には屋内型の喫煙コーナーが現在も設置されている。新幹線を除く首都圏の鉄道駅コンコース内に喫煙可能な設備を有しているのは当ホームと[[新宿駅]]9・10番線の2箇所のみである<ref group="注釈">ただし、改札外も含めると[[東京駅]]丸の内地下北口のグランスタ丸の内付近も該当する。</ref>。
:: 13番線は、寝台列車待ちの際に休憩所として利用できる「五つ星広場」があった(後述)。
:: 13番線と14番線の間(13番線ホームの向かい側)に、荷物を積み降ろしする専用ホームが存在していたが、これを2017年5月1日から運行を開始したクルーズトレイン「[[TRAIN SUITE 四季島]]」の乗降専用ホームに改築し、通称「'''新たな旅立ちの13.5番線ホーム'''」として整備した。このホームは中央改札側から、同列車(E001形)のエントランスドアがある5号車付近までの長さが取られている。また、同列車専用ラウンジ「'''プロローグ四季島'''」が13番線に整備され、列車帰着後に「この旅がまだ続く旅」である事を実感させるフェアウェルパーティを行う。
:: かつて、地平ホームはこれに加えて18 - 20番線が存在し、[[優等列車]]が多数発着していたが、新幹線上野駅開業に伴い20番線が1980年5月31日に、続いて19番線が1983年7月1日に廃止され、跡地は新幹線コンコースに転用された。さらに1999年9月11日には18番線が廃止となり、今に至るまで[[欠番]]となった。2020年現在、[[日暮里駅|日暮里]]寄りに旧18番線ホームの一部が残存しており、業務用通路として使用されている。
:: かつての「北斗星」など、客車列車の場合、駅構内で機関車の付け替えができないため、車両基地である[[尾久車両センター]]との間は機関車を後部にした状態で回送運転する。「[[尾久車両センター#推進回送]]」を参照。
:: 13番線の真上に10番線、14・15番線の真上に11・12番線がある2階建てのホームとなっており、13番線および14・15番線ホームと3階コンコースを結ぶ[[エスカレーター]]および[[階段]]は、9・10および11・12番線ホームを貫通し直結している(貫通地点に転落防止の壁があり、行き来不能だが、全面を覆っておらず、空間は開けている)。高架ホームと地上ホームを直接つなぐ階段・エスカレーターは無いが、地平ホームは14・15番線ホーム上のみにあるエレベーターは3層を行き来できる。
:: 当駅折り返しの[[宇都宮線]]・[[高崎線]]・[[常磐線]]中距離電車は当駅に到着・乗客降車後に車内清掃を行う。これらの列車は2013年(平成25年)12月1日より通年、始発から15時までに発車する列車は、[[半自動ドア#ボタン式半自動|ボタン式半自動ドア扱い]]となっている。<!--当駅に平日18時台に到着する[[常磐快速線|常磐線快速電車]]では整列乗車を行っている。-->
:: 現在「プロローグ四季島」となっている13番線ホーム上には2016年までトイレが存在しており、インターネット上では「男性トイレに[[発展場|本来の目的以外で長居する]]人が多い」という[[都市伝説]]が流布されていた<ref>[https://j-town.net/tokyo/news/localnews/236246.html?p=all あの上野駅13番線ホームのトイレ、「13.5番線」新設の影で消滅していた] - Jタウンネット、2016年12月8日</ref>。
:: 新幹線ホーム改札の隣の旧18番線に、寝台特急「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」に使用されている[[JR東日本E26系客車|E26系]]の模型モックアップが置かれていたが、2012年12月24日に撤去された。旧18番線ホームの壁面に、ヒノキアスナロ(アオモリヒバ)による青森ねぶたのレリーフ(デザイン:高桑エリカ、彫刻監修:高橋清)がある。
:: 現在の番線になったのは[[1968年]]8月29日のことで、前日まで現在の13番線が0番線、同14番線が11番線、同15番線が12番線という順で、かつての20番線が17番線だった。
<gallery>
JR Ueno Station Platform 13.jpg|13番線ホーム
JR Ueno Station Platform 14・15.jpg|14・15番線ホーム
JR Ueno Station Platform 16・17.jpg|16・17番線ホーム
Ueno station 13.5 platform.jpg|「TRAIN SUITE 四季島」専用ホーム(通称「新たな旅立ちの13.5番線」)のエントランス(2017年8月21日)
Ueno station 13.5 all platform.jpg|「TRAIN SUITE 四季島」専用ホーム全体の様子。エントランスドアの位置に合わせて乗降口がある(2017年8月21日)
Ueno station 13 platform prologue shikishima.jpg|13番線ホームにある、「TRAIN SUITE 四季島」の専用ラウンジ「プロローグ四季島」のエントランス(2017年8月21日)
JR東日本・上野駅・18番線・1.jpg|18番線ホーム。列車は17番線で発車待ちの「[[ひたち (列車)|ひたち]]」(1988年4月10日)
Ueno Station 13home NG Camera.JPG|13番線ホーム先にある、この先撮影禁止のパネル(2015年3月24日)
</gallery>

; 新幹線地下ホーム
: '''19 - 22番線'''(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線)
:: [[地下駅|地下]] 5階にある2面4線のホーム。通過線はなく、可動式ホーム柵も設置されていないため、通過列車は減速する。2020年3月14日現在で上野駅を通過するのは、はやぶさ7・13・45・47・2・4・6・44号、やまびこ131・124号、つばさ131・124号、こまち45・6号、とき311・312号、かがやき509・514号となっている。
:: 上下線で番線をある程度明確に割り振ってはいるが、上野始発の下り新幹線は下りの当駅始発1本と[[臨時列車]]のみだが全ホームを使用する。この他に、[[東京駅]]発の臨時列車が19・22番線で定期列車を待避する場合がある。1997年9月30日まで一部の定期列車と大部分の臨時列車が当駅始発・終着だったが、定期列車については23年ぶりに上越新幹線「たにがわ」号が上下1往復復活した<ref group="注釈">高崎7:17発「たにがわ474」号上野行きと、上野18:52発「たにがわ473」号高崎行き。このうちたにがわ474号は、土曜・休日ダイヤ運休でかつ本庄早稲田駅を通過する。</ref>。北側に行くと新幹線の[[東京新幹線車両センター]]がある(在来線でいうと京浜東北線の上中里 - 田端間に隣接)。
:: 新幹線ホームの一層上階コンコース南方に、喫煙コーナーがある。

<gallery>
JR Ueno Station Shinkansen Transfar Gates.jpg|新幹線改札口
201801 Shinkansen Concourse of Ueno Station.jpg|新幹線コンコースのエスカレーター
Ueno-Sta-B3-Concourse.JPG|新幹線コンコース(地下3階)
JR Ueno Station Platform 19・20.jpg|19・20番線ホーム
JR Ueno Station Platform 21・22.jpg|21・22番線ホーム
</gallery>

<!--方面表記は、JR東日本の駅の情報の「駅構内図」の記載に準拠。ただし、新幹線下りは方面表記の記載が無いため、「時刻表」の記載に準拠-->
{|class="wikitable"
!番線<!-- 事業者側による呼称 -->!!路線!!方向!!行先!!備考
|-style="border-top:solid 3px #999"
|colspan="5" style="background-color:#eee;"|'''在来線 高架ホーム'''
|-
!1
|[[ファイル:JR JK line symbol.svg|15px|JK]] 京浜東北線
|style="text-align:center;"|北行
|[[赤羽駅|赤羽]]・[[浦和駅|浦和]]・[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]方面
|
|-
!2
|rowspan="2"|[[ファイル:JR JY line symbol.svg|15px|JY]] 山手線
|style="text-align:center;"|内回り
|[[田端駅|田端]]・[[池袋駅|池袋]]・[[新宿駅|新宿]]方面
|
|-
!3
|style="text-align:center;"|外回り
|[[東京駅|東京]]・[[品川駅|品川]]・[[目黒駅|目黒]]方面
|
|-
!4
|[[ファイル:JR JK line symbol.svg|15px|JK]] 京浜東北線
|style="text-align:center;"|南行
|東京・品川・[[横浜駅|横浜]]方面
|
|-
!5・6
|[[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] 宇都宮線(東北線)・高崎線
|rowspan="3" style="text-align:center;"|下り
|赤羽・大宮・[[宇都宮駅|宇都宮]]・[[高崎駅|高崎]]方面
|品川・東京方面からの列車。
主に5番線を使用する。<br />早朝・深夜の始発列車(一部7番線)。
|-
!rowspan="2"|6
| [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]]{{Color|#3333ff|■}} 常磐線
|[[柏駅|柏]]・[[取手駅|取手]]・[[土浦駅|土浦]]・[[水戸駅|水戸]]方面
|rowspan="2"|品川駅始発の快速電車・中距離列車。
|-
|[[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]] 常磐線(快速)・[[成田線]]
|[[松戸駅|松戸]]・柏・取手・[[成田駅|成田]]方面
|-
!7・8
|[[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] 上野東京ライン<br>([[ファイル:JR JT line symbol.svg|15px|JT]] [[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]直通)
|style="text-align:center;"|上り<br/>(南行)
|東京・品川・横浜・[[小田原駅|小田原]]・[[熱海駅|熱海]]方面
|大宮方面から(一部当駅始発)の列車。
主に7番線を使用する。
|-
!8
| [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]]{{Color|#3333ff|■}} 常磐線特急[[ひたち (列車)|「ひたち」「ときわ」]]
|style="text-align:center;"|下り
|柏・土浦・水戸・[[いわき駅|いわき]]・[[仙台駅|仙台]]方面
|品川駅始発の特急列車。
|-
!8・9
|[[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] 上野東京ライン
|style="text-align:center;"|上り<br/>(南行)
|東京・品川方面
|常磐線の品川駅行き(特急含む)。
主に9番線を使用する。
|-
!rowspan="2"|9 - 12
| [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]]{{Color|#3333ff|■}} 常磐線
|rowspan="2" style="text-align:center;"|下り
|柏・取手・土浦・水戸方面
|rowspan="2"|上野駅始発の快速電車・中距離列車。
|-
|[[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]] 常磐線(快速)・成田線
|松戸・柏・取手・成田方面
|-
|-style="border-top:solid 3px #999"
|colspan="5" style="background-color:#eee;"|'''在来線 地平ホーム'''
|-
!13 - 16
|[[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] 宇都宮線(東北線)・高崎線
|style="text-align:center;"|下り
|赤羽・大宮・宇都宮・高崎方面
|上野駅始発で主に14・15番線
|-
!(専用ホーム)<br><ref group="注釈">駅の案内表示上はホーム番号の表記はない。</ref>
|colspan="3"|「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」
|「[[TRAIN SUITE 四季島]]」乗降専用ホーム
|-
!16・17
|colspan="3"| [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]]{{Color|#3333ff|■}} 常磐線特急[[ひたち (列車)|「ひたち」「ときわ」]]
|上野駅始発で主に17番線
|-style="border-top:solid 3px #999"
|colspan="5" style="background-color:#eee;"|'''新幹線 地下ホーム'''
|-
!rowspan="2"|19・20
|[[ファイル:Shinkansen jre.svg|16px|■]] 東北・北海道新幹線
|rowspan="2" style="text-align:center;"|下り
|[[宇都宮駅|宇都宮]]・[[郡山駅 (福島県)|郡山]]・[[福島駅 (福島県)|福島]]・[[仙台駅|仙台]]・[[盛岡駅|盛岡]]・[[新青森駅|新青森]]・[[新函館北斗駅|新函館北斗]]・<br>[[角館駅|角館]]・[[大曲駅 (秋田県)|大曲]]・[[秋田駅|秋田]]・[[山形駅|山形]]・[[新庄駅|新庄]]方面<ref name="timetable/list0204">{{Cite web|url=https://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0204.html|title=時刻表 上野駅|publisher=東日本旅客鉄道|accessdate=2020-11-29}}</ref>
|全定期列車20番線
|-
|[[ファイル:Shinkansen jre.svg|16px|■]] 上越・北陸新幹線
|高崎・[[越後湯沢駅|越後湯沢]]・[[新潟駅|新潟]]・[[軽井沢駅|軽井沢]]・[[長野駅|長野]]・[[金沢駅|金沢]]方面<ref name="timetable/list0204" />
|主に19番線
|-
!21・22
|[[ファイル:Shinkansen jre.svg|16px|■]] 新幹線
|style="text-align:center;"|上り
|東京方面
|22番線は一部上越・北陸新幹線の列車が発車
|}
(出典:[https://www.jreast.co.jp/estation/stations/204.html JR東日本:駅構内図])
* 16番線は、宇都宮線・高崎線と常磐線特急で重複しているが、発車する営業列車は混在しておらず、日中は常磐線特急、夕夜間は宇都宮線・高崎線が発着している(終着折り返し回送列車に一部混在)。
* 電光掲示板の発車標は案内されるが案内がない高崎線特急「[[草津 (列車)|草津]]」「[[あかぎ (列車)|あかぎ」「スワローあかぎ]]」及び臨時特急「[[水上 (列車)|水上]]」は、14・15番線を中心に、スワローあかぎ1本のみ16番線から発車する。「草津」の上野東京ライン直通臨時列車は、北行(長野原草津口行き)が5番線、南行(大船行き)が8番線発となる。
** かつて、宇都宮線・高崎線13‐16番線は、カシオペアなど寝台列車が定期運行されていた時は、昼間特急も含め、シンボルマーク・列車名が記載されていた。上野東京ライン開業時に案内を総入替した際に代わりに路線名・方面表記以外の空きスペースに“特急”と記載されるようになった。2018年3月17日改正以降に除去された。
* 「常磐線(特急)」として、案内されていないが、品川行きの「ひたち」「ときわ」は、9番線(と8番線)を発着。
* 臨時特急「[[踊り子 (列車)|踊り子]]」の発着ホームは、我孫子発着の南行(伊豆急下田行き)が9番線、北行き(我孫子行き)が我孫子行きが8番線。大宮発着の南行が8番線、北行は大宮行きが5番線となる。
* 宇都宮線・高崎線の普通・快速列車の始発専用13 - 16番線で、特急同様に14・15番線を中心に運用。2020年3月14日改正ダイヤで、13番線は平日朝の宇都宮線・高崎線終着普通列車3本、平日・休日日中の宇都宮線終着普通列車1本・始発普通列車2本での使用。16番線は平日10時台の宇都宮線終着普通列車1本、11時台の高崎線折り返し普通列車1本と、平日夕方以降の宇都宮線・高崎線始発普通・通勤快速列車数本、休日は高崎線快速アーバンの折り返し1本と、午前・夕方以降の一部宇都宮線・高崎線普通列車で使用。
* 記載は平常運転時のもので、上野東京ライン直通運転中止時や一部路線のみの直通運転実施時は変更される場合がある(例えば、宇都宮線・高崎線と東海道線の直通運転を中止した場合、5‐7番線を宇都宮線・高崎線の折り返しに使用し、品川始発の常磐線を8番線着発とするなどの変更が行われる。これは一例であり、直通運転中止時のホーム使用方法は固定化されておらず、使用ホームは臨機応変に変更されており、16番線が常磐線特急専用ホームだった時代に宇都宮・高崎線(主に特急・通勤快速)が16番線を発着する場合もあった)。
* 13番線線路を発着する[[クルーズトレイン]]「[[TRAIN SUITE 四季島]]」専用のホームとして、13番線と14番線の間に存在した14番線発着列車用荷物ホームを延長・改築して「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」が新設された<ref group="報道" name="platform-13.5">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2016/20161208.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200425070836/https://www.jreast.co.jp/press/2016/20161208.pdf|format=PDF|language=日本語|title=TRAIN SUITE 四季島 〜上野駅整備計画について〜|publisher=東日本旅客鉄道|date=2016-12-06|accessdate=2020-05-29|archivedate=2020-04-25}}</ref>。荷物ホームは、新設工事直前まで[[荷物列車#新聞輸送列車|新聞輸送列車]]に新聞が積載されていたが、現在は旅客用の14番線ホームで積載する。
* 宇都宮線・高崎線下り(大宮方面)が遅延している場合、高架ホームの列車と地平ホームの列車の同時発車や、後続列車が先行発車される場合があるが、尾久駅手前の[[井堀信号所]]で後続列車が一時停車または徐行して調整する(大幅に乱れ、先行後続関係無くなっている場合は、特急>快速>高架ホーム上野東京ラインからの直通>地上ホーム普通始発の順で優先する傾向)。常磐線を含む上り(東京方面/上野東京ライン)は、合流ポイントまでの距離が短く同時発車が不可能で、後続列車は上野駅ホームで発車待ちとなる。上り列車は、上野駅の到着予定ホームに先行列車が停車中の場合や、平面交差で進路を支障している場合などは鶯谷駅横付近で一時停車し、その間に後続列車に追い越されて高架ホーム着と地平ホーム着の列車到着順序が入れ替わることがある。上野東京ライン開通で上野折り返しが大幅に減少したことで頻度は低下したが、新たに、品川行き常磐線が遅延するなどして宇都宮線・高崎線からの先行列車が東京方面へ発車できない場合、品川発の常磐線上りが6番線から発車して宇都宮線・高崎線の上り線路を平面交差で塞ぐ場合に後続の宇都宮線・高崎線からの東京方面後続列車が鶯谷駅付近で停車し、その間に更に後続の地平ホーム終着列車が追い抜くことがある。
* 新幹線の駅が地下にあるのは当駅が唯一である。

