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== 社歌 ==
== 社歌 ==
[[社歌]]はJR東日本と同様『明け行く空に』。歌手は[[サーカス (歌手)|サーカス]]。
[[社歌]]はJR東日本と同様『明け行く空に』。歌手は[[サーカス (コーラスグループ)|サーカス]]。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2021年7月6日 (火) 11:31時点における版

株式会社JR東日本ステーションサービス
JR East Station Service Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 JESS(ジェス)
本社所在地 日本の旗 日本
151-0053
東京都渋谷区代々木二丁目7番7号
南新宿277ビル 6階
設立 2013年4月1日
業種 サービス業
法人番号 5013301033571 ウィキデータを編集
事業内容 駅業務・研修業務・運輸収入管理業務
代表者 代表取締役社長 北村 壽秀
資本金 5000万円
売上高 130億円(2018年度実績)
純利益 2億1400万円(2020年03月31日時点)[1]
総資産 44億7100万円(2020年03月31日時点)[1]
従業員数 3,400名(2020年9月現在)
主要株主 東日本旅客鉄道 100%
外部リンク http://www.je-ss.co.jp/
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株式会社JR東日本ステーションサービス(ジェイアールひがしにほんステーションサービス、英語略称: JESS)は、東日本を中心として駅業務、研修業務および運輸収入管理業務等を受託する鉄道業務受託事業者(ステーションサービス)である。愛称は『JESS(ジェス)』。コーポレートカラー色。東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社(連結子会社)[2]であり同社より重要子会社として駅業務、営業研修センター、運輸収入センターを受託している。両襟に緑の線が入った制服を着ている駅係員がJESSの社員である。

沿革

  • 2013年平成25年)4月1日:株式会社東日本環境アクセス(現:JR東日本環境アクセス)の「駅業務事業部門」を新設分割する形で設立[2]
    • 148駅を受託。
  • 2014年(平成26年)4月1日:JR東日本営業研修センターの業務を受託。
  • 2015年(平成27年)
    • 2月1日:JR東日本運輸収入センターの業務を受託。
    • 7月1日:JR東日本グループ事業の再編に伴い、JR東日本高崎支社、水戸支社、千葉支社の駅業務を受託し、7支店を開設。JR東日本の地区エリアに合わせた駅務管区制の導入。
    • 200駅を受託。
  • 2017年(平成29年)5月24日:本店を東京都豊島区西池袋一丁目11番1号から現在地に移転。
  • 2018年(平成30年):300駅を受託。
  • 2020年(令和2年):高輪ゲートウェイ駅を開業後、業務受託。

事業内容

  • 主にJR東日本の東京、横浜、八王子、大宮、高崎、水戸、千葉の首都圏を中心とした7支社管内の駅業務を担当している。
    • 鉄道事業の駅業務等の受託事業
    • 社員等の教育研修に関する事業
    • 採用、人事、勤務、人材育成、総務に関する業務等の受託事業
    • 鉄道事業における各種清算及び計算事務等の受託事業
    • 上記に付随する一切の事業

2015年6月30日までは、千葉支社管内はJR千葉鉄道サービス、水戸支社管内はJR水戸鉄道サービス、高崎支社管内はJR高崎鉄道サービスの管轄となっていたが、2015年7月1日付けで当社に集約(吸収分割等ではなく、JR東日本が委託契約先を当社に切り替えた。またそれに合わせて、千葉支店・水戸支店・高崎支店を設立)された[3][出典無効]。 社員は乗務員のキャリアステップはないが、いくつかの駅を経験した後、適性に応じて支店業務や本社業務を担当し、駅の管理業務に就く。現業と非現業を行き来する人事システムを構築している。

駅業務

JR東日本の首都圏エリア(東京横浜八王子大宮千葉水戸高崎各支社管内)の駅業務を運営しており、お客さまのご案内やきっぷの精算を主として行う改札業務や、きっぷや定期券の発売等を行うみどりの窓口での業務、お身体の不自由なお客さまのサポートを行う業務など、駅における業務全般を行っている。 業務全般を行う一括受託駅では改札口での改札業務や、みどりの窓口での出札業務、ホーム上での乗降終了合図等を用いた安全確認業務を行う。また、一部の業務を行う一部委託業務である、東京駅・新宿駅・大宮駅・上野駅・品川駅といった駅では改札口・みどりの窓口の業務を受託する形で運営を行っている。更に2019年3月以降、秋葉原駅高田馬場駅吉祥寺駅恵比寿駅を始めとする、乗降客数の多い駅を一括受託した他、新たに開業した高輪ゲートウェイ駅を全面的に受託するなどその範囲は年々広がっている。2020年10月現在の受託駅数は330駅以上である。駅無人化やJR東日本グループの他のステーションサービスに委託先が変更される事もある。また、駅管区制を採用しているため管区長、副管区長が存在する。一般駅社員の名称は駅務係である。

本社

本社(新宿)には、経営企画部、駅業務部、総務部、監査室がある。企画業務を担う社員は、駅業務で経験を積み異動により配属された社員や、企画部門試験に合格して配属された社員など様々である。

受託駅

各支店はJR東日本が運営する駅を含む支店管内の駅巡回等や、地域への企画業務を行っている。

東京支店

横浜支店

八王子支店

大宮支店

千葉支店

水戸支店

高崎支店

研修業務

JR東日本営業研修センター・大宮支社研修センターを運営。自社社員、JR東日本社員及びJR東日本グループの社員などを対象とした、様々な研修を実施している。

運輸収入管理業務

JR東日本全体の鉄道営業収入の確定、他のJR旅客会社・私鉄・旅行会社(AGT)との清算、駅やびゅうプラザなどの発売整理に係る問い合わせ、発売帳票の内容審査などの業務を行っている。

社歌

社歌はJR東日本と同様『明け行く空に』。歌手はサーカス

脚注

関連項目

外部リンク