星原美沙緒
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(園みはるから転送)
ほしはら みさお 星原 美沙緒 | |
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別名義 | 園 みはる(旧芸名) |
生年月日 | 1月3日 |
出身地 | 日本 京都府京都市左京区 |
身長 | 166cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1972年 - 2011年 |
活動内容 |
1972年:宝塚歌劇団入団 1973年:月組配属 1988年:専科へ異動 1996年:花組へ異動、花組組長就任 1997年:専科へ異動 2011年:宝塚歌劇団退団 |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
星原 美沙緒(ほしはら みさお、1月3日[1] - )は、元宝塚歌劇団専科の男役[2][3]。元花組組長[4][3]。
京都府京都市左京区[1]、西山高等学校出身[1]。身長166cm[1]。愛称は「ホシ」[1]。
来歴
[編集]1970年、宝塚音楽学校入学。
1972年、宝塚歌劇団に58期生として入団[2]。入団時の成績は10番[2]。雪組公演「かぐら/ザ・フラワー」で園 みはる(その みはる)として初舞台[3][2]。
1996年に花組へ異動となり、花組組長に就任[7][4][3]。
1997年12月30日付で再び専科へ異動となる[8][3]。
悪役から将軍や大臣、父親役まで幅広くこなす重厚なイメージの男役として活躍したが[3]、2011年1月30日、宙組「誰がために鐘は鳴る」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]月組時代
[編集]- 1974年1月、『白い朝』新人公演:松田権蔵(本役:岬ありさ)/『ロマン・ロマンチック』
- 1975年1月、『春鶯囀』新人公演:伏屋/『ラビング・ユー』
- 1975年3月、『春の宝塚踊り』/『ラムール・ア・パリ』新人公演:ペラン(本役:藤城潤)
- 1975年10月、『恋こそ我がいのち』新人公演:ピラール校長(本役:美山しぐれ)/『イマージュ』
- 1976年8月、『ベルサイユのばら II』(東宝)ブイエ将軍
- 1976年11月、『紙すき恋歌』/『バレンシアの熱い花』新人公演:バルカ(本役:水の瀬あきら)
- 1977年3月、『風と共に去りぬ』新人公演:ミード博士(本役:大路三千緒)
- 1977年9月、『わが愛しのマリアンヌ』新人公演:精神科医ピュルゴン(本役:美吉野一也)/『ボーイ・ミーツ・ガール』
- 1978年6月、『マリウス』(バウ)エスカルトフィグ
- 1978年8月、『隼別王子の叛乱』新人公演:将軍播磨佐伯直阿俄能胡(本役:有明淳)/『ラブ・メッセージ』
- 1979年2月、『日本の恋詩』/『カリブの太陽』デルガド
- 1979年4月、『ロミオとジュリエット』(バウ)大公
- 1979年8月、『バウ・シャンソン・コンサート』(バウ)
- 1979年11月、『バレンシアの熱い花』バルカ、新人公演:ルカノール公爵(本役:藤城潤)/『ラ・ベルたからづか』(東宝)
- 1980年1月、『アンジェリク』ベシェール修道僧、新人公演:コエスル(本役:水代玉藻)/『仮面舞踏会』
- 1981年1月、『ジャンピング!』/『新源氏物語』明石の入道
- 1981年6月、『白鳥の道を越えて』レオポルド/『ビッグ・アップル』
- 1982年2月、『あしびきの山の雫に』男依/『ジョリー・シャポー』
- 1982年3月、『永遠物語』(バウ)虎吉/留五郎(2役)
- 1982年8月、『シブーレット』(バウ)グリザール
- 1982年10月、『愛限りなく』/『情熱のバルセロナ』ジサント将軍
- 1983年6月、『南蛮花更紗』/『ムーンライト・ロマンス』(全国ツアー)アンドレ
- 1984年5月、『沈丁花の細道』大橋の太十/『ザ・レビューII』
- 1984年9月、『南太平洋』(バウ)ハービソン中佐
- 1985年1月、『愛…ただ愛』(バウ)ガッシオン/プロヴィス(2役)
- 1985年5月、『二都物語』ドファージュ/『ヒート・ウエーブ』
- 1985年9月、『南太平洋』(全国ツアー)ハービソン中佐
- 1985年11月、『ときめきの花の伝説』ランディ伯爵/『ザ・スイング』
- 1986年11月、『パリ、それは悲しみのソナタ』アンドレ・エルマン/『ラ・ノスタルジー』
- 1987年5月、『ME AND MY GIRL』ヘザーセット
- 1988年1月、『リラの壁の囚人たち』(バウ・東京特別・名古屋特別)ハンス・リヒター
- 1988年2月、『ME AND MY GIRL』(中日)ヘザーセット
- 1988年5月、『南の哀愁』マクレディ将軍/『ビバ!シバ!』
専科時代
[編集]- 1989年2月、『戦争と平和』(星組・中日)ラストプーチン大公
- 1989年3月、『恋と霧笛と銀時計』(月組・東宝)木村
- 1989年8月、『ベルサイユのばら -アンドレ編-』(雪組)ジャルジェ将軍
- 1990年2月、『ツーロンの薔薇』(雪組・東京特別、名古屋特別、バウ)ハンス・ボルゲン
- 1990年3月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』(花組)グスタフ三世
- 1990年9月、『シチリアの風』(星組・東京特別)ゴンザーレス
- 1991年1月、『ロミオとジュリエット』ヴェローナ大公(月組・東京特別)
- 1991年3月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(月組)ジャルジェ将軍
- 1991年5月、『紫陽の花しずく』(月組・バウ)由之助