==== のりばの変遷 ====
{{節スタブ}}
<div style="overflow-x:scroll">
{|class="wikitable" style="overflow-x:scroll;white-space:nowrap;font-size:75%;"
!時期
!高架1番線
!高架2番線
!高架3番線
!高架4番線
!高架5番線
!高架6番線
!高架7番線
!高架8番線
!高架9番線
!高架10番線
!高架11番線
!高架12番線
!地上13番線
!地上14番線
!地上15番線
!地上16番線
!地上17番線
!地上18番線
!地上19番線
!地上20番線
!地下19番線
!地下20番線
!地下21番線
!地下22番線
|-
|不明 -
|rowspan="6"|{{Color|#00b2e5|■}}京浜東北線(北行)<br />王子方面
|rowspan="6"|{{Color|#80c241|■}}山手線(内回り)<br />池袋方面
|rowspan="6"|{{Color|#80c241|■}}山手線(外回り)<br />東京方面
|rowspan="6"|{{Color|#00b2e5|■}}京浜東北線(南行)<br />蒲田方面
|colspan="3"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面<br />{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線「ホームライナー古河」<br />{{Color|#f68b1e|■}}高崎線「ホームライナー鴻巣」<br />{{Color|#3333ff|■}}常磐線<br />土浦方面(一部)
|{{Color|#3333ff|■}}常磐線<br />土浦方面<br />{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面(一部)
|{{Color|#3333ff|■}}常磐線<br />土浦方面
|rowspan="2" colspan="2"|{{Color|#339999|■}}常磐線(快速)<br />松戸方面
|rowspan="2"|{{Color|navy|■}}寝台特急「カシオペア」<br>「北斗星」「あけぼの」<br />{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|colspan="2"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|{{Color|#f68b1e|■}}高崎線特急「あかぎ」「ウィークエンドあかぎ」<br>「草津」「水上」<br />{{Color|#3333ff|■}}常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」
|{{Color|#3333ff|■}}常磐線特急「スーパーひたち」<br>「フレッシュひたち」
|colspan="3" rowspan="6" style="background-color:lightgray;"|新幹線の改札
|rowspan="2" colspan="2"|[[ファイル:Shinkansen-E.png|17px|■]] 東北・山形・秋田・<br>上越・長野新幹線<br />新青森・新潟・長野方面
|colspan="2" rowspan="6"|[[ファイル:Shinkansen-E.png|17px|■]] 新幹線<br />東京行
|-
|2014年<br />3月15日 -
|colspan="4"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|colspan="2"|{{Color|#3333ff|■}}常磐線<br />土浦方面
|colspan="2" rowspan="4"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面<br />{{Color|#f68b1e|■}}高崎線特急「あかぎ」<br>「スワローあかぎ」「草津」
|colspan="2"|{{Color|#3333ff|■}}常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」
|-
|2015年<br />3月14日 -
|rowspan="4"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|rowspan="4"|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面<br />{{Color|#339999|■}}{{Color|#3333ff|■}}常磐線・常磐線(快速)<br />松戸方面
|rowspan="4"|{{Color|purple|■}}上野東京ライン<br />横浜方面
|rowspan="4"|{{Color|#3333ff|■}}常磐線特急「ひたち」「ときわ」<br />水戸方面<br />{{Color|purple|■}}上野東京ライン<br />横浜方面
|rowspan="4"|{{Color|purple|■}}上野東京ライン<br />品川方面<br />{{Color|#339999|■}}{{Color|#3333ff|■}}常磐線・常磐線(快速)<br />松戸方面
|colspan="3" rowspan="4"|{{Color|#339999|■}}{{Color|#3333ff|■}}常磐線・常磐線(快速)<br />松戸方面
|{{Color|navy|■}}臨時寝台特急「カシオペア」<br />{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線<br />大宮方面
|colspan="2" rowspan="3"|{{Color|#3333ff|■}}常磐線特急「ひたち」「ときわ」
|colspan="2"|[[ファイル:Shinkansen-E.png|17px|■]] 東北・山形・秋田・<br>上越・北陸(長野経由)新幹線<br />新青森・新潟・金沢方面
|-
|2016年<br />3月26日 -
|{{Color|#f68b1e|■}}宇都宮線・高崎線
大宮方面
|colspan="2"|[[ファイル:Shinkansen-E.png|17px|■]] 東北・山形・秋田・北海道・<br>上越・北陸(長野経由)新幹線
新青森・新函館北斗・新潟・金沢方面
|}
</div>

==== 配線 ====
在来線の駅から北方向に、西から順に、京浜東北線と山手線の方向別[[複々線]](山手線が内側)、東北本線列車線(宇都宮線・高崎線)の複々線([[尾久駅]]手前の[[尾久車両センター]]入出庫部の先まで高架ホーム発が外側、地上ホーム発が内側の方向別)、常磐線の複線の計10本の線路が並行する。このうち、東北本線列車線と常磐線からは高架ホーム、地平ホームのほぼすべてへの発着が可能である{{Refnest|group="注釈"|ただし、東北本線列車線からは10 - 12番線、常磐線からは5番線への入線が不可能である<!--上野東京ライン開業前は、6・7番線への入線も不可能-->。}}。このため、シングルスリップスイッチやダブルスリップスイッチを用いた複雑な配線となっている<ref>祖田(2006) 52頁</ref>。常磐線の高架線と地平線の分岐・合流点は隣の鶯谷駅付近となるが、これは1968年に立体交差化されたものである。

南方向に、京浜東北線、山手線の複々線に加えてその東側に留置線群とそれらをつなぐ通路線が[[秋葉原駅]]まで続いている。これはかつて東京駅までつながっていた回送線の跡であり、2015年に[[上野東京ライン]]として再び東京駅と結ばれた<ref>祖田(2006) 57 - 58頁</ref>。これらの線路につながっているのは5 - 9番線であり、10 - 12番線と地平ホームの各線は行き止まりである。下の図は反映されていないが、行き止まりとなっている10番線と11番線の先端(最後尾)部は両ホームを結ぶ通路となっており、9番線から12番線まで平面移動ができる。

東北新幹線上野駅開業時(1985年)の在来線の配線図を以下に示す。基本的に本配線が踏襲されている。主な変更点は1999年に18番線が廃止されている。2015年度の上野東京ライン開業準備工事で、東京方の下り線路から6番線と、7 - 9番線から上り線路へ両方向同時に転線可能な配線とし、日暮里方で6番線から常磐線下り線路へ進入を円滑にするべく一部付け替えたりなどしている。5番線からも常磐線へ進入可能である。
{{駅配線図
|title = 東北新幹線開業時の上野駅在来線配線略図
|image = JNR Ueno station track map 1985.svg
|width = 600px
|left = 東京方面
|right = 大宮・取手方面
|source = 祖田(2006) 52頁
|note = 水色:京浜東北線<br />黄緑:山手線<br />橙:東北本線列車線(高崎線、上信越方面を含む)<br />青:常磐線}}

==== 発車ベル・発車メロディ ====
5 - 10・13・16・17番線で[[発車メロディ]]を使用する他は[[発車ベル]]を使用している<ref group="注釈">現在でも多くのホームで発車ベルが使用されている理由について、「[[集団就職]]で上京した人々の思い入れが強いから」という説も存在するが、乗りものニュースの記事『[https://trafficnews.jp/post/55519 【豆知識】上野駅と新大久保駅が「ベル」であり続けるワケ]』では、JR東日本の担当者が「積極的な理由はない」と回答しており、真偽は不明。</ref>。

* 1983年3月6日にベルが電子音のものに変更された<ref>{{Cite book|和書|author=日本国有鉄道 上野駅|date =1983-07-28|title = 上野駅100年史|publisher =[[弘済出版社]]|page=189}}</ref>。

* 2013年7月28日には13番線で[[井沢八郎]]の「[[あゝ上野駅]]」をアレンジしたメロディが導入された他<ref group="新聞" name="news20130619"/>。

* [[東京文化会館]]での「オペラ夏の祭典2019-20 Japan Tokyo World」開催に伴い、山手線ホーム(2・3番線)のベルを期間限定で同プログラムの上演作品の楽曲をアレンジしたメロディに変更していた。曲は、2019年4月20日から同年7月20日までは[[ジャコモ・プッチーニ]]作曲の「[[トゥーランドット]]」<ref group="報道" name="press/20190412_t03">{{Cite press release|url=https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20190412_t03.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200529155747/https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20190412_t03.pdf|format=PDF|language=日本語|title=上野駅山手線ホームの発車ベルを期間限定で発車メロディに変更します|publisher=東日本旅客鉄道東京支社|date=2019-04-12|accessdate=2020-05-29|archivedate=2020-05-29}}</ref> 、2019年11月9日から2020年9月12日までは[[リヒャルト・ワーグナー]]作曲の「[[ニュルンベルクのマイスタージンガー]]」であった<ref>{{Cite web|title=上野地域と連携した『ニュルンベルクのマイスタージンガー』東京文化会館公演の広報展開について|url=https://opera-festival.com/archives/2001|website=オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World|accessdate=2019-11-23|publisher=}}</ref>。いずれもメロディは[[スイッチ (音楽制作会社)|スイッチ]]の制作で、編曲は[[福嶋尚哉]]が手掛けた<ref>{{Cite web|title=上野駅発車メロディを制作|url=http://www.switching.co.jp/news/477|website=株式会社スイッチオフィシャルサイト|accessdate=2019-07-16|language=ja|publisher=株式会社スイッチ}}</ref><ref>{{Cite web|title=上野駅「マイスタージンガー」制作|url=http://www.switching.co.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/500|website=株式会社スイッチオフィシャルサイト|accessdate=2019-11-09|language=ja|publisher=株式会社スイッチ}}</ref>。

==== 五ツ星広場 ====
寝台特急列車が発着する13番線ホームは普通列車4・5号車停車位置付近に、寝台特急の乗客以外も利用可能な、寝台特急の到着待ち休憩所「五ツ星広場」があった。2015年に「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」の定期運行が廃止されて寝台特急列車の定期発着が無くなり、解放機会がなくなり、案内板から消去され、設備等が撤去され、ホームの一部として復元された。代わりに13番線ホームの各所に常時使用可能のベンチが設置された。

開設当初はテーブルが設置されるなどオープンカフェ風であったが、2011年時点で大幅に縮小し、[[椅子]]のみを配置して南北2か所に分割されている。北側エリアの壁は13番線から発着する「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」で使用される[[JR東日本E26系客車|E26系]]の車体を意識して作られており、同系列車体と同一の5色ラインが配されている。

五ツ星広場で迷惑行為があったため、2012年8月25日から、利用可能時間が制限された。寝台列車発車の約1時間前から列車の発車まで利用可能であり、利用時間は、15時00分 - 16時20分(カシオペア・運転日に限る)、17時50分 - 19時03分([[北斗星 (列車)|北斗星]])、20時00分 - 21時15分([[あけぼの (列車)|あけぼの]])である。これら以外の時間は、伸縮門扉によって閉鎖されていた。これに伴って15番線と16番線との間、[[石川啄木]]の歌碑の横にベンチが2脚、設置された。
<gallery>
Itsutsuboshi-Hiroba.jpg|2007年の五ツ星広場の壁部分
JRE_Ueno_Station_Itsutsuboshi_Hiroba_201207092.JPG|2012年7月の五ツ星広場 1
JRE_Ueno_Station_Itsutsuboshi_Hiroba_201207091.JPG|2012年7月の五ツ星広場 2
JRE_Ueno_Station_Itsutsuboshi_Hiroba_201209161.JPG|2012年9月の閉鎖時間の五ツ星広場 1
JRE_Ueno_Station_Itsutsuboshi_Hiroba_201209162.JPG|2012年9月の閉鎖時間の五ツ星広場 2
</gallery>

=== 東京メトロ ===
{{駅情報
|社色 = #109ed4
|文字色 =
|駅名 = 東京メトロ 上野駅
|画像 = Ueno-eki-2005-4-6 1.jpg
|pxl = 300px
|画像説明 = 東京メトロ・JR側の出入口(2005年4月6日)
|よみがな = うえの
|ローマ字 = Ueno
|電報略号 = ウエ
|所属事業者= [[東京地下鉄]](東京メトロ)
|所在地幅 = long
|所在地 = [[東京都]][[台東区]][[上野]]七丁目1-1(銀座線)<br />{{Coord|35|42|42.3|N|139|46|33.5|E|region:JP_type:railwaystation|name=東京メトロ銀座線 上野駅}}<br />東京都台東区[[東上野]]三丁目19-6(日比谷線)<br />{{Coord|35|42|41|N|139|46|37.8|E|region:JP_type:railwaystation|name=東京メトロ日比谷線 上野駅}}
|開業年月日 = {{Nowrap|[[1927年]]([[昭和]]2年)[[12月30日]]}}
|駅構造 = [[地下駅]]
|ホーム = 各2面2線(計4面4線)
|廃止年月日 =
|乗降人員 = 210,272
|統計年度 = 2019年
|乗入路線数 = 2
|所属路線1 = {{Color|#ff9500|●}}<ref name="tokyosubway">[https://www.tokyometro.jp/ 東京地下鉄] 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)</ref>[[東京メトロ銀座線|銀座線]]
|前の駅1 = G 15 [[上野広小路駅|上野広小路]]
|駅間A1 = 0.5
|駅間B1 = 0.7
|次の駅1 = [[稲荷町駅 (東京都)|稲荷町]] G 17
|キロ程1 = 2.2
|起点駅1 = [[浅草駅|浅草]]
|駅番号1 = {{駅番号r|G|16|#ff9500|4}}<ref name="tokyosubway"/>
|所属路線2 = {{Color|#b5b5ac|●}}<ref name="tokyosubway"/>[[東京メトロ日比谷線|日比谷線]]
|前の駅2 = H 17 [[仲御徒町駅|仲御徒町]]
|駅間A2 = 0.5
|駅間B2 = 1.2
|次の駅2 = [[入谷駅 (東京都)|入谷]] H 19
|キロ程2 = 5.3
|起点駅2 = [[北千住駅|北千住]]
|駅番号2 = {{駅番号r|H|18|#b5b5ac|4}}<ref name="tokyosubway"/>
|備考 = [[直営駅]]・[[日本の鉄道駅#管理駅|駅務管区所在駅]]<br />[[定期券]]売り場 有<br/>両路線同士は改札外連絡
}}
銀座線は[[相対式ホーム]]2面2線を有する[[地下駅]]。エスカレーターは設置されていないが、ホームから改札口までのエレベーターはホーム浅草方の端に設置されており、浅草側に改札口からJR連絡階へ通じるエレベーターがある。銀座線は[[上野検車区]]が駅の至近に位置し、[[ラッシュ時]]に当駅を始発・終着とする電車がある。これは大晦日から元旦にかけての終夜運転も同様で、当駅 - 浅草駅間は7.5分間隔、当駅 - 渋谷駅間{{Refnest|group="注釈"|2020年は渋谷駅改良工事の期間にあたるため、当路線を利用して渋谷駅へ行くことはできず、溜池山王駅で浅草方面に折り返し運転を行う。そのため終夜運転区間は溜池山王 - 浅草駅間となり、渋谷 - 溜池山王駅間は実施しない<ref group="報道">{{Cite press release|url=https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20191127_114.pdf|title=東京メトロ全線で終夜運転を実施します! 2020年1月1日(水・祝)には「メトロニューイヤー号」を運転します|format=PDF|publisher=東京メトロ|date=2019-11-27|accessdate=2020-04-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200419162447/https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20191127_114.pdf|archivedate=2020-04-20}}</ref>。}}は15分間隔で段差がつけられている。1987年にホームの拡幅工事が行われ、渋谷方面のホームに、日本最初の地下鉄開業を告知するポスターの[[レプリカ]]が煉瓦壁と共に設置されている。

日比谷線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅。出口階段はホームの前後にあるが、ホームから改札口へ通じるエレベーターは中目黒方面が中央に、北千住方面が仲御徒町寄りにある。中目黒方面は別に改札口が設置され、前述のホームへのエレベーターに通じている(平日朝の通勤時間帯のみは階段も使用できる)。同じくホームから改札口へ通じるエスカレーターは、中目黒方面は北千住寄り、北千住方面は中目黒寄りに設置されている。<!-- 中目黒方面ホームと改札を結ぶエレベーターには朝ラッシュ時のみ使用する階段が併設されている。-->中目黒方面ホーム中央に、発車標とは別に電車位置の現示装置が設置されている。2013年の一時期、行先のほかに直通電車を直通先会社のロゴも併せて表示する[[液晶ディスプレイ]]を用いた案内装置が試験されたことがある。

銀座線の渋谷側改札口から地下の連絡通路を経由して、京成電鉄の京成上野駅、上野中央通り地下駐車場と中央通りの地下連絡通路に接続している。

両線の改札口は各々独立しており、改札内で連絡していないため、普通乗車券や[[回数乗車券|回数券]]で銀座線と日比谷線を乗り換える際は、改札を出る際に乗車券が回収されずに出口に戻る乗り換え専用のオレンジ色の[[自動改札機]]を通る必要がある。[[PASMO]]・[[Suica]]などのICカードでの乗り換えはどの自動改札機からもタッチできる。いずれも、60分の時間制限がある。

従来あった駅ナカ商業施設「メトロピア」は改装され、「[[エチカ (商業施設)|エチカ]]フィット上野」として2009年2月20日に開業した。リニューアル工事の為2015年3月に営業を一時終了したが、2017年12月に再オープンした。

日比谷線駅構内に、東京メトロのお忘れ物総合取扱所が設置されていたが、2015年3月29日に[[東京メトロ南北線|南北線]][[飯田橋駅]]へ移転した。

駅務管区所在駅であり、上野駅務管区として上野地域、[[秋葉原駅|秋葉原]]地域、[[茅場町駅|茅場町]]地域を管理する<ref>鉄道ピクトリアル2016年12月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄 p.17</ref>。

==== のりば ====
東京メトロの路線同士はホーム番号を連続することが多いが、当駅での銀座線と日比谷線のホーム番号(番線表示)は連番ではなく、両線ともに1・2番線である。[[都営地下鉄]][[都営地下鉄浅草線|浅草線]]および[[都営地下鉄大江戸線|大江戸線]]の[[蔵前駅]]も同様である。
<!-- 2018年10月時点での現地の案内標の表記に準拠。銀座駅は「田原町」表記、日比谷線は「秋葉原」「西新井」表記あります -->
{|class="wikitable"
!番線<!-- 事業者側による呼称 -->!!路線!!行先
|-style="border-top:solid 3px #999"
|colspan="3" style="background-color:#eee"|'''銀座線ホーム'''
|-
!1
|rowspan="2"|[[ファイル:Logo of Tokyo Metro Ginza Line.svg|15px|G]] 銀座線
|[[日本橋駅 (東京都)|日本橋]]・[[銀座駅|銀座]]・[[渋谷駅|渋谷]]方面
|-
!2
|[[田原町駅 (東京都)|田原町]]・[[浅草駅|浅草]]方面
|-style="border-top:solid 3px #999"
|colspan="3" style="background-color:#eee"|'''日比谷線ホーム'''
|-
!1
|rowspan="2"|[[ファイル:Logo of Tokyo Metro Hibiya Line.svg|15px|H]] 日比谷線
|[[秋葉原駅|秋葉原]]・[[六本木駅|六本木]]・[[中目黒駅|中目黒]]方面
|-
!2
|[[北千住駅|北千住]]・[[西新井駅|西新井]]・[[南栗橋駅|南栗橋]]方面
|}
(出典:[https://www.tokyometro.jp/station/ueno/index.html 東京メトロ:構内図])
* 両路線ともカーブ上にホームがある。[[2018年]]のホームリニューアルの際に「銀座線アーカイブ」が設置され、実際に使用された第三軌条や列車の接近表示器などが展示されている。接近表示器は設置当時のものとやや異なっているが現在も列車接近時には点滅させている。
* [[2020年]][[6月6日]]から運行している座席指定列車「[[THライナー]]」では<ref group="報道" name="press20191219"/>、久喜始発恵比寿行きは降車のみ、霞ケ関発久喜行きは乗車のみ取り扱い、'''東京メトロ線内のみの利用はできない'''<ref group="報道" name="press20191219">{{Cite press release|url=https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402|format=PDF|language=日本語|title=2020年6月6日(土)東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生!|publisher=東武鉄道/東京地下鉄|date=2019-12-19|accessdate=2019-12-21|archiveurl=https://web.archive.org/web/20191219084312/https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402|archivedate=2019-12-19}}</ref>。

