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沼田一雅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
沼田一雅『芸術新潮』第5巻第5号、(1954年)

沼田 一雅(ぬまた かずまさ/ぬまた いちが、1873年明治6年)5月5日 - 1954年昭和29年)6月5日)は、日本の陶磁器彫刻家工芸家[1]。本名は沼田 勇次郎。

人物

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福井県福井市出身。竹内久一彫刻を学ぶ[2]。1896年(明治29年)東京美術学校助教授。1900年(明治33年)パリ万国博覧会で鋳銅「猿廻し置物」が1等金牌を受賞[1]。1903年(明治36年)渡仏してセーヴル陶磁器製作所(現:国立陶芸美術館フランス語版)にてセーブル焼陶磁器彫刻の研究を行う。1906年(明治39年)帰国し、1909年(明治42年)東京美術学校教授(1933年退官)[2]。1933年(昭和8年)からは帝展の審査員[3]等を務めた。また、日本陶彫会を結成し、その会長を務めた[4]。1954年5月、日本芸術院賞恩賜賞を受賞。同年6月5日、胃癌のため死去[2]

栄典

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記念像

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主な作品

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正木直彦像(沼田一雅作陶像原型)
1921年(大正10年)5月手島精一先生銅像除幕式の光景[16]
ワグネル陶像東京工業大学博物館・百年記念館(地下1階:特別展示室A)

脚注

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  1. ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Pus「沼田一雅」の解説『沼田一雅』 - コトバンク
  2. ^ a b c d 沼田一雅 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2021年1月18日閲覧。
  3. ^ 日本画伊東深水ら、新たに審査員に『中外商業新報』昭和8年9月5日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p410 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  4. ^ 日本陶彫会ホームページ・日本陶彫会と沼田一雅の足跡
  5. ^ 『官報』第7394号、1908年2月22日。
  6. ^ 『官報』第8608号、1912年3月2日。
  7. ^ 『官報』第765号、1915年2月22日。
  8. ^ 『官報』第1522号、1917年8月27日。
  9. ^ 『官報』第1657号、1918年2月13日。
  10. ^ 『官報』第2557号、1921年2月12日。
  11. ^ 『官報』第3505号、1924年5月2日。
  12. ^ 『官報』第531号、1928年10月1日。
  13. ^ 『官報』第1058号、1930年7月10日。
  14. ^ 『官報』第2007号、1933年9月7日。
  15. ^ 『官報』第2040号、1933年10月18日。
  16. ^ 日本の銅像探偵団HP・手島精一(目黒区)

外部リンク

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