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神戸市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神戸市立の高等学校から転送)
こうべし ウィキデータを編集
神戸市
神戸市旗 神戸市章
神戸市旗
1970年6月1日制定
神戸市章
1907年5月24日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
市町村コード 28100-0
法人番号 9000020281000 ウィキデータを編集
面積 556.93km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,492,282[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 2,679人/km2
隣接自治体 明石市三木市三田市宝塚市西宮市芦屋市加古郡稲美町淡路市(海上で隣接)
市の木 サザンカ
市の花 アジサイ
市の歌 神戸市歌(1951年制定)
しあわせ運べるように(2021年制定)
神戸市役所
市長 久元喜造
所在地 650-8570
兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
北緯34度41分25秒 東経135度11分44秒 / 北緯34.69017度 東経135.19544度 / 34.69017; 135.19544座標: 北緯34度41分25秒 東経135度11分44秒 / 北緯34.69017度 東経135.19544度 / 34.69017; 135.19544
地図
市庁舎位置

神戸市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

神戸市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

神戸市行政区画図
ウィキプロジェクト
神戸市中央区にある諏訪山公園・ビーナスブリッジからの神戸市街地パノラマ全景

神戸市(こうべし)は、兵庫県の南東部に位置する兵庫県県庁所在地及び人口が最多の市で、政令指定都市である。 市域は垂水区須磨区長田区兵庫区中央区灘区東灘区北区西区の9区から構成される。

2020年国勢調査によると、人口は152万5152人だった[1]大阪市京都市と共に、京阪神大都市圏(近畿大都市圏)における中心都市である。また、神戸市独自で神戸都市圏を形成している。大阪市から約30km程度しか離れておらず、大阪都市圏から連続する市街地(コナベーション)を有することから、阪神都市圏と称されることもある。

概要

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の迫る東西に細長い市街地を持ち、十分な水深のある扇状の入り江部に発展した理想的な港湾である神戸港を有する日本を代表する港町港湾都市である。

大正から戦後の高度経済成長期にかけて、東京市横浜市名古屋市大阪市京都市と共に六大都市の一角であった[2]。幕末の開港以来、舶来品や西洋文化の流入する日本の玄関口となり、今なお旧居留地神戸外国人居留地)や北野異人館街などの西洋風の街並みにその歴史や影響を見ることができる。

1995年阪神・淡路大震災によって神戸港を含めて市内の経済機能は壊滅的被害を受けたものの、神戸市は今なお全国有数の経済都市としての地位を維持している。阪神工業地帯に属する工業都市であり、臨海部を中心に貿易造船鉄鋼機械製造ゴム真珠加工・観光などの産業を中心に発展、ファッションパン洋菓子日本酒などの産業も盛んである。観光地としては、中華街南京町神戸外国人居留地北野異人館街などの異国情緒な街並み、神戸ハーバーランド摩耶山掬星台からの夜景有馬温泉などが挙げられる。また、ユネスコデザイン都市に認定された。

神戸」という地名は、現在の中心市街地である三宮元町周辺が古くから生田神社神封戸の集落(神戸「かむべ」)であったことに由来し、そのウ音便(かうべ。旧仮名遣いで「かう」は「コー」と発音)である。神戸三社(神戸三大神社)をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わった。日本酒製造に関しては灘区東灘区から西宮市にかけての阪神本線沿線のエリアは「灘五郷」と呼ばれる日本有数の日本酒の産地として知られている。

沿革・詳細

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古代

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現在の神戸市域は、律令制では摂津国播磨国に属していた。現在の垂水区西区北区北神)の淡河町須磨区神戸総合運動公園・神戸流通業務団地の区域が播磨国で、発足時の市域を含むその他の区域が摂津国であった。

和田岬から北へ湊川(旧河道)のあたりにかけて兵庫津ひょうごのつと呼ばれる港が広がり、大坂の外港・経由地として古くから栄えていた。百済、高麗との交易の時代にすでに港は開かれていたが、平清盛により経が島の近くにである福原京が計画された前後に貿易の拠点として整備され大輪田泊おおわだのとまりと呼ばれたことがその発展の始まりとされる。

中世・近世

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兵庫津には戦国時代の短い期間、兵庫城が存在していたが、安土桃山時代豊臣氏の直轄地となり、兵庫陣屋と呼ばれるようになった。大坂の陣後に尼崎藩が立藩されると、西摂の政治の拠点は尼崎に移り、兵庫陣屋には同藩の兵庫津奉行所が置かれた。1769年上知によって、同じく尼崎藩領だった西宮とともに兵庫津は幕府直轄領となり、兵庫陣屋には大坂町奉行の兵庫勤番所が置かれた。港は北前船尾州廻船の中継地の一つで廻船問屋が軒を連ねていた。北西部には西国街道が通っており、西宮宿(現在の西宮市)と大蔵谷宿(同じ兵庫県の明石市)とを繋ぐ宿場があった。

兵庫津はまず市街地の地子方(じしかた)と市街地以外の地方(じかた)に分かれ、地子方はさらに宿場町の岡方と港町の北浜・南浜に分かれていた。北浜と南浜の境界はかつての経が島に由来する築島付近で、岡方・北浜・南浜の三方の自治組織が存在した。本陣は岡方に存在したが、諸藩の大名との関係が密接な有力商人たちが南浜に競って建てた「浜本陣」の利用が江戸時代中期以降は漸増した。