<gallery perrow="4" widths="200" style="font-size:90%;">
UenoStation-GinzaLine-newPlatformDoors-Jan30-2016.jpg|リニューアル前の銀座線ホーム(2016年1月)
ファイル:白線までさがってください (5311835266).jpg|リニューアルまで銀座線ホームに設置されていた接近標(2011年1月)
TokyoMetro-H17-Ueno-station-platform.jpg|リニューアル前の日比谷線ホーム(2008年5月)
Tokyo-metro-Ueno-Station-platform1.jpg|リニューアル後の銀座線1番ホーム(2018年10月14日)
UenoStation-GinzaLine-newPlatform.jpg|リニューアル後の銀座線2番ホーム(2018年1月4日)
UenoStation-HibiyaLine-newPlatform.jpg|リニューアル後の日比谷線ホーム(2018年1月4日)
Ueno-Sta-Showadori-N-Gate.JPG|リニューアル前の昭和通り北方面改札口(2016年5月)
UenoStation-GinzaLine-newjrUenogate.jpg|リニューアル後のJR上野駅方面改札口(2018年1月4日)
Tokyo-metro-Ueno-Park-District-Gate1.jpg|リニューアル後の1番線側上野公園方面改札口(2018年10月14日)
Tokyo-metro-Ueno-Park-District-Gate2.jpg|リニューアル後の2番線側上野公園方面改札口(2018年10月14日)
UenoStation-HibiyaLine-showa-dori-northgate.jpg|リニューアル後の昭和通り北方面改札口(2018年1月4日)
UenoStation-HibiyaLine-showa-dori-southgate.jpg|リニューアル後の昭和通り南方面改札口(2018年1月4日)
TokyoMetro-Ueno-Sta-5bexit.jpg|リニューアル後の5b出入口(2018年1月6日)
TokyoMetro-Ueno-Sta-4exit.jpg|リニューアル後の4番出入口(2018年1月6日)
TokyoMetro-Ueno-Station-gate2018JR.jpg|JR上野駅方面改札にある回転改札のモニュメント(2018年1月5日)
</gallery>

==== 発車メロディ ====
全ホームにおいて、[[スイッチ (音楽制作会社)|スイッチ]]制作の[[発車メロディ]](発車サイン音)を使用している<ref group="報道" name=":0" /><ref name="Train-melody-H">{{Cite web|title=東京メトロ日比谷線発車サイン音を制作|url=http://www.switching.co.jp/news/505|date=2020-02-07|website=株式会社スイッチオフィシャルサイト|accessdate=2020-02-07|language=ja|publisher=株式会社スイッチ}}</ref>。

銀座線ホームでは、2012年10月30日から[[森山直太朗]]の「[[さくら (森山直太朗の曲)|さくら(独唱)]]」をアレンジしたメロディを使用している<ref name="Train-melody-G" group="注釈">上野恩賜公園の桜にちなんだ選曲である。</ref>。
{| class="wikitable"
!番線
!路線
!曲名
!作曲者(編曲者)
|- style="border-top:solid 3px #999"
! colspan="4" |'''銀座線ホーム'''
|-
!1
| rowspan="2" |[[ファイル:Logo of Tokyo Metro Ginza Line.svg|フレームなし|15x15ピクセル]] 銀座線
|さくら(独唱)(サビ)
| rowspan="2" |森山直太朗([[塩塚博]])
|-
!2
|さくら(独唱)(Aメロ)
|-
|- style="border-top:solid 3px #999"
! colspan="4" |'''日比谷線ホーム'''
|-
!1
| rowspan="2" |[[ファイル:Logo of Tokyo Metro Hibiya Line.svg|フレームなし|15x15ピクセル]] 日比谷線
|Toy garden
|大和優子
|-
!2
|さあ、行くよ!
|福嶋尚哉
|}

== 駅弁 ==
主な駅弁は下記の通り<ref>{{Cite journal |和書 |author= |title= |year=2017 |publisher=[[交通新聞社]] |journal=JR時刻表 |issue=2017年3月号 |number= |page=574}}</ref>。
{{Div col||20em}}
* 八戸真さば寿司
* 日本海真あじ寿司
* チキン弁当
* 鳥めし弁当
* 深川めし
* 30品目バランス弁当
* 五目わっぱめし
* 鯵鯖よくばり寿司
* おふくろの味 上野弁当
* 牛肉弁当
* ポケモン弁当(土曜・休日のみ)
* 鮭はらこ弁当
* 宮城県産黒毛和牛すき弁当
* こだわりのとんかつ弁当
* タレかつと豚重
* 日本のおもてなし弁当
* 国産牛ハンバーグ弁当
* 味噌カツ・ひつまぶし風弁当
* 伝承 鯵の押寿し
* まぐろいくら弁当
* 新幹線E7系弁当
* 八戸鯖棒寿司
* 季節の吹き寄せ弁当
* 50品目バラエティ弁当
* 北海うまいもん弁当
* あったかうなぎ弁当
* 大人の休日弁当
{{Div col end}}

== 利用状況 ==
[[埼玉県]]・[[千葉県]]北西部・北関東方面に直通する主要鉄道路線のターミナル駅であるが、東京駅と同様にその規模の大きさに対して統計上の乗車人員は少ない。改札を通らない乗客は乗降人員に計上されないが、実際は朝夕を中心に乗換客で慢性的に混雑が見られる。

平日朝は当駅止まりの宇都宮線・高崎線・常磐線の列車から降車後に3・4番線ホームに流れる人の波が絶えず続き、同ホームを発着する山手線・京浜東北線電車に一斉に乗り込む{{Refnest|group="注釈"|逆に1・2番線へ流れる客は少ない。これは、両線の沿線のほとんどの駅へ宇都宮線・高崎線の場合は[[赤羽駅]]などで、常磐線の場合は[[日暮里駅]]で、というように上野駅よりも手前の駅で乗り換えられることによる。}}。山手線と京浜東北線の上野 - 御徒町間は、ラッシュ時に平均乗車率が常時200%余で国内最高の混雑区間であったが、2015年3月14日に上野東京ラインが開業すると当駅の乗換客は大幅に減少し、上野 - 御徒町間の混雑も170%程度に緩和した。

2017年度の各社合計の1日平均乗降人員は約61万人、年間に約2億2300万人である。京成上野駅を含めた場合1日平均乗降人員は約66万人、年間で約2億4100万人である。

* '''JR東日本'''
** 2019年度の1日平均[[乗降人員#乗車人員|'''乗車'''人員]]は'''182,704人'''である<ref group="利用客数">[https://www.jreast.co.jp/passenger/index.html 各駅の乗車人員] - JR東日本</ref>。
**: 同社の駅で[[高田馬場駅]]に次ぐ第13位である。1988年度にピークを迎えた後は20万人台を維持したが、1993年度から2001年度にかけて減少して2000年度に19万人を割った。以後ほぼ横ばい傾向だが1991年度に[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]に抜かれ、宇都宮線・高崎線で最多駅ではなくなった。2006年度に[[北千住駅]]に抜かれ、常磐線の乗車人員最多駅ではなくなった。
**: 全乗車人員に対する定期外利用客の割合が高く、全体の6割弱を占める。1日平均定期外利用客は10万人を上回り、大宮駅や[[新橋駅]]に匹敵する。1日平均定期利用客は9万人を下回り、[[蒲田駅]]や[[船橋駅]]より少ない。
** 2019年度の新幹線の1日平均'''乗車'''人員は'''11,902人'''である<ref group="利用客数">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2019_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員] - JR東日本</ref>。
**: 同社の駅で[[宇都宮駅]]に次ぐ第6位である。
* '''東京メトロ'''
** 2019年度の1日平均[[乗降人員|'''乗降'''人員]]は'''210,272人'''である<ref group="利用客数">[https://www.tokyometro.jp/corporate/enterprise/passenger_rail/transportation/passengers/index.html 各駅の乗降人員ランキング] - 東京メトロ</ref>。
**: 同社の全130駅中で[[東京駅]]に次ぐ第10位。この値は銀座線⇔日比谷線間の乗換人員を含まない<!--他鉄道との直結連絡駅及び共用している駅の乗降人員は順位から除いております-->。2001年度以降は21万人前後で横ばいである。
** 銀座線⇔日比谷線間の乗換人員を含んだ、2018年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである<ref group="乗降データ" name="train-media" />。
*** 銀座線:'''166,622人''' - 同線内で新橋駅、日本橋駅、渋谷駅、表参道駅、赤坂見附駅、銀座駅に次ぐ第7位。
*** 日比谷線:'''133,603人''' - 同線内で北千住駅、中目黒駅、茅場町駅、銀座駅、日比谷駅、霞ヶ関駅、六本木駅に次ぐ第8位。

=== 年度別1日平均乗降人員 ===
各年度の1日平均'''乗降'''人員は下表の通りである(東京メトロのみ)。
* 東京メトロの値は、東京メトロ線内の乗換人員を含まない。
{|class="wikitable" style="text-align:right;"
|+年度別1日平均乗降人員<ref group="乗降データ" name="train-media">[https://www.train-media.net/report.html レポート] - 関東交通広告協議会</ref>
!rowspan="2"|年度
!colspan="2"|営団 / 東京メトロ
|-
!1日平均<br/>乗降人員!!増加率
|-
|1999年(平成11年)
|226,342
|
|-
|2000年(平成12年)
|219,557
|&minus;3.0%
|-
|2001年(平成13年)
|209,567
|&minus;4.5%
|-
|2002年(平成14年)
|205,404
|&minus;2.0%
|-
|2003年(平成15年)
|202,981
|&minus;1.2%
|-
|2004年(平成16年)
|210,121
|3.5%
|-
|2005年(平成17年)
|207,129
|&minus;1.4%
|-
|2006年(平成18年)
|206,859
|&minus;0.1%
|-
|2007年(平成19年)
|211,749
|2.4%
|-
|2008年(平成20年)
|213,522
|0.8%
|-
|2009年(平成21年)
|207,635
|&minus;2.3%
|-
|2010年(平成22年)
|204,449
|&minus;1.5%
|-
|2011年(平成23年)
|201,602
|&minus;1.4%
|-
|2012年(平成24年)
|212,509
|5.4%
|-
|2013年(平成25年)
|211,539
|&minus;0.5%
|-
|2014年(平成26年)
|210,379
|&minus;0.5%
|-
|2015年(平成27年)
|207,240
|&minus;1.5%
|-
|2016年(平成28年)
|209,130
|0.9%
|-
|2017年(平成29年)
|213,020
|1.9%
|-
|2018年(平成30年)
|215,821
|1.3%
|-
|2019年(令和元年)
|210,272
|&minus;2.6%
|}

=== 年度別1日平均乗車人員(1880年代 - 1930年代) ===
各年度の1日平均'''乗車'''人員は下表の通りである。
{|class="wikitable" style="text-align:right;"
|+年度別1日平均乗車人員
!年度
!日本鉄道 /<br/>国鉄
!東京地下鉄道
!出典
|-
|1883年(明治16年)
|<ref group="備考">1883年7月28日開業。開業日から1884年3月31日までの計248日間を集計したデータ。</ref> 528
|rowspan="35" style="text-align:center;"|未開業
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806564/124?viewMode= 明治16-17年]</ref>
|-
|1884年(明治17年)
|635
|<ref group="東京府統計" name="toukei1884">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806565/124?viewMode= 明治18年]</ref>
|-
|1885年(明治18年)
|566
|<ref group="東京府統計" name="toukei1884" />
|-
|1886年(明治19年)
|579
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806566/118?viewMode= 明治19年]</ref>
|-
|1888年(明治21年)
|1,655
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806568/128?viewMode= 明治21年]</ref>
|-
|1890年(明治23年)
|1,990
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806570/139?viewMode= 明治23年]</ref>
|-
|1891年(明治24年)
|1,985
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806572/139?viewMode= 明治25年]</ref>
|-
|1893年(明治26年)
|2,002
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806573/209?viewMode= 明治26年]</ref>
|-
|1895年(明治28年)
|2,481
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806575/135?viewMode= 明治28年]</ref>
|-
|1896年(明治29年)
|2,863
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806576/153?viewMode= 明治29年]</ref>
|-
|1897年(明治30年)
|3,502
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806577/135?viewMode= 明治30年]</ref>
|-
|1898年(明治31年)
|3,958
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806578/147?viewMode= 明治31年]</ref>
|-
|1899年(明治32年)<!--1899年度は1900年が100で割り切れるが400では割り切れない年であるため、閏年ではなく平年となるので365日間で集計-->
|3,989
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806579/168?viewMode= 明治32年]</ref>
|-
|1900年(明治33年)
|4,347
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806580/165?viewMode= 明治33年]</ref>
|-
|1901年(明治34年)
|4,373
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806581/188?viewMode= 明治34年]</ref>
|-
|1902年(明治35年)
|4,229
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806582/186?viewMode= 明治35年]</ref>
|-
|1903年(明治36年)
|4,052
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806583/183?viewMode= 明治36年]</ref>
|-
|1904年(明治37年)
|4,179
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806584/213?viewMode= 明治37年]</ref>
|-
|1905年(明治38年)
|5,076
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806585/196?viewMode= 明治38年]</ref>
|-
|1907年(明治40年)
|7,337
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806587/190?viewMode= 明治40年]</ref>
|-
|1908年(明治41年)
|7,310
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806589/103?viewMode= 明治41年]</ref>
|-
|1909年(明治42年)
|7,325
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/806591/106?viewMode= 明治42年]</ref>
|-
|1911年(明治44年)
|9,987
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972667/131?viewMode= 明治44年]</ref>
|-
|1912年(大正元年)
|10,250
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972670/134?viewMode= 大正元年]</ref>
|-
|1913年(大正{{0}}2年)
|10,078
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972675/127?viewMode= 大正2年]</ref>
|-
|1914年(大正{{0}}3年)
|10,748
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972677/386?viewMode= 大正3年]</ref>
|-
|1915年(大正{{0}}4年)
|9,650
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972678/348?viewMode= 大正4年]</ref>
|-
|1916年(大正{{0}}5年)
|11,357
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972679/383?viewMode= 大正5年]</ref>
|-
|1919年(大正{{0}}8年)
|18,608
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972680/266?viewMode= 大正8年]</ref>
|-
|1920年(大正{{0}}9年)
|21,790
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972681/302?viewMode= 大正10年]</ref>
|-
|1922年(大正11年)
|29,213
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972682/303?viewMode= 大正11年]</ref>
|-
|1923年(大正12年)
|33,212
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972683/294?viewMode= 大正12年]</ref>
|-
|1924年(大正13年)
|35,035
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/972684/292?viewMode= 大正13年]</ref>
|-
|1925年(大正14年)
|34,299
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448121/326?viewMode= 大正14年]</ref>
|-
|1926年(昭和元年)
|35,155
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448138/316?viewMode= 昭和元年]</ref>
|-
|1927年(昭和{{0}}2年)
|37,920
|<ref group="備考">1927年12月30日開業。</ref>
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448164/314?viewMode= 昭和2年]</ref>
|-
|1928年(昭和{{0}}3年)
|43,519
|13,584
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448188/346?viewMode= 昭和3年]</ref>
|-
|1929年(昭和{{0}}4年)
|39,398
|11,956
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448218/334?viewMode= 昭和4年]</ref>
|-
|1930年(昭和{{0}}5年)
|33,580
|8,561
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448245/339?viewMode= 昭和5年]</ref>
|-
|1931年(昭和{{0}}6年)
|30,976
|8,347
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448278/342?viewMode= 昭和6年]</ref>
|-
|1932年(昭和{{0}}7年)
|30,326
|8,327
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448259/315?viewMode= 昭和7年]</ref>
|-
|1933年(昭和{{0}}8年)
|31,884
|7,644
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446322/333?viewMode= 昭和8年]</ref>
|-
|1934年(昭和{{0}}9年)
|32,662
|11,166
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446161/341?viewMode= 昭和9年]</ref>
|-
|1935年(昭和10年)
|33,039
|12,620
|<ref group="東京府統計">[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446276/339?viewMode= 昭和10年]</ref>
|}

=== 年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年) ===
<!--東京都統計年鑑を出典にしている数値については、元データが1,000人単位で掲載されているため、*1000/365 (or 366) で計算してあります-->
<!-- 1953年から1955年までの銀座線のデータはありませんでした。また、1974年度と1975年度の日比谷線の乗車人員データはありませんでした。銀座線の乗車人員データと一緒に入れたものと思われます。 -->
{|class="wikitable" style="text-align:right;"
|+年度別1日平均乗車人員
!rowspan="2"|年度
!rowspan="2"|国鉄 /<br/>JR東日本
!colspan="2"|営団
!rowspan="2"|出典
|-
!銀座線
!日比谷線
|-
|1953年(昭和28年)
|88,169
|
|rowspan="7" style="text-align:center;"|未開業
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1953/tn53qa0009.pdf 昭和28年]}} - 13ページ</ref>
|-
|1954年(昭和29年)
|93,880
|
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1954/tn54qa0009.pdf 昭和29年]}} - 10ページ</ref>
|-
|1955年(昭和30年)
|99,196
|
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1955/tn55qa0009.pdf 昭和30年]}} - 10ページ</ref>
|-
|1956年(昭和31年)
|104,409
|23,509
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1956/tn56qa0009.pdf 昭和31年]}}</ref>
|-
|1957年(昭和32年)
|105,830
|24,527
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1957/tn57qa0009.pdf 昭和32年]}}</ref>
|-
|1958年(昭和33年)
|108,753
|25,174
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1958/tn58qa0009.pdf 昭和33年]}}</ref>
|-
|1959年(昭和34年)
|115,233
|29,505
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1959/tn59qyti0510u.htm 昭和34年]</ref>
|-
|1960年(昭和35年)
|126,742
|30,617
|<ref group="備考">1961年3月28日開業。開業日から同年3月31日までの計4日間を集計したデータ。</ref> 6,656
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1960/tn60qyti0510u.htm 昭和35年]</ref>
|-
|1961年(昭和36年)
|127,495
|36,099
|4,333
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1961/tn61qyti0510u.htm 昭和36年]</ref>
|-
|1962年(昭和37年)
|137,716
|45,952
|18,692
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1962/tn62qyti0510u.htm 昭和37年]</ref>
|-
|1963年(昭和38年)
|149,958
|37,557
|16,826
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1963/tn63qyti0510u.htm 昭和38年]</ref>
|-
|1964年(昭和39年)
|160,820
|44,833
|23,784
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1964/tn64qyti0510u.htm 昭和39年]</ref>
|-
|1965年(昭和40年)
|160,204
|43,637
|27,556
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1965/tn65qyti0510u.htm 昭和40年]</ref>
|-
|1966年(昭和41年)
|163,538
|40,536
|26,251
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1966/tn66qyti0510u.htm 昭和41年]</ref>
|-
|1967年(昭和42年)
|167,358
|42,894
|29,549
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1967/tn67qyti0510u.htm 昭和42年]</ref>
|-
|1968年(昭和43年)
|175,062
|65,373
|47,633
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1968/tn68qyti0510u.htm 昭和43年]</ref>
|-
|1969年(昭和44年)
|173,364
|74,023
|51,163
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1969/tn69qyti0510u.htm 昭和44年]</ref>
|-
|1970年(昭和45年)
|169,951
|77,964
|53,493
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1970/tn70qyti0510u.htm 昭和45年]</ref>
|-
|1971年(昭和46年)
|181,489
|76,732
|54,555
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1971/tn71qyti0510u.htm 昭和46年]</ref>
|-
|1972年(昭和47年)
|176,186
|75,066
|57,419
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1972/tn72qyti0510u.htm 昭和47年]</ref>
|-
|1973年(昭和48年)
|185,496
|74,255
|54,838
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1973/tn73qyti0510u.htm 昭和48年]</ref>
|-
|1974年(昭和49年)
|186,732
|93,329
|
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1974/tn74qyti0510u.htm 昭和49年]</ref>
|-
|1975年(昭和50年)
|174,495
|93,697
|
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1975/tn75qyti0510u.htm 昭和50年]</ref>
|-
|1976年(昭和51年)
|172,244
|53,553
|38,942
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1976/tn76qyti0510u.htm 昭和51年]</ref>
|-
|1977年(昭和52年)
|165,279
|54,197
|39,063
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1977/tn77qyti0510u.htm 昭和52年]</ref>
|-
|1978年(昭和53年)
|163,608
|53,737
|38,477
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1978/tn78qyti0510u.htm 昭和53年]</ref>
|-
|1979年(昭和54年)
|162,409
|55,607
|38,822
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1979/tn79qyti0510u.htm 昭和54年]</ref>
|-
|1980年(昭和55年)
|161,178
|57,945
|39,137
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1980/tn80qyti0510u.htm 昭和55年]</ref>
|-
|1981年(昭和56年)
|158,986
|59,595
|39,885
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1981/tn81qyti0510u.htm 昭和56年]</ref>
|-
|1982年(昭和57年)
|154,460
|59,868
|39,753
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1982/tn82qyti0510u.htm 昭和57年]</ref>
|-
|1983年(昭和58年)
|154,743
|59,781
|41,213
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1983/tn83qyti0510u.htm 昭和58年]</ref>
|-
|1984年(昭和59年)
|157,912
|62,860
|42,792
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1984/tn84qyti0510u.htm 昭和59年]</ref>
|-
|1985年(昭和60年)
|171,044
|64,540
|42,438
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1985/tn85qyti0510u.htm 昭和60年]</ref>
|-
|1986年(昭和61年)
|169,534
|66,693
|44,540
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1986/tn86qyti0510u.htm 昭和61年]</ref>
|-
|1987年(昭和62年)
|170,792
|70,120
|45,940
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1987/tn87qyti0510u.htm 昭和62年]</ref>
|-
|1988年(昭和63年)
|224,962
|73,532
|49,666
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1988/tn88qyti0510u.htm 昭和63年]</ref>
|-
|1989年(平成元年)
|205,066
|75,677
|52,559
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1989/tn89qyti0510u.htm 平成元年]</ref>
|-
|1990年(平成{{0}}2年)
|216,899
|79,200
|54,940
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1990/tn90qyti0510u.htm 平成2年]</ref>
|-
|1991年(平成{{0}}3年)
|216,593
|77,566
|55,626
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1991/tn91qyti0510u.htm 平成3年]</ref>
|-
|1992年(平成{{0}}4年)
|216,244
|78,200
|54,332
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1992/TOBB510P.HTM 平成4年]</ref>
|-
|1993年(平成{{0}}5年)
|217,734
|77,619
|53,252
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1993/TOBB510Q.HTM 平成5年]</ref>
|-
|1994年(平成{{0}}6年)
|210,636
|75,452
|52,405
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1994/TOBB510R.HTM 平成6年]</ref>
|-
|1995年(平成{{0}}7年)
|207,735
|75,019
|52,019
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1995/TOBB510S.HTM 平成7年]</ref>
|-
|1996年(平成{{0}}8年)
|207,636
|74,063
|51,058
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1996/TOBB510T.HTM 平成8年]</ref>
|-
|1997年(平成{{0}}9年)
|201,602
|73,589
|48,159
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1997/TOBB510U.HTM 平成9年]</ref>
|-
|1998年(平成10年)
|195,482
|71,699
|45,918
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1998/TOBB510J.PDF 平成10年]}}</ref>
|-
|1999年(平成11年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/1999.html 各駅の乗車人員(1999年度)] - JR東日本</ref>195,654
|68,926
|44,413
|<ref group="東京都統計">{{PDFlink|[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/1999/TOBB510K.PDF 平成11年]}}</ref>
|-
|2000年(平成12年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2000.html 各駅の乗車人員(2000年度)] - JR東日本</ref>189,388
|67,085
|43,827
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2000/00qyti0510u.htm 平成12年]</ref>
|}

