テンプテーション! - 誘惑 -
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ロマンチック・レビュー[1]『テンプテーション! - 誘惑 -』(テンプテーション ゆうわく、英:Temptation)は、宝塚歌劇団宙組[1]で上演されたレビュー作品。24場[1]。
作・演出は岡田敬二[1]。作曲・編曲は吉崎憲治、甲斐正人。 制作・著作は宝塚歌劇団。
概要
[編集]ロマンチック・レビュー第15弾になる作品は題名のとおり、誘惑をテーマに大人の愛の魅力を描いた。ポスター写真は篠山紀信が担当した。
公演期間と公演場所
[編集]場面
[編集]※配役は宝塚のもの。
- 序章[2]
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:羽山紀代美
- 幕が上がると、深い深いエデンの森が広がる。真っ赤なリンゴが実っているのが見える。上方より蛇の精が歌いながらブドウの蔓を伝って降りてくる。
- セレモニーの歌手 - 水夏希
- 第二章[3] デュエット (You are my home)
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:御織ゆみ乃
- 淑女が切ない恋、抑えきれない情熱を歌う。やがて、紳士が登場。二人で「かけがえのない恋」について歌う。
- 歌う紳士 - 和央ようか
- 歌う淑女 - 花總まり
- 第三章[4] プロボガメ(挑発)
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- 音楽:甲斐正人
- 振付:室町あかね
- 現代のラテン・ファッションを着た青年が魅惑的な娘について歌うと、一人の魅惑的な娘が挑発するように現れる。
- ラテンラバー(フリオ) - 初風緑
- ラテンフィーバー女(ペネロペ) - 大和悠河
- 第四章[4] ヒート・アップ
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- 音楽:甲斐正人
- 振付:室町あかね
- 場所はフロリダ州のナイトクラブ。ラテンラバー達がヒート・アップした熱い歌と踊りを繰り広げられる。
- リッキー - 和央ようか
- ペネロペ - 大和悠河
- ベルナルド - 水夏希
- フリオ - 初風緑
- グロリア - 彩乃かなみ
- 第五章[4] インドシナ
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- 音楽:吉崎憲治
- 振付:羽山紀代美
- ベトナムの朝。シクロに乗った一人の紳士・グェンが15年前の悲恋を想い出す。
- グェン - 和央ようか
- スー・リン(花嫁)、花売り娘 - 花總まり
- 花婿 - 遼河はるひ
- アオザイの娘A - 彩乃かなみ
- 第六章[4] パーフェクト・マン
- ラップ風の曲で3人の青年が「自分こそ完全なプレイボーイ、パーフェクト・マン」だと歌う。
- ジェームス - 初風緑
- ローレンス - 水夏希
- ウイリアム - 大和悠河
- <間奏曲>[4] 誓い
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- 音楽:高橋城
- 振付:大谷盛雄
- 情熱的に恋の"誓い"(フレメント)を歌う。
- フレメント(歌う男):初風緑
- 第八章[4] ロケット
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- 音楽:高橋城
- 振付:大谷盛雄
- 「TEMPTATION」の文字が輝く中での、ロケットダンス。
- 第九章[4] フィナーレ(1) テンプテーション
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- 音楽:吉崎憲治
- 編曲:脇田稔
- 振付:羽山紀代美
- "テンプテーション"の曲にのって、燕尾服の男が大階段で踊る。
- テンプテーションの歌手 - 和央ようか
- 踊る淑女 - 花總まり
- 第十章[4] フィナーレ(2) パレード
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- 音楽:高橋城
- 振付:御織ゆみ乃
- 黒い大階段。テーマ曲によるパレード。
- フィナーレの紳士S1 - 和央ようか
- フィナーレの淑女S1 - 花總まり
- フィナーレの紳士S2 - 初風緑
- フィナーレの紳士S3 - 水夏希
- フィナーレの紳士S4 - 大和悠河
- フィナーレの淑女S2 - 出雲綾
- フィナーレの淑女S3 - 彩乃かなみ
- フィナーレの淑女S4 - 美羽あさひ
- フィナーレの紳士A - 遼河はるひ、悠未ひろ
出演
[編集]- 和央ようか
- 花總まり
- 初風緑(専科所属)
- 安蘭けい(星組所属)※東京公演のみ
- 水夏希
- 大和悠河
- 遼河はるひ
- 彩乃かなみ
他、宝塚歌劇団宙組生徒。
スタッフ
[編集]- 宝塚大劇場公演のデータ
- 作・演出:岡田敬二[5][6]
- 作曲[5][6]・編曲[5][6]:吉崎憲治、高橋城、甲斐正人
- 編曲:脇田稔[5][6]
- 音楽指揮:御﨑惠[5][6]
- 振付[5][6]:羽山紀代美、室町あかね、大谷盛雄、御織ゆみ乃
- 装置:大橋泰弘[5][6]
- 衣装:任田幾英[5][6]
- 照明:勝柴次朗[5][7]
- 音響:切江勝[5][7]
- 小道具:石橋清利[5][7]
- 効果:原田健二[5][7]
- 訳詞:平野恵子[5][7]
- 歌唱指導:岡﨑亮子[5][7]
- 演出補:中村一徳[5][7]
- 演出助手:稲葉太地[5][7]
- 振付助手:仲本智代[5]
- 装置助手:國包洋子[5]
- 衣装補:河底美由紀[5]
- 照明助手:氷谷信雄[5]
- 舞台進行:日笠山秀観[5][7]
- 舞台美術製作:株式会社 宝塚舞台[5]
- 演奏:宝塚歌劇オーケストラ[5]
- 制作:福嶋康徳[5][7]
- 制作・著作:宝塚歌劇団
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 岡田敬二『岡田敬二 ロマンチック・レビュー』阪急コミュニケーションズ、2009年11月7日。
- 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6。 NCID BA66869802。全国書誌番号:20613764。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]
前作 Rose Garden |
ロマンチック・レビュー 2003年 テンプテーション! - 誘惑 - |
次作 ASIAN WINDS! - アジアの風 - |