幕末・近代

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若林良 図写『開港神戸之図』塩町 柏原屋平兵衛(慶応4年(1868年))

江戸幕府欧米と締結した条約では兵庫港を外国船に開港することが規定されていたが、実際には宇治川を挟んで3㎞東に位置する神戸村が開港場となり1868年1月1日に開港。神戸村と二ツ茶屋村ふたつちゃやむらの沿岸部に神戸港が整備されたが、神戸村の南東端、生田川(旧河道)河口西岸の外国人居留地の造成工事は遅れ、2月に神戸事件が発生。これにより、3月には生田川(旧河道) - 宇治川間の山麓から海岸までが外国人雑居地となり、外国人居留地の造成工事は8月に完了、9月から競売が開始された。12月には神戸村が兵庫津寄りに位置する二ツ茶屋村・走水村はしうどむらと合併して神戸町となり、兵庫津と接するようになった。ただし両市街中心部は離れており、宇治川 - 湊川(旧河道)間の西国街道より山側は、坂本村の南部が「仲町部」と称して開発され、兵庫県庁舎(2代目庁舎)、福原遊廓(新福原)、湊川神社などが築かれた。1874年には東海道本線JR神戸線)の大阪駅 - 神戸駅間が開通し、西国街道より浜側の兵庫津相生町および兵庫津東川崎町に神戸駅が開業。同時に神戸町にも元町駅の位置に三ノ宮駅が開業した。

兵庫津の湊川以西においても、1874年に仲町部の多聞通を柳原惣門まで西伸させた新西国街道と兵庫津の旧市街との間が兵庫新市街として整備され、神戸町と兵庫津の市街が連続するようになった。一方、1875年新川運河を開削するも不開港の兵庫津(兵庫港)は神戸港に対して劣勢となり、1879年郡区町村編制法施行により市街としての兵庫津は神戸区に飲み込まれ、1892年勅令(神戸港の港域拡張)により港湾としての兵庫津(兵庫港)も神戸港に飲み込まる形で一体化した。1901年の湊川の付け替えにより生じた旧河川敷には1905年新開地が形成され、「東の浅草、西の新開地」と称されるほど繁栄した[3]日清戦争第一次世界大戦を経て上海香港シンガポールと並ぶアジアの主要な貿易港として発展を続けた。一方、港と共に造船・鉄鋼・機械を中心とした工業も発達し、阪神工業地帯の中核を担う日本有数の重工業都市に成長した。1922年には六大都市に指定された。

新開地や神戸駅周辺が繁栄する一方で、生田川は神戸駅開業よりも早い1871年に現河道へ付け替え済みで、1889年の市制施行の際には旧生田川以東の葺合村が市域に加わっており、1899年の居留地返還を機に都市機能を東へ分散させる施策も行われた。旧居留地はオフィス街へと変容し、旧生田川河口と旧居留地の沖合には1907年から新港突堤の埋立造成が開始された。1905年阪神本線開業、1912年神戸市電布引線開業、1931年東海道本線三ノ宮駅移転、1933年神戸市電税関線開業、1936年阪急神戸本線延伸など、旧居留地の北隣に位置する三宮鉄道結節点となり、旧生田川を南北基軸とする都市機能が整えられた。

新開地 手彩色絵葉書

太平洋戦争末期、他の諸都市同様に米軍の重要な戦略目標であった神戸はB29による度重なる空襲を受け、当時の市街地・工業施設・港湾施設の大半を破壊・焼失し、多くの犠牲者を出した(神戸大空襲)。

戦後・現代

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戦前より続けられてきた都市機能の東への分散は1957年東遊園地への神戸市役所移転でほぼ完成。戦後の高度経済成長期には、市街後背部の山地丘陵より削り取った土砂を用いてポートアイランド六甲アイランドなどの人工島を臨海部に埋立造成し、商工業・住宅・港湾用地として整備するとともに、埋立用土砂採取後の西区北区の山地・丘陵を西神ニュータウンなどの住宅地・産業団地として開発した。この一連の施策は「山、海へ行く」と呼ばれ、都市インフラの拡充・整備が大きく進むことになった。1981年のポートアイランド第一期竣工時には、地方博ブームの先駆けとなる「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)」を開催して成功させるなど、これらに代表される都市経営手法は、「株式会社神戸市」と称され全国の市町村から自治体経営の手本とされた。神戸港は商業や工業が集積する大阪に近いこともあり、近代以降も国際貿易の拠点として規模を拡充した結果、1970年代には阪神工業地帯の輸出港として海上コンテナの取扱個数が世界一になるなど世界有数の港湾として知られていた。

1972年新神戸駅が生田川の付け替え地点に開業し、以降1981年のポートアイランド1期竣工、2006年神戸空港開港、2010年のポートアイランド2期竣工によって旧生田川の南北基軸はさらに強化され、新生田川筋も1976年新神戸トンネル開通、1999年神戸港港島トンネル開通によって南北基軸を補完する。三宮が市内最大の繁華街交通結節点に成長した一方で新開地や神戸駅の地位は下がり、結果的に都市機能は分散ではなく移転した形になった。

