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東儀俊美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東儀 俊美(とうぎ としはる、1929年9月14日 - 2011年4月20日[1])は、雅楽師。宮内庁首席楽長、日本芸術院会員。

略歴

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東京府出身。秦河勝以来続くと言われる四天王寺楽家東儀家の出身で、父は東儀俊輔。私立昌平中学校卒。

1941年、宮内省楽部楽生入学。1949年、宮内庁楽部楽師。1959年、アメリカ海外公演。1962年、安倍幸明に師事、1990年、大嘗祭にて「悠紀地方風俗歌・風俗舞」を作曲、作舞。1991年、宮内庁楽部楽長。1993年、宮内庁首席楽長。1999年、勲五等双光旭日章受章[2]。2000年、恩賜賞日本芸術院賞受賞、日本芸術院会員。2003年、宮内庁楽部技術指導員。2005年、宮内庁楽部技術指導員を退職。

2011年4月20日、血液性がんのため神奈川県横須賀市の病院で死去した。81歳没[1]。没日付をもって従四位旭日中綬章が追贈された[3]

著書

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  • 雅楽神韻(邑心文庫出版社、1999年)
  • 雅楽への招待(小学館、1999年)
  • 雅楽縹渺(邑心文庫出版社、2002年)
  • 雅楽壱具(東京書籍、2002年)
  • 楽家類聚(監修・執筆、東京書籍、2006年)

脚注

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  1. ^ a b 時事ドットコム:東儀俊美氏死去(元宮内庁首席楽長、日本芸術院会員)
  2. ^ 「秋の叙勲 県内から249人受章 地道な努力に晴れの栄誉」『読売新聞』1999年11月3日朝刊
  3. ^ 官報第5561号告示(10頁) 平成23年5月25日