高木聖雨
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高木 聖雨(たかき せいう[1]、1949年9月8日 - )は、日本の書家。本名は茂行[2]。高木聖鶴の息子[3]。教え子に中塚翠涛がいる。
岡山県[2]総社市[3]生まれ。1968年関西高等学校卒業後[3]、1973年大東文化大学文学部日本文学科卒業[2]。青山杉雨・成瀬映山に師事[2]。大東文化大学文学部書道学科教授[2]、大東文化大学書道研究所所長[2]、公益財団法人全国書道美術振興会理事長[3]、北京大学書法藝術研究所客員教授[3]、読売書法展常任総務、謙慎書道会理事長などを歴任。2015年、改組新第2回日展文部科学大臣賞を受賞。2016年、日本芸術院賞・恩賜賞を受賞[2]。2017年、第13回マルセンスポーツ文化賞を受賞。2020年12月に日本芸術院会員就任[3][4]。2024年11月文化功労者[5]。
書籍
[編集]- 『Q&A方式『書』の落款ハンドブック』2000年 ISBN 9784839387020
- 『プロに学ぶ書のテクニック 5 潤渇』2001年 ISBN 9784839387129
- 『古代文字レッスンブック』2004年 ISBN 9784839387495
- 『古典名句を書く篆書篇』2006年 ISBN 9784839387563
- 『おとなの手習い漢字書道入門』2008年 ISBN 9784875861546
編著
[編集]- 『標準隷書字典』2000年 ISBN 9784544012460
- 『臨書を楽しむ 1 欧陽詢九成宮醴泉銘』2003年 ISBN 9784544150018
- 『「書」の落款ハンドブック: 漢字書かな書対応』2014年 ISBN 9784490208528
脚注
[編集]- ^ “髙木聖雨先生”. 札幌市中央区円山の会員制書道教室「華」. 2021年1月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g “スペシャル師弟対談 髙木聖雨×中塚翠涛 書の深遠を知る”. Daito Eyes. 大東文化大学. 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b c d e f “卒業生の高木聖雨さんが日本芸術院の新会員に選ばれました。”. kanzei.ac.jp. 関西高等学校. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “大東文化大学の高木茂行名誉教授が日本芸術院会員に就任 -- 同大書道関係の卒業生としては初の快挙”. AGARA紀伊民報 (2020年12月7日). 2021年1月20日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “文化勲章・功労者の業績 2024年度”. 日本経済新聞 (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。
日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |
この項目は、人物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:人物伝、Portal:人物伝)。 |
全般 | |
---|---|
国立図書館 | |
学術データベース |