阪神・淡路大震災1995年1月17日に発生し、神戸市内は甚大な被害を受けた。震災での被害による港湾機能の麻痺や、震災以前からの製造業の生産拠点の海外移転によって、国際貿易港としての相対的地位は低下した。震災復興によるインフラの再整備により貿易額は回復する傾向にあり、日本を代表する港湾都市の一つとして存在感を維持している。その一方、中国をはじめとしたアジアの大都市の急激な発展により港湾都市としての国際的な影響力は低下しており、2018年度における世界の港湾取扱貨物量ランキングは50位(国内5位)となっている[4]

また、人口においても震災直後に7%余り減少したものの、新長田駅前・JR六甲道駅前での震災復興再開発事業やポートアイランド二期事業・神戸医療産業都市構想などの事業によって呼び戻されて2011年には154万9000人に達した。しかしながらその後は首都圏大阪府への流出など人口減少が続き[5]2015年福岡市2019年には川崎市を下回り、政令市で7位となっている。神戸市営地下鉄海岸線神戸空港の利用者数が需要予測を大幅に下回り、またウォーターフロント開発である神戸ハーバーランド核テナントが相次いで撤退、かつて小売業で日本一の地位を築いたダイエー(神戸市発祥)の不振、企業合併や2本社体制(神戸本社と東京本社)などによる本社機能の東京への流出、市主導の新長田駅前再開発の失敗など、戦後から震災まで好調に成長してきたのと対照的に震災以降は暗雲が垂れ込めていた。しかし、近年は都心地区である三宮エリアの再開発やハーバーランド、メリケンパーク、新港町などをはじめとするウォーターフロントエリアの再開発、市内主要駅周辺のリノベーションなどの進行に加え、神戸空港の国際化と国内線の拡大が決定。これらによる街全体の活性化が大いに期待されている。

地理

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六甲連山(南側)
  • 神戸市は空港や新幹線の駅を有し、また東京と九州の中間地点でもあり、明石海峡に架かる明石海峡大橋(垂水区)を介して淡路島四国にも通じる交通の要衝である。
  • 南は瀬戸内海大阪湾に面して世界でも有数の港が広がっている。また、市域中央部の六甲山地が海の近くまで迫っているために市街地は南北に狭く東西に長い。
  • 海岸部は約35km。そのうち、植物が見られるのは妙法寺川から明石市との境に近い山田川河口右岸辺りまでの約12km[6]
  • 気候は瀬戸内海式気候であり、冬季は比較的温暖だが、夏季は厳しい暑さとなる。1999年9月に神戸海洋気象台(現・神戸地方気象台)が山麓の高台(中央区中山手通7丁目14-1、標高56m)から海岸の低地(中央区脇浜海岸通1丁目4-3、標高5m)へ移転し、熱帯夜日数が増加した[7]
  • 六甲連山の南側での移転に過ぎない気象台の移転にかかわらず、六甲連山の北側は南側との差が大きい。北区の新興住宅地の大半は標高200m以上となり、300m以上となる箇所も少なくない。北区の北東部(北神地域)は三田地域気象観測所(三田市下深田396、標高150m)に近接する。西区の新興住宅地の大半は標高200m以下となり、100m以下となる箇所も少なくない。西区の北部は三木地域気象観測所(三木市志染町広野5-1、標高145m)に近接する。
神戸市神戸地方気象台)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 19.2
(66.6)
20.8
(69.4)
23.7
(74.7)
28.5
(83.3)
31.9
(89.4)
36.3
(97.3)
37.7
(99.9)
38.8
(101.8)
35.8
(96.4)
31.9
(89.4)
26.3
(79.3)
23.7
(74.7)
38.8
(101.8)
平均最高気温 °C°F 9.4
(48.9)
10.1
(50.2)
13.5
(56.3)
18.9
(66)
23.6
(74.5)
26.7
(80.1)
30.4
(86.7)
32.2
(90)
28.8
(83.8)
23.2
(73.8)
17.5
(63.5)
12.0
(53.6)
20.5
(68.9)
日平均気温 °C°F 6.2
(43.2)
6.5
(43.7)
9.8
(49.6)
15.0
(59)
19.8
(67.6)
23.4
(74.1)
27.1
(80.8)
28.6
(83.5)
25.4
(77.7)
19.8
(67.6)
14.2
(57.6)
8.8
(47.8)
17.0
(62.6)
平均最低気温 °C°F 3.1
(37.6)
3.4
(38.1)
6.3
(43.3)
11.4
(52.5)
16.5
(61.7)
20.6
(69.1)
24.7
(76.5)
26.1
(79)
22.6
(72.7)
16.7
(62.1)
10.9
(51.6)
5.7
(42.3)
14.0
(57.2)
最低気温記録 °C°F −6.4
(20.5)
−7.2
(19)
−5.0
(23)
−0.6
(30.9)
3.9
(39)
10.0
(50)
14.5
(58.1)
16.1
(61)
10.5
(50.9)
5.3
(41.5)
−0.2
(31.6)
−4.3
(24.3)
−7.2
(19)
降水量 mm (inch) 38.4
(1.512)
55.6
(2.189)
94.2
(3.709)
100.6
(3.961)
134.7
(5.303)
176.7
(6.957)
187.9
(7.398)
103.4
(4.071)
157.2
(6.189)
118.0
(4.646)
62.4
(2.457)
48.7
(1.917)
1,277.8
(50.307)
降雪量 cm (inch) 0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
平均降水日数 (≥0.5mm) 6.0 7.1 10.0 10.1 10.4 12.1 10.9 7.4 10.3 8.8 6.4 6.8 106.2
平均降雪日数 (≥0cm) 8.9 10.2 3.3 0.1 0 0 0 0 0 0 0.1 4.1 26.9
湿度 62 61 61 61 64 72 74 71 67 64 63 62 65
平均月間日照時間 145.8 142.4 175.8 194.8 202.6 164.0 189.4 229.6 163.9 169.8 152.2 153.2 2,083.7
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1896年-現在)[8][9]
神戸(神戸海洋気象台・中央区中山手通7丁目)・1961 - 1990年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 8.4
(47.1)
8.8
(47.8)
12.3
(54.1)
18.5
(65.3)
22.9
(73.2)
26.0
(78.8)
29.8
(85.6)
31.6
(88.9)
27.6
(81.7)
22.0
(71.6)
16.6
(61.9)
11.3
(52.3)
19.7
(67.5)
日平均気温 °C°F 4.7
(40.5)
5.0
(41)
8.0
(46.4)
14.0
(57.2)
18.4
(65.1)
22.0
(71.6)
25.9
(78.6)
27.3
(81.1)
23.6
(74.5)
17.7
(63.9)
12.5
(54.5)
7.5
(45.5)
15.6
(60.1)
平均最低気温 °C°F 1.4
(34.5)
1.5
(34.7)
4.0
(39.2)
9.8
(49.6)
14.4
(57.9)
18.8
(65.8)
23.1
(73.6)
24.3
(75.7)
20.8
(69.4)
14.1
(57.4)
8.8
(47.8)
4.1
(39.4)
12.1
(53.8)
出典:理科年表