=== 年度別1日平均乗車人員(2001年以降) ===
{|class="wikitable" style="text-align:right;"
|+年度別1日平均乗車人員<ref group="乗降データ">[http://www.city.taito.lg.jp/index/kusei/kisoshiryou/gyoseishiryo/siryoshu/index.html 行政資料集] - 台東区</ref>
!rowspan="2"|年度
!colspan="2"|JR東日本
!colspan="2"|営団 / 東京メトロ
!rowspan="2"|出典
|-
!合計!!新幹線
!銀座線!!日比谷線
|-
|2001年(平成13年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2001.html 各駅の乗車人員(2001年度)] - JR東日本</ref>185,661
|
|64,595
|43,419
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2001/01qyti0510u.htm 平成13年]</ref>
|-
|2002年(平成14年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2002.html 各駅の乗車人員(2002年度)] - JR東日本</ref>186,147
|
|62,647
|43,340
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2002/tn02qyti0510u.htm 平成14年]</ref>
|-
|2003年(平成15年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2003.html 各駅の乗車人員(2003年度)] - JR東日本</ref>186,401
|
|62,462
|42,484
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2003/tn03qyti0510u.htm 平成15年]</ref>
|-
|2004年(平成16年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2004.html 各駅の乗車人員(2004年度)] - JR東日本</ref>182,196
|
|61,438
|42,074
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2004/tn04qyti0510u.htm 平成16年]</ref>
|-
|2005年(平成17年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2005.html 各駅の乗車人員(2005年度)] - JR東日本</ref>179,978
|
|60,510
|41,449
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2005/tn05qyti0510u.htm 平成17年]</ref>
|-
|2006年(平成18年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2006.html 各駅の乗車人員(2006年度)] - JR東日本</ref>178,007
|
|59,997
|41,575
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2006/tn06qyti0510u.htm 平成18年]</ref>
|-
|2007年(平成19年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2007.html 各駅の乗車人員(2007年度)] - JR東日本</ref>181,099
|
|61,464
|42,519
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2007/tn07qyti0510u.htm 平成19年]</ref>
|-
|2008年(平成20年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2008.html 各駅の乗車人員(2008年度)] - JR東日本</ref>181,244
|
|61,907
|42,153
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2008/tn08qyti0510u.htm 平成20年]</ref>
|-
|2009年(平成21年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2009.html 各駅の乗車人員(2009年度)] - JR東日本</ref>178,413
|
|60,452
|41,008
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2009/tn09q3i004.htm 平成21年]</ref>
|-
|2010年(平成22年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2010.html 各駅の乗車人員(2010年度)] - JR東日本</ref>172,306
|
|59,655
|40,586
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2010/tn10q3i004.htm 平成22年]</ref>
|-
|2011年(平成23年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2011.html 各駅の乗車人員(2011年度)] - JR東日本</ref>174,832
|
|58,620
|40,008
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2011/tn11q3i004.htm 平成23年]</ref>
|-
|2012年(平成24年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2012.html 各駅の乗車人員(2012年度)] - JR東日本</ref>183,611
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2012_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2012年度)] - JR東日本</ref>10,696
|63,079
|41,148
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2012/tn12q3i004.htm 平成24年]</ref>
|-
|2013年(平成25年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2013.html 各駅の乗車人員(2013年度)] - JR東日本</ref>181,880
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2013_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2013年度)] - JR東日本</ref>10,917
|62,419
|41,421
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2013/tn13q3i004.htm 平成25年]</ref>
|-
|2014年(平成26年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2014.html 各駅の乗車人員(2014年度)] - JR東日本</ref>182,469
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2014_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2014年度)] - JR東日本</ref>10,943
|61,808
|41,273
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2014/tn14q3i004.htm 平成26年]</ref>
|-
|2015年(平成27年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2015.html 各駅の乗車人員(2015年度)] - JR東日本</ref>181,588
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2015_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2015年度)] - JR東日本</ref>11,633
|59,689
|41,667
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2015/tn15q3i004.htm 平成27年]</ref>
|-
|2016年(平成28年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2016.html 各駅の乗車人員(2016年度)] - JR東日本</ref>182,693
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2016_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2016年度)] - JR東日本</ref>11,779
|59,879
|42,545
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2016/tn16q3i004.htm 平成28年]</ref>
|-
|2017年(平成29年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2017.html 各駅の乗車人員(2017年度)] - JR東日本</ref>187,536
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2017_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2017年度)] - JR東日本</ref>11,941
|60,351
|43,825
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2017/tn17q3i004.htm 平成29年]</ref>
|-
|2018年(平成30年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2018.html 各駅の乗車人員(2018年度)] - JR東日本</ref>188,170
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2018_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2018年度)] - JR東日本</ref>12,337
|60,693
|45,121
|<ref group="東京都統計">[https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/tnenkan/2018/tn18q3i004.htm 平成30年]</ref>
|-
|2019年(令和元年)
|<ref group="JR">[https://www.jreast.co.jp/passenger/index.html 各駅の乗車人員(2019年度)] - JR東日本</ref>182,704
|<ref group="新幹線">[https://www.jreast.co.jp/passenger/2019_shinkansen.html 新幹線駅別乗車人員(2019年度)] - JR東日本</ref>11,902
|
|
|
|}
; 備考
{{Reflist|group="備考"}}

== 駅周辺 ==
{{See also|上野}}

=== 広小路口 (JR)・4 - 6番出口(東京メトロ) ===
* [[丸井|マルイシティ上野]]
** 上野駅前[[郵便局]]
* [[アメヤ横丁]]

=== 浅草口・東上野口 (JR)、1 - 3番出口(東京メトロ) ===
* [[台東区|台東区役所]]
* 台東区役所東上野地区センター
* [[東京地下鉄]]本社 - 1・2番出口と地下で直結している。
* [[昭和通り (東京都)|昭和通り]]
* 浅草通り

=== 入谷口 (JR) ===
* [[岩倉高等学校]]
* [[上野郵便局 (東京都)|上野郵便局]]
* 上野七郵便局
* [[東京デジタルテクニカル専門学校]]
* [[オートバイ|バイク]]街
* [[日本交通技術]] 本社
* 東京地下鉄上野検車区

=== 公園口 (JR) ===
* 上野公園、いわゆる上野の森
** [[上野恩賜公園]]
** [[恩賜上野動物園]]
** [[東京都立上野高等学校]]
** [[国立科学博物館]]
** [[国立西洋美術館]]
** [[東京都美術館]]
** [[東京国立博物館]]
** [[東京文化会館]]
** [[東京芸術大学]]
** [[上野の森美術館]]
** 上野グリーンサロン

=== 不忍口(JR) ・京成線連絡通路(東京メトロ) ===
* [[ヨドバシカメラ]] マルチメディア上野
* [[京成上野駅]]
* [[西郷隆盛像]]

<gallery>
上野公園航空写真1984.jpg|駅周辺、[[上野恩賜公園]]航空写真
The japan art academy01 1024.jpg|[[日本藝術院]]
Ueno-zoo.jpg|上野動物園
Kahaku_main.jpg|科学博物館本館正門
National museum of western art01 1920.jpg|西洋美術館
Toukyoutoartmuseum.jpg|都美術館
Tnuofaam02 1024.jpg|東京芸術大学赤レンガ1号館
Main building of the Tokyo National Museum 200610a.jpg|東京国立博物館
Ueno Green Salon 200610a.jpg|上野グリーンサロン<!-- (2020年6月10日撮影) -->
SaigoTakamori1332.jpg|西郷隆盛
JRUeno-STA.Hirokoji-entrance.jpg|JR 広小路口<!--(2020年8月16日)-->
Ueno station Iriya exit.jpg|JR 入谷口<!--(2007年7月)--><!--(2007年8月4日)-->
Ueno Station (Panda Bridge Entrance) - Dec 2019.jpg|JR パンダ橋口<!--(2019年12月5日)-->
</gallery>

== バス路線 ==
=== 入谷口 ===
; 停留所名:上野駅
* [[ジェイアールバス関東|JRバス関東]]
** [[御殿場プレミアム・アウトレット]]行 ※2021年4月29日運行開始
; 停留所名:上野駅入谷口
* 台東区循環バス「ぐるーりめぐりん」([[京成バス]])
** 循環バス:[[三ノ輪駅]]・吉原大門・清川一丁目・[[浅草駅]]・[[田原町駅 (東京都)|田原町駅]]・[[蔵前駅|大江戸線蔵前駅]]・[[鳥越神社]]・[[新御徒町駅]]・台東区役所方面
* 台東区循環バス「めぐりん」([[日立自動車交通]])
** 東西めぐりん(谷中・千駄木・根津方面<寛永寺経由>):[[寛永寺]]・[[東京国立博物館]]・[[千駄木駅]]・[[根津駅]]・[[京成上野駅]]方面
** 東西めぐりん(谷中・千駄木・根津方面<上野桜木経由>):鶯谷駅南・上野桜木・谷中・千駄木駅・根津駅・京成上野駅方面
** 東西めぐりん(浅草方面):つくばエクスプレス浅草駅・[[浅草駅]]・[[新御徒町駅]]方面

=== 浅草口 ===
; 停留所名:上野駅前(都営)、上野駅(高速バス)
* [[都営バス]]・[[国際興業バス]]・[[日の丸自動車興業]] など
** 1番のりば
*** [[都営バス青戸支所#草39系統|草39]]:[[金町駅]]行(浅草寿町・青戸車庫経由)(都営) ※平日昼間のみ
*** スカイホップバス「浅草・東京スカイツリーコース」(日の丸)
** 2番のりば
*** [[都営バス青戸支所#上23系統|上23]]:[[平井駅 (東京都)|平井駅]]行(浅草寿町・[[とうきょうスカイツリー駅]]入口・東墨田三丁目経由)(都営)
** 3番のりば
*** [[都営バス南千住営業所#上46系統|上46]]:[[南千住駅]]東口行・南千住車庫行(浅草寿町・奥浅草・吉原大門・南千住駅入口経由)(都営)
*** 夜行高速:[[酒田市|酒田]]行(鶴岡経由)「[[夕陽号]]」(国際興業・[[庄内交通]])
*** 夜行高速:[[釜石市|釜石]]・[[大槌町|大槌]]・[[山田町|山田]]行(新花巻・遠野経由)「[[国際興業バス#高速路線|遠野・釜石号]]」(国際興業・[[岩手県交通]])
** 4番のりば
*** ※東大構内行きは2019年4月1日より上野公園山下(京成上野駅前)発着に変更
** 5番のりば
*** 上23・上46・草39:[[上野広小路駅|上野松坂屋(上野広小路)]]行(都営) ※草39は平日昼間のみ運行
*** 夜行高速:降車専用(酒田発、山田発)

; 停留所名:上野駅浅草口
* [[はとバス]]
** [[定期観光バス]]

=== 浅草口浅草通り沿い ===
; 停留所名:上野駅
* 台東区循環バス「[[めぐりん]]」([[日立自動車交通]])
** 南めぐりん:[[新御徒町駅]]・[[浅草橋駅]]北・[[都営地下鉄大江戸線|大江戸線]][[蔵前駅]]方面

=== 東上野口昭和通り沿い ===
[[ファイル:Tohoku Express and Konan Bus Ueno Station Bus Stop.jpg|thumb|250px|東北急行バス・弘南バスの上野駅前停留所]]
[[ファイル:JR Bus Kanto Ueno Station Bus Stop - Tokyo Metro Head office side.jpg|thumb|250px|JRバスの上野駅前降車停留所]]
; 停留所名:上野駅前
* [[弘南バス]]
** 高速:[[青森駅|青森]]行([[弘前バスターミナル|弘前]]経由)[[スカイ号|「スカイ号」(昼行便)「パンダ号」(夜行便)]]
* [[東北急行バス]]・[[山交バス (山形県)|山交バス]]
** 夜行高速:[[新庄駅|新庄]]行(山形・寒河江・村山経由)「[[TOKYOサンライズ号]]」
* 東北急行バス
** 夜行高速:[[山交ビル#山交ビルバスターミナル|山形]]行(米沢・上山経由)「[[レインボー号 (東北急行バス)|レインボー号]]」
* 東北急行バス・[[近鉄バス]]
** 夜行高速:[[京都駅|京都]]・[[天王寺駅・大阪阿部野橋駅バスのりば|大阪]]行「[[フライングライナー号|フライングスニーカー号]]」
* 東北急行バス・[[両備ホールディングス|両備バス]]
** 夜行高速:[[岡山駅|岡山]]・[[倉敷駅|倉敷]]行「[[東京 - 岡山・倉敷線|ままかりライナー]]」
* 東北急行バス・[[北日本観光自動車]]
** 夜行高速:[[富山駅|富山]]・[[金沢市|金沢]]行「きまっし号」

; 停留所名:上野駅(降車専用)
* [[ジェイアールバス関東|JRバス関東]]、[[関東鉄道]]、[[茨城交通]]が運行する[[常磐高速バス]]の[[つくばセンター]]、[[筑波大学]]、<!--[[水海道駅]]、坂東市岩井、-->[[水戸駅]]、[[常陸太田市|常陸太田]]、[[常陸大宮市|常陸大宮]]、[[大子町|大子]]、[[日立市|日立]]、[[高萩駅]]からの[[東京駅のバス乗り場|東京駅日本橋口]]行と[[バスタ新宿|バスタ新宿(新宿駅南口)]]行が降車扱いのため停車する。

=== 不忍口・京成上野駅前 ===
; 停留所名:京成上野駅(日立自動車交通、京成他)
* 台東区循環バス「めぐりん」・[[京成バス]]など
** めぐりん、京成バスのりば
*** 東西めぐりん:[[浅草駅 (首都圏新都市鉄道)|つくばエクスプレス浅草駅]]・[[浅草駅]]・新御徒町駅方面
*** 深夜急行:[[成田国際空港|成田空港]]行([[金町駅]]・[[松戸駅]]・[[北松戸駅|北松戸駅入口]]・[[新松戸駅]]・[[常盤平駅]]・[[五香駅]]・[[六実駅]]・[[新鎌ヶ谷駅]]・[[西白井駅]]・[[白井駅]]・[[千葉ニュータウン中央駅]]・[[京成成田駅]]経由)([[成田空港交通]]) ※毎日運行
*** 夜行高速:[[長野駅]]行(中央道茅野・[[松本バスターミナル]]経由)(成田空港交通・[[アルピコ交通]])
*** 夜行高速:[[五位堂駅]]行([[天理駅]]・[[近鉄奈良駅]]・JR[[奈良駅]]・[[王寺駅]]経由)「[[やまと号]]」(京成バス・[[奈良交通]])
*** 夜行高速:[[京都駅]]行([[大津駅]]・[[山科駅]]・[[三条京阪]]経由)([[千葉中央バス]])

; 停留所名:上野公園山下(都営)、上野駅(東武)
* 都営バス・[[東武バス|東武バスイースト・東武バスセントラル]]など
** 6番のりば
*** 草39:金町駅行(浅草寿町・東向島広小路・四つ木橋・青戸車庫経由)(都営) ※土曜・休日以外の昼間のみ運行
*** 上23:平井駅行(浅草寿町・[[とうきょうスカイツリー駅]]入口・東墨田三丁目経由)(都営)
*** 学01:[[東京大学本郷地区キャンパス|東大構内]]行(循環)(都営)
*** 深夜急行:[[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]行([[三郷駅 (埼玉県)|三郷駅]]北口・[[流山駅]]前・[[柏駅]]西口経由)(東武バスイースト) ※土曜・休日は運休
*** 深夜急行:[[春日部駅]]西口行([[草加駅]]・[[新越谷駅]]・[[越谷駅]]・[[せんげん台駅]]西口経由)(東武バスセントラル) ※土曜・休日は運休
** 7番のりば
*** S-1:[[錦糸町駅]]行(菊屋橋、浅草一丁目、浅草雷門、リバーピア吾妻橋、とうきょうスカイツリー駅入口、押上に停車)(都営)
*** 上46:南千住駅東口行([[田原町駅|浅草寿町]]・浅草公園六区・奥浅草・吉原大門・[[隅田川貨物駅]]・南千住汐入経由)(都営)
*** 上46:南千住車庫行(浅草寿町・浅草公園六区・奥浅草・吉原大門経由)(都営)
** 8番乗り場
*** 上23・草39:上野松坂屋(上野広小路)行(都営) ※草39は土曜・休日以外の昼間のみ運行
** 9番乗り場
*** S-1:上野松坂屋(上野広小路)行・[[東京駅のバス乗り場|東京駅丸の内北口]]行(都営)(東京駅行は上野松坂屋(上野広小路)、須田町、[[神田駅 (東京都)|神田駅]]、日本橋三越に停車。土曜・休日のみ運行)
*** 上46:上野松坂屋(上野広小路)行(都営)

