美濃池町
表示
美濃池町 | |
---|---|
美濃池町交差点 | |
北緯35度12分30.6秒 東経137度4分15.4秒 / 北緯35.208500度 東経137.070944度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 長根連区 |
町名制定[2] | 1943年(昭和18年)8月9日 |
面積 | |
• 合計 | 0.118199552 km2 |
標高 | 70.0 m |
人口 | |
• 合計 | 533人 |
• 密度 | 4,500人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0932[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
美濃池町(みののいけちょう)は、愛知県瀬戸市長根連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
[編集]- 瀬戸市の南西部に位置する[8]。西を高根町、北を城ケ根町、東を神川町、南を東本地町と隣接している[8]。
- 田園地帯であったが、近年農地の中に住宅や工場が進出している[8]。特に紙器・電機・自動車関係企業の進出が著しい[8]。
河川
[編集]学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 瀬戸市立長根小学校 | 瀬戸市立水無瀬中学校 | 尾張学区 |
歴史
[編集]町名の由来
[編集]この地は、旧美濃池村の一部であり、町名設定の際に旧村名を採って名付けられたと推測される[11]。
沿革
[編集]この項では、美濃ノ池の地名の変遷についても述べる。
- 江戸時代には、尾張国春日井郡の尾張藩領水野代官所支配の美濃池村となる[注釈 1][11]。
- 1880年(明治13年)2月5日 - 春日井郡が東西に分割され、東春日井郡美濃池村となる[11][12]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市町村制施行の際、美濃池村と稲葉村・三郷村・今村が合併して八白村となり、八白村大字美濃ノ池となる[13][14]。
- 1906年(明治39年)7月16日 - 八白村が印場村・新居村と合併して旭村となり、旭村大字美濃ノ池となる[15][14]。
- 1925年(大正14年)8月25日 - 旭村大字美濃ノ池が瀬戸町に編入し、瀬戸町大字美濃ノ池となる[注釈 2][16][14]。
- 1929年(昭和4年)10月1日 - 瀬戸町が市制施行して瀬戸市になり、瀬戸市大字美濃ノ池となる[17][14]。
- 1943年(昭和18年)8月9日 - 瀬戸市大字美濃ノ池字丸根下・山ノ田・森腰・南田の各一部により、同市美濃池町として成立[2]。なお、瀬戸市大字美濃ノ池は、同日に神川町・瘤木町・城ケ根町・美濃池町となり消滅する[2][11]。
- 1974年(昭和49年)11月2日 - 町域の一部を高根町に編入[18]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
美濃池町 | 257世帯 | 533人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 434人 | [19] | |
2000年(平成12年) | 430人 | [20] | |
2005年(平成17年) | 502人 | [21] | |
2010年(平成22年) | 569人 | [22] | |
2015年(平成27年) | 529人 | [23] | |
2020年(令和2年) | 537人 | [24] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 148世帯 | [19] | |
2000年(平成12年) | 158世帯 | [20] | |
2005年(平成17年) | 201世帯 | [21] | |
2010年(平成22年) | 237世帯 | [22] | |
2015年(平成27年) | 222世帯 | [23] | |
2020年(令和2年) | 238世帯 | [24] |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線瀬戸口駅になる。
バス
[編集]- 【35】名鉄バスセンター - 引山 - 四軒家 - 本地ヶ原 - 菱野団地 系統 : 神川バス停[注釈 3]
道路
[編集]- 愛知県道22号瀬戸環状線[8] : 町の中央部を東西に通っている。
施設
[編集]- 八王子神社[8] : 応永年間(1394〜1428年)の創建とされ、その後十数度に渡って改築再建がくり返されたが、1976年(昭和51年)に現在の社拝殿を再建[25]。祭神は須佐之男命の八王子[25]。
- 中日新聞瀬戸長根専売店 柴田新聞店
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c 瀬戸市 1943.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2021年11月14日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年10月23日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月27日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年11月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1706.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1294.
- ^ 東春日井郡 1923, p. 28.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 1294, 1355.
- ^ a b c d “市の沿革”. 瀬戸市 (2017年3月31日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 89, 1294, 1355.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 89, 1294.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 743, 1294.
- ^ 瀬戸市 1974.
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年11月14日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年4月30日閲覧。
- ^ a b “八王子神社(美濃池町) - Setopedia”. 瀬戸市 (2015年4月6日). 2021年11月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年11月14日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 東春日井郡 編『東春日井郡誌』東春日井郡、1923年。
- 瀬戸市 編『昭和18年8月9日施行 町名設定調書(其ノ二)今・美濃池地区』瀬戸市、1943年。
- 瀬戸市 編『昭和49年11月12日施行 町名設定調書 本地地区[本地三工区]』瀬戸市、1974年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 瀬戸市ホームページ
- 名鉄バスホームページ
- 国立国会図書館デジタルコレクション - 東春日井郡誌
- ウィキメディア・コモンズには、美濃池町に関するカテゴリがあります。
高根町 | 城ケ根町 | |||
高根町 | 神川町 | |||
美濃池町 | ||||
東本地町 |