「羽後本荘駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2018年6月3日) |
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|よみがな = うごほんじょう |
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2020年2月14日 (金) 23:52時点における版
羽後本荘駅 | |
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駅舎(2018年6月3日) | |
うごほんじょう Ugo-Honjō | |
所在地 | 秋田県由利本荘市西梵天85-1 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 由利高原鉄道 |
電報略号 | ホン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
(JR東日本)-2018年- 1,088人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
(由利高原鉄道)-2018年- 293人/日 |
開業年月日 | 1922年(大正11年)6月30日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■羽越本線(JR東日本) |
キロ程 | 228.9 km(新津起点) |
◄西目 (5.8 km) (7.1 km) 羽後岩谷► | |
所属路線 | ■由利高原鉄道鳥海山ろく線 |
キロ程 | 0.0 km(羽後本荘起点) |
(2.2km) 薬師堂► | |
備考 |
共同使用駅 JR東日本:直営駅(管理駅) JR東日本:みどりの窓口 有 |
羽後本荘駅(うごほんじょうえき)は、秋田県由利本荘市西梵天(にしぼんてん)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・由利高原鉄道の駅である。
本稿では、駅周辺にある日本貨物鉄道(JR貨物)のコンテナ集配基地、羽後本荘オフレールステーションについても記述する。
概要
JR東日本の羽越本線と、由利高原鉄道の鳥海山ろく線が乗り入れ、接続駅となっている。鳥海山ろく線については当駅が起点である。
由利本荘市の中心駅であり、特急「いなほ」が停車する。かつては寝台特急「あけぼの」や「日本海」、臨時快速「きらきらうえつ」も停車していた。
歴史
- 1922年(大正11年)
- 1924年(大正13年)4月20日:羽越線(後の羽越本線)に所属線を変更。
- 1937年(昭和12年)9月1日:横荘鉄道西線が国有化され国鉄矢島線となる。
- 1961年(昭和36年):秋田機関区羽後本荘支区を開設。
- 1972年(昭和47年)10月14日:矢島線無煙化による蒸気機関車さよなら列車運転。
- 1972年(昭和47年)10月15日:秋田機関区羽後本荘支区廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:コンテナ貨物の取扱を開始。
- 1985年(昭和60年)10月1日:国鉄矢島線が第三セクター化、由利高原鉄道鳥海山ろく線となる。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物・貨物の取扱を廃止。羽後本荘コンテナセンターを設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。羽後本荘コンテナセンターは日本貨物鉄道(JR貨物)に継承。
- 2006年(平成18年)4月1日:羽後本荘コンテナセンターが羽後本荘オフレールステーションに改称。
- 2007年(平成19年)3月25日:JR線乗り場の自動改札機が稼働開始。
- 2009年(平成21年)3月9日:JR線乗り場の新しい電光掲示板が稼働開始。これにより、首都圏に導入の電光掲示板と同じタイプの物となった。
- 2010年(平成22年)4月1日:本楯駅 - 上浜駅間各駅の管理が象潟駅から当駅に変更となる。
- 2012年(平成24年)6月30日:駅前に特設広場が設けられ、開業90周年記念イベントが行われた。
- 2013年(平成25年)4月1日:本荘駅前バス停に高速バス仙台 - 酒田・本荘線が乗り入れ開始。
- 2015年(平成25年)9月30日:この日をもって、びゅうプラザ羽後本荘駅の営業終了。
- 2018年(平成30年)6月30日:キオスク営業終了。[3]
- 2019年(令和元年)6月15日:駅舎改築に伴い、同日朝5時から仮駅舎での営業を開始。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎はホームの西側にある。
JRは、1・2番線(第1ホーム)、3番線(第2ホーム)を使用する。由利高原鉄道は、4番線(第2ホーム)を使用している。通路と陸橋はJR・由利高原鉄道で共用しているが、改札口は別であり、乗降する会社のものを使用することになる。出札口も、JRと由利高原鉄道のものが別々にある。国鉄末期には1・2番線ホーム中間に森川弁当部が売店を営業していた。(キオスク受託運営&駅弁そばうどんを販売) また4番線ホームにはトイレが設置されていた。
乗り換えの際に時間がない時は改札に行く必要はなく、JRから由利高原鉄道に乗り換える場合、乗車の際に整理券を取り、降りる際に車内精算となる。由利高原鉄道からJRに乗り換える場合、由利高原鉄道線の乗務員から精算証明書をもらい、JR乗り換え後に係員に提示する。矢島駅では、秋田駅まで及び象潟駅までのJR各駅分を発売している。
JRの駅は直営駅である。管理駅として、本楯駅 - 道川駅間の各駅を管理する(象潟駅を除く)。駅舎には自動券売機、自動改札機3機、待合室、みどりの窓口(営業時間5:50 - 22:00)がある。なお、2015年9月30日まで、びゅうプラザが営業していた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■羽越本線 | 下り | 秋田方面[4] |