主な山

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主な河川

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主な湖沼

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主な人工島

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隣接する自治体

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生態系

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市内では、6608種の動植物が確認されている。744種が絶滅の恐れがあり、そのうちベッコウトンボマヤランなど、49種は現在見られなくなっている[10]

年表

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1180年平清盛により福原に福原京と別荘・雪見御所が造営される。
神戸市に行幸する昭和天皇(1947年)
港祭りの様子(湊川公園前)1963年ごろ
神戸市電(1960年代)。1910年開業、1971年に全廃。
1995年阪神・淡路大震災が発生

政治

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神戸市章
神戸市歌(2代目、インストゥルメンタル。旋律は著作権保護期間満了)
市章山の電飾(右) 左は錨山

市章・市歌

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市章山の電飾や市庁舎1号館で知られる市章は、歴史的仮名遣である「かうべ」の片仮名ウベ」の「カ」をデザインして1907年5月24日に制定された。扇港と呼ばれた旧兵庫港(大輪田泊)と旧神戸港の2つの港の形と、港湾に因むのイメージも持たせてあるといわれる。市旗は地に市章を白く染め抜いたものが使われている。市章の造形はCHANELのロゴの下1/3を短縮したものに近い。

現在の市歌は、1951年(昭和26年)に制定された2代目のものである。

  • 作詞: 木村靖弘(神戸市補訂) 作曲: 信時潔

作曲者の信時潔は2代目市歌制定の4年前に「兵庫県民歌」を作曲している。

歴代市長

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神戸市役所 全景
官選区長
  • 初代 武井正平(1879年1月8日 - 1880年)
  • 2代 村野山人(1880年7月 - 1885年6月)
  • 3代 渡辺弘(1885年6月 - 1887年11月)
  • 4代 鳴瀧幸恭(1887年11月 - 1889年4月)
官選市長
公選市長

行政区

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神戸市行政区

神戸市は以下の9区から構成される(括弧内の数字は市議の定数)。

←西 各区の位置関係 東→
西区 (11) 北区 (10)
明石市 垂水区 (10) 須磨区 (8) 長田区 (5) 兵庫区 (5) 中央区 (5) 灘区 (6) 東灘区 (9)
コード 区名 人口
(人)
面積
(km²)
人口密度
(人/km²)
9 28101-8 東灘区 210,191 34.03 6,176.64
8 28102-6 灘区 135,956 32.65 4,164.04
6 28105-1 兵庫区 110,077 14.64 7,518.92
5 28106-9 長田区 92,516 11.34 8,158.38
4 28107-7 須磨区 153,535 28.93 5,307.12
3 28108-5 垂水区 206,384 28.07 7,352.48
2 28109-3 北区 204,110 240.29 849.43
7 28110-7 中央区 149,596 28.98 5,162.04
1 28111-5 西区 229,917 138.01 1,665.94

行政区域の変遷

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議会

[編集]

市議会

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兵庫県議会(神戸市選出)

