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「新庄駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:16時点における版

新庄駅
西口
しんじょう
Shinjō

地図

新庄駅の位置(山形県内)
新庄駅
新庄駅
新庄駅位置図(山形県)
所在地 山形県新庄市多門町1-1
北緯38度45分45.65秒 東経140度18分21.83秒 / 北緯38.7626806度 東経140.3060639度 / 38.7626806; 140.3060639座標: 北緯38度45分45.65秒 東経140度18分21.83秒 / 北緯38.7626806度 東経140.3060639度 / 38.7626806; 140.3060639
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 シウ←シヨ
駅構造 地上駅
ホーム 5面5線
乗車人員
-統計年度-
1,393人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1903年明治36年)6月11日
乗入路線 4 路線
所属路線 山形新幹線
キロ程 148.6km(福島起点)
東京から421.4 km
大石田 (21.7 km)
所属路線 奥羽本線
(当駅より舟形方は山形線
キロ程 148.6 km(福島起点)
舟形 (8.3 km)
(5.6 km) 泉田
所属路線 陸羽西線
キロ程 0.0 km(新庄起点)
(7.5 km) 升形
所属路線 陸羽東線
キロ程 94.1 km(小牛田起点)
南新庄 (4.9 km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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東口駅舎

新庄駅(しんじょうえき)は、山形県新庄市多門町(たもんまち)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ路線

乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である[1]奥羽本線に、当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線を加えた3路線である。

当駅は奥羽本線上を走るミニ新幹線である山形新幹線の終着駅となっている。新幹線車両が走行できるようにするため、奥羽本線の福島駅 - 当駅間は新幹線と同じ軌間1,435mmの標準軌に改軌されている。このため、1,067mmの狭軌のままとなっている奥羽本線秋田駅方面、および他路線との直通運転は不可能となっている。標準軌化された奥羽本線山形駅方面には、在来線としての愛称として「山形線」が設定されている。

歴史

旧駅舎

駅構造

山形方面と秋田方面は軌間が異なるため、同一車両での直通はできない(奥羽本線秋田方面・陸羽西線と陸羽東線は5番線を介して狭軌レールがつながっているため直通可)。そのため当駅の構造は、1・2番線(山形方面)と3・4番線(秋田、酒田方面)が頭端式ホームで向き合う変則的なものになっている。5番線は2・4番線の東側にある。またこの構造に由来して、階段を使わずに各乗り場間の行き来が可能であり、バリアフリーとなっている。なお秋田駅山形駅のような新幹線乗換改札口はない(このため、モバイルSuicaで当駅改札を入場した乗客以外は新幹線乗車後に検札がある)。2008年3月、有人改札口と在来線ホームとの境目にモバイルSuica専用の自動改札機が設置された(通常のSuicaには対応していない)。

レンガ造りの車庫

駅東口駅前広場を除く構内東側の一帯は新庄運転区である。新庄運転区には蒸気機関車転車台が使用可能な状態で残されており、陸羽東線にてSLの臨時運行が行われる年もある。また駅構内の南側が山形線、北側が奥羽本線、陸羽東線、陸羽西線車両の車庫になっており、そのうち北側にはレンガ造りの車庫がある。

かつては貨物も取り扱っており、駅西口北側に1面2線の貨物ホームや貨車仕分け線が広がっていた。そこでは有蓋車など奥羽本線を行き来する貨物列車が停車する風景がよく見られた。後述する「ゆめりあ」の一部やその後背地に広がる駐車場、鉄道弘済会の施設、広大な空き地などが貨物施設の遺構である。運賃表は現駅舎開業以降は独自のデザインであったが、2014年の消費増税時にJR東日本標準のデザインに変更された。

直営駅みどりの窓口指定席券売機がある。駅レンタカー設置。管理駅として、奥羽本線の大石田駅 - 及位駅間、陸羽東線の堺田駅 - 南新庄駅間、陸羽西線の升形駅 - 南野駅間の各駅を管理している。

当駅は最上地方各市町村の共同出資の交流拠点ともなっており、「ゆめりあ」という愛称がある。"夢"と"エリア"を組み合わせた造語である。館内には案内所、物産館、イベントスペースなどが備えられ、東口に向かう連絡通路は、ギャラリースペースとなっている。

のりば

番線 路線 行先 備考
標準軌
1 山形新幹線 山形福島東京方面  
2 山形線  
狭軌
3 陸羽西線 古口余目酒田方面 一部列車は5番線から発車
4 奥羽本線 真室川湯沢横手大曲秋田方面 一部列車は3番線から発車
5 陸羽東線 鳴子温泉古川方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

駅弁

主な駅弁は下記の通り[3]

  • 最上のとりもつ弁当
  • 牛肉どまん中
  • 牛肉どまん中(みそ)

利用状況

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は1,393人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 2,373 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 2,345 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 2,290 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 2,213 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 2,044 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,960 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,881 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,810 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,752 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,679 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,593 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,508 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,582 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,605 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,513 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,481 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,476 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,448 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,393 [利用客数 1]

駅周辺

駅前の様子(西口)
駅前の様子(西口)
東口ロータリー
東口ロータリー

西口が中心部に出る玄関口である。西口には山交バスののりばがある。ロータリーにはカラクリ時計が設置されている。

一方東口は国道13号に面している。東口にはパークアンドライドを図り1,000台の無料駐車場が用意されている。観光バスののりばがある。駅前は公園として整備され、「最上中央公園(かむてん広場)」と呼ばれている。

バス路線

その他

  • 「未来的なデザインの駅舎」として、2002年(平成14年)に東北の駅百選に選定されている。また、2000年(平成12年)にも鉄道建築協会の選定する鉄道建築協会賞のうち鉄道局長賞を鉄道局長賞を受賞している[4]
  • 3、4番線の北側にホーム跡が残っている。陸羽西線は、それを避けるように通る。2度ポイントを渡る。(1970年代に走っていた仙台発(新庄・余目経由)羽後本荘行『急行もがみ』は、仙台発(鳴子・湯沢・秋田経由)青森行『千秋1号』と併結運転され新庄で分割されていたが、新庄駅ではまずホームに進入し切り放し後、もがみ号は陸羽西線用のホームに移動してから出発していた。)

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
山形新幹線
大石田駅 - 新庄駅
山形線(奥羽本線山形方面)
舟形駅 - *(鳥越信号場) - 新庄駅
*打消線は廃止信号場
奥羽本線(秋田方面)
新庄駅 - 泉田駅
陸羽西線
快速「最上川」
新庄駅 - (下りは升形駅) - 古口駅
普通
新庄駅 - 升形駅
陸羽東線
普通
南新庄駅 - 新庄駅

脚注

記事本文

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』通巻664号 P121
  3. ^ 『JR時刻表』2015年7月号、交通新聞社、2015年、653頁。 
  4. ^ “新庄駅が鉄道局長賞”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (2000年10月27日) 

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。

関連項目

外部リンク