若宮町 (瀬戸市)
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若宮町 | |
---|---|
山口堰堤(若宮町・海上町境) | |
北緯35度12分4.1秒 東経137度6分42.3秒 / 北緯35.201139度 東経137.111750度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 山口連区 |
町名制定[2] | 1981年(昭和56年)3月31日 |
面積 | |
• 合計 | 0.737066677 km2 |
標高 | 134.7[注釈 1] m |
人口 | |
• 合計 | 793人 |
• 密度 | 1,100人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0864[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
若宮町(わかみやちょう)は、愛知県瀬戸市山口連区の町名。現行行政地名は若宮町1丁目から3丁目。
地理
[編集]- 瀬戸市の南部に位置する[8]。西を山口町・八幡町・せいれい町・宝ケ丘町、北を川合町、東を塩草町・西山路町・海上町、南を屋戸町と隣接している[8]。
- 北部は丘陵山林地帯で、標高を減じて南の水田地帯に漸移する[8]。
- 2・3丁目境の旧赤津道沿いに弘法堂があり、境内に1835年(天保6年)銘の庚申塚がある[8]。
- 1933年(昭和8年)から1935年(昭和10年)にかけて建設された山口堰堤がある[9]。
河川
[編集]- 矢田川(山口川) : 町の東端の町境付近を南流している。
- 若宮川(矢田川支流) : 町の西部、2丁目から3丁目にかけてを南流したのち、田中町との町境を南流し、3丁目の南端で矢田川に注ぎ込んでいる。
-
矢田川(若宮町・屋戸町境)
-
若宮川(若宮町内)
-
矢田川と若宮川の合流点[注釈 2]
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]。
町丁・丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
若宮町1丁目 | 全域 | 瀬戸市立幡山東小学校 | 瀬戸市立幡山中学校 | 尾張学区 |
若宮町2丁目 | 全域 | |||
若宮町3丁目 | 全域 |
歴史
[編集]町名の由来
[編集]昔、この地に山の神の森があり、この森の中に山の神や津島神社など多くの神が祀られ若宮と呼んでいた。旧山口村字若宮で、町名設定の際に小字名を町名にした[12]。
沿革
[編集]- 1981年(昭和56年)3月31日 - 瀬戸市大字山口字若宮・田中・北山の各一部[注釈 3]により、同市若宮町として成立[2]。
- 1982年(昭和57年)3月1日 - 1丁目の一部を塩草町に編入[13]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁・丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
若宮町1丁目[注釈 4] | 0世帯 | 0人 |
若宮町2丁目 | 67世帯 | 129人 |
若宮町3丁目 | 317世帯 | 664人 |
計 | 384世帯 | 793人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 519人 | [15] | |
2000年(平成12年) | 661人 | [16] | |
2005年(平成17年) | 721人 | [14] | |
2010年(平成22年) | 721人 | [17] | |
2015年(平成27年) | 729人 | [18] | |
2020年(令和2年) | 834人 | [19] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 185世帯 | [15] | |
2000年(平成12年) | 273世帯 | [16] | |
2005年(平成17年) | 327世帯 | [14] | |
2010年(平成22年) | 336世帯 | [17] | |
2015年(平成27年) | 356世帯 | [18] | |
2020年(令和2年) | 398世帯 | [19] |
交通
[編集]鉄道
[編集]愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線[8] : 3丁目の南端をかすめるように走っている。最寄り駅は山口駅。
バス
[編集]町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、瀬戸市コミュニティバス「上之山線」の山口駅バス停になる。
道路
[編集]国道248号・愛知県道22号瀬戸環状線(重複区間・瀬戸東バイパス) : 町の中央部を南北に通っている。
施設
[編集]史跡
[編集]- 塚原第1号墳 : 国道248号線バイパス造成のため、バイパス横に移築[20]。直径18m、高さ2.3mの円墳[20]。
- 山口堰堤第3号墳 : 直径14〜15mの円墳[21]。南方向に開口する全長4.9mの擬似両袖型の横穴式石室で奥壁は残っていない[21]。
- 高塚山1号墳 : 直径10mの円墳で擬似両袖式横穴式石室をもつ[22]。玄室部長さ3.5m、幅1.1m[22]。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b 瀬戸市 1981.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2021年9月19日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年11月20日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年2月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年2月5日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年9月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1707.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1421.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 175.
- ^ 瀬戸市 1982.
- ^ a b c 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年4月25日閲覧。
- ^ a b “塚原第1号墳”. 古墳マップ (2021年5月16日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b “山口堰堤3号墳”. 古墳マップ (2021年5月16日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b “高塚山1号墳”. 古墳マップ (2021年5月16日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年9月19日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 瀬戸市 編『昭和56年3月31日施行 山口地区・菱野字台六 町名設定調書』瀬戸市、1981年。
- 瀬戸市 編『昭和57年3月1日施行 町名設定調書 萩殿町 及び春雨町、東茨町、宝ヶ丘町、若宮町1丁目の各1部』瀬戸市、1982年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]宝ケ丘町 | 川合町 | 塩草町 | ||
せいれい町 八幡町 |
西山路町 | |||
若宮町 | ||||
山口町 | 屋戸町 | 海上町 |