2 | 上り | 酒田・鶴岡方面[4] | |
3 | (待避線および当駅始発) | ||
4 | ■鳥海山ろく線 | - | 前郷・矢島方面 |
- 別に留置線が敷設されているが、電化されていないため使われていない。
- 夜間滞泊列車は3番線を使う。
- 由利高原鉄道4番線のすぐ隣に羽越本線3番線秋田方と由利高原鉄道をつなぐ側線があり、由利高原鉄道がメーカーからの車両を搬入するときにだけ使用されている(通常は途中に簡易車止めが置かれ、由利高原鉄道の保守用車が留置)。
羽後本荘オフレールステーション
羽後本荘オフレールステーション(略称、羽後本荘ORS)は、駅の東側にあるJR貨物のコンテナ集配基地(オフレールステーション)。線路は敷設されていないため貨物駅ではなく、貨物列車の発着もない。現在は列車代替のトラック便が1日3往復、秋田貨物駅との間に運行されている。
取扱貨物は、コンテナ貨物のみで、12ftコンテナを取り扱っている。
1986年に駅での貨物取扱が廃止され、代替として羽後本荘コンテナセンターが設置された。その後2006年の名称整理の際に羽後本荘オフレールステーションに改称した。
利用状況
- JR東日本
2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は1,088人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,021 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,951 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,868 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,762 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,703 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,642 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,600 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,516 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,415 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,367 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,338 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,316 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,301 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,333 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,240 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,225 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,159 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,109 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,088 | [利用客数 1] |
- 由利高原鉄道
1日乗降人員推移 [5] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2018年 | 293 |
駅周辺
周辺は由利本荘市(旧・本荘市)の中心部である。
駅東部
再開発が進められ、ショッピングモールなども多く設置されている。
バス路線
羽後交通の路線バスが、「本荘駅前」または「本荘駅前角」で連絡する(由利本荘市循環バスの事業主体は由利本荘市で、羽後交通に委託する形をとっている)。実質的なバスターミナルは、当駅からバスで約5分(徒歩で20分~25分程度)の場所にある、羽後交通本荘自動車営業所となる(循環バスも、「羽後交通前」の停留所名で停車する)。
- 本荘駅前
- (市内線) 本荘営業所 - 本荘駅前 - ぱいんすぱ - 本荘駅前 - 本荘営業所
- (本荘中央線) 本荘営業所 - 本荘駅前 - 中央通り - 飛鳥大橋 - 組合病院 - イオン本荘
- (特急由利工業高校線) 由利工業高校 - 本荘駅前 - 矢島駅 - 矢島郵便局前
- (本荘伏見線) 本荘営業所 - 組合病院 - 本荘駅前 - 矢島駅 - 矢島郵便局前 - 鳥海総合支所前 - 菜らんど(一部組合病院不経由)(一部矢島郵便局前止まり)
- (福祉エリア線) 本荘営業所 - 本荘駅前 - 福祉エリア(平日のみ運行)
- (県立大学線) 本荘駅前 - 県立大学前(大学休校日運休・イベント時は運行する場合あり)
- (黒渕線) 本荘営業所 - 組合病院 - 本荘駅前 - 玉米 - 黒渕 (一部玉米止まり)
- (夜行高速バス) 「エクスプレス鳥海号」東京駅(羽後交通、関東バス)
- (昼行高速バス) 仙台(宮交仙台高速バスセンター)(羽後交通、庄内交通)
- 羽後本荘駅
- 由利本荘市循環バス 東西線 古雪町→中梵天→鶴舞温泉→羽後本荘駅
- 由利本荘市循環バス 南北線 安楽温泉前→鶴舞温泉→本荘第一病院前→古雪町→羽後本荘駅
- 本荘駅前角
その他
隣の駅
- 由利高原鉄道
- ■鳥海山ろく線
- 羽後本荘駅 - 薬師堂駅
脚注
記事本文
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(羽後本荘駅):JR東日本
- 羽後本荘駅(各駅情報) - 由利高原鉄道