「大曲駅 (秋田県)」の版間の差分
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|画像説明 = 西口(2013年9月20日) |
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|よみがな = おおまがり |
|よみがな = おおまがり |
2020年2月15日 (土) 00:02時点における版
大曲駅 | |
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西口(2013年9月20日) | |
おおまがり Ōmagari | |
所在地 | 秋田県大仙市大曲通町6-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | マリ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,043人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)12月21日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■秋田新幹線 |
キロ程 |
75.6km(盛岡起点) 東京から610.9 km |
◄角館 (16.8 km) (51.7 km) 秋田► | |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 247.0 km(福島起点) |
◄飯詰 (7.2 km) (6.0 km) 神宮寺► | |
所属路線 | ■田沢湖線 |
キロ程 | 75.6 km(*盛岡起点) |
◄北大曲 (3.6km) | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 正式な起点は当駅 |
大曲駅(おおまがりえき)は、秋田県大仙市大曲通町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。大仙市の代表駅である。事務管コードは▲220847[1]。
乗り入れ路線
乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である奥羽本線[2]と、当駅を終点とする田沢湖線の2路線である。また当駅はミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっており、同新幹線は田沢湖線と奥羽本線秋田駅方面とを直通運転している。このため田沢湖線は新幹線に合わせた標準軌(軌間1,435mm)が用いられており、奥羽本線秋田駅方面は在来線列車用の狭軌(軌間1,067mm)と、秋田新幹線用の標準軌との並列区間となっている。
歴史
- 1904年(明治37年)12月21日:官設鉄道(国鉄)奥羽北線の駅として仙北郡大曲町に開業(当時は地上駅)。
- 1921年(大正10年)7月30日:生保内軽便線(のち国鉄田沢湖線)が当駅から角館駅まで開業する。
- 1922年(大正11年)9月2日:生保内軽便線が国鉄生保内線に改称する。
- 1963年(昭和38年):横手機関区大曲支区からSLの配置が無くなる。
- 1965年(昭和40年)頃:横手機関区大曲支区廃止。
- 1966年(昭和41年)10月20日:生保内線が田沢湖線に編入し、田沢湖線の終点駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年):通産省グッドデザイン賞建築・環境デザイン部門・受賞[3]。
- 1999年(平成11年):新幹線改札口に自動改札機導入。
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
- 2004年(平成16年)12月21日:開業100周年。10月23日記念イベント開催。リゾートしらかみ延長運転などが行われた。
- 2009年(平成21年)3月21日:在来線自動改札機導入。
- 2010年(平成22年)5月8日:E6系導入に伴う新幹線ホーム延伸工事のため、新幹線乗換改札口が従来の位置より横手方に移設される。
- 2012年(平成24年)8月9日:発車メロディとして、秋田民謡の1つである「秋田おばこ節」の使用が開始される[4]。
- 2017年(平成29年)7月1日:新幹線ホーム(11・12番線)の発車メロディが全国花火競技大会オープニング曲「夢の空」に変更される[5]。
- 2019年(令和元年)9月30日:当駅のびゅうプラザが廃止となる[6]。
駅構造
のりば
在来線ホームは単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線である。3番線は田沢湖線用の標準軌であり、線路はホームの中程で途切れている。
新幹線ホームは頭端式ホーム1面2線である。在来線ホームに比べると狭い。秋田新幹線は田沢湖線 - 奥羽本線秋田方面の直通のため、当駅でスイッチバックが行われる。在来線島式ホームの田沢湖線用線路終端部付近に中間改札が設けられており、そこから新幹線ホームへ通路が延びている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
狭軌 | |||
1 | ■奥羽本線 | 下り | 刈和野・秋田方面 |
2 | 上り | 横手・湯沢方面 | |
標準軌 | |||
3 | ■田沢湖線 | - | 角館・田沢湖方面 |
11 | ■秋田新幹線 | 上り | 盛岡・仙台・東京方面 |
12 | 下り | 秋田方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
構内
中央改札口は2階にある。ただし、全国花火競技大会開催時は、東口(旧中央口など)1階に臨時改札口が設置される。
直営駅(駅長配置)である。新幹線乗換改札口はJR東日本東北総合サービスに委託している。管理駅として、田沢湖線の鑓見内駅・羽後四ツ屋駅・北大曲駅および奥羽本線の神宮寺駅 - 羽後境駅間の各駅を管理する。
みどりの窓口(営業時間:6時00分 - 19時40分)、指定席券売機(営業時間:6時00分 - 23時30分)、自動券売機がある。また新幹線乗換改札口には新幹線自動改札機が3台、中央改札口には在来線自動改札機(モバイルSuica特急券用にモバイルSuica対応)が4台設置されている。新幹線ホーム、みどりの窓口兼待合所にはキオスクがある。