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  • 定数:23名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日〜2027年(令和9年)4月29日
  • 出典:[21]
選挙区 氏名 会派名 党派名 当選回数
東灘区 赤石理生 維新の会 日本維新の会 1
前田朋己 ひょうご県民連合 無所属 1
長瀬猛 自由民主党 自由民主党 2
灘区 北浜みどり 自由民主党 自由民主党 4
白井孝明 維新の会 日本維新の会 1
中央区 北村智 維新の会 日本維新の会 1
伊藤栄介 自由民主党 自由民主党 1
兵庫区 長崎寛親 維新の会 日本維新の会 1
菅雄史 公明党 公明党 1
北区 中村大輔 維新の会 日本維新の会 1
奥谷謙一 自由民主党 自由民主党 3
大塚公彦 公明党 公明党 1
長田区 越田浩矢 公明党 公明党 4
仲井隆晃 維新の会 日本維新の会 1
須磨区 住本陽子 維新の会 日本維新の会 1
島山清史 公明党 公明党 4
伊藤傑 自由民主党 自由民主党 4
垂水区 大矢卓志 維新の会 日本維新の会 1
黒田一美 ひょうご県民連合 立憲民主党 7
吉岡健 自由民主党 自由民主党 3
西区 高橋充広 維新の会 日本維新の会 3
谷口俊介 自由民主党 自由民主党 4
石井秀武 自由民主党 無所属 6

衆議院

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選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
兵庫県第1区東灘区灘区中央区 井坂信彦 立憲民主党 3 選挙区
盛山正仁 自由民主党 5 比例復活
一谷勇一郎 日本維新の会 1 比例復活
兵庫県第2区兵庫区長田区北区 赤羽一嘉 公明党 9 選挙区
兵庫県第3区須磨区垂水区 関芳弘 自由民主党 5 選挙区
和田有一朗 日本維新の会 1 比例復活
兵庫県第4区西区他) 藤井比早之 自由民主党 4 選挙区
赤木正幸 日本維新の会 1 比例復活

主な機関

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行政

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司法

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国際連合機関

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総領事館

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名誉総領事館

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名誉領事館

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産業

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主要な生産品

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神戸市に本社・本店を置く企業など

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P&Gジャパンネスレ日本日本イーライリリーの事務所所在地であり、首都圏以外の都市の中では外資系企業の日本支社が比較的多い。一方で、企業合併(例:神戸銀行三井住友銀行ダイエーイオングループ)や、地元の有力企業である川崎重工神戸製鋼住友ゴム工業ワールドなどが神戸と東京の2本社体制を採用するなど、東京一極集中の影響で大阪市とともに本社機能が東京へ流出している。なお、三菱電機は三菱造船電機製作所(現在の三菱重工業神戸造船所)から派生して分離独立したため、当市発祥の企業である(現在の本社所在地は東京・丸の内)。

過去に本社・本店のあった企業など

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神戸市を拠点とする企業など

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研究所

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放送

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姉妹都市・提携都市

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海外

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姉妹都市
友好都市
親善協力都市
パートナーシップ
提携都市

姉妹港・友好港

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姉妹港
オランダの旗 ロッテルダム港オランダ王国)- 1967年提携
アメリカ合衆国の旗 シアトル港(アメリカ合衆国)- 1967年提携
友好港
中華人民共和国の旗 天津港(中華人民共和国)- 1980年提携

地域

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人口

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神戸市と全国の年齢別人口分布(2005年) 神戸市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 神戸市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
神戸市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 1,288,930人
1975年(昭和50年) 1,360,605人
1980年(昭和55年) 1,367,390人
1985年(昭和60年) 1,410,834人
1990年(平成2年) 1,477,410人
1995年(平成7年) 1,423,792人
2000年(平成12年) 1,493,398人
2005年(平成17年) 1,525,393人
2010年(平成22年) 1,544,200人
2015年(平成27年) 1,537,272人
2020年(令和2年) 1,525,152人
総務省統計局 国勢調査より


神戸市の人口は、国勢調査では1920年の第1回調査で608,644人と全国3位だった。しかし、1921年名古屋市1931年京都市1939年横浜市がそれぞれ大規模な市域拡張を実施したこともあって、1940年の第5回調査で967,234人と全国6位になった。前年の1939年には一時的に100万人を超えるも減少に転じ、神戸大空襲後の1945年11月の人口調査で379,166人と激減した。1940年から1945年の人口増減率は原爆が投下された広島市(マイナス60.1%)をも下回るマイナス60.8%であった。

戦災復興と並行して1947年から1958年にかけて大規模な市域拡張が実施され、1956年には100万人台を回復した。六甲山系帝釈・丹生山系といった山地が横たわるため宅地造成は困難だったが、「山、海へ行く」を合言葉に、山地や丘陵を削って採取した土砂を地下トンネル内に設けたベルトコンベヤ須磨ベルトコンベヤ)で運搬して海面を埋め立て、土砂採取跡地と埋立地の双方に住宅団地が造成された。

山地のない名古屋市や横浜市を抜き返すことはなく、1979年には札幌市に抜かれたが、三方を山地に囲まれる京都市との差は漸次縮小していった。1990年の第15回調査で京都市を抜き、1992年には一時的に150万人を超えたが、阪神・淡路大震災によって1995年の第16回調査は減少、2000年の第17回調査で再び京都市を抜き、2010年の第19回調査で1,544,200人とピークを迎えた。

2015年福岡市2019年川崎市に抜かれ、2020年の第21回調査で1,525,152人と全国8位になっている。

人口動態概要

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2010年国勢調査をピークに人口減少が続いている。2024年現在は約149万人となっており2000年(平成12年)とほぼ同じ人口水準となっている。