; 停留所名:上野公園(都営)
* [[都営バス青戸支所#上26系統|上26]]:[[亀戸駅]]行([[根津駅]]・[[上野桜木]]・[[入谷鬼子母神]]・奥浅草・[[とうきょうスカイツリー駅]]・押上・亀戸天神経由)
* [[都営バス巣鴨営業所#上60系統|上60]]:[[大塚駅 (東京都)|大塚駅]]行・[[池袋駅]]東口行([[根津駅]]・東大農学部・[[春日駅 (東京都)|春日駅]]・白山二丁目・大塚駅・向原・池袋保健所前経由)
* [[都営バス早稲田営業所#上58系統|上58]]:[[都営バス早稲田営業所|早稲田]]行(根津駅・団子坂下・動坂下・千石一丁目・[[護国寺]]正門・[[江戸川橋駅|江戸川橋]]経由)
* [[都営バス小滝橋営業所#上69系統|上69]]:[[都営バス小滝橋営業所|小滝橋車庫]]行([[本郷三丁目駅]]・春日駅・伝通院・江戸川橋・早稲田・西早稲田・[[高田馬場駅]]経由)

=== 公園口 ===
; 停留所名:上野駅・上野公園
* スカイツリーシャトル(東武バスセントラル)
** つくばエクスプレス浅草駅・浅草ビューホテル・[[浅草寺]]北・[[東京スカイツリー|東京スカイツリータウン]]行

== 上野駅をモチーフにした作品など ==
文学や歌謡曲の分野で当駅を扱った有名な作品がいくつかある。
* [[石川啄木]]の[[短歌]] - 「ふるさとの訛り懐かし停車場の」{{Refnest|group="注釈"|全文は<br />「ふるさとの訛なつかし<br />停車場の人ごみの中に<br />そを聴きにゆく」}}で始まる短歌。15番線の中央改札寄りに歌碑がある。
* [[上野駅殺人事件]]、[[終着駅殺人事件]] - [[西村京太郎]]の[[推理小説]]
* [[あゝ上野駅]] - [[井沢八郎]]のヒット曲。歌碑が広小路口の外にあるほか、16・17番線の発車メロディに採用されている。
* [[大和田建樹]]作詞の[[鉄道唱歌]]第三集は、当駅を始発として、青森まで東北本線で行き、[[岩沼駅]]から現在の[[常磐線]]で当駅に戻ってくる。第四集は、当駅を出発した後、[[高崎線]]と[[信越本線]]を経由して[[新潟県]]の[[沼垂駅]]を目指す。
<gallery>
Ueno-sta-Ishikawa-takuboku.JPG|石川啄木の歌碑
あゝ上野駅 (21692386469).jpg|「あゝ上野駅」の歌碑
File:真岡駅.jpg|旧真岡駅は当駅をモチーフにしている。
File:Южный вокзал (1992).jpg|解体直前のホルムスク・ユージヌイ駅(旧真岡駅)
</gallery>
* 建築においても上野駅をモチーフにして建てられた、旧[[南樺太]](サハリン)の[[真岡駅 (樺太)|真岡駅]](現:ホルムスク・ユージヌイ駅)があり、1992年まで駅舎が使用されていた。

== 隣の駅 ==
; 東日本旅客鉄道(JR東日本)
: [[ファイル:Shinkansen jre.svg|16px|■]] 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線
::: [[東京駅]] - '''上野駅''' - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]
: [[ファイル:JR JU line symbol.svg|15px|JU]] 宇都宮線・高崎線
:* 特急「[[草津 (列車)|草津]]」「[[あかぎ (列車)|あかぎ」「スワローあかぎ]]」発着駅
:: {{Color|#f68b1e|■}}快速「ラビット」「アーバン」
::: 東京駅 (JU 01) - '''上野駅 (JU 02)''' - [[赤羽駅]] (JU 04)
:: {{Color|#18a629|■}}普通
::: 東京駅 (JU 01) - '''上野駅 (JU 02)''' - [[尾久駅]] (JU 03)
: [[ファイル:JR JJ line symbol.svg|15px|JJ]] 常磐線(快速)
:* 特急[[ひたち (列車)|「ひたち」「ときわ」]]停車駅
:: {{Color|#ff0066|■}}特別快速・{{Color|#3333ff|■}}{{Color|#33dd22|■}}快速
::: 東京駅 (JT 01) - '''上野駅 (JJ 01)''' - [[日暮里駅]] (JJ 02)
: [[ファイル:JR JK line symbol.svg|15px|JK]] 京浜東北線
:: {{Color|#ff0066|■}}快速
::: [[秋葉原駅]] (JK 28) - (土休日は[[御徒町駅]] (JK 29)) - '''上野駅 (JK 30)''' - [[田端駅]] (JK 34)
:: {{Color|#00b2e5|■}}各駅停車
::: 御徒町駅 (JK 29) - '''上野駅 (JK 30)''' - [[鶯谷駅]] (JK 31)
: [[ファイル:JR JY line symbol.svg|15px|JY]] 山手線
::: 御徒町駅 (JY 04) - '''上野駅 (JY 05)''' - 鶯谷駅 (JY 06)
; 東京地下鉄(東京メトロ)
: [[ファイル:Logo of Tokyo Metro Ginza Line.svg|15px|G]] 銀座線
::: [[上野広小路駅]] (G 15) - '''上野駅 (G 16)''' - [[稲荷町駅 (東京都)|稲荷町駅]] (G 17)
: [[ファイル:Logo of Tokyo Metro Hibiya Line.svg|15px|H]] 日比谷線
:* {{color|red|□}}[[THライナー]]停車駅(久喜行きは乗車のみ・恵比寿行きは降車のみの取扱い)
:: {{Color|#b5b5ac|■}}THライナー以外の列車<!--日比谷線ではTHライナー以外種別案内をしていないため-->
::: [[仲御徒町駅]] (H 17) - '''上野駅 (H 18)''' - [[入谷駅 (東京都)|入谷駅]] (H 19)

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 記事本文 ===
==== 注釈 ====
{{Reflist|group="注釈"|2}}

==== 出典 ====
{{Reflist|3}}

===== 報道発表資料 =====
{{Reflist|group="報道"|3}}

===== 新聞記事 =====
{{Reflist|group="新聞"}}

=== 利用状況 ===
; JR・地下鉄の1日平均利用客数
{{Reflist|group="利用客数"}}
; JR東日本の1999年度以降の乗車人員
{{Reflist|group="JR"|22em}}
; 新幹線の2012年度以降の乗車人員
{{Reflist|group="新幹線"|22em}}
; 東京府統計書
{{Reflist|group="東京府統計"|17em}}
; 東京都統計年鑑
{{Reflist|group="東京都統計"|17em}}
; JR・地下鉄の統計データ
{{Reflist|group="乗降データ"}}

== 参考文献 ==
* 中川浩一「秋葉原貨物駅の記録」『[[鉄道ピクトリアル]]』No.808(2008年9月) pp.&nbsp;18 – 23 [[電気車研究会]]
* 祖田圭介「上野駅をめぐる線路配線 今昔」『鉄道ピクトリアル』2006年11月号 pp.&nbsp;50–58 [[電気車研究会]]

== 関連項目 ==
{{Commonscat|Ueno Station}}
* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[上野・浅草副都心]]
* [[上野東京ライン]]

== 外部リンク ==
* {{外部リンク/JR東日本駅|filename=204|name=上野}}
* [https://www.tokyometro.jp/station/ueno/index.html 上野駅/G16/H18 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ]

{{鉄道路線ヘッダー}}
{{東北新幹線}}
{{山形新幹線}}
{{秋田新幹線}}
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{{デフォルトソート:うえの}}
[[Category:上野駅|*]]
[[Category:台東区の鉄道駅]]
[[Category:日本の鉄道駅 う|えの]]
[[Category:日本鉄道|うえのえき]]
[[Category:日本国有鉄道の鉄道駅]]
[[Category:東日本旅客鉄道の鉄道駅]]
[[Category:東北本線]]
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[[Category:京浜東北・根岸線]]
[[Category:山手線]]
[[Category:東京地下鉄の鉄道駅]]
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[[Category:1883年開業の鉄道駅]]
[[Category:1932年竣工の日本の建築物|うえのえき]]
[[Category:西洋館|うえのえき]]

2021年5月12日 (水) 02:48時点における版

上野駅
JR・正面玄関口(2019年12月)
うえの
Ueno
地図左は京成上野駅
所在地 東京都台東区
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細
乗換 京成上野駅京成本線
テンプレートを表示
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

上野駅(うえのえき)は、東京都台東区上野七丁目および東上野三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。

概要

1883年日本鉄道の駅として開業。山手線北東部のターミナル駅であり、多数の在来線新幹線地下鉄路線が乗り入れる。東京地下鉄道(現在の東京メトロ銀座線)上野駅 - 浅草駅間は東洋初の本格的な地下鉄路線として知られる。

鉄道が電化されるまでは皇居付近への乗り入れが認められていなかったため、北は上野駅、南は新橋駅、東は両国橋駅(現両国駅)、西は万世橋駅(後の交通博物館前)が端点となっており、3大副都心(新宿・渋谷・池袋)及び上野・浅草は、東京市戦前私鉄の都心(山手線内と15区内の大部分)乗り入れを認めなかったことから、郊外へのターミナル駅として発達した。東北本線宇都宮線)・高崎線常磐線の起点となる駅であり、1991年までは東北上越新幹線の起点であった。北関東東北地方北陸地方へ伸びる路線が数多く集結することから、古くから「東京の北の玄関口」として機能してきた。1991年に東北新幹線が東京駅まで延伸、さらに2015年上野東京ラインが開業したことでそれまで当駅止まりだった宇都宮線・高崎線・常磐線が東京駅を経由して東海道本線東海道線)に直通運転を行うようになったことで、当駅は通過駅としての側面が強まった。

御徒町駅方面にJRの高架に沿ってアメヤ横丁(通称アメ横)と呼ばれる商店街が位置しており、駅周辺は繁華街が広がる。山手線の繁華街の中でも今なお下町情緒を残す。駅西側には広大な面積をもつ上野恩賜公園(上野公園)が所在しており、公園内には東京国立博物館などの複数の著名な博物館美術館や、上野動物園不忍池が位置している。これらを目当てに国内外から多くの観光客が訪れる。

京成電鉄京成上野駅と隣接している。

乗り入れ路線

当駅は、JR東日本の新幹線在来線各線、および東京メトロの路線が乗り入れている。

JR東日本

このうち、JR東日本の新幹線は、線路名称上は東北新幹線のみである[1] が(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」参照)、東北新幹線経由で山形秋田北海道上越北陸の各新幹線が乗り入れている。

JR東日本の在来線に関しても、線路名称上は東北本線のみである[1] が、以下のように多岐にわたる各線が乗り入れている。スリーレターコードは「UEN」。

宇都宮線と高崎線が同じ線路を共有しているほかは、原則として各系統ごとに専用の線路が割り当てられているが、上野東京ラインの開業により(常磐線が乗り入れるために平面交差を行うことから)宇都宮線・高崎線と常磐線の一部列車で線路が共有されるようになった。

JR東日本公式サイトにて記載されている当駅の「所属路線」は、京浜東北線、常磐・成田線、常磐線、高崎線、東北本線、山手線、秋田新幹線、上越新幹線、東北新幹線、北陸新幹線、山形新幹線の11路線となっている[2]

上野駅の事務管コードは、▲441003となっている[3][注釈 7]

東京メトロ

東京メトロは銀座線日比谷線の2路線が乗り入れている。

  • G 銀座線 - 駅番号「G 16
  • H 日比谷線 - 駅番号「H 18[注釈 8]

歴史

中山道に沿って上野駅(上野山下ステンション)と王子駅との間を行き来する蒸気鉄道を描いた開化絵(1885年2月発行)
中山道に沿って上野駅(上野山下ステンション)と王子駅との間を行き来する蒸気鉄道を描いた開化絵(1885年2月発行)
大正時代撮影の(初代)上野駅舎
大正時代撮影の(初代)上野駅舎
落成式当日の(2代)上野駅舎(1932年4月3日)
落成式当日の(2代)上野駅舎(1932年4月3日)
上野駅構内(1933年頃、撮影:石川光陽)
上野駅構内(1933年頃、撮影:石川光陽
上野駅周辺の白黒空中写真(1963年6月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

日本鉄道は上野 - 熊谷間の開業に先立ち、1882年11月に寛永寺子院跡約29,800(約98,512平方メートル (m2))を東京府より借り受けて上野駅の用地とした。1883年(明治16年)7月28日に同線の仮開業に伴い上野駅を開設し、8月から貨物、10月より郵便物の取り扱いを始めた。1884年(明治17年)6月28日に仮駅舎で開業式が行われ、1885年(明治18年)に煉瓦造りの237坪(約783m2)の本駅舎が竣工した。この初代駅舎は三村周が設計、毛利重輔が監督を行い、中央の平屋部分に出札広場とコンコース、両翼に待合室を設置したH型平面の構造で、当時の汐留駅横浜駅を踏襲した形となっている[4]

1885年に途中大宮駅から宇都宮駅に至る区間が利根川渡河区間を除いて開通すると、上野駅は東京側のターミナルとして繁盛した。当初は1つの駅構内に旅客・貨物・車両基地の機能を併設していたが、次第に鉄道輸送の需要が伸びると構内が手狭になった。駅周辺の道路が狭隘で、旅客を輸送する馬車鉄道や貨物を輸送する大八車が輻輳したために、旅客と貨物の機能を分離することが計画された。1890年(明治23年)11月1日に南方に地上の貨物線を開通させ、新たに設置された秋葉原貨物取扱所へ貨物取扱を移転した。1896年(明治29年)12月25日に開業した隅田川駅にも荒荷の扱いなどを分散移転して、上野駅は12月1日に旅客専用駅となった[5]1900年(明治33年)に日本鉄道が駅前広場に110坪(約364m2)で2階建ての上野待合店を建設し、飲食店、喫茶店、雑貨販売店、理髪店などが入居したが、1922年大正11年)に撤去された[6]

1905年(明治38年)4月1日に常磐線三河島 - 日暮里間が開通し、それまで田端で折り返して運転していた常磐線の列車が直接上野駅へ乗り入れた。この年に新橋 - 上野間の高架旅客線の建設とそれに伴う上野駅の改築が決議されている。1906年(明治39年)に、日本鉄道の国有化に伴い上野駅も国有化され、1909年(明治42年)10月に秋葉原 - 上野 - 青森間が東北本線と定められた。12月16日に山手線烏森 - 品川 - 新宿 - 池袋 - 田端 - 上野間で電車の運転が開始され、上野駅はその一方の端となった。

上野駅の利用者は増加を続け、1917年(大正6年)の駅構内は事務所9棟、倉庫10棟、その他売店などが44棟が[7] が立ち並んでいた。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災で初代駅舎が焼失し、23日に仮駅舎で営業を再開した[8]。1923年から鉄道省東京改良事務所が上野駅周辺の改良工事を開始し、1925年(大正14年)3月1日に新橋駅と結ぶ高架旅客線が開通して山手線の環状運転が始まり、東京の都市内交通である山手線と、東北・常磐・高崎など長距離幹線を接続する駅として機能した。

1930年昭和5年)3月1日に地鎮祭が行われて改築工事が始まり[8]1932年(昭和7年)4月2日に2代目の駅舎が落成、5日から営業を開始した[8]。この駅舎は利用者の安全を配慮して、乗車客は1階の車寄せから列車ホームへ、降車客は地下1階の車寄せへ、それぞれの動線が設計された。外壁は多胡石小松石の砕石が入ったモルタル塗りで、臍壁は花崗岩が用いる。本屋の中央に設置した30×20.3×13.25メートル (m) の広間空間が構造上の特徴で、正面玄関の機能を有し、2階部に業務エリアの移動のための回廊が設けられていた[9]。秋葉原の貨物取扱設備が高架上に移転したことを受け、東西交通を遮断するなど難点が多かった地上の貨物線は、1932年7月1日に廃止されている。

過去においては代表的な帰省客の玄関口であり、1965年の例では8月10日から8月14日までの5日間に約90万人が利用した。お盆や年末年始の多客時には押しかける乗客を駅構内だけではさばききれず、駅舎に隣接して大型テントを連接したテント村を設営。待機列を整理、誘導する時代が続いた[10]

年表

駅構造

JR東日本

JR 上野駅
公園口駅舎外観(2020年6月)
うえの
Ueno
 UEN 
所在地 東京都台東区上野七丁目1-1
北緯35度42分50秒 東経139度46分38秒 / 北緯35.71389度 東経139.77722度 / 35.71389; 139.77722 (JR 上野駅)座標: 北緯35度42分50秒 東経139度46分38秒 / 北緯35.71389度 東経139.77722度 / 35.71389; 139.77722 (JR 上野駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ウエ←ウヱ
駅構造 地下駅(新幹線)
高架駅地上駅(在来線)
ホーム 2面4線(新幹線)
6面12線(在来線・高架)
3面5線(在来線・地上)
乗車人員
-統計年度-
182,704人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1883年明治16年)7月28日
乗入路線
所属路線 東北新幹線
山形新幹線秋田新幹線北海道新幹線上越新幹線北陸新幹線直通を含む)
キロ程 3.6 km(東京起点)
東京 (3.6 km)
(26.7 km) 大宮
所属路線 宇都宮線
東北本線列車線)
駅番号 JU02
キロ程 3.6 km(東京起点)
JU 01 東京* (3.6 km)
(4.8 km) 尾久** JU 03
所属路線 京浜東北線
(東北本線電車線)
駅番号 JK30
キロ程 3.6 km(東京起点)
JK 29 御徒町 (0.6 km)
(1.1 km) 鶯谷 JK 31
所属路線 山手線
(東北本線電車線)
駅番号 JY05
キロ程 3.6 km(東京起点)
JY 04 御徒町 (0.6 km)
(1.1 km) 鶯谷 JY 06
所属路線 常磐線(快速)
駅番号 JJ01
キロ程 日暮里から2.2 km
(東京)* (- km)
(2.2 km) 日暮里 JJ 02
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
山区 東京山手線内東京都区内
在来線の正式な線路名称はいずれも東北本線
* 一部列車が上野東京ラインとして運行の上、東京方面に乗り入れ。
** 高崎線直通含む。
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Dila上野(2010年2月)
Dila上野(2010年2月)
サインシステムと宇都宮線・常磐線快速電車の発車標
サインシステムと宇都宮線・常磐線快速電車の発車標

