古谷誠章
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古谷誠章 | |
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生誕 |
(1955-02-20) 1955年2月20日(69歳) 東京都 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 早稲田大学大学院 |
職業 | 建築家 |
受賞 |
吉岡賞(1991年) JIA新人賞(1999年) 日本建築学会賞(2007年) 日本芸術院賞(2011年) |
所属 | NASCA |
建築物 |
アンパンマンミュージアム ジグハウス/ザグハウス 茅野市民館 |
古谷 誠章(ふるや のぶあき、1955年(昭和30年)2月20日 - )は日本の建築家。NASCA共同主宰。早稲田大学創造理工学部教授。日本芸術院賞、日本建築学会賞作品賞、吉岡賞、JIA新人賞など多数受賞。
概要
[編集]- せんだいメディアテークの実施コンペで2等をとる。1等は伊東豊雄。(審査員 - 磯崎新)
略歴
[編集]- 1955年 東京都生まれ。
- 1973年 東京都立青山高等学校卒業。
- 1978年 早稲田大学理工学部建築学科卒業。
- 1980年 早稲田大学大学院修了(穂積信夫研究室)。
- 1983年 早稲田大学理工学部助手。
- 1986年 近畿大学工学部講師。
- 1986~1986年 文化庁芸術家在外研修員としてマリオ・ボッタ事務所に在籍。
- 1990~1994年 近畿大学工学部助教授。
- 1994年 八木佐千子とスタジオナスカ(現NASCA)共同設立。
- 1994~1997年 早稲田大学理工学部助教授。
- 1997年 早稲田大学教授。
- 2010年 東北大学非常勤講師。
- 2017年 日本建築学会会長(第55代)。
受賞歴
[編集]- 1980年 小野梓記念芸術賞受賞(25歳)
- 1991年 吉岡賞(現新建築賞) - 狐ヶ城の家(36歳)
- 1999年 日本建築家協会JIA新人賞(44歳)
- 2000年 中里村新庁舎プロポーザル案一等
- 2001年 茅野新市民会館プロポーザル案一等
- 2007年 日本建築学会賞作品賞 - 茅野市民館(52歳)
- 2007年 日本建築家協会賞 - 茅野市民館
- 2011年 日本芸術院賞 - 茅野市民館
- 2013年 日本建築大賞-実践学園中学・高等学校自由学習館
主な作品
[編集]- 1990年 狐ヶ城の家(35歳)
- 1994年 天草ビジターセンター・天草展望休憩所
- 1995年 せんだいメディアテークコンペ案(優秀賞)
- 1996年 香美市立やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム(41歳)
- 1997年 早稲田大学大久保キャンパス新研究棟 ハイテク・リサーチ・センター(協同設計:鈴木恂)
- 2009年 小布施町立図書館まちとしょテラソ
- 2009年 高崎市立桜山小学校
- 2009年 Campus Cafe
- 2011年 実践学園中学・高等学校 自由学習館
- 2012年 LUPICIA滋賀水口工場
- 2018年 阿久根市民交流センター(風テラスあくね)
- 2021年 実践学園中学・高等学校 共学館
著書
[編集]- 『マリオ・ボッタ|構想と構築』(翻訳、鹿島出版会、1999年)
- 『エスキスシリーズ4 建築を見る 谷口吉生「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」』(彰国社、2001年)
- 『Shuffled 古谷誠章の建築ノート』(TOTO出版、2002年)ISBN 4-88706-213-3
- 『がらんどう』(王国社、2009年)
- 『「マド」の思想ー名住宅を原図で読むー』(彰国社、2010年)
- 『NOBUAKI FURUYA, 179 WORKS 1979-2013』(建築メディア研究所、2014年)
- 『建築家っておもしろい 古谷誠章+NASCAの仕事』(サンクチュアリ出版、2014年)
その他
[編集]- 学生時代から建築デザイン分野で受賞歴がある。
- トウキョウ建築コレクション2007、同2008、同2009審査委員、TEPCOインターカレッジデザイン選手権審査委員。
- 古谷誠章の娘は古谷が設計した茅野市民館で結婚式を挙げた。
古谷研究室出身の建築家
[編集]外部リンク
[編集]日本建築学会会長 (第55代:2017年 - ) | |
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日本芸術院賞受賞者 | |||||||||||||||||
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |
吉岡賞受賞者 | |
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