表1. 国勢調査結果に基づく神戸市(に相当する地域)の人口推移
実施年 神戸市人口(人) 神戸市増加数(人) 神戸市増加率(%) 国内増加率(%)
1950年 820,986 - - -
1955年 986,344 増加 165,358 増加 20.1 増加 7.3
1960年 1,113,977 増加 127,633 増加 12.9 増加 4.6
1965年 1,216,666 増加 102,689 増加 9.2 増加 5.2
1970年 1,288,937 増加 72,271 増加 5.9 増加 5.5
1975年 1,360,605 増加 71,668 増加 5.6 増加 7.9
1980年 1,367,390 増加 6,785 増加 0.5 増加 4.6
1985年 1,410,834 増加 43,444 増加 3.2 増加 3.4
1990年 1,477,410 増加 66,576 増加 4.7 増加 2.1
1995年 1,423,792 減少 53,618 減少 3.6 増加 1.6
2000年 1,493,398 増加 69,606 増加 4.9 増加 1.1
2005年 1,525,393 増加 31,995 増加 2.1 増加 0.7
2010年 1,544,200 増加 18,807 増加 1.2 増加 0.2
2015年 1,537,272 減少 6,928 減少 0.4 減少 0.8
2020年 1,525,152 減少 12,120 減少 0.8 減少 0.8

インフラ整備の状況

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  • 下水道普及率:98.7%(2018年度末)

教育

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国公立大学

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私立大学

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女子大学・短期大学

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高等専門学校

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高等学校・中等教育学校

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中学校

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各区ごとに記載

小学校

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各区ごとに記載

専修学校

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各種学校

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学校教育以外の施設

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学会

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  • 日本麻酔科学会(中央区)
    2009年東京都からポートアイランドに本部を移設した。[1]
  • 日本カナダ学会(東灘区)

観光・文化・スポーツ

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自然景勝地

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観光地区・繁華街

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温泉

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  • 有馬温泉
  • 神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部 - 万葉の湯[43]
  • 神戸クアハウス - 2種類の天然温泉[44]
  • 神戸みなと温泉 蓮[45]
  • 華の湯
  • 天然ラジウム温泉太山寺 なでしこの湯[46]
  • 垂水温泉 太平のゆ[47]
  • ジェームス山天然温泉 月の湯舟[48]

主な寺社

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兵庫七福神めぐり

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  • 大黒天 福海寺(柳原大黒天・開基足利尊氏・臨済宗)
  • 蛭子 蛭子神社(柳原のえべっさん)
  • 毘沙門天 能福寺(兵庫大仏・平清盛廟所・天台宗)
  • 弁財天 和田神社(和田宮さん・兵庫南濱総氏神)
  • 布袋和尚 柳原天神社(柳原の天神さん)
  • 寿老人 薬仙寺後白河法皇 萱の御所・時宗)
  • 福禄寿 真光寺(一遍上人墓所・時宗)

主な史跡

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※ 名称の後の「(史跡)」は国指定の史跡を示す

博物館

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美術館

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音楽活動

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植物園・公園

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水族園・動物園

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ホール

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スタジアム・体育施設

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スポーツチーム

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野球

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サッカー

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バスケットボール

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バレーボール

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ラグビー

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アメリカンフットボール

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格闘技

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主な西洋館・近代建築

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※建物名の後に「(重文)」とあるものは、国の重要文化財に指定された建造物

その他施設

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祭事・行事

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交通

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鉄道

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東西方向にかけてJRや私鉄などの路線が走行している。名目上は市名を冠する神戸駅特定都区市内制度の中心駅であるが、JRや私鉄、地下鉄など多くの路線が乗り入れる三ノ宮駅三宮駅(神戸三宮駅)が実質的な市内中心駅としての役割をもつ。山陽新幹線の停車駅である新神戸駅のぞみを含めた全ての新幹線が停車するがJRの在来線の接続はないため、市営地下鉄西神・山手線中心市街地三宮方面に連絡している。

中心駅

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神戸市内におけるJR在来線の路線図(JR宝塚線道場駅を除く)
神戸市中心部の観光地を結んでいるシティー・ループバス
主に、商業・業務・文化施設などが集まる三宮周辺の駅が、中心的役割を果たすが、JTB時刻表では、神戸駅が中心駅として記載されている。
近年は、都心ウォーターフロントの一角、ハーバーランド周辺にも各鉄道が集まっている。
神戸の玄関口であり都心部の中核でもある三宮に位置する、事実上同一の駅。
各交通機関が集まる要衝であり、1日約75万人(2019年)が利用する市内最大のターミナル駅として機能している。
また、2006年2月16日に開港した神戸空港山陽新幹線新神戸駅とを結ぶ、結節点としても重要な役割を担う。
三ノ宮駅兵庫県下の私鉄を含む全ての駅で最多の乗降客数であり、特急列車を含む全ての旅客列車が停車し、市役所本庁の最寄り駅でもあるため、実質的な中心駅となっている。
阪神なんば線が開業した2009年3月20日以降、近鉄奈良発の快速急行阪神三宮まで乗り入れている(詳細は阪神なんば線を参照)。
各駅はさんちかなどを通じ相互に乗換可能であり、周辺には市営・高速・ホテルおよび空港リムジンバスなど、多数のバス路線が発着する(詳細は三宮駅バスのりばを参照)。
都心西部に位置する神戸ハーバーランドの最寄り駅であり、3駅はデュオこうべを通じ相互に乗換可能である。
神戸駅は神戸市内の正式な代表駅であり、市内の乗降客数は三ノ宮駅に次ぐ多さである。
当駅は東海道本線の終点駅、山陽本線の起点駅でもあるが、運行上はJR神戸線の中間駅という位置付けである。
また、神戸駅北側・南側には市営バスを中心としたバスターミナルが併設されている。
高速神戸駅阪急神戸本線阪神本線両方面の分岐および合流駅であり、山陽電気鉄道も乗り入れている。