1965年あたりまでは構内に横手機関区大曲支区が設置されていた。1963年まではSLも配置されており、国鉄C11形蒸気機関車が3両配置されていた(C11 66、107、135)。 現在は既に撤去済みだが、機関区構内には転車台も設置されていた。
全国花火競技大会開催時
- 花火大会開催日は臨時改札口の他、行先別に区分けするためのフェンスが設置される。
- 盛岡方面のこまちは定期列車の仙台行の1本を除いて雫石駅までノンストップ運転し、盛岡駅止まりとなる。[8]
- こまちは指定席券を優先に改札を行い、その後各便250名をめどに特定特急券(立席)を持つ乗客を入場させる。[要出典]
-
中央改札口
-
新幹線乗換改札口
-
全国花火競技大会開催時は、臨時改札口が開設される。(2005年8月27日撮影)
-
臨時改札口(2013年8月23日撮影)
-
新幹線乗換改札口、E6系導入を前に、ホーム有効長を確保するため横手方に移設された。
-
新幹線ホーム
-
在来線ホーム(2008年5月)
-
田沢湖線終点の案内[注釈 1]
-
駅舎内階段付近。改札や窓口は跨線橋と同じ2階にある。(2008年5月)
駅弁
かつて販売されていた主な駅弁は下記の通り[9]。
- 秋田日本海たこびより
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は2,043人である[利用客数 1]。これは、秋田県内では秋田駅、土崎駅に次いで第3位である。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 2,748 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 2,631 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 2,479 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 2,423 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 2,389 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 2,337 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 2,350 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,273 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,247 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,153 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2,160 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2,066 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 2,086 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,150 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,093 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,127 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,078 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,070 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,043 | [利用客数 1] |
駅周辺
|
|
バス路線
駅前にも停留所はあるが、ほとんどの系統は「大曲バスターミナル」(西口から徒歩2分。大仙市大曲通町10-1)発着である[10]。 路線バスはすべて羽後交通が運行している。
- 路線バス
- 角館線
- 横手大曲線 など
- コミュニティバス
- 大仙市循環バス「200バス」(大曲駅前発着)
- 高速バス(大曲バスターミナル発着)
- 高速バス(東口発着)
その他
- 「眩い銀が美しく光る未来的な駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■秋田新幹線
- ■奥羽本線
- ■田沢湖線
- 北大曲駅 - 大曲駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ 鉄道要覧記載上の起点は大曲駅だが、列車運行上は盛岡駅が起点で盛岡駅に0キロポストがある。(2008年5月)
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ JR大曲駅 - Good Design Award〔受賞企業は鈴木エドワード建築設計事務所・東日本旅客鉄道の2社である〕
- ^ “JR大曲駅の発車メロディー変更について” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社 (2012年8月6日). 2012年8月26日閲覧。
- ^ 大曲駅新幹線ホームの発車メロディを変更します
- ^ びゅうプラザ大曲駅は2019年9月30日(月)をもって営業を終了することになりました。 - JR東日本秋田支社 2019年7月25日
- ^ a b “2011大曲の花火ときめきウォークマップvol.6” (PDF). 大曲商工会議所. 2012年5月5日閲覧。
- ^ 大曲の花火公式ページより
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、661頁。
- ^ “大曲バスターミナル 発着場所の変更” (PDF). 羽後交通株式会社. 2011年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月18日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(大曲駅):JR東日本