中央改札上に1951年展示の猪熊弦一郎作の壁画『自由』があり、当駅を代表する光景ともなっている(1951年12月製作[8]、1984年6月修復、2002年12月修復)。下部にLED発車標が設置され、新幹線開業前は、東北・奥羽・磐越西線は緑(杜の都・仙台をイメージ)、高崎・上越線は黄(越後平野の稲穂をイメージ)、高崎・信越線はピンク(信州のりんごをイメージ)、常磐線は青(太平洋の海をイメージ)、東北新幹線大宮開業時に設定された「新幹線リレー号」はクリーム色と、方面別に色分けされた木製の発車案内板が使用され、ホームにも後から幕式の発車標が設置されていた。

グランドコンコースの中央改札内に朝倉文夫作のブロンズ像『つばさの像』、改札外広小路口に朝倉作の『三相』がある。『つばさの像』は1958年10月10日に初の東北特急「はつかり」運転開始と駅開業75周年を記念して台東区が寄贈したもので、当初は広小路口に設置された。『三相』は、1958年10月10日に駅開業75周年記念式に列席した朝倉が駅が朝倉自身と誕生を同じくしていることを知り、深く喜懌になり、記念に台東区を通じ贈られたもので、三相は知、情および意である。券売機上壁面に、東北上越新幹線上野駅開業を記念して制作された平山郁夫原画・制作のステンドグラス『ふる里日本の華』(1985年)がある。豊かな水と緑を背景に四季折々の美しさを屏風絵ふうに配し、沿線各地の代表的な花・まつり・風物をあしらいふる里への思いを表現した、きわめて日本的なモチーフと構成に特徴がある。2002年6月駅改修に伴い現在の場所に移設された。

バブル期に磯崎新設計による地上300.3mの超高層駅ビルに建て替える構想があったが、1992年(平成4年)にJR東日本は「この高さでは効率的な利用ができない」として計画の見直しを発表した[19][要出典]

南満州鉄道大連駅函館本線小樽駅、および樺太庁鉄道(後の樺太西線ロシア鉄道シャフタ=サハリンスカヤ─アルセンチェフカ線)の真岡駅(ホルムスク南駅、1992年に解体)は当駅を模したとされる[要出典]

コンコースは、地上と、公園口通路、大連絡橋通路、大連絡橋連絡通路(公園口通路と大連絡橋通路を連絡する)(以上3階)、新幹線地下コンコース(地下)がある。新幹線コンコースは、地上の中央改札から入場して右側の新幹線改札を経て向かう。

改札は、中央改札(地上)、不忍改札(中2階)、公園改札、入谷改札(以上3階)の計4か所である。期間・時間が限定された臨時改札として、3階にSuica専用(簡易Suica改札機設置)の公園臨時改札(常設の公園改札はその名の通り御徒町駅寄りにある公園口通路の突き当たりにあるが、臨時改札は鶯谷駅寄りにある大連絡橋通路の突き当たりにある)があった。現在、公園臨時改札を閉鎖し、その跡地に正規の公園改札を移転させる工事を行っており、2020年7月に新改札を併用させる予定とされており[報道 19]、同年3月20日より公園口駅舎の移設に併せて、公園改札も移設された[報道 18]。改札内改札として先述の新幹線改札があり、以前はそれに加え、在来線特急乗換(16・17番線入出場)改札が地上および3階にそれぞれあったが、元々寝台特急は13番線などを利用していたほか、2014年3月15日のダイヤ改正から高崎線特急が14・15番線に、2015年3月14日の改正(上野東京ライン開業)から常磐線特急のうち東京方面に乗り入れる列車が8・9番線を発着するようになり、特急列車の発着ホームが分散されたため、2015年3月13日を持って廃止され、自由に出入りできるようになった(8・9・14・15番線ホーム上に高崎・常磐線の当日分専用指定席券売機が設置された)。

出口は、地上の中央改札正面の「広小路口」「正面玄関口」や同左手の「浅草口」、中2階の不忍改札からは地上の「不忍口」「山下口」、3階の入谷改札からは2階の「東上野口」、3階の「パンダ橋口」、地上の「入谷口」などが利用できる。同じく3階の公園改札からは3階の「公園口」に直結していて、上野恩賜公園へはここを利用するのが近い(前述の通り、公園改札の移転に伴い、公園口も移転となる予定)。正面玄関口および広小路口の出口からは、国道4号(日光街道)などを跨ぐ歩道橋が利用できる。2000年10月、駅を東西に跨ぐように「上野駅東西自由通路」(長さ 220m 、幅 20m )が架けられ、自由に歩くことができようになり、2001年、愛称が「パンダ橋」に決まり、2002年に橋の西端下に、「パンダ橋」と彫られた、高さ 1.3m 、幅 2.5m の稲田石(白御影石)の石碑が建てられた。駅構内にはジャイアントパンダの像は2つあり、実物の倍の大きさはある巨大なジャイアントパンダ像はパンダ橋口を出て右の所に、もう一つの小パンダ像は、大連絡橋コンコースにあったが、2017年12月に小パンダ像も大パンダ像のある場所に移設された。

京成電鉄京成上野駅へは不忍口を経るように案内サインが設置されている。JRと京成線の連絡は、山手線京浜東北線で北側に2駅進んだ日暮里駅が通常利用されている。上野駅と京成上野駅の両駅を連絡駅とした定期券は発売している[20]

地下鉄各線の連絡は、中央改札近くにある階段・エスカレータを利用するルートが主だが、入谷改札からの動線も案内されている。

在来線のトイレは中央改札口入って正面にある駅弁店・土産物店(洋菓子)の裏側(地上。頭端式ホーム14・15番線ホームおよび16・17番線ホームの延長線上)、3・4番線ホームへの階段と5・6番線ホームへの階段との間(中2階コンコース)、9・10番線ホームと11・12番線ホームとを連絡する箇所(2階)、現行の公園口改札前(3階)、エキュート上野内1階に直結するエスカレーターの向かい側(3階)の計5か所である。なお、2020年3月の公園口駅舎の移設の後となる同年6月17日に、公園口改札外(2階)が供用開始される予定である[報道 20][注釈 11]

2009年3月16日に、上野中央通り地下駐車場および周辺のJR上野駅・御徒町駅、東京メトロ上野駅・上野広小路駅仲御徒町駅京成上野駅、都営上野御徒町駅、を結ぶ地下通路が、東京都の整備で供用開始された。この8駅と上野駅は同一駅として扱わないが、東京メトロ上野駅、京成上野駅は定期券の連絡駅[20] として扱う。

新幹線開業以降JR駅内部の改装工事が始まり、1990年代後半に改札内部に「Dila上野」が完成した。その後、JR東日本ステーションルネッサンス「みんなのえきプロジェクト」と称して中央改札・不忍改札側の駅舎内部も改装され、東西自由通路(愛称:パンダ橋)や正面玄関「レトロ館」の「Breakステーションギャラリー」、中央改札の「グランドコンコース」、ショッピングセンター「七番街(アトレ上野)」などが整備され、2002年3月にグランドオープンした。アトレ上野は2月22日に開店[報道 3]し、「FUSION SQUARE 人が集まるeki融合空間」をコンセプトに駅周辺にない飲食・食物販・ファッション・雑貨など54店舗を「レトロ館・ガレリア」「グランドコンコース」および「七番街」の3ゾーンに配置し、20 - 39歳の女性をターゲットに新たなエキナカショッピングシーンを演出している。2007年4月から9月にかけてリニューアル工事を行い、「ゴディバ」「日本橋屋長兵衛」「アール・エフ・ワン」「ベーグル&ベーグル」「ジンズ グローバル スタンダード」「サマンサタバサ プチチョイス」のオープンと既存9ショップの改装を行った[報道 22][報道 23][報道 24]東京圏駅ビル開発(現:アトレ)は、同年8月に浅草口地下でカフェ・雑貨ショップなどを配置した新フロア「レトロゲート」を開設した[報道 23]。9月にフロアリニューアルを行い、グランドオープンした[報道 24]。2005年春に全体のリニューアル工事が完成し、全面が白で統一された外観となり、エレベーターの整備も行われた。完工時は「上野駅リニューアルキャンペーン」が開催され、JR東日本のイメージキャラクターでCFに採用された国分佐智子らが開場記念式典を催した。本改装は「駅ナカ」の先例となった。その後、2013年12月にはファッションゾーン[報道 25]、2014年7月にはスウィーツゾーンとレストランゾーン[報道 26]、同年10月にはグランドコンコースエリア[報道 27]、2019年11月 - 12月には上野公園側レストランゾーンがリニューアルされた[報道 28]。なお、2020年3月の公園口駅舎の移設の後となる同年6月17日に、エキュート上野の新店舗(4店)および展望テラスがオープンする予定である[報道 20][注釈 11]

東北新幹線の開業に伴い並行在来線の特急列車が大方廃止されて地上ホームの19・20番線が廃止となり、1999年9月に18番線も廃止され、跡地の東京方と東上野口・入谷口に、2006年7月19日からフィットネスクラブジェイアール東日本スポーツが入居している。中央付近も途中まで取り壊されて従業員専用通路となっている。日暮里方は、ホームがほぼ原型を留めたままで従業員専用通路として使用されている(19番線側に建てられた事務所を行き来するのに使用)のが、他のホームから確認できる。

東北新幹線開業以前は、北関東東北信越北陸方面へ向かう東北本線日光線磐越西線奥羽本線高崎線両毛線上越線信越本線吾妻線羽越本線常磐線の各特急急行など長距離優等列車が数多く発着していたが、新幹線開業のため並行在来線の優等列車は次第に廃止となり、地上ホームは削減されて跡地が新幹線ホームへ向かうコンコースとなり、現在は中距離電車が増発されて、発着列車の大半が宇都宮線高崎線常磐線の北関東方面へ向かう近郊・中距離電車となっている。

当初、高架ホームは常磐線各列車主体に使用され、高架ホームを発着する東北・上信越方面各列車はごく一部であった。地平ホームは、常磐線列車の発車が無く東北・上信越方面各列車の専用であった。特急・急行列車が増発されて中距離通勤客が増加すると、地平ホームは特急中心に、高架ホームは各線普通列車中心にそれぞれ運用され、上野東京ライン開業直前の時期は宇都宮線高崎線の普通列車は5 - 8番線の高架ホームと13 - 15番線の地平ホームのいずれかに、常磐線の普通列車は9・10番線、快速電車は11・12番線に発着したが、9番線に到着する宇都宮線高崎線列車、8番線や地平ホームに到着する常磐線普通列車もわずかに存在した。以前は8番線発の常磐線列車や9番線発の高崎線列車もあった。

直営駅で、鶯谷駅御徒町駅を管理下に置く。

新幹線ホームの地下水上昇と対策

戦後は周辺地域で地下水利用が多く、地盤沈下が発生して周辺の地下水利用が制限されている。地下30mに位置する新幹線ホーム周辺の地下水は、建設前の1970年代初期は地下38mで新幹線ホームより8m下であった。地下水が余剰となり、1995年に地下14mまで水位が上昇し、浮き上がりによる駅構造の変形を防ぐため、新幹線ホームの床下に合計3万7000トンのを設置した。2004年に地下12mまで水位が上昇し、全長17mのアンカーボルトを、東京駅の横須賀線・総武快速線ホームの約5倍[新聞 4] となる約650本陥入した。地下水を不忍池へ流す導水管も敷設され、不忍池の水質と水量保持、JRの下水道料金負担軽減[21] など波及効果も得た。

のりば

同一駅に3種類のホームがある。

高架ホーム
1 - 12番線山手線京浜東北線宇都宮線高崎線常磐線上野東京ライン
緩斜面に建設された一部高架島式ホーム4面8線(1 - 8番線)、切欠きホーム櫛形ホームが一体化した2面4線(9 - 12番線、平面で行き来可能)、合わせて6面12線で構成されている。
1 - 9番線は御徒町・東京方面と鶯谷・尾久・日暮里方面が直結しており、一部列車を除いて直通する各線の列車が発着する。櫛形の10 - 12番線は日暮里方面(常磐線)のみ発着できる。10 - 12番線は他のホームよりも日暮里方に位置して中央改札正面の階段の先が終端部に当たり、常磐線ホームの中で9番線のみ車両の停車位置が大きく異なっている。
宇都宮線高崎線常磐線の列車が当駅に到着する際、「高いホーム」または「高架ホーム」と呼称される。
常磐線の案内は、中距離列車が青快速電車が緑で表記されている。
地平ホーム
13 - 17番線宇都宮線高崎線常磐線
地平にある4面5線(うち1面は豪華列車専用ホーム)の櫛形ホームで、ヨーロッパのターミナル駅の風情を漂わせている。尾久・日暮里方面へ発着する。到着の際は「低いホーム」または「地平ホーム」と呼称される(「地下ホーム」と誤解される場合もある)。
13 - 15番線は主に宇都宮線・高崎線普通列車が発着する(主に14・15番線を使用しており、13番線の使用機会は少ない)。一番端の単独ホームである13番線は、かつて「北斗星」などの寝台特急の発着ホームとなっていたが、同列車が全廃された2016年3月26日改正以降は定期の特急発着がなく、2021年3月13日改正以降は定期普通列車の発車も無くなった(到着は朝ラッシュ時に数本ある)。この他、常磐線の普通列車も到着扱いの列車が数本あるが、到着後は回送となるため、発車はない。
16・17番線は主に特急「ときわ」が発着するホームであるが、一部「ひたち」や「スワローあかぎ」の発着もあり、2018年3月17日改正からは宇都宮線・高崎線の普通・快速列車の一部が16番線を使用している。かつては特急専用ホームであり、ホーム入口に有人の中間改札口が設けられ、乗車券・特急券・入場券の検札を行っていたが、2015年3月13日に撤去された。
このような経緯から、当ホーム上には屋内型の喫煙コーナーが現在も設置されている。新幹線を除く首都圏の鉄道駅コンコース内に喫煙可能な設備を有しているのは当ホームと新宿駅9・10番線の2箇所のみである[注釈 12]
13番線は、寝台列車待ちの際に休憩所として利用できる「五つ星広場」があった(後述)。
13番線と14番線の間(13番線ホームの向かい側)に、荷物を積み降ろしする専用ホームが存在していたが、これを2017年5月1日から運行を開始したクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の乗降専用ホームに改築し、通称「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」として整備した。このホームは中央改札側から、同列車(E001形)のエントランスドアがある5号車付近までの長さが取られている。また、同列車専用ラウンジ「プロローグ四季島」が13番線に整備され、列車帰着後に「この旅がまだ続く旅」である事を実感させるフェアウェルパーティを行う。
かつて、地平ホームはこれに加えて18 - 20番線が存在し、優等列車が多数発着していたが、新幹線上野駅開業に伴い20番線が1980年5月31日に、続いて19番線が1983年7月1日に廃止され、跡地は新幹線コンコースに転用された。さらに1999年9月11日には18番線が廃止となり、今に至るまで欠番となった。2020年現在、日暮里寄りに旧18番線ホームの一部が残存しており、業務用通路として使用されている。
かつての「北斗星」など、客車列車の場合、駅構内で機関車の付け替えができないため、車両基地である尾久車両センターとの間は機関車を後部にした状態で回送運転する。「尾久車両センター#推進回送」を参照。
13番線の真上に10番線、14・15番線の真上に11・12番線がある2階建てのホームとなっており、13番線および14・15番線ホームと3階コンコースを結ぶエスカレーターおよび階段は、9・10および11・12番線ホームを貫通し直結している(貫通地点に転落防止の壁があり、行き来不能だが、全面を覆っておらず、空間は開けている)。高架ホームと地上ホームを直接つなぐ階段・エスカレーターは無いが、地平ホームは14・15番線ホーム上のみにあるエレベーターは3層を行き来できる。
当駅折り返しの宇都宮線高崎線常磐線中距離電車は当駅に到着・乗客降車後に車内清掃を行う。これらの列車は2013年(平成25年)12月1日より通年、始発から15時までに発車する列車は、ボタン式半自動ドア扱いとなっている。
現在「プロローグ四季島」となっている13番線ホーム上には2016年までトイレが存在しており、インターネット上では「男性トイレに本来の目的以外で長居する人が多い」という都市伝説が流布されていた[22]
新幹線ホーム改札の隣の旧18番線に、寝台特急「カシオペア」に使用されているE26系の模型モックアップが置かれていたが、2012年12月24日に撤去された。旧18番線ホームの壁面に、ヒノキアスナロ(アオモリヒバ)による青森ねぶたのレリーフ(デザイン:高桑エリカ、彫刻監修:高橋清)がある。
現在の番線になったのは1968年8月29日のことで、前日まで現在の13番線が0番線、同14番線が11番線、同15番線が12番線という順で、かつての20番線が17番線だった。
新幹線地下ホーム
19 - 22番線(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線)
地下 5階にある2面4線のホーム。通過線はなく、可動式ホーム柵も設置されていないため、通過列車は減速する。2020年3月14日現在で上野駅を通過するのは、はやぶさ7・13・45・47・2・4・6・44号、やまびこ131・124号、つばさ131・124号、こまち45・6号、とき311・312号、かがやき509・514号となっている。
上下線で番線をある程度明確に割り振ってはいるが、上野始発の下り新幹線は下りの当駅始発1本と臨時列車のみだが全ホームを使用する。この他に、東京駅発の臨時列車が19・22番線で定期列車を待避する場合がある。1997年9月30日まで一部の定期列車と大部分の臨時列車が当駅始発・終着だったが、定期列車については23年ぶりに上越新幹線「たにがわ」号が上下1往復復活した[注釈 13]。北側に行くと新幹線の東京新幹線車両センターがある(在来線でいうと京浜東北線の上中里 - 田端間に隣接)。
新幹線ホームの一層上階コンコース南方に、喫煙コーナーがある。
番線 路線 方向 行先 備考
在来線 高架ホーム
1 JK 京浜東北線 北行 赤羽浦和大宮方面
2 JY 山手線 内回り 田端池袋新宿方面
3 外回り 東京品川目黒方面
4 JK 京浜東北線 南行 東京・品川・横浜方面
5・6 JU 宇都宮線(東北線)・高崎線 下り 赤羽・大宮・宇都宮高崎方面 品川・東京方面からの列車。

主に5番線を使用する。
早朝・深夜の始発列車(一部7番線)。

6 JJ 常磐線 取手土浦水戸方面 品川駅始発の快速電車・中距離列車。
JJ 常磐線(快速)・成田線 松戸・柏・取手・成田方面
7・8 JU 上野東京ライン
JT 東海道線直通)
上り
(南行)
東京・品川・横浜・小田原熱海方面 大宮方面から(一部当駅始発)の列車。

主に7番線を使用する。

8 JJ 常磐線特急「ひたち」「ときわ」 下り 柏・土浦・水戸・いわき仙台方面 品川駅始発の特急列車。
8・9 JU 上野東京ライン 上り
(南行)
東京・品川方面 常磐線の品川駅行き(特急含む)。

主に9番線を使用する。

9 - 12 JJ 常磐線 下り 柏・取手・土浦・水戸方面 上野駅始発の快速電車・中距離列車。
JJ 常磐線(快速)・成田線 松戸・柏・取手・成田方面
在来線 地平ホーム
13 - 16 JU 宇都宮線(東北線)・高崎線 下り 赤羽・大宮・宇都宮・高崎方面 上野駅始発で主に14・15番線
(専用ホーム)
[注釈 14]
「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」 TRAIN SUITE 四季島」乗降専用ホーム
16・17 JJ 常磐線特急「ひたち」「ときわ」 上野駅始発で主に17番線
新幹線 地下ホーム
19・20 ■ 東北・北海道新幹線 下り 宇都宮郡山福島仙台盛岡新青森新函館北斗
角館大曲秋田山形新庄方面[23]
全定期列車20番線
■ 上越・北陸新幹線 高崎・越後湯沢新潟軽井沢長野金沢方面[23] 主に19番線
21・22 ■ 新幹線 上り 東京方面 22番線は一部上越・北陸新幹線の列車が発車