鉄道における特記事項

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バス

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市の中心部は市バス神姫バスが運行している。このほか垂水区では山陽バス西区神姫バス北区阪急バス神姫バスが主として運行している。

乗車方法はいずれも後乗り前降り後払いであり、運賃は均一制を採る区間(市バス普通区・山陽均一区など)と整理券による区間制を採る区間(市バス近郊区・神姫バスなど)に分かれる。

みなと観光バス以外の各路線では非接触型ICカードPiTaPaICOCAをはじめとした全国交通系ICカードが使用できる。神姫バスグループは別途NicoPaも、阪急バスと阪神バスは別途Hanicaもそれぞれ使用できる。

道路

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阪神高速神戸線
湊川JCT

国道

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高速自動車国道
  • E1A新名神高速道路
  • E2A中国自動車道
  • E2山陽自動車道
  • 西神自動車道
高速代替国道
一般国道

県道

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阪神高速道路
主要地方道
一般県道
道の駅

市道有料道路

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純民間有料道路

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航路

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神戸港

航空

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タクシー

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タクシーの営業区域は神戸市域交通圏で、淡路市三田市三木市稲美町を除く隣接する各市と尼崎市伊丹市川西市川辺郡猪名川町伊丹(大阪)空港が対象となっている。

ゆかりの人物

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名誉市民

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神戸市は、神戸市名誉市民条例に基づき、「公共の福祉の増進または学術技芸の進展に寄与し、もって広く社会文化の発展に貢献し、その功績が卓絶する」市民およびゆかりのある人物に対して名誉市民の称号と名誉市民章を贈呈している[52]

神戸市で撮影がされた、および神戸市が舞台の作品

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神戸市は映像産業を重視し、映画やドラマの撮影に積極的である。

映画

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神戸市で撮影された映画作品

テレビドラマ

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漫画・アニメ

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ゲーム

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文学・小説

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作品は作者氏名で五十音順

音楽

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唱歌
  • 鉄道唱歌第一集東海道篇
    62.神戸は五港の一つにて あつまる汽船のかずかずは 海の西より東より 瀬戸内がよいも交じりたり
    63.磯にはながめ晴れわたる 和田の岬を控えつつ 山には絶えず布引の 滝見に人ものぼりゆく
    64.七度うまれて君が代を まもるといいし楠公の いしぶみたかき湊川 ながれて世々の人ぞ知る
    65.おもえば夢か時のまに 五十三次はしりきて 神戸の宿に身をおくも 人に翼の汽車の恩
    66.明けなば更に乗りかえて 山陽道を進ままし 天気は明日も望あり 柳にかすむ月の影
  • 鉄道唱歌第二集山陽・九州篇
    1.夏なお寒き布引の 滝のひびきをあとにして 神戸の里を立ちいずる 山陽線路の汽車の道
    2.兵庫鷹取須磨の浦 名所旧蹟かずおおし 平家の若武者敦盛が うたれし跡もここと聞く
    3.その最期まで携えし 青葉の笛は須磨寺に 今ものこりて宝物の なかにあるこそあわれなれ
    4.九郎判官義経が 敵陣めがけておとしたる 鵯越やいちのたに 皆この名所の内ぞかし
  • 神戸駅は、東海道本線の終点かつ山陽本線の起点駅であるため(山陽本線が、元々ここを終点としていた官営鉄道に接続する形で、私鉄山陽鉄道によって建設されたことに由来する)、作詞者の大和田建樹は重要な地点ととらえ、特に東海道篇では5番を割いてここを歌った。
クラシック・オーケストラ
歌謡曲・J-POPなど

BE KOBE

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BE KOBE

BE KOBE(ビーコウベ)は、「震災20年 神戸からのメッセージ発信」プロジェクトをきっかけに、多くの市民から出た「神戸の様々な魅力の中で、一番の魅力は人である」という思いを集約したメッセージとして生まれた。直訳すると、「神戸であれ」「神戸らしくいよう」といった意味である。 ここでいう「神戸らしさ」とは、震災をきっかけに気付いた「人のために力を尽くす」という人々の思いや、開港150年の歴史の中で育まれた、「先進的・開放的で、創造性・国際性が豊か」といった人々の気質である[53]

脚注

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注釈

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  1. ^ 葺合区・神戸区・湊東区・湊西区・湊区・林田区の6区は1896年から、須磨区は須磨町編入時から、灘区は西郷町・西灘村・六甲村編入時から「冠称として用いられる町名の一部」として使用されていたが、本項では行政区としての正式な設置日とした。
  2. ^ 元は女子大学。男女共学化を機に神戸親和女子大学から改称。
  3. ^ これとは別に神戸空港に連節バスの乗り入れが存在する。
  4. ^ 近畿地方の府県庁所在地で路面電車が現存しないのは、津市奈良市和歌山市も該当する(和歌山市以外は過去にも存在したことがない)。

