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岩田正巳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岩田 正巳(いわた まさみ、1893年明治28年)8月11日[1] - 1988年昭和63年)3月9日[1])は、日本画家日本芸術院会員。

新潟県三条市出身[1]。1918年(大正7年)東京美術学校日本画科卒業[1]、東京美術学校日本画研究科入学[1]松岡映丘に師事する[1]。1921年(大正10年)新興大和絵会を結成し[1]、新興大和絵運動に参加する。1924年(大正13年)第5回帝展に「手向の花」が初入選[1]、1930年(昭和5年)第11回帝展で「高野創世」が特選[1]。1937年(昭和12年)国画院に参加し[1]新文展にも複数回出品する[1]。1939年(昭和14年)川崎小虎らと日本画院を設立する[1]。1952年(昭和27年)第8回日展運営会参事[1]、1958年(昭和33年)同評議員[1]を務める。1961年(昭和36年)「石仏」により日本芸術院賞受賞[1]。1971年(昭和46年)勲四等旭日小綬章[1]。1977年(昭和52年)日本芸術院会員[1]、1978年(昭和53年)日展顧問[1]。1979年(昭和54年)勲三等瑞宝章受章[1]。1984年(昭和59年)三条市名誉市民[2]

歴史画を得意とし挿画も手がけた。

画集

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  • 『花鳥春秋 岩田正巳オリジナル石版画集』毎日新聞社、1979年(昭和54年)
  • 『岩田正巳画集』美術出版協会、1983年(昭和58年)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 岩田正巳|東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 国立文化財機構 東京文化財研究所. 2023年1月18日閲覧。
  2. ^ 岩田正巳|名誉市民”. www.city.sanjo.niigata.jp. 三条市. 2023年1月18日閲覧。