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 16番線は、宇都宮線・高崎線と常磐線特急で重複しているが、発車する営業列車は混在しておらず、日中は常磐線特急、夕夜間は宇都宮線・高崎線が発着している(終着折り返し回送列車に一部混在)。
  • 電光掲示板の発車標は案内されるが案内がない高崎線特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」及び臨時特急「水上」は、14・15番線を中心に、スワローあかぎ1本のみ16番線から発車する。「草津」の上野東京ライン直通臨時列車は、北行(長野原草津口行き)が5番線、南行(大船行き)が8番線発となる。
    • かつて、宇都宮線・高崎線13‐16番線は、カシオペアなど寝台列車が定期運行されていた時は、昼間特急も含め、シンボルマーク・列車名が記載されていた。上野東京ライン開業時に案内を総入替した際に代わりに路線名・方面表記以外の空きスペースに“特急”と記載されるようになった。2018年3月17日改正以降に除去された。
  • 「常磐線(特急)」として、案内されていないが、品川行きの「ひたち」「ときわ」は、9番線(と8番線)を発着。
  • 臨時特急「踊り子」の発着ホームは、我孫子発着の南行(伊豆急下田行き)が9番線、北行き(我孫子行き)が我孫子行きが8番線。大宮発着の南行が8番線、北行は大宮行きが5番線となる。
  • 宇都宮線・高崎線の普通・快速列車の始発専用13 - 16番線で、特急同様に14・15番線を中心に運用。2020年3月14日改正ダイヤで、13番線は平日朝の宇都宮線・高崎線終着普通列車3本、平日・休日日中の宇都宮線終着普通列車1本・始発普通列車2本での使用。16番線は平日10時台の宇都宮線終着普通列車1本、11時台の高崎線折り返し普通列車1本と、平日夕方以降の宇都宮線・高崎線始発普通・通勤快速列車数本、休日は高崎線快速アーバンの折り返し1本と、午前・夕方以降の一部宇都宮線・高崎線普通列車で使用。
  • 記載は平常運転時のもので、上野東京ライン直通運転中止時や一部路線のみの直通運転実施時は変更される場合がある(例えば、宇都宮線・高崎線と東海道線の直通運転を中止した場合、5‐7番線を宇都宮線・高崎線の折り返しに使用し、品川始発の常磐線を8番線着発とするなどの変更が行われる。これは一例であり、直通運転中止時のホーム使用方法は固定化されておらず、使用ホームは臨機応変に変更されており、16番線が常磐線特急専用ホームだった時代に宇都宮・高崎線(主に特急・通勤快速)が16番線を発着する場合もあった)。
  • 13番線線路を発着するクルーズトレインTRAIN SUITE 四季島」専用のホームとして、13番線と14番線の間に存在した14番線発着列車用荷物ホームを延長・改築して「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」が新設された[報道 11]。荷物ホームは、新設工事直前まで新聞輸送列車に新聞が積載されていたが、現在は旅客用の14番線ホームで積載する。
  • 宇都宮線・高崎線下り(大宮方面)が遅延している場合、高架ホームの列車と地平ホームの列車の同時発車や、後続列車が先行発車される場合があるが、尾久駅手前の井堀信号所で後続列車が一時停車または徐行して調整する(大幅に乱れ、先行後続関係無くなっている場合は、特急>快速>高架ホーム上野東京ラインからの直通>地上ホーム普通始発の順で優先する傾向)。常磐線を含む上り(東京方面/上野東京ライン)は、合流ポイントまでの距離が短く同時発車が不可能で、後続列車は上野駅ホームで発車待ちとなる。上り列車は、上野駅の到着予定ホームに先行列車が停車中の場合や、平面交差で進路を支障している場合などは鶯谷駅横付近で一時停車し、その間に後続列車に追い越されて高架ホーム着と地平ホーム着の列車到着順序が入れ替わることがある。上野東京ライン開通で上野折り返しが大幅に減少したことで頻度は低下したが、新たに、品川行き常磐線が遅延するなどして宇都宮線・高崎線からの先行列車が東京方面へ発車できない場合、品川発の常磐線上りが6番線から発車して宇都宮線・高崎線の上り線路を平面交差で塞ぐ場合に後続の宇都宮線・高崎線からの東京方面後続列車が鶯谷駅付近で停車し、その間に更に後続の地平ホーム終着列車が追い抜くことがある。
  • 新幹線の駅が地下にあるのは当駅が唯一である。

のりばの変遷

時期 高架1番線 高架2番線 高架3番線 高架4番線 高架5番線 高架6番線 高架7番線 高架8番線 高架9番線 高架10番線 高架11番線 高架12番線 地上13番線 地上14番線 地上15番線 地上16番線 地上17番線 地上18番線 地上19番線 地上20番線 地下19番線 地下20番線 地下21番線 地下22番線
不明 - 京浜東北線(北行)
王子方面
山手線(内回り)
池袋方面
山手線(外回り)
東京方面
京浜東北線(南行)
蒲田方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面
宇都宮線「ホームライナー古河」
高崎線「ホームライナー鴻巣」
常磐線
土浦方面(一部)
常磐線
土浦方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面(一部)
常磐線
土浦方面
常磐線(快速)
松戸方面
寝台特急「カシオペア」
「北斗星」「あけぼの」
宇都宮線・高崎線
大宮方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面
高崎線特急「あかぎ」「ウィークエンドあかぎ」
「草津」「水上」
常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」
常磐線特急「スーパーひたち」
「フレッシュひたち」
新幹線の改札 ■ 東北・山形・秋田・
上越・長野新幹線
新青森・新潟・長野方面
■ 新幹線
東京行
2014年
3月15日 -
宇都宮線・高崎線
大宮方面
常磐線
土浦方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面
高崎線特急「あかぎ」
「スワローあかぎ」「草津」
常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」
2015年
3月14日 -
宇都宮線・高崎線
大宮方面
宇都宮線・高崎線
大宮方面
常磐線・常磐線(快速)
松戸方面
上野東京ライン
横浜方面
常磐線特急「ひたち」「ときわ」
水戸方面
上野東京ライン
横浜方面
上野東京ライン
品川方面
常磐線・常磐線(快速)
松戸方面
常磐線・常磐線(快速)
松戸方面
臨時寝台特急「カシオペア」
宇都宮線・高崎線
大宮方面
常磐線特急「ひたち」「ときわ」 ■ 東北・山形・秋田・
上越・北陸(長野経由)新幹線
新青森・新潟・金沢方面
2016年
3月26日 -
宇都宮線・高崎線

大宮方面

■ 東北・山形・秋田・北海道・
上越・北陸(長野経由)新幹線

新青森・新函館北斗・新潟・金沢方面

配線

在来線の駅から北方向に、西から順に、京浜東北線と山手線の方向別複々線(山手線が内側)、東北本線列車線(宇都宮線・高崎線)の複々線(尾久駅手前の尾久車両センター入出庫部の先まで高架ホーム発が外側、地上ホーム発が内側の方向別)、常磐線の複線の計10本の線路が並行する。このうち、東北本線列車線と常磐線からは高架ホーム、地平ホームのほぼすべてへの発着が可能である[注釈 15]。このため、シングルスリップスイッチやダブルスリップスイッチを用いた複雑な配線となっている[24]。常磐線の高架線と地平線の分岐・合流点は隣の鶯谷駅付近となるが、これは1968年に立体交差化されたものである。

南方向に、京浜東北線、山手線の複々線に加えてその東側に留置線群とそれらをつなぐ通路線が秋葉原駅まで続いている。これはかつて東京駅までつながっていた回送線の跡であり、2015年に上野東京ラインとして再び東京駅と結ばれた[25]。これらの線路につながっているのは5 - 9番線であり、10 - 12番線と地平ホームの各線は行き止まりである。下の図は反映されていないが、行き止まりとなっている10番線と11番線の先端(最後尾)部は両ホームを結ぶ通路となっており、9番線から12番線まで平面移動ができる。

東北新幹線上野駅開業時(1985年)の在来線の配線図を以下に示す。基本的に本配線が踏襲されている。主な変更点は1999年に18番線が廃止されている。2015年度の上野東京ライン開業準備工事で、東京方の下り線路から6番線と、7 - 9番線から上り線路へ両方向同時に転線可能な配線とし、日暮里方で6番線から常磐線下り線路へ進入を円滑にするべく一部付け替えたりなどしている。5番線からも常磐線へ進入可能である。

東北新幹線開業時の上野駅在来線配線略図

東京方面
東北新幹線開業時の上野駅在来線配線略図
大宮・取手方面
凡例
出典:祖田(2006) 52頁
水色:京浜東北線
黄緑:山手線
橙:東北本線列車線(高崎線、上信越方面を含む)
青:常磐線


発車ベル・発車メロディ

5 - 10・13・16・17番線で発車メロディを使用する他は発車ベルを使用している[注釈 16]

  • 1983年3月6日にベルが電子音のものに変更された[26]

五ツ星広場

寝台特急列車が発着する13番線ホームは普通列車4・5号車停車位置付近に、寝台特急の乗客以外も利用可能な、寝台特急の到着待ち休憩所「五ツ星広場」があった。2015年に「北斗星」の定期運行が廃止されて寝台特急列車の定期発着が無くなり、解放機会がなくなり、案内板から消去され、設備等が撤去され、ホームの一部として復元された。代わりに13番線ホームの各所に常時使用可能のベンチが設置された。

開設当初はテーブルが設置されるなどオープンカフェ風であったが、2011年時点で大幅に縮小し、椅子のみを配置して南北2か所に分割されている。北側エリアの壁は13番線から発着する「カシオペア」で使用されるE26系の車体を意識して作られており、同系列車体と同一の5色ラインが配されている。

五ツ星広場で迷惑行為があったため、2012年8月25日から、利用可能時間が制限された。寝台列車発車の約1時間前から列車の発車まで利用可能であり、利用時間は、15時00分 - 16時20分(カシオペア・運転日に限る)、17時50分 - 19時03分(北斗星)、20時00分 - 21時15分(あけぼの)である。これら以外の時間は、伸縮門扉によって閉鎖されていた。これに伴って15番線と16番線との間、石川啄木の歌碑の横にベンチが2脚、設置された。

東京メトロ

東京メトロ 上野駅
東京メトロ・JR側の出入口(2005年4月6日)
うえの
Ueno
東京都台東区上野七丁目1-1(銀座線)
北緯35度42分42.3秒 東経139度46分33.5秒 / 北緯35.711750度 東経139.775972度 / 35.711750; 139.775972 (東京メトロ銀座線 上野駅)
東京都台東区東上野三丁目19-6(日比谷線)
北緯35度42分41秒 東経139度46分37.8秒 / 北緯35.71139度 東経139.777167度 / 35.71139; 139.777167 (東京メトロ日比谷線 上野駅)
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 ウエ
駅構造 地下駅
ホーム 各2面2線(計4面4線)
乗降人員
-統計年度-
210,272人/日
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)12月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 [30]銀座線
駅番号 G16[30]
キロ程 2.2 km(浅草起点)
G 15 上野広小路 (0.5 km)
(0.7 km) 稲荷町 G 17
所属路線 [30]日比谷線
駅番号 H18[30]
キロ程 5.3 km(北千住起点)
H 17 仲御徒町 (0.5 km)
(1.2 km) 入谷 H 19
備考 直営駅駅務管区所在駅
定期券売り場 有
両路線同士は改札外連絡
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銀座線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅。エスカレーターは設置されていないが、ホームから改札口までのエレベーターはホーム浅草方の端に設置されており、浅草側に改札口からJR連絡階へ通じるエレベーターがある。銀座線は上野検車区が駅の至近に位置し、ラッシュ時に当駅を始発・終着とする電車がある。これは大晦日から元旦にかけての終夜運転も同様で、当駅 - 浅草駅間は7.5分間隔、当駅 - 渋谷駅間[注釈 17]は15分間隔で段差がつけられている。1987年にホームの拡幅工事が行われ、渋谷方面のホームに、日本最初の地下鉄開業を告知するポスターのレプリカが煉瓦壁と共に設置されている。

日比谷線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅。出口階段はホームの前後にあるが、ホームから改札口へ通じるエレベーターは中目黒方面が中央に、北千住方面が仲御徒町寄りにある。中目黒方面は別に改札口が設置され、前述のホームへのエレベーターに通じている(平日朝の通勤時間帯のみは階段も使用できる)。同じくホームから改札口へ通じるエスカレーターは、中目黒方面は北千住寄り、北千住方面は中目黒寄りに設置されている。中目黒方面ホーム中央に、発車標とは別に電車位置の現示装置が設置されている。2013年の一時期、行先のほかに直通電車を直通先会社のロゴも併せて表示する液晶ディスプレイを用いた案内装置が試験されたことがある。

銀座線の渋谷側改札口から地下の連絡通路を経由して、京成電鉄の京成上野駅、上野中央通り地下駐車場と中央通りの地下連絡通路に接続している。

両線の改札口は各々独立しており、改札内で連絡していないため、普通乗車券や回数券で銀座線と日比谷線を乗り換える際は、改札を出る際に乗車券が回収されずに出口に戻る乗り換え専用のオレンジ色の自動改札機を通る必要がある。PASMOSuicaなどのICカードでの乗り換えはどの自動改札機からもタッチできる。いずれも、60分の時間制限がある。

従来あった駅ナカ商業施設「メトロピア」は改装され、「エチカフィット上野」として2009年2月20日に開業した。リニューアル工事の為2015年3月に営業を一時終了したが、2017年12月に再オープンした。

日比谷線駅構内に、東京メトロのお忘れ物総合取扱所が設置されていたが、2015年3月29日に南北線飯田橋駅へ移転した。

駅務管区所在駅であり、上野駅務管区として上野地域、秋葉原地域、茅場町地域を管理する[31]

のりば

東京メトロの路線同士はホーム番号を連続することが多いが、当駅での銀座線と日比谷線のホーム番号(番線表示)は連番ではなく、両線ともに1・2番線である。都営地下鉄浅草線および大江戸線蔵前駅も同様である。

番線 路線 行先
銀座線ホーム
1 G 銀座線 日本橋銀座渋谷方面
2 田原町浅草方面
日比谷線ホーム
1 H 日比谷線 秋葉原六本木中目黒方面
2 北千住西新井南栗橋方面

(出典:東京メトロ:構内図

  • 両路線ともカーブ上にホームがある。2018年のホームリニューアルの際に「銀座線アーカイブ」が設置され、実際に使用された第三軌条や列車の接近表示器などが展示されている。接近表示器は設置当時のものとやや異なっているが現在も列車接近時には点滅させている。
  • 2020年6月6日から運行している座席指定列車「THライナー」では[報道 30]、久喜始発恵比寿行きは降車のみ、霞ケ関発久喜行きは乗車のみ取り扱い、東京メトロ線内のみの利用はできない[報道 30]

発車メロディ

全ホームにおいて、スイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[報道 8][18]

銀座線ホームでは、2012年10月30日から森山直太朗の「さくら(独唱)」をアレンジしたメロディを使用している[注釈 18]

番線 路線 曲名 作曲者(編曲者)
銀座線ホーム
1 銀座線 さくら(独唱)(サビ) 森山直太朗(塩塚博
2 さくら(独唱)(Aメロ)
日比谷線ホーム
1 日比谷線 Toy garden 大和優子
2 さあ、行くよ! 福嶋尚哉

駅弁

主な駅弁は下記の通り[32]

  • 八戸真さば寿司
  • 日本海真あじ寿司
  • チキン弁当
  • 鳥めし弁当
  • 深川めし
  • 30品目バランス弁当
  • 五目わっぱめし
  • 鯵鯖よくばり寿司
  • おふくろの味 上野弁当
  • 牛肉弁当
  • ポケモン弁当(土曜・休日のみ)
  • 鮭はらこ弁当
  • 宮城県産黒毛和牛すき弁当
  • こだわりのとんかつ弁当
  • タレかつと豚重
  • 日本のおもてなし弁当
  • 国産牛ハンバーグ弁当
  • 味噌カツ・ひつまぶし風弁当
  • 伝承 鯵の押寿し
  • まぐろいくら弁当
  • 新幹線E7系弁当
  • 八戸鯖棒寿司
  • 季節の吹き寄せ弁当
  • 50品目バラエティ弁当
  • 北海うまいもん弁当
  • あったかうなぎ弁当
  • 大人の休日弁当

利用状況

埼玉県千葉県北西部・北関東方面に直通する主要鉄道路線のターミナル駅であるが、東京駅と同様にその規模の大きさに対して統計上の乗車人員は少ない。改札を通らない乗客は乗降人員に計上されないが、実際は朝夕を中心に乗換客で慢性的に混雑が見られる。

平日朝は当駅止まりの宇都宮線・高崎線・常磐線の列車から降車後に3・4番線ホームに流れる人の波が絶えず続き、同ホームを発着する山手線・京浜東北線電車に一斉に乗り込む[注釈 19]。山手線と京浜東北線の上野 - 御徒町間は、ラッシュ時に平均乗車率が常時200%余で国内最高の混雑区間であったが、2015年3月14日に上野東京ラインが開業すると当駅の乗換客は大幅に減少し、上野 - 御徒町間の混雑も170%程度に緩和した。

2017年度の各社合計の1日平均乗降人員は約61万人、年間に約2億2300万人である。京成上野駅を含めた場合1日平均乗降人員は約66万人、年間で約2億4100万人である。

  • JR東日本
    • 2019年度の1日平均乗車人員182,704人である[利用客数 1]
      同社の駅で高田馬場駅に次ぐ第13位である。1988年度にピークを迎えた後は20万人台を維持したが、1993年度から2001年度にかけて減少して2000年度に19万人を割った。以後ほぼ横ばい傾向だが1991年度に大宮駅に抜かれ、宇都宮線・高崎線で最多駅ではなくなった。2006年度に北千住駅に抜かれ、常磐線の乗車人員最多駅ではなくなった。
      全乗車人員に対する定期外利用客の割合が高く、全体の6割弱を占める。1日平均定期外利用客は10万人を上回り、大宮駅や新橋駅に匹敵する。1日平均定期利用客は9万人を下回り、蒲田駅船橋駅より少ない。
    • 2019年度の新幹線の1日平均乗車人員は11,902人である[利用客数 2]
      同社の駅で宇都宮駅に次ぐ第6位である。
  • 東京メトロ
    • 2019年度の1日平均乗降人員210,272人である[利用客数 3]
      同社の全130駅中で東京駅に次ぐ第10位。この値は銀座線⇔日比谷線間の乗換人員を含まない。2001年度以降は21万人前後で横ばいである。
    • 銀座線⇔日比谷線間の乗換人員を含んだ、2018年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[乗降データ 1]
      • 銀座線:166,622人 - 同線内で新橋駅、日本橋駅、渋谷駅、表参道駅、赤坂見附駅、銀座駅に次ぐ第7位。
      • 日比谷線:133,603人 - 同線内で北千住駅、中目黒駅、茅場町駅、銀座駅、日比谷駅、霞ヶ関駅、六本木駅に次ぐ第8位。