出典

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  1. ^ Pop-Obay.Sakura.ne.jp”. 24 Apr 2024閲覧。
  2. ^ (参考)大都市に関する制度の沿革” (PDF). 総務省. 2020年2月18日閲覧。
  3. ^ JR神戸駅はなぜ神戸市の中心街から外れたところに位置している?”. マイナビニュース (2014年2月17日). 2021年4月12日閲覧。
  4. ^ 世界の港湾取扱貨物量ランキング” (PDF). 国土交通省. 2021年4月13日閲覧。
  5. ^ 神戸市の人口の現状と将来シミュレーション (神戸人口ビジョン(案” (PDF). 神戸市. 2021年4月13日閲覧。
  6. ^ a b 広瀬重夫、兵庫県生物学会編、「神戸市域の海岸植物」『兵庫県生物学会65周年記念誌 豊かな兵庫の自然力 - 生物の多様性と人々の営み -』、神戸新聞総合出版センター、2011年、128-129頁
  7. ^ 兵庫県の気候変動”. 神戸地方気象台. 2024年6月14日閲覧。
  8. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年5月19日閲覧。
  9. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2023年11月8日閲覧。
  10. ^ a b 神戸市広報紙 KOBE、2012年4月号、2-3頁
  11. ^ 北野光良 著、身近な生き物調査運営委員会(事務局:神戸市環境局環境保全部環境情報課) 編、新・神戸の自然シリーズ 2. 神戸の野鳥 The Bird of Kobe、財団法人神戸市体育協会、1999年
  12. ^ 図典 日本の市町村章』p158
  13. ^ a b 神戸市市民参画推進局広報課「神戸市電略史」”. 神戸市. 2016年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
  14. ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p322 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
  15. ^ 「今度は台風が連れてきた豪雨」『東京朝日新聞』1935年(昭和10年)8月11日(昭和ニュース事典編纂委員会 『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p.209 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  16. ^ 「交渉決裂・スト突入、従業員は淡路島籠城」『大阪毎日新聞』1937年(昭和12年)7月7日(昭和ニュース事典編纂委員会『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p.790-791 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  17. ^ 「味噌、醤油の割当配当」『朝日新聞』1942年(昭和17年)1月8日夕刊(昭和ニュース事典編纂委員会 『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p.124 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  18. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、84頁。ISBN 9784816922749 
  19. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、162-163頁。ISBN 9784816922749 
  20. ^ 神戸市旗の制定”. 神戸市. 2013年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月9日閲覧。
  21. ^ 兵庫県議会/選挙区別一覧表”. web.pref.hyogo.lg.jp. 2021年12月5日閲覧。
  22. ^ 貴島明日香 真珠ピアスにチェックのコートで〝神戸コーデ〟 パンプスは漁業の網再利用” (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
  23. ^ イデア公式サイト
  24. ^ タカヤマ
  25. ^ ひまわりライフ公式サイト
  26. ^ 深江化成株式会社
  27. ^ ニックス株式会社
  28. ^ P&G 企業情報 日本での事業展開
  29. ^ ダリオン公式サイト
  30. ^ https://www.aoi-net.co.jp/company/outline.html
  31. ^ a b c d e 日本真珠輸出加工協同組合
  32. ^ デイリースポーツ
  33. ^ 吉田ピーナツ公式サイト
  34. ^ エム・シーシー食品公式サイト
  35. ^ マルヤナギ小倉屋公式サイト
  36. ^ ロック・フィールド公式サイト
  37. ^ KOBE 神戸企業進出サイト
  38. ^ 神戸ウォーター公式サイト
  39. ^ 神戸六甲牧場公式サイト
  40. ^ 吉祥吉公式サイト
  41. ^ 神戸市 ルワンダ首都・キガリ市のビジネスミッションに市内事業者と共に参加
  42. ^ 神戸市がルワンダのICTを盛り上げる!? 日本企業のアフリカ進出をバックアップ - ganas 開発メディア
  43. ^ 神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部
  44. ^ 神戸クアハウス[リンク切れ]
  45. ^ 神戸みなと温泉 蓮
  46. ^ なでしこの湯
  47. ^ 垂水温泉 太平のゆ
  48. ^ ジェームス山天然温泉 月の湯舟
  49. ^ 新たな公共交通システム(LRT・BRT)の導入可能性検討”. 神戸市 (2020年2月1日). 2020年7月4日閲覧。
  50. ^ 神戸港に海上ロープウエー構想 21年度調査へ”. 神戸新聞NEXT (2021年1月3日). 2021年2月7日閲覧。
  51. ^ 神戸港海上に都市型ロープウェイ建設構想が遂に浮上! 21年度に調査検討実施へ”. こべるん (2021年1月4日). 2021年2月7日閲覧。
  52. ^ 神戸市名誉市民”. 神戸市 (2019年11月1日). 2020年5月10日閲覧。
  53. ^ BE KOBE”. 神戸市. 2017年8月16日閲覧。

参考文献

[編集]

関連項目

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外部リンク

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