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白坂町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 瀬戸市 > 白坂町
白坂町
白坂町の位置(愛知県内)
白坂町
白坂町
白坂町の位置
北緯35度13分23.5秒 東経137度8分46.6秒 / 北緯35.223194度 東経137.146278度 / 35.223194; 137.146278
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 瀬戸市
地区[1] 東名連区
町名制定[2] 1943年昭和18年)8月9日
面積
 • 合計 0.541402654 km2
標高 276.9 m
人口
2024年令和6年)1月1日現在)[5]
 • 合計 131人
 • 密度 240人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
489-0017[6]
市外局番 0561(瀬戸MA[7]
ナンバープレート 尾張小牧

白坂町(しらさかちょう)は、愛知県瀬戸市東名連区の町名。丁番を持たない単独町名である。

地理

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河川

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  • 赤津川 : 町の南端、南白坂町・凧山町との境界部を西流している。
  • 尋所洞川(赤津川支流) : 町の中央部、雲興寺の西側を南流し、町の南端で赤津川に注ぎ込んでいる。

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 瀬戸市立にじの丘小学校 瀬戸市立にじの丘中学校 尾張学区

歴史

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町名の由来

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1430年永享2年)の真毓譲状に「尾張国山田郡飽津保内白坂雲興寺」と見えるように、室町時代からこの辺りは白坂と呼ばれており、町名設定の際にその地名をとってつけられたと推察される[11]。この地は猿投山北山麓に辺り、赤津村地内では雪が最も早く、たくさん積もり、雪の坂道が長く続くところから白坂と呼ばれるようになったという説や、昔からこの坂道はサバ土(陶土)を積んだ牛車がひっきりなしに通るため、いつも白い砂埃が立っていたところから白坂と呼ばれるようになったという説がある[12]

沿革

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世帯数と人口

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2024年令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]

町丁 世帯数 人口
白坂町 69世帯 131人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年平成7年) 222人 [13]
2000年(平成12年) 196人 [14]
2005年(平成17年) 167人 [15]
2010年(平成22年) 170人 [16]
2015年(平成27年) 146人 [17]
2020年令和2年) 133人 [18]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 62世帯 [13]
2000年(平成12年) 64世帯 [14]
2005年(平成17年) 56世帯 [15]
2010年(平成22年) 57世帯 [16]
2015年(平成27年) 53世帯 [17]
2020年(令和2年) 55世帯 [18]

交通

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鉄道

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町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。

バス

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町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、名鉄バス本地ヶ原線」【10】系統、同「東山線」【11】【12】系統の赤津バス停になる。

2008年3月31日までは、土曜・休日のみ運行の便(瀬戸駅前 - 古瀬戸 - 赤津 - 雲興寺 系統)があり[19]白坂町バス停雲興寺バス停が存在していた[20]

道路

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愛知県道33号瀬戸設楽線[8] : 町の南部を東西に通っている。

施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
1
略地図
1
雲興寺
  • 雲興寺[8]曹洞宗。盗難除けの守護身である護法性空威徳山神が祀られていることで有名[21]

その他

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日本郵便

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脚注

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出典

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  1. ^ 町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月13日閲覧。
  2. ^ a b 瀬戸市 1943.
  3. ^ 愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2021年8月9日閲覧。
  4. ^ 瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年10月1日閲覧。
  5. ^ a b 人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月13日). 2024年1月13日閲覧。
  6. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月9日閲覧。
  7. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年8月9日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1703.
  9. ^ 町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年1月13日閲覧。
  10. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年8月9日閲覧。
  11. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 696.
  12. ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 169.
  13. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年8月9日閲覧。
  14. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年8月9日閲覧。
  15. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年8月9日閲覧。
  16. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年8月9日閲覧。
  17. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年8月9日閲覧。
  18. ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年4月10日閲覧。
  19. ^ 平成20年4月1日付け廃止申し出路線に係る対応について” (PDF). 愛知県. 2021年8月9日閲覧。
  20. ^ 瀬戸・尾張旭地区バス路線図2007.4.1 - 路線図ドットコム”. 公共交通利用促進ネットワーク. 2021年8月9日閲覧。
  21. ^ 雲興寺 - Setopedia”. 瀬戸市 (2015年4月6日). 2021年8月9日閲覧。
  22. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月9日閲覧。

参考文献

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  • 瀬戸市 編『昭和18年8月9日施行 町名設定調書(其ノ三)赤津地区』瀬戸市、1943年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。 

関連項目

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外部リンク

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