年度別1日平均乗降人員

各年度の1日平均乗降人員は下表の通りである(東京メトロのみ)。

  • 東京メトロの値は、東京メトロ線内の乗換人員を含まない。
年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 営団 / 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 226,342
2000年(平成12年) 219,557 −3.0%
2001年(平成13年) 209,567 −4.5%
2002年(平成14年) 205,404 −2.0%
2003年(平成15年) 202,981 −1.2%
2004年(平成16年) 210,121 3.5%
2005年(平成17年) 207,129 −1.4%
2006年(平成18年) 206,859 −0.1%
2007年(平成19年) 211,749 2.4%
2008年(平成20年) 213,522 0.8%
2009年(平成21年) 207,635 −2.3%
2010年(平成22年) 204,449 −1.5%
2011年(平成23年) 201,602 −1.4%
2012年(平成24年) 212,509 5.4%
2013年(平成25年) 211,539 −0.5%
2014年(平成26年) 210,379 −0.5%
2015年(平成27年) 207,240 −1.5%
2016年(平成28年) 209,130 0.9%
2017年(平成29年) 213,020 1.9%
2018年(平成30年) 215,821 1.3%
2019年(令和元年) 210,272 −2.6%

年度別1日平均乗車人員(1880年代 - 1930年代)

各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員
年度 日本鉄道 /
国鉄
東京地下鉄道 出典
1883年(明治16年) [備考 1] 528 未開業 [東京府統計 1]
1884年(明治17年) 635 [東京府統計 2]
1885年(明治18年) 566 [東京府統計 2]
1886年(明治19年) 579 [東京府統計 3]
1888年(明治21年) 1,655 [東京府統計 4]
1890年(明治23年) 1,990 [東京府統計 5]
1891年(明治24年) 1,985 [東京府統計 6]
1893年(明治26年) 2,002 [東京府統計 7]
1895年(明治28年) 2,481 [東京府統計 8]
1896年(明治29年) 2,863 [東京府統計 9]
1897年(明治30年) 3,502 [東京府統計 10]
1898年(明治31年) 3,958 [東京府統計 11]
1899年(明治32年) 3,989 [東京府統計 12]
1900年(明治33年) 4,347 [東京府統計 13]
1901年(明治34年) 4,373 [東京府統計 14]
1902年(明治35年) 4,229 [東京府統計 15]
1903年(明治36年) 4,052 [東京府統計 16]
1904年(明治37年) 4,179 [東京府統計 17]
1905年(明治38年) 5,076 [東京府統計 18]
1907年(明治40年) 7,337 [東京府統計 19]
1908年(明治41年) 7,310 [東京府統計 20]
1909年(明治42年) 7,325 [東京府統計 21]
1911年(明治44年) 9,987 [東京府統計 22]
1912年(大正元年) 10,250 [東京府統計 23]
1913年(大正02年) 10,078 [東京府統計 24]
1914年(大正03年) 10,748 [東京府統計 25]
1915年(大正04年) 9,650 [東京府統計 26]
1916年(大正05年) 11,357 [東京府統計 27]
1919年(大正08年) 18,608 [東京府統計 28]
1920年(大正09年) 21,790 [東京府統計 29]
1922年(大正11年) 29,213 [東京府統計 30]
1923年(大正12年) 33,212 [東京府統計 31]
1924年(大正13年) 35,035 [東京府統計 32]
1925年(大正14年) 34,299 [東京府統計 33]
1926年(昭和元年) 35,155 [東京府統計 34]
1927年(昭和02年) 37,920 [備考 2] [東京府統計 35]
1928年(昭和03年) 43,519 13,584 [東京府統計 36]
1929年(昭和04年) 39,398 11,956 [東京府統計 37]
1930年(昭和05年) 33,580 8,561 [東京府統計 38]
1931年(昭和06年) 30,976 8,347 [東京府統計 39]
1932年(昭和07年) 30,326 8,327 [東京府統計 40]
1933年(昭和08年) 31,884 7,644 [東京府統計 41]
1934年(昭和09年) 32,662 11,166 [東京府統計 42]
1935年(昭和10年) 33,039 12,620 [東京府統計 43]

年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)

年度別1日平均乗車人員
年度 国鉄 /
JR東日本
営団 出典
銀座線 日比谷線
1953年(昭和28年) 88,169 未開業 [東京都統計 1]
1954年(昭和29年) 93,880 [東京都統計 2]
1955年(昭和30年) 99,196 [東京都統計 3]
1956年(昭和31年) 104,409 23,509 [東京都統計 4]
1957年(昭和32年) 105,830 24,527 [東京都統計 5]
1958年(昭和33年) 108,753 25,174 [東京都統計 6]
1959年(昭和34年) 115,233 29,505 [東京都統計 7]
1960年(昭和35年) 126,742 30,617 [備考 3] 6,656 [東京都統計 8]
1961年(昭和36年) 127,495 36,099 4,333 [東京都統計 9]
1962年(昭和37年) 137,716 45,952 18,692 [東京都統計 10]
1963年(昭和38年) 149,958 37,557 16,826 [東京都統計 11]
1964年(昭和39年) 160,820 44,833 23,784 [東京都統計 12]
1965年(昭和40年) 160,204 43,637 27,556 [東京都統計 13]
1966年(昭和41年) 163,538 40,536 26,251 [東京都統計 14]
1967年(昭和42年) 167,358 42,894 29,549 [東京都統計 15]
1968年(昭和43年) 175,062 65,373 47,633 [東京都統計 16]
1969年(昭和44年) 173,364 74,023 51,163 [東京都統計 17]
1970年(昭和45年) 169,951 77,964 53,493 [東京都統計 18]
1971年(昭和46年) 181,489 76,732 54,555 [東京都統計 19]
1972年(昭和47年) 176,186 75,066 57,419 [東京都統計 20]
1973年(昭和48年) 185,496 74,255 54,838 [東京都統計 21]
1974年(昭和49年) 186,732 93,329 [東京都統計 22]
1975年(昭和50年) 174,495 93,697 [東京都統計 23]
1976年(昭和51年) 172,244 53,553 38,942 [東京都統計 24]
1977年(昭和52年) 165,279 54,197 39,063 [東京都統計 25]
1978年(昭和53年) 163,608 53,737 38,477 [東京都統計 26]
1979年(昭和54年) 162,409 55,607 38,822 [東京都統計 27]
1980年(昭和55年) 161,178 57,945 39,137 [東京都統計 28]
1981年(昭和56年) 158,986 59,595 39,885 [東京都統計 29]
1982年(昭和57年) 154,460 59,868 39,753 [東京都統計 30]
1983年(昭和58年) 154,743 59,781 41,213 [東京都統計 31]
1984年(昭和59年) 157,912 62,860 42,792 [東京都統計 32]
1985年(昭和60年) 171,044 64,540 42,438 [東京都統計 33]
1986年(昭和61年) 169,534 66,693 44,540 [東京都統計 34]
1987年(昭和62年) 170,792 70,120 45,940 [東京都統計 35]
1988年(昭和63年) 224,962 73,532 49,666 [東京都統計 36]
1989年(平成元年) 205,066 75,677 52,559 [東京都統計 37]
1990年(平成02年) 216,899 79,200 54,940 [東京都統計 38]
1991年(平成03年) 216,593 77,566 55,626 [東京都統計 39]
1992年(平成04年) 216,244 78,200 54,332 [東京都統計 40]
1993年(平成05年) 217,734 77,619 53,252 [東京都統計 41]
1994年(平成06年) 210,636 75,452 52,405 [東京都統計 42]
1995年(平成07年) 207,735 75,019 52,019 [東京都統計 43]
1996年(平成08年) 207,636 74,063 51,058 [東京都統計 44]
1997年(平成09年) 201,602 73,589 48,159 [東京都統計 45]
1998年(平成10年) 195,482 71,699 45,918 [東京都統計 46]
1999年(平成11年) [JR 1]195,654 68,926 44,413 [東京都統計 47]
2000年(平成12年) [JR 2]189,388 67,085 43,827 [東京都統計 48]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2]
年度 JR東日本 営団 / 東京メトロ 出典
合計 新幹線 銀座線 日比谷線
2001年(平成13年) [JR 3]185,661 64,595 43,419 [東京都統計 49]
2002年(平成14年) [JR 4]186,147 62,647 43,340 [東京都統計 50]
2003年(平成15年) [JR 5]186,401 62,462 42,484 [東京都統計 51]
2004年(平成16年) [JR 6]182,196 61,438 42,074 [東京都統計 52]
2005年(平成17年) [JR 7]179,978 60,510 41,449 [東京都統計 53]
2006年(平成18年) [JR 8]178,007 59,997 41,575 [東京都統計 54]
2007年(平成19年) [JR 9]181,099 61,464 42,519 [東京都統計 55]
2008年(平成20年) [JR 10]181,244 61,907 42,153 [東京都統計 56]
2009年(平成21年) [JR 11]178,413 60,452 41,008 [東京都統計 57]
2010年(平成22年) [JR 12]172,306 59,655 40,586 [東京都統計 58]
2011年(平成23年) [JR 13]174,832 58,620 40,008 [東京都統計 59]
2012年(平成24年) [JR 14]183,611 [新幹線 1]10,696 63,079 41,148 [東京都統計 60]
2013年(平成25年) [JR 15]181,880 [新幹線 2]10,917 62,419 41,421 [東京都統計 61]
2014年(平成26年) [JR 16]182,469 [新幹線 3]10,943 61,808 41,273 [東京都統計 62]
2015年(平成27年) [JR 17]181,588 [新幹線 4]11,633 59,689 41,667 [東京都統計 63]
2016年(平成28年) [JR 18]182,693 [新幹線 5]11,779 59,879 42,545 [東京都統計 64]
2017年(平成29年) [JR 19]187,536 [新幹線 6]11,941 60,351 43,825 [東京都統計 65]
2018年(平成30年) [JR 20]188,170 [新幹線 7]12,337 60,693 45,121 [東京都統計 66]
2019年(令和元年) [JR 21]182,704 [新幹線 8]11,902
備考
  1. ^ 1883年7月28日開業。開業日から1884年3月31日までの計248日間を集計したデータ。
  2. ^ 1927年12月30日開業。
  3. ^ 1961年3月28日開業。開業日から同年3月31日までの計4日間を集計したデータ。

駅周辺

広小路口 (JR)・4 - 6番出口(東京メトロ)

浅草口・東上野口 (JR)、1 - 3番出口(東京メトロ)

入谷口 (JR)

公園口 (JR)

不忍口(JR) ・京成線連絡通路(東京メトロ)

バス路線

入谷口

停留所名:上野駅
停留所名:上野駅入谷口

浅草口

停留所名:上野駅前(都営)、上野駅(高速バス)
停留所名:上野駅浅草口

浅草口浅草通り沿い

停留所名:上野駅

東上野口昭和通り沿い

東北急行バス・弘南バスの上野駅前停留所
JRバスの上野駅前降車停留所
停留所名:上野駅前
停留所名:上野駅(降車専用)

不忍口・京成上野駅前

停留所名:京成上野駅(日立自動車交通、京成他)
停留所名:上野公園山下(都営)、上野駅(東武)
  • 都営バス・東武バスイースト・東武バスセントラルなど
    • 6番のりば
    • 7番のりば
      • S-1:錦糸町駅行(菊屋橋、浅草一丁目、浅草雷門、リバーピア吾妻橋、とうきょうスカイツリー駅入口、押上に停車)(都営)
      • 上46:南千住駅東口行(浅草寿町・浅草公園六区・奥浅草・吉原大門・隅田川貨物駅・南千住汐入経由)(都営)
      • 上46:南千住車庫行(浅草寿町・浅草公園六区・奥浅草・吉原大門経由)(都営)
    • 8番乗り場
      • 上23・草39:上野松坂屋(上野広小路)行(都営) ※草39は土曜・休日以外の昼間のみ運行
    • 9番乗り場
      • S-1:上野松坂屋(上野広小路)行・東京駅丸の内北口行(都営)(東京駅行は上野松坂屋(上野広小路)、須田町、神田駅、日本橋三越に停車。土曜・休日のみ運行)
      • 上46:上野松坂屋(上野広小路)行(都営)
停留所名:上野公園(都営)

公園口

停留所名:上野駅・上野公園

上野駅をモチーフにした作品など

文学や歌謡曲の分野で当駅を扱った有名な作品がいくつかある。

  • 建築においても上野駅をモチーフにして建てられた、旧南樺太(サハリン)の真岡駅(現:ホルムスク・ユージヌイ駅)があり、1992年まで駅舎が使用されていた。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■ 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線
東京駅 - 上野駅 - 大宮駅
JU 宇都宮線・高崎線
快速「ラビット」「アーバン」
東京駅 (JU 01) - 上野駅 (JU 02) - 赤羽駅 (JU 04)
普通
東京駅 (JU 01) - 上野駅 (JU 02) - 尾久駅 (JU 03)
JJ 常磐線(快速)
特別快速・快速
東京駅 (JT 01) - 上野駅 (JJ 01) - 日暮里駅 (JJ 02)
JK 京浜東北線
快速
秋葉原駅 (JK 28) - (土休日は御徒町駅 (JK 29)) - 上野駅 (JK 30) - 田端駅 (JK 34)
各駅停車
御徒町駅 (JK 29) - 上野駅 (JK 30) - 鶯谷駅 (JK 31)
JY 山手線
御徒町駅 (JY 04) - 上野駅 (JY 05) - 鶯谷駅 (JY 06)
東京地下鉄(東京メトロ)
G 銀座線
上野広小路駅 (G 15) - 上野駅 (G 16) - 稲荷町駅 (G 17)
H 日比谷線
  • THライナー停車駅(久喜行きは乗車のみ・恵比寿行きは降車のみの取扱い)
THライナー以外の列車
仲御徒町駅 (H 17) - 上野駅 (H 18) - 入谷駅 (H 19)

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ あるいは「宇都宮線(東北線)」。東北本線中距離電車としての愛称
  2. ^ 線路名称上は大宮駅-高崎駅間が高崎線と規定されているが、2019年現在の大宮駅発着全定期列車(湘南新宿ライン除く)が東北本線列車線を通じて当駅に乗り入れており、運転系統・旅客案内上は、大宮駅から当駅方面においても一部を除き「高崎線」と単独で案内される。これは、#概要にある通り、現在の高崎線となる路線が東北本線よりも先に当駅を起点駅として開業した歴史的経緯の名残である。
  3. ^ JL 常磐線各駅停車綾瀬駅から東京メトロ千代田線に直通しているため、当駅には乗り入れない。
  4. ^ 常磐線(各駅停車)北千住駅での乗り換えを必要とする。
  5. ^ ただし、高崎線のように「成田線」と単独で案内する例は見られない。
  6. ^ 宇都宮・高崎線は東海道線との普通・快速列車の相互直通運転、常磐線は東海道線品川駅を発着駅とする普通・快速・特急列車の片乗り入れ。宇都宮・高崎線の品川駅終着・東京駅始発、東海道線の当駅発着もあり。2015年3月13日までは、宇都宮線・高崎線・常磐線は、当駅を運転系統の起点としており、東京駅方面へは山手線と京浜東北線のみが運行されていたが、上野東京ラインの開通により、これら3系統の路線が東北本線の本来の起点である東京駅に乗り入れ、さらに直通運転を開始した。なお、平日夕方運行の宇都宮線・高崎線の通勤快速、土・休日夕方運行の宇都宮線「ラビット」・高崎線「アーバン」に関しては、従来通り当駅発着となっている。
  7. ^ 一部では▲451003の事務管コードを使った補充券等も見られる。
  8. ^ 2020年6月6日虎ノ門ヒルズ駅開業に伴い、駅番号を「H 17」から「H 18」へ変更。
  9. ^ 銀座駅霞ケ関駅新橋駅秋葉原駅御茶ノ水駅葛西駅と同時に導入。翌1994年に導入された後楽園駅も合わせて、営団では数少ない継続定期券発売機設置駅であった。
  10. ^ 一般利用できる寝台特急列車は東京駅を起点・終点とするサンライズ出雲サンライズ瀬戸のみとなった。
  11. ^ a b 当初は2020年4月21日の供用開始が予定されていた[報道 18]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止を理由に、延期された[報道 21]
  12. ^ ただし、改札外も含めると東京駅丸の内地下北口のグランスタ丸の内付近も該当する。
  13. ^ 高崎7:17発「たにがわ474」号上野行きと、上野18:52発「たにがわ473」号高崎行き。このうちたにがわ474号は、土曜・休日ダイヤ運休でかつ本庄早稲田駅を通過する。
  14. ^ 駅の案内表示上はホーム番号の表記はない。
  15. ^ ただし、東北本線列車線からは10 - 12番線、常磐線からは5番線への入線が不可能である。
  16. ^ 現在でも多くのホームで発車ベルが使用されている理由について、「集団就職で上京した人々の思い入れが強いから」という説も存在するが、乗りものニュースの記事『【豆知識】上野駅と新大久保駅が「ベル」であり続けるワケ』では、JR東日本の担当者が「積極的な理由はない」と回答しており、真偽は不明。
  17. ^ 2020年は渋谷駅改良工事の期間にあたるため、当路線を利用して渋谷駅へ行くことはできず、溜池山王駅で浅草方面に折り返し運転を行う。そのため終夜運転区間は溜池山王 - 浅草駅間となり、渋谷 - 溜池山王駅間は実施しない[報道 29]
  18. ^ 上野恩賜公園の桜にちなんだ選曲である。
  19. ^ 逆に1・2番線へ流れる客は少ない。これは、両線の沿線のほとんどの駅へ宇都宮線・高崎線の場合は赤羽駅などで、常磐線の場合は日暮里駅で、というように上野駅よりも手前の駅で乗り換えられることによる。
  20. ^ 全文は
    「ふるさとの訛なつかし
    停車場の人ごみの中に
    そを聴きにゆく」

出典

  1. ^ a b 『停車場変遷大辞典(国鉄・JR編I)』(JTB発行、1998年)
  2. ^ JR東日本公式ホームページ・上野駅情報
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ 保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その1.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.220、2001年
  5. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  6. ^ 高橋晃久、他「停車場の変遷についての研究:その4.上野駅の成立(3)構内店舗の変遷に関する一考察」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.631、2003年
  7. ^ 保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その2.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.305、2002年
  8. ^ a b c d e 交建設計・駅研グループ、1996、『駅のはなし 明治から平成まで』改訂初版、成山堂書店 ISBN 4-425-76032-8 pp. 142-143
  9. ^ 町野東彦、他「停車場の変遷についての研究:その3.上野駅本屋1号の広間空間について」『学術講演梗概集. 計画系 2002(F-2)』、社団法人日本建築学会、P.307、2002年
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  11. ^ 時事新報
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報道発表資料
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新聞記事
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  2. ^ “さらば 心の「上野18番線」”. 日本経済新聞 (東京都: 日本経済新聞社): p. 39. (1999年9月12日) 
  3. ^ a b “JR上野駅:13番ホームの発車ベル「あゝ上野駅」に変更”. 毎日新聞. (2013年6月19日). オリジナルの2013年9月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130921105943/http://mainichi.jp/select/news/20130620k0000m040018000c.html 2020年6月16日閲覧。 
  4. ^ 朝日新聞 2004年5月19日版

利用状況

JR・地下鉄の1日平均利用客数
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
新幹線の2012年度以降の乗車人員
東京府統計書
東京都統計年鑑
JR・地下鉄の統計データ
  1. ^ a b レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 行政資料集 - 台東区

参考文献

関連項目

外部リンク