- 1991年9月、『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』(花組・全国ツアー)ルイ16世
- 1991年11月、『紫禁城の落日』(星組)栄源
- 1992年10月、『忠臣蔵〜花に散り雪に散り〜」』(雪組)吉良上野介/吉五郎(2役)
- 1993年1月、『マンハッタン物語』(月組・バウ)ロドニー・エスマン
- 1993年5月、『天国と地獄 -オッフェンバック物語-』(雪組)エリオット
- 1993年11月、『ブルボンの封印』(雪組)マザラン
- 1994年1月、『風と共に去りぬ』(月組)マミー
- 1994年5月、『風と共に去りぬ』(雪組)マミー
- 1995年3月、『国境のない地図』(星組)ヴェルナー・シュミット
- 1995年9月、『剣と恋と虹と』(星組)クラヴィール伯爵
花組時代
[編集]- 1996年6月、『ハウ・トゥー・サクシード -努力しないで出世する方法-』ビグリー社長
- 1996年12月、『RYOMA -硬派・坂本竜馬!II-』(バウ)西郷隆盛
- 1997年2月、『失われた楽園 -ハリウッド・バビロン-』ハリー・アシモフ/『サザンクロス・レビュー』
- 1997年4月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)マミー
- 1997年8月、『ザッツ・レビュー』松方権之進
- 1997年10月、『ブルー・スワン』(バウ・東京特別・名古屋特別)カルロ
専科時代
[編集]- 1998年3月、『エクスカリバー -美しき騎士たち-』(宙組)ヘンリー
- 1998年6月、『嵐が丘』(宙組・東京特別)リントン刑事
- 1998年10月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』(宙組)マックス公爵
- 1999年8月、『タンゴ・アルゼンチーノ』(花組)ピエール・ド・ボーモン伯爵
- 2000年4月、『源氏物語 あさきゆめみし』(花組)明石の入道
- 2000年11月、『〜夢と孤独の果てに〜 ルートヴィヒII世』(花組)リヒャルト・ワグナー
- 2001年4月、『源氏物語 あさきゆめみし』(花組・全国ツアー)明石の入道
- 2001年8月、『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』(星組)ジャルジェ将軍
- 2001年10月、『愛 燃える -呉王夫差-』(雪組)伯否
- 2002年4月、『風と共に去りぬ』(日生)マミー
- 2002年8月、『長い春の果てに』(月組)ジョルジュ
- 2003年3月、『恋天狗』(花組・バウ)庄屋
- 2003年5月、『雨に唄えば』(星組・日生)R・F・シンプソン
- 2003年11月、『薔薇の封印 -ヴァンパイア・レクイエム-』(月組)リルスキー/領主カブリエル/レーム(3役)
- 2004年8月、『花舞う長安 -玄宗と楊貴妃-』(星組・博多座)高力士
- 2004年10月、『花舞う長安 -玄宗と楊貴妃-』(星組)高力士
- 2005年2月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』(月組)マックス
- 2005年9月、『龍星』(星組・ドラマシティ、東京特別)烏延将軍
- 2006年2月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(雪組)ジャルジェ将軍
- 2006年7月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』(雪組・全国ツアー)ジャルジェ将軍
- 2006年11月、『MIND TRAVELLER -記憶の旅人』(花組・ドラマシティ、東京特別)マノス・カザン
- 2007年6月、『舞姫 -MAIHIME-』(花組・バウ、東京特別)天方伯爵
- 2007年9月、『アデュー・マルセイユ -マルセイユより愛を込めて-』(花組)ペラン
- 2008年5月、『愛と死のアラビア -高潔なアラブの戦士になったイギリス人-』(花組)ムハマンド・アリ
- 2008年9月、『外伝ベルサイユのばら -アラン編-』(花組・全国ツアー)デスマズ/ブイエ将軍(2役)
- 2009年1月、『太王四神記 -チュシンの星のもとに-』(花組)ヤン王
- 2009年9月、『外伝ベルサイユのばら -アンドレ編-』(花組)ブイエ将軍
- 2009年12月、『相棒』(花組・ドラマシティ、東京特別)内村完爾
- 2010年11月、『誰がために鐘は鳴る』(宙組)パブロ 退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2010年度版』 阪急コミュニケーションズ、2010年、10頁。ISBN 978-4-484-10506-2。
- ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 84.
- ^ a b c d e f g h i The name of タカラジェンヌII 専科 星原美沙緒 産経新聞ENAK。
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 161.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 27.
- ^ 80年史 1994, p. 294.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 39.
- ^ 『1997年宝塚 Stage Album』 宝塚歌劇団、1998年、61頁。
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。